JP4769385B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられる非磁性一成分現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は一般的な現像装置の概略構成図である。トナーホッパ1内に充填された非磁性一成分トナーは回転するパドル2により現像部に送られる。現像部において、スポンジローラ3はおよそ0.5mmの食い込みを持って現像ローラ4と当接しつつ回転する。トナーホッパ1からパドル2の回転によってスポンジローラ3に送られたトナーはスポンジローラ3の回転に伴いトナー保持部材5上を現像ローラ4の方向に移動する。
【0003】
トナー保持部材5上のトナーは現像ローラ4、スポンジローラ3およびトナー保持部材5で形成される空間に保持され、そのなかでスポンジローラ3近傍のトナーはスポンジローラ3と現像ローラ4との接触部に入り、そこで摩擦帯電され、現像ローラ4表面に静電的に付着する。その後現像ローラ4上のトナー層はドクタローラ6によって薄層化されて現像に寄与することとなる。
【0004】
上記のように本現像装置においては、トナー薄層化部材としてドクタローラ6を使用する。ドクタローラ6は弾性ゴムローラであり、一方、現像ローラ4は金属ローラ表面に樹脂を塗布した形態のハードローラである。前記ドクタローラ6と現像ローラ4とは所定のニップ幅を持って接している。また、ドクタローラ6上にトナーの融着等が起こらないよう、各現像動作の終了毎にドクタローラ6を所定角度(それまでのニップ部分が装置内に逃げる程度)反時計回り方向に逆転(図1参照)させ、常に接触面を新しく保つよう設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
斯かる現像装置はその構成上、現像ローラとドクタローラとの間の楔状空間部分において、トナーへの内部からの粉圧、現像ローラ回転により発生するトナーの対流などによりトナー塊を形成し、ニップ部に進入してトナー薄層上に円周方向のトナーの付着抜け、所謂縦白スジを発生させるという問題がある。
【0006】
このような従来技術に存在する問題を解決するものとして、特開平9−96962号公報記載の技術がある。該公報に示される現像装置においては、現像ローラに当接する薄層化ローラが現像ローラと当接しつつカウンタ方向に回転を行うため、トナー塊は常に薄層化ローラと現像ローラとの接触部分からは排除され、縦方向の白スジ状の抜けは発生しにくくなる。
【0007】
しかし、ドクタローラを逆回転することによる白スジ状の抜けの発生防止効果も、表面状態が均一なドクタローラでは十分に発揮されない場合がある。
【0008】
そこで、本発明は上記問題を解決し、薄層化部材(ドクタローラ)表面のトナーに与える負荷を周期的に変化させ、それにより選択的にトナー塊を薄層化部材側に付着させてニップ部より排除することによって経時にわたって白スジ発生の無い良好な画像が得られる現像装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、非磁性一成分現像剤を用い、現像ローラ上の現像剤層を均一化するローラ状の薄層化部材を使用する現像装置において、前記現像ローラに当接して設けられた前記薄層化部材は、基材表面の周方向に適宜間隔で高摩擦係数部が形成され、現像時には常に前記薄層化部材の前記基材部分が前記現像ローラと接するように設定されるとともに、現像動作終了時、前記薄層化部材を逆転させ、周期的に前記高摩擦係数部が前記現像ローラと接することを最も主要な特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記高摩擦係数部として、基材表面を粗した表面粗し部が形成されている現像装置を主要な特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、非磁性一成分現像剤を用い、現像ローラ上の現像剤層を均一化するローラ状の薄層化部材を使用する現像装置において、前記現像ローラに当接して設けられた前記薄層化部材は、基材表面の周方向に適宜間隔で低弾性部材が配置され、現像時には常に前記薄層化部材の前記基材部分が前記現像ローラと接するように設定されるとともに、現像動作終了時、前記薄層化部材を逆転させ、周期的に前記低弾性部材が前記現像ローラと接することを最も主要な特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は本発明の現像装置におけるドクタローラの第1の実施形態の要部拡大図、図3は図2のドクタローラによるトナー塊の排除の様子を示す模式図である。
【0013】
図2に示す第1の実施形態のドクタローラ(薄層化部材)6は、ゴム製の基材11からなり、かつその周方向に間隔を置いて基材11より摩擦係数が高い高摩擦係数部材( 高摩擦係数部) 12を配置している。即ち、薄層化部材であるドクタローラ6は図2に示すように、周方向に間隔を置いて摩擦係数が基材11のゴムよりも高い材料を埋め込んだ構成となっている。
【0014】
このような構成のドクタローラ6は、上記のように基材11と高摩擦係数部材12が周方向に交互に現れるものであるが、実際の現像時には常に基材11の部分が現像ローラ4と接するよう設定される。
【0015】
図2においては、便宜的に基材11部分と高摩擦係数部材12とを任意の幅で示しているが、実際は基材11部分は最低現像ローラ4とのニップ幅である2〜3mmあれば問題は無い。但し、ドクタローラ6は逐次回転するものであるので、現像ローラ4との当接部分のことを考慮して4〜5mmを確保することが好ましい。
【0016】
一方高摩擦係数部材12はニップ部分のトナー塊を移動するに十分な幅として2〜3mmが望ましい。これにより現像動作終了時、ドクタローラ6は逆転し、周期的に高摩擦係数部材12の面が現像ローラ4表面と接することにより、基材11部分との接触では除ききれないトナー塊を効率的に表面に付着させてニップ部の外に運び出す作用をする(図3参照)。上記の構成を有する現像装置にて作像を行ったところ、トナー塊の詰まりによる縦スジの発生も無く、良好な画像を得ることができた。
【0017】
図4は本発明の現像装置におけるドクタローラの第2の実施形態の要部拡大図である。図4に示す第2の実施形態においては、薄層化部材であるドクタローラ6の表面を図4に示したように、周方向に粗した部分とそうでない部分が交互に存在するような構成にする。即ち、基材11にあって周方向に適宜感覚で表面粗し部13を形成している。
【0018】
図4において便宜上、基材11部分と表面粗し部13とを任意の幅で示しているが、実使用時のことを考慮して基材11部分は4〜5mmを確保する。一方、表面粗し部13はニップ部分のトナー塊を移動するに十分な幅として2〜3mmが望ましい。また第1の実施形態と同じように、実際の現像時には基材11の部分が現像ローラ4と接するように設定する。上記の構成を有する現像装置にて作像を行ったところ、トナー塊の詰まりによる縦スジの発生も無く、良好な画像を得ることができた。
【0019】
図5は本発明の現像装置におけるドクタローラの第3の実施形態の要部拡大図である。図5に示す第3の実施形態のドクタローラ6は、表面に周方向に間隔を置いて基材11よりも弾性の低い低弾性部材14を埋め込んだものを用いる。
【0020】
図5において便宜上、基材11部分と低弾性部材14とを任意の幅で示しているが、実使用時のことを考慮して基材11部分は4〜5mmを確保する。一方、低弾性部材14はニップ部分のトナー塊を移動するに十分な幅として2〜3mmが望ましい。また第1の実施形態と同じように実際の現像時には基材11の部分が現像ローラ4と接するように設定する。
【0021】
現像終了時のドクタローラ6逆転においては、トナー塊は低弾性部材14にめり込む形で搬送され、ニップ部より排出される。その後はドクタローラ6とユニット内部で当接するスクレーパ(図示せず)によりトナー塊は削り取られる。上記の構成を有する現像装置にて作像を行ったところ、トナー塊の詰まりによる縦スジの発生も無く、良好な画像を得ることができた。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、現像ローラに当接する薄層化部材の表面を、周方向に基材部分と高摩擦係数部とが交互に露出する構成とすることで、薄層化部材の逆転時に高摩擦係数部が現像ローラと薄層化部材のニップ部に存在するトナー塊を現像装置内に掻き出し、それによりスジ状抜けの無い良好な作像を行うことが可能となる。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、現像ローラに当接する薄層化部材の表面を、周方向に基材部分と表面粗し部とが交互に露出する構成とすることで、薄層化部材の逆転時に現像ローラと薄層化部材のニップ部に存在するトナー塊が表面粗し部に機械的に付着して現像装置内に掻き出され、それによりスジ状抜けの無い良好な作像を行うことが可能となる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、現像ローラに当接する薄層化部材の表面を、周方向に基材部分と低弾性部材とが交互に露出する構成とすることで、薄層化部材の逆転時に現像ローラと薄層化部材のニップ部に存在するトナー塊が低弾性部材に一時的にめり込んで回転し現像装置内に掻き出され、それによりスジ状抜けの無い良好な作像を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な現像装置の概略構成図である。
【図2】本発明の現像装置におけるドクタローラの第1の実施形態の要部拡大図である。
【図3】図2のドクタローラによるトナー塊の排除の様子を示す模式図である。
【図4】本発明の現像装置におけるドクタローラの第2の実施形態の要部拡大図である。
【図5】本発明の現像装置におけるドクタローラの第2の実施形態の要部拡大図である。
【符号の説明】
4 現像ローラ
6 ドクタローラ(薄層化部材)
11 基材
12 高摩擦係数部材(高摩擦係数部)

Claims (3)

  1. 非磁性一成分現像剤を用い、現像ローラ上の現像剤層を均一化するローラ状の薄層化部材を使用する現像装置において、
    前記現像ローラに当接して設けられた前記薄層化部材は、基材表面の周方向に適宜間隔で高摩擦係数部が形成され
    現像時には常に前記薄層化部材の前記基材部分が前記現像ローラと接するように設定されるとともに、
    現像動作終了時、前記薄層化部材を逆転させ、周期的に前記高摩擦係数部が前記現像ローラと接することを特徴とする現像装置。
  2. 前記高摩擦係数部として、基材表面を粗した表面粗し部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 非磁性一成分現像剤を用い、現像ローラ上の現像剤層を均一化するローラ状の薄層化部材を使用する現像装置において、
    前記現像ローラに当接して設けられた前記薄層化部材は、基材表面の周方向に適宜間隔で低弾性部材が配置され
    現像時には常に前記薄層化部材の前記基材部分が前記現像ローラと接するように設定されるとともに、
    現像動作終了時、前記薄層化部材を逆転させ、周期的に前記低弾性部材が前記現像ローラと接することを特徴とする現像装置。
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