JP4752397B2 - 中継装置および無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、基地局と移動局が漏洩同軸ケーブルを介して無線通信する無線通信システムに関し、特に漏洩同軸ケーブルを中継する中継装置に関する。
列車無線システム等、漏洩同軸ケーブルを介して無線通信する無線通信システムとして、特許文献1に記載された無線通信システムがある。
この無線通信システムは、基地局及び移動局から送信する送信電波が漏洩同軸ケーブルを伝搬するが、漏洩同軸ケーブルの伝送損失を補償するために中継装置が適宜の間隔で設けられる。中継装置では、その出力側における送信電波の電力レベルが一定であることが望ましいので、中継装置の出力側の送信電波を監視し、その電力レベルが一定になるように増幅器のゲインを調整するようにしている。
ところが、基地局が送信する送信電波は連続的に送信されるため、その送信電波を中継装置の出力側で監視し、ゲイン調整することは可能であるが、移動局が送信する送信電波は断続的であるため、それを監視してゲイン調整することが困難であった。そのため、特許文献1に記載された無線通信システムでは、漏洩同軸ケーブルの終端架にパイロット信号を連続して送出するパイロット信号送信部を設け、各中継装置でパイロット信号を監視することにより、ゲイン調整を行い、移動局側から送信される送信電波の電力レベルを一定に調整するように構成している。
特開2001−267978号公報
特許文献1に記載された無線通信システムは、本来の通信のための送信電波に加えてパイロット信号を送信しているため、パイロット信号自体は他の通信システムに対して妨害波にならないように信号レベルを小さくする必要がある。このため、増幅器のゲインを調整する精度が充分に得られない問題点があった。また、パイロット信号を生成するパイロット信号送信部を終端架に設ける必要があると共に、各中継装置にパイロット信号を中継する装置が必要になる問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、パイロット信号を用いないで、移動局が送信する送信電波を増幅する増幅器のゲインを適正に調整することができるようにすることを目的としている。
本発明に係る中継装置は、基地局側及び移動局側にそれぞれ略同じ長さの漏洩同軸ケーブルが接続され、基地局及び移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から連続的に送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から連続的に送信された通信のための送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変する可変利得手段を具備したものである。
また、本発明の別の発明に係る中継装置は、基地局側と移動局側にそれぞれ略同じ長さの漏洩同軸ケーブルが接続され、基地局及び移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から連続的に送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から連続的に送信された通信のための送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器の基地局側に設けられ、上記第1分波器が上記第1増幅部へ分配する送信電波及び上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を可変する可変利得手段を具備し、上記可変利得手段は、上記第1増幅部が上記第1増幅部へ分配する送信電波及び上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変するものである。
さらに、本発明の別の発明に係る中継装置は、基地局及び移動局間で送受信する通信データを漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から送信された送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変する可変利得手段、上記第1増幅部の出力する一部の送信電波を抽出して上記第2増幅部へ出力する入力手段、上記第2増幅部により増幅された、上記入力手段が出力した上記第1増幅部の出力する一部の送信電波に基づき上記第2増幅部のゲインを調整する調整手段を具備したものである。
さらに加えて、本発明の別の発明に係る無線通信システムは、基地局、上記基地局と通信データを送受信する移動局、上記基地局及び上記移動局が送信する送信電波を搬送する、それぞれ略同じ長さの複数の漏洩同軸ケーブル、上記基地局側及び上記移動局側に上記漏洩同軸ケーブルが接続され、上記基地局及び上記移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置を具備し、上記中継装置は、上述した本発明に係る中継装置のうちいずれかの中継装置であるものである。
本発明は、基地局から送信された送信電波を増幅する増幅部のゲイン調整信号で移動局の送信電波を増幅する増幅部のゲインを調整するように構成したので、パイロット信号を用いないで、移動局が送信する送信電波を増幅する増幅部のゲインを適正に調整することができる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の中継装置を適用する無線通信システムの全体構成図である。図において、1は移動局2へ向けて送信電波を送信する基地局、3は基地局1及び移動局2の送信する送信電波を搬送する漏洩同軸ケーブルで、列車無線システムの場合、線路に沿って1本又は2本敷設される。41は基地局1の送信する送信電波を増幅器51へ分配すると共に、増幅器52の増幅した移動局2からの送信電波を基地局1に向けて送信する分波器、42は増幅器51の増幅した基地局1からの送信電波を移動局2に向けて送信すると共に、移動局2の送信する送信電波を増幅器52へ分配する分波器、6は信号の反射を抑止するために漏洩同軸ケーブル3の終端に設けられた終端器で、通常は、50Ω終端が用いられる。なお、図中、分波器41、42及び増幅器51、52で中継装置が構成される。図1では2つの中継装置を示しているが、無線列車システムでは、1.3Km〜1.5Km程度の略等間隔で漏洩同軸ケーブル3を多数中継する。
ここで、基地局1が移動局2へ向けて送信する送信電波が連続的で、移動局2が基地局へ向けて送信する送信電波が断続的になることを、図2を用いて補足しておく。図2において、縦軸は周波数、横軸は時間である。基地局1が移動局2へ向けて送信する下り信号の送信電波は、所定の周波数で常時送信されている。一方、移動局2が基地局1へ向けて送信する上り信号は各々の移動局に割当てられた所定の周波数で断続的になされる。図2では、各移動局2が順次送信し、上り信号としては常時信号があるように図示されているが、現実には各々の移動局2が基地局1(実際には基地局1の上位に接続された指令局)へ向けて音声通信等を行なう必要が発生した時に基地局1と送信のネゴを行い、基地局1が指令する所定のタイミングで移動局2が音声等のデータを送信する。このとき、移動局2は、下り信号と同期をとった所定のタイミングでデータ送信するので、基地局1は、何時でも移動局2が同期をとれるように連続的に送信電波を送信しておく必要がある。したがって、基地局1が移動局2へ向けて送信する送信電波が連続的で、移動局2が基地局へ向けて送信する送信電波が断続的になる。
次に、本発明の基本的な考え方を予め述べておく。本発明では、基地局1の送信する下り送信電波を中継装置で増幅する増幅器51のゲイン調整は従来と同様に行なう。一方、移動局2の送信する上り送信電波を増幅する増幅器52のゲイン調整は、同じ中継装置内の下り信号の増幅器51のゲイン調整信号を用いて行なう。上り信号の増幅器52のゲイン調整を下り信号の増幅器51のゲイン調整信号で行なうことで、上り信号の増幅器のゲインを適正に調整することができる根拠は次の2点による。
(1)基地局1から送信された下りの送信電波は、中継装置より基地局1側の漏洩同軸ケーブル3で伝送損失が発生する。一方、移動局2から送信された上りの送信電波は中継装置より移動局2側の漏洩同軸ケーブル3で伝送損失が発生する。これら二つの漏洩同軸ケーブルの伝送損失が同一であれば、ゲイン調整信号も同じになる。ここで、漏洩同軸ケーブル3の伝送損失が変化する要因としては、漏洩同軸ケーブル3の長さ及び周囲温度の影響があるが、中継装置は略等間隔に設置されることから漏洩同軸ケーブル3の長さは略同じであり、周囲温度も略同じとみなせる。したがって、中継装置の基地局1側漏洩同軸ケーブル3の伝送損失と中継装置の移動局2側漏洩同軸ケーブル3の伝送損失は略同じとみなせる。
(2)増幅器51、52の周囲温度変動によるゲインの変動が考えられるが、同じ中継装置内に設けられるため、周囲温度変動によるゲインの変動も略同じとみなせる。
以下、具体的に実施の形態1の構成を説明する。図3は本発明における実施の形態1に係る中継装置のブロック構成図であり、3は線路等に沿って敷設された漏洩同軸ケーブルである。分波器41は基地局1からの下り信号送信電波を可変利得手段71を介して増幅器51に分配すると共に、増幅器52の増幅した送信電波を可変利得手段72を介して入力し、基地局1へ向けて送信する。可変利得手段71、72は、例えば電圧可変アッテネータからなる。分波器42は増幅器51の増幅した送信電波を移動局2へ向けて送信すると共に、移動局2側から送信された送信電波を増幅器52へ分配する。検波手段8は増幅器51の出力の一部を抽出するカプラ9の出力を検波する。検波手段8により検波された信号は比較手段10により所定の利得基準11と比較され、それらの偏差に応じたゲイン調整信号を可変利得手段71及び72に供給する。
即ち、基地局1から送信された送信電波は分波器41により可変利得手段71側に分配され、該可変利得手段71及び増幅器51の所定の利得で増幅された後、分波器42により移動局2へ向けて送信される。増幅器51の出力の一部はカプラ9によって抽出され検波手段8に入力される。検波手段8はカプラ9が抽出した増幅器51の出力の一部を検波することにより、増幅器51が増幅した送信電波の電力レベルを検出する。比較手段10は検波手段8の検出した増幅器51の電力レベルと利得基準11の設定とを比較し、両者の偏差がなくなるように、可変利得手段71の利得を制御する。この結果、増幅器51は利得基準11の設定に応じた所定の電力レベルに制御されることになる。
次に、移動局2から送信された送信電波は、分波器42により増幅器52に分配される。移動局2の送信電波は増幅器52及び可変利得手段72で所定の電力レベルに増幅され、分波器41により基地局1へ向けて送信される。可変利得手段72は比較手段10から上述のゲイン調整信号を入力し、移動局2の送信電波を利得基準11の設定に応じた所定の電力レベルに制御する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る中継装置のブロック構成図である。図において、図3と同一又は相当部分には同一符号を付している。この実施の形態2と図3の実施の形態1との相違点は、カプラ9と検波手段8との間にバンドパスフィルタ12を挿入した点である。
この実施の形態2に係る基地局1は移動局2へ送信するデータを複数の周波数チャネルで送信するものである。例えば、f1、f2、f3の3つの周波数チャネルでデータ送信している場合、周波数チャネルf1の送信電波のみを増幅部のゲイン調整に用いようとするものである。
即ち、基地局1から送信された送信電波は、分波器41により可変利得手段71を介して増幅器51へ分配される。そして、可変利得手段71及び増幅器51で所定の電力レベルに増幅された送信電波は、分波器42により移動局2へ向けて送信される。増幅器51の出力はカプラ9でその一部が抽出され、さらに、周波数チャネルf1の出力のみがバンドパスフィルタ12を通過して検波手段8に入力する。検波手段8により検出した周波数チャネルf1の送信電波の電力レベルは比較手段10で利得基準11の設定と比較され、これらの偏差に応じたゲイン調整信号を可変利得手段71、72へ供給し、ゲインを調整する。
この実施の形態2によれば、バンドパスフィルタ12によって基地局1が送信する一つの周波数チャネルの送信電波を通過させて、検波手段8で検出するようにしているので、下り信号の近傍に妨害波があったとしても、バンドパスフィルタ12が所定の周波数チャネルの送信電波のみを通過させるので、妨害波の影響を受けることがない効果がある。また、上述の説明のように周波数チャネルf1の送信電波のみをゲイン調整用の信号として用いているので、他の周波数チャネルf2、f3の送信電波は必ずしも連続的に送信する必要がなく、システムの多様化に対応できる効果がある。
図5は本発明の実施の形態3に係る中継装置を示すブロック構成図である。図5において、図3と同一又は相当部分には同一符号を付しており、70は可変利得手段である。
実施の形態1では、可変利得手段71、72を下り信号ゲイン調整用及び上り信号ゲイン調整用に2つ設けているが、この実施の形態3では、分波器41の基地局1側に一つ設けており、この可変利得手段70で下り・上りの両方の信号をゲイン調整するようにしたものである。
即ち、基地局1から送信された送信電波は、可変利得手段70を介して分波器41に入力する。分波器41は基地局1の送信電波を増幅器51へ分配し、該増幅器51で増幅された送信電波は分波器42により移動局2へ向けて送信される。移動局2から送信された送信電波は、分波器42で増幅器52へ分配され、該増幅器52で増幅され分波器41で可変利得手段70へ分配され、ゲイン調整されて基地局1へ向けて送信される。増幅器51の出力の一部はカプラ9で抽出され、検波手段8で検波されることにより、送信電波の電力レベルとして検出される。検波手段8の出力は、比較手段10で利得基準11の設定と比較され、それらの偏差に応じたゲイン調整信号を可変利得手段70へ供給してゲイン調整する。この結果、増幅器51の出力する基地局1からの送信電波の電力レベルが一定に調整され、また、増幅器52の出力する移動局2からの送信信号は可変利得手段70でゲイン調整されて一定の電力レベルになる。
この実施の形態3によれば、可変利得手段70を一つにすることができ、構成を簡素化できる効果がある。
図6は本発明の実施の形態4に係る中継装置を示すブロック構成図である。図において、図3と同一符号は、同一又は相当部分であり、91〜93はカプラである。カプラ91は増幅器51の出力の一部を抽出する。カプラ92はカプラ91の抽出した増幅器51の出力の一部を分波器42から可変利得手段73へ分配される移動局2の送信電波に重畳する。カプラ93は増幅器52の出力の一部を抽出するものである。また、13はカプラ93の抽出した増幅器52の出力の一部のうち、増幅器51の出力する周波数帯域を通過させるバンドパスフィルタである。81はバンドパスフィルタ13の出力を検波する検波手段、14は利得基準、15は検波手段81の出力と利得基準14の設定とを比較し、偏差に応じた調整信号を可変利得手段73へ供給する比較手段である。
この実施の形態4と図3の実施の形態1との差異はカプラ91〜93、バンドパスフィルタ13、検波手段81、利得基準14、比較手段15、可変利得手段73を付加した構成であり、その他の部分は実施の形態1と同様に機能する。
この実施の形態4は、一定の電力レベルに調整された増幅器51の出力を用いて増幅器52の利得を補正するように構成したものである。
即ち、一定の電力レベルに調整された増幅器51の出力の一部がカプラ91で抽出される。カプラ91で抽出された増幅器51の出力の一部は、移動局2から送信され分波器42で可変利得手段73側へ分配される送信電波にカプラ92により重畳される。この信号は可変利得手段73、増幅器52を介して出力され、カプラ93でその一部が抽出される。そして、バンドバスフィルタ13により、重畳された信号の周波数帯を取り出し、検波手段81で検波することにより、増幅器52により増幅された重畳信号が検出される。この重畳信号は、増幅器51の出力に相当するもので一定に調整された信号である。したがって、利得基準14の設定との間に差異があれば、増幅器52の利得に何らかの変動が生じたものと考えられる。
比較手段15は、検波手段81の出力と利得基準の設定とを比較し、それらの偏差に応じた信号を可変利得手段73へ供給することにより、増幅器52の利得変動を補正することができる。なお、移動局2の送信信号に重畳された信号は可変利得手段72を介して分波器41に入力されるが、該分波器41でカットされるので、基地局1に向けて送信されることはない。
本発明は、列車無線システム等、漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信システムにおける中継装置に適用できる。
本発明の中継装置を適用する無線通信システムを示した全体構成図である。 基地局及び移動局の送信電波の一例を示した図である。 本発明における実施の形態1に係る中継装置を示したブロック構成図である。 本発明における実施の形態2に係る中継装置を示したブロック構成図である。 本発明における実施の形態3に係る中継装置を示したブロック構成図である。 本発明における実施の形態4に係る中継装置を示したブロック構成図である。
符号の説明
1 基地局 2 移動局 3 漏洩同軸ケーブル 41、42 分波器 51、52 増幅器 71、72、73 可変利得手段 8、81 検波手段 9、91、92、93 カプラ 10、15 比較手段 11、14 利得基準

Claims (8)

  1. 基地局側及び移動局側にそれぞれ略同じ長さの漏洩同軸ケーブルが接続され、基地局及び移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から連続的に送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から連続的に送信された通信のための送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変する可変利得手段を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 制御手段は、第1増幅部の出力を検波した信号と所定の利得基準との比較結果に応じたゲイン調整信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 制御手段は、第1増幅部の所定周波数帯域の出力を検波した信号と所定の利得基準との比較結果に応じたゲイン調整信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  4. 基地局側及び移動局側にそれぞれ略同じ長さの漏洩同軸ケーブルが接続され、基地局及び移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から連続的に送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から連続的に送信された通信のための送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器の基地局側に設けられ、上記第1分波器が上記第1増幅部へ分配する送信電波及び上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を可変する可変利得手段を備え、
    上記可変利得手段は、上記第1分波器が上記第1増幅部へ分配する送信電波及び上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変することを特徴とする中継装置。
  5. 制御手段は、第1増幅部の出力を検波した信号と所定の利得基準との比較結果に応じて可変利得手段の利得を制御することを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 基地局及び移動局間で送受信する通信データを漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置において、基地局側から送信された送信電波を第1増幅部へ分配すると共に、第2増幅部の増幅した送信電波を基地局へ向けて送信する第1分波器、上記第1増幅部の増幅した送信電波を移動局へ向けて送信すると共に移動局側から送信された送信電波を上記第2増幅部へ分配する第2分波器、基地局側から送信された送信電波に基づき上記第1増幅部の出力レベルが一定になるように上記第1増幅部のゲインを制御するゲイン調整信号を供給する制御手段、上記第1分波器が基地局へ向けて送信する上記第2増幅部が増幅した送信電波を上記ゲイン調整信号により可変する可変利得手段、上記第1増幅部の出力する一部の送信電波を抽出して上記第2増幅部へ出力する入力手段、上記第2増幅部により増幅された、上記入力手段が出力した上記第1増幅部の出力する一部の送信電波に基づき上記第2増幅部のゲインを調整する調整手段を備えたことを特徴とする中継装置。
  7. 入力手段が抽出する第1増幅部の出力する一部の送信電波は、移動局が送信する送信電波と異なる所定周波数帯域の送信電波であり、調整手段は、第2増幅部の出力する所定周波数帯域の送信電波と所定の利得基準との比較結果に応じて上記第2増幅部のゲインを調整することを特徴とする請求項6に記載の中継装置。
  8. 基地局、
    上記基地局と通信データを送受信する移動局、
    上記基地局及び上記移動局が送信する送信電波を搬送する、それぞれ略同じ長さの複数の漏洩同軸ケーブル、
    上記基地局側及び上記移動局側に上記漏洩同軸ケーブルが接続され、上記基地局及び上記移動局間で送受信する通信データを上記漏洩同軸ケーブルを介して中継する中継装置を備え、
    上記中継装置は、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の中継装置であることを特徴とする無線通信システム。
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