JP4760588B2 - 光学表示体用保護フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロカプセル型電気泳動式表示体(通称ペーパー状電子ディスプレイ)および無機EL表示体の保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび封止フィルム)に関するものである。
フラットパネル表示装置として、液晶表示装置(LCD)が、厚さが薄く、小型化が可能であることから、様々な用途において広範囲に用いられている。このようなLCDよりもさらに薄型化、低消費電力化を目指す、他の表示方式として、電気泳動現象を利用した表示装置が開発されている。
このような電気泳動現象を利用した表示装置の一つとして、マイクロカプセル型電気泳動方式が実用化されている。この方式の表示装置は、透明なマイクロカプセル中に青色、赤色、緑色、黒色などの液体と帯電した白色の帯電粒子(酸化チタン粒子)を入れ、外部電圧の印加によって、画像を形成するものである。マイクロカプセルのサイズは、直径数十μmから数百μmと小さいので、このマイクロカプセルを透明なバインダに分散させると、インクのようにコーティングすることができる。このインクは、外部から電圧を印加することで画像を描くことができるので、電子インクと呼ばれる。
透明電極を形成した透明樹脂膜にこの電子インクをコーティングし、アクティブマトリックス駆動用の電極回路を形成した基板に貼り合わせると、アクティブマトリックスディスプレイパネルを得ることができる(例えば、特許文献1参照。)。
通常、透明電極を形成した透明樹脂膜に電子インクをコーティングした部品を「前面板」と呼び、アクティブマトリックス駆動用の電極回路を形成した基板を「背面板」と呼んでいる。
このように現在の表示体(ディスプレイ)は、「薄型&フラット」がセールスポイントになっているが、次世代のディスプレイとしてフレキシブルな無機ELディスプレイが脚光を浴びてきている。この表示体は、熱をほとんど出さずに電気を光にかえる「エレクトロルミネッセンス」という現象を利用したものである。一般に、EL素子は自己発光性であるため視認性が高く、完全固体デバイスであるため耐衝撃性に優れるとともに取り扱いが容易である。このため、グラフィックスディスプレイの画素やテレビ画像表示装置の画素、或いは面光源としての研究開発及び実用化が進められている。
無機EL素子は、通常、蛍光性の無機固体からなる発光層と正孔注入層、または発光層と電子注入層、或いは正孔注入層と発光層と電子注入層とを2つの電極間に介在させた積層構造体を基板上に形成してなる(例えば、特許文献2参照。)。
ところで、前述のマイクロカプセル型電気泳動式表示装置では、パネル側面におけるシールが十分ではなく、表示層に水蒸気などの水分が浸入し、その電気的特性を劣化させるという問題がある。
即ち、パネルの上面は透明樹脂膜により、下面は基板により、それぞれ水分の侵入が遮断されるが、パネル側面のシールは困難であるため、側面から侵入する水分を十分に遮断することができなかった。その対策として、保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび側面の封止フィルム)を介在させる構成が提案されている(例えば、特許文献3、特
許文献4参照。)。
通常、保護フィルムの基本構成は、少なくとも機能層(UVカットやハードコートなど)(10)、接着層(11)、水蒸気バリア層(12)を順次積層した積層体(B)からなる。
このような積層体(B)を製造する場合、ロールtoロールの加工設備で製造することがコスト的に有利であるが、当然、積層体(B)はロールを通ることが必須になる。例えば、図4に示すように、360度折り返すようなロール(13)の配置の場合、前記積層体(B)がロール(13)を通過する際に、図5に示すように、外側の機能層(10)と内側の水蒸気バリア層(12)の曲率の差が発生し、接着層(11)が厚い場合、内側部分(14)が余り、その差によってシワが発生してしまう問題がある。
しかしながら、前記対策案は保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび封止フィルム)の記述はあっても、このようなシワを防止する製造方法にまでは言及していない。
通常、図6に示すように、少なくとも、透明樹脂層(例えば、PET)(20)、透明電極層(例えば、ITO)(21)、発光層又は表示層(22)、誘電体層(23)、下部電極層(アルミ等)(24)を順次積層し、端子金属又はリード(25)を備えてなるマイクロカプセル型電気泳動式表示装置や、図7に示すように、少なくとも、透明電極層(例えば、ITO)(21)、発光層又は表示層(22)、下部電極層(アルミ等)(24)を順次積層してなる無機EL表示装置などの光学表示体の封止フィルム(C)を作製する際、外部の水分を遮断する該封止フィルム(C)の機能は、(1)ITO電極の基材のPET (2)裏面電極のアルミニウム箔 (3)端子金属またはリードのポリイミドの各部材に密着し、蛍光体に代表される発光または発光素子の保護をする役割を果たす必要がある。
また、封止フィルム(C)を用いて光学表示体を封止する際(きわ)部分(26)の曲がりにおいて段差が起こるなどの不具合が生じる場合がある。
以下に先行技術文献を示す。
特開2000−221546号公報 特開平5−101884号公報 特開2005−114820号公報 特開2005−114822号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、ロールtoロールの加工設備で製造することが可能で、生産性が高く、また封止の際(きわ)部分の曲がりに対しても効果的なマイクロカプセル型電気泳動式表示体(通称ペーパー状電子ディスプレイ)および無機EL表示体の保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび封止フィルム)を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)を順次積層した積層体(A)からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)の厚さの比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)の厚さの比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体(A)からなることを特徴とする光学表示体用保護フィルムである。
本発明の請求項2に係る発明は、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)、第2接着層(4)、樹脂層(5)を順次積層した積層体(A)からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の総厚の比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)および前記樹脂層(5)の総厚の比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体(A)からなることを特徴とする光学表示体用保護フィルムである。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の光学表示体用保護フィルムにおいて、前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の各々の厚さが5〜20μmの範囲内であることを特徴とする光学表示体用保護フィルである。
本発明に係る光学表示体用保護フィルムは、少なくとも機能層、第1接着層、水蒸気バリア層を順次積層した積層体からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体の総厚に対する前記第1接着層の厚さの比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層の厚さに対する前記水蒸気バリア層の厚さの比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体からなること、さらに前記第一接着層の厚さが5〜20μmの範囲内であることにより、ロールtoロールの加工設備で製造することが可能で、生産性が高く、また封止の際(きわ)部分の曲がりに対しても効果的である。
本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る光学表示体用保護フィルムの積層体(A)の層構成の1実施例を示す側断面図であり、図2は本発明に係る光学表示体用保護フィルムの積層体(A)の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。
本発明に係る1実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図1に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)を順次積層した積層体(A)からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)の厚さの比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)の厚さの比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体(A)からなる。
また、本発明に係るその他の実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図2に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)、第2接着層(4)、樹脂層(5)を順次積層した積層体(A)からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の総厚の比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)および前記樹脂層(5)の総厚の比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体(A)からなる。
さらに、前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の各々の厚さが5〜20μmの範囲内である。
本発明は、前記保護フィルムをロールtoロールの加工設備で製造することを可能にし、生産性を高め、また封止の際(きわ)部分の曲がりに対しても効果的なマイクロカプセル型電気泳動式表示体(通称ペーパー状電子ディスプレイ)および無機EL表示体の保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび封止フィルム)を提供することを目的としている。
そこで本発明に係る1実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図1に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)を順次積層した積層体(A)である。また、必要に応じて熱接着層(6)を積層しても良い。
本発明に係る光学表示体用保護フィルムは、マイクロカプセル型電気泳動式表示体(通称ペーパー状電子ディスプレイ)および無機EL表示体の表面保護、および封止までも適用するものである。
このような光学表示体用保護フィルムを製造する場合、ロールtoロールの加工設備を用いて製造する方が低コストで製造できるので好ましい。しかしながら、前述のように当然、積層体はロールを通ることが必須になる。例えば、図4に示すように、従来の360度折り返すようなロール(13)配置の場合、前記積層体(B)がロール(13)を通過する際に、図5に示すように、外側の機能層(10)と内側の水蒸気バリア層(12)の曲率の差が発生し、接着層(11)が厚い場合、内側部分(14)が余り、その差によってシワが発生してしまう問題がある。
その解決策として、本発明に係る1実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図1に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)を順次積層した積層体(A)において、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)の厚さの比率を1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)の厚さの比率が6〜30%の範囲内で設定され積層されることが好ましい。
同様に、本発明に係るその他の実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図2に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)、第2接着層(4)、樹脂層(5)を順次積層した積層体(A)において、前記積層体(A)の総厚に対する前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の総厚の比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層(1)の厚さに対する前記水蒸気バリア層(3)および前記樹脂層(5)の総厚の比率が6〜30%の範囲内で設定され積層されることが好ましい。
さらに、前記第1接着層(2)および第2接着層(4)の各々が厚すぎると、外側の機能層(1)と内側の水蒸気バリア層(3)の曲率の差が発生し、その差によってシワが発生してしまうことがあるので、本発明においては、該第1接着層(2)および第2接着層(4)の各々の厚さを5〜20μmの範囲内にすることが好ましい。膜厚が5μm未満であると接着強度不足となり、積層ができなくなり、また、20μmの範囲を超えると、前述のようにシワなどの問題が発生する。
以上のように、接着層/積層体総厚比率、および機能層/水蒸気バリア層比率、さらに接着層の絶対厚さを限定することで、ロールtoロールの加工設備で製造することが可能になり、生産性が高まり、また封止の際(きわ)部分の曲がりに対しても効果的なマイクロカプセル型電気泳動式表示体(通称ペーパー状電子ディスプレイ)および無機EL表示体の保護フィルム(表示体表面の保護フィルムおよび封止フィルム)を提供することができるものである。
次に、本発明に係る光学表示体用保護フィルムを構成する材料、役割、作製方法などについて詳細に説明する。
先ず、前記機能層(1)は、紫外線(UV)カット膜、防眩膜、反射防止膜、ハードコートなどの機能を有するものであり、前記紫外線(UV)カット膜は、基材フィルム表面(図示せず)にUVカット剤を塗布したり、該基材フィルム形成前の樹脂の段階で混合して作製する。次に、防眩膜は、表面に凹凸を有し、凹凸面で外光を散乱させる膜である。反射防止膜は、積層された複数層の膜の界面で発生する反射光の干渉を利用して反射光を減衰させるものである。また、ハードコートは、高架橋密度の硬質の樹脂皮膜であり、ガラス並みの耐傷付き性を有するものである。これらの機能層は、公知の材料を用い、公知の方法で成膜することができる。
ところで、前記機能層(1)を作製する上での基材フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)などのポリエステル、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)などの無延伸あるいは延伸フィルムを用いることができるが、これら各種のフィルムの中でも、強度、加工適性、コストなどの面から、二軸方向に任意に延伸された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)を使用することが好ましい。また、該基材フィルムの厚さは、25〜250μmの範囲内であることが好ましい。
次に、前記水蒸気バリア層(3)としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、ポリアミドフィルム(PA)、ポリカーボネートフィルム(PC)、ポリ塩化ビニリデンフィルム(PVDC)、ポリビニルアルコールフィルム(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム(EVOH)、アルミニウム箔、アルミニウムや無機酸化物(酸化珪素、酸化アルミニウムなど)の蒸着薄膜を有する樹脂フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などのフィルム、またポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、ポリアミドフィルム(PA)、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などのフィルムにポリ塩化ビニリデン(PVDC)を塗工したフィルム、或いはまたこれらフィルムの1種乃至それ以上を組み合わせた積層体を使用することができるが、本発明においては、支持体フィルム片面(図示せず)に酸化アルミニウム又は酸化珪素などの無機酸化物の蒸着薄膜層(図示せず)を設けた蒸着フィルムからなるバリア層を用いることが好ましい。
前記支持体フィルムは、特に、制約されるものではないが、加工適性などを考慮して、単体フィルム及び各種の積層フィルムを使用することができる。
例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)などのポリエステル、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)などの無延伸あるいは延伸フィルムを用いることができるが、これら各種のフィルムの中でも、強度、加工適性、コストなどの面から、二軸方向に任意に延伸された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)を使用することが好ましい。また、該支持体フィルムの厚さは、10〜25μmの範囲内であることが好ましい。
前記蒸着薄膜層を形成する無機酸化物としては、基本的には金属の酸化物を使用することが可能であり、例えば、アルミニウム、珪素、マグネシウム、カルシウム、カリウム、スズ、ナトリウム、ホウ素、チタン、鉛、ジルコニウム、イットリウムなどの酸化物また
はそれらの混合物が挙げられる。
一般的には、透明性、物性面、生産性などから、酸化アルミニウム、酸化珪素を使用することが好ましい。
このような無機酸化物の蒸着薄膜層を形成する方法は、真空蒸着法、スパッタリング法などを使用することができるが、生産性、生産コスト面などを考慮すると、真空蒸着法が好ましい。
該蒸着薄膜層の厚さは、用いられる無機酸化物の種類および構成により、適宜選択されるが、5〜300nmの範囲内であることが好ましい。該蒸着薄膜層の膜厚が5nm未満では均一な膜が設けられないので、十分な水蒸気バリア性や酸素ガスバリア性が得られず、膜厚が300nmを越えると、柔軟性がなくなり、折り曲げ、引張りなどの外的要因により、該蒸着薄膜層に亀裂や剥離が発生しやすくなるので好ましくない。
尚、前記支持体フィルムと前記蒸着薄膜層との間に熱架橋性プライマーコート層(図示せず)を設けて、該支持体フィルムと該蒸着薄膜層との間の密着性をより高めることも可能である。
前記熱架橋性プライマーコート層としては、例えば、一般式M(OR)n(式中、M:Si、Zr、Ti、Alなどの金属元素、R:CH3、C25などのアルキル基、n:金属元素の酸化数)で表される金属アルコキシドあるいは該金属アルコキシドの加水分解物または、一般式、R´Si(OR)3(R´:アルキル基、ビニル基、エポキシ基、グリシドオキシプロピル基など、R:アルキル基など)で表される3官能基のオルガノシランあるいは該オルガノシランの加水分解物の内、少なくとも一方とポリオール化合物およびイソシアネート化合物との複合物も使用することができる。
または、一般式、R´Si(OR)3(式中、R´:アミノ基、イソシアネート基、スルホキシド基など、R:アルキル基など)で表される3官能基のオルガノシランとポリオール化合物およびイソシアネート化合物との複合物からなるものでも構わない。
次に、前記金属アルコキシドは、一般式、M(OR)n(式中、M:Si、Zr、Ti、Alなどの金属元素、R:CH3、C25などのアルキル基、n:金属元素の酸化数)で表される化合物で、例えば、アルコキシシラン化合物、ジルコニウムアルコキシド化合物、チタニウムアルコキシド化合物、その他などを使用することができる。
該熱架橋性プライマーコート層の厚さは、均一に塗膜が形成することができれば、特に限定されないが、その乾燥膜厚が5〜300nmの範囲内であることが好ましい。厚さが、5nm未満では均一な塗膜形成ができず、安定的な密着性が得られず、300nmの範囲を超えると、物性的に平衡に達するので経済的でない。
次に、該熱架橋性プライマーコート層を形成する方法は、例えば、公知のグラビアロールコーティング方式、リバースロールコーティング方式、エアナイフコーティング方式、バーコーティング方式などを使用することができる。
尚、密着性をさらに良くするために、該支持体フィルムの表面に、コロナ放電処理、グロー放電処理、低温プラズマ処理、火炎処理、薬品処理、溶剤処理などの公知の方法で前処理を行なう場合もある。また、該支持体フィルムの表裏面には、公知の各種の添加剤や安定剤、例えば帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、及び滑剤などを使用することも可能である。
次に、前記水蒸気バリア層(3)のガスバリア性をさらに高めるために、該無機酸化物の蒸着薄膜層上にガスバリア性被覆層(図示せず)を積層した構成にしても構わない。
該ガスバリア性被覆層は、蒸着薄膜層の後工程での2次的な各種損傷を防止するとともに、より高いガスバリア性を付与するために該蒸着薄膜層上に設けられるものであり、例えば、その成分は、水溶性高分子と、(a)1種以上の金属アルコキシドおよびその加水分解物または、(b)塩化錫、の少なくとも一方を含む水溶液あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティング剤を該蒸着薄膜層上に塗布してガスバリア性被覆層を形成するものである。
該ガスバリア性被覆層を蒸着薄膜層上に形成する方法は、グラビアロールコーティング方式、リバースロールコーティング方式、エアナイフコーティング方式、バーコーティング方式などの公知の方法で塗布した後、加熱、乾燥して形成される。
その際の該ガスバリア性被覆層の厚さは、乾燥後の厚さが、0.01〜50μmの範囲内にあることが好ましい。該乾燥後の厚さが、0.01μm未満では、十分なガスバリア性が得られず、50μmの範囲を超えると、塗膜にクラックが入り易く、ガスバリアに悪影響を及ぼすので好ましくない。
以上のように、本発明に係る光学表示体用保護フィルムを構成する層構成の一つである水蒸気バリア層(3)は、前述した支持体フィルム/プライマー層/無機酸化物の蒸着薄膜層/ガスバリア性被覆層、或いは支持体フィルム/無機酸化物の蒸着薄膜層/ガスバリア性被覆層、更には支持体フィルム/無機酸化物の蒸着薄膜層/ガスバリア性被覆層/無機酸化物の蒸着薄膜層などの層構成からなる蒸着フィルムを使用しても構わない。
次に、本発明に係る光学表示体用保護フィルムを構成する層構成の、図1及び図2に示す、第1接着層(2)、第2接着層(4)に用いられる接着剤としては、公知のドライラミネーション用の接着剤、例えば、ポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロース系、その他などのラミネート用接着剤を使用することができる。
図1に示すような層構成の場合における、機能層(1)と水蒸気バリア層(3)とを順次積層する方法、或いは、図2に示すような層構成の場合における、機能層(1)、水蒸気バリア層(3)、樹脂層(5)を順次積層する方法は、例えば、ドライラミネーション方法、ノンソルベントドライラミネーション方法、ホットメルトラミネーション方法、エクストルージョンラミネーション方法を利用したサンドイッチ・エクストルージョンラミネーション方法などの公知の方法を適宜使用することができるが、接着強度、作業性などを考慮すると、前述したラミネート用接着剤を使用するドライラミネーション方法が好ましい。
尚、感圧接着剤や感熱接着剤と呼ばれている公知のゴム系、アクリル系、シリコーン系などの粘着接着剤を使用しても構わない。これらは、前述のドライラミネーション方法を用いても良いし、粘着面に剥離紙を有する片面粘着テープまたは両面粘着テープの形で用いることもできる。
尚、該第1接着層(2)および第2接着層(4)の各々の厚さを5〜20μmの範囲内にすることが好ましい。膜厚が5μm未満であると接着強度不足となり、積層ができなくなり、また、20μmの範囲を超えると、前述のようにシワなどの問題が発生する。
次に、本発明に係るその他の実施例を示す光学表示体用保護フィルムは、図2に示すように、少なくとも機能層(1)、第1接着層(2)、水蒸気バリア層(3)、第2接着層(4)、樹脂層(5)を順次積層した積層体(A)からなる光学表示体用保護フィルムであるが、前記樹脂層(5)は、前記積層体(A)の強度面などの物性が向上するものならば、特に、制約されるものではないが、加工適性などを考慮して、単体フィルム及び各種の積層フィルムを使用することができる。
例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)などのポリエステル、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)などの無延伸あるいは延伸フィルムを用いることができるが、これら各種のフィルムの中でも、強度、加工適性、コストなどの面から、二軸方向に任意に延伸された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)を使用することが好ましい。また、該樹脂層(5)の厚さは、10〜25μmの範囲内であることが好ましい。
次に、本発明に係る光学表示体用保護フィルムは、必要に応じて熱接着層(6)を積層し、光学表示体に密着することができる。前記熱接着層(6)としては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂、さらにエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体などからなるホットメルト接着剤を使用することができる。
以下に、本発明に係る光学表示体用保護フィルムの具体的実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
<実施例1>
図1に示すように、機能層(1)には、厚さ188μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、水蒸気バリア層(3)には、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート蒸着フィルムを用いて、アクリル系粘着接着剤からなる厚さ11μmの第1接着層(2)を介して、ラミネーションを行い、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム188μm(機能層)/アクリル系粘着接着剤11μm(第1接着層)/蒸着フィルム12μm(水蒸気バリア層)の積層体(A)からなる本発明に係る光学表示体用保護フィルムを作製した。その際の積層体の総厚に対する第1接着層の厚さの比率(%)=11/(188+11+12)=5.2%、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層の厚さの比率=12/188=6.4%であった。
<実施例2>
図2に示すように、機能層(1)には、厚さ188μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、水蒸気バリア層(3)には、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート蒸着フィルムを用いて、アクリル系粘着接着剤からなる厚さ11μmの第1接着層(2)を介して、ラミネーションを行い、引き続いてアクリル系粘着接着剤からなる厚さ11μmの第2接着層(4)を介して、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂層(5)を順次積層して、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム188μm(機能層)/アクリル系粘着接着剤11μm(第1接着層)/蒸着フィルム12μm(水蒸気バリア層)/アクリル系粘着接着剤11μm(第2接着層)/二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm(樹脂層)の積層体(A)からなる本発明に係る光学表示体用保護フィルムを作製した。その際の積層体の総厚に対する第1接着層+第2接着層の厚さの比率(%)=11+11/(188+11+12+11+12)=9.4%、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層+樹脂層の厚さの比率=12+12/188=12.8%であった。
<実施例3>
実施例1において、機能層(1)に、厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用した以外は実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム50μm(機能層)/アクリル系粘着接着剤11μm(第1接着層)/蒸着フィルム12μm(水蒸気バリア層)の積層体(A)からなる本発明に係る光学表示体用保護フィルムを作製した。その際の積層体の総厚に対する第1接着層の厚さの比率(%)=11/(50+11+12)=15.1%、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層の厚さの比率=12/50=24%であった。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例1において、第1接着層(2)に、厚さ50μmのアクリル系粘着接着剤を使用した以外は実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム188μm(機能層)/アクリル系粘着接着剤50μm(第1接着層)/蒸着フィルム12μm(水蒸気バリア層)の積層体(A)からなる本発明に係る光学表示体用保護フィルムを作製した。その際の積層体の総厚に対する第1接着層の厚さの比率(%)=50/(188+50+12)=20.0%、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層の厚さの比率=12/188=6.4%であった。
<比較例2>
実施例1において、機能層(1)に、厚さ38μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを使用し、第1接着層(2)に、厚さ9μmのアクリル系粘着接着剤を使用した以外は実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム38μm(機能層)/アクリル系粘着接着剤9μm(第1接着層)/蒸着フィルム12μm(水蒸気バリア層)の積層体(A)からなる本発明に係る光学表示体用保護フィルムを作製した。その際の積層体の総厚に対する第1接着層の厚さの比率(%)=9/(38+9+12)=15.2%、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層の厚さの比率=12/38=31.5%であった。
<評価>
実施例1〜3および比較例1〜2で作製した、光学表示体用保護フィルムを用いて、φ80mmのロールに巻き付けて状態を観察する折り曲げテストを行なった。尚、巻き付けの向きは、積層体の厚さ方向に対してPET(機能層)を外側にして巻き付けた場合と逆に内側にして巻き付けた場合の2通りのテストを行なった。その結果は、良好:○、不良:×で評価した。その結果を表1に示す。
Figure 0004760588
表1は、実施例1〜3および比較例1〜2で作製した、光学表示体用保護フィルムを用いて、折り曲げテストの結果を示した表である。
<評価結果>
表1から実施例1〜3は、いずれもしわなど無く良好であった。比較例1は、第1接着層の厚さの絶対値が高く、且つ積層体の総厚に対する第1接着層の厚さの比率(%)も高いので、PET(機能層)を外側にして巻き付けた場合にしわなどが発生した。比較例2は、機能層の厚さに対する水蒸気バリア層の厚さの比率が高いので、PET(機能層)を外側にして巻き付けた場合にしわなどが発生した。
本発明に係る光学表示体用保護フィルムの積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。 本発明に係る光学表示体用保護フィルムの積層体の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。 従来の光学表示体用保護フィルムの積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。 従来のロールtoロール加工機の360度折り返しロール配置を示す側断面図である。 従来のロールtoロール加工機のロールに積層体を巻き付けた状態を示す部分拡大側断面図である。 従来の光学表示体を保護フィルム(封止フィルム)で被覆した状態を示す側断面図である。 従来の光学表示体を保護フィルム(封止フィルム)で被覆した状態を示す側断面図である。
符号の説明
A・・・積層体
B・・・積層体
C・・・封止フィルム(保護フィルム)
1・・・機能層
2・・・第1接着層
3・・・水蒸気バリア層
4・・・第2接着層
5・・・樹脂層
6・・・熱接着層
10・・・機能層
11・・・接着層
12・・・水蒸気バリア層
13・・・ロール
14・・・内側部分
20・・・透明樹脂層
21・・・透明電極層
22・・・発光層又は表示層
23・・・誘電体層
24・・・下部電極層
25・・・端子金属又はリード
26・・・際(きわ)部分

Claims (3)

  1. 少なくとも機能層、第1接着層、水蒸気バリア層を順次積層した積層体からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体の総厚に対する前記第1接着層の厚さの比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層の厚さに対する前記水蒸気バリア層の厚さの比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体からなることを特徴とする光学表示体用保護フィルム。
  2. 少なくとも機能層、第1接着層、水蒸気バリア層、第2接着層、樹脂層を順次積層した積層体からなる光学表示体用保護フィルムであって、前記積層体の総厚に対する前記第1接着層および第2接着層の総厚の比率が1〜16%の範囲内で、且つ前記機能層の厚さに対する前記水蒸気バリア層および前記樹脂層の総厚の比率が6〜30%の範囲内で積層された積層体からなることを特徴とする光学表示体用保護フィルム。
  3. 前記第1接着層および第2接着層の各々の厚さが5〜20μmの範囲内であることを特徴とする請求項1又は2記載の光学表示体用保護フィルム。
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