JP4761770B2 - 好ましくは紙またはボール紙でできた材料シートを処理し、任意でその処理の前に材料のシートを製造する、非接触適用デバイスと材料平滑化デバイスとを含む機械 - Google Patents

好ましくは紙またはボール紙でできた材料シートを処理し、任意でその処理の前に材料のシートを製造する、非接触適用デバイスと材料平滑化デバイスとを含む機械 Download PDF

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Description

本発明は、好ましくは紙またはボール紙でできた材料ウェブを製造および処理または処理する機械であって、材料ウェブを連続的に分配するよう設計された材料ウェブ分配デバイスと、液体またはペースト状適用媒体を可動する材料ウェブの少なくとも片側に適用するための材料ウェブ分配デバイスの後に材料ウェブ経路に沿って配置された少なくとも1つの適用装置と、可動する材料ウェブを乾燥状態まで乾燥するための適用装置の後に材料ウェブパスに沿って配置された乾燥デバイスと、材料ウェブを処理および/またはピックアップおよび/または放出するための乾燥デバイス、好ましくは材料ウェブを各材料ウェブリールにリールアップする材料ウェブリールアップの後に、材料ウェブ経路に沿って配置されたデバイスとを少なくとも含む機械に関する。
本発明は、従って、第1に、オンライン操作として知られている、適用媒体を材料ウェブの少なくとも片側に適用することを含む製造および処理を行える機械に関する。このタイプの機械においては、接触適用装置(コーティングユニット)のみが適用装置として従来から用いられている。
第2に、本発明は、オフライン操作として知られている、適用媒体を材料ウェブの少なくとも片側に適用することを含む処理に用いられる他の機械に関する。この種の機械は、処理される材料ウェブが、通常、材料ウェブリールの形態で供給される、材料ウェブを製造する機械から分離された機械(コーティングまたは適用機)である。このタイプの機械内では、接触適用装置(コーティングユニット)および非接触適用装置(非接触コーティングユニット)が適用装置として用いられている。
性能(走行性)および操作休止中の平均操作時間が、接触適用またはコーティングの結果損なわれる可能性があるため、接触適用装置(コーティングユニット)は問題を生じる可能性がある。このように、適用ユニット(コーティングユニット)においてウェブが破損する危険性が増し、その結果、全製造ラインが停止する。
オンライン操作に比べると、オフライン操作は、材料ウェブのコーティングに関して体積効率が低い。
多くの用途について、高平滑度および可能な光沢を備えた材料が望ましい。かかる品質を得るために、材料ウェブを平滑化ユニットでオンラインで、2本ロールソフトカレンダによりカレンダ加工して、機械仕上げ、または高精細機械仕上げすることができる。さらに、多くの材料品質があり、従来は、適切な機械における材料ウェブの製造またはコーティング機械でのコーティングの後に、更なる操作においてオフラインでカレンダ加工をしなければならなかった。カレンダ加工は、材料、特に紙や板の表面構造に大きな影響を与えるため、目視上の外観と印刷性の両方に影響する。カレンダ加工は、とりわけコート紙については非常に重要な操作である。コーティング後、平滑度および可能な光沢が得られる。自身のコーティング後は、通常、不適切な平滑性および不適切な光沢が得られる。
コーティングをオフライン操作で実施する場合には、カレンダ加工は、通常、コーティング機からは分離された好適な平滑化機械(例えば、スーパーカレンダまたはソフトカレンダ)により、別個のオフラインプロセスで行われる。それぞれ別個の機械により次々と実施される2つのオフラインプロセスのために、体積効率が下がる結果となる。
独国特許出願公開第100 12 256A1号明細書 独国特許出願公開第197 35 588A1号明細書 独国特許出願公開第195 13 531 A1号明細書
本発明の目的は、良好な性能および走行性を有し、良好な体積効率と共に高平滑度および可能な光沢を備えた材料を提供可能な上述したタイプの機械を提供することである。
この目的を達成するために、少なくとも重力により誘導された前記適用媒体の動きに優先的に基づいて、少なくともカーテンまたはベールの形態の前記適用媒体を前記材料ウェブに放出する、カーテン適用ユニットとして設計された少なくとも1つの非接触適用ユニットを有し、材料ウェブ平滑化デバイスが適用装置の前および/または後の処理装置に沿って提供されている少なくとも1つの非接触適用ユニットを含む適用デバイスが提案される。重力に基づいた適用に加えて、例えば、静電力に基づいた適用が考えられる。
本発明の提案によれば、適用媒体の材料ウェブの少なくとも片側への非接触適用、特に材料ウェブの非接触コーティング(片側または両側)は、機械のオンライン操作またはオフライン操作で行われる。機械に統合された材料ウェブ平滑化デバイスは、材料ウェブの片側または両側に高平滑度および可能な光沢を確実に与える。
機械が材料ウェブを製造しない場合には、すなわち、適用(コーティング)および平滑化をオフライン操作で実施する場合は、平滑化デバイスおよび適用装置が1台の機械へと統合されて、適用と平滑化の両方がオフラインプロセスで実施されるため、体積効率が大幅に増大する結果となる。
機械を処理される(コートまたは平滑化される)(オンラインプロセス)材料ウェブを製造するのに用いる場合には、さらに、適用媒体の適用に関して、ある範囲までは、オンライン操作での従来の接触コーティングとオフライン操作での従来の非接触コーティングの利点が組み合わせで得られ、具体的には、一方では、オンライン操作の高い体積効率と、オフライン操作でのみ従来から用いられていた接触させない非接触接触コーティングの良好な走行性である。本発明によれば、材料の高い平滑度および可能な光沢が、材料ウェブ平滑化デバイスにより得られる。
機械は、少なくとも適用デバイスの前に、材料ウェブ経路に沿った材料ウェブ平滑化デバイスを有しているのが好ましい。適用媒体の適用の材料ウェブ平滑化上流と接続すると、非接触適用方法、特に、コーティング方法が、材料ウェブ表面の輪郭を大部分維持する限りは、有用かつ有効である(これについては、「輪郭コーティング方法」と呼ばれる)。すなわち、材料ウェブの粗い輪郭は平らではないため、適用媒体により、平滑化されるか、または比較的少なく平滑化される。適用媒体の適用前に材料ウェブが平滑化されればされるほど、製品品質が高くなる。これに関して、最初に平滑化してから、輪郭コーティングを適用する方が、コーティング後に粗い輪郭を平滑化するより良好であるということが示されている。
材料ウェブ粗さが5μm、好ましくは最大で3μm残るように、材料ウェブ平滑化デバイスが、少なくとも片側について、材料ウェブをカレンダ加工するために設計されている場合には、利点が得られることが明らかにされている。これらの材料ウェブ粗さ値は、PPS方法(パーカープリントサーフ)により求められる値に関しているのが好ましい。:粗さ(PPS−10s)は≦5、好ましくは≦3。
後者により得られる材料ウェブ平滑化デバイスまたは材料ウェブ粗さに関しては、機械の通常の操作パラメータに基づいて得られるこれらの粗さ値が主と考えられる。
さらに、材料ウェブ平滑化デバイスはまた、例えば、特に高い平滑度または特に高い光沢を得るために、適用装置の後に材料ウェブ経路に沿って与えることもできる。しかしながら、多くの用途について、適用デバイスの前の材料ウェブ平滑化デバイスは、十分な平滑度または十分な光沢を確実にすることができる。
材料ウェブ平滑化デバイスは、ソフトニップカレンダ、ワイドニップカレンダ、ハードニップカレンダ、スーパーカレンダ、マルチニッチ平滑化ユニット(例えば、ヤヌス(Janus))、1−ニップカレンダ、2ニップカレンダを含む群より選択される平滑化ユニットを有していると有利である。
カーテン適用方法はスプレー適用方法より好ましい。というのは、カーテン適法方法に基づいて、より高い製品品質が得られ、カーテン適用方法には、スプレー適用方法よりも保守にあまり労力を伴わないためである。
本発明による機械は、少なくとも1つの更なる材料ウェブ処理デバイスを有することができる。かかる更なる材料ウェブ処理デバイスは、材料ウェブ分配デバイスと脱水および乾燥セクション間、または脱水および乾燥セクションと適用装置間、または適用装置と乾燥デバイス間、または乾燥デバイスと材料ウェブを処理および/またはピックアップおよび/または放出するデバイス間の材料ウェブに沿って構成された、または材料ウェブ分配デバイスまたは脱水セクションまたは適用装置または乾燥デバイスまたは材料ウェブを処理および/またはピックアップおよび/または放出するデバイスへと統合される。
既に述べた通り、本発明による機械はまた、材料ウェブを製造するのに用いることもできる。これまでに、材料ウェブ分配デバイスは、材料ウェブを供給された原材料、好ましくは繊維状サスペンションから連続的に材料ウェブを形成すべく設計された材料ウェブ形成デバイスを含むことが提案されている。一般に、脱水および乾燥セクションは、少なくとも熱および/または機械的作用により可動する材料ウェブから水を抽出し、少なくとも残渣水分含量まで材料ウェブを乾燥すべく設計された、材料ウェブ形成デバイスと適用装置の間で材料ウェブ経路に沿って配置されている。適用デバイスの前に材料ウェブ経路に沿って配置された材料ウェブ平滑化デバイスは、特に、脱水および乾燥セクションと適用デバイスとの間に配置される、または脱水および乾燥セクションの乾燥セクション部分へと適合されると有用である。これに関して、少なくとも1つの更なる材料ウェブ処理デバイスは、材料ウェブ形成デバイスと脱水および乾燥セクション間、または脱水および乾燥セクションと適用装置の間の材料ウェブ経路に沿って配置することができ、そして、この場合は、本発明による材料ウェブ平滑化デバイスについて、適宜、上流および下流に接続される、または脱水および乾燥セクションで材料ウェブ実施デバイスへと統合することが可能である。
しかしながら、機械はまた、媒体適用を実施し、オフラインプロセスで材料ウェブを平滑化する機械とすることもできる。この目的について、材料ウェブ分配デバイスは、材料ウェブを各材料ウェブリールから巻き戻す材料ウェブアンワインドを含むことができる。適用デバイスの前の材料ウェブ経路に沿って配置されている上述の材料ウェブ平滑化デバイスは、通常、材料ウェブアンワインドと適用装置の間に配置されている。少なくとも1つの更なる材料ウェブ処理デバイスについて、材料ウェブアンワインドと適用装置の間で材料ウェブ経路に沿って配置し、そして、この場合は、本発明による材料ウェブ平滑化デバイスについて、適宜、上流および下流に接続される、または材料ウェブアンワインドへと統合することが可能である。
さらに、適用媒体が、機械の複数の適用点で可動する材料ウェブへと適用されるときは特に、適切な適用デバイスによる非接触適用もまた有利である。材料ウェブには、適用媒体の接触適用によるよりも、非接触適用による方が応力がかからず、ウェブの破損のリスクが減じ、従って、性能または走行性が改善される。
さらに、本発明は、材料ウェブ、好ましくは紙または板を処理する方法を提供する。本発明によれば、
−液体またはペースト状適用媒体を可動する材料ウェブの少なくとも片側に適用する工程と、
−非接触適用前および/または後に材料ウェブの少なくとも片側を平滑化する工程と、
−材料ウェブを乾燥する工程とを少なくとも含む方法が提案される。
本方法の実施に関して、特に、必要であれば、最初に乾燥してから平滑化し、所望であれば、もう一度乾燥してから、非接触で適用してから乾燥し、所望であればもう一度平滑化する一連の操作が考えられる。
特に、本発明は、統合されたプロセスで非接触でのコーティングおよび好適な平滑化ユニット、特にカレンダによる平滑化を提案しており、コーティングの前または後に平滑化を実施することが可能である。コーティング前のカレンダによる平滑化は、従来の平滑化ユニットに代わるものであり、コーティングにとって特に良好なベースが得られ、統合プロセスにおいて最終品質(高平滑度または高光沢)も改善される。非常に平滑な原材料(原紙)へのカーテンコーティング適用の結果、非常に平滑な最終製品が得られる。コーティング適用の前および/または後の本発明による平滑化は、コーティング品質が原材料(原紙)の品質に依存しているため、特に重要である。
以下のことも加えられる。適用媒体の非接触適用、特に非接触コーティングに関して、第1に、接触させずに適用を行い、第2に、ドクターデバイス等により適用された適用媒体の計量および好ましくは均一化を必要としないように適用媒体を適用することが主に考えられる。適用媒体の適用は、従って、正確な計量および材料ウェブ表面の適切な均一性の両方を備えて最初から実施されるのが好ましい。すなわち、材料ウェブの適用は過剰に行わない(1対1適用として知られている)。
本発明を、図面に示した例証の実施形態を用いて以下の文により詳細に説明する。
図1における部分図1a、1bおよび1cはそれぞれ、本発明による製紙機の一例を概略図で示す。これは、例えば、長網抄紙機等とすることができる。製紙機10a、10bまたは10cは、関連フローボックスおよび関連素材供給システムを備えた湿潤端部12a、12bまたは12cを有している。素材供給システムは、繊維状サスペンションを、定容フローのフローボックスへと供給するように設計されており、フローボックスおよび湿潤端部は、均一なファイバー分配および脱水によるウェブ形成ならびにウェブ誘導のために用いられている。セクション12a、12bまたは12cで始まる材料ウェブ経路に沿って、このセクションにはプレスセクション14a、14bまたは14cが続き、特に、これは、材料ウェブをプレスすることによって機械的に確実に脱水するのに用いられる。
材料ウェブ経路に沿って、プレスセクションには、乾燥セクション16a、16bまたは16cが続き、材料ウェブが熱的に乾燥される(熱的脱水)。
図1の実施形態に従って、乾燥セクションの後には、例えば、カレンダ(例えば、ソフトニップカレンダまたはワイドニップカレンダ)またはその他好適なタイプの平滑化ユニットして知られている材料ウェブ平滑化デバイス18a、18bまたは18cが配置されている。
全ての例証の実施形態において、平滑化ユニット後に材料ウェブ経路に沿って、非接触コーティングユニット20a、20bまたは20cが、好ましくはカーテン適用ユニットとして知られている適用装置として配置され、適用媒体(特にコーティング媒体)を、非接触で材料ウェブの片側に適用する。カーテン適用ユニットの場合には、カーテンまたはベールとして知られたスロットノズル等から現れる適用媒体の重力により誘導される動きに少なくとも優先的に基づいているのが好ましい。全材料ウェブ経路の主たる部分を少なくとも覆う上側と認識できる材料ウェブの側か、全材料ウェブ経路の主たる部分を少なくとも覆う材料ウェブの下側と認識できる材料ウェブの側のいずれかに適用を行うが、適用ユニットのエリアのある領域において上方に向けることも可能である。
適用ユニットまたはコーティングユニット20aまたは20bに、最終乾燥セクション22aまたは中間乾燥セクション22bが続く。一方、コーティングユニット20cには更なるコーティングユニット24cが続き、媒体を材料ウェブの他端に適用し、コーティングユニット20と同様に、コーティング媒体を非接触で材料ウェブに適用する。図1bの実施形態によれば、このタイプの更なるコーテイングユニット24bが中間乾燥セクション22bの後に配置されている。
材料ウェブ経路に沿って、コーティングユニット24bまたは24cには最終乾燥セクション26bまたは26cが続き、材料ウェブ経路の端部には、全ての3つの実施形態の場合において、材料ウェブリールアップ28a、28bまたは28cがあり、片側または両側にコートされた材料ウェブを巻き上げるのに用いられ、これはスプールとして知られている。
部分図1dに、本発明によるコーティング機の概略図が示されている。コーティング機10dは、処理された材料ウェブを各スプールの材料ウェブリールから巻き戻す材料ウェブアンワインド17dを有している。材料ウェブの両側に、非接触コーティングユニット20d、24dにより適用媒体を提供する前に、例えば、カレンダ(例えば、ソフトニップカレンダまたはワイドニップカレンダ)として知られている材料ウェブ平滑化デバイス18dに、またはその他の好適なタイプの平滑化ユニットに、巻き戻した材料ウェブを供給する。中間乾燥が媒体適用間にないため、この機械10dの構成は、図1cによる機械10cの構成に対応するものである。コーティングユニット24dには、乾燥セクション26dが続き、材料ウェブ経路の端部には材料ウェルリールアップ28dがある。
図2に、図1による機械10aの可能な動作の第1の実施形態を示す。乾燥セクション16aの乾燥デバイス30a−1があり、これはベルト32a−1を循環させることにより材料ウェブMの熱的乾燥に用いられ、材料ウェブMを加熱可能な乾燥シリンダ34a−1に対してプレスし、材料ウェブMに接触乾燥が施される。いずれの場合においても、フェルトを乾燥するのに用いられる乾燥シリンダ36a−1がベルト32a−1に割り当てられる。
乾燥デバイス30a−1から現れる材料ウェブMを、材料ウェブMの両側で作用する平滑化ロール42a−1および44a−1で表される、材料ウェブ平滑化デバイス18aに属する平滑化ユニット40a−1を通してガイドロール構成38a−1に導く。これは、例えば、ソフトニップ平滑化ユニットまたはワイドニップ平滑化ユニットして知られている。
材料ウェブを、放出ヘッド52a−1により表されるカーテン適用ユニットを有する適用装置20a−1を通して更なるガイドローラ構成46a−1に導く。適用媒体ベールまたは適用媒体カーテンの形態で、放出ヘッドは、計量しながら適用媒体を放出し、例証の実施形態に示すように、重力の動きに基づいて材料ウェブMの上側に当接し、所望の適用またはコーティングを与えるための更なる計量や均一化なしに材料ウェブのこの側に残る。放出ヘッド52a−1には、従来技術で知られているように(例えば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照)、カーテンまたはベールに端部ガイド構成要素等を割り当てると有利である。
適用媒体に提供またはコートされた材料ウェブMは、非接触乾燥デバイスの一例として対流またはホットエアドライヤー60a−1に入り、そこで材料ウェブMおよびそれに適用された適用媒体は乾燥され、後に、乾燥デバイス30a−1のタイプの更なる乾燥デバイス70a−1により、材料ウェブの接触乾燥が品質を損なうことなく実施される。乾燥デバイス70a−1はドライヤー60a−1と共に、最終乾燥セクション22aに属する。
図1aに示されているように、最終乾燥セクション22aには材料ウェブリールアップ28aが続く。しかしながら、更なる材料ウェブ処理装置を、材料ウェブリールアップ、例えば、更なる平滑化装置の上流に接続することができる。
図1aによる機械10aの実行の更なる可能性を図3に示す。図2による乾燥デバイス30a−1のタイプの乾燥デバイス30a−2、図2による平滑化ユニット40a−1に対応する平滑化ユニット40a−2、カーテン適用ユニットが図3においては52a−2と示される放出ヘッドにより表される適用装置20a−2も可能である。図2の実施例と比べて、上部材料ウェブ側に接触させずに媒体が適用されるように、材料ウェブMがガイドロール構成に導かれている。同じく、放出ヘッド52a−2は、適用媒体のカーテンまたはベールのために端部誘導構成要素等に割り当てることができる。
ホットエアに基づく非接触乾燥機能に加えて、エアターンとして知られているのと同じやり方で、材料ウェブMに対して無接触誘導および偏向機能をさらに実施する非接触乾燥デバイス60a−2を介して、乾燥デバイス60a−2と共に最終乾燥セクション22aに含めることのできる図2による乾燥デバイス30a−1のタイプの更なる乾燥デバイス70a−2へ材料ウェブを供給する。
例えば、図2に対応する機械セクションおよび機械内で次々に配置された図3に対応する機械セクションにより、図1bに対応する構成が得られる。図4に、対応の実施形態を示す。材料ウェブ走行方向において、乾燥デバイス30b−1、平滑化ユニット40b、放出ヘッド52b−1に表されるカーテン適用ユニットを有する適用装置20b、非接触ドライヤー60b−1、更なる接触乾燥デバイス30b−2、放出ヘッド52b−2により表されるカーテン適用ユニットを有する適用装置24b、非接触乾燥およびガイドまたは偏向デバイス60b−2および更なる接触乾燥デバイス70bが次々に見られる。ドライヤー60b−1および乾燥デバイス30b−2は、図1bによる中間乾燥セクション22bを形成する。
適用媒体の材料ウェブMの両側への適用が望ましい場合には、材料ウェブの与えられた適切な誘導、非接触乾燥の前に、適用媒体を、まず、対応の非接触適用ユニットにより材料ウェブの両側に適用してから、最後に接触乾燥を実施する。従って、材料ウェブの片側への適用媒体の適用と、材料ウェブの他端への適用媒体の適用との間に中間乾燥が必ずしも必要なわけではない。図5に、図1cによる構成の機械の動作の対応の実施形態を示す。デバイス30a−1に対応する接触乾燥デバイス30c、平滑化ユニット40c、第1の非接触適用装置20cに属する第1の放出ヘッド52c−1、第2の非接触適用装置24cに属する第2の放出ヘッド52c−2、非接触ドライヤー60cおよび図2による装置30a−1に対応する更なる接触乾燥デバイス70cも可能である。平滑化ユニット40cから、材料ウェブがまず、第1の放出ヘッド52c−1下、次に第2の放出ヘッド52c−2下でガイドロール構成46cに導かれ、後の均一化を必要とすることなく、カーテンまたはベールの形態で計量しながら、第1の放出ヘッド52c−1が適用媒体を材料ウェブMの片側に適用し、第2の放出ヘッド52c−2が適用媒体を材料ウェブMの他端に適用する。第2の放出ヘッド52c−2の後、エアガイド構成80cが与えられ、これが、接触乾燥デバイス70cへと入る限りは、ドライヤー60cのいずれかの側と接触させることなく、後者を通って、材料ウェブMを確実に導く。
図1dに対応する構成は、図5に示すのと同じとすることができる。乾燥デバイス30cを単に材料ウェブアンワインドと交換したと考えることができる。材料ウェブリールから巻き戻された材料ウェブを、まず平滑化ユニット40cへ供給してから、非接触適用装置20cおよび24cの両側にコートする。非接触ドライヤーにおいて、乾燥デバイス70cと接触させて両側で材料ウェブを乾燥の最終状態までもっていく前に、接触させずに乾燥を行う(特に、ホットエアにより、および/または赤外線により)。その後、適切な処理装置において更なる処理がない場合、例えば、適切な追加の材料ウェブ平滑化デバイスにおける更なる平滑化がない場合には、材料ウェブを、図示しない材料ウェブリールアップにおいてスプールとして知られているものにリールアップする。
特に、材料ウェブ、好ましくは紙または板を製造し処理する機械において、少なくとも1つの材料ウェブ平滑化デバイスと組み合わせて少なくとも1つの非接触適用ユニットを有する少なくとも1つの適用デバイスを提供することが提案されている。これは、第1に液体またはペースト状適用媒体を非接触で可動する材料ウェブの少なくとも片側に適用し、第2に、媒体適用前および/または後に、オンラインプロセスまたはオフラインプロセスにて、可動する材料ウェブを平滑化するものである。
紙または板の材料ウェブを製造および処理するための本発明による機械の可能な構成の概略形態の4つの例(図1a、b、c)およびそれぞれ紙または板のその他の製造された材料ウェブを処理する本発明による機械(図1d)を示す。 特に、この場合には材料ウェブの上側に適用媒体の非接触適用を行う適用装置を有する本発明による機械の設計の第1の例証の実施形態による図1aに対応する機械の断面を表す。 特に、この場合には材料ウェブの下側に適用媒体の非接触適用を行う適用装置を有する本発明による機械の設計の第2の例証の実施形態による図1aに対応する機械の断面を表す。 特に、この場合には材料ウェブの両側に適用媒体の非接触適用を行う適用装置を有する本発明による機械の設計の第3の例証の実施形態による図1bに対応する機械の断面を表す。 特に、この場合には材料ウェブの両側に適用媒体の非接触適用を行う適用装置を有する本発明による機械の設計の第4の例証の実施形態による図1cに対応する機械の断面を表す。

Claims (10)

  1. 材料ウェブ(M)を製造および処理、または処理する機械であって、
    材料ウェブを連続的に分配するよう設計された材料ウェブ分配デバイス(12a、12b、12c、12d)と、
    液体またはペースト状適用媒体を可動する材料ウェブの少なくとも片側に適用するための前記材料ウェブ分配デバイスの後に材料ウェブ経路に沿って配置された少なくとも1つの適用装置(20a、20b、24b、20c、24c、20d、24d)と、
    前記可動する材料ウェブを熱的脱水するための前記適用装置の前に前記材料ウェブパスに沿って配置された乾燥デバイス(30a−1、30a−2、30b−1、30b−2、30c)と、
    前記可動する材料ウェブを乾燥状態まで乾燥するための前記適用装置の後に前記材料ウェブパスに沿って配置された乾燥デバイス(22a、22b、26b、26c、26d)と、
    前記材料ウェブを各材料ウェブリールにリールアップする材料ウェブリールアップ(28a、28b、28c、28d)の後に、前記材料ウェブ経路に沿って配置されたデバイスとを少なくとも有し、
    前記適用装置(20a、20b、24b、20c、24c、20d、24d)の適用デバイスが、少なくとも重力により誘導された前記適用媒体の動きに優先的に基づいて、少なくともカーテンまたはベールの形態の前記適用媒体を前記材料ウェブに放出する、カーテン適用ユニット(52a−1、52a−2、52b−1、52b−2、52c−1、52c−2)として設計された少なくとも1つの非接触適用ユニットを有し、前記材料ウェブにカレンダ加工を施す材料ウェブ平滑化デバイス(18a、18b、18c、18d)が前記適用デバイスの前の処理経路に沿って提供されていることを特徴とする機械。
  2. 前記適用デバイスの前に前記材料ウェブ経路に沿って配置された前記材料ウェブ平滑化デバイス(18a、18b、18c)が、前記材料ウェブを平滑化するべく設計されていて、少なくとも片側で、最大で3μm(特に、PPS−10s測定方法に従って測定)の材料ウェブ粗さが残っているということを特徴とする請求項1記載の機械。
  3. 前記材料ウェブ平滑化デバイス(18a、18b、18c、18d)が、前記機械の通常の操作パラメータに基づいて、最大で3μmの材料ウェブ粗さを達成するということを特徴とする請求項2記載の機械。
  4. ソフトニップカレンダ、ワイドニップカレンダ、ハードニップカレンダ、スーパーカレンダ、マルチニップ平滑化ユニット、1−ニップカレンダ、2−2−ニップカレンダを含む群から前記材料ウェブ平滑化デバイス(18a、18b、18c、18d)が少なくとも1つの平滑化ユニット(40a−1、40a−2、40b、40c)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の機械。
  5. ノズル構成から現れるにつれて、前記適用媒体に与えられた移動インパルスに少なくとも優先的に基づいて、適用媒体液滴スプレーまたは適用媒体ジェットの形態の前記適用媒体を前記材料ウェブに放出する、スプレー適用ユニットとして設計された少なくとも一つの非接触適用ユニットが与えられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の機械。
  6. 前記材料ウェブ分配デバイスと脱水および乾燥セクション間、または前記脱水および乾燥セクションと前記適用装置間、または前記適用装置と前記乾燥デバイス間、または前記乾燥デバイスと前記材料ウェブを処理および/またはピックアップおよび/または放出する前記デバイス間の前記材料ウェブ経路に沿って構成され、また前記材料ウェブ分配デバイスまたは前記乾燥デバイスまたは前記材料ウェブを処理および/またはピックアップおよび/または放出する前記デバイスへと統合される、少なくとも1つの更なる材料ウェブ処理デバイスを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の機械。
  7. 前記材料ウェブ分配デバイスが、繊維状サスペンションから連続的に前記材料ウェブを形成すべく設計された、材料ウェブ形成デバイスを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の機械。
  8. 脱水および乾燥セクション(14a、16a、14b、16b、14c、16c)が、前記材料ウェブ形成デバイスと前記適用装置との間で前記材料ウェブ経路に沿って配置され、少なくとも熱および/また機械的作用により前記可動する材料ウェブ(M)から水を抽出し、少なくとも残渣水分含量まで前記材料ウェブを乾燥すべく設計されていることを特徴とする請求項7記載の機械。
  9. 前記材料ウェブ形成デバイスと脱水および乾燥セクション間、または前記脱水および乾燥セクションと前記適用装置の間の前記材料ウェブ経路に沿って配置された、または前記材料ウェブ形成デバイスまたは前記脱水および乾燥セクションへと統合された、少なくとも1つの更なる材料ウェブ処理デバイスを特徴とする請求項7または8記載の機械。
  10. 液体またはペースト状適用媒体を前記可動する材料ウェブの少なくとも片側に非接触適用する工程と、
    前記非接触適用前に前記材料ウェブの少なくとも片側をカレンダ加工により平滑化する工程と、
    前記材料ウェブを乾燥する工程と、
    を少なくとも含む材料ウェブの処理方法。
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