JP4777186B2 - リフター吊り具、クレーン及びその使用方法 - Google Patents
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Description
(1)吊り荷30の両側面を2本の移動腕3先端の爪4でつかんで吊り上げるリフター吊り具2を有するクレーンの使用方法であって、爪4は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具2と吊り荷30との間隔を測定する高さ計11と、吊り荷30を含めたリフター吊り具2の重量を測定することのできる重量計21とを備え、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具2と吊り荷30との間隔の変化量を高さ計11で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、重量計21で着床を検知してからさらにリフター吊り具2を高さ移動量LXに応じた量だけ降下してリフター吊り具2を停止し、移動腕3を開くことによって爪4を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
(2)重量計21で着床を検知してからのリフター吊り具2の降下量は、高さ移動量LXに予め定めた定数LYを加えた値であることを特徴とする上記(1)に記載のクレーンの使用方法。
(3)高さ移動量LXを、吊り上げ時のリフター吊り具巻き上げ開始から高さ計測定値が一定になるまでのリフター吊り具巻き上げ量として測定することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のクレーンの使用方法。
(4)吊り荷30の両側面を2本の移動腕3先端の爪4でつかんで吊り上げるリフター吊り具2を有するクレーンの使用方法であって、爪4は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具2と吊り荷30との間隔を測定する高さ計11を備え、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具2と吊り荷30との間隔の変化量を高さ計11で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、リフター吊り具2と吊り荷30との間隔が狭まりはじめたら、狭まり量が高さ移動量LXに応じた量に達したとき、あるいは狭まり量の変化が停止したとき、あるいは間隔が狭まり始めてからのリフター吊り具2の降下量が高さ移動量LXに応じた量に達したとき、のいずれかにリフター吊り具2の降下を停止し、移動腕3を開くことによって爪4を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
(5)吊り荷30の両側面を2本の移動腕3先端の爪4でつかんで吊り上げるリフター吊り具2を有するクレーンの使用方法であって、爪4は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具2と吊り荷30との間隔を測定する高さ計11を備え、荷下ろし時に、リフター吊り具2と吊り荷30との間隔が狭まりはじめたら、狭まり量の変化が停止したときにリフター吊り具2の降下を停止し、移動腕3を開くことによって爪4を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
(6)吊り荷30の両側面を2本の移動腕3先端の爪4でつかんで吊り上げるリフター吊り具2であって、爪4は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具2と吊り荷30との間隔を測定する高さ計11と、吊り荷30を含めたリフター吊り具2の重量を測定することのできる重量計21と、制御装置27とを備え、制御装置27は、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具2と吊り荷30との間隔の変化量を高さ計で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、重量計21で着床を検知してからさらにリフター吊り具2を高さ移動量LXに応じた量だけ降下してリフター吊り具2を停止し、移動腕3を開くことによって爪4を開放する制御を行うことを特徴とするリフター吊り具。
(7)重量計21で着床を検知してからのリフター吊り具2の降下量は、高さ移動量LXに予め定めた定数LYを加えた値であることを特徴とする上記(6)に記載のリフター吊り具。
(8)上記(6)又は(7)に記載のリフター吊り具2を有することを特徴とするクレーン。
Z7=Z5−(LX+LY) (1)
としてZ7を定め、吊り具高さがZ7に到達したときに吊り具の巻き下げを停止し、ここで移動腕3の間隔を広げて把持を解除することとすれば、常に最適な把持解除を行えることを見出した。
LX=Z2−Z1
としてLXを定めても良い(図1(b))。
Z7=Z5−(LX+LY)
としてZ7を定め、吊り具高さがZ7に到達したときに吊り具の巻き下げを停止し、ここで移動腕の間隔を広げて把持を解除する。
2 リフター吊り具
3 移動腕
4 爪
5 爪ホルダー
6 案内装置
7 摺動面
8 バネ
9 吊り具本体
11 高さ計
12 おもり
13 ワイヤー
14 巻き取りドラム
15 高さ計測器
21 重量計
22 ワイヤー
23 ワイヤードラム
24 ロードセル
25 回転計
27 制御装置
30 吊り荷
31 床
Claims (8)
- 吊り荷の両側面を2本の移動腕先端の爪でつかんで吊り上げるリフター吊り具を有するクレーンの使用方法であって、爪は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具と吊り荷との間隔を測定する高さ計と、吊り荷を含めたリフター吊り具の重量を測定することのできる重量計とを備え、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具と吊り荷との間隔の変化量を高さ計で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、重量計で着床を検知してからさらにリフター吊り具を前記高さ移動量LXに応じた量だけ降下してリフター吊り具を停止し、移動腕を開くことによって爪を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
- 前記重量計で着床を検知してからのリフター吊り具の降下量は、前記高さ移動量LXに予め定めた定数LYを加えた値であることを特徴とする請求項1に記載のクレーンの使用方法。
- 高さ移動量LXを、吊り上げ時のリフター吊り具巻き上げ開始から高さ計測定値が一定になるまでのリフター吊り具巻き上げ量として測定することを特徴とする請求項1又は2に記載のクレーンの使用方法。
- 吊り荷の両側面を2本の移動腕先端の爪でつかんで吊り上げるリフター吊り具を有するクレーンの使用方法であって、爪は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具と吊り荷との間隔を測定する高さ計を備え、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具と吊り荷との間隔の変化量を高さ計で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、リフター吊り具と吊り荷との間隔が狭まりはじめたら、狭まり量が前記高さ移動量LXに応じた量に達したとき、あるいは狭まり量の変化が停止したとき、あるいは間隔が狭まり始めてからのリフター吊り具の降下量が前記高さ移動量LXに応じた量に達したとき、のいずれかにリフター吊り具の降下を停止し、移動腕を開くことによって爪を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
- 吊り荷の両側面を2本の移動腕先端の爪でつかんで吊り上げるリフター吊り具を有するクレーンの使用方法であって、爪は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具と吊り荷との間隔を測定する高さ計を備え、荷下ろし時に、リフター吊り具と吊り荷との間隔が狭まりはじめたら、狭まり量の変化が停止したときにリフター吊り具の降下を停止し、移動腕を開くことによって爪を開放することを特徴とするクレーンの使用方法。
- 吊り荷の両側面を2本の移動腕先端の爪でつかんで吊り上げるリフター吊り具であって、爪は下方にかかる力によって下方内側に移動可能であり、さらにリフター吊り具と吊り荷との間隔を測定する高さ計と、吊り荷を含めたリフター吊り具の重量を測定することのできる重量計と、制御装置とを備え、制御装置は、吊り荷把持時に把持終了から吊り上げまでの間のリフター吊り具と吊り荷との間隔の変化量を高さ計で測定して高さ移動量LXとし、荷下ろし時に、重量計で着床を検知してからさらにリフター吊り具を前記高さ移動量に応じた量だけ降下してリフター吊り具を停止し、移動腕を開くことによって爪を開放する制御を行うことを特徴とするリフター吊り具。
- 前記重量計で着床を検知してからのリフター吊り具の降下量は、前記高さ移動量に予め定めた定数を加えた値であることを特徴とする請求項6に記載のリフター吊り具。
- 請求項6又は7に記載のリフター吊り具を有することを特徴とするクレーン。
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Family Applications (1)
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