JP4770646B2 - 入力装置及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量の変化量により移動量を検出する入力装置及び情報処理装置に関し、特に、ポインタ等の移動操作、画面のスクロール操作における移動量の入力を受け付ける入力装置及び該入力装置を備えた情報処理装置に関する。
特開平6−314163号公報に、検出された静電容量の変化量により移動量の入力を受け付ける方式の所謂静電容量式センサが開示されている。同公報記載の静電容量式センサは、図20に示すように、入力軸部110と固定された基板101の下面に電極部Cを形成し、基板101の下側に対向して基板102を配置し、基板102の上面に電極部Cと対向する電極部C’(CX+、CX−、CY+、CY−)を配置する構成となっている。
同公報の構成では、基板101が水平方向に移動することで、電極部Cと電極部C’の間に発生する静電容量が変化し、静電容量の変化を出力電圧に変換して移動方向及び移動量を検出する。図20では、4方向の移動を検出するために4つの電極CX+、CX−、CY+、CY−を用いている。
特開平6−314163号公報
各種情報処理装置の画面の大型化、高解像度化に伴い、ポインタの移動やスクロールの範囲が広くなるとともに、細かい操作が必要となっている。例えば、アイコン、ボタンなどの比較的小さい対象を選択する場合や細かい描画を行う場合には、操作部への指示量(移動量)に対して、ポインタ等をゆっくり移動させる必要がある(微調整操作)。その一方で、例えば、大きく離れたボタン間のポインタの移動、画面の端から端までポインタを移動する場合は、上記ゆっくりした動作ではもどかしく感ぜられるため、操作部への指示量(移動量)に対して、ポインタ等を速く移動させる必要がある(粗調整操作)。
上記従来の構成にて、微調整操作及び粗調整操作の両方に対応するには、例えば、移動量の全範囲において静電容量の変化量を小さく設定した系と、大きく設定した系を2つ縦方向に重ねる構造が考えられる。この場合、静電容量を検出する出力信号の本数は、従来の2倍の本数が必要となるという問題点がある。例えば、角度90度間隔に4方向に電極を4個配置する場合は、それぞれの電極に対する出力信号の本数は4本となるところ、上記2つ縦方向に重ねる構造では検出する電極が8個必要となり、出力信号の本数は8本あり、従来の2倍の本数が必要となる。また、これらの特徴は、当該入力装置のみならず、入力装置を組み込む機器、装置の小型化の面も不都合である。
また、上記微調整操作及び粗調整操作の両方に対応する別の方法としては、外部にそれぞれの操作を切り替えるボタン等を設けて、ボタンのON/OFF状態に対応して静電容量の変化量に定数を掛けて移動速度を切り替える方法が考えられる。しかしながら、この場合、当該機能を実現する電気回路及びソフトウェアが必要となるという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、静電容量を検出する出力信号の本数を増加させず、外部に操作を切り替える電気回路及びソフトウェアを設けることなく、上記微調整操作及び粗調整操作の両方に対応可能な入力装置を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、検出電極と、該検出電極と接続され静電容量を検出する静電容量検出回路と、を備え、前記静電容量検出回路にて検出された静電容量の変化量により移動量を検出する入力装置であって、前記検出電極に対して平行移動可能に配置される第1誘電体と、接地され、前記第1誘電体上に配置された第1電極と、前記検出電極と、前記第1誘電体との間に、前記検出電極に対して平行移動可能に配置される第2誘電体と、外部と電気的に接続されておらず、前記第2誘電体上に配置された第2電極と、を備え、前記第1誘電体と前記第2誘電体が移動する前の初期位置において、前記第1電極と第2電極との間に発生し、前記第1誘電体の移動により変化する第1の静電容量と、前記検出電極と第2電極との間に発生し、前記第2誘電体の移動により変化する第2の静電容量と、が異なること、を特徴とする入力装置が提供される。
また本発明の第2の視点によれば、上記特徴を有する入力装置を備えた情報処理装置が提供される。
本発明によれば、静電容量の変化量のみに基づき、ユーザから指示された(指示)移動量を検出できる簡素かつ操作性に優れた移動量入力手段を構成することが可能となる。
[第1実施形態]
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る入力装置を上面から見た透視図である。図2は、図1のA−A断面図である。
図1、図2を参照すると、本実施形態に係る入力装置1は、検出電極4a〜4d、第2電極3a〜3d、第1電極がそれぞれ形成された第1〜第3誘電体5〜7の3層から構成されている。第1誘電体5、第2誘電体6は、それぞれ、ゴム、バネのような弾性を持つ部材(図示省略)により付勢され、図1、図2の初期状態に保持される。
第1誘電体5は、第3誘電体7に対して平行移動可能となっており、その上面には四角形状の第1電極2が形成されている。第1誘電体5を移動することにより、第1電極2を移動させることが可能となっている。また、第1電極2はグランド(GND)接続される。
第1誘電体5の下側に対向して配置された第2誘電体6は、第1誘電体5と同様に水平方向に移動可能となっている。第2誘電体6の上面には、第2電極3a、3b、3c、3dが形成されている。第2誘電体6を移動することにより、第2電極3a、3b、3c、3dを移動させることが可能となっている。
第2電極3a、3b、3c、3dは、外部と電気的に接続しておらず、その電極面積の一部分が第1電極2と対向し、かつ、外側にはみ出した状態となるように配置される。図1の例では、第2誘電体6及び第1誘電体5の移動方向(図1の上下方向及び左右方向)と平行に、かつ、第1電極2の中心位置を通過する直線上に第1電極2の中心位置を対称として2つ配置されている。
図1の左右方向についてみると、第2電極3a、3cが、第1電極2の中心位置を通過し、かつ、移動方向と平行である直線(図1の一点鎖線A−A)上であり、かつ第1電極2の中心位置を対称とする位置にそれぞれ配置されている。また、上下方向も前記左右方向と同様に、第1電極2を中心に第2電極3b、3dが対称配置されている。
第1電極2と第2電極3a、3b、3c、3dは、移動する前の状態で一部分が対向しており、第1誘電体5及び第2誘電体6が移動しても常に一部分を対向した状態にあるよう配置される。
第3誘電体7上には、検出電極4a、4b、4c、4dが形成されている。検出電極4a、4b、4c、4dは、外部にある静電容量を検出する回路(静電容量検出回路;図示省略)と接続されている。第2電極3aと検出電極4a、第2電極3bと検出電極4b、第2電極3cと検出電極4c、第2電極3dと検出電極4dがそれぞれ電極面積の一部分を対向し、かつ、外側にはみ出した状態となるように配置されている。
図1の例では、第1誘電体5及び第2誘電体6の外形形状は、略同じとなっており、移動前の状態(初期位置)では、第1誘電体5及び第2誘電体6との中心位置が一致している。この状態において、第2電極3a、3b、3c、3dと検出電極4a、4b、4c、4dの間のそれぞれの静電容量の値と、第2電極3a、3b、3c、3dと第1電極2の間のそれぞれの静電容量の値とが異なるよう設定されている。
第1誘電体5、第2誘電体6、第3誘電体7の材質は、電極が形成できる誘電体材料であればよく、例えば、ガラスエポキシ材、セラミック材、ガラス等でよい。
第1電極2、第2電極3a、3b、3c、3d、検出電極4a、4b、4c、4dの材質は、導電材料であればよく、例えば電極としてよく使用される銅、アルミなどでよい。
なお図1の例では、ポインタ等の移動に好適なように、2軸方向(左右方向と上下方向)に第2電極3a、3b、3c、3dと検出電極4a、4b、4c、4dを配置した構成となっているが、移動する方向である移動量の検出方向を1軸方向、例えば、上下方向として1つの第1電極2に対して第2電極3b、3dと検出電極4b、4dを配置する構成であってもよい。該構成によれば、例えば、縦方向の画面のスクロール操作を受け付ける入力装置、例えば、スクロール・マウスのスクロールレバーを得ることができる。
また図1の例では、第2電極3a、3b、3c、3d及び検出電極4a、4b、4c、4dの形状を直角二等辺三角形とし、これらを向かい合わせた配置としているが、これは、限られた各誘電体の表面に、極力大きく各電極をレイアウトするためである。もちろん、第2電極3a、3b、3c、3d及び検出電極4a、4b、4c、4dの形状を、その他の三角形状、四角形状、五角形状などの多角形状、円形状、楕円形状とすることもできる。
図3は、図2の構成において各電極に発生する静電容量を記載したものである。第1電極2と第2電極3aとの間に発生する静電容量を第1の静電容量C1a、第2電極3aと検出電極4aの間に発生する静電容量を第2の静電容量C2aと表している。前記したように第1電極2は接地されているため、検出電極4aに発生する静電容量Caは、第1の静電容量C1aと第2の静電容量C2aを直列に接続した状態と等価となり、次式(1)で表すことができる。
Figure 0004770646
図4は、本実施形態に係る入力装置にて発生する静電容量を等価回路で表現したものである。第2電極3a〜3dと第1電極2の間に発生するそれぞれの静電容量を第1の静電容量C1a、C1b、C1c、C1dとし、第2電極3a〜3dと検出電極4a〜4dの間に発生するそれぞれの静電容量を第2の静電容量C2a、C2b、C2c、C2dとする。第1の静電容量C1a、C1b、C1c、C1dは、片方(第1電極2)がグランド(GND)接続されており、第2の静電容量C2a、C2b、C2c、C2dは、片方(検出電極4a〜4d)がそれぞれ外部の(静電容量)検出回路と接続されている。また、第1の静電容量C1a、C1b、C1c、C1dと第2の静電容量C2a、C2b、C2c、C2dは、それぞれ直列に接続した状態にある。
続いて、本実施形態に係る入力装置1の動作について、図面を参照して詳細に説明する。図5は、第1誘電体5のみが左方向に水平移動した状態を示している。第1誘電体5に外部からの力が働くことにより、第1誘電体5が移動することで、第1電極2と第2電極3aの対向する面積は減少し、第1電極2と第2電極3a間の静電容量は減少する。これにより、検出電極4aで検出される静電容量は上記式(1)に従って減少する。反対に、第1電極2と第2電極3cの対向する面積は増加し、第1電極2と第2電極3c間の静電容量は増加する。これにより、検出電極4cで検出される静電容量は上記式(1)に従って増加する。
図6は、第1誘電体5と第2誘電体6が一緒に左方向に水平移動した状態を示している。第1誘電体5と第2誘電体6に外部からの力が働くことにより、第2電極3aと検出電極4aの対向する面積は減少し、第2電極3aと検出電極4a間の静電容量は減少する。これにより、検出電極4aで検出される静電容量は上記式(1)に従って減少する。反対に、第2電極3cと検出電極4cの対向する面積は増加し、第2電極3cと検出電極4cの間の静電容量は増加する。これにより、検出電極4cで検出される静電容量は上記式(1)に従って増加する。
上記より、第1誘電体5のみが移動する状態と、第1誘電体5と第2誘電体6の双方が移動する状態との2状態を使い分けることより、第2電極3a、3cと検出電極4a、4cの間の静電容量と、第2電極3a、3cと第1電極2の間の静電容量とを別々に変化させることが可能となる。そして、各検出電極にて検出された静電容量の増加、減少は、移動量の違いとなって表れる。
また、検出電極4a、4cで検出される静電容量の差分(検出電極4aの静電容量)−(検出電極4cの静電容量)を取ると、図5、図6の状態では静電容量の差分が負の値となる。差分が負の値のときを左方向の移動と定義すると、検出される値の正負により移動方向、検出される値の絶対値により移動量が検出できる。また、右方向、上下方向についても、上記左方向のときと同様に検出することが可能である。
さらに、図1の斜めの右上方向の移動についても、検出電極4a、4d(図1参照)で検出される静電容量はともに増加し、検出電極4b、4cで検出される静電容量はともに減少するため、これらの静電容量の変化により斜め方向の移動検出が可能である。
なお、以上の説明では、検出電極4a、4b、4c、4dと第1電極2間の静電容量については説明を省略したが、第2誘電体6と第1誘電体5の中心位置が一致している初期位置において、検出電極4a、4b、4c、4dと第1電極2が対向して静電容量が発生していてもよい。その理由は、検出電極4a、4b、4c、4dと第1電極2が対向していても、図5、6のような移動状態において、それぞれ静電容量の変化を検出できるからである。
また、図5、図6の各状態から、外部からの力が解放されると、前記したゴム、バネ等の弾性部材(図示省略)により、第1誘電体5及び第2誘電体6は、中心位置が一致している図1及び図2の状態に復帰する。
続いて、第1誘電体5のみが移動する場合と、第1誘電体5及び第2誘電体6が一緒に移動する場合における、移動量に対する静電容量の変化を大きく変える仕組みについて説明する。
図7は、第1誘電体5のみが移動したとき(図5に対応)の第2電極3c、第1電極2の状態を示した図である。図中点線は、移動する前の第1電極2を表しており、図中実線は、左方向に移動した後の第1電極2を表している。また図中網掛け部分は、第1電極2が移動することにより増加することとなった第2電極3cと第1電極2の対向面積を表している。
第1電極2は四角形状であり、第1電極2が移動した際に対向することとなる第2電極3cの外形は第1電極2の外形より大きいため、第1電極2の移動により対向面積の増加する領域(網掛け部分)は略四角形状となる。従って、移動量に略比例して対向面積は増加することとなる。
図8は、第1誘電体5及び第2誘電体6の双方が移動したとき(図6に対応)の第2電極3c、検出電極4cの状態を示した図である。図中点線は、移動する前の第2電極3cを表しており、図中実線は、左方向に移動した後の第2電極3cを表している。また図中網掛け部分は、第2電極3cが移動することにより増加することとなった検出電極4cと第2電極3cの対向面積を表している。
第2電極3c及び検出電極4cは、頂点を中心方向に指向させた三角形状であるため、第2電極3cの移動により対向面積の増加する領域(網掛け部分)は台形状となる。従って、移動量に対して、対向面積を大きく増加させることができる。
図9は、移動量に対する静電容量の変化量を計算した結果を示す図である。同図の横軸は、移動量であり、第1誘電体及び第2誘電体が移動していない初期位置を0%、第1誘電体及び第2誘電体が最大に移動しているフルストローク状態を100%としている。同図の縦軸は、静電容量の変化量であり、初期位置(移動量0%のときに相当)で検出した静電容量を基準として移動時に変化する静電容量を差し引いた値を示している。
図9の計算の条件は以下のとおりである。第2電極3a〜3dと第1電極2の間の静電容量は、第2電極3a〜3dと検出電極4a〜4dの間の静電容量より大きく設定されており、具体的には、第2電極3a〜3dと第1電極2の間のギャップと、第2電極3a〜3dと検出電極4a〜4dの間のギャップとの割合を1対3としている。
また、第2電極3a〜3dの形状を高さを10mm、底辺を20mmの二等辺三角形状とし、検出電極4a〜4dも第2電極3a〜3dと同じ形状としている。第1電極2の形状は、正方形状とし1辺を12mmとしている。
図1の初期状態において、検出電極4a〜4dと第2電極3a〜3dとのオーバラップ幅は、移動方向(例:図1のA−A方向)で5.5mmあり、第2電極3a〜3dと第1電極2とのオーバラップ幅は、移動方向(例:図1のA−A方向)で5.5mmとなっている。
第1誘電体5及び第2誘電体6の移動可能量(フルストローク)は、ともに4mmとしている。また、第1誘電体5及び第2誘電体6の誘電率はともに同じ値を用いている。
上記したように、検出電極4a〜4dと第2電極3a〜3d間の静電容量と、第2電極3a〜3dと第1電極2間の静電容量とは、直列に接続された状態とみなせる。また、第2電極3a〜3dと検出電極4a〜4d間の静電容量より、第2電極3a〜3dと第1電極2間の静電容量を大きくしている。検出電極4a〜4dと第2電極3a〜3d間の静電容量と、第2電極3a〜3dと第1電極2間の静電容量とが、両方同時に変化することはなく、どちらか一方が変化する。
これらにより、大きい値に設定された第2電極3a〜3dと第1電極2間の静電容量が変化した場合、検出される静電容量Caの変化量は小さく、小さい値に設定された検出電極4a〜4dと第2電極3a〜3d間の静電容量が変化した場合、検出される静電容量Caの変化量は大きくなる(前述の式(1)参照)。
図9の実線L1は、図5に示したように第1誘電体5のみを移動させた場合の静電容量の変化を示している。静電容量の変化量の大きさに対してポインタの移動速度を決定する場合、全体的に移動量の変化に対して静電容量の変化が小さい実線L1の特性にて、ゆっくりしたポインタの移動を実現できる(微調整操作に相当)。
一方、図9の点線L2は、図6に示したように第1誘電体5及び第2誘電体6の双方を移動させた場合の静電容量の変化を示している。静電容量の変化量の大きさに対してポインタの移動速度を決定する場合、全体的に移動量の変化に対して静電容量の変化が大きい実線L2の特性にて、ポインタの高速移動を実現できる(粗調整操作に相当)。
また例えば、図9において移動量が50%における静電容量の変化量を比較すると、実線L1(微調整操作時)における静電容量の変化量C1は、点線L2(粗調整操作時)における静電容量の変化量C2と比較して約3分の1の値である。これは、微調整操作と、粗調整操作とで、ポインタの移動速度を約3分の1異ならせることが実現されていることを意味する。
以上より、静電容量を検出する出力信号の本数を増加させず、外部に操作を切り替える電気回路やソフトウェアを設けることなく、ポインタの移動速度を大きく異ならせた微調整操作及び粗調整操作を実現することができる。
なお、上記した実施形態では、第2電極3a〜3dと第1電極2間の静電容量より、第2電極3a〜3dと検出電極4a〜4d間の静電容量を小さくしているが、静電容量の大小関係を入れ替えることも可能である。例えば、上記した静電容量の大小関係を入れ替えた場合、図5、図6の各状態に対応する静電容量の特性線L1、L2(図9参照)を入れ替えることができる。
また、上記した各電極間のギャップの比や、各電極の形状・サイズ・レイアウト、各誘電体の可動幅等は、あくまでその一例を示したものであり、入力装置の用途や要求仕様に従って、適宜変更することが可能である。
[第2実施形態]
続いて、第2電極及び検出電極のレイアウトについて変更を加えた本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図10は、本実施の形態に係る入力装置を上面から見た透視図であり、図1との相違は、図1と同じ移動方向を検出するために必要な第2電極73a、73b及び検出電極74a、74bの数が半分であり、かつ、第2電極73a、73bの形状が長方形となっている点である。
図10の構成によれば、第2電極73a、73bが長方形をしているため、第1電極72の上下又は左右方向の移動に対し、静電容量の変化量の絶対値がそれぞれ等しくなる。従って、静電容量の正負の変化にて移動方向を検出し、静電容量の変化量の絶対値に対してポインタの移動速度を決定することが可能となる。これは、1つの第2電極73a、1つの検出電極74aで左右の移動方向及び移動量を検出できることを意味する。
また図10の構成によれば、第2電極73bは、第2電極73aに対して第1電極72の中心位置から角度90度回転した位置に配置されている。検出電極74aは、第2電極73aに対して電極面積の一部分を対向し外側にはみ出して配置されている。検出電極74bも第2電極73bに対して同様に配置されている。
図11は、図10の構成において発生する静電容量を表した等価回路図である。第2電極73a、73bと第1電極72の間に発生するそれぞれの静電容量を第1の静電容量C71a、C71b、第2電極73a、73bと検出電極74a、74bの間に発生するそれぞれの静電容量を第2の静電容量C72a、C72bとする。
第1の静電容量C71a、C71bは片方(第1電極72)がグランド(GND)接続されており、第2の静電容量C72a、C72bは片方(検出電極74a、74b)がそれぞれ2つ外部の(静電容量)検出回路と接続されている。また、第1の静電容量C71a、C71bと第2の静電容量C72a、C72bは、それぞれ直列に接続した状態にある。
図12は、上記構成にて移動量に対する静電容量の変化量を計算した結果を示す図である。図12の点線は、第1誘電体75のみを移動させた場合の静電容量の変化を示している。図12の実線は、第1誘電体75及び第2誘電体の双方を移動させた場合の静電容量の変化を示している。図12の縦軸は、静電容量の変化量、横軸は移動量の変化量を示している。
図12の計算の条件では、第2電極73a、73bと第1電極72の間のギャップと、第2電極73a、73bと検出電極74a、74bの間のギャップとの割合を1対2としている。また、各誘電体の誘電率、第1電極72と第2電極73a、73b間のそれぞれの対向面積、及び、第2電極73a、73bと検出電極74a、74b間のそれぞれの対向面積を等しくしている。
各誘電体を右側方向(あるいは上方)に移動すると、それぞれの対向面積が増加し、静電容量の変化量が正の値になる。また、各誘電体を左側方向(あるいは下方)に移動すると、それぞれの対向面積が減少し、静電容量の変化量が負の値になる。
また、図12の静電容量の変化量が、正負方向に大きく変化する特性線(実線)を粗調整操作、正負方向に小さく変化する特性線(点線)を微調整操作とすることで、静電容量の変化量の大きさに応じたポインタの移動速度の切り替えが実現される。
以上のように、本実施の形態によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、出力信号の本数を半減することが可能となる。
なお、上記した実施形態では、第2電極73a、73bの形状を長方形としているが、上記原理を満たしうるその他の形状も採用可能である。例えば、初期位置において第1電極と第2電極とが重なる移動方向に直交する線に線対称な部分と、初期位置において第2電極と検出電極とが重なる移動方向に直交する線に線対称な部分とを第2電極が有し、該線対称部分を各電極の相対移動範囲とするレイアウトであれば、初期位置からの移動による前記各電極間の静電容量の変化の絶対値が等しくすることができる。
[第3実施形態]
続いて、上記第1誘電体のみの移動と、第1誘電体及び第2誘電体の同時移動を切り替える切り替え機構を有する操作部を含めた本発明の第3の実施形態について説明する。
図13は、本実施形態に係る入力装置31において、第1誘電体35と第2誘電体36との中心位置が一致している(初期位置にある)初期状態の断面図である。
第1誘電体35と第2誘電体36の形状は同一であり、第1誘電体35と第2誘電体36との中心位置が一致している(初期位置にある)初期状態において、その外縁も一致している。第1電極32と、第2電極33a、33cと、検出電極34a、34cの構成は、上記した第1の実施形態と同様である。
操作部30は、人の手指等によって操作される上方のレバー部と、下方に開口した下部嵌合構造からなり、前記下部嵌合構造は、第1誘電体35及び第2誘電体36を収容可能に構成されている。また、操作部30は、前記下部嵌合構造と第1誘電体35との間に配設されたバネ・ゴム等の弾性体39aによって上方に付勢されており、初期状態において第1誘電体35のみを水平方向に移動可能となっている。
また、図13の初期状態において操作部30を押し下げることにより、前記下部嵌合構造が、第2誘電体36まで嵌まり込み、第1誘電体35及び第2誘電体36の双方を一緒に水平方向に移動可能な状態になる。
また、操作部30の下部嵌合構造とケース38との間、及び、第2誘電体36とケース38との間には、バネ・ゴム等の弾性体39b、39cがそれぞれ複数組配設されており、その付勢力により、操作部30は、常時中心位置に復帰できるような構成となっている。
なお、弾性体39a、39b、39c及び操作部30の前記下部嵌合構造は導電性材料より構成される。これにより、第1電極32は、弾性体39a、39b、39cと前記嵌合構造を介してケース38に電気的に接続されていることになる。
ケース38は、入力装置31の構成物を収納、保護する部材である。各種入力装置や、図14に示すように情報処理装置本体200に本入力装置を組み込む際に、ネジ等で止めて固定される。
図15は、操作部30に下方に所定値以上の荷重を加えずに水平方向に動かした状態を示している。操作部30に加わる荷重が弾性体39aで設定された所定の荷重より小さいとき、同図に示されたように、操作部30の下部嵌合構造は、第1誘電体35とのみ嵌合しているため、第1誘電体35のみが移動する。
図16は、操作部30に下方に所定値以上の荷重を加えつつ水平方向に動かした状態を示している。操作部30に加わる荷重が弾性体39aで設定された所定の荷重より大きいとき、同図に示されたように、操作部30の下部嵌合構造は、第1誘電体35及び第2誘電体36と嵌合し、第1誘電体35及び第2誘電体36を一緒に移動させることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、特別なソフトウェアドライバ等を用意することなく、操作部30の上下位置により、微調整操作又は粗調整操作を切り替えることが可能となっている。
[第4実施形態]
続いて、上記第3の実施形態とは別タイプの切り替え機構を有する操作部を含めた本発明の第4の実施形態について説明する。
図17は、本実施形態に係る入力装置51において、第1誘電体55と第2誘電体56との中心位置が一致している(初期位置にある)初期状態の断面図である。
本実施形態においては、第1誘電体55の下方に位置する第2誘電体56の外周に突起部56aが形成されている点を特徴としている。突起部56aは、第1誘電体55の外周に対し、微調整操作範囲又は粗調整操作範囲を規定する所定の遊びをもって形成される。かくて、第1誘電体55が前記遊び幅以上に移動すると、第1誘電体55の外周部が、第2誘電体56の突起部56aに当接し、第2誘電体56を移動させる構成となっている。
また本実施形態においても、操作部50とケース58との間、及び、第2誘電体56とケース58との間には、バネ・ゴム等の弾性体59b、59cがそれぞれ複数組配設されており、その付勢力により、操作部50は、常時中心位置(初期位置)に復帰できるような構成となっている。
本実施形態においては、操作部50が導電性材料より構成され、第1電極52は直接乃至適宜導電性のスペーサを介して操作部50と電気的に接続される。
その他、第1電極52と、第2電極53a、53cと、検出電極54a、54c等の構成は、上記した第1の実施形態と同様である。
図18は、第1誘電体55の外周部が第2誘電体56の突起部56aに当接する位置まで、操作部50を水平方向に動かした状態を示している。ここから更に、操作部50を動かすと、図19に示す通り、第1誘電体55及び第2誘電体56が一緒に移動する。
以上のように、本実施形態によれば、特別なソフトウェアドライバ等を用意することなく、操作部50の移動量により、微調整操作又は粗調整操作を連続的に切り替えることが可能となっている。
以上、本発明の好適な各実施形態について説明したが、上位2層の平行移動可能な誘電体と、最下層の検出電極層との3層構造とした入力装置の、最上層の誘電体上に、接地され、移動した際に第1の静電容量の変化を発生させるよう第1電極を配設し、中間層の誘電体上に、外部と電気的に接続されておらず、移動した際に前記第1の静電容量の変化と異なる第2の静電容量の変化を発生させる第2電極を配設し、中間層の誘電体の移動有無により、静電容量の変化を切り替えるという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形を加えることが可能であることはいうまでもない。
例えば、上記した第3、第4の実施形態で、第1誘電体と第2誘電体を別々に、あるいは、一緒に移動させる方法を例示したが、第1誘電体と第2誘電体に互いに係合する凸部と凹部を設け、該凸凹部の係合/非係合によっても上記切替構成を達成することが可能である。また、その他、第1誘電体又はと第2誘電体の移動範囲や移動方向に規制を設けることも適宜採用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る入力装置を上面から見た透視図である。 図1のA−A断面図である。 図2の各電極に発生する静電容量を表した図である。 本発明の第1の実施形態に係る入力装置にて発生する静電容量を表した等価回路図である。 図2の第1誘電体のみが水平に左方向に移動した状態を表した図である。 図2の第1誘電体及び第2誘電体が水平に左方向に移動した状態を表した図である。 第1誘電体のみの移動時に増大する第1電極、第2電極間の対向面積を説明するための図である。 第1誘電体及び第2誘電体の双方移動時に増大する第2電極、検出電極間の対向面積を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る入力装置における移動量に対する静電容量の変化量を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る入力装置を上面から見た透視図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力装置にて発生する静電容量を表した等価回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る入力装置における移動量に対する静電容量の変化量を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る入力装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る入力装置を搭載した情報処理装置の例である。 本発明の第3の実施の形態に係る入力装置の動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る入力装置の動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る入力装置の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る入力装置の動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る入力装置の動作を説明するための図である。 従来の入力装置の構成を表した断面図である。
符号の説明
1、31、51、71 入力装置
2、32、52、72 第1電極
3a、3b、3c、3d、33a、33c、53a、53c、73a、73b 第2電極
4a、4b、4c、4d、34a、34c、54a、54c、74a、74b 検出電極
5、35、55、75 第1誘電体
6、36、56 第2誘電体
7、37、57 第3誘電体
30、50 操作部
38、58 ケース
39a、39b、39c、59b、59c 弾性体
56a 突起部
200 情報処理装置本体
C1a、C1b、C1c、C1d、C71a、C71b 第1の静電容量
C2a、C2b、C2c、C2d、C72a、C72b 第2の静電容量

Claims (7)

  1. 検出電極と、該検出電極と接続され静電容量を検出する静電容量検出回路と、を備え、前記静電容量検出回路にて検出された静電容量の変化量により移動量を検出する入力装置であって、
    前記検出電極に対して平行移動可能に配置される第1誘電体と、
    接地され、前記第1誘電体上に配置された第1電極と、
    前記検出電極と、前記第1誘電体との間に、前記検出電極に対して平行移動可能に配置される第2誘電体と、
    外部と電気的に接続されておらず、前記第2誘電体上に配置された第2電極と、を備え、
    前記第1誘電体と前記第2誘電体が移動する前の初期位置において、
    前記第1電極と第2電極との間に発生し、前記第1誘電体の移動により変化する第1の静電容量と、
    前記検出電極と第2電極との間に発生し、前記第2誘電体の移動により変化する第2の静電容量と、が異なること、
    を特徴とする入力装置。
  2. 前記検出電極と前記第2電極が一部分対向し、前記第2電極と前記第1電極が一部分対向しており、
    前記検出電極と前記第1電極と前記第2電極が、移動量の検出方向に並んで配置されること、
    を特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記検出電極と前記第2電極がそれぞれ2つあり、1つの前記第1電極の中心位置に対する対称位置にそれぞれ配置されること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 移動量の検出方向が、1つの第1電極を中心として2つ以上あり、
    それぞれの検出方向軸上に前記検出電極と前記第2電極とがそれぞれ配置されること、
    を特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記第1誘電体と前記第2誘電体は、前記初期位置に対して一方向及びその反対方向に移動可能であり、
    前記初期位置から前記一方向及びその反対方向への前記各誘電体の移動距離が等しいとき、前記第1電極と前記第2電極の対向面積及び前記検出電極と前記第2電極の対向面積の変化量がそれぞれ等しくなるよう、前記各電極が構成されていること、
    を特徴とする請求項1、2、4のうちのいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記第1誘電体のみの移動と、前記第1誘電体と前記第2誘電体の同時移動とを切り替える切替機構を有する操作部を備えたこと、
    を特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1項に記載の入力装置。
  7. 請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の入力装置を備えた情報処理装置。
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