JP4772521B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、コイルへの通電のオン・オフによって該コイルに発生するサージ電圧を吸収するためのダイオード、抵抗、サージアブソーバ等のサージ吸収素子を備えたプランジャ式の電磁継電器に関する。
この種の電磁継電器として、図13に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この電磁継電器は、図13に示すように、中央のコイル巻胴部1aにコイル2を巻き回した樹脂製のボビン1を有している。このボビン1の上フランジ部1bの両側には一対の端子取付片3,3を突設してあると共に、その中間の位置には素子収容箱4を突設してある。この一対の端子取付片3,3にはコイル2の両端末にそれぞれ接続されたコイル用端子5を取り付けてある。
そして、ボビン1の素子収容箱4内にはコイル2に発生するサージ電圧を吸収するサージ吸収素子6を収容すると共に、該サージ吸収素子6の一対のリード部7,7を一対のコイル用端子5,5にそれぞれ接続している。
実開昭64−20649号公報
しかしながら、前記従来の電磁継電器では、ボビン1の上フランジ部1bの外縁にコイル用端子5を取り付ける一対の端子取付片3,3及びサージ吸収素子6を収容する素子収容箱4がそれぞれ外側に大きく飛び出すように突設しているため、その分電器本体が大型になり、また、一対のコイル用端子5,5及びサージ吸収素子6の配置や配線等の組付作業性が悪かった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、一対のコイル用端子及びサージ吸収素子を簡単かつ確実に配置して組み付けることができる小型の電磁継電器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、中央にコイル巻胴部を有すると共に、フランジ部に端子取付部を有した樹脂製のボビンと、この樹脂製のボビンのコイル巻胴部に巻き回すと共に、両端末を該ボビンの端子取付部に取り付けられた一対のコイル用端子にそれぞれ接続したコイルと、前記一対のコイル用端子に一対のリード部をそれぞれ接続したサージ吸収素子とを備えた電磁継電器において、前記樹脂製のボビンのフランジ部上に前記端子取付部の取付壁を起立して設け、この取付壁の左右両側に前記一対のコイル用端子を保持する端子保持部をそれぞれ設けると共に、該取付壁の中央に中間端子を保持する中間端子保持部を設け、この左右両側の端子保持部に前記一対のコイル用端子をそれぞれ保持すると共に、前記中間端子保持部に前記中間端子を保持する一方、前記一対のコイル用端子と前記中間端子との間に一対のサージ吸収素子を配置したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の電磁継電器であって、前記一対のコイル用端子に圧接部をそれぞれ設けると共に、前記中間端子の両側に圧接部をそれぞれ設け、この一対のコイル用端子の各圧接部に一対のサージ吸収素子の各一対のリード部の一方のリード部をそれぞれ圧接すると共に、他方のリード部を前記中間端子の各圧接部にそれぞれ圧接して該一対のコイル用端子と中間端子間に前記一対のサージ吸収素子を配置自在にしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の電磁継電器であって、前記端子取付部の取付壁の左右両側の上部と中途部に前記端子保持部をそれぞれ突設し、この各上下一対の端子保持部の中央に上下に延びる嵌合凹部をそれぞれ形成し、この各上下一対の端子保持部の各嵌合凹部に前記一対のコイル用端子をそれぞれ嵌合すると共に、該各上下一対の端子保持部間に前記一対のコイル用端子の各圧接部をそれぞれ位置させ、かつ前記端子取付部の取付壁の中央の下部に前記中間端子保持部を突設したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3記載の電磁継電器であって、前記端子取付部の取付壁を前記ボビンのフランジ部の外縁と中央のコイル巻胴部との間の位置に一体突出形成し、前記一対のコイル用端子と前記中間端子間に配置される前記一対のサージ吸収素子を前記取付壁のボビンに対して径方向外側に位置させたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、樹脂製のボビンのフランジ部上に端子取付部の取付壁を起立して設け、この取付壁の左右両側に一対のコイル用端子を保持する端子保持部をそれぞれ設けると共に、該取付壁の中央に中間端子を保持する中間端子保持部を設け、この左右両側の端子保持部に一対のコイル用端子をそれぞれ保持すると共に、中間端子保持部に中間端子を保持する一方、一対のコイル用端子と中間端子との間に一対のサージ吸収素子を配置したことにより、サージ吸収素子の設置スペースの省スペース化を図ることができる。これにより、電磁継電器全体の構成の簡素化及び小型化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、端子取付部の取付壁の左右両側の端子保持部に保持される一対のコイル用端子の各圧接部に一対のサージ吸収素子の各一対のリード部の一方のリード部をそれぞれ圧接すると共に、他方のリード部を取付壁の中央に保持される中間端子の両側の各圧接部にそれぞれ圧接して、一対のコイル用端子と中間端子間に一対のサージ吸収素子を配置自在にしたことにより、一対のコイル用端子の組み付け及び一対のコイル用端子と一対のサージ吸収素子の各一対のリード部との接続を簡単に行うことができると共に、サージ吸収素子の設置スペースの省スペース化を図ることができる。これにより、電磁継電器全体の構成の簡素化及び小型化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、端子取付部の取付壁の左右両側の上部と中途部に端子保持部をそれぞれ突設し、この各上下一対の端子保持部の中央に上下に延びる嵌合凹部をそれぞれ形成し、この各上下一対の端子保持部の各嵌合凹部に一対のコイル用端子をそれぞれ嵌合すると共に、該各上下一対の端子保持部間に一対のコイル用端子の各圧接部をそれぞれ位置させ、かつ端子取付部の取付壁の中央の下部に中間端子保持部を突設したことにより、端子取付部の各上下一対の端子保持部及び中央の下部の中間端子保持部より一対のサージ吸収素子が飛び出さずに配置することができる。これにより、例えば、ボビンをカバーで覆う際に、該カバーが一対のサージ吸収素子等の部品に当たることを確実に防止することができる。
請求項4の発明によれば、端子取付部の取付壁をボビンのフランジ部の外縁と中央のコイル巻胴部との間の位置に一体突出形成し、一対のコイル用端子と中間端子間に配置される一対のサージ吸収素子を取付壁の前方に位置させたことにより、一対のサージ吸収素子の背後に端子取付部の取付壁が位置することになり、ボビンの中央のコイル巻胴部内に組み付けられるプランジャ等の部品がその組み付けの際にサージ吸収素子等に当たることがなく、部品を簡単かつ確実に組み付けることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の電磁継電器を示す断面図、図2は同電磁継電器の斜視図、図3は同電磁継電器の要部の断面図、図4は同電磁継電器に用いられる電磁リレーユニットの正面図、図5は同電磁リレーユニットの側面図、図6は同電磁リレーユニットに用いられるボビン上に突設された端子取付部の斜視図、図7は同端子取付部を裏側から見た斜視図、図8は同電磁継電器に用いられるカバーの斜視図、図9は同カバーにコンタクトボルトを固定する前の状態を示す斜視図、図10は同コンタクトボルトを固定したカバーを裏側から見た斜視図、図11は同カバーにコンタクトボルトを加締め固定するワッシャの断面図、図12(a)は同電磁リレーユニットに用いられる中間端子の平面図、図12(b)は同図12(a)中X−X線に沿う断面図である。
図1〜図3に示すように、電磁継電器10は、基台プレート11と、この基台プレート11の中央の突出部11aに環状の緩衝ゴム体12を介してネジ13で締結固定された電磁リレーユニット20と、この電磁リレーユニット20の上面側を覆う天井壁41を有した円筒状で合成樹脂製のカバー40とを備えている。
図1,図3〜図7に示すように、電磁リレーユニット20は、上下のフランジ部21a,21bの中央に円筒状のコイル巻胴部21cを一体形成すると共に、上フランジ部21aに端子取付部22を一体形成した合成樹脂製のボビン21と、このボビン21のコイル巻胴部21cに巻き回されると共に、両端末27a,27aを該ボビン21の端子取付部22に取り付けられた一対のコイル給電用端子(コイル用端子)25,25の各電線接続部25aにフュージングによりそれぞれ接続したコイル(電磁コイル)27と、ボビン21のコイル巻胴部21c内の下部から下フランジ部21b及び外側に沿うように折り曲げられてカバー40の周壁42の下端部42aに加締め固定されるケースを兼ねた円筒状のヨーク28と、ボビン21のコイル巻胴部21c内の上部から上フランジ部21aに掛け渡されてヨーク28とで磁路を形成する矩形板状のフランジ受板29と、ボビン21の円筒状のコイル巻胴部21c内に戻り圧縮スプリング(リターンスプリング)32を介して出没自在に配置されたプランジャ30と、このプランジャ30の凹部30b内に嵌合されたプランジャロッド31に沿って上下方向にブッシュ34を介して摺動すると共に、両側に可動接点35,35を固着した可動板36とで構成されている。この可動板36はブッシュ34に固定されている。
図1,図3に示すように、プランジャ30の上面30aの中央には円形で段差状の凹部30bを形成してあり、この凹部30b内の下部にプランジャロッド31の下端部31aを嵌合してある。また、プランジャ30の凹部30b内の上部とフランジ受板29との間には戻り圧縮スプリング32を介在してあると共に、プランジャロッド31の中央のフランジ部31bと該プランジャロッド31の上端部31cにワッシャ37を介して抜け止めされたブッシュ34との間には戻り圧縮スプリング(リターンスプリング)33を介在してある。これら各戻り圧縮スプリング32,33の付勢力により、コイル27に励磁電流が通電されないときは、可動板36の一対の可動接点35,35と後述する一対のコンタクトボルト45,45の下面に固着された各固定接点47は離反しており、コイル27に励磁電流が通電されたときは、プランジャ30の上面30aがフランジ受板29に吸着されて該プランジャ30及びプランジャロッド31が上方へ移動し、一対の可動接点35,35が一対の固定接点47,47に接触するようになっている。
図3〜図7に示すように、ボビン21の上フランジ部21a上の該上フランジ部21aの外縁と中央のコイル巻胴部21cとの間の位置には、端子取付部22の取付壁22aを垂直に起立するように一体突出形成してある。この取付壁22aの左右両側の上部と中途部には一対のコイル給電用端子25,25を保持する端子保持部23,23を前方に突出するように一体形成してある。この各上下一対の端子保持部23,23の中央には上下に延びる嵌合凹部23aをそれぞれ形成してある。
この端子取付部22に取り付けられる一対のコイル給電用端子25,25は、図4に示すように、丸孔25cが形成された取付壁22aに平行な部分Xと電線接続部25aが形成された取付壁22aに垂直な部分Yと、それらをつなぐ折り曲げ部分Zとからなる。この上下一対の端子保持部23,23の嵌合凹部23aには、一対のコイル給電用端子25,25の折り曲げ部分Zと取付壁22aに対し垂直な部分Yが嵌合されている。この際、嵌合としてガタを防止するために圧入としても良い。そして、各コイル給電用端子25は、図5に示すように、取付壁22aの背後に突き出した部分Wを開いて加締め固定することで、保持固定されるようになっている。
また、図4〜図6に示すように、取付壁22aの中央の下部には、矩形板状の中間端子26を保持する中間端子保持部24を一体突出形成してある。さらに、一対のコイル給電用端子25,25の各上下一対の端子保持部23,23間にはスリット溝状の圧接部25b,25bがそれぞれ位置するように形成されている。さらに、図12(a)に示すように、中間端子26の前両側にはスリット溝状の圧接部26aをそれぞれ形成してある。尚、図4及び図12(a),(b)に示すように、中間端子26の凸部26cを有した鉤形の基部26bが取付壁22aの中間端子保持部24の上に形成された矩形の係止孔24aに圧入されて係止されることにより、該中間端子26は中間端子保持部24上に抜け止めされて取り付けられるようになっている。
そして、一対のコイル給電用端子25,25の各圧接部25bに抵抗(サージ吸収素子)38の一対のリード部38a,38bのうちの一方のリード部38aとダイオード(サージ吸収素子)39の一対のリード部39a,39bのうちの一方のリード部39aをそれぞれ圧接により接続すると共に、各他方のリード部38b,39bを中間端子26の各圧接部26a,26aにそれぞれ圧接して直列に接続するようになっている。これらにより、端子取付部22の取付壁22aの前方に位置する一対のコイル給電用端子25,25と中間端子26間に一対のサージ吸収素子としての抵抗38及びダイオード39がそれぞれ配置されるようになっている。この一対のサージ吸収素子38,39と一対のコイル給電用端子25,25ならびに中間端子26との接続は、ハンダ付けや溶接による接続を用いても可能である。
このことにより、一対のサージ吸収素子38,39は、取付壁22aから突き出した嵌合凹部23a、23aと取付壁22aから垂直に起立した一対のコイル給電用端子25,25と中間端子26とで形成される空間に配置されるようになっている。また、スリット溝状の各圧接部25bに各サージ吸収素子38,39のリード部38a,39aを接続することで、各サージ吸収素子38,39は取付壁22aに近接して配置されるようになっている。
図1〜図3,図8〜図10に示すように、ボビン21を内蔵した電磁リレーユニット20の上面側を覆うカバー40の天井壁41の中央から周壁42にかけて仕切壁43を一体突出形成してある。この天井壁41の仕切壁43を挟んだ両側にはボルト貫通孔44,44をそれぞれ形成してあり、この一対のボルト貫通孔44,44内には一対のコンタクトボルト45,45を貫通してある。この各コンタクトボルト45は銅材により円柱状に形成してあり、その中央に六角形(角形)のフランジ部45aを一体突出形成してある。さらに、各コンタクトボルト45のフランジ部45a上には相手側端子50が当接すると共に、該フランジ部45aより上側に形成されたネジ部45bに相手側端子50を固定するナット51が螺着されるようになっている。
また、各コンタクトボルト45の六角形のフランジ部45aは、カバー40の各ボルト貫通孔44の上部に形成された六角穴状(角形穴状)の凹部44aに嵌合されると共に、該各ボルト貫通孔44よりカバー40の天井壁41の内側に突出した各コンタクトボルト45の下部45cをワッシャ46により加締め固定してある。図11に示すように、ワッシャ46は円錐環状に形成してあり、各コンタクトボルト45のカバー40より内側に嵌めて平らに潰すことで該各コンタクトボルト45に食い込ませて固定するものである。さらに、各コンタクトボルト45の下面には、各可動接点35が当接・離反する固定接点47を固着してある。
さらに、カバー40の周壁42の下端部42aとヨーク28との間にはゴム製で円環板状のパッキン60を介在してある。そして、各コイル給電用端子25の上片部の丸孔25cはカバー40の天井壁41に貫通して外側に露出していると共に、該丸孔25cの背面に対向するカバー40の天井壁41には六角形のナット61を嵌め込んである。さらに、各コイル給電用端子25の上片部とカバー40の天井壁41とはゴム製のグロメット62によりシールされている。
以上実施形態の電磁継電器10によれば、図1に示すように、ボビン21のコイル27に励磁電流が通電されない場合には、可動板36の一対の可動接点35,35と一対のコンタクトボルト45,45の各固定接点47は離反している。また、ボビン21のコイル27に励磁電流が通電され、コイル27が励磁されると、プランジャ30aがフランジ受板29に吸着されて該プランジャ30及びプランジャロッド31が上方へ移動して、可動板26の一対の可動接点35,35が一対のコンタクトボルト45,45の各固定接点47,47に接触する。
この電磁継電器10では、図4〜図6に示すように、ボビン21の端子取付部22の左右上下各一対の端子保持部23,23に保持される一対のコイル給電用端子25,25の各圧接部25bに抵抗38の一方のリード部38aとダイオード39の一方のリード部39aをそれぞれ圧接すると共に、各他方のリード部38b,39bを取付壁22aの中央の下部の中間端子保持部24に保持された中間端子26の前両側の各圧接部26a,26aにそれぞれ圧接して、一対のコイル給電用端子25,25と中間端子26間に抵抗38及びダイオード39をそれぞれ配置自在にしたことにより、一対のコイル給電用端子25,25の組み付け、及び、一対のコイル給電用端子25,25及び中間端子26と抵抗38の一対のリード部38a,38b及びダイオード39の一対のリード部39a,39bとの接続を簡単に行うことができると共に、抵抗38及びダイオード39の設置スペースの省スペース化を図ることができる。これにより、電磁継電器10全体の構成の簡素化及び小型化を図ることができる。
また、ボビン21の端子取付部22の左右上下各一対の端子保持部23,23の中央に上下に延びる圧入凹部23aをそれぞれ形成し、この左右上下各一対の端子保持部23,23の各圧入凹部23aに一対のコイル給電用端子25,25をそれぞれ圧入すると共に、該左右上下各一対の端子保持部23,23間に一対のコイル給電用端子25,25の各圧接部25bをそれぞれ位置させ、かつ、端子取付部22の取付壁22aの中央の下部に中間端子保持部24を一体突出形成したことにより、端子取付部22の左右上下各一対の端子保持部23,23及び中間端子保持部24より抵抗38及びダイオード39が飛び出さずにそれぞれ配置することができる。これにより、ボビン21の上フランジ部21a側を円筒状のカバー40で覆う際に、該カバー40が抵抗38やダイオード39等の部品に当たることを確実に防止することができる。
また、ボビン21の端子取付部22の取付壁22aを該ボビン21の上フランジ部21aの外縁と中央のコイル巻胴部21cとの間の位置に一体突出形成し、一対のコイル給電用端子25,25と中間端子26間に配置される抵抗38及びダイオード39を取付壁22aの前方に位置させたことにより、抵抗38及びダイオード39の背後に端子取付部22の取付壁22aが位置することになり、ボビン21の中央のコイル巻胴部21c内に組み付けられるプランジャ30やプランジャロッド31等の部品がその組み付けの際に抵抗38やダイオード39等に当たることがなく、部品を簡単かつ確実に組み付けることができる。
尚、前記実施形態によれば、一対のサージ吸収素子として抵抗及びダイオードを用いた場合について説明したが、一対のサージ吸収素子として一対の抵抗、或いは、一対のダイオード等を用いて様々なバリエーションに対応できるようにしても良い。
本発明の一実施形態の電磁継電器を示す断面図である。 上記電磁継電器の斜視図である。 上記電磁継電器の要部の断面図である。 上記電磁継電器に用いられる電磁リレーユニットの正面図である。 上記電磁リレーユニットの側面図である。 上記電磁リレーユニットに用いられるボビン上に突設された端子取付部の斜視図である。 上記端子取付部を裏側から見た斜視図である。 上記電磁継電器に用いられるカバーの斜視図である。 上記カバーにコンタクトボルトを固定する前の状態を示す斜視図である。 上記コンタクトボルトを固定したカバーを裏側から見た斜視図である。 上記カバーにコンタクトボルトを加締め固定するワッシャの断面図である。 (a)は上記電磁リレーユニットに用いられる中間端子の平面図、(b)は同図(a)中X−X線に沿う断面図である。 従来の電磁継電器の斜視図である。
符号の説明
10 電磁継電器
21 ボビン
21a 上フランジ部(フランジ部)
21c コイル巻胴部
22 端子取付部
22a 取付壁
23,23 上下一対の端子保持部
23a 圧入凹部
24 中間端子保持部
25,25 一対のコイル給電用端子(コイル用端子)
25b 圧接部
26 中間端子
26a,26a 一対の圧接部
27 コイル
27a,27a 両端末
38 抵抗(サージ吸収素子)
38a,38b 一対のリード部
39 ダイオード(サージ吸収素子)
39a,39b 一対のリード部

Claims (4)

  1. 中央にコイル巻胴部を有すると共に、フランジ部に端子取付部を有した樹脂製のボビンと、この樹脂製のボビンのコイル巻胴部に巻き回すと共に、両端末を該ボビンの端子取付部に取り付けられた一対のコイル用端子にそれぞれ接続したコイルと、前記一対のコイル用端子に一対のリード部をそれぞれ接続したサージ吸収素子とを備えた電磁継電器において、
    前記樹脂製のボビンのフランジ部上に前記端子取付部の取付壁を起立して設け、この取付壁の左右両側に前記一対のコイル用端子を保持する端子保持部をそれぞれ設けると共に、該取付壁の中央に中間端子を保持する中間端子保持部を設け、この左右両側の端子保持部に前記一対のコイル用端子をそれぞれ保持すると共に、前記中間端子保持部に前記中間端子を保持する一方、前記一対のコイル用端子と前記中間端子との間に一対のサージ吸収素子を配置したことを特徴とする電磁継電器。
  2. 請求項1記載の電磁継電器であって、
    前記一対のコイル用端子に圧接部をそれぞれ設けると共に、前記中間端子の両側に圧接部をそれぞれ設け、この一対のコイル用端子の各圧接部に一対のサージ吸収素子の各一対のリード部の一方のリード部をそれぞれ圧接すると共に、他方のリード部を前記中間端子の各圧接部にそれぞれ圧接して該一対のコイル用端子と中間端子間に前記一対のサージ吸収素子を配置自在にしたことを特徴とする電磁継電器。
  3. 請求項2記載の電磁継電器であって、
    前記端子取付部の取付壁の左右両側の上部と中途部に前記端子保持部をそれぞれ突設し、この各上下一対の端子保持部の中央に上下に延びる凹部をそれぞれ形成し、この各上下一対の端子保持部の各凹部に前記一対のコイル用端子をそれぞれ嵌合すると共に、該各上下一対の端子保持部間に前記一対のコイル用端子の各圧接部をそれぞれ位置させ、かつ前記端子取付部の取付壁の中央の下部に前記中間端子保持部を突設したことを特徴とする電磁継電器。
  4. 請求項1ないし3記載の電磁継電器であって、
    前記端子取付部の取付壁を前記ボビンのフランジ部の外縁と中央のコイル巻胴部との間の位置に一体突出形成し、前記一対のコイル用端子と前記中間端子間に配置される前記一対のサージ吸収素子を前記取付壁の前方に位置させたことを特徴とする電磁継電器。
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