JP4745377B2 - 記憶媒体及びコンテンツ保護方法 - Google Patents
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Description
チェックアウトとは、LMS1が「親」としてのコンテンツを格納しており、PM13に、その複製を「子」コンテンツとしてコピーすることをいう。「子」コンテンツは基本的にはPD12で自由に再生することが可能であるが、「子」から「孫」コンテンツを作成することは許されない。「親」が幾つ「子」を生むことができるかは、「親」の属性として定義される。また、チェックインとは、例えば、PM13をLCM1のメディアI/F部6に装着し、LCM1が「子」コンテンツを消去(または利用不能)することで、LCM1内の「親」コンテンツは「子」を1つ作る権利を回復することをいう。これを「親」にチェックインするともいう。
即ちLCM1は、公開ROM領域112及び公開R/W領域113からなる公開領域111と、非公開の手順でしかアクセスできない秘匿領域114との各記憶領域を有している。公開R/W領域113には、図1に示す音楽データ格納部10が確保されている。秘匿領域114には、LCM1の識別情報(デバイスID)IDLCMが予め記憶されている。秘匿領域114にはまた、各コンテンツ毎のコンテンツキーKCが適宜記憶される。秘匿領域114には更に、図1に示す宿帳格納部8が確保されている。SMS2の管理下にある音楽データ格納部10(公開R/W領域113)にて保持される全ての音楽コンテンツは、その識別情報であるコンテンツID(TID)と予め定められた複製可能コンテンツ数、即ち子の残数とチェックアウトリストとをその属性情報として持つ。この属性情報を宿帳と呼び、(秘匿領域114内の)宿帳格納部8に格納される。LCM1は、SMS2にてこの宿帳格納部8にアクセスするための秘匿された特定の手続が行われた後、宿帳格納部8(を提供する秘匿領域114)からデータを読み取るための秘匿領域ドライバ7を有している。なお、この宿帳は本発明に直接関係しないため、その利用方法の詳細については説明を省略する。
PM13は、PD12のメディアI/F部12fに装着して利用される。LCM1がPD12を介してPM13に読み書きする場合は、LCM1内のPDI/F部5、PD12内のLCMI/F部12e、メディアI/F部12fを経由して当該PM13の秘匿領域134(図3参照)にアクセスする。メディアI/F部12fは、PM13の秘匿領域134にアクセスするための秘匿領域アクセス部(図示せず)を有している。PD12内の公開R/W領域123及び秘匿領域124(図4参照)は、例えばフラッシュメモリ12d上に確保されている。また公開ROM領域122(図4参照)は、ROM12c上に確保されている。このROM12cには、PM13との間で相互認証を行うためのプログラムが書き込まれている。PD12では、CPU12aの制御のもと、このプログラムに従ってPM13との間の相互認証等の処理が実行される。
次にPM13のコントローラ130は、復号したLCM1の識別情報IDLCMにより公開ROM領域132内のリボケーションリストRLを参照し、当該IDLCMに一致する識別情報が登録されているか否かにより、LCM1によるPM13の利用を無効化するか否かを判定する(ステップS104)。
次にLCM1のメディアI/F部6は、秘匿領域114に秘匿されているコンテンツキーKCを取得したメディアキーKMにより暗号化し、その暗号化されたKC(=KM[KC])をPM13の公開R/W領域133に書き込む(ステップS108)。
まず、再生の指示が例えばPD12に対してなされ、且つPM13がPD12のメディアI/F部12fに装着された段階で、PD12のCPU12aとPM13のコントローラ130との間で(前記ステップS101と同様の)相互認証が行われる(ステップS201)。そして、この相互認証(S201)により、PD12及びPM13の双方にて正当な相手であることが確認されたとき、PD12のCPU12aとPM13のコントローラ130との間でキー交換が行われ、同一の認証鍵(KX3)が共有される。
次にPM13のコントローラ130は、復号したPD12の識別情報IDPDにより公開ROM領域132内のリボケーションリストRLを参照し、当該IDPDに一致する識別情報が登録されているか否かにより、PD12によるPM13の利用を無効化するか否かを判定する(ステップS204)。
次にPD12のCPU12aは、PM13の公開R/W領域133に記憶されている暗号化されたコンテンツキーKC(=KM[KC])を読み込んで、ステップS207で取得したメディアキーKMにより復号し、その復号されたコンテンツキーKCを秘匿領域124に書き込んで秘匿化する(ステップS208)。したがってPD12では、この復号されたコンテンツキーKC(と、必要ならば先に復号化したメディアキーKMと)を利用して、PM13の公開R/W領域133に記憶されている暗号化コンテンツを復号して再生することが可能となる。
Claims (5)
- デジタルコンテンツの記録機能または再生機能の少なくとも一方を有する電子機器によるデジタルコンテンツの記録または再生に利用可能な記憶媒体であって、
コントローラと、
読み出し専用であり、コンテンツ保護のために無効化すべき電子機器が判別可能なリボケーション情報が予め登録された公開ROM領域と、
デジタルコンテンツがコンテンツ鍵を用いて暗号化された暗号化コンテンツと、前記コンテンツ鍵が前記電子機器との間でデジタルコンテンツの交換に用いる前記記憶媒体に固有の予め記憶されたメディア鍵を用いて暗号化された暗号化コンテンツ鍵との記録に用いられる書き換え可能な公開R/W領域とを具備し、
前記コントローラは、前記記憶媒体が任意の電子機器に装着されて当該電子機器による前記暗号化コンテンツの記録に使用される場合に、前記公開ROM領域に登録された前記リボケーション情報と当該電子機器から受け取った情報とに従って当該電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化すべきか否かを判定し、無効化すべきでないと判定した場合、前記書き換え可能な公開R/W領域に記録されるべき前記暗号化コンテンツ鍵の当該電子機器による生成に用いられる前記記憶媒体に固有の前記メディア鍵を当該電子機器に取得させ、前記記憶媒体が任意の電子機器に装着されて当該電子機器による前記暗号化コンテンツの復号及び再生に使用される場合に、前記公開ROM領域に登録された前記リボケーション情報と当該電子機器から受け取った情報とに従って当該電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化すべきか否かを判定し、無効化すべきでないと判定した場合、前記公開R/W領域に記録されている前記暗号化コンテンツの当該電子機器による復号に用いられる前記記憶媒体に固有の前記メディア鍵を前記電子機器に取得させる
ことを特徴とする記憶媒体。 - 前記コントローラは、前記電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化すべきと判定した場合に、以降の処理を停止する
ことを特徴とする請求項1記載の記憶媒体。 - 前記コントローラが電子機器から受け取った情報は暗号化された情報であり、
前記コントローラは、前記電子機器との間で認証処理を行うことにより前記暗号化された情報を受け取り、当該暗号化された情報を前記認証処理に基づいて復号化することにより当該電子機器の識別情報を取得し、当該取得された識別情報に一致する情報が前記公開ROM領域に登録された前記リボケーション情報に含まれているならば、当該電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記憶媒体。 - 読み出し専用であり、前記コントローラを通して非公開の手順でアクセス可能な秘匿ROM領域を更に具備し、
前記記憶媒体に固有の前記メディア鍵が前記秘匿ROM領域に予め記憶されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記憶媒体。 - デジタルコンテンツの記録機能または再生機能の少なくとも一方を有する電子機器によるデジタルコンテンツの記録または再生に利用可能な記憶媒体に用いるコンテンツ保護方法であって、
前記記憶媒体は、
コントローラと、
読み出し専用であり、コンテンツ保護のために無効化すべき電子機器が判別可能なリボケーション情報が予め登録された公開ROM領域と、
デジタルコンテンツがコンテンツ鍵を用いて暗号化された暗号化コンテンツと、前記コンテンツ鍵が前記電子機器との間でデジタルコンテンツの交換に用いる前記記憶媒体に固有の予め記憶されたメディア鍵を用いて暗号化された暗号化コンテンツ鍵との記録に用いられる書き換え可能な公開R/W領域とを具備し、
前記コンテンツ保護方法は、
前記記憶媒体が任意の電子機器に装着されて当該電子機器による前記暗号化コンテンツの記録に使用される場合に、前記コントローラが、前記公開ROM領域に登録された前記リボケーション情報と当該電子機器から受け取った情報とに従って当該電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化すべきか否かを判定し、無効化すべきでないと判定した場合、前記書き換え可能な公開R/W領域に記録されるべき前記暗号化コンテンツ鍵の当該電子機器による生成に用いられる前記記憶媒体に固有の前記メディア鍵を当該電子機器に取得させ、
前記記憶媒体が任意の電子機器に装着されて当該電子機器による前記暗号化コンテンツの復号及び再生に使用される場合に、前記コントローラが、前記公開ROM領域に登録された前記リボケーション情報と当該電子機器から受け取った情報とに従って当該電子機器による前記記憶媒体の利用を無効化すべきか否かを判定し、無効化すべきでないと判定した場合、前記公開R/W領域に記録されている前記暗号化コンテンツの当該電子機器による復号に用いられる前記記憶媒体に固有の前記メディア鍵を前記電子機器に取得させる
ことを特徴とするコンテンツ保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008270330A JP4745377B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 記憶媒体及びコンテンツ保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008270330A JP4745377B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 記憶媒体及びコンテンツ保護方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP16998099A Division JP4621314B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009015873A JP2009015873A (ja) | 2009-01-22 |
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ID=40356623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008270330A Expired - Lifetime JP4745377B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 記憶媒体及びコンテンツ保護方法 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (2)
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JP3104646B2 (ja) * | 1997-06-04 | 2000-10-30 | ソニー株式会社 | 外部記憶装置 |
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2008
- 2008-10-20 JP JP2008270330A patent/JP4745377B2/ja not_active Expired - Lifetime
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