JP4745617B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み式携帯電話などモードが切替え可能で筐体を回動可能な携帯情報端末に関する。
最近、携帯情報端末として、携帯用の電話機が広く用いられるようになっている。そして、このような携帯用電話機は、筐体が開閉する形態のものが増えてきている。例えば、キー操作部を備える筐体と表示部を備える筐体の一の短辺に短辺に平行にヒンジを備え、ヒンジの軸線を中心に筐体が回転する折り畳み式、キー操作部を備える筐体と表示部を備える筐体が相互に平行な表面で対向し、該表面に垂直でキー操作部を備える筐体と表示部を備える筐体とを開閉可能に接続する軸を備え、この軸を中心に筐体が回転する横回転式のものなどがある。
これら開閉式携帯電話機はますます多機能化され、種々のモードを使用することが可能であるが、モードを設定する操作が複雑なものとなってきており、操作が簡単かつ使い勝手の良いユーザインタフェースの提供が望まれている。これらの課題を解決するため、下記のような技術が提案されている。
折り畳み式携帯端末装置において、回動角度により複数の機能を変更する技術が開示されている(たとえば特許文献1参照)。この技術はキー操作部を備える筐体と表示部を備える筐体の回動角度を抵抗値の変化から検出し、この出力に応答して各機能を制御するものである。たとえば閉じた状態では待ち受け、ほぼ直角に開いた状態では待ち受け状態であるとともに、電子電話帳を削除する機能を有するように制御するものである。
また、撮影中に着信があった場合であっても、撮影モードと通信モードとの切替えを迅速に行うことができる多機能付き通信装置と、この通信装置の制御方法に関する技術が開示されている(たとえば特許文献2参照)。この技術は、被写体を撮像する撮像部と外部装置との間で通信を行う通信部を同一の筐体に収容する装置において、開閉自在に設けられた表示部の開閉状態を検知して通信部を制御するものである。
特開平7−50711号公報 特開2000−92360号公報
携帯電話機は、一般には所定のキー操作を行いモードの設定を行うが、キー操作が複雑でモード設定が容易ではない。また特許文献1の技術では、折り畳み式携帯端末装置において、回動角度を検出しこの角度により複数の機能を変更することを提案しているが、回動角度による機能の変更では、角度によっては、表示部分が見えづらかったりし、使いづらい面がある。
また、特許文献2の技術では、撮影中に通信着信があった場合であっても、撮影モードと通信モードとの切替えを迅速に行うことができる多機能付き通信装置と、この通信装置の制御方法を提案しているが、撮影モードと通信モードとの切替えのみであり、複数機能の切替えを行うことができない。
本発明の目的は、使いやすくまた簡単な操作で複数のモードに切替え可能な開閉式携帯情報端末を提供することにある。
本発明は、予め定める機能を実行するモードを切替え可能で、キー操作部を備える筐体および表示部を備える筐体は大略的に板状の筐体であり、該キー操作部を備える筐体と該表示部を備える筐体とが接続されている携帯情報端末において、
該表示部を備える筐体は、回動可能に設けられ、
該表示部を備える筐体を回動するときの回動方向および該表示部を備える筐体の回動位置を検知し、該表示部を備える筺体の開閉を検知する回動検知手段と、
前記表示部を備える筐体が回動して所定の位置で停止し、閉じられたことを前記回動検知手段が検出すると、前記表示部を備える筺体が回動する直前のメインのモードと該回動方向とに対応付けるサブのモードに切替え、切替えたサブのモードを起動させるように制御する制御手段と、を含み、
前記制御手段は、モードの起動中に前記表示部を備える筺体が開かれるときは、前記表示部を備える筺体が開かれる直前に起動していたモードを保持するように制御することを特徴とする携帯情報端末である。
また本発明で、前記表示部を備える筐体は音声部を備え、前記メインのモードは少なくともサラウンドモードを含み、前記表示部を備える筐体が回動される直前のメインのモードはサラウンドモードであり、前記対応付けるサブのモードは、該音声部から音を出力する再生モードであることを特徴とする。
本発明によれば、予め定める機能を実行するモードを切替え可能な携帯情報端末において、回動検知手段により、前記表示部を備える筐体の回動方向時計廻りの方向かあるいは反時計廻りの方向か検知することができる。
また制御手段は、表示部を備える筐体回動し、閉じられたこと回動検知手段からの信号により検知すると、表示部を備える筐体が回動される直前のメインのモードを検知し、予め定めるサブのモードに切替えるため、ユーザは表示部を備える筐体を回動するだけでメインのモードからサブのモードに切替え、切替えたサブのモードを起動させることができる。従来はサブのモードの切替えおよびサブのモードの起動をキー操作などを通じて行っていたが、キー操作をすることなくサブのモード切替え、切替えたサブのモードを起動させることが可能であり便利である。
また制御手段は、表示部を備える筐体の回動方向を回転検知手段からの信号により判断し、回動方向が時計廻りか反時計廻りかによって設定するサブのモード切替え、切替えたサブのモードを起動させる。
また本発明によれば、制御手段は、表示部を備える筐体が回動される直前のメインのモードと回動方向とに対応付けるサブのモードにするように制御するため、多数のサブのモードに切替え、切替えたサブのモードを起動させることが可能となる。
さらに、制御手段は、モードの起動中に表示部を備える筐体が開かれても、表示部を備える筐体が開かれる直前に起動していたモードを保持するように制御するため、表示部を備える筐体を開いた状態から閉じてモードに切替えた後に、表示部を備える筐体を開いても、表示部を備える筐体を開く前のモードが保持されておりユーザは開いて使用することが可能となり便利である。
さらに本発明によれば、表示部を備える筐体は音声部を備え、表示部を備える筐体回動される直前のメインのモードがサラウンドモードである場合は、検知手段の出力に応答し音声部から出力する音を切替えるため、迅速に切替えが行える。制御手段は表示部を備える筐体の開閉方向を検知し開閉方向に応じて出力する音を切替えるように制御するため、ユーザは表示部を備える筐体を閉じるだけでたとえば音楽を聴くことができる。
図1に本発明の実施の一形態としての開閉式携帯電話の電気的構成を表すブロック図を示す。また図2は本発明の実施の一形態としての開閉式携帯電話を開いた状態から閉じる際のある瞬間の状態を示す平面図である。また図3および図4は、それぞれ本発明の実施の一形態としての開閉式携帯電話を閉じたときの表示部を正面から見た正面図、カメラを正面からみた正面図である。
開閉式携帯電話10は電話として使用する場合は、アンテナ11を通じて電波を送受信する。アンテナ11により受信あるいは送信される電波は、送受信回路部12により受信信号あるいは送信信号に変換される。受信の場合は、変換された受信信号は信号処理部13でデジタル信号からアナログ信号に処理され、音声処理部14により音声として出力され受話用スピーカ15から音として出る。
一方マイク部16から入力された音は、音声処理部14で帯域制限され信号処理部13でデジタル信号に変換され、送受信回路部12で増幅後、アンテナ11から電波として送出される。以上の制御を行うのがCPU部17であり、音声の処理、キー操作部18から入力された信号を処理する。またCPU部17は、CCD素子を含むカメラセンサー部19およびカメラ制御部20を含み構成されるカメラ21からの撮像データを記憶部22に記憶させる。
さらにCPU部17は、表示部23にデータを表示させたり、モード設定部24からのモード設定をモード処理部25に行わせたり、開閉方向検知手段である筐体回動方向検知部26を通じて筐体の回動方向および開閉状態を検知する。またCPU部17は、特定のモードの時、音声部である外部スピーカ27を通じて、外部に音を出力するように制御する。これらの動作は、電池部28からの電力を電源制御部29を介して受けて行う。
開閉式携帯電話10を使用する場合は、まずキー操作部18を備える筐体31と表示部23を備える筐体32とを開き、キー操作部18に備えられる電源スイッチを入りとする。キー操作部18を備える筐体31および表示部23を備える筐体32は大略的に板状の筐体であり、筐体31と筐体32は相互に平行な表面で対向する。筐体の表面に垂直で筐体31と筐体32とを開閉可能に接続するヒンジ33を筐体の短辺に備え、ヒンジ33を中心に回動する。筐体31の背面部には撮像用のカメラ21と電池フタ34備える。ここでは筐体31の表面部はキー操作部18を備える面を、筐体32の表面部は表示部23を備える面部を言う。
電源を入りとすると、所定のモードが起動され表示部23に所定のモードに対応した表示がなされる。起動したモードが所望するモードでない場合は、所定のキー操作を行い、所望のモードを選択し使用する。携帯電話10は電話機能以外にも撮像機能やメール機能などを備える。
Figure 0004745617
表1は携帯電話10の各種機能を表すモードを示したものである。各種モードはメニューモードの中に含まれ、カメラモード、サランウドモード、アクセサリモード、電話モード、メールモードをメインのモードとする。カメラモードはサブのモードとして、静止画モードと動画モードを含む。
静止画を撮影する場合に使用する静止画モードと動画を撮影する場合に使用する動画モードは、さらに表示部23に表示する画像の方向を縦方向に表示する縦方向画面表示モードと、横方向に表示する横方向画面表示モードを有する。ここで縦方向とは、たとえば立っている電柱を撮像した場合、表示部23の長手方向と平行に電柱を表示する方向をいい、横方向とはそれに直角な方向を言う。図5に表示部への表示方向を縦方向としたときの画面の表示例を、図6に表示部への表示方向を横方向としたときの画面の表示例を示す。
サラウンドモードは、音楽などを聴く場合に使用するモードで、たとえばユーザは記憶部22に記憶させた数曲の楽曲から任意の楽曲を選択後再生し、音声部である外部スピーカ27を通じて音楽を楽しむことができる。サラウンドモードはサブのモードとして、記憶部22に記憶された音声データのうち、予め定められた音声データを再生し外部スピーカ27から音を出力する再生モード1、再生モード2を備える。
アクセサリモードは、各種のツールを選択する場合に使用するモードである。アクセサリモードはサブのモードとして電卓を使用することが可能な電卓モード、スケジュール帳を使用することが可能なスケジュールモードおよび時刻を表示する時計モードを備える。
電話モードは開閉式携帯電話10を電話機として機能させる。電話モードはサブのモードとして電話帳を表示部23に表示する電話帳モードと、送信あるいは発信の記録を表示する履歴モードを備える。メールモードはメールを使用する場合に選択する。メールモードは、キー操作部18を通じて入力したデータを送信する送信モードと、メールを受信する受信モードを備える。
以上、表1に示したモードは、モードの一例であって他のモードを追加あるいは削除することや、モードの内容を変更することが可能なことはもちろんである。またモードの名称はこれら名称に限定されるものではない。
次にモードの切替え動作について、表示部23への画像の表示方向を切替える場合を例として説明する。制御手段であるCPU部17は、筐体が開いた状態から閉じられた信号を開閉方向検知手段である筐体回動方向検知部26から受けると、筐体が閉じられる直前のモードを検知し静止画モードか否か判定する。静止画モードであると判断すると、筐体が閉じられた回動方向を示す信号を筐体回動方向検知部26から受け、回動方向が時計廻りの方向ならば、表示部23への画像の表示方向を縦方向とする縦方向画面表示モードとし、反時計廻りならば表示部23への画像の表示方向を横方向とする横方向画面表示モードとする。
同様に、制御手段17は、筐体が閉じられる直前のモードが動画モードのであると判断すると、上記に示した静止画モードの場合と同一の動作を行う。一方、制御手段17は筐体が閉じられても、筐体が閉じられる直前のモードがサラウンドモードであれば、筐体を時計廻りの方向で閉じると再生モード1、筐体を反時計廻りの方向で閉じると再生モード2に切替える。このように筐体を閉じる直前のモードによって、筐体を閉じたときの切替えるモードを変更することが可能であり、複数のモードを切替えることが可能となる。
回動方向の検知は、回動方向に応じた誘導起電力を検知することで行う。図7に回動方向応じた誘導起電力を発生させる原理を示すための図を示す。開閉連結部であるヒンジ部33は筐体31に固着された円筒状の軸35と、筐体32に固着され軸35に回動可能に嵌入する円筒部36とを含む。軸35には直円筒状の磁石片37を嵌めこみ、円筒部36に誘導コイル38を内蔵する。
筐体31または筐体32を回動させると、その回動方向に応じて誘導コイル38には誘導起電力が生じ、その起電力の極性に回動方向が対応付けられる。また回動角度に応じて起電力Vとその継続時間Tとの積V×Tが異なるため、起電力Vとその継続時間Tとの積V×Tに基づく出力を検知し回動角度を求める。予め定める回動位置に各モードを対応して設定しておくことによって、筐体が初期位置から時計廻り、反時計廻りに回動して所定の回動角度に達したとき、その回動角度に対応するモードに切替えることができる。
初期設定位置は、電源オフによってリセットされてもよく、スイッチング素子をヒンジ部33に設けて、開いたときにオンまたはオフすることによって、筐体が所定の位置にあることを制御部17が判断できる。
本発明の実施の一形態としての携帯電話10では、筐体を開いた状態を初期設定位置とし、筐体が初期設定位置から筐体が閉じられるまでの電圧の極性および、起電圧力Vと継続時間Tを乗算した値から筐体の回動方向および筐体が閉じられたことを検知する。筐体を閉じた状態から開く場合は、回動の初期の位置が初期設定位置ではないため、回動の方向は検知されない。よって筐体を閉じた状態から開いた状態としても、回動方向を検知しないため、モードは切替らない。ここで筐体が閉じた状態とは、図5または図6に示すように、ヒンジ33を中心に筐体31の表面部と筐体32の表面部とがなす角度が略0度をいい、筐体が開いた状態とは、ヒンジ33を中心に筐体31の表面部と筐体32の表面部とがなす角度が略180度の角度にある状態を言う。
以上本発明の実施の一形態としての携帯電話10では、筐体の回動方向とともに、筐体を開いた状態から180度回動させた位置、つまり筐体を閉じた位置を検知したけれども、電圧Vと継続時間Tを乗算した値を検出することで、90度あるいは135度など回動後の位置として数ヵ所の位置を検知することも可能である。また筐体を閉じた位置と筐体を開いた位置を初期設定位置とし、筐体を閉じた状態から開いたときにモードを切替えるように設定することも可能である。
また本実施形態では、回動方向の検知方法として誘導起電力を用いて検知する方法を説明したけれども、筐体あるいはヒンジ33に筐体の開閉に伴うスイッチング手段、たとえば1つの磁石と数個のリードスイッチを設け、このリードスイッチの入あるいは切の順番を検知することで、回動方向を検知することも可能である。
以上のように、制御手段17は、筐体が閉じられたことを筐体回動方向検知部26からの信号により検知すると、筐体が閉じられる直前のモードを判別し、筐体回動方向検知部26からの回動方向の出力に応答して筐体が閉じられ直前のモードと回動方向とに対応付けるモードにするため、ユーザは筐体を閉じるだけでモードを切替えることが可能であり便利である。
筐体の回動方向を検知することでモードを切替える機能を備えるため、モード切替え機能を備える開閉式携帯情報端末に使用することができる。また制御手段17は、筐体が閉じられた方向を筐体回動方向検知部26からの信号により判断し、回動方向が時計廻りか反時計廻りかによって設定するモードを切替え、回動角度によるモード切替えを行わないため、筐体をたとえば半開き状態で使用する必要がなく、使いやすくまた表示部23も見やすい。
また制御手段17は、筐体が閉じられる直前の設定モードと、筐体が開かれた状態から閉じられるときの回動方向とを検知することで、モードを切替えるように制御するため、多数のモードに切替えが可能となる。さらに筐体を閉じた状態から開いてもモードを保持したままとしモード切替えを行わないため、筐体を開いてもそのモードのまま使用することができる。
図8に本発明の実施の一形態としての開閉式携帯電話の制御手順を示す。ステップS0はモード設定が行われ筐体が開かれた状態である。ステップS0からステップS19までの判断の組み合わせや順序は、一例を示すだけであり変更もよいことはもちろんである。
ステップS1で制御手段17は、筐体が開いた状態から閉じられたか否か判断し、開閉方向検知手段である筐体回動方向検知部26からの信号により、筐体が閉じられたと判断すると、ステップS2に進む。ステップS2では筐体が閉じらる直前のモードを判別し、ステップS3でそのモードがカメラモードか否か判断する。制御手段であるCPU部17は、筐体を閉じる前のモードがカメラモードでないと判断すると、ステップS4で静止画モードか否か判断する。静止画モードは静止画を撮像するときに使用するモードである。
ステップS4で静止画モードでないと判断すると、ステップS5で動画モードか否か判断する。ステップS5で筐体が閉じられる直前のモードが動画モードでないと判断すると、ステップS6でサラウンドモードか否か判断する。サラウンドモードであると判断すると、ステップS7で筐体が閉じられたときの回動方向を検知する。回動方向の検知は、筐体の回動に伴う誘導起電力の極性および起電力Vと継続時間Tを乗算した値を検知することで行う。回動方向を検知すると、ステップS8で回動方向が時計廻りか反時計廻りか判断する。回動方向が時計廻りであると判断すると、ステップS9でモードを再生モード1に切替え、再生モード1を起動する。
再生モード1が起動されると外部スピーカ27から予め定める楽曲などの音が出力される。一方、回動方向が反時計廻りと判断するとステップS10で再生モード2に切替え、再生モード1と同様に外部スピーカ27から予め定める楽曲などの音を出力する。制御手段17は、筐体が開いた状態から閉じられたことを検知しても、筐体が閉じられる前のモードが、カメラモード、静止画モード、動画モードおよびサラウンドモード以外のモードたとえば電話モードであれば、筐体が閉じられてもモード切替えは行わず、ステップS11で動作を終了する。
以上のように、ユーザはサラウンドモードを起動した状態から筐体を閉じると、筐体を閉じる方向によって再生モードを切替えることができる。所定のキー操作を行うことなく、筐体を閉じるだけで所望の楽曲などを聴くことができるため、操作が簡単であり、また迅速にモードを切替えることができ便利である。
筐体が開かれた状態から閉じられたことを検知し、筐体が閉じられる前のモードがカメラモードである場合は、制御手段17はステップS3でカメラモードであると判断し、ステップS12で回動方向の検知の行う。回動方向の検知は、筐体の回動に伴う誘導起電力の極性および起電力Vと継続時間Tを乗算した値を検知することで行う。回動方向を検知すると、ステップS13で回動方向が時計廻りか反時計廻りか判断する。回動方向が時計廻りであると判断すると、ステップS14でモードを静止画モードに切替え、静止画モードを起動する。
静止画モードが起動されるとユーザは、カメラ21を用いて静止画を撮像することができる。撮像した画像データは必要に応じて、記憶部22に記憶することができる。一方制御手段17は、回動方向が反時計廻りと判断すると、ステップS15でカメラモードを動画モードに切替え、動画モードを起動する。動画モードが起動されると、ユーザはカメラ21を通じて、動画を撮像することができる。静止画モード時と同様、撮像した画像データを記憶部22に記憶させることができる。
動画モードあるいは静止画モードを使用時は、表示部23に撮像された画像データが表示される。ユーザは表示部23に表示される画像を縦方向にあるいは横方向のいずれかに表示させるか選択することができる。画像の表示方向の選択は、所定のキー操作により行うことも可能であるが、筐体を開いた状態から閉じることで切替えることも可能である。制御手段17は、筐体が開いた状態から閉じられると、筐体が閉じられる直前のモードが静止画モードであるか否か判断する。
ステップS4で静止画モードであると判断すると、制御手段17はステップS16で回動方向の検知の行う。回動方向の検知は、筐体の回動に伴う誘導起電力の極性および起電力Vと継続時間Tを乗算した値を検知することで行う。回動方向を検知すると、ステップS17で回動方向が時計廻りか反時計廻りか判断する。回動方向が時計廻りであると判断すると、ステップS18でモードを縦方向画面表示モードとし、筐体が閉じられた回動方向が反時計廻りと判断すると、ステップS19で横方向画面表示モードとする。
制御手段17は、ステップS5で筐体が閉じられる直前のモードが動画モードであると判断すると、筐体が閉じられる直前のモードが静止画モードであると判断したと同様の動作をステップS16〜ステップS19で行う。
以上のように静止画モードあるいは動画モードが起動している場合は、筐体を閉じるだけで表示部23への画像の表示方向を切替えることが可能であり、夜間などキー操作を行うことが容易でないような場合は特に便利である。
以上、本発明の実施の形態として開閉式携帯電話を例として説明したけれども、本発明はこれら携帯電話に限定されるものではなく、携帯情報端末、あるいは携帯通信機器などにも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施の一形態としての開閉式携帯電話の電気的構成を表すブロック図である。 図1の開閉式携帯電話を開いた状態から閉じるときのある状態を示す図である。 図1の開閉式携帯電話を閉じたときの表示部を正面から見た図である。 図1の開閉式携帯電話を閉じたときのカメラを備える面を正面から見た図である。 図1の開閉式携帯電話の表示部に画像データを縦方向に表示した図である。 図1の開閉式携帯電話の表示部に画像データを横方向に表示した図である。 図1の開閉式携帯電話の回動方向を誘導起電力を用いて検知する場合の原理を説明するための図である。 図1の開閉式携帯電話の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 開閉式携帯電話
17 CPU部
21 カメラ
23 表示部
26 筐体回動方向検知部
27 外部スピーカ
31,32 筐体
33 ヒンジ

Claims (2)

  1. 予め定める機能を実行するモードを切替え可能で、キー操作部を備える筐体および表示部を備える筐体は大略的に板状の筐体であり、該キー操作部を備える筐体と該表示部を備える筐体とが接続されている携帯情報端末において、
    該表示部を備える筐体は、回動可能に設けられ、
    該表示部を備える筐体を回動するときの回動方向および該表示部を備える筐体の回動位置を検知し、該表示部を備える筺体の開閉を検知する回動検知手段と、
    前記表示部を備える筐体が回動して所定の位置で停止し、閉じられたことを前記回動検知手段が検出すると、前記表示部を備える筺体が回動する直前のメインのモードと該回動方向とに対応付けるサブのモードに切替え、切替えたサブのモードを起動させるように制御する制御手段と、を含み、
    前記制御手段は、モードの起動中に前記表示部を備える筺体が開かれるときは、前記表示部を備える筺体が開かれる直前に起動していたモードを保持するように制御することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記表示部を備える筐体は音声部を備え、前記メインのモードは少なくともサラウンドモードを含み、前記表示部を備える筐体が回動される直前のメインのモードはサラウンドモードであり、前記対応付けるサブのモードは、該音声部から音を出力する再生モードであることを特徴とする請求項記載の携帯情報端末。
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