JP4748521B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクや光磁気ディスクなどの記録媒体にレーザ光を照射して情報を読み取る際に、レーザダイオードの駆動電流に高周波電流を重畳させる技術に関する。
一般に光ディスクや光磁気ディスクの情報を読み取るために、光ピックアップ用レーザダイオードが使用される。レーザダイオードからの出射光は、対物レンズにより集光されて光ディスクに照射され、光ディスクから反射されるが、このとき反射光の一部がレーザダイオードに戻ることで発振モードが変化して、戻り光ノイズが発生する。この戻り光ノイズは光ピックアップの読取信号に悪影響をあたえる。このノイズを低減するために、レーザダイオードの駆動電流に数百MHzの高周波電流を重畳する制御が行われる。
従来、光磁気ディスク装置において、記録モードから再生モードへの切替があった場合に、レーザ出力を低出力に切り替えてレーザ出力が完全に低くなった後に、高周波重畳回路をオンにする制御手法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1は、この制御により、高周波重畳回路のオンオフの切替ノイズが、読取処理に悪影響を生じさせないようにすることを目的としている。また、ディスク挿入時にジッタまたはブロックエラーレートを計測して、レーザダイオードの駆動電流に重畳する高周波電流の周波数と振幅を設定し、以後は、設定した値を用いてディスクの読出を行う技術を提案するものもある(たとえば、特許文献2参照)。
特開平7−210909号公報 特開2004−110975号公報
特許文献2の技術によると、重畳する高周波電流の周波数と振幅とを設定した後は、その設定値を変更しないため、たとえばディスクの情報読取面の一部が汚れているような場合に、その箇所の情報の読み取りがうまくいかないことがある。また、特許文献1および特許文献2ともに、再生処理(読取処理)においては、読取精度を高めるために常に高周波電流を駆動電流に重畳しているが、携帯端末装置のようなバッテリ駆動型のディスク再生装置では、この高周波重畳制御により電力を消費し、バッテリ使用可能時間が短くなるという問題もある。
そこで本発明は、情報の読み取りを効率的に行うことのできるディスク再生技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のディスク再生装置は、レーザ光をディスクに照射して情報の読み取りを行うディスク再生装置であって、ディスクを駆動させる第1駆動部と、レーザダイオードに駆動電流を供給する第2駆動部と、レーザダイオードの駆動電流に高周波電流を重畳する高周波重畳部と、所定のサンプリング周期でジッタを計測する計測部と、計測部によるジッタ計測値に応じて、高周波重畳部による高周波電流の重畳のオンオフを制御する重畳制御部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、情報の読み取りを効率的に行うことのできるディスク再生技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施例にかかるディスク再生装置10の構成を示す。本実施例においてディスク再生装置10は、バッテリ駆動型の携帯端末装置として構成される。携帯端末装置は、ゲームアプリケーションを実行するゲーム装置であってもよく、また音楽や映像を再生するプレーヤ装置であってもよい。
ディスク再生装置10は、処理装置20、高周波重畳回路22、信号読取装置24および駆動装置26を備え、高周波重畳技術を利用してディスク28に記録された情報の読み取りを行う機能をもつ。ディスク28は、たとえば光ディスクや光磁気ディスクなど、情報を記録した記録媒体であって、ディスク再生装置10は、ディスク28に照射したレーザ光の反射光を検出して、ディスク28に記録された情報を読み取ることができる。処理装置20は、信号再生部40、駆動制御部42、ジッタ計測部44および重畳制御部46を備え、ディスク再生装置10全体の制御を実行する。
本実施例における処理装置20の処理機能は、CPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現され、ここではそれらの連携によって実現される構成を描いている。プログラムは、処理装置20に内蔵されていてもよく、また記録媒体に格納された形態で外部から供給されるものであってもよい。したがってこれらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者に理解されるところである。
リアルタイム性が要求される再生処理を実行する場合、ディスク28の記録情報の再読込を行うことが時間的に厳しいため、一回の読込処理でディスク28の記録情報を読み取る必要がある。特に、動画信号や音声信号などを再生する場合には、高いリアルタイム性が要求されるため、ディスク再生装置10は、効率的にディスク28の記録情報を読み出さなければならない。
レーザ光を安定させて高い読取性能を実現するためには、光ピックアップ装置のレーザダイオードの駆動電流に高周波電流を常に重畳できればよいが、高周波電流の重畳制御は、消費電力を増大させる。バッテリ駆動型のディスク再生装置10においては、省電力化を実現して、消費電力を可能なかぎり抑制することが好ましい。本実施例のディスク再生装置10は、レーザダイオードへの駆動電流の供給と、高周波重畳回路22による重畳電流の供給とを独立に制御することで、ディスク再生装置10の省電力化を実現する。
駆動装置26は、ディスク28を回転駆動させる第1駆動部30と、信号読取装置24を駆動させる第2駆動部32とを有する。処理装置20の駆動制御部42は、第1駆動部30および第2駆動部32のそれぞれに対して駆動制御信号を供給し、第1駆動部30および第2駆動部32が、駆動制御信号にしたがってディスク28および信号読取装置24をそれぞれ駆動する。たとえばディスク再生装置10には、ユーザが情報再生要求を入力するための操作ボタンが設けられ、ユーザが操作ボタンを押下すると、駆動制御部42は、情報再生要求を受け取り、受け取った再生要求に応じて第1駆動部30および第2駆動部32のそれぞれに駆動制御信号を供給する。
信号読取装置24は光学ピックアップ装置を有して構成される。具体的に信号読取装置24は、ディスク28に対してレーザ光12を照射するレーザダイオード34を有する半導体レーザ装置と、ディスク28からの反射光14を検出する光検出器36を備える。さらに信号読取装置24は、回転するディスク28の情報ピットにレーザのスポットを安定して追従させるためのセンシング機構と、対物レンズを動かしてレーザスポットの位置を移動させるためのアクチュエータを有して構成される。
第2駆動部32は、ディスク28からの情報の読み取り時に、レーザダイオード34に駆動電流を供給し、レーザ光12をディスク28の情報読取面に照射させる。同時に、光検出器36は、ディスク28からの反射光14を検出して、ディスク28に記録された情報を読み取った読取信号を所定のサンプリング周期(たとえば5m秒)で処理装置20に供給する。
処理装置20において、信号読取装置24による読取信号は、信号再生部40およびジッタ計測部44に入力される。信号再生部40は、読取信号を処理して再生信号を生成し、ディスプレイやスピーカなどの出力装置に供給する。たとえば読取信号が動画信号の場合は、ディスプレイに供給する画像信号を生成し、音楽信号の場合は、スピーカに供給する音声信号を生成する。
本実施例のディスク再生装置10において、ジッタ計測部44が、信号読取装置24から所定のサンプリング周期で供給される読取信号のジッタを計測する。本実施例においてジッタは、繰り返し信号のタイミングのゆらぎを意味する。ジッタは、たとえば、パルスを繰り返す周期、各パルスの幅などのほか、前後のパルスに注目したときの立ち上がり(立ち下がり)間のタイミングや、いくつか離れたパルスとの関係、対クロックや別の信号に対するタイミングなどのゆらぎを含み、ジッタ計測部44で計測するジッタは、これらのうちのいずれであってもよい。ジッタ値が低いことは、高い情報読取性能を実現できていることを示し、ジッタ値が高いことは、情報読取性能が低いことを示す。処理装置20は、ジッタ計測値が低いときには、高周波重畳制御を行わずにバッテリの消費電力を低減し、一方ジッタ計測値が高いときには、高周波重畳制御を行って、情報読取性能を向上させる機能をもつ。これにより、情報読取処理の確実性を高めることができるとともに、バッテリの省電力化を実現することが可能となる。
ジッタ計測部44は、ジッタの複数のサンプリング値を平均化してジッタ計測値を算出し、メモリ(図示せず)に記録している前回のジッタ計測値を上書きして更新してもよい。ジッタの複数のサンプリング値(瞬時値)の平均値をジッタ計測値とすることで、サンプリング値のローパスフィルタ処理を可能とする。これにより、ジッタ値の算出精度を高めることができ、情報の読取状況に応じた重畳制御を実現できる。なお、以下、単に「ジッタ値」とよぶときは、ジッタのサンプリング値だけでなく、ジッタ平均値も含むものとする。
重畳制御部46は、ジッタ計測部44で計測したジッタ値に応じて、高周波重畳のオンオフ制御を行う。具体的に重畳制御部46は、ジッタ値から読取性能が悪化したことを判定すると、高周波電流の重畳制御を実行させる重畳制御信号を生成して、高周波重畳回路22に供給する。たとえば、重畳制御信号の供給周期は1/33秒程度であってよい。
ジッタ計測部44は、たとえば5m秒のサンプリング周期でジッタを計測して、計測したジッタ値を同一の周期で重畳制御部46に供給する。重畳制御部46は、重畳制御信号の供給周期(1/33秒)と同一の周期でジッタ値を参照し、参照したジッタ値に基づいて読取性能の判定を行ってもよい。この場合、ジッタ計測部44は、上書き可能なメモリを保持し、ジッタ計測部44から供給されるジッタ値が、このメモリに上書き記憶される。したがって、メモリには5m秒ごとに更新される最新のジッタ値が記憶されることになり、重畳制御部46は、所定の周期でメモリの記憶内容を参照して、読取性能の判定を行うことができる。ジッタ計測部44は、メモリに記憶したジッタ値を、1/33秒の周期で重畳制御部46に供給してもよい。このようにジッタ値を利用することで、読取性能の判定を簡易に行うことができる。
また重畳制御部46は、重畳制御信号の供給周期と同一の周期の間に供給されるジッタ値を平均処理し、その平均処理したジッタ値に基づいて読取性能の判定を行ってもよい。この場合、ジッタ計測部44は、少なくとも一周期の間に供給される複数のジッタ値を記憶するメモリを保持し、記憶したジッタ値を平均処理する。このようにジッタ値を利用することで、読取性能の判定精度を高めることができる。
なお、この平均処理は、ジッタ計測部44が実行してもよい。ジッタ計測部44は、5m秒のサンプリング周期でジッタを計測し、計測した値を平均処理してメモリに保持してもよい。この場合、重畳制御部46は、所定の周期でメモリの記憶内容を参照して、読取性能の判定を行う。なおジッタ計測部44は、メモリに記憶したジッタ値を、1/33秒の周期で重畳制御部46に供給してもよい。
高周波重畳回路22は、供給された重畳制御信号をもとに、レーザダイオード34の駆動電流に高周波電流を重畳させる。一方、重畳制御部46は、ジッタ値から読取性能が高いことを判定すると、重畳制御信号の高周波重畳回路22への供給を停止して、高周波重畳制御を実行させないようにする。これにより、実際の読取性能に応じて高周波電流の重畳のオンオフを動的に制御することが可能となり、必要なときにだけ高周波電流の重畳制御を行うことで、バッテリの消費電力を低減できる。また、読取性能が悪化した場合に、高周波電流の重畳制御を即座に実行することで、再生処理のリアルタイム性を損なわず、効率的な情報の読出処理を実行できる。
重畳制御部46は、高周波重畳回路22による高周波電流を駆動電流に重畳させるか否かを判定するための条件に利用するON閾値(THON)と、高周波電流の駆動電流への重畳を停止させるか否かを判定するための条件に利用するOFF閾値(THOFF)とを保持する(THON>THOFF)。本実施例では、高周波重畳制御をオン(実行)させるための閾値であるON閾値THONと、高周波重畳制御をオフ(停止)させるための閾値であるOFF閾値THOFFとを利用することで、高周波重畳制御のオンオフが頻繁に発生する状況を回避する。
高周波重畳制御のオンオフの頻度が高くなると、高周波重畳回路22が高周波電流を頻繁に出力することになり、消費電力が大きくなる。そこで本実施例では、重畳制御部46が、2つの閾値THON、THOFFを利用して、高周波重畳制御のオンオフのタイミングを決定することで、電力消費を抑える機能をもつ。
重畳制御部46は、ジッタ値がTHON以下の値からTHONより大きくなった場合に、高周波重畳回路22に重畳制御信号を供給して、レーザダイオード34の駆動電流に高周波電流を重畳させるように高周波重畳回路22を制御する。これにより、読取性能が悪化したときに、すぐに読取性能を改善する制御を実行できる。
また重畳制御部46は、ジッタ値がTHOFF以上の値からTHOFFより小さくなり、且つTHOFFより小さい値が所定回数計測された場合に、高周波電流の駆動電流への重畳を停止させるように高周波重畳回路22を制御する。具体的に、重畳制御部46は、ジッタ値がTHOFFより小さくなるとONタイマのタイマ値を所定値Tに設定し、その後、ジッタ値がTHOFFより小さい値で更新されると、タイマ値を1だけ減算していく。タイマ値が0になると、重畳制御部46は、高周波重畳回路22に対して、重畳制御信号の供給を停止し、高周波重畳制御をオフにする。このように、重畳制御部46は、ONタイマを、重畳制御のオフタイミングを決定するために利用する。なお、ONタイマをリセット(解除)したときのタイマ初期値は0である。
図2は、本実施例における高周波重畳制御のタイミングチャートを示す。図2(a)は、ジッタ計測部44が計測するジッタ値の遷移例を示し、図2(b)は、ONタイマのタイマ値を示し、図2(c)は、重畳制御のオンオフのタイミングを示す。図2(a)に示すジッタ値は、所定のサンプリング数分のジッタ値の瞬時値を平均化したジッタ平均値である。ジッタ計測部44は、ジッタのサンプリング値を取得すると、それ以前に取得したジッタのサンプリング値からジッタ平均値を算出し、重畳制御部46に供給する。
図3は、ジッタ平均値を4つのサンプリング値から算出する方法を説明するための図である。Jは、時間nにおいて取得されたジッタのサンプリング値を示す。
ジッタ計測部44が、サンプリング値Jm+3を取得すると、Jm+3から過去に連続して取得した4つのサンプリング値を加算して4で割ることで、ジッタの平均値を取得する。したがって、このときの平均値は(J+Jm+1+Jm+2+Jm+3)/4となる。
同様に、ジッタ計測部44がジッタ値Jm+4を取得すると、Jm+4から過去に連続して取得した4つのサンプリング値を加算して4で割ることで、平均値(Jm+1+Jm+2+Jm+3+Jm+4)/4を取得する。以後、同様の処理によりジッタ値の平均化処理が行われる。以上のように、ジッタ計測部44はジッタ平均値を算出し、重畳制御部46に供給する。なお、平均化するサンプリング値の数は、4つに限定するものではなく、それ以外の数、たとえば16個であってもよい。
なお、別の平均処理を行うことも可能である。上の例と同様に、ジッタ平均値を算出する方法を説明する。
時間mにおけるジッタ平均値をAとする。ジッタ計測部44が、時間m+1でサンプリング値Jm+1を取得すると、その直前のジッタ平均値Aを用いて、以下のように平均値Am+1を算出する。
m+1=Jm+1×1/4+A×3/4
同様に、ジッタ計測部44が、サンプリング値Jm+2を取得すると、平均値Am+2は、
m+2=Jm+2×1/4+Am+1×3/4
と算出される。なお、前回の平均値の重み付け係数を3/4、今回の計測値の重み付け係数を1/4に限定するものではなく、それ以外の係数、たとえば前回の平均値の重み付け係数を15/16、今回の計測値の重み付け係数を1/16としてもよい。
図2(a)に示すジッタ値の遷移例では、ジッタ値が、時間tから次第に増大している。なお時間tにおいて、重畳制御は実行されていない。ジッタ値は、時間tでTHOFFに到達し、さらに時間tでTHONに到達する。
重畳制御部46は、ジッタ計測部44から供給されるジッタ値を監視し、ジッタ値がTHONより大きくなるか、またはTHOFFより小さくなるかを判断する。ジッタ値がTHONより大きくなるとは、ジッタ値が増大する過程でTHONに到達して、THONを超えることを意味し、ジッタ値がTHOFFより小さくなるとは、ジッタ値が減少する過程でTHOFFに到達して、THOFFよりも下がることを意味する。
時間tで、重畳制御部46が、ジッタ値がTHONより大きくなったことを判定すると、ONタイマを所定値Tにセットするとともに、重畳制御信号を高周波重畳回路22に供給して、重畳制御を開始する。これにより、レーザダイオード34の駆動電流に、高周波電流が重畳されて、ディスク28の読取性能が改善される。この重畳制御により、時間t後、ジッタ値は少しだけ悪化した後、改善の方向に向かっていく。時間tで、ジッタ値がTHONを下回るが、高周波重畳制御は引き続き実行され、ジッタ値はさらに減少していく。
時間tで、ジッタ値がTHOFFより小さくなると、重畳制御部46は、ONタイマを所定値Tから1ずつデクリメントしていく。このデクリメント処理は、ジッタ値がTHOFFを下回る値で更新されるたびに実行される。したがって、一度、ジッタ値がTHOFFを下回った後、すぐに増加してTHOFF以上の値となった場合には、その時点のタイマ値でONタイマの作動を一時停止し、再度THOFFより小さくなれば、一時停止した時点のタイマ値をデクリメントしていく。
重畳制御部46は、ONタイマのタイマ値が0に到達するまで、重畳制御を継続して実行する。これにより、重畳制御を、少なくともタイマ値がTから0に遷移するまでの間、確実に実行することができる。図2(a)に示すように、高周波電流を重畳してもジッタ値は一般にすぐには改善されないため、ONタイマにより重畳制御のオン期間を確保することで、効果的な重畳制御を実現できる。
時間tで、ONタイマのタイマ値が0に到達すると、重畳制御部46は、高周波重畳回路22に対する重畳制御信号の供給を停止する。これにより、高周波重畳制御が停止され、バッテリの省電力化を図ることができる。高周波重畳制御を停止すると、またジッタ値が増大していき、図2の例では、時間tでジッタ値がTHOFFを超えていく様子が示される。
図2(a)に示すジッタ値の遷移図において、THONは、重畳制御オフ時のジッタの水準値よりも大きい値に設定されることが好ましい。ここで、重畳制御オフ時のジッタ水準値とは、重畳制御を実行しない状態での読取処理において取得されるジッタの平均値を示す。通常の読取処理では、ジッタ値がTHONを超えることはなく、したがって重畳制御は実行されず、省電力化を効率よく実現できる。
しかしながら、ディスク28の情報読取面が汚れている場合や、持ち運び時などにディスク再生装置10自体が動かされるような場合には、ジッタ値が通常時とは異なる大きな値をとることになる。このような場合は、ジッタ値がTHONを超えることで、本実施例による重畳制御が開始されることになる。
また、THOFFは、重畳制御オン時のジッタ水準値よりも大きい値に設定されることが好ましい。ここで、重畳制御オン時のジッタ水準値とは、重畳制御を実行した状態での読取処理において取得されるジッタの平均値を示す。これにより、重畳制御が開始されてジッタ値が低くなったときに、ジッタ値がTHOFFを下回ることで、重畳制御の終了条件を構成するONタイマのタイマ値をデクリメントしていくことが可能となる。このようなTHON、THOFFを設定することで、重畳制御の実行時間を少なくでき、省電力化を実現することが可能となる。
図4は、ジッタ計測部44による平均化処理の制御フローを示す。ジッタ計測部44は、信号読取装置24から所定のサンプリング周期で読取信号を取得する。図4に示す平均化処理は、信号読取装置24から読取信号を取得するたびに実行される。
まずジッタ計測部44は、ジッタ値を更新可能であるか否かを判定する(S10)。この判定は、信号読取装置24がディスク28にアクセス中であるか否かに応じて実行される。アクセス中は、ジッタの瞬時値が極大となり、また記録情報の読出処理も行われていないため、ジッタ計測部44は、ジッタ値の更新ができないことを判定する(S10のN)。一方、アクセス中でなければ、ジッタ計測部44は、ジッタ値の更新が可能であることを判定する(S10のY)。
更新可能であることが判定されると(S10のY)、ジッタ計測部44は、ジッタのサンプリング値と、それ以前に取得したサンプリング値との平均化処理を実行する(S12)。この平均化処理は、図3に関連して説明したように、直近の連続するサンプリングで取得した所定数のサンプリング値をもとに実行される。ジッタ計測部44は、平均化処理によりジッタ値を算出すると、前回算出したジッタ値を、新たなジッタ平均値で上書きして更新する。このとき、ジッタ計測部44は、更新済みフラグをオンに設定する(S14)。更新済みフラグのオンは、読取信号に基づいてジッタ平均値が適切に更新されたことを示す。
一方、更新不能であることが判定されると(S10のN)、ジッタ計測部44は、ジッタ値を、ON閾値THONに設定する(S16)。これは、ディスク28へのアクセス処理が終了して更新可能な状態になったときに、最初に取得されるジッタのサンプリング値がTHONより大きくなると、平均化処理により算出されるジッタ値もTHONより大きくなり、すみやかに高周波重畳制御に移行できるためである。これにより、信号読取装置24の読取性能を向上させることが可能となる。
一方で、アクセス処理の終了直後のジッタ瞬時値がTHON以下の場合、算出されるジッタ値もTHON以下になるため、高周波重畳制御は実行されない。このように、アクセス終了直後の読取性能が高い場合には、高周波重畳制御を実行しないことで、消費電力を低減できる。
以上のように、ジッタ値をON閾値THONに設定することで、ジッタ値を更新可能になったときのジッタ瞬時値に基づいて、重畳制御のオンオフを決定することが可能となる。それからジッタ計測部44は、更新済みフラグをオフに設定する(S18)。更新済みフラグのオフは、ジッタ平均値が所定値、すなわちON閾値THONに設定されたことを示す。
図5は、重畳制御部46による高周波重畳処理の制御フローを示す。重畳制御部46は、ジッタ計測部44により算出されたジッタ値をもとに、高周波重畳制御を実行する。
まず重畳制御部46は、更新済みフラグをもとに、ジッタ値が更新されているか否かを確認する(S20)。更新済みフラグがオンである場合(S20のY)、ジッタ値が更新されていることを判定し、更新済みフラグがオフである場合(S20のN)、ジッタ値の更新が停止されていることを判定する。ジッタ値の更新が停止されている場合、すなわちアクセス中は、重畳制御部46は、ONタイマのタイマ値を0にリセットする(S38)。
ジッタ値が更新されている場合、重畳制御部46は、ジッタ値がTHON以下であるか否かを判定する(S22)。ジッタ値がTHONより大きい場合(S22のN)、重畳制御部46は、高周波重畳制御を実行する必要があることを判定し、ONタイマのタイマ値をTに設定する(S36)。
一方、ジッタ値がTHON以下の場合(S22のY)、重畳制御部46は、さらにジッタ値がTHOFFより小さいか否かを判定する(S24)。ジッタ値がTHOFFより小さい場合(S24のY)、重畳制御部46は、タイマ値が0であるか否かを判定する(S26)。
重畳制御部46において、ONタイマは、実行中の重畳制御を終了させるために作動される。したがって、タイマ値が0であれば(S26のY)、重畳制御は実行されていないことを示し、タイマ値が0でなければ(S26のN)、重畳制御が実行中で、且つ終了タイミングを定めるONタイマが作動中であることを示す。タイマ値が0以外の値をとる場合、タイマ値は1だけデクリメントされる(S28)。
ジッタ値がTHOFF以上であって、THON以下の場合(S24のN)、1以上のタイマ値を1だけデクリメントした場合(S28)、またONタイマのタイマ値をTに設定した場合(S36)、またONタイマのタイマ値を0にリセットした場合(S38)、重畳制御部46は、ONタイマのタイマ値が0であるか否かを判定する(S30)。タイマ値が0であれば(S30のY)、重畳制御部46は、重畳制御信号を高周波重畳回路22に供給せず(S34)、高周波重畳回路22は高周波電流の重畳処理を実行しない(S40)。一方で、タイマ値が0でなければ(S30のN)、重畳制御部46は、重畳制御信号を高周波重畳回路22に供給して(S32)、高周波重畳回路22は高周波電流の重畳処理を実行する(S40)。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例では、重畳制御部46がリアルタイムでジッタ値を監視して、重畳制御のオンオフを決定したが、ジッタ値が高いことが計測されたディスク28中の領域を記憶し、その領域から情報を読み取るときに重畳制御を実行してもよい。たとえば重畳制御部46は、そのような領域をセクタ番号などにより特定して記憶してもよい。ジッタ値が高くなる領域には、たとえば人の指紋などの汚れが存在しており、別のタイミングでその領域から情報を読み取る場合にもジッタ値が高くなることが想定される。したがって、以前に計測したジッタ値が高いディスク28の領域の情報を読み取る際には、再度ジッタ値を計測することなく、重畳制御を実行するようにしてもよい。たとえば、ディスク28がゲームプログラムを記録している場合、ゲームアプリケーションの進行状況により同じプログラムを複数回読み出すことがあるため、セクタ番号などでその領域を記憶しておくことで、効率よく重畳処理のオンオフを制御できる。
また、THONやTHOFFなどの閾値は、ディスク再生装置10ごとに設定してもよい。既述したように、THONやTHOFFを、重畳制御のオフまたはオン時のジッタ水準値に基づいて設定する場合には、ディスク再生装置10ごとにジッタ水準値を計測することで、個々のディスク再生装置10に適した閾値を設定できる。
また、実施例では、ジッタ値をもとに重畳処理のオンオフを制御したが、たとえばブロックエラーレートをもとに重畳処理のオンオフを制御してもよく、また両者を併用して制御してもよい。
本発明の実施例にかかるディスク再生装置の構成を示す図である。 本実施例における高周波重畳制御のタイミングチャートを示す図である。 ジッタ平均値を4つのサンプリング値から算出する方法を説明するための図である。 ジッタ計測部による平均化処理の制御フローを示す図である。 重畳制御部による高周波重畳処理の制御フローを示す図である。
符号の説明
10・・・ディスク再生装置、20・・・処理装置、22・・・高周波重畳回路、24・・・信号読取装置、26・・・駆動装置、28・・・ディスク、30・・・第1駆動部、32・・・第2駆動部、34・・・レーザダイオード、36・・・光検出器、40・・・信号再生部、42・・・駆動制御部、44・・・ジッタ計測部、46・・・重畳制御部。

Claims (7)

  1. レーザ光をディスクに照射して情報の読み取りを行うディスク再生装置であって、
    ディスクを駆動させる第1駆動部と、
    レーザダイオードに駆動電流を供給する第2駆動部と、
    レーザダイオードの駆動電流に高周波電流を重畳する高周波重畳部と、
    所定のサンプリング周期でジッタを計測する計測部と、
    前記計測部によるジッタ計測値に応じて、前記高周波重畳部による高周波電流の重畳のオンオフを制御する重畳制御部と、を備え、
    前記重畳制御部は、前記高周波重畳部による高周波電流を駆動電流に重畳させるか否かを判定するための条件に利用する第1閾値と、高周波電流の駆動電流への重畳を停止させるか否かを判定するための条件に利用する第2閾値とを保持し、第1閾値は第2閾値よりも大きいものであって、
    前記重畳制御部は、
    ジッタ計測値が第1閾値以下の値から第1閾値より大きくなった場合に、レーザダイオードの駆動電流に高周波電流を重畳させるように前記高周波重畳部を制御し、
    ジッタ計測値が第2閾値以上の値から第2閾値より小さくなり、且つ第2閾値より小さい値が所定回数計測された場合に、高周波電流の駆動電流への重畳を停止させるように前記高周波重畳部を制御することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 第1閾値は、高周波電流の重畳オフ時において取得されるジッタの平均値よりも大きい値に設定されることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 第2閾値は、高周波電流の重畳オン時において取得されるジッタの平均値よりも大きい値に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク再生装置。
  4. 前記計測部は、ジッタの複数のサンプリング値を平均化してジッタ計測値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のディスク再生装置。
  5. ディスクからの反射光を検出して、ディスクに記録された情報の読取信号を前記計測部に供給する光検出器をさらに備え、
    前記計測部は、前記光検出器による記録情報の読取処理の前に、ジッタ計測値を、第1閾値に設定することを特徴とする請求項4に記載のディスク再生装置。
  6. 前記計測部は、ジッタ計測値を更新可能であるか否かを判定し、更新不能である場合には、ジッタ計測値を第1閾値に設定するとともに、更新済みフラグをオフに設定し、一方で、更新可能である場合には、平均化処理により新たなジッタ計測値を算出するとともに、更新済みフラグをオンに設定することを特徴とする請求項5に記載のディスク再生装置。
  7. 当該ディスク再生装置は、携帯端末であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のディスク再生装置。
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