JP4774022B2 - 電子ユニット - Google Patents
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Description
また、ヒューズ素子に通電した場合に、ヒューズ素子から発生した熱はケーシング内の空気に伝達される。すると、この熱がケーシング内にこもってしまい、ヒューズ溶断特性の信頼性が低下することが懸念される。
また、ヒューズ素子に通電した場合に、ヒューズ素子から発生した熱はケース内の空気に伝達される。空気に伝達された熱は、第1開口部から空気が流出することにより、空気と共にカバーの外部に放散される。この結果、ヒューズ素子から発生した熱がカバー内にこもることを抑制できるから、ヒューズ溶断特性に対する信頼性を向上させることができる。
前記カバーには、前記第1開口部と異なる位置であって、前記スイッチング素子と対応する位置に、前記カバーの外部と内部とを連通させる第2開口部が形成されている。これにより、空気は、第2開口部からカバー内に流入して第1開口部からカバー外へ流出可能となると共に、第1開口部からカバー内へ流入して第2開口部からカバー外へ流出可能となる。この結果、スイッチング素子から発生した熱は、カバー内の空気に伝達された後、第1開口部又は第2開口部から空気と共にカバー外へ放散される。同様に、ヒューズ素子から発生した熱も、カバー内の空気に伝達された後、第1開口部又は第2開口部からカバー外へ放散される。これにより、ヒューズ溶断特性の信頼性を一層向上させることができる。
本発明を電子ユニット10に適用した実施形態1を図1ないし図6を参照して説明する。この電子ユニット10は、例えば図示しない車両に搭載されて使用される。電子ユニット10は、図示しない車載電源と図示しない車載電装品(エアコン、オーディオ機器等)との間に介設されて、車載電装品の通電、断電を実行する。
次に、本発明の実施形態2を図7ないし図10を参照して説明する。回路基板11のうち、図7における右手前側の端縁には、後述するカバー12の上側係止部29及び下側係止部30と係合する係止受け部31が、左斜め奥方に切り欠かれて形成されている。同様に、回路基板11のうち図7における左斜め奥側の端縁には、カバー12の上側係止部29及び下側係止部30と係合する係止受け部31が右手前方向に切りかかれて形成されている。係止受け部31は、上側係止部29及び下側係止部30を収容可能な大きさに形成されている。
次に、実施形態3を図11及び図12を参照して説明する。カバー12は、回路基板11の一部が露出した状態で回路基板11を覆うようになっている。これにより、回路基板11には、カバー12によって覆われていない露出領域36が形成されている。この露出領域36には半導体リレー16が配設されている。また、カバー12は、ヒューズ素子19の接続部20及び溶断部21の双方を覆うようになっている。
次に、実施形態4を図13ないし図18を参照して説明する。図14に示すように、回路基板11には、複数(実施形態4では例えば2つ)のリレー37(スイッチング素子の一例)が配設されている。リレー37の回路基板11側の面には図示しないリード端子が配設されており、このリード端子と導電路15とは、例えばリフローはんだ付け、溶接等の公知の手法により電気的に接続される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、端子22はカードエッジ型としたが、これに限られず、例えば回路基板11に設けたスルーホールに挿入された状態で接続されたタブであってもよいし、また、回路基板11に形成した導電路15にはんだ付け、溶接等により接続されたタブでもよく、任意の形態を取りうる。
(2)導電路15は、回路基板11の表面に絶縁性の接着剤層を介して接着したバスバーであってもよい。この場合、バスバーの端部を回路基板11の端縁から突出させて端子22としてもよい。
(3)本実施形態では、ヒューズ素子19とスイッチング素子とは回路基板11の第1面13に配設したが、これに限られず、ヒューズ素子19を回路基板11の第1面13に配設すると共にスイッチング素子を回路基板11の第2面14に配設する構成としてもよい。また、ヒューズ素子19を回路基板11の第2面14に配設すると共にスイッチング素子を回路基板11の第1面13に配設する構成としてもよい。
(4)例えば、スイッチング素子に流れる電流が比較的小さいためにスイッチング素子の発熱量が小さい場合には、第2開口部28は省略してもよい。
(5)例えば、スイッチング素子と溶断部21とが比較的離れて配設されている場合など、スイッチング素子からの発熱の影響が比較的小さい場合には、第3開口部39は省略してもよい。
(6)本実施形態においては、回路基板11に、3つのヒューズ素子19を配設する構成としたが、これに限られず、1つ、2つ又は4つ以上のヒューズ素子19を配設する構成としてもよい。
11…回路基板
12…カバー
13…第1面
14…第2面
15…導電路
16…半導体リレー(スイッチング素子)
18…第1切欠部(切欠部)
19…ヒューズ素子
21…溶断部
22…端子
24…第1開口部
28…第2開口部
37…リレー(スイッチング素子)
38…第3切欠部(切欠部)
39…第3開口部
Claims (6)
- 導電路が形成された回路基板と、前記回路基板に配設されて前記導電路と接続されるヒューズ素子と、前記回路基板に配設されて前記導電路に接続されるスイッチング素子と、前記回路基板に取り付けられるカバーとを備えてなり、前記ヒューズ素子は前記ヒューズ素子に過剰電流が流れたときに溶断する溶断部を備えており、前記カバーは前記溶断部を覆っており、前記カバーには前記スイッチング素子に対応する位置に第1開口部が形成されており、前記スイッチング素子の少なくとも一部は前記第1開口部から前記カバーの外部に露出している電子ユニット。
- 前記カバーには、前記第1開口部と異なる位置であって、前記スイッチング素子と対応する位置に、前記カバーの外部と内部とを連通させる第2開口部が形成されている請求項1に記載の電子ユニット。
- 導電路が形成された回路基板と、前記回路基板に配設されて前記導電路と接続されるヒューズ素子と、前記回路基板に配設されて前記導電路に接続されるスイッチング素子と、前記回路基板に取り付けられて前記回路基板の一部が露出した状態で前記回路基板を覆うカバーとを備えてなり、前記ヒューズ素子は前記ヒューズ素子に過剰電流が流れたときに溶断する溶断部を備えており、前記カバーは前記溶断部を覆っており、前記スイッチング素子は前記回路基板のうち前記カバーに覆われていない領域に配設されている電子ユニット。
- 前記カバーには、前記溶断部の近傍に、前記カバーの外部と内部とを連通させる第3開口部が形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電子ユニット。
- 前記回路基板には前記導電路と外部回路とを接続するための端子が設けられており、前記端子は、前記回路基板の少なくとも一の端縁に複数の前記導電路を間隔を空けて並設してなるカードエッジ型である請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電子ユニット。
- 前記回路基板は第1面と第2面とを備えており、前記回路基板には前記第1面と前記第2面とを連通する切欠部が形成されており、前記ヒューズ素子の前記溶断部は、前記回路基板に、前記切欠部を跨ぐようにして配設されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電子ユニット。
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JP2007160413A JP4774022B2 (ja) | 2007-06-18 | 2007-06-18 | 電子ユニット |
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