JP4731991B2 - マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチキャリア通信信号が伝送される伝送路に接続されて通信を行うマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法に関する。
従来、複数のサブキャリアを用いてデータを並列に伝送するマルチキャリア通信において、予め設定された伝送路状態に応じて各サブキャリアの一次変調方式を選択する通信方法があった。
この通信方法では、各サブキャリアに対応して複数の適応変調ブロックを設けるとともに、各適応変調ブロックの伝送路状況をしきい値に従って複数(例えば、4つ)の段階に分け、それぞれの伝送路状況で最良の一次変調方式を選択して伝送を行うようにしている。例えば、伝送路状況が第三のしきい値以上の場合は64QAMで信号の伝送を行い、第二のしきい値以上の場合は16QAMで信号の伝送を行い、第一のしきい値以上の場合はQPSKで信号の伝送を行い、第一のしきい値未満の場合にはダミー(DUMMY)として信号の伝送を行わないようにするものである。
これにより、伝送路状況が良好なサブキャリアでは多くの情報を伝送し、伝送路状況の悪いサブキャリアでは少なく情報を伝送するようにして、高品質の信号を高速に伝送することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−247955号公報
しかしながら、上記従来の通信方法にあっては、サブキャリア毎に固定されたしきい値を用いて一次変調方式が決定されているため、マルチキャリア通信全体を考慮すると、伝送路状況に対する通信速度が最大化されていないといった事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、通信品質を維持しながら通信速度の高速化が可能なサブキャリアに対する適応変調を行うマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法を提供することを目的とする。
本発明のマルチキャリア通信装置は、マルチキャリア通信信号が伝送される伝送路に接続されて通信を行うマルチキャリア通信装置であって、受信したマルチキャリア通信信号から、複数のサブキャリアの各々について雑音レベルを測定する雑音レベル測定部と、前記測定された複数の雑音レベルの測定値について統計をとり、前記統計に基づいて、複数の変調方式の各々に割り当てられる雑音レベルのしきい値を設定するしきい値設定部と、前記設定されたしきい値を用いて、前記サブキャリアの変調方式を、当該サブキャリアについて測定された雑音レベルに応じて決定する変調方式決定部と、を備え、前記しきい値設定部は、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値を算出し、前記平均値に基づいて前記しきい値を設定する
この構成により、複数のサブキャリアについて測定された雑音レベルの統計からサブキャリアの変調方式を決定するので、伝送路状態に適応して、通信品質を維持しながら通信速度の高速化を図ることができる。更に、この構成により、測定された全サブキャリアの雑音レベルの平均値からしきい値を設定するので、簡易な演算でしきい値を設定することができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記変調方式の各々について所定のビット誤り率が得られる雑音レベルを初期しきい値として保持し、前記初期しきい値に、前記統計に基づいて求められる所定の変化量を加えることにより前記しきい値を設定する。
この構成により、測定値に基づいて、変調方式毎に初期しきい値からの変化量を求めることによりしきい値を設定することができるので、演算量を減少させることができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記初期しきい値に基づいて決定される変調方式毎の雑音レベルに対応したビット誤り率について、前記雑音レベルを有するサブキャリア数をウェイトとした加重平均を算出し、前記ビット誤り率の加重平均の値と前記所定のビット誤り率との差分に基づいて前記変化量を求めて前記しきい値を設定する。
この構成により、変調方式毎にビット誤り率に基づいてしきい値を設定するので、より適切なしきい値の設定を行うことができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記初期しきい値に基づいて決定された変調方式毎の雑音レベルについて、前記雑音レベルを有するサブキャリア数をウェイトとした加重平均を算出し、前記雑音レベルの加重平均に基づいて前記変化量を求めて前記しきい値を設定する。
この構成により、変調方式毎に雑音レベルの平均に基づいてしきい値を設定するので、簡易な演算で適切なしきい値の設定を行うことができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記変化量が加えられたしきい値における加重平均を算出し、前記加重平均が所定の範囲に収まるまで、前記変化量の算出及び前記しきい値の設定を繰り返す。
この構成により、通信品質を維持しつつ、より通信速度の高速化を図ることが可能なしきい値の設定を行うことができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値及びばらつきを算出し、前記平均値及びばらつきに基づいて前記しきい値を設定する。
この構成により、測定された全サブキャリアの雑音レベルの平均値及びばらつきからしきい値を設定するので、簡易な演算でしきい値を設定することができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記測定された雑音レベルに対する前記サブキャリアの数の分布特性を求め、前記分布形状に基づいて前記しきい値を設定する。
この構成により、分布形状からしきい値を設定するので、簡易な演算でしきい値を設定することができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、所定の範囲毎の雑音レベルに対して、その雑音レベルが測定されたサブキャリア数を度数としたヒストグラムに基づいて統計をとる。
この構成により、雑音レベルの統計をとる際の演算量を低減することができるので、簡単な構成で通信速度の高速化を図ることができる。
また、本発明のマルチキャリア通信装置において、前記しきい値設定部は、前記受信したマルチキャリア通信信号を復調した受信データにおける誤りの頻度又は誤りの頻度に関連した値に応じて、前記しきい値の設定を行う。
この構成により、誤りが多く発生する等、通信に支障をきたす可能性が生じたときにしきい値設定を行うので、確実に通信品質を維持する適応変調を行うことができる。
本発明のマルチキャリア通信方法は、マルチキャリア通信信号が伝送される伝送路に接続されて通信を行うマルチキャリア通信方法であって、受信したマルチキャリア通信信号から、複数のサブキャリアの各々について雑音レベルを測定するステップと、前記測定された複数の雑音レベルの測定値について統計をとり、前記統計に基づいて、複数の変調方式の各々に割り当てられる雑音レベルのしきい値を設定するステップと、前記設定されたしきい値を用いて、前記サブキャリアの変調方式を、当該サブキャリアについて測定された雑音レベルに応じて決定するステップと、を有し、前記しきい値を設定するステップでは、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値を算出し、前記平均値に基づいて前記しきい値を設定する。
この方法により、複数のサブキャリアについて測定された雑音レベルの統計からサブキャリアの変調方式を決定するので、伝送路状態に適応して、通信品質を維持しながら通信速度の高速化を図ることができる。更に、この方法により、測定された全サブキャリアの雑音レベルの平均値からしきい値を設定するので、簡易な演算でしきい値を設定することができる。
本発明によれば、通信品質を維持しながら通信速度の高速化が可能なサブキャリアに対する適応変調を行うマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の前面を示す外観斜視図、図2は、本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の背面を示す外観斜視図である。本実施形態におけるマルチキャリア通信装置100は、図1及び図2に示すようにモデムである。マルチキャリア通信装置100は、筐体101を有している。筐体101の前面には、図1に示すようにLED(Light Emitting Diode)などの表示部105が設けられている。筐体101の背面には、図2に示すように電源コネクタ102、RJ45などのLAN(Local Area Network)用モジュラージャック103、及びDsubコネクタ104が設けられている。電源コネクタ102には、図2に示すように、平行ケーブルなどの電力線105が接続される。モジュラージャック103には、図示しないLANケーブルが接続される。Dsubコネクタ104には、図示しないDsubケーブルが接続される。なお、通信装置の一例として、図1及び図2のモデムを示したが、特にこれに限る必要はなく、通信装置は、モデムを備えた電気機器(例えばテレビなどの家電機器)であってもよい。
図3は、本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置のハードウェアの一例を示すブロック図である。マルチキャリア通信装置100は、図3に示すように、回路モジュール200及びスイッチング電源300を有している。スイッチング電源300は、+1.2V、+3.3V、+12Vの電圧を回路モジュール200に供給する。回路モジュール200には、メインIC(Integrated Circuit)201、AFE IC(Analog Front End IC)202、ローパスフィルタ(LPF)203、ドライバIC205、カプラ206、バンドパスフィルタ(BPF)207、AMP(増幅器) IC209、ADC(AD変換) IC210、メモリ211、及びイーサネット(登録商標)物理層IC(PHYIC)212が設けられている。
メインIC201は、CPU(Central Proccessing Unit)201a、PLC・MAC(Power Line Communication・Media Acccess Control)ブロック201b、及びPLC・PHY(Power Line Communication・Physic layer)ブロック201cで構成されている。AFE IC202は、D/A変換器(DAC)24、A/D変換器(ADC)11、および可変増幅器(VGA)25で構成されている。カプラ206は、コイルトランス206a、及びコンデンサ206bで構成されている。
図4は、本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図4において、受信装置1は、A/D変換器11と、フーリエ変換器(FFT)又はウェーブレット変換器(DWT)等、所望の時間−周波数変換を行うためのマルチキャリア変換器12と、伝送路の影響をキャンセルするように受信信号を補正する等化器13と、パラレルデータをシリアルデータに変換するP/S変換器14と、マッピングされたシンボルデータを受信信号であるビットデータに変換するデマッパ15と、受信信号の雑音レベルから各サブキャリアで使用する一次変調方式を決定する伝送路推定器16とを備える。なお、図3に示すメインIC201のPLC・MACブロック201bが、上述した、マルチキャリア変調器12、等化器13、P/S変換器14、デマッパ15、及び伝送路推定器16を有している。
伝送路推定器16は、受信信号の雑音レベルの一例として、使用するサブキャリアの各々について搬送波対雑音比(Carrier to Noise Ratio:以下、CNR)を測定するCNR測定部17と、CNR測定部17により測定された複数の雑音レベルの測定値について統計をとり、その統計に基づいて、複数の変調方式の各々に割り当てられる雑音レベルのしきい値を設定すると共に、設定されたしきい値を保持するしきい値設定保持部18と、設定されたしきい値を用いて、サブキャリアの一次変調方式を、そのサブキャリアについて測定された雑音レベルに応じて決定する変調方式決定部19とを有する。
送信装置2は、送信信号であるビットデータをシンボルデータに変換してシンボルマッピングを行うシンボルマッパ21と、シリアルデータをパラレルデータに変換するS/P変換器22と、逆フーリエ変換器(IFFT)や逆ウェーブレット変換器(IWFT)等、所望の周波数−時間変換を行う逆マルチキャリア変換器23と、D/A変換器24とを備える。なお、図3に示すメインIC201のPLC・MACブロック201bが、上述した、図4に示す、シンボルマッパ21、S/P変換器22、及び逆マルチキャリア変換器23を有している。
これら、受信装置1及び送信装置2は、いずれも、図1ないし図3に示すマルチキャリア通信装置で構成されるが、受信装置1は、受信機能のみで構成してもよく、送信装置2は、送信機能のみで構成することも可能である。
次に、このように構成された通信装置について、その動作を説明する。
送信装置2では、シンボルマッパ21によって送信するビットデータ(送信データ)をシンボルデータに変換し、各シンボルデータに従って複素座標面にシンボルマッピング(PAM、QAM等の変調)を行う。この送信データは、PLC・MAC201bから送信されるものである。そして、S/P変換器22でサブキャリアごとに実数値を与え、逆マルチキャリア変換器23で離散マルチキャリア信号に変換する。これによって時間軸波形のサンプル値を発生させ、伝送シンボルを表すサンプル値系列を生成する。次いで、不図示のP/S変換器によりシリアル変換した後、D/A変換器24により時間的に連続するベースバンド・アナログ信号波形の送信信号を生成する。
受信装置1では、電力線105などの伝送路を介して受信されたアナログ信号をA/D変換器11により送信装置2と同じサンプルレートでサンプリングしてディジタル・ベースバンド信号に変換し、不図示のS/P変換器によりパラレルのサンプル値系列に変換する。そして、このサンプル値系列をマルチキャリア変換器12に入力し、不図示の同期回路で受信信号に同期させながら周波数軸上へ離散マルチキャリア変換し、等化器13において予め割り当てられた既知データと比較して等化量を求め等化する。その後、P/S変換器14によりシリアル信号に変換し、デマッパ15でシンボルマッパと逆の処理(復調)を行って受信データを得る。受信データは、PLC・MACブロック201bに送信される。
また、伝送路推定器16において、CNR測定部17では、P/S変換器14の出力に基づいて各サブキャリアのCNRを測定する。図5は本発明の実施形態に係る通信装置のCNR測定の原理を説明するための模式図である。例えば図5において模式的に示すように、CNRは、直交ベクトルのI、Q成分における既知信号点Pと、雑音等によりずれた実際の受信点Rとの距離を2乗した値を雑音レベルとして、搬送波との電力比を求めることにより得られる。なお、等化器13から出力される信号を用いて判定を行った後の信号を既知信号に代用しても同様にCNRを測定できる。図6は、伝送路推定により求められる各サブキャリアに対するCNR特性を示す図であり、このようにして、各サブキャリアについて測定したCNRを得ることができる。
次に、測定されたCNRに応じて変調方式を選択する適応変調について説明する。図7は、CNRに対するビット誤り率(Bit Error Rate:以下、BER)特性及びCNRの初期しきい値を設定する方法を説明する図である。なお、図7において、縦軸のBERの目盛りに記載された値は、例えば、「1.E−04」は「1×10−4」のように、10の累乗を示すものである。また、本実施形態では、複数の一次変調方式として、伝送効率の低いものから順に、4QAM、16QAM、64QAM、128QAMの四種類を選択可能な場合について説明する。
図7に示すように、各一次変調方式毎に、CNRに対するBERの特性が異なる。いずれの変調方式においても、CNRが低い(雑音特性が悪い)ほど、BERが高くなる(受信データ中の誤りが多くなる)傾向が認められるが、伝送効率が低い変調方式ほど、低いCNRで良好なBERが得られることが分かる。すなわち、雑音特性と伝送効率とは相反する関係にある。
ここで、本実施形態では、通信品質を保つために求められるBER(以下、所望BERという)を1×10−3以下とする。図7には、所望BERを満たすための、各変調方式のCNRのしきい値(初期しきい値)STH1〜STH4が示されている。すなわち、BERが1×10−3以下であるためには、4QAMではしきい値STH1以上のCNR、16QAMではしきい値STH2以上のCNR、64QAMではしきい値STH3以上のCNR、256QAMではしきい値STH4以上のCNRが必要となる。
すなわち、領域R1(STH1≦CNR≦STH2)にあるCNRを有するサブキャリアに4QAMを、領域R2(STH2≦CNR≦STH3)にあるCNRを有するサブキャリアに16QAMを、領域R3(STH3≦CNR≦STH4)にあるCNRを有するサブキャリアに64QAMを、領域R4(STH4≦CNR)にあるCNRを有するサブキャリアに256QAMを一次変調方式として割り当てることにより、各々のサブキャリアにおいて所望BERを満たし、CNRに応じて伝送効率のよい変調方式を選択することができる。
したがって、良好なCNRが得られたサブキャリアでは、より高速通信が可能な一次変調方式、例えば256QAMが選択され、劣悪なCNRが得られたサブキャリアでは、低速の一次変調方式、例えば4QAMが選択されて、全体として通信速度の効率化を図ることができる。なお、領域R0(0≦CNR≦STH1)は、どの変調方式でも所望BERを満たすことができない領域である。
このように、一次変調方式を決定するために変調方式毎に固定したCNRのしきい値STH1〜STH4を用いる上述の方法は、サブキャリア毎にCNRがどのように分布していても、各領域において所望BERを保証することができる。ただし、STH1〜4に基づいて決定された変調方式毎におけるサブキャリアのBERを平均すると、所望BERである1×10−3より大幅に下回る場合もあり得る。
図8は、CNRに対するサブキャリア数の分布を示す図であり、測定されたCNRに対するサブキャリア数(以下、CNRの頻度という)であるCNRの分布特性NB(破線)を、各一次変調方式でのCNRに対応するBERの特性を示す図7に描き加えたものである。図8に示すように、分布特性NBは、領域R0、R1ではCNR値が大きくなるにしたがってその頻度が多くなり、逆に、領域R3、R4ではCNR値が大きくなる程その頻度が少なくなっている。
CNRの分布特性NBと、しきい値STH1〜STH4とを比較すると、例えば、領域R1では、しきい値STH1に近いCNRの頻度より、しきい値STH2に近いCNRの頻度の方が多いことが分かる。すなわち、所望BER(1×10−3)より、所望BERより大幅に低いBERの頻度の方が多い。したがって、領域R1に存在するCNRのサブキャリアに適用される変調方式(4QAM)において、そのサブキャリアの平均のBERは所望BERより大幅に低くなることが予想される。
このように、しきい値STH1〜4を用いて領域R0〜4を設定し、サブキャリアに適用する一次変調方式を決定すると、所望BERを確実に保証する反面、通信に用いられるサブキャリア全体として所望BERより大幅に低いBERとなる場合がある。すなわち、例えば、領域R1において、STH2近傍では、4QAMの変調方式が選択されるので、その分、通信速度が遅くなってしまうことになる。そこで、本実施形態の伝送路推定器は、使用するサブキャリア全体のCNRを考慮することにより、全体として所望BERを満たすように各サブキャリアの一次変調方式を決定することで、所望BERを保証しつつ通信速度の高速化を図るものである。
以下、しきい値設定保持部18による、各変調方式に割り当てられるCNRのしきい値を設定する方法について、具体例を用いて説明する。図9は、本実施形態に係るCNRのしきい値の設定方法を説明するための図である。
しきい値設定保持部18は、まず、CNR測定部17によって測定した各サブキャリアのCNRに基づいて、図6に示すようなサブキャリア−CNR特性から、図8に示すようなCNR分布特性NBを作成する。
そして、しきい値設定保持部18は、まず、図8を基に各領域の平均BERを算出する。この算出方法を領域R1を例にして説明する。既に説明したように、領域R1では一次変調方式として4QAMが選択され、この曲線に対応してCNR値毎のBERが求められる。次いで、このBERについて、先に求めたCNRの分布特性NBから得られるCNR値の頻度をウェイトとし、加重平均を計算してこれを領域R1における平均BERとする。
このようにして求めた平均BERは、領域R1におけるCNRの分布特性NBの形状から、所望BERの1×10−3を大きく下回ることが明らかであり、マージンが大きくなり過ぎる。そこで、本実施形態では、得られた平均BERを所望BERの1×10−3に接近ないし一致するようにしきい値を左方に移動させて、一次変調方式を決定するためのCNRしきい値を変更する。
また、その他の領域においても同様にして平均BERを求め、それぞれの平均BERが所望BERの1×10−3に接近ないし一致するように、その領域を作法に移動させる。これにより、より多くのサブキャリアを伝送効率の高い変調方式に割り当てるので、通信速度の高速化を図ることができる。
実際には、初期しきい値STH1〜4に基づいて決定される変調方式毎の平均BERと所望BERとの差分に基づいてしきい値の変化量を算出し、初期しきい値STH1〜4にその変化量を加える。すなわち、図9に示すように、初期しきい値STH1〜4から、しきい値TH1〜4へ、変調方式を決定するためのしきい値を左にずらす。
領域R1では、図8に示すように、CNRの分布特性NBが右肩上がりになっており、平均BERと所望BERとの差分が大きくなるため、初期しきい値STH1に加える変化量は大きくなる。また、領域R3、R4ではCNRの分布特性NBが右肩下がりになっており、平均BERと所望BERとの差分が小さくなるため、初期しきい値STH3、STH4に加える変化量は小さくなる。
なお、しきい値TH1〜4を求めるために初期しきい値STH1〜4に加える変化量は、変調方式毎に平均BER及び所望BERの差分と、変化量とを対応付けたテーブルを予め保持しておき、そのテーブルから求めてもよいし、測定された上記差分から、所定の計算式に基づいて求めてもよい。
また、しきい値の移動(領域の変更)は、平均BERが1×10−3に近接ないし一致することを予測して一度だけ行ってもよいし、平均BERが1×10−3にほぼ収束する、すなわち所定の範囲内に収まるまで微調整しながら繰り返してもよい。
ここで、以上の説明では、平均BERを求めることによりしきい値の設定を行ったが、簡易的に、CNR分布特性から各領域の平均CNRを算出し、それぞれの領域で選択される一次変調方式の曲線で平均CNRに対応するBERを求めて、これを平均BERとしてもよい。そして、その平均BERと所望BERとの差分から初期しきい値STH1〜4に加える変化量を求める。また、BERを求めず、平均CNRと初期しきい値STH1〜4とを比較して、変化量を求めてもよい。
なお、上記の説明における平均CNRは、既に説明したように、領域毎にCNRの分布特性NBから得られるCNR値の頻度をウェイトとして加重平均した値である。ここで、本実施形態では、通信中の全てのサブキャリアで得られるCNRを単純平均した値を、上記加重平均した値と区別して、全体平均CNRと呼ぶ。図10は、測定された全サブキャリアの平均CNR(全体平均CNR)を示す図である。
しきい値の変更は、上述したように各領域で得られた平均BERを求め、これが所望BERに接近ないし一致するように決定することが望ましいが、演算量が多くなってしまう。そこで、CNR分布特性曲線の特徴的な形状や、簡易的に得られる値のみを用いて各領域の平均BERを推測することにより、しきい値の設定を行う方法が考えられる。
図11は、本実施形態に係るCNRしきい値の簡易的な設定方法を説明するための図である。図11(a)に示す方法では、しきい値設定保持部18は、算出された全体平均CNRのみからしきい値TH1〜4を設定する。この場合、全体平均CNRとしきい値TH1〜4(又は初期しきい値STH1〜4からの変化量)を対応付けたテーブルから求めてもよいし、測定された全体平均CNRに対して所定の計算式によりしきい値TH1〜4を求めてもよい。これにより、測定された複数のCNRの測定値に関する統計として、全体平均CNRのみを用いるので、簡易にしきい値を設定することができる。
図11(b)に示す方法では、しきい値設定保持部18は、算出された全体平均CNR及びCNRの分布特性の分散や偏差等のばらつきからしきい値TH1〜4を設定する。これにより、さらにばらつきを用いるので、図11(a)に示す方法より、より適切なしきい値を求めることができる。
図11(c)に示す方法では、各領域における特徴的な形状、例えば、領域R1では右肩上がり、領域R2、R3では平坦、領域R4では右肩下がり等、それぞれの領域におけるCNR頻度の変化量によって、しきい値TH1〜4の変更や設定を行ってもよい。
また、図11(d)に示すように、CNRの分布特性について、所定の範囲毎のCNRに対してそのCNRが測定されたサブキャリア数を度数としたヒストグラムとすることにより、その後の平均BERや平均CNR、全体平均CNR等を算出するための演算量を少なくするようにしてもよい。
さらに、上記のしきい値設定処理は、通信装置間における通信に先だって行ってもよいし、通信中に行ってもよい。また、一度のCNR測定(伝送路推定)期間でしきい値を決定してもよいし、一度測定したCNR値を用いてしきい値の設定を繰り返し行い、精度を高めるようにしてもよい。もちろん、CNR測定を複数回行うと共に、その都度平均CNR及び平均BERを計算した上でCNRのしきい値を変更してもよいことはいうまでもない。
また、通信装置間で再送制御を行う場合は、定期的に再送率を求めて監視することにより、設定したしきい値を再送率に従って設定することが可能である。以下、再送率の監視に基づいてしきい値を設定する手順について、フローチャートを用いて説明する。図12は再送制御を行う場合のCNRしきい値設定処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101において、図4に示したCNR測定部17により各サブキャリアのCNRを測定する。次いで、伝送路推定器16により一次変調方式を決定するためのCNRのしきい値を前述したいずれかの方法で計算し(ステップS102)、目標とするCNRのしきい値が得られたか否かを判定する(ステップS103)。
ステップS103における判定の結果、目標とするCNRのしきい値が得られなかった場合は、ステップS102の処理手順に戻り、再度しきい値を計算する。
一方、ステップS103において、目標とするCNRのしきい値が得られた場合は、続いて通信中の再送率を監視し(ステップS104)、再送率が予め定めた値以下であるか否かを判定する(ステップS105)。
そして、ステップS105における判定の結果、再送率が予め定めた値以下である場合は、ステップS104の処理手順に戻り、再送率の監視を継続する。一方、再送率が予め定めた値を超えている場合は、ステップS102の処理手順に戻ってCNRのしきい値を計算し直し、ステップS103以下の処理手順を繰り返す。
このようにして、再送率が常に所定値以下になるようにCNRのしきい値を計算する、すなわち、しきい値設定保持部18は、再送率が所定値以上になったことが検出された場合、それをトリガTR(図4参照)としてしきい値設定処理を行い、変調方式決定部19が、それに従って最適な一次変調方式を決定する。これにより、予期しない伝送路状態の変化、例えば、電灯線通信において電灯線に接続された電気機器の稼働によりノイズが大きく増加したような場合に、適切に対応することが可能となり、通信速度を最大に維持することができる。
なお、本実施形態では、再送率を監視してその値が常に所定値以下になるようにCNRのしきい値を変更したが、再送率以外のBERに関連する通信品質の評価パラメータ等、復調した受信データにおける誤りの頻度又は誤りの頻度に関連した値を用いることができる。例えば、BERそれ自身や、誤り訂正におけるブロック誤り率、パケット誤り率等、が使用可能である。
以上説明したように、このような本発明の実施形態に係る通信装置によれば、受信装置に設けたCNR測定部により各サブキャリアのCNRを測定し、伝送路推定器によりCNRの分布特性を作成し、一次変調方式を決定するためにしきい値で区分されたCNRの複数の領域毎に平均CNRを算出して平均BERを求め、平均BERが所望のBERに近接ないし一致するようにCNRのしきい値を移動し、移動したCNRのしきい値に基づいて一次変調方式を決定する。これにより、通信品質を維持しながら通信速度を最大化することができる。
本発明のマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法は、通信品質を維持しながら通信速度の高速化が可能な効果を有し、電力線通信装置等に有用である。
本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の前面を示す外観斜視図 本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の背面を示す外観斜視図 本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置のハードウェアの一例を示すブロック図 本発明の実施形態に係るマルチキャリア通信装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る通信装置のCNR測定の原理を説明するための模式図 伝送路推定により求められる各サブキャリアに対するCNR特性を示す図 CNRに対するBER特性及びCNRの初期しきい値を設定する方法を説明する図 CNRに対するサブキャリア数の分布を示す図 本実施形態に係るCNRのしきい値の設定方法を説明するための図 測定された全サブキャリアの平均CNRを示す図 本実施形態に係るCNRしきい値の簡易的な設定方法を説明するための図 再送制御を行う場合のCNRしきい値設定処理手順を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 受信装置
2 送信装置
11 A/D変換器
12 マルチキャリア変換器
13 等化器
14 P/S変換器
15 デマッパ
16 伝送路推定器
17 CNR測定部
18 しきい値設定保持部
19 変調方式決定部
21 シンボルマッパ
22 S/P変換器
23 逆マルチキャリア変換器
24 D/A変換器

Claims (10)

  1. マルチキャリア通信信号が伝送される伝送路に接続されて通信を行うマルチキャリア通信装置であって、
    受信したマルチキャリア通信信号から、複数のサブキャリアの各々について雑音レベルを測定する雑音レベル測定部と、
    前記測定された複数の雑音レベルの測定値について統計をとり、前記統計に基づいて、複数の変調方式の各々に割り当てられる雑音レベルのしきい値を設定するしきい値設定部と、
    前記設定されたしきい値を用いて、前記サブキャリアの変調方式を、当該サブキャリアについて測定された雑音レベルに応じて決定する変調方式決定部と、を備え、
    前記しきい値設定部は、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値を算出し、前記平均値に基づいて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  2. 請求項1記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記変調方式の各々について所定のビット誤り率が得られる雑音レベルを初期しきい値として保持し、前記初期しきい値に、前記統計に基づいて求められる所定の変化量を加えることにより前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  3. 請求項2記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記初期しきい値に基づいて決定される変調方式毎の雑音レベルに対応したビット誤り率について、前記雑音レベルを有するサブキャリア数をウェイトとした加重平均を算出し、前記ビット誤り率の加重平均の値と前記所定のビット誤り率との差分に基づいて前記変化量を求めて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  4. 請求項2記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記初期しきい値に基づいて決定された変調方式毎の雑音レベルについて、前記雑音レベルを有するサブキャリア数をウェイトとした加重平均を算出し、前記雑音レベルの加重平均に基づいて前記変化量を求めて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  5. 請求項3又は4記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記変化量が加えられたしきい値における加重平均を算出し、前記加重平均が所定の範囲に収まるまで、前記変化量の算出及び前記しきい値の設定を繰り返すマルチキャリア通信装置。
  6. 請求項1又は2記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値及びばらつきを算出し、前記平均値及びばらつきに基づいて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  7. 請求項1又は2記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記測定された雑音レベルに対する前記サブキャリアの数の分布特性を求め、前記分布形状に基づいて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、所定の範囲毎の雑音レベルに対して、その雑音レベルが測定されたサブキャリア数を度数としたヒストグラムに基づいて統計をとるマルチキャリア通信装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項記載のマルチキャリア通信装置であって、
    前記しきい値設定部は、前記受信したマルチキャリア通信信号を復調した受信データにおける誤りの頻度又は誤りの頻度に関連した値に応じて、前記しきい値の設定を行うマルチキャリア通信装置。
  10. マルチキャリア通信信号が伝送される伝送路に接続されて通信を行うマルチキャリア通信方法であって、
    受信したマルチキャリア通信信号から、複数のサブキャリアの各々について雑音レベルを測定するステップと、
    前記測定された複数の雑音レベルの測定値について統計をとり、前記統計に基づいて、複数の変調方式の各々に割り当てられる雑音レベルのしきい値を設定するステップと、
    前記設定されたしきい値を用いて、前記サブキャリアの変調方式を、当該サブキャリアについて測定された雑音レベルに応じて決定するステップと、を有し、
    前記しきい値を設定するステップでは、前記測定された全てのサブキャリアの雑音レベルの平均値を算出し、前記平均値に基づいて前記しきい値を設定するマルチキャリア通信方法。
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