JP4771152B2 - スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置 - Google Patents

スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4771152B2
JP4771152B2 JP2006137893A JP2006137893A JP4771152B2 JP 4771152 B2 JP4771152 B2 JP 4771152B2 JP 2006137893 A JP2006137893 A JP 2006137893A JP 2006137893 A JP2006137893 A JP 2006137893A JP 4771152 B2 JP4771152 B2 JP 4771152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
chamber
bypass
working fluid
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006137893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007309179A (ja
Inventor
義実 渡邉
満 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2006137893A priority Critical patent/JP4771152B2/ja
Publication of JP2007309179A publication Critical patent/JP2007309179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4771152B2 publication Critical patent/JP4771152B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明はスクロール型コンプレッサ、および、スクロール型コンプレッサをもつ空気調和装置に関する。
コンプレッサとして、ハウジングと、固定スクロールと、エンジンにより固定スクロールに対して旋回する旋回スクロールと、固定スクロールおよび旋回スクロールとにより形成される圧縮室と、圧縮室に作動流体を吸入する吸入ポートと、圧縮室で圧縮された作動流体を吐出する吐出ポートとをもつスクロール型のコンプレッサが知られている(特許文献1,2)。スクロール型のコンプレッサは、効率が高く、騒音が少ないという利点をもつ。
コンプレッサに要請される負荷が少ないとき、旋回スクロールの単位時間あたりの回転数を低減させる。しかし、エンジンの回転数を低減させて旋回スクロールの回転数を低減させる方策には限界がある。エンジンの回転数を低減させて旋回スクロールの回転数を低減させると、エンジンストール等が発生するためである。
そこで、スクロール型のコンプレッサでは、圧縮室のうち吸入ポートと吐出ポートとの間の途中部位に連通するバイパスポートが設けられているものが開発されている。そして、コンプレッサに要請される負荷が少ないとき、バイパスポートを開放させて圧縮室の作動流体をバイパスポートから吐出することにより、吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量を減少させることにしている。これにより無駄な仕事を減らし、コンプレッサに要請される負荷が少ない部分負荷運転等に対処することができる。
特開平10−115292号公報 特開平9−268985号公報
前述したように、コンプレッサに要請される負荷が少ないとき、バイパスポートを開放させて圧縮室の作動流体をバイパスポートから吐出することにより、吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量を減少させる吐出流量低減運転を実行するスクロール型のコンプレッサが知られている。
しかしながらこのコンプレッサにおいては、上記したように吐出流量低減運転を実行しているときにおいても、条件によっては、作動流体を過圧縮させることがある。作動流体の過圧縮が発生すると、無駄動力が発生することになる。この場合、コンプレッサのエネルギ消費量を増加させる要因となり、好ましくない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、吐出流量低減運転を実行しているときにおける過圧縮による無駄動力を低減させることができ、エネルギ消費量を低減させるのに有利なスクロール型コンプレッサおよび空気調和装置を提供することを課題とする。
(1)様相1に係るスクロール型コンプレッサは、ハウジングと、ハウジング内に設けられた固定スクロールと、ハウジング内において固定スクロールに対して旋回する旋回スクロールと、ハウジング内において固定スクロールおよび旋回スクロールにより形成される圧縮室と、圧縮室に作動流体を吸入する吸入ポートと、旋回スクロールにより圧縮室で圧縮された高圧の作動流体を吐出する吐出ポートとをもつスクロール型コンプレッサにおいて、
吐出ポートを迂回するように圧縮室のうち吸入ポートと吐出ポートとの間の途中部位に連通するバイパスポートと、
バイパスポートを開放させて圧縮室の作動流体をバイパスポートから吐出することにより、吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量を減少させる吐出流量低減運転を実行するリデュースバルブとを具備しており、且つ、
バイパスポートと吐出ポートとを連通可能なリリーフポートと、
吐出流量低減運転の実行時に圧縮室の作動流体が過圧縮されるときリリーフポートを開放して作動流体の過圧縮を抑制するリリーフバルブとを具備していることを特徴とする。
スクロール型コンプレッサにおいては、固定スクロールに対して旋回スクロールが旋回する。固定スクロールおよび旋回スクロールで圧縮室が形成される。旋回スクロールの旋回に伴い、作動流体は吸入ポートから圧縮室に吸入されて圧縮されて高圧となり、吐出ポートからコンプレッサの外部に吐出される。通常の負荷運転では、基本的には、圧縮されて高圧化された作動流体は吐出ポートから吐出される。
コンプレッサに要求される負荷が小さいときには、コンプレッサの動力を節約するために、コンプレッサから吐出される作動流体の吐出流量を低減させることが好ましい。そこで吐出流量低減運転が実行される。このとき、バイパスポートを閉鎖しているリデュースバルブが開放し、圧縮室の作動流体の一部は吐出ポートから吐出されず、バイパスポートから吐出される。即ち、圧縮室の作動流体の一部は吐出ポートを迂回して、バイパスポートから吐出される。これにより吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量が減少する。
このように吐出流量低減運転が実行されるとき、作動流体の必要流量は吐出ポートから吐出されると共に、余分な作動流体は吐出ポートを迂回してバイパスポートから吐出される。このため、コンプレッサにおける無駄な仕事が低減され、コンプレッサを駆動させるエネルギ消費量を低減させるのに有利となり、コンプレッサの成績係数(COP)が向上する。
更に上記したように吐出流量低減運転が実行されるときにおいても、条件によっては、旋回スクロールの旋回により圧縮室の作動流体が過圧縮されることがある。この場合、リリーフポートを閉鎖しているリリーフバルブが開放するので、高圧の作動流体はリリーフポートから排出されるため、圧縮室における作動流体の過圧縮が抑制される。この結果、無駄な仕事が更に低減され、コンプレッサを駆動させるエネルギ消費量を低減させるのに有利となり、成績係数(COP)が更に向上する。
(2)様相2に係るスクロール型コンプレッサによれば、様相1において、ハウジングは、バイパスポートに連通するバイパス室と、バイパス室を区画する室壁部をもち、
リリーフポートは室壁部を貫通して形成されており、リリーフバルブはリリーフポートを開閉するように室壁部に取り付けられていることを特徴とする。
この場合、ハウジングは、バイパスポートに連通するバイパス室と、バイパス室を区画する室壁部をもつ。そしてリリーフポートは、バイパス室を区画する室壁部を貫通して形成されており、リリーフポートを開閉するリリーフバルブは室壁部に取り付けられている。このようにバイパス室を区画する室壁部にリリーフポートおよびリリーフバルブが配置されているため、コンプレッサのサイズの小型化に有利となる。
(3)様相3に係るスクロール型コンプレッサによれば、様相1または2において、室壁部には、リデュースバルブおよびリリーフバルブの双方が取り付けられていることを特徴とする。このようにリデュースバルブおよびリリーフバルブの双方が当該室壁部に取り付けられているため、コンプレッサのサイズの小型化を図るのに有利となる。
(4)様相4に係る空気調和装置は、駆動源により駆動されるコンプレッサと、前記コンプレッサにより圧縮された高圧のガス状の冷媒を凝縮させて液化を進行させる第1の熱交換器と、第1の熱交換器により液化が進行した冷媒を膨脹させて低温低圧の冷媒とする膨脹要素と、膨脹要素で生成された低温低圧の冷媒を蒸発させて低温低圧のガス状の冷媒を生成する第2の熱交換器とを具備する空気調和装置において、コンプレッサは前記した各様相のいずれかに係るスクロール型コンプレッサで形成されていることを特徴とする。この場合、空気調和装置に搭載されているコンプレッサにおいて前記した利点が得られる。
本発明に係るスクロール型コンプレッサによれば、上記したように吐出流量低減運転を実行するときにおいても、圧縮室の作動流体が過圧縮される条件では、リリーフバルブが開放してリリーフポートが開放されるので、圧縮室の作動流体の過圧縮が抑制され、作動流体の過剰の高圧化が抑制される。この結果、無駄な仕事が更に低減され、コンプレッサのエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が更に向上する。
本発明に係る空気調和装置によれば、スクロール型コンプレッサは上記した効果をもつ。このためスクロール型コンプレッサのエネルギ消費量が低減され、ひいては空気調和装置のエネルギ消費量が低減される。

本発明に係るスクロール型コンプレッサは、ハウジングと、ハウジング内に設けられた固定スクロールと、ハウジング内において固定スクロールに対して旋回する旋回スクロールと、固定スクロールおよび旋回スクロールとにより形成される圧縮室と、圧縮室に作動流体を吸入する吸入ポートと、圧縮室で圧縮された作動流体を吐出する吐出ポートとをもつ。
更に、吐出ポートを迂回させることにより吐出ポートからの作動流体の吐出流量を低減させるバイパスポートと、バイパスポートを開閉するリデュースバルブと、吐出ポートから吐出される作動流体の過圧縮、過剰の高圧化を抑えるリリーフポートと、リリーフポートを開閉するリリーフバルブとが設けられている。
バイパスポートは、圧縮室のうち吸入ポートと吐出ポートとの間の途中部位に連通する。リデュースバルブは、吐出流量低減運転を実行するとき、バイパスポートを開放させて圧縮室の作動流体をバイパスポートから吐出することにより、吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量を減少させる。
リリーフポートは、バイパスポートと吐出ポートとを連通可能とされている。リリーフバルブはリリーフポートを開閉させる。即ち、リリーフバルブは、吐出流量低減運転の実行時において、圧縮室の作動流体が過圧縮されるときリリーフポートを開放して作動流体の過圧縮を抑制する。
本発明によれば、ハウジングとしては、バイパスポートに連通するバイパス室と、バイパス室を区画する室壁部をもつ形態が例示される。この場合、リリーフポートは室壁部を貫通して形成されており、リリーフバルブは室壁部に取り付けられている形態が例示される。
また、ハウジングとしては、吐出ポートに対面する吐出室と、リリーフポートに対面するリリーフ室と、リリーフ室と吐出室とを連通するリリーフ通路とを備えている形態が例示される。
空気調和装置は、冷房機能および/または暖房機能を有するものである。空気調和装置は冷房運転のみを行うものでも良いし、暖房運転のみを行うものでも良いし、冷房運転および暖房運転の双方を行うものでも良い。空気調和装置は、駆動源により駆動されるコンプレッサと、コンプレッサにより圧縮された高圧のガス状の冷媒を凝縮させて液化を進行させる第1の熱交換器と、第1の熱交換器により液化が進行した冷媒を膨脹させて低温低圧の冷媒とする膨脹要素と、膨脹要素で生成された低温低圧の冷媒を蒸発させて低温低圧のガス状の冷媒を生成する第2の熱交換器とを備えている。
空気調和装置としては車載用でも良いし、あるいは、ビル、業務店、一般家庭用等に使用される定置用でも良い。駆動源としては、エンジンでも良いし、モータでも良く、要するに上記したスクロール型コンプレッサを駆動させるものであれば良い。
以下、本発明の実施例1について図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施例に係るスクロール型コンプレッサ100の概念図を模式的に示す。図2は実際のハウジング200を示す。図2は、旋回スクロール350の回転軸に直交する断面を固定スクロール300側に向かって見た図を示す。
図1に示すように、スクロール型コンプレッサ100は、ハウジング200と、ハウジング200内に設けられた固定要素としての固定スクロール300と、ハウジング200内に設けられた可動要素としての旋回スクロール350と、圧縮室370と、ハウジング200に形成された吸入ポート380と、ハウジング200に形成された吐出ポート390とをもつ。
図1に示すように、ハウジング200は、駆動源202により伝達部材203を介して回転される駆動軸201をもつ。図1に示すように、吸入ポート380には、低圧の作動流体を矢印A2方向に吸入する吸入通路400が繋がれている。吐出ポート390には、高圧の作動流体を矢印A1方向に吐出する吐出通路410が繋がれている。吐出通路410の先端部411は、冷媒などの作動流体が供給される機器420に繋がれている。
図1において、固定スクロール300は渦巻き型であり、ハウジング200の作動室内に固定されて設けられている。旋回スクロール350は渦巻き型であり、駆動軸201に連結されており、駆動軸201の回転によりハウジング200の作動室内において固定スクロール300に対して旋回可能に配置されている。圧縮室370は、固定スクロール300および旋回スクロール350により形成され、作動流体を圧縮する空間である。吸入ポート380は、旋回スクロール350の回転に伴う吸入作用により、吸入通路400の低圧の作動流体を圧縮室370に吸入する。吐出ポート390は、ハウジング200の内部に形成されている吐出室210に連通しており、旋回スクロール350の回転に伴う圧縮作用により、圧縮室370で圧縮された吐出室210内の高圧の作動流体を吐出孔391,吐出室210を介して吐出通路410に向けて吐出する。
図3は渦巻き型の固定スクロール300の平面形態を示す。図3に示すように、吐出ポート390は、固定スクロール300の中心域に対面して配置されている。吸入ポート380に繋がる通路孔380aは、固定スクロール300の外周域に対面して配置されている。バイパスポート500は、吸入ポート380から吸入されて圧縮された作動流体が吐出ポート390から吐出されないように、吐出ポート390を迂回させるものである。図3に示すように、バイパスポート500は、圧縮室370のうち吸入ポート380と吐出ポート390との間の途中部位500aに配置されている。なお、バイパスポート500は複数形成されているが、単数としても良い。
駆動軸201がこれの軸芯まわりで回転すると、旋回スクロール350が固定スクロール300に対して噛み合いつつ当該軸芯の回りで旋回する。すると、旋回スクロール350の旋回に伴い、冷媒等の作動流体が吸入ポート380から圧縮室370に吸入されると共に、圧縮室370の作動流体が旋回スクロール350により圧縮室370において圧縮されて高圧化される。高圧化された作動流体は吐出孔391、吐出室210ひいては吐出ポート390から矢印A1方向(図1参照)に吐出され、吐出通路410から機器420に供給される。
本実施例によれば、図1に示すように、ハウジング200は、バイパス室510と、バイパス室510を区画する室壁部520とをもつ。バイパス室510は複数のバイパスポート500に対面して連通している。バイパスポート500およびバイパス室510は、圧縮室370の作動流体が吐出口391、吐出室210および吐出ポート390を迂回するように、作動流体をバイパスさせる機能をもつ。このように圧縮された作動流体が吐出室210および吐出ポート390を流れず、吐出室210および吐出ポート390を迂回する。
なお図1に示すように、固定スクロール300と旋回スクロール350とで圧縮室370が形成されているが、圧縮室370および吐出室210は吐出孔391で連通されている。吐出孔391は固定スクロール300の中心域に設けられている。ここで、バイパス室510は、リデュース通路570、バルブ572および吸入通路400を介して吸入ポート380に連通する。
リデュースバルブ550(reduce valve)は、作動流体を迂回させるためのバイパスポート500を開閉するものであり、吐出ポート390から吐出される吐出流量を低減させる吐出流量低減運転を実行するバルブである。図1に示すように、リデュースバルブ550はバイパス室510内に配置されている。リデュースバルブ550は圧力応答式であり、バイパスポート500の圧力P1とバイパス室510の圧力P2との差圧ΔPa(ΔPa=P1−P2,ΔPa>0)に基づいて開閉する。つまり、バイパスポート500の圧力P1がバイパス室510の圧力P2よりも高いとき、リデュースバルブ550は開放する。
本実施例によれば、リリーフポート600が設けられている。リリーフポート600は、作動流体の圧力の過剰高圧化を抑えるものであり、バイパス室510を形成する室壁部520を貫通して形成されており、バイパス室510に連通している。リリーフバルブ650は、リリーフポート600を開閉するバルブであり、バイパス室510を形成する室壁部520に開閉可能に取り付けられている。リリーフバルブ650は圧力応答式であり、バイパス室510の圧力P2がリリーフ室620の圧力P3(吐出室210の圧力P4)よりも高いとき、差圧ΔPb(ΔPb=P2−P3,ΔPb>0)に基づいて自動的に開放作動する。つまり、バイパス室510の圧力P2がリリーフ室620の圧力P3よりも高いとき、リリーフバルブ650はリリーフポート600を開放する。図1は、リデュースバルブ550およびリリーフバルブ650が開放している状態を示す。
ここで、図1に示すように、コンプレッサ100のハウジング200には、リリーフポート600に対面するリリーフ室620が形成されていると共に、リリーフ室620と吐出室210とを連通させるリリーフ通路630が形成されている。リリーフ通路630は、バイパスポート500およびバイパス室510を介してリリーフ室620に流れた作動流体を吐出室210に帰還させ、ひいては吐出ポート390に帰還させる通路である。従って、リリーフポート600は、リリーフ室620およびリリーフ通路630を介して吐出室210ひいては吐出ポート390に連通可能とされている。
本実施例によれば、固定スクロール300に対して旋回スクロール350が旋回する。旋回スクロール350の旋回に伴い、吸入通路400の作動流体は吸入ポート380から圧縮室370に吸入されて圧縮されて高圧となり、吐出孔391、吐出室210、吐出ポート390から吐出通路410に向けて吐出される。このように通常の負荷運転では、基本的には、圧縮された作動流体は、吐出室210を経て吐出ポート390から吐出通路410に吐出される。
コンプレッサ100に要求される負荷が所定値よりも少ない運転(部分負荷運転)のときには、吐出通路410の機器420で使用される作動流体の流量が少なくなるため、バイパスポート500の圧力P1が高くなる。このため、前述したように、バイパスポート500の圧力P1とバイパス室510の圧力P2との差圧ΔPa(ΔPa=P1−P2,ΔPa>0)に基づいて、リデュースバルブ550が自動的に開放作動し、バイパスポート500が開放される。これにより圧縮室370の余剰の作動流体は、バイパスポート500およびリデュースバルブ550を介して、リデュース通路570に自動的に供給されるので、吐出ポート390および吐出室210を自動的に迂回する。
換言すると、コンプレッサ100に要求される負荷が所定値よりも少ない運転(部分負荷運転)のときには、コンプレッサ100の吐出ポート390から吐出される吐出流量を低減させる吐出流量低減運転が実行される。即ち、リデュースバルブ550が開放してバイパスポート500が開放し、圧縮室370の余剰の作動流体をバイパスポート500を介してバイパス室510(即ち、圧縮室370の外部)に吐出させ、更に、その余剰の作動流体をリデュース通路570、開放状態のバルブ572を介して吸入通路400にリターンさせ、ひいてはコンプレッサ100の吸入ポート380にリターンさせる。このようにコンプレッサ100に要求される負荷が少ない運転のときには、吐出流量低減運転が実行され、余剰の作動流体を吐出室210を介して吐出ポート390から吐出させずに、吸入通路400を介して吸入ポート380にリターンさせるため、吐出ポート390から吐出される作動流体の吐出流量を低減させることができる。この結果、余剰の作動流体を過剰に高圧化させずとも良いため、無駄な仕事が低減され、コンプレッサ100が消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が向上する。
さて、上記した吐出流量低減運転を実行しているときにおいても、コンプレッサ100が駆動しているときには、条件によっては、旋回スクロール350の旋回により、圧縮室370の作動流体が過圧縮されて過剰に高圧化するおそれがある。この場合、バイパスポート500およびバイパス室510の圧力が高圧化している。このため、バイパス室510の圧力P2がリリーフ室620の圧力P3(吐出室210の圧力P4)よりも高くなり、差圧ΔPb(ΔPb=P2−P3,ΔPb>0)が増大し、差圧ΔPbに基づいて、圧力応答式のリリーフバルブ650は自動的に開放作動し、リリーフポート600は開放する。
即ち、上記したように吐出流量低減運転が実行されているときにおいても、圧縮室370の作動流体が過圧縮されて過剰に高圧化するときには、リリーフバルブ650は差圧ΔPbに基づいてリリーフポート600を自動的に開放するため、作動流体は、リリーフ室620およびリリーフ通路630を介して吐出室210に流入し、吐出ポート390から吐出通路410に吐出される。これにより吐出流量低減運転が実行されているときであっても、圧縮室370における作動流体の過圧縮、過剰高圧化を抑制しつつ、吐出ポート390から吐出通路410に吐出させることができる。このため無駄な仕事が更に低減され、コンプレッサ100が消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が更に向上する。
更に図2を参照して説明を加える。図2に示すように、ハウジング200には、リング形状をなす外郭壁部280が形成されていると共に、バイパス室510を形成する室壁部520(図2において広い間隔のハッチングで示す領域)が形成されている。バイパス室510は、断面でほぼコの字形状をなしており、第1辺室部511と、第2辺室部512と、第1辺室部511および第2辺室部512を繋ぐ連接室部513とを有している。なお、バイパス室510は、ハウジング200の外郭を形成するリング状の外郭壁部280で包囲される空間内に配置されている。
図2に示すように、室壁部520により形成されているバイパス室510は、複数(2個)の円形状のバイパスポート500に対面している。一方のバイパスポート500は、バイパス室510の一方の第1辺室部511に対面している。他方のバイパスポート500は、バイパス室510の他方の第2辺室部512に対面している。
リデュースバルブ550(図2において仮想線で示す)は、第1辺室部511に対面する第1弁体551と、第2辺室部512に対面する第2弁体552と、第1弁体551および第2弁体552を繋ぐ連接部553とをもつ。図2に示すように、連接部553は取付具555により室壁部520に固定されており、これによりリデュースバルブ550はハウジング200の室壁部520に取り付けられている。
図2に示すように、吐出室210は、ハウジング200の室壁部520の壁面520kと外郭壁部280の壁面280kとで包囲される空間として形成されている。また、リリーフ室620は、ハウジング200の室壁部520の壁面520hと外郭壁部280の壁面280hとで包囲される空間として形成されている。リリーフ通路630は、室壁部520の壁面520mと外郭壁部280の壁面280mとで通路状に形成されている。図2に示すように、径小のリリーフポート600は、バイパス室510を形成する室壁部520をこれの厚み方向に貫通している。リリーフポート600は、バイパス室510およびリリーフ室620に対面してこれらに連通している。この結果、リリーフポート600は、リリーフ室620およびリリーフ通路630を介してバイパス室510と吐出室210とを連通させている。
図2に示すように、リリーフバルブ650は、リリーフポート600を開閉するようにバルブ取付具656により室壁部520の壁面520hにリテーナ要素655と共に取り付けられている。リテーナ要素655は、リリーフバルブ650の過剰開放を抑制してリリーフバルブ650の耐久性の向上および長寿命化を図るストッパとして機能することができる。
以上説明したように本実施例によれば、コンプレッサ100に要求される負荷が小さい運転のときには、吐出流量を低減させる吐出流量低減運転が実行される。このとき、バイパスポート500を閉鎖しているリデュースバルブ550を自動的に開放させ、圧縮室370の余剰の作動流体をバイパスポート500から圧縮室370の外部に吐出させる。これによりコンプレッサ100の吐出ポート390から吐出される作動流体の吐出流量を減少させる。この結果、無駄な仕事が低減され、コンプレッサ100が消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が向上する。
更に上記したように吐出流量低減運転が実行されるときにおいても、旋回スクロール350の旋回に伴い、圧縮室370の作動流体が過圧縮されて過剰に高圧化するおそれがある。このような場合には、圧力応答式のリリーフバルブ650が差圧ΔPbに基づいて自動的に開放するので、リリーフポート600が自動的に開放され、ひいては圧縮室370における作動流体の過圧縮、過剰な高圧化が抑制される。この結果、無駄な仕事が更に低減され、コンプレッサ100が消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が更に向上する。
更に本実施例によれば、前述したように、ハウジング200は、バイパスポート500に連通するバイパス室510と、バイパス室510を区画する室壁部520をもつ。そしてリリーフポート600は室壁部520の壁部分を貫通するように形成されており、図2に示すように、リデュースバルブ550およびリリーフバルブ650の双方は、コンプレッサ100のハウジング200の室壁部520の壁部分に取り付けられている。このためリデュースバルブ550およびリリーフバルブ650の双方を搭載するにあたり、コンプレッサ100のハウジング200のサイズの小型化に有利となる。
なお、リデュースバルブ550のバルブ開閉方向は図2おいて紙面垂直方向に沿った方向である。これに対して、リリーフバルブ650のバルブ開閉方向は図2において紙面平行方向に沿った方向である。このようにリデュースバルブ550およびリリーフバルブ650の双方においてバルブ開閉方向が互いに異なるため、リデュースバルブ550およびリリーフバルブ650をハウジング200に組み込むスペースをできるだけ小さくできる。この意味においても、ハウジング200のサイズの小型化に有利となる。
以下、本発明の実施例2について図4を参照して説明する。これはガスエンジンでコンプレッサを駆動させる方式をもつ空気調和装置に適用したものである。図4に示すように、空気調和装置に係る冷媒循環流路1について説明する。冷媒循環流路1は室内の冷房または暖房を行うものであり、室外機10と室内機16とを有する。室外機10は、エンジンとしてのガスエンジンで駆動される複数(2台)のコンプレッサ100A,100Bと、空調のために冷媒の熱交換を行う熱交換器としての室外熱交換器14とを基本要素として有する。
図4に示すように、室内機16は、空調のために冷媒の熱交換を行う熱交換器としての室内熱交換器17と、冷媒を膨張させる膨張弁18(膨脹要素)とを基本要素として有する。図4に示すように、室外側熱交換器14に向けて送風してこれを冷却する第1ファン14xが設けられている。室内側熱交換器17に向けて送風してこれを冷却する第2ファン17xが設けられている。
コンプレッサ100A,100Bは、前記した実施例1に係るスクロール型のコンプレッサで構成されているため、実施例1と共通する部位には共通の符号を付する。コンプレッサ100A,100Bは、ガスエンジンによりタイミングベルト等の動力伝達部材を介して連動して駆動される。双方のコンプレッサ100A,100Bは、低圧の冷媒(作動流体)を吸入する吸入ポート380と、圧縮されて高圧化された冷媒(作動流体)を吐出させる吐出ポート390とを有する。
(冷房運転時)
次に、室内を冷房運転するときにおける冷媒循環流路1の基本的経路について説明する。燃料ガスによりガスエンジンが駆動すると、コンプレッサ100A,100Bの双方が駆動する。このため図略のアキュムレータのガス状の冷媒が吸入ポート380からコンプレッサ100A,100Bの圧縮室に吸入され、当該圧縮室で圧縮され、高温高圧となる。高温高圧となったガス状の冷媒は、コンプレッサ100A,100Bの吐出ポート390から吐出通路410に吐出され、オイルセパレータ61に至る。オイルセパレータ61において冷媒からオイルが分離される。
そしてオイルが分離された冷媒は、流路切替弁としての四方弁62の第1ポート62aを経て流路1bを通り、室外熱交換器14(冷房運転時における第1の熱交換器)に至る。そして高温高圧の冷媒は、室外熱交換器14で冷却されて凝縮され、液化が進行する。液化が進行した冷媒は、流路1c、更に、一方向バルブ65A,バルブ65B、流路1d、ストレーナ17nを経て膨張弁18(膨脹要素)に至り、膨張弁18において膨張されて低温となる。
低温となった冷媒は、ストレーナ17mを経て室内熱交換器17に至り、室内熱交換器17(冷房運転時における第2の熱交換器)で熱交換されて蒸発し、蒸発に伴う吸熱により室内を冷却する。更に、冷媒は、流路1e、バルブ65E、流路1f、四方弁62の第3ポート62c、四方弁62の第2ポート62b、流路1hを経て、図略のアキュムレータの帰還に帰還する。アキュムレータに帰還した冷媒は、アキュムレータで液状の冷媒とガス状の冷媒とに分離された状態で収容される。
(暖房運転時)
次に、室内を暖房運転するときにおける冷媒循環流路1の基本的経路について説明する。ガスエンジンが駆動すると、コンプレッサ100A,100Bが駆動し、ガス状の冷媒がアキュムレータから吸入され、コンプレッサ100A,100Bの圧縮室で圧縮される。圧縮されて高温高圧となった冷媒は、コンプレッサ100A,100Bの吐出ポート390から吐出され、吐出通路410を経てオイルセパレータ61に至る。前述したようにオイルセパレータ61において冷媒からオイルが分離される。そしてオイルが分離された冷媒は、四方弁62の第3ポート62cを通り、流路1f、バルブ65E、流路1eを経て、室内熱交換器17(暖房運転時における第1の熱交換器)に至り、室内熱交換器17において凝縮して液化が進行する。ここで冷媒は室内熱交換器17から室内に凝縮熱を放出して室内を加熱する。
そして、室内側熱交換器17を経た冷媒は、ストレーナ17mを経て膨張弁18に至り、膨張弁18で膨張され、更に、ストレーナ17nを経て流路1d、バルブ65B、流路1cを経て、室外熱交換器14に至り、室外熱交換器14(暖房運転時における第2の熱交換器)において蒸発して低温低圧の冷媒となる。更に、冷媒は四方弁62の第1ポート62a、第2ポート62b、流路1hを経て、アキュムレータに帰還する。アキュムレータに帰還した冷媒は、アキュムレータで液状の冷媒とガス状の冷媒とに分離された状態で収容される。
本実施例によれば、コンプレッサ100A,100Bは実施例1に係るコンプレッサで形成されているため、実施例1で得られる作用効果が得られる。
即ち、コンプレッサ100A,100Bに要求される負荷が所定値よりも小さい運転のときには、吐出流量を低減させる吐出流量低減運転が実行される。この結果、無駄な仕事が低減され、コンプレッサ100A,100Bが消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が向上する。
更に上記したように吐出流量低減運転が実行されるときにおいても、旋回スクロール350の旋回に伴い、圧縮室370の作動流体が過圧縮されて過剰に高圧化するおそれがある。このような場合には、圧力応答式のリリーフバルブ650が差圧ΔPbに基づいて自動的に開放するので、リリーフポート600が自動的に開放され、ひいては圧縮室370における作動流体の過圧縮、過剰な高圧化が抑制される。この結果、無駄な仕事が更に低減され、コンプレッサ100が消費するエネルギ消費量が低減され、成績係数(COP)が更に向上する。
(その他)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。ガスエンジンで駆動されるコンプレッサで作動する空気調和装置に適用しているが、これに限らず、モータで駆動されるコンプレッサで作動する空気調和装置に適用しても良い。
本発明は暖房および/または冷房機能をもつ空気調和装置に利用することができる。
実施例1に係り、コンプレッサの概念を模式的に示す構成図である。 実施例1に係り、コンプレッサのハウジングの概念を模式的に示す構成図である。 実施例1に係り、固定スクロール、パイパスポート、吐出ポート、吸入ポートを模式的に示す構成図である。 実施例2に係り、空気調和装置を模式的に示す構成図である。
符号の説明
図中、100はコンプレッサ、200はハウジング、210は吐出室、300は固定スクロール、350は旋回スクロール、370は圧縮室、380は吸入ポート、390は吐出ポート、400は吸入通路、410は吐出通路、500はバイパスポート、510はバイパス室、520は室壁部、550はリデュースバルブ、570はリデュース通路、600はリリーフポート、650はリリーフバルブ、620はリリーフ室、630はリリーフ通路、655はリテーナ要素を示す。

Claims (4)

  1. ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた固定スクロールと、前記ハウジング内において前記固定スクロールに対して旋回する旋回スクロールと、前記ハウジングにおいて前記固定スクロールおよび前記旋回スクロールとにより形成される圧縮室と、前記圧縮室に作動流体を吸入する吸入ポートと、前記旋回スクロールにより前記圧縮室で圧縮された高圧の作動流体を吐出する吐出ポートとをもつスクロール型コンプレッサにおいて、
    前記吐出ポートを迂回するように前記圧縮室のうち前記吸入ポートと前記吐出ポートとの間の途中部位に連通するバイパスポートと、
    前記バイパスポートを開放させて前記圧縮室の作動流体を前記バイパスポートから吐出することにより、前記吐出ポートから吐出される作動流体の吐出流量を減少させる吐出流量低減運転を実行するリデュースバルブとを具備し、且つ、
    前記バイパスポートと前記吐出ポートとを連通可能なリリーフポートと、
    前記吐出流量低減運転の実行時に前記圧縮室の作動流体が過圧縮されるとき前記リリーフポートを開放して作動流体の過圧縮を抑制するリリーフバルブとを具備していることを特徴とするスクロール型コンプレッサ。
  2. 請求項1において、前記ハウジングは、前記バイパスポートに連通するバイパス室と、前記バイパス室を区画する室壁部をもち、
    前記リリーフポートは前記室壁部を貫通して形成されており、前記リリーフバルブは前記リリーフポートを開閉するように前記室壁部に取り付けられていることを特徴とするスクロール型コンプレッサ。
  3. 請求項2において、前記室壁部には、前記リデュースバルブおよび前記リリーフバルブの双方が取り付けられていることを特徴とするスクロール型コンプレッサ。
  4. 駆動源により駆動されるコンプレッサと、前記コンプレッサにより圧縮された高圧のガス状の冷媒を凝縮させて冷媒の液化を進行させる第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器により液化が進行した冷媒を膨脹させて低温低圧の冷媒とする膨脹要素と、前記膨脹要素で生成された低温低圧の冷媒を蒸発させて低温低圧のガス状の冷媒を生成する第2の熱交換器とを具備する空気調和装置において、
    前記コンプレッサは請求項1〜3のうちのいずれかに係る前記スクロール型コンプレッサで形成されていることを特徴とする空気調和装置。
JP2006137893A 2006-05-17 2006-05-17 スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置 Expired - Fee Related JP4771152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137893A JP4771152B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137893A JP4771152B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007309179A JP2007309179A (ja) 2007-11-29
JP4771152B2 true JP4771152B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=38842275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137893A Expired - Fee Related JP4771152B2 (ja) 2006-05-17 2006-05-17 スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4771152B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6291680A (ja) * 1985-10-17 1987-04-27 Sanden Corp 可変容量型スクロ−ル圧縮機
JPH11166490A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Mitsubishi Electric Corp 容量制御スクロール圧縮機
JP2000297770A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クラッチレススクロール型流体機械
JP2001355585A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Sanden Corp スクロール型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007309179A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4475360A (en) Refrigeration system incorporating scroll type compressor
US20160258656A1 (en) System Including High-Side and Low-Side Compressors
WO2011055444A1 (ja) ヒートポンプ装置、二段圧縮機及びヒートポンプ装置の運転方法
JP6186973B2 (ja) 冷媒圧縮機
CN107191372B (zh) 旋转式压缩机和具有其的制冷装置
KR101212642B1 (ko) 압축기 용량 제어 조작 기구, 및 그것을 구비한 공기 조화 장치
JP2959457B2 (ja) スクロール気体圧縮機
JP4617764B2 (ja) 膨張機
CN108361195A (zh) 可变排量涡旋压缩机
JP5515289B2 (ja) 冷凍装置
JP3764261B2 (ja) スクロール圧縮機
KR101275921B1 (ko) 밀폐형 압축기
JP4963971B2 (ja) ヒートポンプ式設備機器
JP4771152B2 (ja) スクロール型コンプレッサおよび空気調和装置
JP2010156498A (ja) 冷凍装置
JP4013552B2 (ja) 密閉形圧縮機
WO2011089638A1 (ja) 容積型膨張機及びこの容積型膨張機を用いた冷凍サイクル装置
JP5599514B2 (ja) 二段圧縮機及びヒートポンプ装置
JPH0211886A (ja) 冷凍サイクル装置
CN211343341U (zh) 涡旋压缩机
CN107642487B (zh) 用于涡旋压缩机的扇形台阶
JP2005282986A (ja) 内燃機関駆動ヒートポンプ式空調装置
JP2007147228A (ja) 冷凍装置
JP2001207983A (ja) 気体圧縮機
JP2013224595A (ja) 2気筒ロータリ圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4771152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees