JP4754935B2 - 移動吊り足場装置及び移動吊り足場工法 - Google Patents

移動吊り足場装置及び移動吊り足場工法 Download PDF

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Description

本発明は、橋梁,高架式の道路や鉄道,ビル等の構築物の建設工事、これら構築物に対する高所の点検・塗装・補修工事等に用いられる移動吊り足場装置及び工法に関するものである。
移動吊り足場装置は、本出願人によって各種のものが提案されており、地上から順次足場を組み上げることができない橋の裏面や高層建築物の側面などに架設される足場として、多くの実績を積んでいる。この移動吊り足場装置は、架設,撤去を最小限の資材によって短時間で行うことができ、省資材による低コスト、工期の短縮化が可能になるだけでなく、高い安全性を確保することができ、更には道路規制等、工事周辺への影響を最小限に抑えることができるものとして、高い評価を受けている。
下記特許文献1に示されたものは、その一例であり、これを図1によって説明する。同図(a)は移動吊り足場装置の架設状態を示す説明図であり、同図(b)はI部分の拡大部分断面図である。
この移動吊り足場装置は、橋梁Aにおける支持梁A1のリブ部A1aに固定具J1でハンガーレールJ2を吊り下げ固定することで、一対のハンガーレールJ2を橋梁Aの長手方向に沿った両側に設置し、このハンガーレールJ2に沿って橋梁Aの幅方向に延びるトラス梁Bに形成される足場(図示省略)を移動可能に架設するものである。
そして、この移動吊り足場装置は、ハンガーレールJ2に支持されてハンガーレールJ2に沿って走行可能な上走行部J3と、この上走行部J3に対して、垂直な吊り下げ部材J4を介して垂直軸回りに回転可能に連結された下走行部J5とを備え、下走行部J5がトラス梁Bの上辺部に形成されたラックレールB1に沿って走行可能に支持されることで、トラスト梁Bを橋梁Aの幅方向に移動可能にしている。また、トラスト梁Bの下辺部にもラックレールB2が形成されており、このラックレールB2に図示省略の走行部を支持させることでトラスト梁Bに対して水平又は垂直に移動可能な足場(床部)を架設することが可能になる。
同図(b)に示すように、ハンガーレールJ2は逆T字形の断面を有するレールであって、その下面にラック歯J2aが形成されており、前述のラックレールB1,B2にもその上面又は下面に同様のラック歯B1a,B2aが形成されている。そして、上走行部J3にはハンガーレールJ2のラック歯J2aに噛み合うピニオン輪J3aが回動可能に内装されると共に、ラック歯J2aの裏側縁に当接支持される支持輪J2bが回動可能に内装されており、下走行部J5にも同様に、ラックレールB1のラック歯B1aに噛み合うピニオン輪J5aが回動可能に内装されると共に、ラック歯B1aの裏側縁に当接支持される支持輪J5bが回動可能に内装されている。
特許第2802307号公報
このような移動吊り足場装置によると、橋梁Aの長手方向に向けて所定長さのハンガーレールJ2を延長架設しながら、そのハンガーレールJ2に沿って上走行部J3を移動させ、更に移動後のハンガーレールJ2を撤去する作業を繰り返しながら、トラス梁Bに支持された足場を橋梁Aに沿って順次移動させることができるものである。
しかしながら、橋梁Aの幅方向に延設された状態のトラス梁Bに支持された足場を橋梁の長手方向に沿って移動する際には、橋梁Aを支持している橋脚が移動の障害物になって連続的に足場を橋梁に沿って移動させることができないという問題がある。これに対して従来は、橋脚の手前で一旦トラス梁Bを橋梁Aの下から撤去し、橋脚を超えたところで再び橋梁Aの幅方向にトラス梁Bを延設させる作業を行っており、橋脚の存在毎に点検・塗装・補修工事等が中断されることになるので、これによって工事の施工期間に影響が及び、また工事作業が繁雑になる問題が生じていた。
また、このような問題は橋梁に対する工事に限らず、移動吊り足場を移動する途中に移動を妨げる障害物が存在する場合に同様の問題が生じていた。
本発明は、このような問題に対処するために提案されたものであって、橋脚等の移動を妨げる障害物が存在する場合であっても、これを簡単且つ安全に交わして移動吊り足場を移動することを可能にし、点検・塗装・補修工事等の施工期間短縮を図ると共に工事作業の簡略化を図ることを目的とするものである。
このような課題を解決するために、本発明は、以下の特徴を有する。
一つには、移動吊り足場装置において、構築物に設置された左右一対のハンガーレールと、該ハンガーレールのそれぞれに支持されると共に該ハンガーレールに沿って走行可能な左右一対の上走行部と、左側の前記上走行部と右側の前記上走行部によって左右両側が吊り下げ支持されて前記ハンガーレールと交差する方向に足場を延設すると共に、左右両側に分割可能な梁部材と、該梁部材の各上辺に沿って形成されたレール部を支持すると共に該レール部に沿って走行可能な左右一対の下走行部と、前記上走行部から前記下走行部を左右それぞれで吊り下げ支持し、分割された前記梁部材を水平面上で方向旋回可能な吊り下げ支持部材と、前記梁部材の左右両側に該梁部材の長手方向に沿って移動可能に設けられ、分割された前記梁部材の重心位置を調整する重心調整手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前述の特徴を有する移動吊り足場装置において、前記下走行部の走行及び前記重心調整手段の移動を前記下走行部及び前記重心調整手段のそれぞれ搭載した原動機の駆動によって行い、該駆動のそれぞれを前記梁部材に形成された足場上で遠隔操作可能にしたことを特徴とする。
また、構築物に左右一対のハンガーレールを設置し、該ハンガーレールと交差する方向に足場を延設する梁部材の左右両側を前記ハンガーレールのそれぞれから吊り下げ支持し、前記ハンガーレール上の支持位置を該ハンガーレールに沿って移動させることで、前記梁部材に形成された足場を前記ハンガーレールに沿って移動させる移動吊り足場工法であって、前記足場の移動に対する障害物の手前で前記梁部材を左右に分割する工程と、分割された前記梁部材の重心位置を調整して該梁部材の水平を維持しながら、該梁部材を水平面上で方向旋回する工程と、前記ハンガーレール上の支持位置を前記障害物の後側に移動させることで、分割された前記梁部材を共に前記障害物の後側に移動させる工程と、分割された前記梁部材をそれぞれ水平面上で方向旋回して一直線上に対向させ、分割端部を連結することで、分割された前記梁部材を一体化する工程と、を有することを特徴とする。
このような特徴を有する移動吊り足場装置及び工法によると、ハンガーレールに沿って足場を移動するに際して、移動の障害となるものが存在する場合には、足場を形成する梁部材を左右に分割して障害物を交わしながら移動させることができ、障害物を交わした後に簡易に梁部材を連結させて、再びハンガーレールに沿った足場の移動を行うことができることになる。
これによって、橋脚等の移動を妨げる障害物が存在する場合であっても、これを簡単に避けて移動吊り足場を移動させることができ、点検・塗装・補修工事等の施工期間短縮及び工事作業の簡略化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ここでは、橋梁の裏面に対する架設を例にして説明するが、本発明の実施形態の用途は特にこれに限定されるものではない。
図2は、本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の通常移動時における架設状態を示した説明図である。この移動吊り足場装置は、構築物である橋梁Aの裏面に設置された左右一対のハンガーレール1L,1Rを備え、このハンガーレール1L,1Rのそれぞれに支持されると共にハンガーレール1L,1Rに沿って走行可能な左右一対の上走行部2L,2Rを備える。また、左側の上走行部2Lと右側の上走行部2Rによって左右両側が吊り下げ支持されてハンガーレール1L,1Rと交差する方向に足場を延設すると共に、分割位置3Sで左右両側(3L,3R)に分割可能な梁部材3を備え、この梁部材3の各上辺に沿って形成されたレール部3Aを支持すると共にレール部3Aに沿って走行可能な左右一対の下走行部4L,4Rを備える。更に、上走行部2L,2Rから下走行部4L,4Rをそれぞれ吊り下げ支持し、分割された梁部材3(3L,3R)を水平面上で方向旋回可能な吊り下げ支持部材5L,5Rと、梁部材3の左右両側3L,3Rに梁部材3の長手方向に沿って移動可能に設けられ、分割された梁部材3L,3Rの重心位置を調整する重心調整手段6L,6Rとを備えている。
ここで、梁部材3は対面する2つの部材からなりその2つの部材の間の下部に床部材を取り付けて足場を形成している。そして、下走行部4L,4Rは梁部材3のそれぞれの部材に装備されているので、左側の下走行部4Lと右側の下走行部4Rはそれぞれ4点で梁部材3を支持している。
このような構成による移動吊り足場装置は、橋脚A0間は図2の架設状態を保ったまま、ハンガーレール1L,1Rに沿って梁部材3間に形成された足場を移動させることができる。これによると、梁部材3間に形成された足場上に作業者が立ち、橋梁Aの裏面に対して橋梁Aの長手方向に沿って足場を移動させながら、点検・塗装・補修工事等の作業を行うことができる。
図3は、本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の梁部材3を橋脚A0の手前で分割した状態を示した説明図である。図示のように、橋脚A0の手前で梁部材3を左右の部分3L,3Rに分割することができる。この際に、重心位置調整手段6L,6Rを右側又は左側にそれぞれ移動させることで、左右に分割された梁部材3L,3Rの水平状態を維持することができる。そして、下走行部4Lをレール部3Aに対して移動させることで、梁部材3の左側部分3Lをハンガーレール1Lの吊り下げ支持位置に対して左右に移動させることができ、下走行部4Rをレール部3Aに対して移動させることで、梁部材3の右側部分3Rをハンガーレール1Rの吊り下げ支持位置に対して左右に移動させることができる。この吊り下げ支持位置の移動によっても、梁部材3L,3Rの水平姿勢を微調整することができる。
図4及び図5によって、本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の構造を更に具体的に説明する。図4は、分割された梁部材3の左側を示しているが、右側はそれと左右対称に形成することができる(右側の構成の符号を括弧内に示す)。
ハンガーレール1L(1R)は、逆T字形断面を有し、その下面にラック歯1Laが形成されている。このハンガーレール1L(1R)に支持される上走行部2L(2R)は、駆動車2L1と従動車2L2が連結部材2L3で連結されたものであり、従動車2L2に垂直軸回りに回動可能な吊り下げ支持部2L4を介して吊り下げ支持部材5L(5R)の上端が連結されている。
駆動車2L1は電動又は手動でハンガーレール1L(1R)に沿って移動できるものであり、駆動車2L1を駆動させることで、それに連結された従動車2L2がハンガーレール1L(1R)に沿って移動し、吊り下げ支持部2L4の吊り下げ支持位置を移動させることができる。吊り下げ支持部材5L(5R)は、吊り下げ支持部2L4で梁部材3を吊り下げ支持できるものであればよく、ワイヤ、チェン、ロープ等を用いることができる。
また、梁部材3の分割された左側部分3Lの上辺にはラック歯3Aaを有するレール部3Aが形成されており、吊り下げ支持部材5L(5R)の下端に連結された下走行部4L(4R)がレール部3Aを支持する構造になっている。
下走行部4L(4R)は、一本のレール部3A上で一つの駆動車4L1と2つの従動車4L2,4L3が備えられ、これらが連結部材4L4,4L5によって連結されている。ここで、従動車4L2,4L3は所定のスパンを有する連結部材4L5で連結されており、従動車4L2,4L3にそれぞれ設けた支持部4L6,4L7に吊り下げ支持部材5L(5R)の下端が連結されている。分割された梁部材3Lは対面する2つの部材によって足場が形成されるので、分割された梁部材3Lによって形成される足場は合計4点で一つの吊り下げ支持部2L4から支持されることになる。そして、駆動車4L1を駆動させることで、下走行部4Lをレール部3Aに沿って移動させ、レール部3A上の支持位置を変更できるようになっている。
また、分割された梁部材3L(3R)のそれぞれには重心調整手段6L(6R)が装備されている。重心調整手段6L(6R)は、梁部材3L(3R)の下辺に設けたレール部3B(ラック歯3Baを備える)に沿って重りWが移動できるように、駆動車6L1と従動車6L2,6L3とを連結させてレール部3Bに支持させ、従動車6L2,6L3間に重りWを搭載させたものである。
そして、下走行部4Lの駆動車4L1と重心調整手段6Lの駆動車6L1は、モータ(原動機)を搭載しており、この各モータの駆動を梁部材3Lに形成された足場に載っている作業者MがリモコンM1を操作することで遠隔操作可能にしている。
これによると、梁部材3を分割する前後に、足場上の作業者MがリモコンM1を操作して、重心調整手段6Lによる重心位置調整を行い、分割された梁部材3L(3R)の水平状態を維持することができ、また、必要に応じて、下走行部4L,4Rを駆動することで、吊り下げ支持位置を調整することができる。
図5は、下走行部4L(4R)の駆動車4L1と従動車4L2の構造例を示したものであるが、上走行部2L(2R)或いは重心調整手段6L(6R)における駆動車2L1,6L1と従動車2L2,6L2,6L3を同様に装備することができる。駆動車4L1と従動車4L2は共にラック歯3Aaに噛み合うピニオン輪aとレール部3Aの支持縁を当接支持する支持輪bを備えており、駆動車4L1はピニオン輪aを駆動するための伝動機構c1,c2,c3とモータ(原動機)dを備えている。また、モータdの駆動は足場上に設置したバッテリからの給電によってなされ、オンオフをリモコンM1によって遠隔操作できるようになっている。
図6は、本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置を用いた工法を説明する説明図である。同図(a)に示すように、ハンガーレール1L,1Rは橋梁の左右両側に設置され、ハンガーレール1L,1Rと交差する方向に足場Sを延設する梁部材3が架け渡される。梁部材3の左右両側はハンガーレール1L,1Rのそれぞれから吊り下げ支持され、ハンガーレール1L,1R上の支持位置をハンガーレール1L,1Rに沿って移動させることで、梁部材3に形成された足場Sをハンガーレール1L,1Rに沿って移動させることができる。
そして、梁部材3が橋脚A0の手前に達すると、中央の分割位置3Sで梁部材3を左右に分割する。この際、前述した重心調整手段6の駆動車6L1を駆動することで梁部材3L,3Rの水平を確保する。
その後、図6(b)に示すように、梁部材3L,3Rを必要に応じて一旦後退させた後、吊り下げ支持部2L4を中心に水平面上で方向旋回してハンガーレール1L,1Rとほぼ平行になるようにし、図6(c)に示すように、上走行部2Lを駆動することで、ハンガーレール1L,1Rに沿って梁部材3L,3Rを移動させ、梁部材3L,3Rのハンガーレール1L,1R上の支持位置を橋脚A0の向こう側(後側)に移動させる。
梁部材3L,3Rが橋脚A0を交わしたところで、図6(d)に示すように梁部材3L,3Rの方向旋回を行い、梁部材3L,3Rがハンガーレール1L,1Rと垂直になるように方向を変える。そして、図6(e)に示すように、梁部材3L,3Rを一直線上に対向させ、梁部材3L,3Rの分割端部を突き合わせた後、両者を連結して梁部材3L,3Rを一体化する。
その後は、ハンガーレール1L,1Rと交差する方向に足場Sを延設する梁部材3を架け渡した状態で、ハンガーレール1L,1Rに沿って足場Sを移動させながら再び作業を行う。
このような実施形態に係る工法によると、足場S上に作業者が載ったままの状態で、安全且つ簡単に足場Sを橋脚A0の手前側から向こう側へ移動させることができる。これによって、移動吊り足場を利用する橋梁等の点検・塗装・補修工事等の施工期間を大幅に短縮することができると共に、工事作業の簡略化を図ることができる。
従来技術の説明図である。 本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の説明図(通常移動時における架設状態を示したもの)である。 本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の説明図(梁部材3を橋脚A0の手前で分割した状態)である。 本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の構造を具体的に説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置の構造を具体的に説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る移動吊り足場装置を用いた工法を説明する説明図である。
符号の説明
1L,1R ハンガーレール
2L,2R 上走行部
3,3L,3R 梁部材
3A,3B レール部
3Aa,3Ba ラック歯
3S 分割位置
4L,4R 下走行部
5L,5R 吊り下げ支持部材
6L,6R 重心調整手段
2L1,4L1,6L1 駆動車
2L2,4L2,4L3,6L2,6L3 従動車
2L3,4L2,4L5 連結部材
A 橋梁
A0 橋脚
S 足場
M 作業者
1 リモコン
a ピニオン輪
b 支持輪
c1,c2,c3 伝動機構
d モータ(原動機)

Claims (2)

  1. 構築物に設置された左右一対のハンガーレールと、
    該ハンガーレールのそれぞれに支持されると共に該ハンガーレールに沿って走行可能な左右一対の上走行部と、
    左側の前記上走行部と右側の前記上走行部によって左右両側が吊り下げ支持されて前記ハンガーレールと交差する方向に足場を延設すると共に、左右両側に分割可能な梁部材と、
    該梁部材の各上辺に沿って形成されたレール部を支持すると共に該レール部に沿って走行可能な左右一対の下走行部と、
    前記上走行部から前記下走行部を左右それぞれで吊り下げ支持し、分割された前記梁部材を水平面上で方向旋回可能な吊り下げ支持部材と、
    前記梁部材の左右両側に該梁部材の長手方向に沿って移動可能に設けられ、分割された前記梁部材の重心位置を調整する重心調整手段と、を備え
    前記下走行部の走行及び前記重心調整手段の移動を前記下走行部及び前記重心調整手段のそれぞれ搭載した原動機の駆動によって行い、該駆動のそれぞれを前記梁部材に形成された足場上で遠隔操作可能にしたことを特徴とする移動吊り足場装置。
  2. 構築物に左右一対のハンガーレールを設置し、該ハンガーレールと交差する方向に足場を延設する梁部材の左右両側を前記ハンガーレールのそれぞれから吊り下げ支持し、前記ハンガーレール上の支持位置を該ハンガーレールに沿って移動させることで、前記梁部材に形成された足場を前記ハンガーレールに沿って移動させる移動吊り足場工法であって、
    前記足場の移動に対する障害物の手前で前記梁部材を左右に分割する工程と、
    分割された前記梁部材の重心位置を調整して該梁部材の水平を維持しながら、該梁部材を水平面上で方向旋回する工程と、
    前記ハンガーレール上の支持位置を前記障害物の後側に移動させることで、分割された前記梁部材を共に前記障害物の後側に移動させる工程と、
    分割された前記梁部材をそれぞれ水平面上で方向旋回して一直線上に対向させ、分割端部を連結することで、分割された前記梁部材を一体化する工程と、
    を有することを特徴とする移動吊り足場工法。
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