JP4760885B2 - 画像読取システム、及び画像読取装置。 - Google Patents

画像読取システム、及び画像読取装置。 Download PDF

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Description

本発明は、紙媒体等から画像を読み取り、読み取った画像に基づく画像データを生成すると共に、この画像データに基づく画像を表示する画像読取システムに関する。
LANに接続されたPCとMFP(多機能周辺装置)との間でスキャン画像データ等の授受を行うシステムが知られている。特許文献1には、ユーザがMFPに対して直接スキャンを指示し、MFPにて生成されたスキャン画像データを、LAN上のPCに送信するというプッシュスキャン機能について記載されている。
特開2005−192022号公報
ところで、プッシュスキャンを行う際には、ユーザは、スキャンの対象となる紙媒体等をMFPにセットし、MFPに対してプッシュスキャンを開始する旨の操作を行う必要がある。このため、プッシュスキャンを行う際、ユーザは、スキャン画像データを受信するPCの付近にいないことが予測される。しかしながら、従来のプッシュスキャンでは、MFPからプッシュスキャン準備指令を受け付けたPCは、アプリケーションを起動し、MFPにて生成されるスキャン画像データの受信を待っていた。そして、PCは、スキャン画像データを受信すると、ユーザが自装置の付近にいるか否かに関らず、上記アプリケーションによりスキャン画像をそのまま表示していた。このため、プッシュスキャン機能により紙媒体等の画像をスキャンする場合には、ディスプレイを覗き見るだけで、PCを介してスキャン画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうおそれがあった。
本願発明は上記課題を解決するためになされたものであり、プッシュスキャン機能により紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことができる画像読取システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の画像読取システムは、ユーザから直接受け付けた指示に基づき画像を読み取り、読み取った画像に基づき画像データを生成する画像読取装置と、当該画像読取装置が生成した画像データに基づく画像を表示する情報処理装置とを有する。そして、画像読取装置は、読み取った画像に基づき生成された画像データを、ネットワークを介して接続されている第1情報処理装置に対して出力する第1出力手段と、読み取った画像に基づき生成された画像データを、自装置にローカル接続されている第2情報処理装置に対して出力する第2出力手段と、を備える。また、第1出力手段により画像データを送信する場合に、第1情報処理装置に対し、アプリケーションを起動させるための準備指示および第1出力手段が出力した画像データに基づく画像の表示を禁止する旨の指示である禁止指示を行い、第2出力手段により画像データを送信する場合に、第2情報処理装置に対し準備指示を行い禁止指示を行わない指示手段と、を備える。そして、読み取った画像に基づき生成された画像データは、指示手段による指示より後に出力される。
また、情報処理装置は、画像読取装置から出力された画像データを取得する取得手段と、種々の画像を表示する表示手段と、準備指示を受け付けた後に取得手段が取得した画像データに基づく画像を表示手段に表示させる制御手段と、禁止指示を受け付ける指示受付手段とを備える。そして、制御手段は、指示受付手段が禁止指示を受け付けた後に取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止する。
こうすることにより、画像読取システムは、情報処理装置に対する禁止指示が行われた場合には、画像読取装置がユーザから直接受け付けた指示により紙媒体等から読み取った画像、すなわち、プッシュスキャン機能により紙媒体等から読み取った画像が情報処理装置にて表示されてしまうことを防ぐことができる。したがって、この画像読取システムは、プッシュスキャン機能により紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことができる。
また、例えば、情報処理装置と画像読取装置とがLAN等のネットワークを介して接続されている場合には、情報処理装置と画像読取装置とが互いに離れた場所に設置されている場合を想定することができる。一方、例えば、情報処理装置と画像読取装置とがUSBやIEEE1394等といった規格に対応したケーブルにより直接ローカルに接続されている場合には、互いに隣接した場所に設置されていることが予測される。尚、画像処理装置と画像読取装置とが、例えば、USBやIEEE1394等といった規格に対応したケーブルや、シリアルケーブル等により直接接続されていることを、ローカル接続と記載する。情報処理装置と画像読取装置とが互いに隣接した場所に設置されている場合には、ユーザは、情報処理装置の付近にて画像読取装置による画像の読み取りのための作業を行うことが考えられる。
このため、請求項1に記載の情報処理装置は、自装置に直接接続されている画像読取装置から画像データを取得した場合には、画像の読み取りを指示したユーザが自装置の付近にいるとみなし、取得した画像データに基づく画像を表示することができる。また、ディスプレイを覗き見られる可能性の高い場合には画像の表示を禁止する。したがって、紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぎつつ、画像読取システムの使い勝手を向上させることができる。
また、画像読取装置は、次のようなタイミングで、読み取った画像に基づく画像データを情報処理装置に対して出力してもよい。
すなわち、請求項2に記載されているように、情報処理装置は、画像読取装置に対し、制御手段が、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した旨を通知する第一の通知手段をさらに備え、画像読取装置は、制御手段が画像データに基づく画像の表示を禁止した旨の通知を受け付ける第一の通知受付手段をさらに備えても良い。そして、第1出力手段は、第一の通知受付手段が、制御手段が画像データに基づく画像の表示を禁止した旨の通知を受け付けた場合に、当該通知を行った情報処理装置に対して画像データを出力しても良い。
こうすることにより、画像読取システムは、プッシュスキャン機能により紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことをより確実に防ぐことができる。
また、情報処理装置は、次のようにして画像読取装置が読み取った画像の表示を禁止しても良い。
すなわち、請求項3に記載されているように、制御手段は、受付手段が禁止指示を受け付けると、自装置をログオフされた状態とすることにより、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止しても良い。
尚、自装置(情報処理装置)をログオフされた状態とするとは、例えば、情報処理装置を制御するためのOSであって、画像読取装置にて紙媒体等から読み取られた画像を表示するためのアプリケーションを動作させることが可能なOSを用いて情報処理装置にログインしているユーザを、ログオフさせることであっても良い。
こうすることにより、画像読取システムは、プッシュスキャン機能により紙媒体等から読み取られた画像の表示を防ぐことができる。また、情報処理装置をログオフされた状態とすることにより、この情報処理装置を見ただけでは、画像読取装置に対応するアプリケーションが動作しているか否かを判別できなくなる。つまり、情報処理装置は、第三者に対し、画像読取装置にてプッシュスキャン機能による画像の読み取りが行われていることを秘匿することができる。したがって、請求項3に記載の画像読取システムでは、紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見されてしまうことをより確実に防ぐことができると共に、紙媒体等から読み取られた画像に基づく画像データの盗難の予防が可能となり、プッシュスキャン機能により読み取られた画像の漏洩をより確実に防ぐことができる。
また、情報処理装置は、画像読取装置にて読み取られた画像の表示を禁止した後、次のようにして禁止を解除しても良い。
すなわち、請求項4に記載されているように、制御手段は、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した後、所定の時間が経過した際に、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示の禁止を解除しても良い。
こうすることにより、例えば、ユーザが情報処理装置から離れた場所で画像読取装置による画像の読み取りのための作業を行っている場合であっても、画像読取システムは、画像の読み取りの開始後から、ユーザが情報処理装置の付近に戻るまでの間、読み取られた画像の表示を禁止することが可能となる。したがって、画像読取システムは、紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことが可能となる。
また、情報処理装置は、画像読取装置にて読み取られた画像の表示を禁止した後、次のようにして禁止を解除しても良い。
すなわち、請求項5に記載されているように、情報処理装置は、ユーザからパスワードの入力を受け付ける入力受付手段をさらに備えても良い。そして、制御手段は、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した後、入力受付手段を介して所定のパスワードの入力を受け付けると、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示の禁止を解除しても良い。
こうすることにより、所定のパスワードを知っている限られたユーザのみが、情報処理装置を介して画像読取装置にて読み取られた画像を見ることができる。したがって、画像読取システムは、紙媒体等から読み取られた画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことをより確実に防ぐことができる。
また、情報処理装置が、画像読取装置が読み取った画像の表示の禁止に失敗するといった場合を想定することができる。
そこで、請求項に記載の画像読取システムでは、情報処理装置は、画像読取装置に対し、制御手段が、取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨を通知する第二の通知手段をさらに備え、画像読取装置は、制御手段が画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨の通知を受け付ける第二の通知受付手段をさらに備える。そして、第1出力手段は、第二の通知受付手段が、制御手段が前記画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨の通知を受け付けた場合、当該通知を行った情報処理装置に対して暗号化された画像データを出力する。
こうすることにより、画像読取システムは、情報処理装置が、画像読取装置が読み取った画像の表示の禁止に失敗した場合であっても、この画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことが可能となる。
ところで、上述した画像読取システムの画像読取装置を、単体で構成して市場に流通させても良い。画像読取装置を単体で構成しても、対応する情報処理装置と組み合わせることにより、上述した効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)画像読取システムについて
図1は、本実施形態の画像読取システム1の構成を示すブロック図である。画像読取システム1は、プリンタや、スキャナや、コピー機や、FAX等の機能を有するMFP10と、パーソナルコンピュータであるPC20a,PC20b,PC20cとを有している。尚、MFP10とPC20aとは、USB40により接続されており、MFP10と、PC20b及びPC20cは、LAN30により接続されている。尚、本実施形態では、画像読取システム1は1台のMFPを有しているが、2台以上のMFPを有していても良い。また、画像読取システム1には3台のPCを有しているが、画像読取システム1は、2台以下のPCを有していても良いし、4台以上のPCを有していても良い。また、以後、PC20a,PC20b,PC20cをまとめてPC20とも記載する。
(2)MFPについて
次に、画像読取システム1を構成するMFP10の詳細な構成について、図2の(a)に記載のブロック図を用いて説明する。MFP10は、制御部11と、液晶表示パネル12と、入力部13と、スキャンエンジン14と、USB I/F15と、記憶部16と、ネットワークI/F17と、印刷エンジン18とから構成される。これらの構成要素は、バスを介して接続されている。
制御部11は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて上記各部を統括的に制御して各種処理を実行する。
液晶表示パネル12は、液晶ディスプレイ等を備え、ユーザに対して視覚的に情報を伝達する部位である。
入力部13は、メカニカルスイッチやタッチパネル等を備え、ユーザより操作入力を受け付ける部位である。
スキャンエンジン14は、制御部11からの指令に基づき、所定の原稿読取位置にセットされた原稿の画像を読み取り、この画像を表すスキャン画像データを生成する部位である。
USB I/F15は、USB対応機器(本実施形態ではPC20a)とUSB規格に基づいた通信を実現するための通信処理を行う部位である。
記憶部16は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体から構成され、MFP10が各種機能を実現する際に利用するデータの記憶領域として用いられる部位である。
ネットワークI/F17は、LAN30上の機器(本実施形態ではPC20bとPC20c)とEthernet(登録商標)規格に基づいた通信を行う部位である。
印刷エンジン18は、制御部11からの指令に基づき、用紙等の印刷媒体に画像を印刷する部位である。なお、印刷エンジン18により印刷される画像としては、例えば、スキャンエンジン14により読み取られた画像、ファクシミリ機能により受信した画像、PC20等の外部装置から受信した印刷用の画像などが挙げられる。
(3)PCについて
次に、画像読取システム1を構成するPC20の詳細な構成について、図2の(b)に記載のブロック図を用いて説明する。PC20は、制御部21と、ディスプレイ22と、キーボード23と、マウス24と、ネットワークI/F25と、記憶部26と、USB I/F27とから構成される。これらの構成要素は、バスを介して接続されている。
制御部21は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに記憶されたプログラムや、RAMにロードされたOSや各種アプリケーション等に基づいて上記各部を統括的に制御して各種処理を実行する。
ディスプレイ22は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を備え、ユーザに対して視覚的に情報を伝達する部位である。
キーボード23は、周知のキーボードであり、ユーザからの操作入力を受け付ける部位である。
マウス24は、周知のマウスであり、ユーザからの操作入力を受け付ける部位である。
ネットワークI/F25は、他のLAN30上の機器(本実施形態ではMFP10)とEthernet(登録商標)規格に基づいた通信を行う部位である。
記憶部26は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体を備え、各種のプログラムやデータ等を記憶している部位である。
USB I/F27は、USB対応機器(本実施形態ではMFP10)とUSB規格に基づいた通信を実現するための通信処理を行う部位である。
[動作の説明]
次に、MFP10にてスキャンを行い、生成したスキャン画像データをいずれかのPC20に送信するプッシュスキャンを行う際の画像読取システム1の動作について説明する。尚、プッシュスキャンが開始される際は、PC20は、OSによりユーザがログインした状態となっている。また、図4には、MFP10の操作パネルの一例が記載されており、図5には、MFP10とPC20との間でやりとりされるメッセージの内容が記載されている。以後、図4及び図5を適宜参照しつつ、上記動作についての説明を行う。
(1)プッシュスキャン実行時の処理の概要について
(1−1)LANを介してのプッシュスキャンについて
まず、LAN30を経由してのプッシュスキャン、すなわち、MFP10にて生成されたスキャン画像データを、MFP10とLAN30を介して接続されているPC20bまたはPC20cに送信するプッシュスキャンについて、図3に記載のシーケンス図を用いて説明する。
ユーザがMFP10に原稿をセットし、操作パネルを介してプッシュスキャンの開始を指示すると(S105)、プッシュスキャンが開始される。図4に記載されているように、MFP10の操作パネルは、液晶表示パネル12と入力部13とから構成されている。入力部13は、上下左右釦,スキャン釦,キャンセル釦を有している。また、液晶表示パネル12にはスキャン画像データの送信先のPCの選択画面が表示されており、“PC_00001(NETWORK)”,“PC_00002(NETWORK)”,“USB”という表示がされている。これらの表示は、順番に、PC20b,PC20c,PC20aに対応している。ユーザは、入力部13が有する上下釦により上記表示のいずれかを選択することができ、“PC_00001(NETWORK)”または“PC_00002(NETWORK)”が選択された状態でスキャン釦が押されると、選択されたPCをスキャン画像データの送信先として、LAN30を経由したプッシュスキャンが開始される。
プッシュスキャン開始の指示を受け付けると、MFP10は、スキャンを開始すると共に、選択されたPC20に対し、LAN30を介して、プッシュスキャンのための準備を指令するプッシュスキャン準備指令と、プッシュスキャンによるスキャン画像の表示を禁止するロック指令とを行う(S110)。図5の(a−1)には、プッシュスキャン準備指令とロック指令とを示すメッセージである命令メッセージ200が記載されている。命令メッセージ200は、プッシュスキャンのための準備を指令するCOMMAND201と、スキャン画像の表示の禁止を指令するSUBCOMMAND202と、スキャン画像データを生成するMFP10のIPアドレスを示すMFP IP203と、プッシュスキャンの際の通信に用いられるMFP10のポート番号を示すMFP PORT204とから構成されている。S110では、MFP10から選択されたPCに対し、上記命令メッセージ200がLAN30を介して送信される。
MFP10からプッシュスキャン準備指令とロック指令とを受け付けたPC20bまたはPC20cは、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションを起動し、さらに、ロック指令に従いスキャン画像の表示をロックする(S115)。具体的には、PC20b等は、上記アプリケーションを起動させたままの状態で、起動中のOSをログオフ状態としても良いし、上記アプリケーションによりスキャン画像の表示を禁止させても良い。そして、PC20b等は、スキャン画像のロックに成功すると、MFP10に対しロック成功通知を行う(S120)。尚、図5の(a−2)には、ロック成功通知を行う際にPC20b等からMFP10へ送信される通知メッセージ210が記載されている。
スキャンが終了し、なおかつ、PC20bまたはPC20cからロック成功通知を受け付けた場合には、MFP10は、LAN30を介してPC20b等に対するスキャン画像データの送信を開始する(S125,S130)。
PC20b等は、スキャン画像データの受信を開始後、ロック解除条件が成立すると、スキャン画像の表示のロックを解除する(S135)。そして、受信したスキャン画像データに基づき生成されたスキャン画像をディスプレイ22に表示する。尚、ロック解除条件とは、スキャン画像の表示のロックのためにOSをログオフ状態とした場合であれば、例えば、プッシュスキャン開始時にログインしていたユーザが再度ログインするという条件であっても良い。また、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションによりスキャン画像の表示をロックさせた場合であれば、例えば、スキャン画像の表示のロックから所定の時間が経過するという条件であっても良いし、ユーザから所定のパスワードの入力を受け付けるといった条件であっても良い。
(1−2)USBを介してのプッシュスキャンについて
次に、USB40を経由してのプッシュスキャン、すなわち、MFP10にて生成されたスキャン画像データを、MFP10とUSB40を介して接続されているPC20aに送信するプッシュスキャンについて説明する。
上述したように、ユーザがMFP10に原稿をセットし、操作パネルを介してプッシュスキャンの開始を指示すると、プッシュスキャンが開始される。図4に記載されているように、液晶表示パネル12にはスキャン画像データの送信先のPCを選択する画面が表示されており、“PC_00001(NETWORK)”,“PC_00002(NETWORK)”,“USB”という表示がされている。これらの表示は、PC20b,PC20c,PC20aにそれぞれ対応している。ユーザは、入力部13が有する上下釦により上記表示のいずれかを選択することができ、“USB”が選択された状態でスキャン釦が押されると、USB40により接続されているPC20aをスキャン画像データの送信先としてプッシュスキャンが開始される。
プッシュスキャン開始の指示を受け付けると、MFP10は、スキャンを開始すると共に、PC20aに対しUSB40を介してプッシュスキャンのための準備を指令するプッシュスキャン準備指令を行う。このとき、図5の(b)に記載されている命令メッセージ220が、MFP10からPC20aに対しUSB40を介して送信される。そして、MFP10が、スキャン画像データを生成し、生成したスキャン画像データのPC20aへの送信を開始する。
MFP10からプッシュスキャン準備指令を受け付けたPC20aは、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションを起動する。そして、MFP10からスキャン画像データの受信を開始すると、受信したスキャン画像データに基づきスキャン画像を生成し、ディスプレイ22に表示する。
(2)プッシュスキャン実行時にPCにて行われる処理について
次に、図6に記載されているフローチャートを用いて、プッシュスキャン実行時にPC20にて行われる処理についてより詳しく説明する。図6の記載のフローチャートが示す処理は、PC20の起動時に開始される処理である。また、この処理は、PC20を停止させる旨の操作が行われた場合に終了する。
S305では、PC20の制御部21は、MFP10から、LAN30またはUSB40を介してのプッシュスキャン準備指令を受け付けたか否かを判定する。プッシュスキャン準備指令を受け付けていない場合には(S305:No)、制御部21は、S370に処理を移行する。プッシュスキャン準備指令を受け付けた場合には(S305:Yes)、制御部21は、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションを起動し、S310に処理を移行する。
S310では、制御部21は、プッシュスキャン準備指令と共にロック指令を受け付けたか否かを判定する。プッシュスキャン準備指令と共にロック指令を受け付けた場合、すなわち、LAN30を介してMFP10からプッシュスキャン準備指令を受け付けた場合、制御部21は、S315に処理を移行する。プッシュスキャン準備指令と共にロック指令を受け付けていない場合、すなわち、USB40を介してMFP10からプッシュスキャン準備指令を受け付けた場合、制御部21は、S335に処理を移行する。
S315では、制御部21は、スキャン画像の表示をロックする。具体的には、制御部21は、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションを起動させたままの状態で、起動中のOSをログオフ状態としても良い。また、制御部21は、プッシュスキャンを行うためのアプリケーションに対しスキャン画像全体の表示を禁止させても良いし、スキャン画像の全体像を把握することが困難となる程度に、スキャン画像の大部分または一部分の表示を禁止させても良い。そして、ロックに成功した場合(S320:Yes)、制御部21は、LAN30を介してMFP10に対しロック成功通知を行い(S325)、S335に処理を移行する。また、ロックに失敗した場合、制御部21は、LAN30を介してMFP10に対しロック失敗通知を行い(S330)、S335に処理を移行する。
S335では、制御部21は、LAN30またはUSB40を介してMFP10からスキャン画像データの受信を開始し、S340に処理を移行する。
S340では、制御部21は、既に受信したスキャン画像データに基づきスキャン画像を生成する。尚、MFP10は、PC20に対し暗号化された状態のスキャン画像データを送信する場合があるが、このような場合には、制御部21は、暗号化された状態のスキャン画像データに基づき画像を生成し、本来のスキャン画像とは異なる画像(例えば、スクランブルされた状態のスキャン画像)をスキャン画像として生成する。そして、制御部21は、スキャン画像の表示がロックされているか否かを判定し(S345)、スキャン画像の表示がロックされていない場合には(S345:No)、生成したスキャン画像をディスプレイ22に表示し、S360に処理を移行する。また、スキャン画像の表示がロックされている場合には(S345:Yes)、制御部21は、S350に処理を移行する。
S350では、制御部21は、ロック解除条件が成立したか否かを判定する。具体的には、プッシュスキャンを行うアプリケーションによりスキャン画像の表示を禁止させた場合であれば、制御部21は、スキャン画像の表示のロック後、所定の時間が経過した場合や、ユーザからキーボード23を介して所定のパスワードの入力を受け付けた場合に、ロック解除条件が成立したとみなしても良い。また、OSをログオフ状態とすることによりスキャン画像の表示をロックした場合であれば、制御部21は、プッシュスキャン開始時にログオンしていたユーザが再度ログオンした場合に、ロック解除条件が成立したとみなしても良い。ロック解除条件が成立した場合(S350:Yes)、制御部21は、S355に処理を移行する。ロック解除条件が成立していない場合(S350:No)、制御部21は、S360に処理を移行する。
S355では、制御部21は、スキャン画像の表示のロックを解除し、S340に処理を移行する。
S360では、制御部21は、MFP10からのスキャン画像データの受信が終了したか否かを判定する。スキャン画像データの受信が終了していない場合(S360:No)、制御部21は、S340に処理を移行する。スキャン画像データの受信が終了した場合には(S360:Yes)、制御部21は、S365に処理を移行する。
S365では、制御部21は、プッシュスキャンを行うアプリケーションによりスキャン画像の表示を禁止させた場合において、スキャン画像の表示のロックがされている場合には、ロックを解除し、S305に処理を移行する。
プッシュスキャン準備指令を受け付けていない場合に移行するS370では、制御部21は、プッシュスキャンに関する処理以外の他の処理を実行し、これらの処理が終了すると、再度、S305に処理を移行する。
(3)プッシュスキャン時にMFPにて行われる処理について
次に、図7に記載されているフローチャートを用いて、プッシュスキャン実行時にMFP10にて行われる処理についてより詳しく説明する。図7の記載のフローチャートが示す処理は、MFP10の起動時に開始される処理である。また、この処理は、入力部13に対してMFP10を停止させる旨の操作が行われた場合に終了する。
S405では、MFP10の制御部11は、LAN30を介して接続されているPC20bまたはPC20cをスキャン画像データの送信先とするプッシュスキャンの開始指示を、入力部13を介してユーザから受け付けたか否かを判定する。上記プッシュスキャンの開始指示を受け付けた場合には(S405:Yes)、制御部11は、スキャンエンジン14に対してスキャンを開始させ、S410に処理を移行する。上記プッシュスキャンの開始指示を受け付けていない場合には(S405:No)、制御部11は、S430に処理を移行する。
S410では、制御部11は、PC20bまたはPC20cに対し、LAN30を介してプッシュスキャン準備指令とロック指令とを行い、S415に処理を移行する。
S415では、制御部11は、プッシュスキャン準備指令等を行ったPCにて、スキャン画像の表示のロックが成功したか否かを判定する。具体的には、上記PCからロック成功の通知を受け取った場合(S415:Yes)、制御部11は、スキャン画像の表示のロックが成功したと判定し、S420に処理を移行する。また、上記PCからロック失敗の通知を受け取った場合(S415:No)、制御部11は、スキャン画像の表示のロックが失敗したと判定し、S425に処理を移行する。
スキャン画像の表示のロックが成功した場合に移行するS420では、制御部11は、スキャンエンジン14により生成されたスキャン画像データを上記PCに対して送信し、送信が終了すると、S405に処理を移行する。
一方、スキャン画像の表示のロックが失敗した場合に移行するS425では、制御部11は、スキャンエンジン14により生成されたスキャン画像データを暗号化して上記PCに対して送信する。送信が終了すると、制御部11は、S405に処理を移行する。
LAN30を経由したプッシュスキャンの開始指示を受け付けていない場合に移行するS430では、制御部11は、USB40を介して接続されているPC20aをスキャン画像データの送信先とするプッシュスキャンの開始指示を、入力部13を介してユーザから受け付けたか否かを判定する。上記プッシュスキャンの開始指示を受け付けた場合には(S430:Yes)、制御部11は、スキャンエンジン14に対してスキャンを開始させ、S435に処理を移行する。上記プッシュスキャンの開始指示を受け付けていない場合には(S430:No)、制御部11は、S445に処理を移行する。
S435では、制御部11は、PC20aに対しUSB40を介してプッシュスキャン準備指令を行い、スキャンエンジン14により生成されたスキャン画像データをPC20aに対して送信する(S440)。そして、送信が終了すると、制御部11は、再度、S405に処理を移行する。
USB40を経由したプッシュスキャンの開始指示を受け付けていない場合に移行するS445では、制御部11は、プッシュスキャンに関する処理以外の他の処理を行い、これらの処理が終了すると、再度、S405に処理を移行する。
[効果]
本実施形態の画像読取システム1では、LAN30を経由してプッシュスキャンを行う際、MFP10は、PC20bまたはPC20cに対し、ロック指令を行う(S110)。そして、ロック指令を受け取ったPC20b等は、ロック解除条件が成立するまで、スキャン画像の表示を禁止する(S115)。したがって、LAN30を経由してプッシュスキャンを行う際、PC20b等の付近にユーザがいるか否かに関らず、スキャンされた画像がPC20b等にてそのまま表示されてしまうことを防ぐことができる。したがって、画像読取システム1は、プッシュスキャンにより紙媒体等から読み取られたスキャン画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことができる。
また、ロック指令を受け取ったPC20b等がスキャン画像の表示のロックに成功すると、PC20b等は、MFP10に対してロック成功通知を行う(S120)。そして、MFP10は、ロック成功通知を受け取ると、生成したスキャン画像データをPC20b等に送信する(S130)。このため、画像読取システム1は、スキャン画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことをより確実に防ぐことができる。
また、ロック指令を受け取ったPC20b等がスキャン画像の表示のロックに失敗した場合には、PC20b等は、MFP10に対してロック失敗通知を行う(S330)。そして、ロック失敗通知を受け取ったMFP10は、生成したスキャン画像データを暗号化してPC20b等に送信する(S425)。そして、暗号化された状態のスキャン画像データを受信したPC20b等は、スクランブルされた状態のスキャン画像等を表示する。このため、画像読取システム1は、PC20b等がスキャン画像の表示のロックに失敗した場合であっても、この画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことが可能となる。
また、本実施形態には、PC20b等がスキャン画像の表示をロックする際の処理の一例として、起動中のOSをログオフ状態とする等してスキャン画像の表示を禁止するという処理が記載されている。こうすることにより、PC20b等は、第三者に対しプッシュスキャンが行われていることを秘匿することができる。したがって、画像読取システム1は、スキャン画像が第三者に盗み見されてしまうことをより確実に防ぐことができると共に、スキャン画像データの盗難の予防が可能となり、スキャン画像の漏洩をより確実に防ぐことができる。
また、本実施形態には、ロック解除条件の一例として、PC20b等がプッシュスキャンを行うアプリケーションによりスキャン画像の表示を禁止させた場合において、スキャン画像の表示のロック後、所定の時間が経過するという条件が記載されている。このような条件をロック解除条件として用いることにより、例えば、ユーザがPC20bから離れた場所でプッシュスキャンのための作業を行っている場合であっても、ユーザがPC20bの付近に戻るまで、スキャン画像の表示を禁止することが可能となる。したがって、画像読取システム1は、スキャン画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことを防ぐことが可能となる。
また、本実施形態には、ロック解除条件の一例として、PC20b等がプッシュスキャンを行うアプリケーションによりスキャン画像の表示を禁止させた場合において、PC20b等が所定のパスワードの入力を受け付けるという条件が記載されている。このような条件をロック解除条件として用いることにより、所定のパスワードを知っている限られたユーザのみが、PC20b等からスキャン画像を見ることができる。したがって、画像読取システム1は、スキャン画像が第三者に盗み見され、情報が漏洩してしまうことをより確実に防ぐことができる。
また、例えば、MFP10とPC20とがLAN等を介して接続されている場合には、これらの装置は互いに離れた場所に設置されている場合を想定することができる。一方、例えば、MFP10とPC20とがUSB等により直接接続されている場合には、これらの装置は互いに隣接した場所に設置されていることが予測される。MFP10とPC20とが互いに隣接した場所に設置されている場合には、ユーザは、PC20の付近にてプッシュスキャンのための作業を行うことが考えられる。
そこで、USBを経由してプッシュスキャンを行う際には、MFP10は、USBを介して接続されているPC20aに対してロック指令を行わず、スキャン指令のみを行い(S435)、プッシュスキャンにより読み取られたスキャン画像がPC20aにそのまま表示される。
上述したように、画像読取システム1では、LAN30を経由してプッシュスキャンを行う場合には、ユーザがPC20の付近におらず、ディスプレイを覗き見られる可能性の高いとみなし、PC20にスキャン画像を表示することを禁止する。一方、USB40を経由してプッシュスキャンを行う場合には、画像読取システム1は、プッシュスキャンを指示したユーザがPC20aの付近にいるとみなし、PC20aにスキャン画像を表示するのである。このため、スキャン画像が第三者に盗み見され情報が漏洩してしまうことを防ぎつつ、画像読取システム1の使い勝手を向上させることができる。
[他の実施形態]
(1)本実施形態において、PC20bまたはPC20cは、LAN30を介してMFP10から暗号化された状態のスキャン画像データを受信すると、暗号化された状態のスキャン画像データに基づき本来のスキャン画像とは異なる画像を生成してディスプレイ22に表示する。しかし、PC20b等は、暗号化された状態のスキャン画像データを受信した際には、上記画像に替えて、黒画等といった特定の画像をディスプレイ22に表示しても良い。このような画像を表示した場合であっても、同様の効果を得ることができる。
(2)また、PC20b等がMFP10から暗号化されたスキャン画像データを受信し、スキャン画像とは異なる画像を表示している場合において、PC20b等は、例えば、ユーザからキーボード23を介して所定のパスワードの入力を受け付けた場合に、暗号化されたスキャン画像データをデコードしても良い。そして、PC20b等は、本来のスキャン画像をディスプレイ22に表示しても良い。こうすることにより、所定のパスワードを知っているユーザのみがスキャン画像を表示させることが可能となり、スキャン画像が第三者に盗み見されてしまうことを防ぐことができる。
(3)本実施形態では、MFP10とPC20aとはUSBにより接続されているが、言うまでもないことではあるが、これらの装置は、例えば、IEEE1394等といった、他の規格のバスにより接続されていても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
(4)本実施形態では、MFP10(多機能周辺装置)によるプッシュスキャンについて説明したが、例えば、MFPに替えてスキャンのみを実行可能なスキャナ装置が用いられる場合であっても、同様の効果を得ることができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
MFP10が画像読取装置に相当する。また、MFP10が備えるUSB I/F15及びネットワークI/F17が出力手段に相当し、制御部11及びネットワークI/F17が指示手段に相当し、ネットワークI/F17が第一の通知受付手段,第二の通知受付手段にそれぞれ相当する。また、MFP10がPC20bまたはPC20cに対して行うロック指令が、禁止指示に相当する。
また、PC20が情報処理装置に相当する。また、PC20が備える制御部21が制御手段に相当し、ネットワークI/F25が指示受付手段に相当し、ディスプレイ22が表示手段に相当し、ネットワークI/F25及びUSB I/F27が取得手段に相当し、キーボード23が入力受付手段に相当し、制御部21及びネットワークI/F25が、第一の通知手段,第二の通知手段にそれぞれ相当する。
画像読取システム1の構成を示すブロック図である。 MFP10及びPC20の構成を示すブロック図である。 プッシュスキャン実行時におけるMFP10とPC20との間のシーケンス図である。 MFP10の操作パネルである。 MFP10とPC20との間でやりとりされるメッセージである。 プッシュスキャン実行時におけるPC20の処理を示すフローチャートである。 プッシュスキャン実行時におけるMFP10の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…画像読取システム、10…MFP、11…制御部、12…液晶表示パネル、13…入力部、14…スキャンエンジン、15…USB I/F、16…記憶部、17…ネットワークI/F、18…印刷エンジン、20…PC、20a…PC、20b…PC、20c…PC、21…制御部、22…ディスプレイ、23…キーボード、24…マウス、25…ネットワークI/F、26…記憶部、27…USB I/F、30…LAN、40…USB、200…命令メッセージ、201…COMMAND、202…SUBCOMMAND、203…MFP IP、204…MFP PORT、210…通知メッセージ、220…命令メッセージ。

Claims (8)

  1. ユーザから直接受け付けた指示に基づき画像を読み取り、読み取った画像に基づき画像データを生成する画像読取装置と、当該画像読取装置が生成した画像データに基づく画像を表示する情報処理装置とを有する画像読取システムであって、
    前記画像読取装置は、
    読み取った画像に基づき生成された画像データを、ネットワークを介して接続されている第1情報処理装置に対して出力する第1出力手段と、
    読み取った画像に基づき生成された画像データを、自装置にローカル接続されている第2情報処理装置に対して出力する第2出力手段と、
    前記第1出力手段により前記画像データを送信する場合に、前記第1情報処理装置に対し、アプリケーションを起動させるための準備指示および前記第1出力手段が出力した画像データに基づく画像の表示を禁止する旨の指示である禁止指示を行い、前記第2出力手段により前記画像データを送信する場合に、前記第2情報処理装置に対し準備指示を行い禁止指示を行わない指示手段と、を備え、
    読み取った画像に基づき生成された画像データは、前記指示手段による指示より後に出力され、
    前記情報処理装置は、
    前記画像読取装置から出力された画像データを取得する取得手段と、
    種々の画像を表示する表示手段と、
    前記準備指示を受け付けた後に前記取得手段が取得した画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記禁止指示を受け付ける指示受付手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記指示受付手段が前記禁止指示を受け付けた後に前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  2. 請求項1に記載の画像読取システムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記画像読取装置に対し、前記制御手段が、前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した旨を通知する第一の通知手段をさらに備え、
    前記画像読取装置は、前記制御手段が画像データに基づく画像の表示を禁止した旨の通知を受け付ける第一の通知受付手段をさらに備え、
    前記第1出力手段は、前記第一の通知受付手段が、前記制御手段が画像データに基づく画像の表示を禁止した旨の通知を受け付けた場合に、当該通知を行った前記情報処理装置に対して画像データを出力すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像読取システムにおいて、
    前記制御手段は、前記受付手段が前記禁止指示を受け付けると、自装置をログオフされた状態とすることにより、前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像読取システムにおいて、
    前記制御手段は、前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した後、所定の時間が経過した際に、画像データに基づく画像の表示の禁止を解除すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  5. 請求項1または請求項2に記載の画像読取システムにおいて、
    前記情報処理装置は、ユーザからパスワードの入力を受け付ける入力受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示を禁止した後、前記入力受付手段を介して所定のパスワードの入力を受け付けると、画像データに基づく画像の表示の禁止を解除すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  6. 請求項1から請求項のいずれかに記載の画像読取システムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記画像読取装置に対し、前記制御手段が、前記取得手段が取得した画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨を通知する第二の通知手段をさらに備え、
    前記画像読取装置は、前記制御手段が画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨の通知を受け付ける第二の通知受付手段をさらに備え、
    前記第1出力手段は、前記第二の通知受付手段が、前記制御手段が画像データに基づく画像の表示の禁止に失敗した旨の通知を受け付けた場合、当該通知を行った前記情報処理装置に対して暗号化された画像データを出力すること、
    を特徴とする画像読取システム。
  7. ユーザから直接受け付けた指示に基づき画像を読み取り、読み取った画像に基づき画像データを生成する画像読取装置であって、
    読み取った画像に基づき生成された画像データを、ネットワークを介して接続されている第1情報処理装置に対して出力する第1出力手段と、
    読み取った画像に基づき生成された画像データを、自装置にローカル接続されている第2情報処理装置に対して出力する第2出力手段と、
    前記第1出力手段により前記画像データを送信する場合に、前記第1情報処理装置に対し、アプリケーションを起動させるための準備指示および前記第1出力手段が出力した画像データに基づく画像の表示を禁止する旨の指示である禁止指示を行い、前記第2出力手段により前記画像データを送信する場合に、前記第2情報処理装置に対し準備指示を行い禁止指示を行わない指示手段と、
    を備え、
    読み取った画像に基づき生成された画像データは、前記指示手段による指示より後に出力されることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項7に記載の画像読取装置において、
    前記第1情報処理装置から、前記指示手段の禁止指示に応じて、画像の表示を禁止するための動作を実行した旨の通知を受信する通知受付手段をさらに備え、
    前記第1出力手段は、前記通知受付手段により前記通知を受信した場合に、前記第1情報処理装置に対して画像データを出力すること、
    を特徴とする画像読取装置。
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