JP4748804B2 - 逆止弁機能付き減圧弁 - Google Patents

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Description

本発明は、逆止弁機能付き減圧弁に関するものである。
一次側通路と、二次側通路と、一次側通路と二次側通路との境界部の流路面積を可変調整する弁体と、二次圧を受けて弁体を閉弁方向へ付勢するダイヤフラムと、弁体を開弁方向へ付勢するバネとを備える減圧弁と、流体の流れに関して減圧弁の上流に配設された逆止弁とを備えることを特徴とする減圧弁組立が特許文献1に開示されている。
特許文献1の減圧弁組立体によれば、減圧弁の二次圧は一次圧から減圧されて所定値以下に維持される。減圧弁組立体よりも上流側の流路の内圧が、減圧弁組立体よりも下流側の流路の内圧よりも低くなると、減圧弁組立体内の減圧弁よりも上流側の流路を逆止弁が閉鎖する。この結果、減圧弁組立体よりも下流側の流路内に在る水が、減圧弁組立体を越えて減圧弁組立体よりも上流側の流路に逆流する事態の発生が防止される。
特開2006−048549
特許文献1の減圧弁組立体には、減圧弁と逆止弁とが別体なので、小型化が難しいという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、減圧弁機能と逆止弁機能とを有し、特許文献1の減圧弁組立体に比べて小型化された、弁装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、一次側通路と、二次側通路と、一次側通路と二次側通路との境界部の流路面積を可変調整する弁体と、二次圧を受けて弁体を閉弁方向へ付勢するダイヤフラムと、弁体を開弁方向へ付勢する第1バネとを備え、弁体は、二次圧による付勢力と第1バネの付勢力とを受ける基部と、基部に取り付けられ一次側通路から二次側通路へ流入する流体の動圧により開弁方向へ付勢されるベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有することを特徴とする逆止弁機能付き減圧弁を提供する。
本発明に係る減圧弁においては、一次側通路から二次側通路へ流体が流れる時は、流体の動圧を受けたベロフラム付き弁本体が第2バネの付勢力に抗して開弁方向へ変位している。この状態で、ダイヤフラムを介して弁体に印加される二次側通路の内圧である二次圧の付勢力と第1バネから弁体に印加される付勢力との大小関係に応じて弁体が開弁方向と閉弁方向とに移動し、二次圧は一次側通路の内圧である一次圧から減圧されて所定値以下に維持される。
一次圧が二次圧以下になると、一次側通路から二次側通路への流体の流れが停止し、ベロフラム付き弁本体に印加されていた流体の動圧が零になる。この結果、第2バネの付勢力を受けたベロフラム付き弁本体が閉弁方向へ変位して減圧弁は閉弁する。二次圧が低下し、第1バネの付勢力を受けた弁体が開弁方向へ移動しても、第2バネの付勢力を受けたベロフラム付き弁本体が閉弁方向へ変位して減圧弁の閉弁状態は維持される。この結果、減圧弁よりも下流側の流体が減圧弁よりも上流側へ逆流する事態の発生が阻止される。
本発明に係る減圧弁は、減圧弁機能と逆止弁機能とを有しているので、減圧弁とは別体で逆止弁を備える特許文献1の減圧弁組立体に比べて小型化されている。
減圧弁の弁体を、二次圧による付勢力と第1バネの付勢力とを受ける基部と、基部に取り付けられ一次側通路から二次側通路へ流入する流体の動圧により開弁方向へ付勢されるベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとで構成することにより、減圧弁の大型化を招くことなく、減圧弁に逆止弁機能を付加することができる。
本発明の好ましい態様においては、減圧弁は、シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された環状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に配設されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位に形成された弁流入口と、ピスンヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、感圧室と二次側通路とを連通させる連通路と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧する第1バネと、第1バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースと、前記弁流入口に対峙する一次側開口と弁体に対峙する二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、弁体は、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端を有する基部と、内周縁部が基部に固定されたベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有する。
上記構成により、減圧弁機能と逆止弁機能とを有し、特許文献1の減圧弁組立体に比べて小型化された弁装置が具体的に提供される。
本発明の好ましい態様においては、減圧弁は、シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された環状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に配設されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位に形成された弁流入口と、ピスンヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、シリンダに形成され感圧室と二次側通路とを連通させる連通路と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧する第1バネと、第1バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースとを有する減圧弁カセットと、前記弁流入口に対峙する一次側開口と弁体に対峙する二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、弁体は、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端を有する基部と、内周縁部が基部に固定されたベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有し、減圧弁カセットのシリンダが減圧弁ボディに挿入された状態で減圧弁カセットは着脱可能に減圧弁ボディに取り付けられる。
減圧弁を、弁機構部を備える減圧弁カセットと、減圧弁カセットが着脱可能に取り付けられる減圧弁ボディとで構成することにより、弁機構部の保守点検、取り替えが容易になる。
本発明の好ましい態様においては、減圧弁は、シリンダに着脱可能に取り付けられて弁流入口を覆うストレーナを備える。
減圧弁カセットにストレーナを着脱可能に取り付けておけば、減圧弁カセットを保守する際にストレーナも一緒に保守することができる。
本発明の好ましい態様においては、シリンダとダイヤフラムケースと減圧弁ボディとが一体形成されている。
減圧弁のシリンダとダイヤフラムケースと減圧弁ボディとが一体形成された従来型の減圧弁にも本発明を適用することができる。
本発明により、減圧弁機能と逆止弁機能とを有し、特許文献1の減圧弁組立体に比べて小型化された弁装置が提供される。
本発明の実施例に係る減圧弁を説明する。
図1に示すように、減圧弁Aは、減圧弁カセット10と、減圧弁ボディ30とを有している。
減圧弁カセット10は、シリンダ11と、シリンダ11内で往復摺動するピストンヘッド12と、ピスンヘッド12の一方の端面から延びてシリンダ11の一端からシリンダ11外へ突出する第1ピストンロッド13と、シリンダ11の前記一端に形成された環状の弁座14と、第1ピストンロッド13のシリンダ11外へ突出した一端に配設されて弁座14と対峙する弁体15とを備えている。
弁体15は、第1ピストンロッド13のシリンダ11外へ突出した一端近傍に形成された鍔部15a、第1ピストンロッド13のシリンダ11外へ突出した一端に螺着するナット15a、第1ピストンロッド13のシリンダ11外へ突出した一端に外嵌合しナット15aに当接する座金15aが協働して形成する基部15aと、基部15aの鍔部15aと座金15aとに挟持されて基部15aに内周縁部が固定されたベロフラム15bを一体形成された一部として有する円環板状のベロフラム付き弁本体15bと、ナット15aに摺動可能に外嵌合してベロフラム付き弁本体15bに当接固定された弁本体押え15cと、一端がナット15aに当接し他端が弁本体押え15cに当接して、ベロフラム付き弁本体15bを閉弁方向、すなわち弁座14に接近する方向へ付勢するバネ15dとを有している。
減圧弁カセット10は、シリンダ11周壁の第1ピストンロッド13に対峙する部位の外面に形成された周溝11aの底部に形成された一対の弁流入口16と、ピストンヘッド12の他方の端面から延びてシリンダ11の他端からシリンダ11外へ突出する第2ピストンロッド17と、第2ピストンロッド17のシリンダ11他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラム18と、ダイヤフラム18に対峙しダイヤフラム18とシリンダ11とピストンヘッド12と協働して感圧室19を形成するダイヤフラムケース20と、シリンダ11の周壁に形成され、シリンダ11の前記一端から前記他端へ向けて延在して感圧室19に減圧弁Aの二次圧を導く一対の導圧穴21と、ダイヤフラム18を感圧室19側へ押圧するバネ22と、バネ22を収容すると共にダイヤフラムケース20と協働してダイヤフラム18の周縁部を挟持するバネケース23と、ピストンヘッド12の周溝に収容されてピストンヘッド12とシリンダ11内周面との摺接部をシールするOリング24と、シリンダ11の外周面に形成された周溝に収容されたOリング25、26とを備えている。
シリンダ11とダイヤフラムケース20とは樹脂で一体形成されている。
ダイヤフラムケース20とプレス加工された金属板製のバネケース23とは螺子、かしめ等により結合されている。
一対の導圧穴21は、長円形断面を有し、シリンダ中心軸線Xを間に挟んで互いに正対するように配設されている。一対の弁流入口16は、導圧穴21近傍部を扇形断面の柱状に残して、周溝11aの底壁を形成するシリンダ11の周壁が所定周長に亙って切り欠かれて、形成されており、シリンダ中心軸線Xを間に挟んで互いに正対している。
シリンダ11周壁の、ピストンヘッド摺動領域に、シリンダ11の他端側端面から長手方向中央部まで達する環状溝11bが形成され、ピストンヘッド摺動領域のシリンダ11の周壁が、内管11cと外管11dとからなる二重管を形成している。環状溝11bは導圧穴21に連通している。
減圧弁ボディ30は樹脂で形成されている。減圧弁ボディ30は、減圧弁カセット10のシリンダ11が挿入される筒部31と、弁流入口16に対峙して筒部31に形成された一次側開口32と、一次側開口32に連通する入口筒部33と、弁体15に対峙して筒部31に形成された二次側開口34と、二次側開口34に連通する出口筒部35とを有している。筒部31の内周面はシリンダ11の外周面に形成された周溝11aと協働して、弁流入口16の外側に環状通路36を形成している。
減圧弁カセット10のシリンダ11が減圧弁ボディ30の筒部31に挿入され、シリンダ11と筒部31の当接部がOリング25、26によりシールされた状態で、減圧弁カセット10が抜け止めピン28を用いて着脱可能に減圧弁ボディ30に取り付けられて、減圧弁Aが構成されている。
減圧弁ボディ30の入口筒部33の上流端は、図示しない接続配管を介して図示しない給水管に接続されている。
減圧弁ボディ30の出口筒部35は図示しない接続配管を介して図示しない水関連機器に接続している。
弁座14と弁体15を形成するベロフラム付き弁本体15bとの間の環状隙間よりも上流側の、入口筒部33、一次側開口32、環状通路36、弁流入口16、シリンダ11の第1ピストンロッド13に対峙する部位の内部空間は減圧弁Aの一次側通路を形成し、弁座14と弁体15を形成するベロフラム付き弁本体15bとの間の環状隙間よりも下流側の減圧弁ボディ30の内部空間、二次側開口34、出口筒部35は減圧弁Aの二次側通路を形成している。
減圧弁Aにおいては、図示しない給水管から図示しない接続配管を介して供給された水が、入口筒部33と一次側開口32とを通って、筒部31の内周面と周溝11aとにより形成された環状通路36へ流入し、環状通路36から弁流入口16を通ってシリンダ11内へ流入し、シリンダ11内を弁座14へ向けて流れ、弁座14と弁体15を形成するベロフラム付き弁本体15bとの間の環状隙間を通ってシリンダ11から流出し、二次側開口34と出口筒部35とを通って減圧弁Aから流出する。
減圧弁Aから流出した水は、図示しない接続配管を介して図示しない水関連機器に供給される。
弁座14と弁体15を形成するベロフラム付き弁本体15bとの間の環状隙間を流水が通過する際に圧力損失が発生し、流水は減圧される。
二次側通路が導圧穴21と環状溝11bとを介して感圧室19に連通することにより、二次側通路内の水圧である減圧弁Aの二次圧がダイヤフラム18に印加される。一次側通路内の水圧である減圧弁Aの一次圧はピストンヘッド12の周溝に収容されたOリング24がピストンヘッド12とシリンダ11の摺接部をシールすることにより、感圧室19には伝達されず、ダイヤフラム18には印加されない。
何らかの原因で二次圧が上昇するとバネ22の付勢力に抗してダイヤフラム18が弁座14から遠ざかる方向へ弾性変形し、ダイヤフラム18に固定された第2ピストンロッド17が、ひいてはピストンヘッド12、第1ピストンロッド13がダイヤフラム18に追随してダイヤフラム18側へ移動し、弁体15が弁座14に接近する。この結果、弁座14と弁体15との間の環状隙間が狭まり、前記環状隙間を流水が通過する際の圧力損失が増加して二次圧が下降する。従って、減圧弁Aにおいては、二次圧は所定値以下に維持される。
一次側通路から二次側通路へ水が流れている時は、図2(a)に示すように、流水の動圧を受けたベロフラム付き弁本体15bがバネ15dの付勢力に抗して開弁方向へ変位している。この状態で、ダイヤフラム18を介して弁体15に印加される二次圧の付勢力とバネ22から弁体15に印加される付勢力との大小関係に応じて、弁体15が図2(a)に示す開弁方向と、図2(b)に示す閉弁方向とに移動し、二次圧は一次圧から減圧されて所定値以下に維持される。
断水等の原因で一次圧が低下して二次圧以下になると、一次側通路から二次側通路への水流が停止し、ベロフラム付き弁本体15bに印加されていた流水の動圧が零になる。この結果、バネ15dの付勢力を受けたベロフラム付き弁本体15bが閉弁方向へ変位して弁座14に当接し、減圧弁Aは閉弁する。二次圧が低下し、図2(c)に示すように、バネ22の付勢力を受けた弁体15が開弁方向へ移動しても、バネ15dの付勢力を受けたベロフラム付き弁本体15bが閉弁方向へ変位して弁座14に当接した状態が維持され、減圧弁Aの閉弁状態は維持される。この結果、一次圧が二次圧以下になった時に、減圧弁Aよりも下流側の流路内に在る水が、減圧弁Aを越えて給水管に逆流する事態の発生が防止される。
減圧弁Aは、減圧弁機能と逆止弁機能とを有しているので、減圧弁とは別体で逆止弁を備える特許文献1の減圧弁組立体に比べて小型化されている。
減圧弁Aの弁体15を、基部15aと、基部15aに内周縁部が固定されたベロフラム15bを一体形成された一部として有する円環板状のベロフラム付き弁本体15bと、基部15に係合してベロフラム付き弁本体15bを閉弁方向、すなわち弁座14に接近する方向へ付勢するバネ15dとで構成することにより、簡便に且つ減圧弁Aの大型化を招くことなく、減圧弁Aに逆止弁機能を付加することができる。
減圧弁Aを、弁機構部を備える減圧弁カセット10と、減圧弁カセット10が着脱可能に取り付けられる減圧弁ボディ30とで構成することにより、弁機構部の保守点検、取り替えが容易になる。
周溝11aを取り巻いて弁流入口16を覆う筒状のストレーナ27を、シリンダ11の外周面に着脱可能に取り付けても良い。ストレーナ27の配設により、弁内部への異物の侵入が阻止され、減圧弁Aが保護される。減圧弁カセット10のシリンダ11を減圧弁ボディ30の筒部31から引き抜いて減圧弁カセット10を保守する際に、ストレーナ27も一緒に保守することができる。
減圧弁Aにおいては、減圧弁カセット10を減圧弁ボディ30とは別体とし、減圧弁カセット10を減圧弁ボディ30に着脱可能に取り付けたが、減圧弁カセット10を形成するシリンダ11、ダイヤフラムケース20と、減圧弁ボディ30を形成する筒部31、入口筒部33、出口筒部35とを一体形成して、一体物のボディとしても良い。
本発明は、種々の水関連機器の減圧弁に広く利用可能である。
本発明の実施例に係る減圧弁の構造図である。(a)は断面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図である。尚(a)は、(b)のa−a矢視図である。 本発明の実施例1に係る減圧弁の作動を示す部分拡大断面図である。(a)は開弁時の断面図であり、(b)は閉弁時の断面図であり、(c)は一次圧が二次圧以下になった時、すなわち逆止弁動作時の断面図である。
符号の説明
A 減圧弁
10 減圧弁カセット
11 シリンダ
12 ピストンヘッド
13 第1ピストンロッド
14 弁座
15 弁体
15a 基部
15b ベロフラム付き弁本体
15d バネ
17 第2ピストンロッド
18 ダイヤフラム
19 感圧室
20 ダイヤフラムケース
22 バネ
30 減圧弁ボディ
31 筒体
33 入口筒部
35 出口筒部

Claims (5)

  1. 一次側通路と、二次側通路と、一次側通路と二次側通路との境界部の流路面積を可変調整する弁体と、二次圧を受けて弁体を閉弁方向へ付勢するダイヤフラムと、弁体を開弁方向へ付勢する第1バネとを備え、弁体は、二次圧による付勢力と第1バネの付勢力とを受ける基部と、基部に取り付けられ一次側通路から二次側通路へ流入する流体の動圧により開弁方向へ付勢されるベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有することを特徴とする逆止弁機能付き減圧弁。
  2. シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された環状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に配設されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位に形成された弁流入口と、ピスンヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、感圧室と二次側通路とを連通させる連通路と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧する第1バネと、第1バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースと、前記弁流入口に対峙する一次側開口と弁体に対峙する二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、弁体は、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端を有する基部と、内周縁部が基部に固定されたベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有することを特徴とする請求項1に記載の逆止弁機能付き減圧弁。
  3. シリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピスンヘッドの一方の端面から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出する第1ピストンロッドと、シリンダの前記一端に形成された環状の弁座と、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に配設されて弁座と対峙する弁体と、シリンダ周壁の第1ピストンロッドに対峙する部位に形成された弁流入口と、ピスンヘッドから延びてシリンダの他端からシリンダ外へ突出する第2ピストンロッドと、第2ピストンロッドのシリンダ他端から突出した一端に中心部が固定されたダイヤフラムと、ダイヤフラムに対峙しダイヤフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して感圧室を形成するダイヤフラムケースと、シリンダに形成され感圧室と二次側通路とを連通させる連通路と、ダイヤフラムを感圧室側へ押圧する第1バネと、第1バネを収容すると共にダイヤフラムケースと協働してダイヤフラムの周縁部を挟持するバネケースとを有する減圧弁カセットと、前記弁流入口に対峙する一次側開口と弁体に対峙する二次側開口とを有する減圧弁ボディとを備え、弁体は、第1ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端を有する基部と、内周縁部が基部に固定されたベロフラム付き弁本体と、基部に係合してベロフラム付き弁本体を閉弁方向へ付勢する第2バネとを有し、減圧弁カセットのシリンダが減圧弁ボディに挿入された状態で減圧弁カセットは着脱可能に減圧弁ボディに取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁機能付き減圧弁。
  4. シリンダに着脱可能に取り付けられて弁流入口を覆うストレーナを備えることを特徴とする請求項3に記載の逆止弁機能付き減圧弁。
  5. シリンダとダイヤフラムケースと減圧弁ボディとが一体形成されていることを特徴とする請求項2に記載の逆止弁機能付き減圧弁。
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