JP4732413B2 - 動画編集装置、動画編集システム、及び動画編集方法 - Google Patents

動画編集装置、動画編集システム、及び動画編集方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画編集装置、動画編集システム、及び動画編集方法に係り、特にフレーム画像を単画面又は2画面で表示し、所望の編集フレーム位置を短時間で特定できる動画編集装置、動画編集システム、及び動画編集方法に関する。
ビデオ装置、DVD、ビデオカメラ、テレビ内蔵ハードディスク装置等に録画した動画データをユーザの好みに合わせて編集することが従来から行われている。この場合、不要な映像部分を削除したり、必要なシーンを抽出することなどが行われるが、これら削除、抽出などを行うときの開始点に位置する開始点フレーム、終了点に位置する終了点フレームを検出することが必要になる。
動画の編集において上記開始点フレーム、終了点フレームなどの所望するフレームを特定する従来技術として、例えば、特開昭59−135680号公報(特許文献1)には、映画のフィルム状にフレームを並べ、インデックス画面/サムネイル画面から所望フレームを特定するビデオ編集方法が開示されている。また、特開2006−129523号公報(特許文献2)には、複数の画像位置PT1、PT2、PT3などの選択指示を受け付け、指示された複数の画像位置の中から注目する画像位置(例えばPT2)をリモコンなどを通じて受け付けて、注目する画像位置(例えばPT2)のフレーム画像SG2と、その前後のフレームの画像(PT2−1、PT2−2、PT2+1、PT2+2)とを表示して、目的とするフレーム画像を迅速に探し出して特定できるようにしている。
特開昭59−135680号公報 特開2006−129523号公報
ところで、上記従来技術においては、編集される動画の複数のフレームを、リアルタイムに画面上に表示するため、多くのメモリ容量が必要になり、CPUには動画を高速に処理する処理能力が要求される。したがって、動画編集装置を小型化するための障害になり、また、CPUや制御回路を高速処理に耐えるものにする必要があり、また、価格的にも高価になるなど問題があった。また、従来の動画編集は、所望のフレーム近くで一時停止し、それ以降をコマ送り等で1フレームずつ操作して探す方法以外になく、例えば、30フレーム/1秒の動画を編集するとき、1秒離れた点の所望フレームを探し出すまでに最低でも30回以上の操作が必要で、編集に多くの時間が掛かっていた。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、編集される動画の複数のフレームを単画面あるいは多くても2画面以内の表示で動画編集処理することができ、しかも目的とするフレーム画像を従来より迅速に探し出すことができる動画編集装置、及び動画編集方法を提供することにある。
本発明の動画編集装置は、録画された動画を編集する動画編集装置において、複数のフレームで構成される動画を記憶する記憶手段と、前記動画編集装置を操作する操作手段とを備え、前記動画編集装置が、前記操作手段の操作によりフレーム送り又はフレーム戻しが指示される毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減してフレーム移動しフレームを特定する処理を含む絞込み制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記操作手段が、前記絞込み制御を開始させる操作ボタンを備えていることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記操作手段が、リモートコントローラであることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記操作手段が、当該動画編集装置と一体に備えられた操作ボタンであることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記記憶手段に記憶された動画データから前記絞込み制御で特定されるフレームの映像データをモニタ装置に出力することを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、当該動画編集装置の外部に前記モニタ装置が接続されることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、当該動画編集装置と一体に前記モニタ装置が備えられたことを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記記憶手段に記憶された動画の1フレーム分の静止画データを前記モニタ装置に出力する静止画出力手段を備え、前記静止画出力手段が、フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画データを前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記静止画出力手段から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレームの静止画を単画面で表示させることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記記憶手段に記憶された動画の隣り合う2フレーム分の静止画データを前記モニタ装置に出力する静止画出力手段を備え、前記静止画出力手段が、フレーム送り又はフレーム戻しのフレーム移動操作毎に特定される1フレームと、前記特定した1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームを静止画データとして前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記静止画データに基づき前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示させることを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記制御手段が、前記絞込み制御の開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、前記ステップサイズを半減してフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の動画編集装置は、前記制御手段が、前記絞込み制御の開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム移動処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻しの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、前記ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の動画編集システムは、録画された動画を編集する動画編集システムにおいて、複数のフレームで構成される動画を編集する動画編集装置と、前記動画編集装置に録画された動画のデータから再生された映像を表示するモニタ装置と、前記動画編集装置を操作する操作手段とを備え、前記動画編集装置が、前記操作手段の操作によりフレーム送り又はフレーム戻しが指示される毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減してフレーム移動しフレームを特定する処理を含む絞込み制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の動画編集システムは、前記動画編集装置が、フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画データを前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記動画編集装置から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレームの静止画を単画面で表示することを特徴とする。
また、本発明の動画編集システムは、前記動画編集装置が、フレーム送り又はフレーム戻しのフレーム移動操作毎に特定される1フレームと、前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームを静止画データとして前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記動画編集装置から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示することを特徴とする。
また、本発明の動画編集システムは、前記動画編集装置が、絞込み制御モード開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、ステップサイズを半減する前記ステップサイズ半減制御を実行することを特徴とする。
また、本発明の動画編集システムは、前記動画編集装置が、絞込み制御モード開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム移動処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻しの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の動画編集方法は、録画された動画を編集する動画編集方法において、複数のフレームで構成される動画を録画する録画工程と、リモートコントローラから前記録画された動画の所定フレームを特定する絞込み制御が指示された後、フレーム送り又はフレーム戻しの操作を行う毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減する工程を含む処理を実行する絞込み制御工程と、前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作を行う毎に特定したフレームの静止画映像を表示させる静止画映像表示工程を備えたことを特徴とする。
また、本発明の動画編集方法は、前記静止画映像表示工程が、前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画を単画面で表示させることを特徴とする。
また、本発明の動画編集方法は、前記静止画映像表示工程が、前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームと、該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示させることを特徴とする。
また、本発明の動画編集方法は、前記絞込み制御工程が、前記絞込み制御工程の開始時点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻りする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、ステップサイズを半減する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の動画編集方法は、前記絞込み制御工程が、前記絞込み制御工程の開始時点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻りする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、編集される動画の複数のフレームを単画面、或いは2画面の表示で動画編集処理することができ、目的とするフレーム画像を従来より迅速に探し出すことができる動画編集装置、動画編集システム、及び動画編集方法を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明を実施するための実施の形態を示したものである。本実施の形態は、動画録画/編集装置1、リモートコントローラ(以下リモコンという)2、モニタ装置3などを備えている。編集目的の動画、及び本発明を実施するためのプログラムは動画録画/編集装置1に備わる記憶手段に記憶されているものとする。
図1に示された本実施の形態では、動画録画/編集装置1としてビデオ装置、モニタ装置3としてテレビ受信機を使用した例を示しているが、これに限らず、動画録画/編集装置1としてはDVD、ビデオカメラ、テレビ受信機に内蔵されたハードディスク装置などを使用でき、また、モニタ装置3としてはパーソナルコンピュータの表示装置、モニタ専用の表示装置などを使用できる。
2は本実施の形態で動画編集のために使用されるリモートコントローラ(以下リモコンという)を示している。リモコン2は、ビデオ装置やテレビ受信機で通常使用されている赤外線リモコンとして、リモコン信号受光部4を通して操作データの送受信を行うことができるが、赤外線を利用したものに限定されることは無く、電波を利用したものや直接信号ケーブルで接続したものであっても良い。なお、本実施の形態では動画録画/編集装置1の操作装置としてリモコンを使った例を挙げるが、操作装置としてはリモコンでなく、動画録画/編集装置1に直接設けられた操作ボタンなどであっても良い。
また、動画録画/編集装置1は、単独で音声信号と映像信号を受信して録画(録音含む)し、再生する機能を備えている。また、モニタ装置3がテレビ受信機である場合には、このテレビ受信機で受信された映像信号、音声信号を接続ケーブル5を介して動画録画/編集装置1に入力し録画(録音含む)することができる。また、動画録画/編集装置1に記憶された映像信号、音声信号は、接続ケーブル5を介してモニタ装置3に出力し映像や音声をモニタすることができる。動画録画/編集装置1、モニタ装置3には、通常、映像信号、音声信号の出力端子、入力端子が備えられているので、接続ケーブル5はこれら映像信号、音声信号の出力端子、入力端子に接続して使用することができる。
動画録画/編集装置1、モニタ装置3は、本発明に関係する部分以外は従来から使用されている機能を使用でき、これら機能についての周知な部分についての詳細説明は省略することとする。
図2は、図1のリモコン2を拡大して示したもので、リモコン2には操作ボタンとして「絞込み制御モード」ボタン20、「決定」ボタン21、「取消」ボタン22、「フレーム送り」ボタン23、「フレーム戻し」ボタン24が備わっている。このように本実施の形態では、絞込み制御モードに入る操作ボタンとして「絞込み制御モード」ボタン20のみ新規に追加し、それ以外の制御時に使用する「決定」ボタン21、「取消」ボタン22、「フレーム送り」ボタン23、「フレーム戻し」ボタン24を通常再生時の操作ボタン「決定」、「取消」、「コマ送り/スロー送り」、「コマ戻し/スロー戻し」などを本発明を実施するための操作ボタンとして切り替えて利用すると、余分にリモコンのボタンを増やさずに済むようになる。即ち、通常再生時の操作ボタン「決定」ボタンを本実施の形態の「決定」ボタン21、通常再生時の操作ボタン「取消」ボタンを本実施の形態の「取消」ボタン22、通常再生時の操作ボタン「コマ送り/スロー送り」ボタンを本実施の形態の「フレーム送り」ボタン23、通常再生時の操作ボタン「コマ戻し/スロー戻し」ボタンを本実施の形態の「フレーム戻し」ボタン24として利用すると良い。25は「電源ON/OFF」ボタン、26は赤外線信号用発光ダイオードを示している。なお、図2において本実施の形態の説明に必要の無いその他の操作ボタンは図示を省略している。
図3は本実施の形態の動画編集装置の概略構成を示した図である。図に示すように、リモコン2からの信号が、リモコン信号受光部4を介して動画録画/編集装置1に受信される。また、動画録画/編集装置1には表示装置3がインターフェース34を介して接続される。動画録画/編集装置1は内部バス35にCPU30、RAM31、ROM32、映像/音声記録用メモリ33が接続されている。RAM31はRandom Access Memoryであり、CPU30の処理時の作業用メモリとして使用される。また、ROM32はRead Only Memoryで、本発明を実施するためのプログラムが記憶されており、CPU30はこのプログラムにより各処理を実行する。ROM32はフラッシュメモリなどの書替可能メモリを使用することも想定される。映像/音声記録用メモリ33にはテレビ番組を録画した映像/音声データや、その他各種の映像/音声データが記憶される。
次に、まず、本発明による実施の形態の概要を説明する。本実施の形態では次のような特徴を有している。
1.従来から動画編集時に通常用いている再生/一時停止/早送り/巻き戻し/コマ(フレーム)送り/コマ(フレーム)戻し/決定/取消などの操作ボタンの他に絞込み制御モードに入るための操作ボタンを設けている。
2.絞込み制御用のステップサイズ(一回のコマ送り/コマ戻しで送られる又は戻されるコマ数(フレーム数)の初期値)を設定する。
3.検索したい所望のフレームの近くでフレームの特定を行うモード(絞込み制御モード)に入る。
4.絞込み制御モードに入ってからは一時停止の状態に入り、ステップサイズ単位でのフレーム送り/フレーム戻しの操作になる。
5.絞込み制御モードに入ってから最初にフレーム送り(フレーム戻し)の向きを切り替えて(すなわち、フレーム送りからフレーム戻しに、もしくはフレーム戻しからフレーム送りに切り替えて)以降、フレーム移動の操作を行う毎にステップサイズを半減する制御(ステップサイズ半減制御)を行う。これは、最初にフレーム送り(フレーム戻し)の向きを切り替えたときに所望のフレームを通過した(跨いだ)と判断されるためである。
6.これ以降、所望フレームに近づく向きに操作を続け、途中で所望フレームが見出せなくて最終的にステップサイズが1フレームになるときには、結果的に所望フレームかその前後のフレームに絞込みが終了していることになり、所望フレームの特定が行える(ステップサイズの最小値は1フレーム)。
7.上記6にて所望フレームが特定されたので、「決定」ボタンを押して編集作業を終了する。
図4は本発明による実施の形態の動作の概要を説明するための図である。
ここでは、番組間のコマーシャル(以下CMとする)を削除する編集作業を例に取り上げて説明する。図4において41は映像内容を示し、通常の視聴状態のとき時間的に左から右(番組Aから番組B方向)に流れる。
まず、図4に示したように、番組Aと番組Bの間に複数のCMが存在するとして、これらCMをCMA、CMB、CMC、CMDとする。ここでは番組Aと番組Bの間にあるCMA、CMB、CMC、CMDを削除することを考える。
また、映像信号は30フレーム/1秒の速度で再生されるものとする。上記CMA、CMB、CMC、CMDは各15秒間だけ再生されるものと仮定し、それぞれ450フレームを有しているものとする。
また、本実施の形態の動画編集における絞込み制御モードを開始する前に、ステップサイズ半減制御を行うときの最初のステップサイズが予め設定されているものとする。
図5は動画編集の概略フローを示したものである。
動画編集(ここではCM削除の例を説明するが、本発明はこれに限らずフレーム移動編集時などのフレーム特定に利用できる)を行うためには、削除開始点フレームと削除終了点フレームを抽出する必要がある。図5のステップC1は削除開始点フレームを抽出するルーチン、ステップC2は削除終了点フレームを抽出するルーチンを示しているが、削除開始点フレームあるいは削除終了点フレームは、本実施の形態の絞込み制御モードを実行することによりそれぞれ同様に抽出することができるので、ここでの説明は、削除開始点フレームはステップC1で既に抽出済みであり、次にステップC2で削除終了点フレームを抽出する場合について説明する。
今の場合、削除開始点フレームは番組Aの後に開始されるCMAの最初のフレームであるとし、このフレームは抽出済みであるとする。また、削除終了点フレームは番組Bの前のCMDの最後のフレームであるとし、このフレームが削除終了の目標フレームとなる。削除開始点フレームと削除終了点フレームが抽出されたら、ステップC3において削除開始点フレームから削除終了点フレームまでのフレームが削除され、動画編集を終了する。
図4を参照して説明を続けると、まず、絞込み制御モードを開始するために、削除開始点フレームと削除終了点フレームの間にあるCMA、CMB、CMC、CMDの任意のフレームを絞込み制御モードの開始フレームに設定する。図4の例ではCMBの任意のフレームが絞込み制御モードの開始フレームに設定されたものとしている。
以上のように設定された本実施の形態の動画編集は、図4に示すように、CMAの最初のフレームが編集開始フレーム、CMDの最終フレームが編集終了目標フレーム、CMBの中間の任意のフレームが絞込み制御モードの開始時の点となる。
絞込み制御モードの動作は次のように進行する。
ステップA1;
CMBの中間の任意のフレームを絞込み制御モードの開始時のポイントとして絞込み制御モードを開始すると、映像は一時停止の状態となる。
ステップA2;
CMB中のため、「フレーム送り」ボタンが押下され、450フレーム先に進む。この450フレームは、絞込み制御モードの開始前に予め設定されたステップサイズである。
ステップA3;
上記ステップA2の動作で進んだ先はCMCのため、更に「フレーム送り」ボタンが押下され、450フレーム先に進む。
ステップA4;
上記ステップA3の動作で進んだ先はCMDのため、更に「フレーム送り」ボタンが押下され、450フレーム先に進む。
ステップA5;
上記ステップA4の動作で進んだ先は番組Bのため、「フレーム戻り」ボタンが押下され、256フレーム後に戻る。この「フレーム戻り」ボタンが押下された時点からステップサイズ半減制御が開始される。
このステップサイズ半減制御におけるステップサイズは次の(イ)(ロ)ように決定される。
(イ) ステップサイズ半減制御における最初のステップサイズは、
ステップサイズ設定値/2≦2<ステップサイズ設定値・・・・・(数式1)
を満たす2の値とする。但しnは0又は正の整数とする。したがって、今の場合、ステップサイズ設定値=450フレームなので2=256フレームに決定される。
(ロ) ステップサイズ半減制御における2番目以降のステップサイズは、前のステップを半減(1/2倍)とする。
上記(イ)のように、ステップサイズは、ステップサイズ半減制御において順次半減させていくことを考えると、2、即ち2の倍数とした方が割り切れて都合が良い。
ステップサイズ半減制御の動作を図4を拡大した図6を参照して説明する。
図6は図4のステップサイズ半減制御におけるステップA5に続くステップA6からステップA13の動作を示している。
ステップA6;
上記ステップA5の動作で戻った先は番組Bのため、更に「フレーム戻り」ボタンが押下され、256フレーム/2=128フレーム後に戻る。
ステップA7;
上記ステップA6の動作で戻った先はCMDのため、「フレーム送り」ボタンが押下され、128フレーム/2=64フレーム先に進む。
ステップA8;
上記ステップA7の動作で進んだ先はCMDのため、更に「フレーム送り」ボタンが押下され、64フレーム/2=32フレーム先に進む。
ステップA9;
上記ステップA8の動作で進んだ先はCMDのため、更に「フレーム送り」ボタンが押下され、32フレーム/2=16フレーム先に進む。
ステップA10;
上記ステップA9の動作で進んだ先はCMDのため、更に「フレーム送り」ボタンが押下され、16フレーム/2=8フレーム先に進む。
ステップA11;
上記ステップA10の動作で進んだ先は番組Bのため、「フレーム戻り」ボタンが押下され、8フレーム/2=4フレーム後に戻る。
ステップA12;
上記ステップA11の動作で戻った先は番組Bのため、更に「フレーム戻り」ボタンが押下され、4フレーム/2=2フレーム後に戻る。
ステップA13;
上記ステップA12の動作で戻った先は番組Bのため、更に「フレーム戻り」ボタンが押下され、2フレーム/2=1フレーム後に戻る。1フレーム後に戻った先はCMDである。
上記ステップA13の動作で戻った先がCMDで、このようにステップサイズが1フレームで番組BからCMDに切り替わったため、目標フレームに到達したと判断する。
ステップA14;
「決定」ボタンを押下して編集終了目標フレームを指定し、絞込み制御モードを抜ける。
更に、他の例で本実施の形態におけるステップサイズ半減制御の動作を図7、図8を参照して説明する。先に図4、図6で説明した例は、ステップサイズ半減制御においてステップサイズが1フレームになった後移動したフレームが所望フレームである例であったが、この例は、ステップサイズ半減制御においてステップサイズが1フレームになった後移動したフレームが所望フレームの隣である例である。図7は、既にステップサイズ半減制御に入っており、ステップB1がステップサイズ=16、ステップB2がステップサイズ=8、ステップB3がステップサイズ=4、ステップB4がステップサイズ=2、ステップB5がステップサイズ=1、ステップB6がステップサイズ=1となる場合を示している。
ステップB1;
ステップB1の移動元はCMD中のため(図8(a)参照)、「フレーム送り」ボタンが押下され、16フレーム先に進む。
ステップB2;
上記ステップB1の動作で進んだ先は番組B(図8(b)参照)のため、「フレーム戻り」ボタンが押下され、16フレーム/2=8フレーム後に戻る。
ステップB3;
上記ステップB2の動作で戻った先は番組B(図8(c)参照)のため、更に「フレーム戻り」ボタンが押下され、8フレーム/2=4フレーム後に戻る。
ステップB4;
上記ステップB3の動作で戻った先はCMD(図8(d)参照)のため、「フレーム送り」ボタンが押下され、4フレーム/2=2フレーム先に進む。
ステップB5;
上記ステップB4の動作で進んだ先は番組B(図8(e)参照)のため、「フレーム戻り」ボタンが押下され、2フレーム/2=1フレーム後に戻る。
ステップB6;
上記ステップB5の動作で進んだ先は番組B(図8(f)参照)のため、更に「フレーム戻り」ボタンが押下される。このとき上記数式1によるステップサイズの演算値は1より小さくなることはなく、1フレームだけ後に戻る。このときの画面は図8(g)に示すものとなるが、この画面は図8(d)と同じものである。
この例のように、ステップサイズ=2で移動した先が番組からCM、或いはCMから番組に切り替わる場合は、ステップサイズ半減制御により次のステップサイズが1フレームになるので、ステップサイズ=1での1ステップ目或いは2ステップ目で、番組からCM、またはCMから番組に必ず切り替わることになる(ステップサイズ=1で2回戻ると必ずステップサイズ=2で移動したときの移動元のフレームに戻る)。すなわち、絞込み制御モードに入り、画面がCM中ならば「フレーム送り」、番組中ならば「フレーム戻し」の操作を行い、表示されている画面を見ながらCMから番組に切り替わるCMの最終フレームを選択する状況を考えると、現在のステップサイズが1になった後移動した先が所望のフレーム、もしくはCMと番組の境界を挟んだ隣のフレームとなる。隣の場合は最後にもう一度ステップサイズ1の「フレーム戻し」或いは「フレーム送り」を行って所望のフレームとなる(ステップサイズは1以降小さくならない)。
<他の画面表示の例>
上の例では実際にはステップB3の操作後の時点で既に所望のフレームに達しているが、単画面での編集ではその判断ができない。そこで、図9に示すような1フレーム先の画面も並べて表示するような編集画面であれば、絞込み操作の途中でも所望フレームであることがわかる。即ち、左右の2つの画面が番組とCMを同時に表示した場合は、このときに表示されたCMの画面が編集終了目標フレームである。この場合、単画面での編集より更に少ない手数で編集作業を終えることができる。
次に、図10のフローチャートに従って本実施の形態の動作を説明する。なお、このフローチャートに従って実行するためのプログラムは、動画録画/編集装置1に備わる記憶手段ROM13に記憶され、動画録画/編集装置1に備わるCPU30を含むマイコンにより実行される。編集中、動画の1フレームが指定され、静止画としてモニタ装置3に表示される。ユーザはモニタ装置3に表示された映像内容を確認し、「フレーム送り」ボタン23、「フレーム戻し」ボタン24、「取消」ボタン22などを操作しながら所望のフレームを探し当て、所望のフレームに辿り着いたら「決定」ボタン21を押下して所望のフレームを登録し、編集作業を終了することになる。
まず、絞込み制御モードを開始するときの初期条件を設定する(ステップS1)。
(1)SS(Step Sise)設定値:450F(この値はユーザが任意に変更可能)
(2)SS(Step Sise)現在値:初期値はSS設定値と同じ
(3)制御状態:0
ここで上記「(3)制御状態」は
0:リセット状態、
1:SS送り(ステップサイズを初期値のステップサイズのままでフレーム送りを行う制御)、
2:SS戻し(ステップサイズを初期値のステップサイズのままでフレーム戻しを行う制御)、
3:絞込み制御(ステップサイズを半減しながらフレーム送り又はフレーム戻しを行う制御)、
の4通り設定可能である。
なお、上記「(1)SS(Step Sise)設定値」は絞込み制御モードを開始する時でなく、予め開始前に予め設定されていて、任意の時に変更可能で、絞込み制御モードを開始する時に変更が必要であれば変更することができる。
次に、「絞込み制御モード」ボタンを押下したかどうかを判断する(ステップS2)。
ステップS2で「絞込み制御モード」ボタンが押下されたと判断されたら(ステップS2のYes)、ステップS1に戻り初期条件を設定し直す。これは、絞込み制御モードをやり直す場合も想定されるため初期条件を設定し直すものである。
ステップS2で「絞込み制御モード」ボタンは押下されていないと判断されたら(ステップS2のNo)、ステップ3に進み、「フレーム送り」ボタンが押下されたかどうかを判断する。
ステップS3で「フレーム送り」ボタンは押下されていないと判断されたら(ステップS3のNo)、ステップS4に進み、「フレーム戻し」ボタンが押下されたかどうかを判断する。
ステップS4で「フレーム戻し」ボタンは押下されていないと判断されたら(ステップS4のNo)、ステップS5に進み、「決定」ボタンが押下されたかどうかを判断する。
ステップS5で「決定」ボタンは押下されていないと判断されたら(ステップS5のNo)、ステップS6に進み、「取消」ボタンが押下されたかどうかを判断する。
ステップS6で「取消」ボタンは押下されていないと判断されたら(ステップS6のNo)、ステップS2に戻りステップS2以降の処理を継続して行う。
ステップS5で「決定」ボタンが押下されたと判断されたら(ステップS5のYes)、ステップS8に進み、現在表示されているフレームを所望のフレームとして処理を行い、次にステップS7に進む。
また、ステップS6で、「取消」ボタンが押下されたと判断されたら(ステップS6のYes)、次にステップS7に進む。
ステップS7では絞込み制御モードから抜ける処理を行い、本絞込み制御モードを終了する。
ステップS3において、「フレーム送り」ボタンが押下されたと判断されたら(ステップS3のYes)、ステップS9に進み、制御状態が3の状態であるかチェックする。
ステップS9において、制御状態が3の状態(絞込み制御)であると判断されたら(ステップS9のYes)ステップS10に進み、SS現在値分フレームを送る。フレームをSS現在値分だけ送った後、SS現在値÷2を求めて新たなSS現在値として設定し直す。
次に、ステップS11に進み、ステップS10でSS現在値を半減するために、SS現在値÷2として演算した値が1より小さな値かどうかをチェックする。
ステップS11で、SS現在値が1より小さな値となったと判断されたときには(ステップS11のYes)SS現在値を1として設定し(ステップS12)、ステップS2に戻る。
ステップS11で、SS現在値は1より大きな値であると判断されたときには(ステップS11のNo)ステップS2に戻る。
ステップ9において、制御状態が3の状態(絞込み制御)でないと判断されたら(ステップS9のNo)ステップS13に進み、制御状態が1の状態(SS送りの状態)であるかチェックする。
ステップS13で制御状態が1の状態(SS送りの状態)であると判断されたら(ステップS13のYes)ステップS14に進んでSS現在値分フレームを送り、次にステップS2に戻る。
ステップ13において、制御状態が1の状態(SS送りの状態)でないと判断されたら(ステップS13のNo)ステップS15に進み、制御状態が0の状態(リセット状態)であるかチェックする。
ステップS15で制御状態が0の状態(リセット状態)であると判断されたら(ステップS15のYes)ステップS16に進んでSS現在値分フレームを送ると共に制御状態の設定値を1(SS送り)とし、次にステップS2に戻る。
ステップS15で制御状態が0の状態(リセット状態)でないと判断されたら(ステップS15のNo)ステップS17に進んで、制御状態を3(絞込み制御)とすると共に、上記数式1における2を満たす値をSS現在値として求め、求めたSS現在値分だけフレームを送る。フレームをSS現在値分だけ送った後、SS現在値÷2を求めて新たなSS現在値として設定し直す。次に上に述べたステップS11に進み、以降の処理を実行する。
ステップS4において、「フレーム戻し」ボタンが押下されたと判断されたら(ステップS4のYes)、ステップS18に進み、制御状態が3の状態であるかチェックする。
ステップS18において、制御状態が3の状態(絞込み制御)であると判断されたら(ステップS18のYes)ステップS19に進み、SS現在値分フレームを戻す。フレームをSS現在値分だけ戻した後、SS現在値÷2を求めて新たなSS現在値として設定し直す。
次に、ステップS20に進み、ステップS19でSS現在値を半減するために、SS現在値÷2として演算した値が1より小さな値かどうかをチェックする。
ステップS20で、SS現在値が1より小さな値となったと判断されたときには(ステップS20のYes)SS現在値を1として設定し(ステップS21)、ステップS2に戻る。
ステップS20で、SS現在値は1より大きな値であると判断されたときには(ステップS20のNo)ステップS2に戻る。
ステップS18において、制御状態が3の状態(絞込み制御)でないと判断されたら(ステップS18のNo)ステップS22に進み、制御状態が2の状態(SS戻りの状態)であるかチェックする。
ステップS22で制御状態が2の状態(SS戻りの状態)であると判断されたら(ステップS22のYes)ステップS23に進んでSS現在値分フレームを戻し、次にステップS2に戻る。
ステップS22において、制御状態が2の状態(SS戻りの状態)でないと判断されたら(ステップS22のNo)ステップS24に進み、制御状態が0の状態(リセット状態)であるかチェックする。
ステップS24で制御状態が0の状態(リセット状態)であると判断されたら(ステップS24のYes)ステップS25に進んでSS現在値分フレームを戻すと共に制御状態の設定値を2(SS戻り)とし、次にステップS2に戻る。
ステップS24で制御状態が0の状態(リセット状態)でないと判断されたら(ステップS24のNo)ステップS26に進んで、制御状態を3(絞込み制御)とすると共に、上記数式1における2を満たす値をSS現在値として求め、求めたSS現在値分だけフレームを戻す。フレームをSS現在値分だけ戻した後、SS現在値÷2を求めて新たなSS現在値として設定し直す。次に上に述べたステップS20に進み、以降の処理を実行する。
ところで、MPEGの動画圧縮技術では、複数のフレームで構成される動画は、基準となるフレームであるIピクチャー、基準としたIピクチャーの時間的に後になるフレームの動きを一方向に予想してつくりだしたPピクチャー、前後にあるPピクチャーまたはIピクチャーから両方向に動きを予測してつくりだしたBピクチャーからなる。そこで、本発明をMPEGの動画圧縮技術を使った動画の編集に適用する場合には、簡易的にIピクチャーのみを検索の対象にすることが考えられる。このようにすると、差分データを使ってPピクチャー、Bピクチャーを復元する演算が必要なくなり、高速に所望のフレームを抽出することができる。
簡易的にIピクチャーのみを使って、所望のIピクチャー、例えば番組の直前のCMのIピクチャーフレームを抽出したとき、時間的に次のIピクチャーは番組のIピクチャーとなるが、これらの間のPピクチャーまたはBピクチャーについては、削除しないで残しておく、あるいはこれらを全て削除するなどのいずれかの方法を取ることができる。CMから番組に変化する場合、所望のIピクチャーと次のIピクチャーの間はシーンが大きく変化するところなので、これらの間にPピクチャーまたはBピクチャーが存在しないことも考えられ、また、CMから番組に変化するような急激に変化するところでない連続したシーンの場合であって、ここにフレームが存在したとしても短時間(例えば、30フレーム/秒で、Iピクチャーが15フレーム毎である場合、0.5秒)であるから、削除する処理を行わないでも実用上問題ない。
以上、本発明を具体的な実施の形態で説明したが、上記実施の形態によれば、モニタ装置に表示する編集画面は単画面で操作でき、従来より迅速に所望フレームを検索できる効果がある。また、モニタ装置の編集画面を連続する2つのフレームを表示する2画面表示にすれば、更に所望フレームを迅速に検索できる。
また、従来技術においては、編集される動画の複数のフレームを画面上に表示して映像処理する必要があり、多くのメモリ容量が必要であったが、本実施の形態によれば単画面で操作することができ、多くても2画面なので、映像処理に要するメモリ容量が少なくて済む効果がある。また、処理する画面が単画面、多くて2画面なのでCPUに高速処理能力を要求する必要がない。したがって、動画編集装置を小型化するため有利であり、価格的にも安価にできる。
また、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形して実施できることは言うまでもない。例えば、テレビ受信機に内蔵されたハードディスクに番組を録画し、このテレビ受信機を使用して編集するような場合も本発明は適用できる。この場合、本発明を実施するためのプログラムはテレビ受信機の記憶装置に記憶され、モニタ装置はテレビ受信機自体の表示器が利用できる。また、ビデオカメラに本発明を適用する場合、動画録画/編集装置1はビデオカメラ自体、モニタ装置3はビデオカメラの表示装置を利用でき、リモコン装置2はビデオカメラ本体に設けられた操作ボタンとすることができる。この場合、本発明を実施するためのプログラムはビデオカメラの記憶装置に記憶される。
本発明は、映像録画装置の画像編集に広く利用できる。
図1は、本発明の実施の形態で使用する動画編集装置のシステムを示す図である。 図2は、本発明の実施の形態で使用するリモコンを示す図である。 図3は、本発明の実施の形態の動画編集装置の概略構成を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における編集動作を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態における編集動作の概略フローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態における編集動作を説明する図4の拡大図である。 図7は、本発明の実施の形態における編集動作の他の例を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態における図7の編集動作で表示されるモニタ画面の流れを説明する図である。 図9は、本発明の実施の形態におけるモニタ画面を、2画面表示にしたときの表示状態を示した図である。 図10は、本発明の実施の形態における絞込み制御モードの動作フローチャートである。
符号の説明
1・・・動画録画/編集装置
2・・・リモートコントローラ(リモコン)
3・・・モニタ装置
4・・・リモコン信号受光部
5・・・接続ケーブル
20・・・「絞込み制御モード」ボタン
21・・・「決定」ボタン
22・・・「取消」ボタン
23・・・「フレーム送り」ボタン
24・・・「フレーム戻し」ボタン
25・・・「電源ON/OFF」ボタン
26・・・赤外線信号用発光ダイオード
30・・・CPU
31・・・RAM
32・・・ROM
33・・・映像/音声記録用メモリ
34・・・インターフェース
35・・・内部バス
41・・・映像内容

Claims (21)

  1. 録画された動画を編集する動画編集装置において、
    複数のフレームで構成される動画を記憶する記憶手段と、
    前記動画編集装置を操作する操作手段とを備え、
    前記動画編集装置は、
    前記操作手段の操作によりフレーム送り又はフレーム戻しが指示される毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減してフレーム移動しフレームを特定する処理を含む絞込み制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする動画編集装置。
  2. 前記操作手段は、前記絞込み制御を開始させる操作ボタンを備えていることを特徴とする請求項1に記載の動画編集装置。
  3. 前記操作手段は、リモートコントローラであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  4. 前記操作手段は、当該動画編集装置と一体に備えられた操作ボタンであることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  5. 前記記憶手段に記憶された動画データから前記絞込み制御で特定されるフレームの映像データをモニタ装置に出力することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  6. 当該動画編集装置の外部に前記モニタ装置が接続されることを特徴とする請求項5に記載の動画編集装置。
  7. 当該動画編集装置と一体に前記モニタ装置が備えられたことを特徴とする請求項5に記載の動画編集装置。
  8. 前記記憶手段に記憶された動画の1フレーム分の静止画データを前記モニタ装置に出力する静止画出力手段を備え、
    前記静止画出力手段は、フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画データを前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記静止画出力手段から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレームの静止画を単画面で表示させることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  9. 前記記憶手段に記憶された動画の隣り合う2フレーム分の静止画データを前記モニタ装置に出力する静止画出力手段を備え、
    前記静止画出力手段は、フレーム送り又はフレーム戻しのフレーム移動操作毎に特定される1フレームと、前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームを静止画データとして前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記静止画データに基づき前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示させることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記絞込み制御の開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、前記ステップサイズを半減してフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記絞込み制御の開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム移動処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻しの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、前記ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の動画編集装置。
  12. 録画された動画を編集する動画編集システムにおいて、
    複数のフレームで構成される動画を編集する動画編集装置と、
    前記動画編集装置に録画された動画のデータから再生された映像を表示するモニタ装置と、
    前記動画編集装置を操作する操作手段とを備え、
    前記動画編集装置は、
    前記操作手段の操作によりフレーム送り又はフレーム戻しが指示される毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減してフレーム移動しフレームを特定する処理を含む絞込み制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする動画編集システム。
  13. 前記動画編集装置は、フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画データを前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記動画編集装置から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレームの静止画を単画面で表示することを特徴とする請求項12に記載の動画編集システム。
  14. 前記動画編集装置は、フレーム送り又はフレーム戻しのフレーム移動操作毎に特定される1フレームと、前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームを静止画データとして前記モニタ装置に出力し、前記モニタ装置は前記動画録画/編集装置から入力された前記静止画データに基づき前記特定された1フレーム及び該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示することを特徴とする請求項12に記載の動画編集システム。
  15. 前記動画編集装置は、
    絞込み制御モード開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻しする処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、ステップサイズを半減する前記ステップサイズ半減制御を実行することを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一項に記載の動画編集システム。
  16. 前記動画編集装置は、
    絞込み制御モード開始時の点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム移動処理を行い、最初にフレーム送り又はフレーム戻しの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする請求項12乃至請求項15のいずれか一項に記載の動画編集システム。
  17. 録画された動画を編集する動画編集方法において、
    複数のフレームで構成される動画を録画する録画工程と、
    リモートコントローラから前記録画された動画の所定フレームを特定する絞込み制御が指示された後、フレーム送り又はフレーム戻しの操作を行う毎に、移動フレーム数であるステップサイズを半減する工程を含む処理を実行する絞込み制御工程と、
    前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作を行う毎に特定したフレームの静止画映像を表示させる静止画映像表示工程を備えたことを特徴とする動画編集方法。
  18. 前記静止画映像表示工程は、前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームの静止画を単画面で表示させることを特徴とする請求項17に記載の動画編集方法。
  19. 前記静止画映像表示工程は、前記フレーム送り又はフレーム戻しの操作毎に特定される1フレームと、該特定された1フレームと隣り合う1フレームの静止画を2画面で表示させることを特徴とする請求項17に記載の動画編集方法。
  20. 前記絞込み制御工程は、
    前記絞込み制御工程の開始時点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻りする処理を行い、
    最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて以降、ステップサイズを半減する処理を行うことを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれか一項に記載の動画編集方法。
  21. 前記絞込み制御工程は、
    前記絞込み制御工程の開始時点からフレーム移動の操作毎に所定のステップサイズ設定値でフレーム送り又はフレーム戻りする処理を行い、
    最初にフレーム送り又はフレーム戻りの移動の向きを切り替えて逆向きに移動する際、ステップサイズを、前記ステップサイズ設定値÷2≦2<前記ステップサイズ設定値、を満たす2の値(但しnは0又は正の整数)とする処理を実行することを特徴とする請求項17乃至請求項20のいずれか一項に記載の動画編集方法。
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