JP4746660B2 - クリーニングローラ、その製造法、及び、画像形成装置 - Google Patents

クリーニングローラ、その製造法、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、クリーニングローラ、その製造方法、及び、画像形成装置に関し、特に、被クリーニング部材に付着した微粒子を捕獲することができると共に、被覆層に研磨粉が付着するのを抑制することで、研磨粉が被クリーニング部材に付着するのを抑制することができるクリーニングローラ、その製造方法、及び、画像形成装置に関する。
従来より、所謂レーザー方式によって記録用紙に画像を形成する装置として、コピー装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、多機能周辺装置等の画像形成装置が知られている。
このようなレーザー方式を採用している画像形成装置には、感光ドラムや、感光ドラムを押圧しながら回転して感光ドラムを帯電させる帯電ローラが搭載されており、この感光ドラムや帯電ローラには、残留トナーや、トナーの流動性及び帯電性を制御する外添剤や、紙粉等の微粒子(以下、単に「微粒子」と称す)が付着し、後続の画像形成において画像品質に悪影響を及ぼすことがあった。
特に、帯電ローラは、感光ドラムに押し付けられ、さらに、コロナ放電により発生する吸湿性の窒素酸化物の濃度が高い環境下に設置されているので、帯電ローラには、上述した微粒子が付着し易く、この付着した微粒子が放電を起こさない部分として成長し、その部分が点状、スジ状に記録用紙に印刷されてしまうことがあった。
そのため、かかる画像形成装置には、感光ドラムや帯電ローラに付着した微粒子を除去し、感光ドラムや帯電ローラをクリーニングするクリーニング部材が搭載されている。このクリーニング部材としては、例えば、ブレードやローラによって微粒子を掻き取るタイプのものが知られている。
しかし、かかる微粒子のうち、紙粉はパルプ繊維なので、その殆どをブレードで掻き取ることができるものの、トナーはφ10ミクロン前後のスチレンアクリル、ポリエステルなどの樹脂体であり、その表面には更に微細なシリカ、酸化チタン、アルミナなどの外添剤が添加されており、かかるブレードでは掻き取り切れないことがあった。
そこで、このブレードとは別のクリーニング部材として、帯電ローラを押圧しながら回転して帯電ローラに付着した微粒子を捕獲するクリーニングローラが知られている。例えば、次の特許文献1には、シャフト20に紐状に形成された発泡ウレタンスポンジ製のクリーニング部材22を螺旋状に巻き付けて構成されているクリーニングローラ12が開示されている。その他にも、図9(d)に示すように、芯材101を発泡ウレタン製の被覆層102で被覆したクリーニングローラ100も知られている。
これらのクリーニングローラ12,100によれば、発泡ウレタンスポンジ製のクリーニング部材22、発泡ウレタン製の被覆層102が有する柔軟性によって、帯電ローラに付着している微粒子を捕獲でき、上述したブレードタイプよりも確実に、帯電ローラに付着している微粒子を捕獲することができる。
特開2008−070532号公報(段落第「0018」、「0019」、図2(A)等)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されているクリーニングローラ12では、紐状のクリーニング部材22をシャフト20に螺旋状に巻き付けているため、クリーニング部材22は帯電ローラと間欠的に線接触することになる。そのため、図9(d)に示す従来のクリーニングローラ100のように、被覆層102を帯電ローラと面接触させてクリーニングするよりも、クリーニング性能に対する信頼性に劣るという問題点があった。
一方、図9(d)に示す従来のクリーニングローラ100には、その製造方法との関係で次の問題点があった。この問題点について図9を参照しながら説明する。図9は、従来のクリーニングローラ100の製造方法を説明するための図である。
図9(d)に示す従来のクリーニングローラ100を製造する場合には、まず、図9(a)に示すように、芯材101を挿通させる貫通孔102bを有する四角柱状に形成された発泡ウレタン製のブロック102aを用意し、図9(b)に示すように、そのブロック102aの貫通孔102bに芯材101を挿通させる。そして、図9(c)に示すように、ブロック102aが所望する大きさの筒状になるように、研磨機K(例えば、グラインダー)によって、ブロック102aの表面を研磨する。こうして、図9(d)に示す従来のクリーニングローラ100を製造していた。
このように、図9(d)に示す従来のクリーニングローラ100の被覆層102は、図9(c)に示すブロック102aの表面を、研磨機Kで研磨することで形成していたので、被覆層102の表面に形成されている微細な凹凸に、研磨加工時に発生する研磨粉が入り込んでいることがあった。
そのため、従来のクリーニングローラ100を画像形成装置に搭載した場合には、被覆層102の表面に付着している研磨粉が、クリーニング対象としての帯電ローラに転移して、帯電ローラに付着することがあった。その結果、帯電ローラに付着した研磨粉によって、上述したような画像品質に悪影響を及ぼすことがあった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、被クリーニング部材に付着した微粒子を捕獲することができると共に、被覆層に研磨粉が付着するのを抑制することで、研磨粉が被クリーニング部材に付着するのを抑制することができるクリーニングローラ、その製造方法、及び、画像形成装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のクリーニングローラは 棒状の芯材と、その芯材を被覆する筒状に形成され、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有する樹脂製の被覆層とを備え、微粒子が付着している被クリーニング部材に前記被覆層を押圧させた状態で回転し、前記被クリーニング部材をクリーニングするものであって、前記被覆層は、板状フォームシートを、該フォームシートの芯材軸方向に延びる2つの縁部同士を突き合わせた繋ぎ目が形成されるように、前記芯材に巻回して構成され、前記フォームシートは、前記2つの縁部が互いに略平行に延び、その2つの縁部同士の間隔が前記芯材の周方向長さと略同一の長さで形成され、前記2つの縁部の途中に1回の屈曲点を有し、平面視V字状に形成されている。
請求項記載のクリーニングローラは、請求項に記載のクリーニングローラにおいて、前記フォームシートは、芯材軸方向において前記フォームシートを二等分する二等分線に対して線対称に形成されている。
請求項記載のクリーニングローラは、請求項に記載のクリーニングローラにおいて、前記繋ぎ目は、前記フォームシートの縁部のうち芯材軸方向の2つの縁部と前記二等分線との交点から前記被覆層の一方の端部に向かって、前記被覆層の表面を螺旋状に1周する以前に、前記被覆層の一方の端部に到達するように延びている。
請求項記載のクリーニングローラの製造方法は、棒状の芯材と、その芯材を被覆する筒状に形成され、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有する樹脂製の被覆層とを備え、微粒子が付着している被クリーニング部材に前記被覆層を押圧させた状態で回転し、前記被クリーニング部材をクリーニングするクリーニングローラの製造方法において、芯材軸方向に延びる2つの縁部が互いに略平行に延び、その2つの縁部同士の間隔が前記芯材の周方向長さと略同一の長さで形成され、前記2つの縁部の途中に1回以上の屈曲点を有しているフォームシートを成形するシート成形工程と、そのシート成形工程によって成形されたフォームシートの前記2つの縁部の一方に形成される屈曲点のうち、外側に突出する屈曲点を前記芯材に接着固定し、その後、前記2つの縁部同士を突き合わせた繋ぎ目を形成するように、前記フォームシートを芯材に巻回しながら、その他の部分を芯材に接着固定する巻回工程とを備えている。
請求項5記載のクリーニングローラの製造方法は、請求項4に記載のクリーニングローラの製造方法において、芯材軸方向において前記フォームシートを二等分する二等分線に対して線対称に形成される。
請求項6記載のクリーニングローラの製造方法は、請求項4又は5に記載のクリーニングローラの製造方法において、前記シート成形工程において、前記フォームシートは、前記2つの縁部が途中で1回屈曲して、平面視V字状に形成される。
請求項記載の画像形成装置は、前記被クリーニング部材を備え、記録用紙に画像を形成するものであって、請求項1から3のいずれか一項に記載のクリーニングローラ、または、請求項4から6のいずれか一項に記載のクリーニングローラの製造方法によって製造されるクリーニングローラを備えている。
請求項1記載のクリーニングローラ、および、請求項4記載の製造方法によって製造されるクリーニングローラによれば、被覆層は、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有する樹脂製なので、被覆層を被クリーニング部材に押圧させた状態で回転することで、被クリーニング部材に付着しているトナー、紙粉を例とする微粒子は連続気泡構造のセル骨格により掻き取られ、捕獲され、被クリーニング部材をクリーニングすることができる。また、この被覆層は、板状に形成されているフォームシートを芯材に巻回して構成されているので、被覆層を筒状にすべく研磨する必要がない。よって、表面が研磨されていない被覆層を構成することができる。例えば、フォームシートは、樹脂素材から直接成型したり、所定の大きさに成型されているブロック体から切断することで用意でき、このフォームシートを、芯材に巻回することで、表面が研磨されていない被覆層を構成することができる。従って、従来のように、被覆層の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができる。その結果、被覆層を介して被クリーニング部材に研磨粉が付着するのが抑制され、被クリーニング部材に付着した研磨粉および微粒子によって、画像品質に悪影響が生ずるのを抑制することができるという効果がある。
た、被覆層の表面には、屈曲点で方向が変わる螺旋状の繋ぎ目が形成される。よって、この繋ぎ目が芯材の軸線方向と平行に形成されている場合よりも、被覆層が回転することで生じる遠心力によって、繋ぎ目に入り込んだ微粒子を、繋ぎ目に沿って被覆層の端部に向けて移動させ易くできる。その結果、繋ぎ目が芯材の軸線方向と平行に形成されている場合よりも、画像品質を更に向上させることができるという効果がある。また、長時間使用した際に、被クリーニング部材に対して繋ぎ目が斜めに横切る方向に位置するので、被覆層が被クリーニング部材に押圧された状態で回転する際に繋ぎ目に摩擦応力が集中し難くなるため、フォームシートが芯材から剥がれ難くなるという効果がある。更に、請求項1記載のクリーニングローラ、および、請求項6記載の製造方法によって製造されるクリーニングローラによれば、V字状の凸部側に回転させることで、繋ぎ目に入った微粒子を、屈曲点から近い方の端部に排出でき、繋ぎ目が直線や螺旋状に形成されるよりも微粒子の排出性能を高くすることができるという効果がある。
請求項記載のクリーニングローラ、および、請求項5記載の製造方法によって製造されるクリーニングローラによればフォームシートは、芯材軸方向において前記フォームシートを二等分する二等分線に対して線対称に形成されている。例えば、フォームシートを線対称でない平行四辺形に形成し、そのフォームシートの周縁部に接着剤を塗布し、フォームシートを螺旋状に芯材に巻回することで、フォームシートを芯材に固定することもできる。しかし、この場合には、螺旋状に巻回する際の圧力変化によって、螺旋状に巻回した方向に接着性が不均一と為り易く、フォームシートが芯材から剥がれ易くなる。一方、本発明のように、フォームシートを形成することで、フォームシートを芯材に巻回する場合には、例えば、フォームシートの一方の縁部側を芯材に固定し、その後、他方の縁部側に向けて、フォームシートを芯材に同一方向に巻回することで、二等分線を中心に左右対称に接着性を均一に設定し易く、フォームシートを芯材から剥がれ難くすることができるという効果がある。また、この場合、フォームシートを芯材に対して同一方向にだけに巻回すれば良いので、フォームシートを芯材に巻回し易いという効果がある。更に、請求項2記載のクリーニングローラ、および、請求項6記載の製造方法によって製造されるクリーニングローラによれば、繋ぎ目に入り込んだ微粒子を被覆層の両端部に左右に移動させることができるという効果がある。
請求項記載のクリーニングローラによれば、請求項に記載のクリーニングローラの奏する効果に加え、繋ぎ目は、繋ぎ目は、フォームシートの縁部のうち芯材軸方向の2つの縁部と二等分線との交点から被覆層の一方の端部に向かって、被覆層の表面を螺旋状に1周する以前に、被覆層の一方の端部に到達するように延びている。よって、フォームシートを芯材に巻回する場合、例えば、フォームシートを芯材に螺旋状に何周も巻回する必要はなく、フォームシートを芯材に巻回し易いという効果がある。また、途中で方向転換しない分、繋ぎ目に入り込んだ微粒子を、より円滑に被覆層の端部に向けて移動させることができるという効果がある。
請求項記載のクリーニングローラの製造方法によれば、シート成形工程でフォームシートが成形され、その成形されたフォームシートが巻回工程で芯材に巻回されることでクリーニングローラが製造される。よって、従来のような研磨工程が不要となり、その分、クリーニングローラの製造効率を向上させることでき、その結果、製造コストを低減することができるという効果がある。
請求項記載の画像形成装置によれば、請求項1からのいずれか一項に記載のクリーニングローラ、または、請求項4から6のいずれか一項に記載のクリーニングローラの製造方法によって製造されるクリーニングローラを備えているので、請求項1からのいずれかと同様な効果を奏することができる上、被クリーニング部材が良好な状態になるようにクリーニングすることができるので、記録用紙に高品質な画像を形成することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明のクリーニングローラ1を搭載した画像形成装置2の内部構造を模式的に示す図である。
クリーニングローラ1は、画像形成装置2に搭載されている帯電ローラ3を押圧しながら回転し、帯電ローラ3をクリーニングするものであって、特に、その表面に研磨粉が付着するのを抑制することで、その研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができるものである。
画像形成装置2は、所謂レーザー方式によって記録用紙Pに画像を形成するものであり、特に、クリーニングローラ1を搭載していることで、帯電ローラ3に研磨粉が付着するのが抑制され、記録用紙Pに高品質な画像を形成することができるものである。尚、この画像形成装置2としては、例えば、コピー装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、多機能周辺装置等が該当する。
画像形成装置2には、クリーニングローラ1の他、主に、帯電ローラ3、感光ドラム4、レーザー照射装置5、トナー供給装置6、転写ローラ7、一対の定着ローラ8、ブレード9が搭載されている。
画像形成装置2によって記録用紙Pに画像を形成する場合には、感光ドラム4と接触しながら回転する帯電ローラ3を介して、コロナ放電によって感光ドラム4の表面を一定電位に帯電させた上で、その感光ドラム4の表面に向けて、記録用紙Pに形成される画像に対応するパターンを、レーザー照射装置5から光照射し、感光ドラム4の表面に静電潜像を形成する。
そして、その静電潜像に対してトナー供給装置6に含まれている現像ローラ61からトナー(現像剤)を供給し、静電潜像を現像化した後、その現像化された画像を、感光ドラム4と転写ローラ7との間に搬送される記録用紙Pに転写し、更に、その記録用紙Pを一対の定着ローラ8で押圧して画像を記録用紙Pに定着させ、記録用紙Pに画像を形成する。尚、転写ローラ7を通過した感光ドラム4の表面は、ブレード9によって、その表面に付着している残留トナーや、紙粉等が掻き取られることになる。
一方、クリーニングローラ1は、帯電ローラ3を押圧しながら帯電ローラ3に対して従動回転するように設置されており、棒状に形成されている金属製の芯材11と、その芯材11を被覆する筒状に形成され、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有するウレタン製の被覆層12とによって構成されている。
被覆層12は、ポリイソシアネートとポリオール(ポリエーテル型またはポリエステル型のポリオール)とを反応させ、重合体生成反応と発泡反応とを同時に開始させたものであり、ポリエーテル系とポリエステル系とのいずれをも使用することができる。
尚、ポリイソシアネート、ポリオールとしては、その種類には特に制限されず、例えば、ポリイソシアネートとしては、TDI(トルエンジイソシアネート)、MDI(ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート)、TDIとMDIとの混合物等を使用でき、ポリオールとしては、アルキレンオキサイドを付加したポリエーテルポリオール、カルボン酸とグリコール等を重縮合して得られたポリエステルポリオール、開環重合により得られる付加重合型ポリエステルポリオール等を使用できる。
このように、被覆層12は、連続気泡構造のセル骨格による掻き取り性、柔軟性を有するポリウレタン製によって構成されているので、この被覆層12を帯電ローラ3に押圧させた状態で回転させることで、帯電ローラ3に付着している残留トナー、外添剤、紙粉を例とする微粒子を被覆層12によって連続気泡構造のセルに捕獲し、帯電ローラ3をクリーニングすることができる。
次に、図2を参照して、上述したクリーニングローラ1について、より具体的に説明する。図2(a)はクリーニングローラ1の拡大平面図であり、図2(b)はクリーニングローラ1の分解図である。
図2(a)に示すように、クリーニングローラ1は、芯材11と、芯材11を被覆する被覆層12とによって構成されており、特に、被覆層12は、図2(b)に示すように、板状に形成されているフォームシート12aの縁部同士121a,122aを突き合わせるように、芯材11に巻回、固定することで構成されている。そのため、被覆層12の表面には、フォームシート12aの縁部121a,122aを突き合わせて成る繋ぎ目Tが螺旋状に形成されている。
このように構成されている被覆層12を有するクリーニングローラ1は、フォームシート12aの縁部122a側から縁部121a側に被覆層12が回転するように画像形成装置2に設置する。このようにクリーニングローラ1を画像形成装置2に設置することで、繋ぎ目Tに入り込んだ微粒子を、被覆層12の両端部に移動させることができる。
また、被覆層12は、クリーニングする帯電ローラ3の長さに応じて、所定の長さWで構成されており、図1に示すように、その半径R1は、帯電ローラ3の半径R2よりも小さくなるように形成されている。よって、被覆層12の表面に形成されている繋ぎ目Tが、常に帯電ローラ3の同じ位置と接触し、その場所だけが、常にクリーニングされないという事態が発生するのを防止することができる。即ち、クリーニングローラの半径R1は、帯電ローラ3の半径R2と同一でなければ、帯電ローラ3の半径R2よりも大きくなるように構成しても良い。
このように、被覆層12は、板状に形成されているフォームシート12aを芯材11に巻回して構成されているので、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができる。即ち、後述するように、フォームシート12aは、所定の大きさに成型されたブロック体B1(図3(a)参照)から切り出すことで用意できるので、このフォームシート12aを、芯材11に巻回することで、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができる。従って、従来のように、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、被覆層12と接触する帯電ローラ3に研磨粉が付着するのを抑制することができる。
次に、図2(b)を参照して被覆層12を構成するフォームシート12aについて具体的に説明する。図2(b)に示すように、フォームシート12aは、帯電ローラ3の長さに応じて設定される所定の幅W(被覆層12の長さWと同じ:以下「幅W」と称す)を有する一枚で形成されており、芯材軸方向の2つの縁部121a,122aと、その2つの縁部121a,122aの各端部を繋いで互いに略平行に延びる2つの縁部123a,124aとを備えている。
2つの縁部121a,122aは、互いに略平行に延び、その2つの縁部121a,122aの間隔L1(以下「間隔L1」と称す)は、芯材11の周方向長さと略同一の長さで形成されている。
また、縁部121a,122aの途中には屈曲する屈曲点Xを有し、その屈曲点Xは、縁部123a,124aと平行な平行線N(図中二点鎖線参照)上に位置している。尚、本実施形態では、平行線Nは、フォームシート12aを芯材軸方向に二等分する二等分線であり、屈曲点Xは、この二等分線との交点となる。
また、屈曲点Xにおいて平行線Nによって2分割される一方の角度θ1は、縁部121aと縁部123aとのなす角部の角度θ1と同じ角度で、他方の角度θ2は、縁部121aと縁部124aとのなす角部の角度θ2と同じ角度であって、更に、角度θ1と角度θ2とが同じ角度で構成されている。即ち、フォームシート12aは、平行線N(二等分線)を中心に所定の角度θ1,θ2で開脚するV字状であって、平行線Nに対し、線対称に形成されている。
尚、角度θ1と角度θ2とは必ずしも同じ角度に設定する必要はなく、角度θ1と角度θ2とを異なる角度に設定しても良い。また、平行線Nは、必ずしも二等分線にする必要はなく、縁部123a側、または、縁部124a側にずれていても良い。
このように角度θ1,θ2は、任意に設定することができるが、屈曲点Xから、各縁部121a,122aの一端までの長さL2(以下「長さL2」と称す)が、幅Wの半分の長さW/2よりも長く、且つ、間隔L1と、幅Wの半分の長さW/2とによって形成される仮想長方形の対角線の長さ以下になるように設定することが好ましい。
このように角度θ1,θ2を設定することで、図2(a)に示すように、繋ぎ目Tが。屈曲点Xから、被覆層12の軸方向に螺旋状に1周する以前に被覆層12の一方の端部に到達するように形成することができる。
即ち、フォームシート12aを芯材11に巻回する場合に、フォームシート12aを芯材11に螺旋状に何周も巻回する必要はなく、フォームシート12aを芯材11に同一方向に1周だけ巻回すれば良く、フォームシート12aを芯材11に巻回し易い。また、繋ぎ目Tは、平行線Nを境に、被覆層12の両端部に向けて螺旋状に延びているので、繋ぎ目Tに入り込んだ微粒子を、被覆層12の両端部に均等に移動させることができる。
換言すれば、図2(b)に示すように、長さL2が、幅Wの半分の長さW/2と等しい場合、フォームシート12aは矩形状(長方形)に形成され、このフォームシート12aを芯材11に巻回した場合には、繋ぎ目Tは、芯材11の軸線方向と平行に形成されるので、繋ぎ目に入り込んだ微粒子を被覆層12の端部に移動させ難くなるのである。
また、図2(b)に示すように、長さL2が、間隔L1と、幅Wの半分の長さW/2とによって形成される仮想長方形の対角線の長さよりも長い場合には、フォームシート12aを芯材11に螺旋状に1周以上巻回する必要があり、フォームシート12aを芯材11に巻回し難いのである。
次に、図3を参照して、上述したクリーニングローラ1の製造方法について説明する。図3は、クリーニングローラ1の製造方法を説明するための図である。
クリーニングローラ1を製造する場合には、まず、図3(a)に示すように、ウレタン原料から所定の大きさのブロックB1を発泡成型する。この場合、整泡剤として、ジメチルポリシロキサンとポリエーテルのブロック共重合体、ポリシロキサンに有機官能基を付加した整泡剤を使用する。
次に、発泡成型されたブロック体B1から、図3(b)に示すような所定の厚みを有する板状のブロックB2を切り出し、更に、そのブロックB2を、図3(c)に示すフォームシート12aの形状となるように成形加工する。
この切り出し加工、成形加工は、例えば、金属刃物で水平方向に切断するスキ加工、鉛直方向に切断するタチ加工、その他、加熱金属線、レーザー等を用いた各種の加工法を採用することができる。この場合、ブロックB2の表面、フォームシート12aの表面には、多少の切り出し粉等が付着するものの、その量は、従来の被覆層に付着していた研磨粉に比べて遙かに微量である。
フォームシート12aを成形すると、図3(d)に示すように、フォームシート12aの周縁部に、接着層13を形成する。接着層13を形成する接着剤としては、例えば、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリエステル系、EVA系のホットメルトを塗布、又は、両面テープタイプのホットメルトを付着することで形成することができる。
フォームシート12aに接着層13を形成すると、予め、所定の温度に加熱しておいた芯材11に対し、まずは、フォームシート12aの縁部122aにおける最突出部を接着固定し、その後、所定方向にフォームシート12aを芯材11に巻回しながら、その他の部分を芯材11に接着固定する。こうして、図3(e)に示すクリーニングローラ1を製造することができる。
このような方法で、クリーニングローラ1を製造することができるので、研磨工程を経ていないフォームシート12aを用意できる上、従来のような研磨工程が不要となり、その分、クリーニングローラ1の製造効率を向上させることでき、その結果、クリーニングローラ1の製造コストを低減することができる。
次に、図4乃至図8の各図において、第2乃至第3実施形態のクリーニングローラ2、60、および、参考形態30,40,50について説明する。尚、図4乃至図8の各図は、図2に対応する図であり、クリーニングローラ20,30,40,50,60については、第1実施形態のクリーニングローラ1と共通する構成については、同一符合を付し、その説明は省略する。
図4(a)は第2実施形態のクリーニングローラ20の拡大平面図であり、図4(b)は第2実施形態のクリーニングローラ20の分解図である。図4(a)に示す第2実施形態のクリーニングローラ20は、被覆層12を構成する図4(b)に示すフォームシート12bをW字状に形成し、屈曲点Xが位置する平行線Nが1本だけでなく3本である点において、第1実施形態のクリーニングローラ1と異なるものである。
このように、フォームシート12bを形成したとしても、第1実施形態の場合と同様に、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができるので、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができる。
また、このフォームシート12bを芯材11に巻回する場合には、縁部121b側から芯材11に巻回するよりも、縁部122b側から芯材11に巻回することで、最初に芯材11に固定する頂点が2点となり、きれいに、皺なくフォームシート12bを芯材11に巻回して固定することができる。
但し、フォームシート12bをW字状に形成した場合には、図4(a)に示すように、被覆層12の繋ぎ目Tは、中央の平行線Nから被覆層12の各一端までの間において、被覆層12の周面上で鈍角に屈曲する屈曲点Xを有することになる。よって、この鈍角に屈曲する部分で、繋ぎ目Tに入り込んだ微粒子を、被覆層12の一端側に移動させ難くなる可能性があるので、被覆層12を構成するフォームシートは、第1実施形態のように構成することが最も好ましい。
図5(a)は参考形態のクリーニングローラ30の拡大平面図であり、図5(b)は参考形態のクリーニングローラ30の分解図である。図5(a)に示す参考形態のクリーニングローラ30は、その被覆層12を構成する図5(b)に示すフォームシート12cを平行四辺形に形成し、屈曲点X、平行線Nがない点において、第1実施形態のクリーニングローラ1と異なるものである。
このように、フォームシート12cを形成したとしても、第1実施形態の場合と同様に、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができるので、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができる。
但し、フォームシート12cを平行四辺形に形成した場合には、フォームシート12cの芯材軸方向の一端側から螺旋状にフォームシート12cを芯材11に巻回するのが巻回し易い。しかし、フォームシート12cを芯材11に螺旋状に巻回する場合には、螺旋状に巻回する場合の圧力の変化によって、接着性が軸方向に不均一に為り易く、第1実施形態の場合よりもフォームシート12cが芯材11から剥がれ易くなる可能性があるので、被覆層12を構成するフォームシートは、第1実施形態のように構成することが最も好ましい。
図6(a)は参考形態のクリーニングローラ40の拡大平面図であり、図6(b)は参考形態のクリーニングローラ40の分解図である。図6(a)に示す参考形態のクリーニングローラ40は、その被覆層12を構成する図6(b)に示すフォームシート12dを平行四辺形に形成し、屈曲点X、平行線Nがない点において、第1実施形態のクリーニングローラ1と異なるものである。
また、フォームシート12dの縁部121d,122dの長さが、図5に示す参考形態のフォームシート12cの縁部121c,122cの長さよりも長い点において、参考形態のクリーニングローラ30と異なるものである。
このように、フォームシート12dを形成したとしても、第1実施形態の場合と同様に、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができるので、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができる。
但し、図6(b)に示すように、フォームシート12dを形成した場合には、図5に示す参考形態の場合よりも接着性は向上するものの、フォームシート12dを芯材11に何周も螺旋状に巻回する必要があるので、フォームシート12dを芯材11に巻回するのが、第1実施形態の場合よりも手間である。よって、被覆層12を構成するフォームシートは、第1実施形態のように構成することが最も好ましい。
図7(a)は参考形態のクリーニングローラ50の拡大平面図であり、図7(b)は参考形態のクリーニングローラ50の分解図である。図7(a)に示す参考形態のクリーニングローラ50は、その被覆層12を構成する図7(b)に示すフォームシート12eを長方形に形成し、屈曲点X、平行線Nがない点において、第1実施形態のクリーニングローラ1と異なるものである。
このように、フォームシート12eを形成したとしても、第1実施形態の場合と同様に、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができるので、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができる。
但し、フォームシート12dを長方形に形成した場合には、繋ぎ目Tが芯材11の軸線方向と平行に形成されるため、繋ぎ目Tに入り込んだ微粒子を第1実施形態の場合よりも被覆層12の一端側に移動させ難くなるので、被覆層12を構成するフォームシートは、第1実施形態のように構成することが最も好ましい。
図8(a)は第3実施形態のクリーニングローラ60の拡大平面図であり、図8(b)は第3実施形態のクリーニングローラ60の分解図である。図8(a)に示す第3実施形態のクリーニングローラ60は、その被覆層12を構成する図8(b)に示すフォームシート12fを傾斜したN字型に形成し、屈曲点Xが位置する平行線Nが1本だけでなく2本である点において、第1実施形態のクリーニングローラ1と異なるものである。
このように、フォームシート12fを形成したとしても、第1実施形態の場合と同様に、表面が研磨されていない被覆層12を構成することができるので、被覆層12の表面に研磨粉が付着するのを抑制することができ、研磨粉が帯電ローラ3に付着するのを抑制することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上述した第1乃至第3実施形態では、被覆層12を構成するフォームシート12a乃至12fを各種形状に形成する場合について説明したが、フォームシートの形状としては、かかる形状に限定されるものではない。即ち、フォームシートは、芯材11を巻回して円筒状の被覆層12を構成できる形状であれば、その形状に限定されることはない。例えば、平行線Nが4本以上であっても良い。
また、上述した第1乃至第3実施形態では、板状のフォームシート12a乃至12fを芯材11に巻回しているので、その被覆層12の表面には、いずれも繋ぎ目Tが形成されているが、この繋ぎ目Tをコーティングして被覆層12の表面が平坦になるように形成しても良い。この場合には、繋ぎ目Tに微粒子が入り込むのを防止することができる。
また、上述した実施形態では、繋ぎ目Tをフォームシートの両縁部を突き合わせて形成する場合について説明したが、フォームシートの両縁部間に若干の隙間を空けて、この隙間を繋ぎ目Tとして構成しても良い。
また、上述した実施形態では、クリーニングローラ1等によってクリーニングされる被クリーニング部材として帯電ローラ3について説明したが、被クリーニング部材としては帯電ローラ3に限定されるものではなく、例えば、感光ドラム4、搬送ベルト等であっても良い。
クリーニングローラを搭載した画像形成装置の内部構造を模式的に示す図である。 (a)はクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)はクリーニングローラの分解図である。 クリーニングローラの製造方法を説明するための図である (a)は第2実施形態のクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)は第2実施形態のクリーニングローラの分解図である。 (a)は参考形態のクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)は参考形態のクリーニングローラの分解図である。 (a)は参考形態のクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)は参考形態のクリーニングローラの分解図である。 (a)は参考形態のクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)は参考形態のクリーニングローラの分解図である。 (a)は第3実施形態のクリーニングローラの拡大平面図であり、(b)は第3実施形態のクリーニングローラの分解図である。 従来のクリーニングローラの製造方法を説明するための図である
1 クリーニングローラ
2 画像形成装置
3 帯電ローラ(被クリーニング部材の一部)
11 芯材
12 被覆層
12a フォームシート
13 接着層
121a,122a 芯材軸方向に延びるフォームシートの2つの縁部
N 平行線
T 繋ぎ目
P 記録用紙
X 屈曲点

Claims (7)

  1. 棒状の芯材と、その芯材を被覆する筒状に形成され、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有する樹脂製の被覆層とを備え、微粒子が付着している被クリーニング部材に前記被覆層を押圧させた状態で回転し、前記被クリーニング部材をクリーニングするクリーニングローラにおいて、
    前記被覆層は、板状フォームシートを、該フォームシートの芯材軸方向に延びる2つの縁部同士を突き合わせた繋ぎ目が形成されるように、前記芯材に巻回して構成され
    前記フォームシートは、前記2つの縁部が互いに略平行に延び、その2つの縁部同士の間隔が前記芯材の周方向長さと略同一の長さで形成され、前記2つの縁部の途中に1回の屈曲点を有し、平面視V字状に形成されていることを特徴とするクリーニングローラ。
  2. 前記フォームシートは、芯材軸方向において前記フォームシートを二等分する二等分線に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項に記載のクリーニングローラ。
  3. 前記繋ぎ目は、前記フォームシートの縁部のうち芯材軸方向の2つの縁部と前記二等分線との交点から前記被覆層の一方の端部に向かって、前記被覆層の表面を螺旋状に1周する以前に、前記被覆層の一方の端部に到達するように延びていることを特徴とする請求項2に記載のクリーニングローラ。
  4. 棒状の芯材と、その芯材を被覆する筒状に形成され、連続気泡構造のセル骨格、柔軟性を有する樹脂製の被覆層とを備え、微粒子が付着している被クリーニング部材に前記被覆層を押圧させた状態で回転し、前記被クリーニング部材をクリーニングするクリーニングローラの製造方法において、
    芯材軸方向に延びる2つの縁部が互いに略平行に延び、その2つの縁部同士の間隔が前記芯材の周方向長さと略同一の長さで形成され、前記2つの縁部の途中に1回以上の屈曲点を有しているフォームシートを成形するシート成形工程と、
    そのシート成形工程によって成形されたフォームシートの前記2つの縁部の一方に形成される屈曲点のうち、外側に突出する屈曲点を前記芯材に接着固定し、その後、前記2つの縁部同士を突き合わせた繋ぎ目を形成するように、前記フォームシートを芯材に巻回しながら、その他の部分を芯材に接着固定する巻回工程とを備えていることを特徴とするクリーニングローラの製造方法。
  5. 前期シート成型工程において、芯材軸方向において前記フォームシートを二等分する二等分線に対して線対称に形成されることを特徴とする請求項4に記載のクリーニングローラの製造方法。
  6. 前記シート成形工程において、前記フォームシートは、前記2つの縁部が途中で1回屈曲して、平面視V字状に形成されることを特徴とする請求項4又は5に記載のクリーニングローラの製造方法。
  7. 前記被クリーニング部材を備え、記録用紙に画像を形成する画像形成装置において、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のクリーニングローラ、または、請求項4から6のいずれか一項に記載のクリーニングローラの製造方法によって製造されるクリーニングローラを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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