JP4734351B2 - 燃料噴射弁及び内燃機関 - Google Patents

燃料噴射弁及び内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP4734351B2
JP4734351B2 JP2008015753A JP2008015753A JP4734351B2 JP 4734351 B2 JP4734351 B2 JP 4734351B2 JP 2008015753 A JP2008015753 A JP 2008015753A JP 2008015753 A JP2008015753 A JP 2008015753A JP 4734351 B2 JP4734351 B2 JP 4734351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure
valve
chamber
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008015753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009174481A (ja
Inventor
元幸 安部
有紀子 米田
亨 石川
武彦 小渡
典幸 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2008015753A priority Critical patent/JP4734351B2/ja
Priority to US12/360,515 priority patent/US20090188990A1/en
Priority to EP09001195A priority patent/EP2083166A3/en
Publication of JP2009174481A publication Critical patent/JP2009174481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4734351B2 publication Critical patent/JP4734351B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/04Injectors peculiar thereto
    • F02M69/042Positioning of injectors with respect to engine, e.g. in the air intake conduit
    • F02M69/046Positioning of injectors with respect to engine, e.g. in the air intake conduit for injecting into both the combustion chamber and the intake conduit
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/025Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive hydraulic, e.g. with pressure amplification
    • F02M57/026Construction details of pressure amplifiers, e.g. fuel passages or check valves arranged in the intensifier piston or head, particular diameter relationships, stop members, arrangement of ports or conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/10Other injectors with elongated valve bodies, i.e. of needle-valve type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、内燃機関に用いられ、供給されたときの圧力よりも高い圧力に増圧して燃料を噴射する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁を用いた内燃機関に関する。
特開2002−202021号公報には、供給された燃料を作動油として燃料圧力を上昇させる増圧器を有し、増圧された燃料によって弁が開状態となり燃料を噴射する燃料噴射装置が開示されている。
特開2002−202021号公報
従来技術に見られる増圧器を用いた燃料噴射弁においては、増圧器と弁体とを接続する流体通路が必要であり、またこの通路は燃料供給通路との間で逆止弁を介して接続されている構造が開示されている。このため、増圧器は昇圧動作時に、増圧器の昇圧室と、圧力の上昇によって開弁する弁体周囲の燃料溜りとを繋ぐ流体通路が必要であった。
このため、増圧器は噴射するための燃料だけでなく、昇圧室と弁体周囲の燃料溜りとを繋ぐ流体通路の燃料をも圧縮しなければならず、増圧器が圧力を増加させる燃料体積が増加してしまうという課題があった。増圧器によって昇圧する燃料の増加は増圧器の効率を低下させてしまう。このため、より少ないエネルギで燃料の圧縮を行い、昇圧を行うためには、圧縮する燃料の体積を最小限に抑えて効率を高くする必要がある。
上記の増圧器から弁体周囲の燃料溜りに連なる燃料通路は、実際の構造においては複雑にならざるを得ないという問題がある。このため、増圧器を有する燃料噴射装置では、その装置自体が大きくなってしまったり、あるいは内部構造が複雑になるためにコストが高くなってしまうという課題があった。
また、燃料噴射装置として成立させるために、上記増圧器と弁体周囲の燃料溜りへと燃料を供給する必要がある。従来技術に見られる増圧器を用いた燃料噴射装置では、昇圧動作を終了し、上記燃料溜りの圧力が低下したときにのみ開く逆止弁を設けることによって燃料の供給動作を行わせる。しかしながら、このような逆止弁を燃料噴射装置に内蔵すると、燃料噴射装置が複雑となり、装置自体の大型化や高コスト化を招くという課題があった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、上記の増圧器と弁体周囲の燃料溜りを連結する燃料通路を小さくすることで、高い効率で動作する増圧器を有する燃料噴射装置を簡素な構造で実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、弁座と接触および非接触となることで燃料の密閉と燃料の噴射とをそれぞれ行わせる弁体の内部に増圧機構の昇圧室を設ける。このように、増圧器を弁体の内部に設け、弁体内部の増圧器とその周囲の燃料溜りを連通する流体通路を設けることで、複雑な燃料通路を有することなく増圧器を有する燃料噴射装置を構成できるようになる。
また、弁体のリフト量を規定するストッパと弁体とで、昇圧室に燃料を供給する燃料通路を遮断することができるような構成にする。このような構成にすることで、弁体が開状態となったときには燃料供給路が遮断され、昇圧した燃料が低圧な燃料供給側へ漏れることが無くなる。その一方で、弁体が閉状態にあるときには燃料通路がストッパによって遮断されず、燃料供給側から弁体周囲の燃料溜りや昇圧室へ燃料を供給することが出来る。すなわち、弁体のリフト量を規定するストッパが逆止弁と同様の効果を発揮することが出来る。
上記のような構成により、簡素な構成で逆止弁を内蔵する場合と同等の効果を得て、燃料供給することができるようになる。
本発明の構成によれば、増圧機構を備えた燃料噴射弁を、比較的簡素な構成で、かつ高効率なものにすることが出来る。
本発明に係る燃料噴射弁は、以下のように構成される。
燃料を噴射する燃料噴射孔と、互いに当接することによって燃料通路を閉じ離れることによって燃料通路を開く弁体及び弁座と、燃料を供給する燃料供給路に供給された圧力よりも高い圧力で燃料が前記弁座と前記弁体との間を通過して噴射するように燃料を増圧する増圧機構とを備えた燃料噴射弁において、
前記増圧機構は、ピストン状の部材と、前記燃料供給路に連通した第1の燃料室と、燃料を昇圧する昇圧室とを備え、
前記昇圧室は、前記弁座と前記弁体との間の燃料通路を介して前記燃料噴射孔に連通するように、前記弁体の内部に構成され、
前記ピストン状の部材は、前記弁体に対して相対変位可能に設けられると共に、駆動軸方向の一方の端部に前記第1の燃料室内に面して前記駆動軸方向の圧力を受ける第1の受圧面と、前記駆動軸方向の他方の端部に前記第1の受圧面よりも小さい面積で前記昇圧室内に面して前記昇圧室の容積を変化させる増圧用ピストン部とを備える。
前記増圧機構は、前記燃料供給路よりも低い圧力の配管に接続される制御弁と、前記制御弁に連通した第2の燃料室とを備え、
前記ピストン状の部材は前記第2の燃料室に面して前記駆動軸方向の圧力を受ける第2の受圧面を備え、
前記ピストン状の部材は前記第1の受圧面と前記第2の受圧面との差圧によって駆動され、前記増圧用ピストン部が前記昇圧室の容積を変化させることによって燃料を増圧するように構成すると良い。
前記制御弁が前記第2の燃料室を前記燃料供給路よりも低い圧力の前記配管に連通させることにより、前記昇圧室の容積が減少する向きに前記ピストン状の部材が駆動されるように構成すると良い。
燃料を前記昇圧室に導入する燃料通路を前記弁体の外周部に備えると共に、前記弁体のリフト量を制限するストッパ部材を備え、前記弁体が開弁した状態において前記ストッパ部材と前記弁体との間で前記燃料通路の燃料の流れを防止するように構成するとよい。
燃料の噴射量が前記制御弁の開弁時間によって制御されるとよい。
上記燃料噴射弁を前記燃料噴射孔が内燃機関の筒内に面するように設置し、前記燃料噴射弁への燃料の供給圧力を1MPa以下にするとよい。また、吸気ポートに別の燃料噴射弁を備えてもよい。
図1は、本発明に係る燃料噴射弁の断面図である。燃料入口通路101には、燃料ポンプに連なる燃料配管が接続され、燃料圧力が供給されている。制御弁102は、排出側燃料通路104が燃料タンクへ連なる配管が接続された、電気的に開閉動作が可能な電磁弁であり、通電しない状態では制御弁102は閉弁状態にある。制御弁102に通電すると、制御弁102は開状態となり、背圧室(第2の燃料室)103と燃料タンクへ連なる配管とが連通された状態となるようになっている。
燃料入口を有する通路部材116は、ボディ108にねじ込み式もしくは圧入などによって固定されており、制御弁102が閉弁状態にあるときには昇圧ピストン(ピストン状の部材)106はスプリング114によって付勢され、通路部材116と接するようになっている。なお、このときに供給圧力が昇圧ピストン106の受圧面(第1の受圧面)106aの全面積にかかるようにするために、燃料入口通路101と燃料供給側の空間である圧力供給室(第1の燃料室)107は、通路部材116と昇圧ピストン106が接している状態でも連通していることが望ましい。具体的には、燃料入口通路101が形成された通路部材116の昇圧ピストン106側の端面に突起部117が設けられ、この突起部117に溝や側孔で形成した燃料通路101aを設けるなどするとよい。
増圧器(増圧機構)は、圧力供給室107と昇圧ピストン(増圧ピストン)106、背圧室103および昇圧室111より構成される。弁体110は、弁座112との間で燃料通路を開閉することにより燃料噴射孔113からの燃料の噴射を制御する。図3に示すように、弁体110には円筒状の凹部を構成する中空円筒状のロッド部110aが設けられており、この凹部に昇圧ピストン106が挿入されることによって昇圧室111が形成される。
昇圧ピストン106の受圧面106aと反対側には背圧室103に面するように受圧面(第2の受圧面)106cが形成されている。さらに昇圧ピストン106の受圧面106aと反対側の先端部には増圧用ピストン部が設けられ、増圧用ピストン部106bの先端面は昇圧室111に面している。
弁体110は、ボディ108との間で摺動可能なように設けられており、その上流側は背圧室103に面し、スプリング109によって付勢されている。また、弁体110が上下方向に変位可能な量は、ストッパ109によって規定されている。弁体110の背圧室103側の面がストッパ109に衝突した状態が開弁状態であり、弁体110が弁座112と接した状態が閉弁状態である。
以上の構成は、要するに、増圧器が、昇圧ピストン106と、燃料供給路である燃料入口通路101に連通した第1の燃料室107と、燃料を昇圧する昇圧室111とを備え、
昇圧室111は、弁座112と弁体110との間の燃料通路を介して燃料噴射孔113に連通するように、弁体110の内部に構成され、
昇圧ピストン106は、弁体110に対して相対変位可能に設けられると共に、駆動軸方向106dの一方の端部に第1の燃料室107内に面して駆動軸方向106dの圧力を受ける第1の受圧面106aと、駆動軸方向106dの他方の端部に第1の受圧面106aよりも小さい面積で昇圧室111内に面して昇圧室111の容積を変化させる増圧用ピストン部106bとを備えた構成を意味する。
さらに、増圧器は、燃料供給路である燃料入口通路101よりも低い圧力の配管(排出側燃料通路104)に接続される制御弁102と、制御弁102に連通した第2の燃料室103とを備え、昇圧ピストン106は第2の燃料室103に面して駆動軸方向106dの圧力を受ける第2の受圧面106cを備え、昇圧ピストン106は第1の受圧面106aと第2の受圧面106cとの差圧によって駆動され、増圧用ピストン部106bが昇圧室の容積を変化させることによって燃料を増圧するように構成されている。
上記構成において、昇圧ピストン106には、第1の受圧面106aと第2の受圧面106cとを有して昇圧ピストン106の駆動力を発生させる駆動用ピストン部と、昇圧室111の容積を変化させて燃料を増圧(昇圧)させる増圧用ピストン部106bとが一体に構成されていることになる。
図2は、制御弁102が開弁状態となった場合の動作を示す図である。制御弁102が開弁すると、燃料タンクに通じる戻り側燃料通路に向かって、矢印203の方向に燃料が流れる。この結果、排出側燃料通路と背圧室103は連通状態となり、背圧室103の圧力はほぼ大気圧となる。このため、昇圧ピストン106は供給側燃料圧力によって、矢印201のように力を受ける。この結果、昇圧ピストン106は矢印202の方向に降下を開始する。
昇圧ピストン106が降下すると、弁体110の内部に設けられた昇圧室111の圧力が上昇する。このときの圧力は、昇圧ピストン106の燃料供給側の面積と昇圧室111側の面積の比率によって決まる。
図3は、昇圧ピストン106の降下によって昇圧室111の圧力が上昇した際の動作について説明するために、昇圧室111の近傍を拡大した断面図である。昇圧室111は弁体110に設けられた側孔302によって、開弁圧室303と連通している。このため、昇圧室111の圧力と開弁圧室303の圧力はほぼ等しくなっている。
弁体110の先端は段付状に径が異なることによって受圧面304を形成するようになっている。開弁圧室303の圧力が所定の圧力より高くなり、この受圧面304が燃料圧力によって受ける力がスプリング115が弁体110を付勢している力に打ち勝つと、弁体は矢印305の方向に上昇し、開弁するようになっている。弁体110が開弁することにより、昇圧された燃料が噴射される。ここで、開弁圧となる所定の圧力は、スプリング115の設定荷重によって調整することが出来る。
ここで、本実施例では昇圧室111が弁体110の内部にあり、開弁圧室303の直近に配置されていることにより、昇圧室111と開弁圧室303を繋ぐ流体通路を短くすることが出来、開弁時に圧縮する燃料量を最小限に抑えることが出来ることから、昇圧室111圧力上昇が即座に開弁圧室303の圧力を上昇させられるようになっている。また、昇圧室111と開弁圧室303を繋ぐ流体通路は、弁体110に設けた側孔302によって簡便に形成することができ、複雑な流体通路を必要とすることがない。
ここで、弁体110は背圧室103と開弁圧室303の差圧によって駆動されるが、弁体110はボディ108との間で摺動可能とするためのクリアランスがあり、開弁圧室303から背圧室103へと漏れる燃料が存在する。漏れ流量は圧縮した燃料を無駄に戻し通路に戻してしまうため、実際に噴射される燃料量を減らしてしまい、ピストンの降下による排除体積と実際の噴射量の比で表される効率を低下させてしまう。
従来技術においては、このような漏れ流量を減ずるために、逆止弁を設けることで対応する方法が開示されている。すなわち、昇圧室の圧力上昇に伴って閉じる方向に力がはたらく弁を設けることによって、燃料の漏洩を防止する技術が開示されている。しかしながら、このような逆止弁を内蔵することは、構造の複雑化や、燃料噴射装置の大型化、および高コスト化の原因となり易いという課題があった。
そこで、本発明では図4に示すように、弁体110が上昇して開状態になることに伴って、弁体110がストッパ109に衝突し、燃料の漏洩を防止するようになっている。図4−(a)は閉弁状態の弁体110の状態を示した図である。閉弁状態においては、弁体110とストッパ109の間には空隙401が生じており、ここを燃料を通過することが出来る状態になっている。しかしながら、図4−(b)に示す開弁状態においては、弁体110はストッパ109に衝突してシール部402を形成し、燃料が昇圧室111から背圧室103側へ漏洩することを防止する。シール部402は、燃料が全く生じないか、もしくは漏洩量が極めて小さくなるように、弁体110とストッパ109が接するように構成されている。
この効果によって、逆止弁を設けた場合と同様に、昇圧された燃料が無駄なく噴射されるようにすることができる。このようにストッパ109と弁体110が燃料のシール部402を形成するように構成することで、燃料噴射装置の複雑化を防ぎながら逆止弁を設けた場合と同様の効果を得ることが出来る。すなわち、本発明に依れば、逆止弁を設けることなく増圧式の燃料噴射装置を構成することが出来る。
図5は、閉弁過程にある燃料噴射装置の、弁体先端近傍を拡大した正面及び側面の断面図である。本実施例に係る燃料噴射装置は、図1に示した制御弁102が閉状態となると、背圧室103には燃料がボディ108と昇圧ピストン106のクリアランスを介して流入するため、背圧室103と燃料供給側の空間107の差圧が消滅する。このため、昇圧ピストン106の降下は停止し、スプリング114によって昇圧ピストンは上昇を開始する。
昇圧ピストン106の降下が停止すると、昇圧室111および開弁圧室303の燃料が噴射孔から噴射され、その後加圧されなくなるため、昇圧室111および開弁圧室303の圧力は低下する。開弁圧室303の圧力低下に伴い、弁体を上昇させている力が消滅し、弁体110はスプリング115による荷重によって下降し、閉弁する。
昇圧ピストン106が上昇を開始すると、昇圧室111の体積増加に伴って、燃料が昇圧室111へ流入する。弁体106は、図5のA−A断面に示したように側面に流体通路503を形成するように、平面部などが形成されており、燃料は流体通路503を通過して開弁圧室303および昇圧室111へ流入する。燃料の流入過程においては、弁体110は閉弁状態にあり、したがって図4に示したストッパ109と弁体110の間には空隙402を生じており、したがって燃料の供給が可能となる。
このような動作原理であることから、制御弁102を通過した燃料の量によって昇圧ピストンの降下量を調整することができ、したがって燃料噴射装置から噴射される燃料量を調整することが出来る。制御弁102を通過する燃料の量の調整には、制御弁102の開弁時間、すなわち制御弁102への通電時間を制御すると良い。制御弁102の開弁時間の制御による噴射量の制御方式を採ることによって、制御弁102としてオンオフ弁を用いることで所望の噴射量制御を行うことが出来る。制御弁102をオンオフ弁とすることができると、比例弁などを用いる場合と比較して簡便な構成で燃料噴射装置を構成することが出来る。
上記のように弁体110の内部に空洞部分を有し、該空洞部分に昇圧ピストン106が挿入されることによって昇圧室111が弁体110の内部に形成されることにより、燃料を作動油として供給圧力よりも高い燃料圧力で燃料を噴射する燃料噴射弁を簡便に構成することが出来る。また、弁体110がストッパ109との衝突部分でシール部402を形成することにより、効率よく圧力を上昇させた燃料噴射を可能にする。
本発明に係る第二の実施例は、図6に示されるように、第一の実施例における弁体が、パイプ601とボール603とによって構成された例である。パイプ601とボール603は、溶接などによって固定されている。また、パイプ601は、開弁圧室602を形成するために径が異なる段部を有している。このように、弁体をパイプ601とボール603の組み合わせによって構成することで、より、実施例1にしめした場合と比較して製造が容易になるという利点がある。
また、精度の高いボールは、棒状物体に球面を形成する場合と比較して製造が容易であり、精度を高め易いことから、閉弁状態における燃料の漏洩を防止し易くなる。
なお、燃料噴射装置の先端は、図6に示したようにボディ606と別体のノズル部材604として形成されていてもよい。もちろん、第一の実施例と同様であっても良いし、第一の実施例に本実施例のノズル部材604を適用しても良い。このように、ボディ606とノズル部材604を別体とすることで、より製造が容易になる。また、ノズル部材に噴射孔605を所望の噴霧が得られるように形成することで、自由度の高い噴霧を得られるように設計することが出来る。
以上のように、第二の実施例によれば、より容易に本発明に係る燃料噴射装置を製造できるようになる。
図7は、本発明に係る燃料噴射装置を筒内直接噴射式の内燃機関に搭載した例を示す、内燃機関の断面図である。本発明に係る燃料噴射装置703は、内燃機関のシリンダヘッドの吸気弁701側に取り付けられており、内燃機関の筒内に直接燃料を噴射するようになっている。燃料噴射装置703へは、燃料配管705を介して燃料が供給され、燃料タンクへ連なる戻り配管706と制御弁704が接続されている。
従来技術では、高圧の燃料配管と燃料を高圧にするための燃料ポンプと、高圧での燃料噴射を行う燃料噴射弁を取り付けることによって筒内直噴式内燃機関を実現する方法が一般に知られている。筒内直接噴射エンジンでは、筒内の熱を噴射した燃料が奪うことによって異常燃焼(ノッキング)を防止できるため、比較的圧縮比の高い内燃機関を設計することが出来、その結果として低燃費の内燃機関を作ることが出来る。しかしながら、高圧燃料ポンプ及び高圧燃料配管を用いる必要があるために、コストの上昇を抑えることが難しかった。
本実施例の燃料噴射装置703を用いることにより、燃料配管705にはゴムホースなどを用いることができるようになり、また高圧燃料ポンプを用いる必要がなくなるため、低コストで筒内直噴式の内燃機関を実現することが出来る。
また、一般に筒内直噴式の内燃機関では、噴射から点火までの機関が短いために、十分に燃料を気化させることが難しく、内燃機関の始動時に未年燃料成分を排出してしまい易い。特に、内燃機関の始動時には高圧配管内の燃料圧力が十分でないタイミングで噴射を開始する必要があることから、始動時の燃料の粒径が粗大になりやすく、気化促進が難しい。
ここで、本実施例の燃料噴射装置703を用いた場合には、高圧燃料配管の圧力を上昇させるための時間を要しないことから、始動時の初回噴射時から十分に高い圧力で燃料を噴射することが出来る。この結果、内燃機関の始動時における燃料の気化を促進することができ、したがって未年燃料成分の排出量を抑えた筒内直接噴射式内燃機関の提供が可能になる。
図8は、本発明に係る燃料噴射装置を内燃機関の吸気ポートに搭載した場合の例を示す内燃機関の断面図である。燃料噴射装置801の燃料供給側には燃料配管802が接続され、制御弁804には戻り配管803が接続されている。
このように、増圧器を有する燃料噴射装置801を吸気ポート805に取り付けることにより、吸気ポート内により微粒化した燃料を供給することが出来るようになる。微粒化した燃料を供給することで、燃料が吸気ポートの壁面へ到達する前に蒸発する量が増加するため、吸気ポート壁面への燃料付着を減らすことができる。したがって、燃料が蒸発して混合気を形成する際には吸気ポート壁面から奪う気化潜熱が減り、燃料は主として吸気する空気から熱を奪って気化する。この結果、内燃機関が吸気する混合気の密度が高まり、吸気効率を高めることが出来るため、内燃機関の出力を向上することが出来る。また、燃料によって冷やされた空気を吸入することから、燃焼温度も低く抑えることが出来るようになり、通常のポート噴射式内燃機関と比較してノッキングを抑制し易くなる。この結果、高圧縮比のエンジンを設計しやすくなり、したがって低燃費の内燃機関を供給することが出来るようになる。
本発明に係る増圧器を有する燃料噴射装置を吸気ポートに搭載すると、特に内燃機関の高出力化に有利である。増圧器を有する燃料噴射装置では、供給される燃料圧力と噴射する燃料圧力の比を大きく取ると、噴射量を大きくし難くなるが、ポート噴射式に用いる場合には圧力の比を1.5〜4倍程度に抑えても十分な効果を得ることが出来る。これは、一般の内燃機関で用いられている0.2乃至0.5MPaの燃料圧力の範囲では、燃料の粒径が燃料圧力に強く依存しているためである。特に燃料圧力2MPa以下では燃料圧力によって粒径が大きく変化するため、増圧器による圧力の上昇を1.5〜4倍程度に抑えても十分に微粒化の効果を得ることが出来る。この結果、大きい噴射量を必要とする高出力エンジンにも対応することが可能となる。
図9は、本発明に係る燃料噴射装置によって筒内に直接燃料を噴射するように内燃機関に搭載し、吸気ポートに一般的な燃料噴射弁を搭載した場合の例を示す内燃機関の断面図である。
図9に示すように、燃料噴射装置901の燃料供給側配管903と一般的な燃料噴射弁902は、それぞれ燃料ポンプ905に接続されている。燃料噴射装置901は増圧器を備えており、増圧されて高圧となった燃料を燃料室内に直接噴射し、一般的な燃料噴射弁902は燃料供給配管の圧力で燃料を吸気管に噴射する。燃料ポンプ905が吐出する圧力は、燃料配管として低圧用の配管を用いることができるように、1MPa以下に設定されているとよい。燃料ポンプ905の吐出圧力が1MPa以上であっても本発明の効果を得ることが出来るが、燃料ポンプ905の吐出圧力が1MPa以下であると、燃料ポンプ905を燃料タンク904の内部に設置するタイプのものを用いることができ、システムをより簡素化できる。
このように燃料噴射弁を各気筒に複数配置した構成は、特に高出力と低燃費を両立させようとする場合に有効である。本発明に係る増圧器を有する燃料噴射装置901を筒内直接噴射用に用いることによって、高圧の燃料を筒内に噴射することができ、筒内の温度を低下させることが出来るため、耐ノック性が向上する。また、吸気を冷やす効果があることから、吸気効率が向上し、出力を向上させることが出来る。
ここで、燃焼室内に直接噴射する燃料噴射装置901からの噴射圧を高圧に増圧した場合には、燃料噴射装置901からの噴射量を大きくすることが難しい場合がある。そこで、不足する燃料を一般的な燃料噴射弁902から吸気管に噴射される燃料によって補うことで、高出力化に対応することが出来るようになる。
また、このように燃料噴射装置を吸気ポートと筒内の双方に設けた場合には、増圧式の燃料噴射装置のみを用いる場合と比較して燃料ポンプの負荷を減らすことが出来る。増圧式の燃料噴射装置を用いた場合には燃料ポンプからの燃料流量を昇圧のために多く供給する必要がある。しかしながら、吸気ポート設けた燃料噴射弁902を用いることによって増圧式燃料噴射弁による噴射燃料を最小限に抑えることができる。この結果として、燃料ポンプの吐出流量を著しく大ききすることなく、増圧式の燃料噴射弁を高出力の内燃機関に用いることが出来るようになる。
上記のように、燃料噴射装置を吸気ポートと筒内の双方に設けることによって、高圧燃料配管を用いずに筒内直接噴射のメリットを享受することができ、なおかつ高出力時に必要な燃料流量を吸気ポートに設けた燃料噴射弁によって供給することが出来るようになる。
本発明に係る燃料噴射装置の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置の動作を説明する断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置の開弁動作を説明するための弁体近傍を拡大した断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置の開弁動作を説明するためのストッパ近傍を拡大した断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置の閉弁動作を説明するための弁体近傍を拡大した断面図である。 本発明の第二実施例に係る燃料噴射装置の実施形態を示す、弁体近傍の拡大断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置を搭載した内燃機関の断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置を搭載した内燃機関の断面図である。 本発明に係る燃料噴射装置を搭載した内燃機関の断面図である。
符号の説明
101 燃料入口通路
102,704,804 制御弁
103 背圧室
104 排出側燃料通路
105 ケーシング
106 昇圧ピストン
106a 第1の受圧面
106b 増圧用ピストン部
106c 第2の受圧面
106d 駆動軸方向
107 燃料供給側の空間
108,606 ボディ
109 ストッパ
110 弁体
111 昇圧室
112,402 シート部
113 燃料噴射孔
114乃至115 スプリング
116 通路部材
117 燃料通路孔の側壁
201 圧力を示す矢印
202乃至203,301,305,501乃至502 矢印
302 側孔
303,602 開弁圧室
304 受圧面
401 空隙
503 燃料通路
601 パイプ
603 ボール
604 ノズル部材
605 噴射孔
701 吸気弁
702 排気弁
703,801,901 増圧器付き燃料噴射装置
705,802,903 燃料供給配管
706,803 燃料リターン配管
805 吸気ポート
902 燃料噴射弁

Claims (7)

  1. 燃料を噴射する燃料噴射孔と、互いに当接することによって燃料通路を閉じ離れることによって燃料通路を開く弁体及び弁座と、燃料を供給する燃料供給路に供給された圧力よりも高い圧力で燃料が前記弁座と前記弁体との間を通過して噴射するように燃料を増圧する増圧機構とを備えた燃料噴射弁において、
    前記増圧機構は、ピストン状の部材と、前記燃料供給路に連通した第1の燃料室と、燃料を昇圧する昇圧室とを備え、
    前記昇圧室は、前記弁座と前記弁体との間の燃料通路を介して前記燃料噴射孔に連通するように、前記弁体の内部に構成され、
    前記ピストン状の部材は、前記弁体に対して相対変位可能に設けられると共に、駆動軸方向の一方の端部に前記第1の燃料室内に面して前記駆動軸方向の圧力を受ける第1の受圧面と、前記駆動軸方向の他方の端部に前記第1の受圧面よりも小さい面積で前記昇圧室内に面して前記昇圧室の容積を変化させる増圧用ピストン部とを備えたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記増圧機構は、前記燃料供給路よりも低い圧力の配管に接続される制御弁と、前記制御弁に連通した第2の燃料室とを備え、
    前記ピストン状の部材は前記第2の燃料室に面して前記駆動軸方向の圧力を受ける第2の受圧面を備え、
    前記ピストン状の部材は前記第1の受圧面と前記第2の受圧面との差圧によって駆動され、前記増圧用ピストン部が前記昇圧室の容積を変化させることによって燃料を増圧することを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記制御弁が前記第2の燃料室を前記燃料供給路よりも低い圧力の前記配管に連通させることにより、前記昇圧室の容積が減少する向きに前記ピストン状の部材が駆動されることを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    燃料を前記昇圧室に導入する燃料通路を前記弁体の外周部に備えると共に、前記弁体のリフト量を制限するストッパ部材を備え、前記弁体が開弁した状態において前記ストッパ部材と前記弁体との間で前記燃料通路の燃料の流れを防止するように構成されたことを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項2に記載の燃料噴射装置において、
    燃料の噴射量が前記制御弁の開弁時間によって制御されることを特徴とする燃料噴射装置。
  6. 請求項1に記載の燃料噴射弁を前記燃料噴射孔が内燃機関の筒内に面するように設置し、前記燃料噴射弁への燃料の供給圧力を1MPa以下としたことを特徴とする内燃機関。
  7. 請求項6に記載の内燃機関において、
    前記内燃機関の吸気ポートに別の燃料噴射弁が備えたことを特徴とする内燃機関。
JP2008015753A 2008-01-28 2008-01-28 燃料噴射弁及び内燃機関 Expired - Fee Related JP4734351B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008015753A JP4734351B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 燃料噴射弁及び内燃機関
US12/360,515 US20090188990A1 (en) 2008-01-28 2009-01-27 Fuel injector and internal combustion engine
EP09001195A EP2083166A3 (en) 2008-01-28 2009-01-28 Fuel injector and internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008015753A JP4734351B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 燃料噴射弁及び内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009174481A JP2009174481A (ja) 2009-08-06
JP4734351B2 true JP4734351B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=40613013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008015753A Expired - Fee Related JP4734351B2 (ja) 2008-01-28 2008-01-28 燃料噴射弁及び内燃機関

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090188990A1 (ja)
EP (1) EP2083166A3 (ja)
JP (1) JP4734351B2 (ja)

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5894992A (en) * 1995-03-31 1999-04-20 Cummins Engine Company, Inc. Hydraulically actuated fuel injector with injection rate shaping pressure intensifier
JP3663991B2 (ja) * 1999-09-02 2005-06-22 日産自動車株式会社 内燃機関の混合気噴射インジェクター
US6270024B1 (en) * 2000-01-12 2001-08-07 Woodward Governor Company Hydraulically actuated fuel injector cartridge and system for high pressure gaseous fuel injection
JP4062844B2 (ja) * 2000-02-03 2008-03-19 株式会社豊田自動織機 燃料噴射装置
DE10063545C1 (de) 2000-12-20 2002-08-01 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzeinrichtung
US6663014B1 (en) * 2002-06-28 2003-12-16 Caterpillar Inc Method and system of intensifier piston control
US7007860B2 (en) * 2002-08-30 2006-03-07 Caterpillar Inc. Plunger cavity pressure control for a hydraulically-actuated fuel injector
DE10249840A1 (de) * 2002-10-25 2004-05-13 Robert Bosch Gmbh Kraftstoff-Einspritzeinrichtung für Brennkraftmaschine
DE10250722A1 (de) * 2002-10-31 2004-05-13 Robert Bosch Gmbh Ventil zum Steuern von Flüssigkeiten mit einer Druckmittelzuführung
DE10315820A1 (de) * 2002-11-11 2004-05-27 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
ITBO20020778A1 (it) * 2002-12-12 2004-06-13 Magneti Marelli Powertrain Spa Iniettore elettromagnetico di carburante per un motore
FR2854664B1 (fr) * 2003-05-09 2006-06-30 Renault Sa Dispositif d'injection de fluide
DE10334771A1 (de) * 2003-07-30 2005-02-24 Robert Bosch Gmbh Schaltventil mit Druckausgleich für einen Kraftstoffinjektor mit Druckverstärker
JP2005248803A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射装置
JP4196869B2 (ja) * 2004-03-31 2008-12-17 三菱ふそうトラック・バス株式会社 燃料噴射装置
WO2006084085A1 (en) * 2005-02-04 2006-08-10 Ismailov Murad M Liquid spray system and nozzle with improved spray generation

Also Published As

Publication number Publication date
EP2083166A2 (en) 2009-07-29
US20090188990A1 (en) 2009-07-30
EP2083166A3 (en) 2010-11-10
JP2009174481A (ja) 2009-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6601566B2 (en) Fuel injector with directly controlled dual concentric check and engine using same
US7574995B2 (en) Fuel injection system
JP2006207384A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JPH0849621A (ja) 内燃機関用噴射機構
US7188782B2 (en) Fuel injector provided with a servo leakage free valve
JP2010261451A (ja) 燃料送出システム
JP3832401B2 (ja) 燃料噴射装置
US20070079807A1 (en) Fuel injection apparatus having fuel supplier for displacement amplifying chamber
JP2000073905A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP4734351B2 (ja) 燃料噴射弁及び内燃機関
JPH11257182A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
WO2005066485A1 (en) Fuel injector with piezoelectric actuator and method of use
JP5000834B2 (ja) 車両エンジン用のコモンレール式ガソリン燃料噴射装置
JP2010196687A (ja) 高圧ポンプ
JP3452850B2 (ja) 内燃機関用噴射弁
JP4550991B2 (ja) 燃料・水噴射内燃機関
JP2008163772A (ja) 燃料制御弁
JP2008175155A (ja) インジェクタ
JP4239945B2 (ja) 燃料噴射弁
JP2008151077A (ja) 燃料噴射装置
JP5839206B2 (ja) 内燃機関およびそのための含水燃料エマルジョン生成・噴射ポンプ
JP2002332933A (ja) 燃料噴射装置
JP4211727B2 (ja) 燃料噴射弁
JPH0571790B2 (ja)
JP5335608B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees