JP4767436B2 - カラーコーディネートシステム、カラーコーディネート支援方法、カラーコーディネート用カード - Google Patents

カラーコーディネートシステム、カラーコーディネート支援方法、カラーコーディネート用カード Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、商品購入後のカラーコーディネートを容易にするカラーコーディネートシステム、カラーコーディネート支援方法、カラーコーディネート用カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、顔のメイクアップ等では、髪を含む顔全体のトータルなカラーコーディネートを追求する意識が高まっており、また、最近では、カラーコーディネートによる「イメージ作り」も強く意識されるようになってきており、自分の顔の肌色や明度、髪の色等に対応する似合う色の中から、希望の「イメージ作り」を実現する色の化粧品、衣服等を選定する傾向が強まっている。
例えば、髪を含む顔全体のメイクアップでは、口紅、アイシャドウ、チークカラー等の複数の化粧品について的確なカラーコーディネートを行うには、髪の色、瞳の色、顔の肌色や明度等に応じた似合う色の分析(周知のドレープ分析等)や、似合う色の組み合わせの選択などを行う必要があり、専門知識を必要とするため、専門知識を有するカラーコーディネータによるコンサルティングを受ける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カラーコーディネータは慢性的に不足しているため、カラーコーディネータの店頭常駐は非常に少数の店舗に限られてしまい、大多数の店舗では常駐が事実上不可能であることが実態である。また、カラーコーディネータによるカラーコーディネートは充分な時間を要するものであるため、化粧品等の消費者(購入者)にとって、カラーコーディネータからコンサルティングを受ける機会の制約が大きいといった不満があった。
【0004】
ところで、口紅等の化粧品は、店頭で販売される商品ラインナップ(色ラインナップ)の変更が度々あり(2年に1回程度。1年に2回の場合もある)、消費者は、ラインナップ変更の度に、カラーコーディネートを再度行わなければならず、効率が悪いといった不満があった。
つまり、消費者は、自分に似合う色の商品(化粧品)を、商品ラインナップの中の商品(化粧品)の色名称や品番で把握することが一般的であり、この色名称や品番に基づいて商品を購入することが普通である。しかしながら、化粧品の商品ラインナップが変更されると、品番が大きく変わったり、購入しようとしていた商品自体が無くなるケースが多い。このため、カラーコーディネータのコンサルティングを受けて適合色の商品を選定しても、商品ラインナップの変更によって無意味になってしまうケースが多く発生していた。また、カラーコーディネータのコンサルティングを受けて選定した適合色の商品が無くなった場合、代替色の商品を購入することが検討されるが、カラーコーディネートの専門知識を有していない消費者が代替色の商品を自分で選択することは困難である。また、店頭の一般販売員も、新旧の商品ラインナップの関係の把握が困難であることが実情であり、ましてや、一般販売員自体の入れ替わりも比較的多いため、商品ラインナップの変更があると、顧客に対してアドバイスを充分に行えない。このため、ラインナップ変更の度に、カラーコーディネータによるカラーコーディネートをやり直す必要があった。
さらに、代替色の商品を用いてカラーコーディネートする場合は、過去の購入品の中に、色の組み合わせが悪くなって使用しなくなってしまうものが多々生じる。新旧のラインナップの関係が不明であると、使用しなくなる購入品の発生が非常に多くなり、無駄が多いといった問題もある。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、
(1)商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報に基づいて、前記カラーコーディネート用カードが添付されていた商品以外の商品について、前記購入者の顔の肌色、髪の色等の購入者側色情報や前記商品の色に適合する適切なカラーコーディネートを容易に行える
(2)店頭で販売される化粧品等の商品のラインナップ変更等に対応して、適切なカラーコーディネートを簡単に行える、
カラーコーディネートシステム、カラーコーディネート支援方法、カラーコーディネート用カードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに設けられた記録部に記録されているカード記録情報に基づいて、購入者に対してカラーコーディネートするコーディネート対象商品の適合色の情報又は前記適合色を有するコーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を画像、音声等によって出力するカラーコーディネートシステムであって、前記記録部から、前記カラーコーディネート用カードが添付されていたコーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報又は該基準商品色情報に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報を含む前記カード記録情報を読み出すリーダーと、このリーダーによって前記カラーコーディネート用カードの記録部から読み出された前記基準商品色情報又は前記購入者側色情報に対応する適合色情報をデータベースから選択する選択部と、この選択部によって選択された適合色情報又は該適合色情報の色を有する前記コーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を画像、音声等によって出力する商品情報出力部とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のカラーコーディネートシステムにおいて、前記コーディネート基準商品と種類が同じでかつ前記リーダーによって前記コーディネート用カードの記録部から読み出された前記基準商品色情報に対して代替可能な色を有する代替商品に係る情報をデータベースから選択する代替商品選択部と、この代替商品選択部によって選択された代替商品の色や品番等である代替商品情報を画像、音声等によって出力する代替商品情報出力部とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明のカラーコーディネート支援方法は、化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報に基づいて、前記カラーコーディネート用カードが添付されていた商品であるコーディネート基準商品に係る基準商品色情報又は該基準商品色情報に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報に対応して、カラーコーディネートする目的のコーディネート対象商品の適合色情報をデータベースから選択し、選択された適合色情報又は該適合色情報に対応する色を有するコーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を提供することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のカラーコーディネート支援方法は、化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報に基づいて、前記カラーコーディネート用カードが添付されていた商品であるコーディネート基準商品と種類が同じでかつ該コーディネート基準商品の色に対して代替可能な色を有する代替商品に係る情報をデータベースから選択し、この選択された情報に基づいて代替商品又は該代替商品の色や品番等である代替商品情報を提供することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すカラーコーディネート用カードであって、該カラーコーディネート用カードを添付する商品であるコーディネート基準商品の色に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報を目視で読み取り可能な記号又は文字等によって表示した購入者側色情報表示部と、前記購入者側色情報及び前記コーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報の両方に適合する色に係る情報を、前記コーディネート基準商品に対してカラーコーディネートされる商品別に、目視で読み取り可能な記号又は文字等によって表示した適合色表示部とを備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のカラーコーディネート用カードにおいて、前記購入者側色情報及び前記基準商品色情報を含むカード記録情報が、磁気信号や光学読み取り可能な符号等によって記録された記録部を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5又は6記載のカラーコーディネート用カードにおいて、前記コーディネート基準商品が口紅であり、前記適合色表示部では、前記コーディネート基準商品に対してカラーコーディネートされる商品としてのヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーを含む複数種類の化粧品について、前記購入者側色情報及び前記口紅色の両方に対する適合色に係る情報が表示されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5から7のいずれかに記載にカラーコーディネート用カードにおいて、前記購入者側色情報表示部には、前記購入者側色情報を分類した7類型のうちのいずれか1つが記号又は文字等で表示されており、前記購入者側色情報に対する適合色を有する商品に添付されるようになっていることを特徴とする。
【0007】
本発明は、化粧品、衣料品等の商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに付されている情報(記録部に磁気信号、光学読み取り可能な符号等によって記録されているカード記録情報、又は、購入者側色情報表示部や適合色表示部に目視で読み取り可能に表示された情報)を利用することで、専門知識を有するカラーコーディネータ以外の購入者本人、一般店頭販売員であっても、カラーコーディネートを容易に行えるようにしたものである。
ここで対象となるカラーコーディネートは、例えば、カラーコーディネータのコンサルティングに基づいて商品を選定した後に行うカラーコーディネートを主として想定している。この場合、カラーコーディネータのコンサルティングによる商品の選定後、この選定した商品に添付されているカラーコーディネート用カードに付されている情報を利用することで、購入者本人、一般店頭販売員であっても、化粧品等の商品のカラーコーディネートを的確に容易に行える。つまり、購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報、及び/又は、カラーコーディネート用カードが添付されていた商品(コーディネート基準商品)の色に係る基準商品色情報に基づいて、これら購入者側色情報や基準商品色情報に対応する適合色をデータベースから選択することで、カラーコーディネートに適した適合色を有する商品の選択、カラーコーディネートを的確に行える。
例えば、近年では、カラーコーディネータによるカラーコーディネートを受けた後に自分の希望を加味して調整したり、カラーコーディネータによるコーディネートには含まれなかった部分を加味した再コーディネート(例えば、顔のメイクアップをカラーコーディネートした後にアクセサリーを加味したカラーコーディネートを行う)するといった、コーディネートの調整による個性の創出のニーズが高まっているが、本発明によれば、このニーズに充分に応えることができる。
【0008】
ところで、髪の色を含む顔全体のメイクアップ等のカラーコーディネートでは、ドレープ分析等によって、購入者(消費者)の髪の色、瞳の色、顔の肌色や明度等の情報(購入者側色情報)を分析、取得したり、さらには、数類型に分類した購入者側色情報の各類型に対して口紅、ヘアカラー、アイシャドウ等の適合色(似合う色)を対応させて分類したデータベースに基づいてコーディネートする手法が確立されており、購入者側色情報と、口紅、ヘアカラー、アイシャドウ等の化粧品の色との間に、一方が判明すれば、他方も判明する対応関係が存在する。したがい、本発明に係るカラーコーディネートシステム並びにカラーコーディネート支援方法を、顔のメイクアップ等のカラーコーディネートに適用した場合、購入者側色情報とコーディネート基準商品の色(基準商品色情報)との内の、少なくともいずれか一方の情報をカードから読み出せば、これに基づくコーディネート適合商品の適合色情報や品番等の適合商品情報などを出力、提供することができる。
【0009】
請求項2、4記載の発明では、コーディネート基準商品と同じ又はほぼ同様のカラーコーディネートを実現できる色を有する代替商品に係る情報から、この代替商品の色等に係る情報(代替商品情報)を容易に把握でき、購入者に代替商品を容易に提供できる。例えば、顔のメイクアップに用いられる化粧品のカラーコーディネートにおいて、前述のように購入者側色情報と、購入者側色情報に対する口紅、ヘアカラー、アイシャドウ等の似合う色とを対応させた数分類の類型を用いてカラーコーディネートする手法では、購入者側色情報の類型と口紅色との間に明瞭な対応関係が存在しており、同じ類型に属する色の口紅であれば、コーディネート基準商品の口紅と同じ又はほぼ同様のカラーコーディネートを実現できる。通常、口紅等の各化粧品には、同一類型に属する色(色相、明度、彩度等が近い色)が複数存在するから、殆どの場合、代替色が存在する。
【0010】
顔のメイクアップ以外、例えば、衣料品、靴、ハンドバック等の商品についても、カラーコーディネートのコンサルティング結果等に基づいて、購入者側色情報に対する各商品の似合う色の組み合わせを類型化して構築したデータベースを用いることで、顔のメイクアップに用いられる化粧品の場合と同様に、カラーコーディネート適合商品や代替商品を見付け出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0012】
ここでは、口紅色を基準とした顔部分(髪を含む)のメイクアップに係るカラーコーディネートに適用した例を説明する。
ここで行うカラーコーディネート支援方法は、図2に示すカラーコーディネートシステム10を用いたものであり、図1に示すようなカラーコーディネート用カード1(以下「カード1」と略称する場合がある)を商品(ここでは口紅。以下「口紅」と称する場合がある)に添付して該商品の購入者に渡すようにする。
購入者が、この口紅の色に対応して、コーディネート対象商品である他の化粧品(以下、単に「化粧品」と称する場合がある。ここではヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)のカラーコーディネートを行うにあたっては、口紅に添付されたカード1を店頭に持ち込むことで、店頭に端末(図2に示すリーダー11や、パソコン31、スピーカ18b、プリンタ18c等)が配備されたカラーコーディネートシステム10を利用して、前記カード1が添付されていた商品であるコーディネート基準商品(ここでは口紅。以下「口紅」と称する場合がある)に対するカラーコーディネートに適切な適合色情報や、適合色を有するコーディネート対象商品(以下、適合色を有するものを特に「コーディネート適合商品」と称する場合がある)に関する商品情報(適合商品情報)等を割り出すことができる。
【0013】
カード1に設けられた記録部2に記録されているカード記録情報を、カラーコーディネートシステム10(図2参照)のリーダー11によって読み出し、カラーコーディネートシステム10を操作すると、前記コーディネート基準商品である口紅に対するカラーコーディネートに適切な適合色情報を割り出すことができる。そして、図3に示すように、商品情報出力部としてのモニタ18aに、適合色情報(実際の色を表示したカラーサンプル19a〜19eと、文字情報で表示した色名称20a〜20e)と、該適合色情報に対応する色を有するコーディネート対象商品(ここでは、ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)の商品情報(以下「適合商品情報」と称する場合がある。品番22a〜22e)とを画像として出力することができる。図3に例示したモニタ18aの表示画面では、ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーのぞれぞれについて割り出された適合色情報としてのカラーサンプル19a〜19eと、各カラーサンプル19a〜19eに対応する色名称20a〜20eと、各カラーサンプル19a〜19eに対応する各商品の品番22a〜22eとが、ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーのぞれぞれに分類して表示されている。カラーサンプル19a〜19eは、適合色情報に基づく実際の色の画像表示であり、カラーコーディネートで多用されているドレープ等の色見本としての機能も果たす。
なお、コーディネート基準商品の口紅色に対する他の化粧品の適合色は、1色であるとは限らず、例えば図3に例示したヘアカラー、アイシャドウのように、数色存在することが一般的である。
【0014】
画面上で、カラーサンプル19a〜19e又は色名称20a〜20eの部分のクリック等の操作操作を行うと、図4に示す商品選択画面23に切り替わり、選択操作によって選択したカラーサンプルや色名称に該当の色を有する商品の適合商品情報としての商品名21や品番22の一覧が表示される。しかも、店頭にある商品には表示Sが付されており、容易に判別できる。操作盤17の操作等によって商品名又は品番を選択すると、図3の商品情報表示画面29に戻るが、品番が、選択した商品のものに切り替わって表示される。図4に例示した商品選択画面23は、図3のカラーサンプル19d、色名称20dのアイシャドウに係るものであり、この商品選択画面23にて商品選択操作が行われると、図3の商品情報表示画面29中のカラーサンプル19d、色名称20dに対応するアイシャドウの品番22dが切り替わる。
【0015】
操作盤17は、ここでは、化粧品の販売店等の店頭に備え付けのパソコンのキーボード(図2参照)であり、カラーコーディネートシステム10の後述の適合色データベース12や商品情報データベース14等は、前記パソコンのハードディスク内の格納データ、又は、通信回線を介して該パソコンと接続された化粧品販売会社のサーバ内の格納データになっている。前記商品選択画面23では、商品情報データベース14(図2参照)に記憶されている商品情報の内、コーディネート適合商品に係る商品情報(適合商品情報)が一覧で表示される。
ヘアカラー、チークカラーについても、図4のアイシャドウの場合と同様の商品選択画面を呼び出すことができる。また、商品選択画面は、例えば、ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー等の複数の商品についての情報を1画面で対照表示するもの等、各種構成が採用可能である。
【0016】
したがって、モニタ19aに表示された適合色情報及び適合商品情報によって、購入者や店頭販売員が、口紅色に対する適合色を有するヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーの商品名、品番、実際の色を簡単に知ることができる。コーディネート基準商品としての口紅の購入時や購入後に、モニタ18a等の商品情報出力部からの出力情報に基づいて適合色のコーディネート適合商品を簡単に把握でき、的確なカラーコーディネートを行える。
但し、本発明に係るカラーコーディネートシステム、並びに、カラーコーディネート支援方法では、後述のように、購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報(後述)とコーディネート基準商品の色(後述の基準商品色情報)とに基づいて、これに対応する適合色情報や適合商品情報を割り出す構成であるから、コーディネート基準商品となる口紅色の選定が重要であり、この口紅色の選定はカラーコーディネータの支援を得て的確に行う必要がある。
【0017】
以下、本発明に係るカード1及びカラーコーディネートシステム10、並びに、これらを用いたカラーコーディネート支援方法について詳細に説明する。
【0018】
図1に示すように(図1はカード1の表面を示す)、カラーコーディネート用カード1の表面には、記録部2と、購入者側色情報表示部3と、二つの適合色表示部4、5と、イメージ表示部6と、心理状況表示部7と、トータルアドバイス表示部8とが印刷によって設けられている。
【0019】
前記記録部2は、前記カード1を添付する商品であるコーディネート基準商品の色(口紅色)に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報と、前記コーディネート基準商品の色(口紅色)に係る基準商品色情報とを含むカード記録情報が、磁気信号によって記録された部分であり、ここでは、カード1の意匠性に鑑みて、カード1表面の着色と同等の色により目視で確認できないように形成されている。なお、記録部としては、印刷等により形成された光学読み取り可能なバーコード等の符号であっても良いことは言うまでも無い。また、記録部は、カードの表面ではなく裏面に設けても良い。
【0020】
購入者側色情報表示部3は、前記購入者側色情報を目視で読み取り可能な記号3aや文字3bによって表示したものである。購入者側色情報を示す記号3aや文字3bは、購入者側色情報を分類する複数の類型毎に設定されており、ここでは7つの類型(図5〜図7参照。以下、「類型」を「カラータイプ」と称する場合がある。図5〜図7では「カラータイプ」と表示)に分類しているため、購入者側色情報の類型毎に異なる記号3aや文字3bが表示された7種類のカード1が存在する。
なお、記録部2に記録されている購入者側色情報は購入者側色情報表示部3に表示されている購入者側色情報の類型を磁気信号として記録したものであり、記録部2に記録されている基準商品色情報は前記カード1が添付されていた商品の色(ここでは口紅色)を磁気信号として記録したものであり、いずれも購入者側色情報の7類型のいずれかに対応したものになっている。
【0021】
適合色表示部4、5は、前記購入者側色情報及び前記コーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報の両方に適合する色に係る適合色情報を、前記コーディネート基準商品に対してカラーコーディネートされる商品別に目視可能に表示するものであり、一方の適合色表示部4は、適合色情報の実際の色での着色によって表示したものであり、他方の適合色表示部5は文字情報によって表示したものである。この適合色表示部4、5によって表示される適合色情報も、購入者側色情報の7類型に対応している。
【0022】
イメージ表示部6と、心理状況表示部7と、トータルアドバイス表示部8とは、いずれも、カラーコーディネートに役立つメッセージを文字によって表示したものであり、購入者側色情報を分類した7つの類型に対応してそれぞれに設けられている。
イメージ表示部5は、このカード1が添付されていた商品を購入した購入者の購入者側色情報が属する類型に対応して、適切なカラーコーディネートによって作り出されるイメージを文字情報で表示したものであり、心理状況表示部7はコーディネート基準商品(ここでは口紅)の色を選択した購入者の心理状況を文字情報として表示したものであり、トータルアドバイス表示部8は、顔のメイクアップに用いる化粧品以外のカラーコーディネートの対象となる商品、例えば、衣料品、靴、アクセサリー等の商品について、該当の類型(カラータイプ)に対応する適切なカラーコーディネートに役立つポイントを文字情報で表示したものであり、いずれも、カラーコーディネートのコンサルティングの際に行うアンケートを集計した統計、専門家の分析、カラーコーディネータによるコンサルティングを受けた購入者からサンプリングしたアンケート調査等の結果に基づいて作成されている。
なお、トータルアドバイス表示部では、衣料品、靴、アクセサリー等の商品について、このカード1が属する類型に対応する適合色が存在すれば、その適合色が具体的に記載される。
【0023】
購入者側色情報に基づく類型の分類は、熟練カラーコーディネータの経験則、カラーコーディネートにかかるコンサルティング記録の統計等に基づいて構築されたものであり、具体的には、ドレープ分析を主とする購入者の髪の色、瞳の色、顔の肌色や明度等の分析結果である購入者側色情報を7類型に分類している、ここで採用されるドレープ分析としては、120種類のドレープ(色布)を被験者(購入者)の顔や髪にあてがって、髪の色、瞳の色、顔の肌色や明度等を分析するものである。また、熟練カラーコーディネータの経験則、カラーコーディネートにかかるコンサルティング記録の統計等に基づいて、各類型(カラータイプ)毎に、メイクアップ用化粧品(ここでは口紅、ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー、マスカラ)の適合色(似合う色)を分類しており、カード1には、この分類に基づいて、カラータイプ毎に適合する適合色情報やアドバイス等が記録されている。
なお、化粧品の各カラータイプ毎の適合色の分類は、単に購入者側色情報に対応する適合色(似合う色)ということでは無く、化粧品間の適合色も考慮したものになっている。
【0024】
図7に示すように、購入者側色情報は、具体的には、(顔の)肌の色(スキントーン。以下「アンダートーン」と言うこともある)をベースに髪の色、瞳の色を加味して、クールスキントーン(寒色系。ブルーベース)3類型、ウォームスキントーン(暖色系。イエローベース)3類型、ウォーム&クールスキントーン(図7中では「ウォーム&クール」と略称)1類型の合計7類型(カラータイプ)に分類されている。7類型にはそれぞれを象徴する記号(呼び名)として、ムーン(月)、ファイヤー(火)、ウォーター(水)、トゥリー(木)、ゴールド(金)、アース(土)、サン(日)の言葉を当てている。また、クールスキントーンの3つの類型はトゥリー(木)、ムーン(月)、アース(土)の順で次第に深さが増す(明度が暗い側となる)ように分類され、ウォームスキントーンの3つの類型はサン(日)、ファイヤー(火)、ゴールド(金)の順で深さが増す(明度が暗い側となる)ように分類されており、ウォーム&クールスキントーンの類型(ひとつのみ)は、これらクールスキントーンとウォームスキントーンの丁度中間に位置する。
なお、図7中、「ソフトブラック」とは灰色がかった黒、「ソフトブラウン」とは灰色がかった茶色である。
【0025】
クールスキントーン3類型は、単に顔の肌色(スキントーン。)の明度が異なるのみでは無く、顔の肌色と髪の色との関係(図7中「肌×髪」)にも違いがあり、ドレープ分析等による購入者側色情報の類型分類やカラーコーディネートに役立つ。具体的には、ウォーム&クールスキントーンに近い側から順に、木(トゥリー)はライト系、ムーン(月)はハイコントラスト、アース(土)はダーク系である。このことは、ウォームスキントーン3類型についても同様であり、顔の肌色と髪の色との関係がウォーム&クールスキントーンに近い側から順に、サン(日)はライト系、ファイヤー(火)はハイコントラスト、ゴールド(金)はダーク系になっている。ライト系、ハイコントラスト、ダーク系のそれぞれの肌と髪の色の組み合わせは、図7に示す通りである。ライト系、ダーク系は、顔の肌色と髪の色との関係がいずれもローコントラストになっており、ライト系は明るい色同士、ダーク系は深い色同士の組み合わせになっている。
【0026】
購入者側色情報の分類については、ブルーベースとイエローベースの2類型に大別し、さらに各類型を深さ(明度)によって数類型に分類することが従来行われていたが、本発明者の鋭意検討の結果、日本人のスキントーンをベースした分類では、所謂白人や黒人のスキントーンに比べて明度の個人差が非常に小さく、また、その反面、化粧品の色が顔のメイクアップによって作り出されるイメージに与える影響が大きいこと等により、7類型が適切であることを見出した。また、現在普及している一般的なドレープ分析における髪の色、瞳の色、顔の肌色や明度等の分析では、赤、青、黄、緑、ピンク、ブラウン等の数色のそれぞれについて、各色の彩度や明度の異なるドレープを数種類用意して行うことが普通であるため、7類型よりも細かく分類しようとすると、類型分類がしにくい。また、ブルーベースとイエローベースとの中間に、どちらとも分類しがたい微妙かつ複雑なスキントーンが存在するため、ウォーム&クールスキントーンの類型を必要とする(この類型を無理に分類することは、非常に細かい分析を必要とする)。
このため、日本人のドレープ分析に適用するには7類型による分類が最も適切である。
【0027】
図2は、カラーコーディネートシステム10を示すブロック図である。
このカラーコーディネートシステム10は、リーダー11と、適合色データベース12と、選択部13と、商品情報データベース14と、商品情報選択部15と、代替商品選択部16と、商品情報出力部17とを有している。カラーコーディネートシステム10の各構成部11〜17間は、電気信号、光信号等によって通信可能になっている。
なお、適合色データベース12は請求項1、3記載のデータベースに相当し、商品情報データベース15は請求項2、4記載のデータベースに相当する。
また、適合色データベース12と、選択部13と、商品情報データベース14と、商品情報選択部15と、代替商品選択部16は、パソコンのハードディスクに書き込まれたプログラムデータによって構成されているが、磁気又は光ディスク等の記録媒体にコンピュータのドライブによって読み出し可能に記録されたプログラムデータ等として構成されていても良い。
【0028】
リーダー11は、カード1の記録部2から、前記コーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報と購入者側色情報とを含むカード記録情報を読み出すようになっている。但し、このカラーコーディネートシステム10に適用可能なカードは、基準商品色情報と購入者側色情報とを含むカード記録情報がリーダー11によって読み取り可能に記録された記録部を有するものであれば良く、前記カード1に限定されない。
【0029】
前記適合色データベース12には、口紅色と、口紅以外の各化粧品(ここではヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー、マスカラ)の前記口紅色に対する適合色とが、互いに関連付けられて、購入者側色情報を基準とする7類型に分類して記憶されている。ここで7類型は、図7に例示したカード1の類型分類と全く同じものである。
例えば図5、図6に示すように、口紅色は、各類型の購入者側色情報に対する適合色を、各購入者側色情報と関連付けて7類型(7つのカラータイプ)に分類して記憶されている。口紅を除く各化粧品の色は、口紅色と購入者側色情報の両方に適合することを条件に、カラータイプ毎に分類して記憶されている。
なお、図3の商品情報表示画面29では、マスカラについての商品情報を表示していないが、この商品情報表示画面にマスカラについての適合商品情報を表示可能であることは言うまでも無い。
【0030】
図示を略すが、適合色データベース12には図5、図6以外にも多数の口紅色と、口紅以外の化粧品の各口紅色に対する適合色とが、互いに関連付けて記憶されている。例えば、口紅色は、24〜30色程度が7類型に分類して記憶されており、1類型に口紅色の適合色が3〜5色程度記憶されている。また、口紅以外の化粧品について、各カラータイプの購入者側色情報及びその適合色の口紅色の両方に適合する適合色が、各カラータイプに対応する適合色の口紅色毎に記憶されている。また、口紅は、色ラインナップを揃えた形で販売することが多く、図5、図6は、口紅の色ラインナップが異なる場合を示す。
【0031】
各類型で、購入者側色情報に対する口紅の適合色にはある程度の幅があり、例えば「アース(土)」の類型に適合する口紅色には、図5のローズワイン、図6のラズベリーレッド等が存在する。口紅以外の化粧品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー、マスカラ)の色は、口紅色に対する最適の適合色や、口紅を含む3以上の化粧品の色の最適の組み合わせが口紅色毎に存在する(但し、口紅色と同じ類型に属する色の組み合わせ)ものの、前記口紅色と同じ類型に属する色であれば、該当の類型に属する各口紅色に対する共通の適合色としてカラーコーディネート可能である。
【0032】
カード1の適合色表示部に表示された適合色情報は、類型毎に設けられた各カード1の購入者側色情報の類型及びカード1を添付した口紅の色の両方に対する各化粧品の適合色である。このカード1の適合色表示部に表示される適合色情報は、このカード1が添付されていた口紅(但し7類型のいずれかに属するもの)の色と、該当類型の購入者側色情報とに対応する適合色の中から、最適の適合色を全て含む適切な適合色を選択した色を示す。図1は「アース(土)」の類型において口紅色がローズワインである場合を例示したものであり、カラーサンプルである適合色表示部4では、図3に示す商品情報表示画面29に表示されたヘアカラー2色、アイシャドウ2色、チークカラー1色に、各化粧品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)の適合色をそれぞれ1色ずつ加えて表示しているが、表示する適合色はさらに多くても良い。適合色表示部5にてアイシャドウ及びチークカラーについて文字情報によって表示されている適合色情報は、適合色表示部4に対応されている。図1に例示したカード1の適合色表示部5では、ヘアカラーに関する適合色情報の表示が無く、適合色表示部4には無いマスカラについての適合色情報が表示されているが、ヘアカラーに関する適合色情報の表示を設けても良いことは言うまでも無い。また、適合色表示部4ではマスカラについて適合色情報を表示しても良い。
【0033】
カード1には、口紅以外の化粧品についての適合色情報を、図3に示す商品情報表示画面29に比べて多く表示しているが、このカード1に表示された適合色情報は、いずれもこのカード1の購入者色情報のカラータイプに対応する適合色であり、該当カラータイプに適合する各口紅色にも適合可能であるため、商品情報表示画面29に比べてより幅広いカラーコーディネートが可能である。
【0034】
図5、図6は、各口紅色に対する口紅以外の各化粧品の最適の適合色を示すものである。
例えば、図7の「アース(土)」の類型では、図5に示すように、口紅色のラズベリーレッド(赤紫色)に対しては、アイシャドウはダブグレー(紫みのグレー)、チークカラーはオールドローズ(にぶいピンク)が最適の適合色であり、図6に示すように、口紅色のローズワインに対しては、アイシャドウはモーブ(青紫)、チークカラーはダフニ(アザミ色)が最適の適合色であるが、1つの類型に属する口紅色に対してコーディネートする各化粧品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー、マスカラ)の適合色は、当該類型に適合する各口紅色に共通の適合色としてカラーコーディネートに用いることができる。例として、この「アース(土)」の類型に適合する口紅色であるローズワインに対して適合するアイシャドウの適合色としては、図5に例示したダブグレー、図6に例示したモーブ以外に、チャコールグレー(図3参照)やシルバー等も存在するが、これらの色も、この類型に属する口紅色に対応する適合色として用いることが可能である。なお、図3に示すように、チャコールグレーは、「アース(土)」の類型に適合する口紅色であるローズワインに対する最適の適合色の一つでもある。
【0035】
選択部13は、前記カード1の記録部2からリーダー11によって読み出された基準商品色情報及び前記購入者側色情報に対応して適合色情報を適合色データベース12から選択する。但し、ここで選択部13によって選択される適合色情報は、基準商品色情報である口紅色に対応するヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーの最適の適合色である。
前記商品情報データベース14には、口紅を含む多数の商品(化粧品)について、品番、色、商品名等の商品情報が記憶(記録)されており、前記商品情報選択部15が、前記選択部13によって選択された前記適合色情報に適合する色を有する商品(コーディネート適合商品)の情報を前記商品情報データベース14から検索、選択する。この検索、選択結果に基づいて、図3の商品情報表示画面29が表示される。ここで、検索、選択される商品情報(適合商品情報)は、店頭に存在する商品に係るものである。検索、選択の結果、該当の商品情報が多数ある場合には、商品情報データベース14への商品情報の入力時の入力順や発売日順などに基づいて、商品情報表示画面29での表示限界数だけ、適合商品情報がリストアップ表示される。なお、商品情報データベース14に記憶される品番、色、商品名等の商品情報は、販売中の商品の情報の他、すでに店頭で販売しなくなった商品についての情報も含んでいる。また、商品情報データベース14に記憶される商品情報は、操作盤17の操作等によって、適宜、更新できる。
【0036】
モニタ18aは、前記商品情報表示画面29に例示したように、前記選択部13によって選択された適合色情報をカラーサンプル19a〜19eや色名称20a〜20eによって表示し、前記商品情報選択部15によって選択された前記コーディネート適合商品の適合商品情報を品番22a〜22eを示す文字情報(画像)によって出力する商品情報出力部として機能する。また、商品情報表示画面29と同様の情報内容を音声によって出力するスピーカ18b(図2参照)、商品情報表示画面29と同様の情報内容をカラー印刷によってプリントアウトして出力するプリンタ18c(図2参照)も商品情報出力部として機能する。
【0037】
このカラーコーディネートシステム10では、リーダー11によってカード1の記録部2から読み込んだ購入者側色情報や基準商品色情報に基づいて、カード1が添付されていた口紅の色に対応するヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーの適合色情報や、適合色情報に対応する商品名、品番等の適合商品情報を提供することができる。購入者が店頭に持ち込んだカード1の記録部2から購入者側色情報や基準商品色情報をリーダー11によって読み出し、パソコンの操作盤17やマウス等から適合商品検索指令を入力すると、選択部13や商品情報選択部15等が駆動されて、購入者側色情報と基準商品色情報とに対応する適合色情報や適合商品情報を、商品情報出力部18a〜18cから画像表示、音声、カラー印刷等によって出力することができ、カラーコーディネートを効果的に支援できる。なお、リーダー11や、操作盤17の操作は、店頭の販売員、購入者のいずれが行っても良い。
【0038】
(代替商品の選定)
図2において、カラーコーディネートシステム10に設けられている代替商品選択部16は、リーダー11によって前記カード1の記録部2から読み出した基準商品色情報と購入者側色情報とに対応して、前記コーディネート基準商品に対して代替可能な色を有する商品である代替商品に係る情報を商品情報データベース14から選択するものである。ここで代替可能な色を有する代替商品とは、購入者側色情報を基準とする7類型においてコーディネート基準商品である口紅と同じ類型に属する色を有する口紅である。
操作盤17の操作によって代替商品検索指令を入力すると、代替商品選択部16が起動され、図8に示すように、カード1の記録部2から読み出した基準商品色情報に基づいて代替商品選択部16によって選択された代替商品の色25(図8中「カラー」欄での色名称の文字表示)、商品名26、品番27が、代替情報として商品情報出力部18の代替商品選択画面28に文字情報(画像)で一覧表示される。但し、代替商品選択部16は、商品情報データベース14の中から、店頭に存在する商品のみについて、商品情報(代替商品情報)を選択する。そして、操作盤17の操作等によって、代替商品選択画面28に表示された代替商品情報の中から適切な商品を1つ選択し、操作盤17等から出力指令を入力すると、この代替商品の情報である色名称、商品名、品番が、商品情報出力部18a〜18cの少なくともいずれか一つから出力される。
【0039】
例えば、「アース(土)」の類型に属する口紅色としては、ローズワイン、ラズベリーレッド等があるが、ラズベリーレッドの口紅に添付されていたカード1の記録部2からカード記録情報を読み出し、代替商品選択部16の起動操作(代替商品検索指令の入力)等を行うと、「アース(土)」の類型に属する口紅色の中からラズベリーレッド以外の色を有する口紅の商品情報が選択され、図8の代替商品選択画面28に代替商品情報として一覧表示される。図8では、代替商品としてローズワインの口紅に係る情報のみを表示しているが、これに限定されず、表示する代替商品情報としては、「アース(土)」の類型に属する口紅色(ラズベリーレッド以外)のものであれば良く、ローズワイン以外にも代替可能な色が存在すれば、その代替商品情報を表示できる。
【0040】
例えば、購入者が継続的に購入していた口紅色が、商品入れ替えに伴う色ラインナップの変更によって店頭から無くなった場合に、この購入していた口紅に添付されていたカード1を店頭に持ち込めば、カード1の記録部2の情報のリーダー11による読み出しと、操作盤17からの代替商品検索指令の入力等によって、カラーコーディネートシステム10を利用して、代替色の口紅を簡単に探し出すことができる。この代替商品を選び出す機能は、商品の入れ替え時に限定されず、例えば、複数の口紅色(但し、同じ類型に属する色)を保有したい場合や、購入者の意思によって口紅色を変更したい場合等にも適用可能である。これにより、例えば「自分のイメージ作り」のためのカラーコーディネートを、購入者が自ら行うことも容易になる。
【0041】
また、代替商品の選択後、操作盤17の操作によって適合商品検索指令を入力すると、図2に示す選択部13並びに商品情報選択部15等が、選択された前記代替商品の色に係る情報を、カード1が添付されていたコーディネート基準商品に係る基準商品色情報に代えて該基準商品色情報と同様に取り扱うようになり、この代替商品(以下「代替基準商品」と称する場合がある)の色を基準として、該代替基準商品の色に対応するヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーの適合色情報やこの適合商品情報を、少なくともいずれか1つの商品情報出力部18a〜18cから出力できる。ここで、選択部13は、コーディネート基準商品や代替基準商品が属する類型において前記代替基準商品の色に対応するヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーの適合色情報を適合色データベース12から選択し、以下、商品情報選択部15による商品情報データベース14からの商品情報(適合色情報と適合商品情報)の選択、この選択された商品情報の商品情報出力部18a〜18cからの出力は、基準商品色情報に対応する適合色情報及び適合商品情報の出力の場合と同様である。
【0042】
ところで、代替商品を探し出す場合、商品情報出力部18a〜18cから出力された適合色情報と適合商品情報とを参照した結果、購入者が購入済みの商品と一致する色の商品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)が多ければ、カラーコーディネートの変更の影響が非常に小さくて済む。一致する色の商品が少なければ、図8の代替商品選択画面28に戻って代替基準商品としての口紅を選び直し、適合商品検索指令の入力によって、この口紅の色に対応してカラーコーディネートする商品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)に係る適合色情報と適合商品情報とを表示させる。このようにして、購入済み商品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)との一致が多い代替基準商品(代替基準商品の色)を選び出すことで、購入済み商品の無駄をより少なくできる。
【0043】
図示を略すが、カード1の記録部2からのカード記録情報の読み出し等によって購入者側色情報が入力された状態で、口紅に対してカラーコーディネートする商品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)の種類を指定するための商品指定指令を操作盤17等から入力してから代替商品検索指令を入力すると、この指定した種類の商品について、前記購入者側色情報の類型に対応する適合色情報、あるいは適合商品情報(色名称、商品名、品番等)も含んだ情報を、少なくともいずれか一つの商品情報出力部18a〜18cから一覧表示の形態で出力することができる。ここで出力される情報は、カード1に係るコーディネート基準商品や代替基準商品の色に対する最適の適合色情報や該適合色情報に係る適合商品情報に限定されず、前記カード1の類型に属する別の色(コーディネート基準商品や代替基準商品の色)に対する最適の適合色情報や該適合色情報に係る適合商品情報も出力されることになるから、多くの場合、出力される適合色情報(あるいは適合商品情報を含む)が、図3の商品情報表示画面29に比べて多くなる。したがって、カラーコーディネートの対象となる適合色の幅が広がるから、購入者の志向等により幅広く対応するカラーコーディネートを実現できる。
【0044】
(カラーコーディネート支援方法の別実施の形態)
カラーコーディネートシステム10を利用することなく、カード1に目視可能に記録された情報のみを利用することでも、カラーコーディネートの支援が可能である。すなわち、このカード1の適合色表示部4、5は、カラーコーディネートシステム10を利用した場合に図3に示す画面に表示されるカラーサンプル19a〜19eや色名称20a〜20eに相当する情報を表示しているため、この表示情報を基に、口紅色に対する適合色を有するコーディネート適合商品に係る商品情報(適合商品情報)をデータベースから探し出して、購入者に提供することができる。適合商品情報に基づいてコーディネート適合商品自体を購入者に提供することも容易である。
ここで、適合商品情報を探し出すためのデータベースとしては、店頭に備え付けのパソコンに組み込まれた専用のデータベースや、その他、検索容易に構成されたカタログ等の印刷物等、各種構成が採用可能である。但し、このデータベースとしては、前記カラーコーディネートシステムの商品情報データベースと同様に、すでに店頭で販売されなくなった商品の商品情報と現在店頭で販売されている商品の商品方法とを含み、しかも、同じ種類の商品については色ラインナップ等の商品色の対照が容易で、特に新旧の商品間の色の対照が容易な構成になっているものが採用される。
【0045】
なお、顔のメイクアップに用いる化粧品からコーディネート適合商品を選び出す構成について、前記実施の形態では、顔のメイクアップに用いる化粧品であるコーディネート基準商品に係る基準商品色情報に対応する適合色(最適の適合色)を選び出す構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、カードに記録されている購入者側色情報に対する適合色情報をデータベースから選び出し、この適合色情報や、この適合色情報に適合するコーディネート適合商品の商品情報を購入者に提供する構成も採用可能である。
基準商品色情報に対応する最適の適合色でなくても、購入者側色情報に対応する適合色情報をカードに記録されている情報に基づいて把握できれば、概ね適切なカラーコーディネートを実現できる。購入者側色情報とその適合色とが、購入者側色情報を基準とする数類型に分類されている商品、具体的には化粧品等の場合、カードから読み出せる基準商品色情報からこれに適合する購入者側色情報を割り出すことができるから、カードから読み出す情報は、基準商品色情報のみであっても良い。
【0046】
請求項7、8以外の発明では、口紅色をコーディネート基準商品とする顔のメイクアップに関係する他の商品(ヘアカラー、アイシャドウ、チークカラー)のカラーコーディネートに限定されず、口紅色をコーディネート基準商品として、衣服等の衣料品、イヤリング等のアクセサリー、靴等からコーディネート適合商品を選び出す構成も採用できる。また、例えば、衣服等の衣料品、イヤリング等のアクセサリー、靴、ハンドバック等をコーディネート基準商品として、これに対するコーディネート適合商品を選び出す構成等も採用可能である。但し、この場合、コーディネート基準商品としては、カラーコーディネートの対象となる複数色が存在するものであることは言うまでも無く、しかも、その複数色が、購入者側色情報に基づく数類型に対応関係を以って分類されるものであることがより好ましい。
また、前記実施の形態のカラーコーディネートシステムでは、商品情報出力部から適合色情報と適合商品情報の両方を出力する構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば適合色情報のみを出力する構成も採用可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、商品(コーディネート基準商品)に添付して購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報(基準商品色情報及び/又は購入者側色情報)に基づいて、コーディネート基準商品に対する適合色情報や該適合色情報の色を有する商品やその商品情報を前記コーディネート基準商品の購入者に提供できるので、カラーコーディネート用カードを入手した購入者がカラーコーディネートに関する専門知識を有していなくても、化粧品や衣料品等のカラーコーディネートを容易に行える。
特に、顔のメイクアップ用の化粧品のカラーコーディネートにあっては、コーディネート基準商品の色(基準商品色情報)からでなくても、カラーコーディネート用カードに記録されていた購入者側色情報や、コーディネート基準商品の基準商品色情報から割り出される購入者側色情報に基づいて、適合色を選び出すことができ、より応用範囲の広いカラーコーディネートが可能である。
【符号の説明】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態のカラーコーディネート用カードの表面を示す図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態のカラーコーディネートシステムを示すブロック図である。
【図3】 図2のカラーコーディネートシステムのモニタに表示される商品情報表示画面を示す図である。
【図4】 図2のカラーコーディネートシステムのモニタに表示される商品選択画面を示す図である。
【図5】 購入者側色情報の7類型に対応する口紅色、並びに、該口紅色に対するアイシャドウ、チークカラーの適合色の分類の1例を示す表である。
【図6】 購入者側色情報の7類型に対応する口紅色、並びに、該口紅色に対するアイシャドウ、チークカラーの適合色の分類の他の例を示す表である。
【図7】 購入者側色情報の7類型を示す表である。
【図8】 図2のカラーコーディネートシステムのモニタに表示される代替商品選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1…カラーコーディネート用カード、2…記録部、3…購入者側色情報情報表示部、3a…購入者側色情報(記号)、3b…購入者側色情報(文字)、4,5…適合色表示部、10…カラーコーディネートシステム、11…リーダー、12…データベース(適合色データベース)、13…選択部、14…データベース(商品情報データベース)、16…代替商品選択部、18a…商品情報出力部(モニタ)、18b…商品情報出力部(スピーカ)、18c…商品情報出力部(プリンタ)、19a〜19e…適合色情報(カラーサンプル)、20a〜20e…適合色情報(色名称)、21…適合商品情報,商品情報(商品名)、22,22a〜22e…適合商品情報,商品情報(品番)、25…代替商品情報(色名称)、26…代替商品情報(商品名)、27…代替商品情報(品番)。

Claims (8)

  1. 化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに設けられた記録部に記録されているカード記録情報に基づいて、購入者に対してカラーコーディネートするコーディネート対象商品の適合色の情報又は前記適合色を有するコーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を画像、音声等によって出力するカラーコーディネートシステムであって、
    前記記録部から、前記カラーコーディネート用カードが添付されていたコーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報又は該基準商品色情報に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報を含む前記カード記録情報を読み出すリーダーと、
    このリーダーによって前記カラーコーディネート用カードの記録部から読み出された前記基準商品色情報又は前記購入者側色情報に対応する適合色情報をデータベースから選択する選択部と、
    この選択部によって選択された適合色情報又は該適合色情報の色を有する前記コーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を画像、音声等によって出力する商品情報出力部
    とを備えることを特徴とするカラーコーディネートシステム。
  2. 前記コーディネート基準商品と種類が同じでかつ前記リーダーによって前記コーディネート用カードの記録部から読み出された前記基準商品色情報に対して代替可能な色を有する代替商品に係る情報をデータベースから選択する代替商品選択部と、
    この代替商品選択部によって選択された代替商品の色や品番等である代替商品情報を画像、音声等によって出力する代替商品情報出力部とを備えることを特徴とする請求項1記載のカラーコーディネートシステム。
  3. 化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報に基づいて、前記カラーコーディネート用カードが添付されていた商品であるコーディネート基準商品に係る基準商品色情報又は該基準商品色情報に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報に対応して、カラーコーディネートする目的のコーディネート対象商品の適合色情報をデータベースから選択し、選択された適合色情報又は該適合色情報に対応する色を有するコーディネート適合商品の品番等である適合商品情報を提供することを特徴とするカラーコーディネート支援方法。
  4. 化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すようにしたカラーコーディネート用カードに記録されている情報に基づいて、前記カラーコーディネート用カードが添付されていた商品であるコーディネート基準商品と種類が同じでかつ該コーディネート基準商品の色に対して代替可能な色を有する代替商品に係る情報をデータベースから選択し、この選択された情報に基づいて代替商品又は該代替商品の色や品番等である代替商品情報を提供することを特徴とする請求項3記載のカラーコーディネート支援方法。
  5. 化粧品、衣料品等のカラーコーディネートを要する商品に添付して該商品の購入者に渡すカラーコーディネート用カードであって、
    該カラーコーディネート用カードを添付する商品であるコーディネート基準商品の色に適合する購入者の肌の色、瞳の色、髪の色等に係る購入者側色情報を目視で読み取り可能な記号又は文字等によって表示した購入者側色情報表示部と、前記購入者側色情報及び前記コーディネート基準商品の色に係る基準商品色情報の両方に適合する色に係る情報を、前記コーディネート基準商品に対してカラーコーディネートされる商品別に、目視で読み取り可能な記号又は文字等によって表示した適合色表示部とを備えることを特徴とするカラーコーディネート用カード。
  6. 前記購入者側色情報及び前記基準商品色情報を含むカード記録情報が、磁気信号や光学読み取り可能な符号等によって記録された記録部を有することを特徴とする請求項5記載のカラーコーディネート用カード。
  7. 前記コーディネート基準商品が口紅であり、
    前記適合色表示部では、前記コーディネート基準商品に対してカラーコーディネートされる商品としてのヘアカラー、アイシャドウ、チークカラーを含む複数種類の化粧品について、前記購入者側色情報及び前記口紅色の両方に対する適合色に係る情報が表示されていることを特徴とする請求項5又は6記載のカラーコーディネート用カード。
  8. 前記購入者側色情報表示部には、前記購入者側色情報を分類した7類型のうちのいずれか1つが記号又は文字等で表示されており、前記購入者側色情報に対する適合色を有する商品に添付されるようになっていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載にカラーコーディネート用カード。
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