JP4770261B2 - 直動案内装置 - Google Patents

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本発明は、ワークテーブル等の移動体をその移動方向に案内する装置として産業機械等に用いられる直動案内装置に関する。
産業機械等に用いられる直動案内装置として、たとえば、下記の特許文献1及び2に記載されたものが知られている。この直動案内装置は転動体を保持する保持器がエンドキャップのリターンガイドと一体に構成されているため、インサート成形に対しては成形性と接続部の連続性を確保でき、スライダへの一体加工に対してはコストダウンとなるという利点を有している。
実開昭59−181331号公報 特開平11−72119号公報
しかしながら、上記文献に記載された直動案内装置においては、
(a)転動体保持器をリターンガイドと共に樹脂にて成形する場合、リターンガイドによる肉厚が存在するため、樹脂成形時のヒケによって変形が発生し易い、
(b)樹脂成形時のヒケによる変形を抑える目的でリターンガイドの裏側に肉盗みを形成する必要があるため、複雑な金型構成が必要となる、
(c)転動体戻し路に挿入されたスリーブの位置決めを必要とする場合には、転動体保持器と一体に樹脂成形されたリターンガイドが転動体戻し路側に張り出すため、転動体保持器を組み付ける前にスリーブを転動体戻し路に挿入する必要があり、直動案内装置の組立性を阻害する、などの問題があった。また、スライダ本体とスリーブで位置決めをするには、スライダ本体に何らかの加工が必要であり、コストアップとなる。また、スリーブの位置を合せながら位置決めの機能を持つ保持器やエンドキャップを組み付ける必要があり、組立性が悪いという問題もあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、作動性、騒音特性及び耐久性を低下させることなく生産性及び組立性の向上を図ることのできる直動案内装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、案内レールと、該案内レール上に形成された転動体転動溝と対向する転動体転動溝を有するスライダ本体と、前記案内レール及び前記スライダ本体の両転動体転動溝間に形成された転動体転走路及び前記スライダ本体内に形成された転動体戻し路に連通する方向転換路を夫々有すると共にリターンガイドを夫々有する二つのエンドキャップと、前記スライダ本体及び前記エンドキャップからなるスライダの相対的直線運動に伴って前記案内レール及び前記スライダ本体の転動体転動溝上を転動する多数の転動体と、前記スライダに組み付けられた樹脂製の転動体保持器と、を備えた直動案内装置であって、前記転動体保持器が前記スライダ本体を挟んで相対向する二つのプレート部を有して、前記スライダ本体の両内側面に1対設けられ、前記エンドキャップ及び該エンドキャップに設けられた前記リターンガイドの少なくともいずれか一方に係合して前記転動体転走路に対して前記転動体保持器を位置決めする位置決め部が前記プレート部に設けられ、前記方向転換路または前記転動体戻し路に潤滑剤を供給する潤滑剤供給溝が前記プレート部に設けられ、前記スライダ本体の転動体転動溝は、前記スライダ本体の内側面上部と内側面下部に設けられ、前記転動体保持器は、前記スライダ本体の内側面上部に設けられた転動体転動溝の上側に配置される部位と、前記スライダ本体の内側面上部に設けられた転動体転動溝と前記スライダ本体の内側面下部に設けられた転動体転動溝との間に配置される部位と、前記スライダ本体の内側面下部に設けられた転動体転動溝の下側に配置される部位とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の直動案内装置において、前記転動体戻し路に挿入され、前記スライダ本体から突出する樹脂製のスリーブの端部と嵌合して前記スリーブを位置決めする位置決め部が前記プレート部に設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記転動体保持器は、長手方向直角断面において屈曲部を有することを特徴とする。
本発明に係る直動案内装置によれば、スライダ本体を挟んで相対向する二つのプレート部を転動体保持器が有することにより、転動体保持器がプレート部を持たないものと比較して、保持部のみを別体としてエンドキャップやスライダに組み込む必要がないため、スライダへの転動体保持器の組み付け性が向上すると共に転動体保持器の強度を高めることができる。これにより、曲がり等の変形が転動体保持器に生じ難くなるので、転動体を確実に保持することができる。また、転動体保持器のプレート部に他の循環経路をなす循環部品を樹脂成形しなくてもよいので、転動体保持器の厚さを変形が生じ難い最適な厚さに設定することができ、これにより、転動体保持器を高精度に樹脂成形することができる。さらに、転動体保持器に複雑な肉盗みを形成する必要がないので、構成が簡単な金型を用いて転動体保持器を樹脂成形することができる。
また、本矩形状の保持器をスライダに装着した後、スリーブを長手方向から位相を合せながら挿入可能であり、組立性が向上する。また、保持器のプレート部にエンドキャップやリターンガイドの位置決め部やスリーブの位置決め部を設けることによって、従来、実施していたスライダ端面への位置決め部の加工が不要になり、生産性が向上すると共に保持器に対するエンドキャップ、リターンガイド、スリーブの位置が正確に定まり、作動性や騒音特性も向上する。また、保持器にプレート部を設けて他の循環路を構成する成形部品と別体としたことにより、油路をプレート部と他の成形部品の接合面に設けて油路の密着性を高め、油路からの潤滑剤の漏れを抑えることにより、耐久性が向上する。
また、保持器は転動溝を設けた面と同一のスライダ本体内側面に位置決めされるため、保持器を転動溝の加工と同時に行うことが可能となり、保持器を転動溝の加工と同時に行うことにより、転動溝に対して高い位置合せ精度にて保持器を配置することができ、組立性が向上すると共に作動性や騒音特性が向上する。
ここで、保持器の転動体保持部はスライダ本体の内側面上部に設けた転動溝(以下「上溝」という)の上側に配置される部位とスライダ本体の内側面下部に設けた転動溝(以下「下溝」という)と上溝との間に配置される部位と下溝の下側に配置される部位の全てを備える必要はない。
(1)転動体保持部の部位を増やしたり、その肉厚を増やしたりすることによって、保持器プレート部の強度が増し、転動体の保持力を向上することが可能となる。例えば、上溝の上側に配置される部位と上溝と下溝との間に配置される部位と下溝の下側に配置される部位の全てを保持器が有することにより、転動体の保持力が大きく、転動体の脱落を防止し、使用時の扱いが容易となる。
(2)転動体保持部の部位を減らしたり、その肉厚を減らしたりすることにより、スライダの肉厚を厚くすることができ、これにより、スライダ本体の袖部の開き変形を抑える等、スライダの強度面で有利となる。例えば、転動体保持部を上溝の上側と下溝の下側に配置する場合や、転動体保持部を上溝と下溝との間にだけ配置する場合は、スライダ本体に肉盛りを行うことができ、スライダ本体の強度が向上し、剛性に有利となる。
保持器の転動体保持部は、レールからスライダを出し入れする際に転動体を保持することが重要であり、各部の強度や研削加工等の生産性や転動溝の配置等を総合的にみた上で、バランスの良い形状となせばよい。
また、転動体保持部の形状を長手方向直角断面内において屈曲部を持つようにすると、保持部の曲げに対する強度が向上し、保持部の変形に対して強度が強化され、転動体の保持力が一層向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1に示すように、第1の実施形態に係る直動案内装置10は、案内レール11、スライダ本体12、エンドキャップ13A,13B及び多数の転動体16を備えている。
案内レール11は鋼等の金属材料を所定の形状に引抜き加工して形成されており、その左右側面部11a,11b(図2参照)には、例えば二条の転動体転動溝14が案内レール11の長手方向に沿ってそれぞれ設けられている。
スライダ本体12は鋼等の金属材料からなり、エンドキャップ13A,13Bと共に直動案内装置10のスライダ15(図1参照)を形成している。また、スライダ本体12は案内レール11の両側にブロック状の転動体循環部121(図2参照)を有しており、これら転動体循環部121の内側面には、直線状の転動体転動溝14が二条ずつ形成されている。
転動体転動溝14は前述した案内レール11の転動体転動溝14と対向しており、転動体転動溝14と転動体転動溝14との間には、転動体16を案内レール11の長手方向に転走させるための転動体転走路17(図1参照)が形成されている。
エンドキャップ13A,13Bは、それぞれ複数本の止めネジ(図示せず)によりスライダ本体12の両端面に取り付けられている。また、エンドキャップ13A,13Bは樹脂成形されたエンドキャップ本体131(図3参照)と、このエンドキャップ本体131と協働して転動体16の方向転換路18(図1参照)を形成する二つのリターンガイド132とからなり、エンドキャップ本体131には、案内レール11とエンドキャップ13A,13Bとの隙間をシールするサイドシール20(図1参照)が取り付けられているとともに、グリースニップル等の潤滑剤供給ニップル(図示せず)をスライダ15に装着するためのニップル取付け孔21(図3参照)が貫設されている。
転動体16はスライダ15が案内レール11の長手方向に相対移動すると上記転動体転動溝14,14上を転動するようになっており、スライダ15には、直動案内装置10の組立時や分解時に転動体16がスライダ15から脱落するのを防ぐために、二つの転動体保持器22(図2参照)が組み付けられている。また、転動体16は鋼等の金属材料あるいはセラミックス等の材料で球状に形成され、スライダ15内に組み込まれた複数(例えば四つ)の樹脂製セパレータ23(図1及び図2参照)により一定間隔でセパレートされている。
方向転換路18は転動体転走路17に連通しており、従って、転動体転走路17を転動した転動体16は例えばエンドキャップ13Aの方向転換路18で方向転換するようになっている。また、方向転換路18はスライダ本体12の転動体循環部121内に形成された転動体戻し路19(図1参照)にも連通しており、従って、転動体戻し路19を転動した転動体16は例えばエンドキャップ13Bの方向転換路18で方向転換するようになっている。
転動体戻し路19は転動体転走路17に対応してスライダ本体12の転動体循環部121内に形成されており、各転動体戻し路19には、セパレータ23の摩耗を抑制するために、樹脂製のスリーブ24(図2参照)が挿入されている。
転動体保持器22は、セパレータ23の摩耗等を抑制するために、例えば合成樹脂材を所定の形状に射出成形して形成されている。また、転動体保持器22はスライダ本体12を挟んで相対向する二つのプレート部221(図4参照)を有しており、これらのプレート部221には、エンドキャップ13A,13Bに設けられた円弧状の突起部25(図3参照)に係合して転動体保持器22を位置決めする位置決め部として円弧状の切欠部26(図5参照)が二つずつ設けられているとともに、グリース等の潤滑剤を方向転換路18や転動体戻し路19に供給する潤滑剤供給溝27が設けられている。また、転動体保持器22は上記プレート部221の間に三つの転動体保持部222a,222b,222cを有しており、転動体保持部222aはスライダ本体12の内側面上部に設けられた転動体転動溝14Sの上側に配置されている。そして、転動体保持部222bはスライダ本体12の内側面上部に設けられた転動体転動溝14Sとスライダ本体12の内側面下部に設けられた転動体転動溝14Sとの間に配置され、転動体保持部222cはスライダ本体12の内側面下部に設けられた転動体転動溝14Sの下側に配置されている。なお、転動体保持器22の転動体保持部222cは、図6に示すように、屈曲部223を有している。
セパレータ23はベルト状に形成されており、各セパレータ23には、転動体16を収容する複数の孔部231(図7及び図8参照)が一定間隔で穿設されている。
スリーブ24はその両端部がスライダ本体12から突出しており、各スリーブ24の両端部は転動体保持器22に設けられた通路接続孔28(図5参照)に嵌入されている。この通路接続孔28は転動体保持器22のプレート部221に二つずつ形成されており、方向転換路18と転動体戻し路19は、通路接続孔28にスリーブ24の端部を嵌合させると共にエンドキャップ13A,13Bのリターンガイド132に設けられた円筒状の突起部29(図3参照)を嵌合させることによって接続されている。
また、スリーブ24は転動体戻し路19に沿って二つに分割されており、転動体保持器22のプレート部221には、二つに分割されたスリーブ24の間にセパレータ23の案内路30(図9参照)を形成する案内路形成部として複数の突起部31(図5参照)が設けられている。
潤滑剤供給溝27はエンドキャップ13A,13Bのエンドキャップ本体131に形成された潤滑剤流通溝32(図3参照)に連通しており、この潤滑剤流通溝32には、上記ニップル取付け孔21に装着された潤滑剤供給ニップルからグリース等の潤滑剤が供給されるようになっている。
案内路形成部としての突起部31は転動体保持器22の通路接続孔28に二つずつ設けられており、転動体戻し路19に沿って二つに分割されたスリーブ24には、上記突起部31に係合する断面V字状の溝部33(図10参照)がスリーブ24の軸方向に沿って設けられている。
このように構成される直動案内装置10では、スライダ本体12を挟んで相対向する二つのプレート部221を転動体保持器22が有することにより、転動体保持器がプレート部を持たないものと比較して、スライダ15への転動体保持器22の組み付け性が向上すると共に転動体保持器22の強度を高めることができる。また、曲がり等の変形が転動体保持器22に生じ難くなるので、転動体16を確実に保持することができる。また、転動体保持器22のプレート部221にエンドキャップ13A,13Bのリターンガイド132を樹脂成形しなくてもよいので、転動体保持器22の厚さを変形が生じ難い最適な厚さに設定することができ、これにより、転動体保持器22を高精度に樹脂成形することができる。さらに、転動体保持器22に肉盗みを形成する必要がないので、形状が簡単な金型を用いて転動体保持器22を樹脂成形することができる。
また、上述した直動案内装置10では、方向転換路18及び転動体戻し路19に潤滑剤を供給する潤滑剤供給溝27を転動体保持器22のプレート部221に設けたことにより、エンドキャップ13A,13Bのリターンガイド132と転動体保持器22との間に潤滑剤供給路を形成することができる。
さらに、上述した直動案内装置10では、転動体戻し路19に挿入されたスリーブ24の端部と嵌合すると共にエンドキャップ13A,13Bに設けられた円筒状の突起部29と嵌合する通路接続孔28を転動体保持器22のプレート部221に設けたことにより、方向転換路18と転動体戻し路19との繋ぎ目に振動や騒音の発生原因となる段差を発生させることなく方向転換路18と転動体戻し路19とを接続することができる。したがって、スライダ15の作動性向上を図ることができると共に騒音特性の向上を図ることができ、また転動体保持器22のプレート部221に設けられた通路接続孔28からスリーブ24を転動体戻し路19に挿入できるため、スライダ本体12に転動体保持器22を組み付けた後でもスリーブ24を転動体戻し路19に挿入でき、これにより、スライダ15の組立性向上を図ることができる。
また、上述した直動案内装置10では、エンドキャップ13A,13Bに設けられた円弧状の突起部25に係合する円弧状の切欠部26を転動体保持器22のプレート部221に設けたことにより、転動体保持器22を転動体転走路17に対して所定の位置に位置決めすることができる。これにより、転動体16をスライダ本体12の転動体転動溝14S上に確実に保持することができるため、直動案内装置の組立時や分解時に転動体16がスライダ15から脱落することを確実に防止することができ、また保持器を転動溝の加工と同時に行うことが可能となるので、保持器を転動溝の加工と同時に行うことにより、転動体転動溝に対して高い精度で保持器を位置決めすることができ、これにより直動案内装置の組立性を高めることができると共に作動性及び騒音特性の向
上を図ることができる。
なお、上述した第1の実施形態では球状に形成された転動体16を用いた場合を例示したが、転動体16は円筒状に形成されていてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る直動案内装置の平面図である。 図1に示す線II−IIに沿った断面図である。 図1に示すエンドキャップ背面図である。 図2に示す転動体保持器の正面図である。 図4に示す転動体保持器の側面図である。 図4に示す線VI−VIに沿った断面図である。 図1に示すセパレータの平面図である。 図7に示す線VIII−VIIIに沿った断面図である。 図2に示すスライダ本体の部分断面図である。 図2に示すスリーブの断面図である。
符号の説明
11 案内レール
12 スライダ本体
13A,13B エンドキャップ
131 エンドキャップ本体
132 リターンガイド
14R,14S 転動体転動溝
15 スライダ
16 転動体
17 転動体転走路
18 方向転換路
19 転動体戻し路
20 サイドシール
21 ニップル取付け孔
22 転動体保持器
221 プレート部
23 セパレータ
24 スリーブ
25 突起部
26 円弧状切欠部
27 潤滑剤供給溝
28 通路接続孔
29 突起部
30 案内路
31 突起部
32 潤滑剤流通溝
33 溝部

Claims (3)

  1. 案内レールと、該案内レール上に形成された転動体転動溝と対向する転動体転動溝を有するスライダ本体と、前記案内レール及び前記スライダ本体の両転動体転動溝間に形成された転動体転走路及び前記スライダ本体内に形成された転動体戻し路に連通する方向転換路を夫々有すると共にリターンガイドを夫々有する二つのエンドキャップと、前記スライダ本体及び前記エンドキャップからなるスライダの相対的直線運動に伴って前記案内レール及び前記スライダ本体の転動体転動溝上を転動する多数の転動体と、前記スライダに組み付けられた樹脂製の転動体保持器と、を備えた直動案内装置であって、
    前記転動体保持器が前記スライダ本体を挟んで相対向する二つのプレート部を有して、前記スライダ本体の両内側面に1対設けられ、
    前記エンドキャップ及び該エンドキャップに設けられた前記リターンガイドの少なくともいずれか一方に係合して前記転動体転走路に対して前記転動体保持器を位置決めする位置決め部が前記プレート部に設けられ
    前記方向転換路または前記転動体戻し路に潤滑剤を供給する潤滑剤供給溝が前記プレート部に設けられ、
    前記スライダ本体の転動体転動溝は、前記スライダ本体の内側面上部と内側面下部に設けられ、
    前記転動体保持器は、前記スライダ本体の内側面上部に設けられた転動体転動溝の上側に配置される部位と、前記スライダ本体の内側面上部に設けられた転動体転動溝と前記スライダ本体の内側面下部に設けられた転動体転動溝との間に配置される部位と、前記スライダ本体の内側面下部に設けられた転動体転動溝の下側に配置される部位とを有することを特徴とする直動案内装置。
  2. 請求項1記載の直動案内装置において、前記転動体戻し路に挿入され、前記スライダ本体から突出する樹脂製のスリーブの端部と嵌合して前記スリーブを位置決めする位置決め部が前記プレート部に設けられたことを特徴とする直動案内装置。
  3. 請求項1又は2記載の直動案内装置において、前記転動体保持器は、長手方向直角断面において屈曲部を有することを特徴とする直動案内装置。
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