JP4748614B2 - エレベータの気流発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータに用いられる気流発生装置に関する。
ビルの高層化に伴い、そこに設置されるエレベータに関しても高速化が進められている。一方、エレベータの定格速度が400m/分以上になるに従い、乗りかご周りの気流によって発生する空力騒音が問題になっている(例えば、非特許文献1参照)。
なお、エレベータの定格速度は、建築基準法によって、「かごに積載荷重を作用させて上昇するときの最高速度をいう」と規定されている。速度に応じてエレベータを分類すると、定格速度が毎分45m以下のエレベータを「低速」、毎分60m〜105mのエレベータを「中速」、毎分120m以上のエレベータを「高速」、毎分360m以上のエレベータを「超高速」と規定されている。以下では、上記建築基準法で「超高速」または「高速」に分類されるエレベータのことを「高速エレベータ」と呼ぶものとする。
高速エレベータの空力騒音低減化の対策として、乗りかごの先端に整風カバーを装着する方法がある(例えば、特許文献1参照)。さらに、エレベータの高速化に対応するため、整風カバーの上に整風スポイラーを取り付ける技術が開発されている(例えば、特許文献2参照)。この整風スポイラーの技術は、世界最高速のエレベータにも適用され(例えば、非特許文献2参照)、成果を上げている。
しかしながら、狭い昇降路を高速走行するエレベータにあっては、昇降階に応じて昇降路内にホールシルなどの狭隘部が存在する。乗りかごがこの狭隘部を通過すると、局所的な空力騒音(バフ音)が発生し、乗りかご内の乗客や、乗場で待機している乗客に対して不快感を与える問題が残されている。
一方、流体機器や流体機器システムにおける動力低減は、省エネルギーの観点から重要性が高まっている。また、流体機器や流体機器システムに起因する振動や騒音の抑制は、プラントの安全性確保、作業環境向上の観点から非常に重要である。このような問題に対し、2つの電極間に発生するプラズマの作用により気流を発生させる気流発生装置が開発され、その効果が確認されている(特許文献3、特許文献4参照)。
特開平4−333486号公報 特開2005−162496号公報 特開2007−317656号公報 特開2008−1354号公報 日本機械学会論文集(B編),59巻564号(1993−8),論文No.92−1876. 世界最高速1010m/minエレベータ、東芝レビュー,vol.57,No.6,(2002).
上述した気流発生装置をエレベータに適用し、走行時に発生する気流の乱れを気流発生装置によってコントロールすることで、空力騒音を抑制することが考えられている。
ところが、この気流発生装置は、2つの電極間に高電圧の交流を印加することで、プラズマ気流を発生する構成にある。したがって、気流発生中は、常にプラズマ化により生じたイオンと電子の混在気体が存在し、その混在気体のスパッタリング作用によって電極が次第に磨耗していく問題がある。
電極の磨耗が進行すると、プラズマ化が促進されず、気流をコントロールできなくなり、空力騒音の発生を抑えられなくなる。したがって、定期的な点検が求められる。しかしながら、エレベータの場合には、乗りかごの下部など、気流の乱れが発生する箇所に気流発生装置が設置されるため、エレベータの運転を止めて、保守員が昇降路内に入り込んでの点検作業が必要となり、非常に面倒であり、時間もかかってしまう。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、面倒な点検作業を必要とせずに、電極の磨耗状態を簡単に把握して、適切な時期に交換することのできるエレベータの気流発生装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエレベータの気流発生装置は、乗りかごまたは昇降路内に設けられ、2つの電極間の放電作用により気流を発生して、上記乗りかごが上記昇降路内を走行するときに生じる気流の乱れをコントロールするエレベータの気流発生装置であって、上記各電極の少なくとも一方の電極の摩耗状態を検出するための第1の摩耗検出装置を備え、上記第1の摩耗検出装置は、上記各電極の少なくとも一方の電極に接続され、点検モード時に上記電極に流した電流の値を測定する測定手段と、この測定手段によって測定された電流値が予め設定された値以下であった場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と、この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、気流発生装置の電極の摩耗状態が自動検出されるので、面倒な点検作業を必要とせずに、電極の磨耗状態を簡単に把握して、適切な時期に交換することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図であり、図1(a)はエレベータの乗りかごの正面図、同図(b)は昇降路内を走行する乗りかごを側面から見た図である。
本実施形態におけるエレベータは、昇降路10内に設置された乗りかご11を備える。この乗りかご11は、図示せぬ巻上機の駆動によりロープ12を介して昇降路10内を昇降動作する。この乗りかご11の正面には、かごドア13が敷居14上を水平方向にスライド自在に設けられている。
このかごドア13の敷居14の下部には、所定の長さを有する板状のフェースプレート15が下降方向に向けて取り付けられている。このフェースプレート15は、通称「エプロン」と呼ばれるものであり、落下防止板として用いられる。
一方、昇降路10の各階の乗場20側には、乗場ドア21が敷居22上を水平方向にスライド自在に設けられている。この乗場ドア21は、乗りかご11が各階に停止したときにかごドア13に係合して開閉する。
この乗場ドア21の敷居22の下部には、乗りかご11側のフェースプレート15と対面させて、所定の長さを有する板状のフェースプレート23が下降方向に向けて取り付けられている。
また、図中の24は昇降路10内に敷居22の突起などによって形成される狭隘部である。乗りかご11がこの狭隘部24を通過すると、局所的な空力騒音(バフ音)が発生し、乗りかご11内の乗客や、乗場で待機している乗客に対して不快感を与える問題がある。
このような空力騒音を低減するために、乗りかご11のフェースプレート15の下端部に、プラズマ気流を発生する気流発生装置30が設置されている。具体的には、図1(a)に示されているように、フェースプレート15の下端部の乗場20との対向面の中央付近に、気流発生装置30が乗りかご11の上昇方向に向けて気流(誘起流36)を発生させるように配置されている。この気流発生装置30は、セラミックなどの絶縁物を基盤としたモジュール構造で構成され、フェースプレート15にモジュール部分をねじ止めあるいは接着剤で固定されている。
図2に気流発生装置30の構成を示す。
気流発生装置30は、誘電体31の表面と同一面に露出された第1の電極32と、この電極32と誘電体31の表面からの距離を異にし、かつ誘電体31の表面と水平な方向にずらして離間され、誘電体31内に埋設された第2の電極33と、ケーブル34を介して電極32,33間に電圧を印加する放電用電源35とから構成されている。
このような構成において、放電用電源35によって電極32,33間に所定値以下の周波数の交流電圧や交番電圧を印加すると、電極32,33間のプラズマ放電の作用により、気流発生装置30の表面、すなわち、誘電体31の表面に沿って一方向に流れる誘起流36が発生する。
今、乗りかご11の下降時を想定して、気流発生装置30の作用効果を説明する。
図3は乗りかご11の下降時に生じる気流の状態を示す図であり、図3(a)はプラズマOFF、同図(b)はプラズマONの状態、同図(c)はプラズマ両面ONの状態を示している。
図3(a)に示すように、乗りかご11の下降時にフェースプレート15の先端部が狭隘部24に差し掛かったときに、フェースプレート15の先端部で堰き止められた空気が剥離して乗りかご31の正面に流れ込み、かごドア13の前に局所的な増速流が生じる。また、フェースプレート15の端部には縦渦37が発生し、その縦渦37によってかごドア13の前の増速流がさらに加速し、これらの増速流によって大きな圧力変動を生じ、その結果として空力騒音が発生する。
ここで、図3(b)に示すように、乗りかご11の下降時に、気流発生装置30から乗りかご11の移動方向とは逆方向(つまり上昇方向)に誘起流36を発生させると、フェースプレート15の先端部での堰き止め現象がなくなり、先端部から剥離して流れ込む空気の流れを円滑にかご廻りに拡散して低減することができる。これにより、圧力変動が緩和され、結果的に空力騒音を抑制することができる。
これは、乗りかご11の上昇時でも同様である。
すなわち、上昇時に乗りかご11の先端部が昇降路10内の狭隘部24に差し掛かったときに、気流の乱れが発生して空力騒音が発生する。したがって、気流発生装置30を乗りかご11の先端部の乗場側に対向する面に設けて、乗りかご11の上昇時に下降方向に誘起流36を発生されば、空力騒音を低減することが可能である。
なお、一般的には下降時の方が上昇時に比べて圧力変動が大きくなる。これは、建物の構造によるが、通常、昇降路10内では下から上へ空気が吹き抜けており、そこに乗りかご11が下降してくると、狭隘部24で乗場20の側端部に縦渦37が急成長して回り込んでくるからである。
そこで、フェースプレート15の裏面(乗場と反対側の面)に別の気流発生装置30を追加して、乗りかご51の下降時に2つの気流発生装置30を同時に駆動しても良い。このようにすれば、フェースプレート15の側端部に発生する縦渦37の働きを弱めることができる。したがって、図3(c)に示すように、フェースプレート15の先端部から剥離して流れ込む空気の流れをより円滑に拡散して圧力変動を緩和でき、空力騒音の発生を抑制することができる。
ところで、気流発生装置30がプラズマ気流(誘起流36)を発生している間は、常にプラズマ化により生じたイオンと電子の混在気体が存在するため、その混在気体のスパッタリング作用によって、電極32,33が摩耗する。特に、誘電体31の表面に露出している電極32の摩耗が著しい。電極32,33の磨耗が進行すると、プラズマ化が促進されず、気流をコントロールできなくなるため、空力雑音を抑制できなくなる。
以下に、気流発生装置30に設けられた電極32,33のうち、誘電体31の表面に露出している電極32に着目して、その摩耗状態を自動検出する場合の構成について詳しく説明する。
図4は第1の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。なお、この図4では、気流発生装置30の電極32,33を上から見た状態を示す。そのため、誘電体31の内部に埋め込まれている電極33については点線で表している。
第1の実施形態において、気流発生装置30の一方の電極32にスイッチ41、電源42、抵抗43、電流計44からなる摩耗検出回路40が接続されている。
スイッチ41は、通常はOFFの状態(開いた状態)にあり、摩耗状態を点検するための点検モード時にONする。スイッチ41がONすると、電極32に電流が流れ、その電流値が電流計44によって検出されて、エレベータの制御装置50に与えられるようになっている。
制御装置50は、コンピュータからなり、図示せぬビルの機械室などに設置されて、乗りかご11の運転制御など、エレベータ全体の制御を行う。本実施形態において、この制御装置50は、気流発生装置30の駆動制御を行うと共に、電流計44によって検出された電流値から摩耗状態の判断するための機能を備える。また、通知部51は、例えばビルの管理室などに設置されており、制御装置50からの指示により気流発生装置30の摩耗状態を表示または音声にて通知する。
このような構成において、例えば乗りかご11が待機状態で停止しているときなど、気流動作を必要としないときに、制御装置50によって点検モードが設定される。なお、ビルの管理者や保守員などが図示せぬ点検モード用のスイッチを操作して点検モードを設定することでも良い。点検モードが設定されると、気流発生装置30の電極32に接続された摩耗検出回路40のスイッチ41がONし、電極32に電流が流れる。
ここで、通常、電極32が磨耗すると、その電極32内に存在する抵抗値が上昇していくことから、電極32に流れる電流は次第に小さくなっていく。このときの電流値を電流計44にて計測することで、電極32の磨耗状態を推定することができる。
具体的には、電流計44にて計測された電流値を制御装置50に与える。制御装置50では、電流計44にて計測された電流値と予め設定された摩耗検出用の基準値とを比較する。その結果、電流値が基準値以下であった場合に、制御装置50は、交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する。
このように、点検モード時に気流発生装置30の電極32に電流を流すことで、その電流の値から電極32の磨耗状態を自動検出することができる。したがって、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
なお、制御装置50に電流計10によって計測された電流値を順次記録する機能を持たせておき、これらの電流値の変化から磨耗の進展度を予測させるようにしても良い。
また、上記実施形態では、電極32,33のうちの一方の電極32の摩耗状態を検出する構成としたが、他方の電極33に上記摩耗検出回路40に接続すれば、電極33の摩耗状態を検出することも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は本発明の第2の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態における図4の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明は省略するものとする。
第2の実施形態では、気流発生装置30の電極32に突出部32aが形成されており、その突出部32aに摩耗検出回路60が接続されている。この突出部32aは、電極32と部分的に繋がっており、その電位が等しくなっている。摩耗検出回路60は、この突出部32aを当該回路の一部として含み、スイッチ61、電源62、抵抗63、通電検出部64から構成される。
このような構成において、例えば乗りかご11が待機状態で停止しているときなど、気流動作を必要としないときに、制御装置50によって点検モードが設定される。なお、ビルの管理者や保守員などが図示せぬ点検モード用のスイッチを操作して点検モードを設定することでも良い。
点検モードが設定されると、摩耗検出回路60のスイッチ61がONし、電極32の突出部32aを含む摩耗検出回路60に電流が流れる。
ここで、電極32が磨耗すると、同じようにして突出部32aも磨耗していく。磨耗がある程度進むと、突出部32aと電極32との接点が切断され、電流が流れなくなる。通電検出部64にて、このときの通電状態を検出することで、電極32の磨耗状態を推定することができる。
具体的には、通電検出部64にて検出された通電状態を制御装置50に与える。制御装置50では、摩耗検出回路60が通電されていないことを確認すると、交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する。
このように、気流発生装置30の電極32の一部に形成された突出部32aを介して電流を流すことで、そのときの通電状態から電極32の磨耗状態を自動検出することができる。したがって、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
なお、図5の例では、突出部32aを含む摩耗検出回路60を1個のみ示したが、電極32に複数の突出部32aを形成すると共に、これらを含む摩耗検出回路60も複数作成しておくことにより、電極32の磨耗の進展度をより正確に検出できるようになる。
また、上記実施形態では、電極32,33のうちの一方の電極32の摩耗状態を検出する構成としたが、他方の電極33に突出部を形成して、上記摩耗検出回路60を接続すれば、電極33の摩耗状態を検出することも可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図6は本発明の第3の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。
気流発生装置30は、2つの電極32,32間に放電用電源35から電圧を印加することで動作し、放電プラズマの作用により誘起流36を発生する。この気流発生装置30に対し、摩耗検出回路として通電検出回路70と総通電時間算出回路71が設けられている。通電検出回路70は、放電用電源35から電極32,33に対して電圧が供給されている状態つまり電極32,33が通電されている状態を検出する。総通電時間算出回路71は、通電検出回路70の検出結果を受けて、現在までの総通電時間を算出する。
このような構成において、通常の運転モードが設定されている間、気流発生装置30は動作状態にあり、その気流発生装置30から発生された誘起流36によって空力騒音が抑えられている。
ここで、放電用電源35から供給される電圧が一定であれば、誘電体31の表面に露出している電極32の摩耗状態は基本的に総通電時間から推定することができる。そこで、本実施形態では、電極32,33が通電されている状態を通電検出回路70にて検出し、その検出時間を総通電時間推定回路71でカウントすることにより、現在までの総通電時間を算出する。
制御装置50は、この総通電時間算出回路71に算出された総通電時間を取得して、予め設定された摩耗検出用の基準時間と比較する。そして、総通電時間が基準時間を超えた場合に、制御装置50は交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する。なお、総通電時間と電極32の摩耗状態との関係は、予め実験等により解析されており、その関係データが制御装置50にインプットされているものとする。
このように、電極32,33の総通電時間から電極32の磨耗状態を自動検出することができる。したがって、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図7は本発明の第4の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。なお、上記第3の実施形態における図6の構成と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略するものとする。
電極32の摩耗状態を検出する構成は、上記第3の実施形態と同様である。ただし、気流発生装置30の動作を切り替えるためのスイッチ72を備える。このスイッチ72は、制御装置50からの指示により、乗りかご11が「ロングランモード」で走行するときのみONする。スイッチ72がONすると、気流発生装置30の電極32,33に所定の電圧が供給され、その間の通電時間が通電検出回路70を介して総通電時間算出回路71でカウントされる。
なお、「ロングランモード」とは、乗りかご11が定格速度で所定距離以上の長い距離を走行するときの運転モードである。これに対し、「ショートランモード」とは、乗りかご11が定格速度よりに遅い速度で所定距離未満の短い距離を走行するときの運転モードである。例えば、乗りかご11が1階分だけ移動する場合などが、これに相当する。
「ロングランモード」では、乗りかご11の移動速度が早いため、その分、狭隘部24に差し掛かったときに、大きな空力騒音が発生する。したがって、気流発生装置30を動作させて空力騒音を低減させる必要がある。これに対し、「ショートランモード」では、乗りかご11の移動速度が遅いため、狭隘部24に差し掛かったときでも空力騒音が発生しないことが多い。したがって、消費電力と摩耗対策の観点からすれば、気流発生装置30を止めておくことが好ましい。
以下に、上記構成の動作について説明する。
図8は本発明の第4の実施形態における制御装置50の摩耗検出処理の動作を示すフローチャートである。
乗りかご11が呼びに応答して移動するときに、制御装置50は、上述した「ロングランモード」であるか「ショートランモード」であるかを判断する(ステップS11)。「ロングランモード」の場合には(ステップS11のYes)、制御装置50は、予め設定されたロングランモード用の運転パターンに従って乗りかご11を定格速度で走行させると共に、その間にスイッチ72をONして、気流発生装置30から誘起流36を発生させる(ステップS12)。
一方、「ショートランモード」の場合には(ステップS11のNo)、制御装置50は、予め設定されたショートランモード用の運転パターンに従って乗りかご11を定格速度以下で走行させると共に、その間はスイッチ72をOFFにして、気流発生装置30を止めておく(ステップS13)。
ここで、「ロングランモード」において、気流発生装置30の電極32,33に所定の電圧が供給されているとき、その間の通電時間が通電検出回路70を介して総通電時間算出回路71でカウントされている。
制御装置50は、総通電時間算出回路71から総通電時間を取得することにより、予め設定された摩耗検出用の基準時間と比較する(ステップS14)。そして、総通電時間が基準時間を超えた場合に(ステップS14のYes)、制御装置50は交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する(ステップS15)。なお、総通電時間と電極32の摩耗状態との関係は、予め実験等により解析されており、その関係データが制御装置50にインプットされているものとする。
このように、乗りかご11の運転モードに応じて気流発生装置30の動作を制御する場合において、その気流発生装置30の電極32の摩耗状態を通電時間から自動検出することができる。これにより、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図9は本発明の第5の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。
気流発生装置30は、2つの電極32,32間に放電用電源35から電圧を印加することで動作し、放電プラズマの作用により誘起流36を発生する。この気流発生装置30に対し、摩耗検出回路として温度センサ80と温度検出回路81が設けられている。温度センサ80は、誘電体31上の電極32と電極33との間に設けられている。温度検出回路81は、温度センサ80から出力されるアナログの信号を温度値に数値化する。
このような構成において、気流発生装置30の電極32,33が摩耗していない初期状態では、高温のプラズマが連続的に発生している。このとき、温度センサ80の近傍は周囲の大気温度よりもはるかに高温となっている。
ここで、電極32の磨耗が進み、プラズマが発生しなくなった場合、もしくは、プラズマの発生が弱くなっている場合には、センサ25近傍の温度は初期状態よりも低くなる。この温度変化から電極32の磨耗状態を推定することができる。
具体的には、気流発生装置30が動作しているときに、電極32,33間に設けられた温度センサ80にて検出された現在の温度を温度検出回路81を介して制御装置50に与える。制御装置50では、検出温度と予め設定された摩耗検出用の基準値とを比較する。その結果、温度値が基準値以下であった場合に、制御装置50は、交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する。なお、温度変化と電極32の摩耗状態との関係は、予め実験等により解析されており、その関係データが制御装置50にインプットされているものとする。
このように、電極32,33間の温度変化から気流発生装置30の電極32の摩耗状態を自動検出することができる。これにより、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
なお、電極32が摩耗していく場合に、部分的に摩耗していくことも考えられる。このような場合、摩耗が激しいところでは、プラズマの発生が弱く、温度が低くなる。したがって、図10に示すように、電極32,33間に複数個(この例では3個)の温度センサ80a,80b,80cを設けておき、これらの温度センサ80a,80b,80cにて検出される各温度の平均値あるいは最も低い温度に基づいて磨耗状態を検出することが好ましい。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
図11は本発明の第6の実施形態におけるエレベータの気流発生装置に用いられる摩耗検出装置の構成を示す図である。
気流発生装置30は、2つの電極32,32間に放電用電源35から電圧を印加することで動作し、放電プラズマの作用により誘起流36を発生する。この気流発生装置30に対し、摩耗検出回路として、電極32,33間の静電容量を測定する容量測定器90と、気流発生モードと点検モードを切り替えるためのスイッチ91,92とからなる。
このような構成において、スイッチ91,92は、それぞれに制御装置50の指示によりON/OFFする。エレベータが運転中にあるとき、つまり、乗りかご11が移動しているときには気流発生モードが設定されており、スイッチ91がONしている。これにより、放電用電源35から電極32,33に対して所定の電圧が供給されて、誘起流36が発生した状態になる。
一方、例えば乗りかご11が待機状態で停止しているときなど、気流動作を必要としないときに、制御装置50によって点検モードが設定される。なお、ビルの管理者や保守員などが図示せぬ点検モード用のスイッチを操作して点検モードを設定することでも良い。
点検モードが設定されると、スイッチ91がOFFし、スイッチ92がONする。これにより、容量測定器90によって電極32,33間の静電容量が測定され、その測定結果が制御装置50に与えられる。
ここで、静電容量は電極32,33の表面積に比例する。したがって、電極32,33が劣化して磨耗すると、静電容量は減少することになる。そこで、この静電容量を定期的に測定することで電極32の磨耗状態を推測できる。
具体的には、図12のようにして静電容量を測定する。
容量測定器90は、直流電源93と、電流計94、タイマ95とからなる。誘電体31を電極32,33がはさむ構造はコンデンサと同様と考えることができる。コンデンサはその特性上、2枚の電極間に蓄えられる電荷量が決まっている。そこで、直流電源93により電流を流し、電流が流れなくなるまでの時間をタイマ24で計測することで、電極32,33間の静電容量を求める。電極32,33が摩耗して、コンデンサの容量が小さくなっている場合には、直ぐに電荷が溜まるので、電流が流れなくなるまでの時間が短くなる。
制御装置50では、この容量測定器90によって計測された静電容量が予め設定された摩耗検出用の基準値以下であった場合に、交換を要するほどに電極32が摩耗しているものと判断し、その旨を通知部51を通じて表示あるいは音声にて通知する。なお、静電容量と電極32の摩耗状態との関係は、予め実験等により解析されており、その関係データが制御装置50にインプットされているものとする。
このように、電極32,33間の静電容量から気流発生装置30の電極32の摩耗状態を自動検出することができる。これにより、保守員が定期的に現場に出向いて点検しなくとも、磨耗状態を簡単に把握できる。これにより、適切な時期に気流発生装置30を交換することで、乗りかご11の走行時に発生する空力騒音を低減して、常に快適なエレベータ環境を提供することができる。
なお、図1の例では、乗りかご11(フェースプレート15の先端部)に気流発生装置30を設置することで、走行時に狭隘部24で発生する空力騒音を低減する構成としたが、図13に示すように、昇降路10内の乗場側の面、例えば敷居22の下部に取り付けられたフェースプレート23の乗りかご11との対向面に気流発生装置30を設置し、そこから乗りかご11の移動方向とは逆方向に誘起流36を発生させる構成としても良い。ただし、乗場側に設ける場合には、各階に気流発生装置30を必要とすることから、コスト的には乗りかご11に設置することが好ましい。
なお、上記各実施形態では、エレベータの制御装置50が摩耗検出に関わる処理を行う構成としたが、制御装置50とは別の制御装置を設けて、摩耗検出処理を行わせることであって良い。
また、摩耗検出の結果を制御装置50から通信ネットワークを介して外部の監視センタに転送することでも良い。このようにすれば、監視センタ側で摩耗状態を常に監視でき、交換時期になっときに保守員を派遣することができる。
さらに、気流発生装置以外であっても、電極を有する機器であれば、本発明の手法を適用して摩耗状態を自動検出できることは言うまでもない。
要するに、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の形態を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図であり、図1(a)は乗りかごの正面図、同図(b)は昇降路内を走行する乗りかごを側面から見た図である。 図2は同実施形態におけるエレベータに用いられる気流発生装置の構成を示す図である。 図3は同実施形態における乗りかごの下降時に生じる気流の状態を示す図であり、図3(a)はプラズマOFF、同図(b)はプラズマONの状態、同図(c)はプラズマ両面ONの状態を示す図である。 図4は同実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図5は本発明の第2の実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図6は本発明の第3の実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図7は本発明の第4の実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図8は本発明の第4の実施形態におけるエレベータ制御装置の摩耗検出処理の動作を示すフローチャートである。 図9は本発明の第5の実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図10は同実施形態における気流発生装置に複数個の温度センサを用いた場合の構成を示す図である。 図11は本発明の第6の実施形態における気流発生装置の電極の摩耗状態を検出するための構成を示す図である。 図12は同実施形態における気流発生装置に設けられた容量測定器の具体的な構成を示す図である。 図13は本発明の気流発生装置をエレベータの乗場側に設置した場合の構成を示す図である。
符号の説明
10…昇降路、11…乗りかご、12…ロープ、13…かごドア、14…敷居、15…フェースプレート、20…乗場、21…乗場ドア、22…敷居、23…フェースプレート、24…狭隘部、30…気流発生装置、31…誘電体、32,33…電極、32a…突出部、34…ケーブル、35…放電用電源、36…誘起流、37…縦渦、40…摩耗検出回路、41…スイッチ、42…電源、43…抵抗、44…電流計、50…制御装置、51…通知部、60…摩耗検出回路、61…スイッチ、62…電源、63…抵抗、64…通電検出部、70…通電検出回路、71…総通電時間算出回路、72…スイッチ、80…温度センサ、81…温度検出回路、90…容量測定器、91,92…スイッチ、93…直流電源、94…電流計、95…タイマ。

Claims (6)

  1. 乗りかごまたは昇降路内に設けられ、2つの電極間の放電作用により気流を発生して、上記乗りかごが上記昇降路内を走行するときに生じる気流の乱れをコントロールするエレベータの気流発生装置であって、
    上記各電極の少なくとも一方の電極の摩耗状態を検出するための第1の摩耗検出装置を備え
    上記第1の摩耗検出装置は、
    上記各電極の少なくとも一方の電極に接続され、点検モード時に上記電極に流した電流の値を測定する測定手段と、
    この測定手段によって測定された電流値が予め設定された値以下であった場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と、
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とするエレベータの気流発生装置。
  2. 上記第1の摩耗検出装置とは別に、さらに第2の摩耗検出装置を備え、
    上記第2の摩耗検出装置は、
    上記各電極の少なくとも一方の電極に形成された突出部に接続され、点検モード時に上記突出部に電流を流したときの通電状態を検出する通電検出手段と、
    この通電検出手段によって通電していない状態が検出された場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの気流発生装置。
  3. 上記第1の摩耗検出装置とは別に、さらに第3の摩耗検出装置を備え、
    上記第3の摩耗検出装置は、
    上記各電極の通電状態を検出する通電検出手段と、
    この通電検出手段の検出結果を受けて、現在までの総通電時間を算出する総通電時間算出手段と、
    この総通電時間算出手段によって算出された総通電時間が予め設定された時間を超えた場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの気流発生装置。
  4. 上記第1の摩耗検出装置とは別に、さらに第4の摩耗検出装置を備え、
    上記第4の摩耗検出装置は、
    上記乗りかごが予め設定された距離以上を移動する場合のみ、気流動作をONするためのスイッチ手段と、
    このスイッチ手段によって気流動作がONされているときに、上記各電極の通電状態を検出する通電検出手段と、
    この通電検出手段の検出結果を受けて、現在までの総通電時間を算出する総通電時間算出手段と、
    この総通電時間算出手段によって算出された総通電時間が予め設定された時間を超えた場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの気流発生装置。
  5. 上記第1の摩耗検出装置とは別に、さらに第5の摩耗検出装置を備え、
    上記第5の摩耗検出装置は、
    上記各電極間の温度を検出する温度検出手段と、
    この温度検出手段によって検出された温度が予め設定された値以下であった場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの気流発生装置。
  6. 上記第1の摩耗検出装置とは別に、さらに第6の摩耗検出装置を備え、
    上記第6の摩耗検出装置は、
    点検モード時に上記各電極の静電容量を測定する測定手段と、
    この測定手段によって測定された静電容量が予め設定された値以下であった場合に上記電極が交換を要するほどに摩耗しているものと判断する判断手段と、
    この判断手段によって上記電極が摩耗していると判断された場合にその旨を通知する通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載のエレベータの気流発生装置。
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