JP4738209B2 - 受信方法および装置 - Google Patents
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中村充他、「OFDM移動受信におけるMMSE型ICIキャンセラに関する一検討」、映像情報メディア学会誌、日本、映像情報メディア学会、2004年1月、58、1、p.83−90
また、受信部において受信した複数のマルチキャリアのそれぞれには、複数のキャリアのうちの少なくともひとつにパイロット信号が配置され、かつ複数のキャリアのうちの残りには、データ信号が配置されており、導出部では、パイロット信号をもとに、特性値を導出し、補正部は、導出部において導出した特性値をもとに、データ信号が配置されたキャリアに対しても伝送路ごとの伝送路推定値を導出し、合成部は、補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をもとに、パイロット信号が配置されたキャリアに対する重み係数を導出した後、導出した重み係数を補間することによって、データ信号が配置されたキャリアに対する重み係数も導出するので、これにより、パイロット信号が配置されていないキャリアに対しても、補正と合成を実行できる。
前記受信ステップにおいて受信した複数のマルチキャリアのそれぞれには、複数のキャリアのうちの少なくともひとつにパイロット信号が配置され、かつ複数のキャリアのうちの残りには、データ信号が配置されており、前記導出ステップでは、前記パイロット信号をもとに、前記特性値を導出し、前記補正ステップでは、前記導出ステップにおいて導出した特性値をもとに、データ信号が配置されたキャリアに対しても伝送路ごとの伝送路推定値を導出し、前記合成ステップでは、前記補正ステップにおいて補正した複数のマルチキャリア信号をもとに、パイロット信号が配置されたキャリアに対する重み係数を導出した後、導出した重み係数を補間することによって、データ信号が配置されたキャリアに対する重み係数も導出する。
これにより、キャリアごとにドップラーシフトの値が異なっている場合であっても、キャリア間の干渉の影響を低減でき、また、パイロット信号が配置されていないキャリアに対しても、補正と合成を実行できる。
Claims (3)
- 伝送路経由のマルチキャリア信号を複数のアンテナのそれぞれにて受信する受信部と、
前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出する導出部と、
前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、少なくともひとつの伝送路を選択する選択部と、
前記選択部において選択した少なくともひとつの伝送路に対応した特性値から、伝送路に対応した伝送路推定値をキャリア単位に導出し、導出した伝送路推定値によって、前記受信部において受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれをキャリア単位に補正する補正部と、
前記補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をキャリア単位に合成する合成部と、
を備えることを特徴とする受信装置において、
前記受信部において受信した複数のマルチキャリアのそれぞれには、複数のキャリアのうちの少なくともひとつにパイロット信号が配置され、かつ複数のキャリアのうちの残りには、データ信号が配置されており、
前記導出部では、前記パイロット信号をもとに、前記特性値を導出し、
前記補正部は、前記導出部において導出した特性値をもとに、データ信号が配置されたキャリアに対しても伝送路ごとの伝送路推定値を導出し、
前記合成部は、前記補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をもとに、パイロット信号が配置されたキャリアに対する重み係数を導出した後、導出した重み係数を補間することによって、データ信号が配置されたキャリアに対する重み係数も導出することを特徴とする受信装置。 - 前記選択部は、前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、伝送路ごとの信号強度、ドップラーシフト、遅延時間のいずれか、あるいはそれらの任意の組合せを特定する手段と、特定結果をもとに、少なくともひとつの伝送路を選択する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 伝送路経由のマルチキャリア信号を複数のアンテナのそれぞれにて受信する受信ステップと、
前記受信部にて受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、伝送路ごとの特性値を導出する導出ステップと、
前記導出部において導出した伝送路ごとの特性値をもとに、複数のマルチキャリア信号のそれぞれに対して、少なくともひとつの伝送路を選択する選択ステップと、
前記選択部において選択した少なくともひとつの伝送路に対応した特性値から、伝送路に対応した伝送路推定値をキャリア単位に導出し、導出した伝送路推定値によって、前記受信部において受信した複数のマルチキャリア信号のそれぞれをキャリア単位に補正する補正ステップと、
前記補正部において補正した複数のマルチキャリア信号をキャリア単位に合成する合成ステップと、
を備えることを特徴とする受信方法において、
前記受信ステップにおいて受信した複数のマルチキャリアのそれぞれには、複数のキャリアのうちの少なくともひとつにパイロット信号が配置され、かつ複数のキャリアのうちの残りには、データ信号が配置されており、
前記導出ステップでは、前記パイロット信号をもとに、前記特性値を導出し、
前記補正ステップでは、前記導出ステップにおいて導出した特性値をもとに、データ信号が配置されたキャリアに対しても伝送路ごとの伝送路推定値を導出し、
前記合成ステップでは、前記補正ステップにおいて補正した複数のマルチキャリア信号をもとに、パイロット信号が配置されたキャリアに対する重み係数を導出した後、導出した重み係数を補間することによって、データ信号が配置されたキャリアに対する重み係数も導出することを特徴とする受信方法。
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