JP4728136B2 - コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタルコンテンツに真正性を証明するための情報を電子透かしにより当該コンテンツに埋め込む技術に関する。
映像データや音声データ等のディジタルコンテンツは、裁判における証拠映像や遺言音声として用いられる場合がある。しかし、これらのディジタルコンテンツは、加工が容易であるため、長期に渡って保存された場合、オリジナルと相違が無いことを証明する必要がある。コンテンツの真正性を証明するための技術としては、電子署名技術や電子透かし技術がある。
ところで、映像データや音声データ等のコンテンツの符号化技術は日々進歩しており、コンテンツを作成したときの符号化方式に対応した復号装置や復号ソフトウェアが、将来的にも使用可能であるとは限らない。そのため、コンテンツが長期に渡って保存される場合、そのときどきの最新の符号化形式に変換されて保存し直される必要がある。
この場合、コンテンツの真正性が電子署名によって証明されているとすれば、最新の符号化形式に変換した後のコンテンツのハッシュ値が、変換前のコンテンツのハッシュ値と異なる場合があり、電子署名を再度作成し直すことが必要な場合がある。電子署名の作成には、高いセキュリティの元で、認証局等とデータのやり取りを行わなければならず、時間と手間がかかる場合がある。
これに対して、コンテンツの真正性が電子透かし技術を用いて証明されるとすれば、電子透かしでは、透かし情報をコンテンツ全体に分散させて埋め込むため、符号化形式を変換したとしても、埋め込んだ透かし情報は消失し難い。そのため、コンテンツを長期に渡って保存する場合には、電子透かし技術を用いて真正性を証明する方法が好ましい。
特許文献1および2には、映像データおよび音声データを含むコンテンツに、電子透かしにより情報を埋め込む技術が開示されている。特許文献1には、送信側で、映像データおよび音声データのそれぞれに、電子透かし技術を用いてタイムコードを埋め込み、受信側で、コンテンツに埋め込まれた透かし情報を抽出することにより、伝送過程での映像データと音声データとのずれを検出して補正する技術が開示されている。
また、特許文献2には、送信側で、映像データまたは音声データに、コンテンツのヘッダ情報から求めた特徴値を電子透かしにより埋め込み、受信側で、コンテンツに埋め込まれた透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報とヘッダ情報とが一致しない場合に、コンテンツの改竄を検出する技術が開示されている。
特開2003−259314号公報 特開2003−122726号公報
ところで、コンテンツの改竄には、ヘッダ情報の改竄、映像データまたは音声データの差し換え、映像データまたは音声データの部分削除等がある。上記した特許文献1は、そもそもコンテンツの改竄を検知する技術ではないが、映像データと音声データとのずれが生じない伝送環境(例えば記録媒体からコンテンツを読み出して再生する場合等)において、これらのデータのずれを検出した場合に、コンテンツの改竄の可能性があることを通知してもよいが、ヘッダ情報のみを差換えた場合や、データが部分的に削除された場合の改竄を検出することはできない。
また、上記した特許文献2では、映像データまたは音声データに埋め込まれたヘッダの特徴値と、コンテンツのヘッダ情報とを比較することにより、ヘッダ情報の改竄や映像データまたは音声データの差し替えを検出できるものの、映像データまたは音声データの部分削除を検出することはできない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、コンテンツの改竄をより高い精度で検出することができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ヘッダ情報、複数のフレームデータで構成されている映像データ、複数の音声ブロックで構成されている音声データ、およびタイムコードを有するコンテンツの作成段階で、フレームデータおよび音声ブロックの少なくとも一方に、ヘッダ情報の特徴値およびタイムコードを電子透かしにより埋め込み、当該コンテンツを閲覧する段階で、フレームデータおよび音声ブロックの少なくとも一方に埋め込まれたヘッダ情報の特徴値およびタイムコードと、コンテンツに含まれるヘッダ情報から算出した特徴値およびタイムコードとを比較する。
例えば、本発明の第1の態様は、ヘッダ情報、複数のフレームデータで構成されている映像データ、複数の音声ブロックで構成されている音声データ、およびタイムコードを有するコンテンツに、電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み装置と、
前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれている電子透かしを検出する電子透かし検出装置と
を備えるコンテンツ配信システムであって、
前記電子透かし埋め込み装置は、
前記ヘッダ情報に基づいて特徴値を算出する透かし情報生成手段と、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声データに電子透かしにより埋め込む透かし情報埋め込み手段と、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードが埋め込まれた映像データ、および、前記特徴値および前記音声データのタイムコードが埋め込まれた音声データと共に、ヘッダ情報およびタイムコードを含むコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と
を有し、
前記電子透かし情報埋め込み手段は、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに埋め込む場合には、連続する所定数のフレームデータを有する映像グループ毎に、当該映像グループに対応するタイムコードを、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込み、
前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声ブロックに埋め込む場合には、連続する所定数の音声ブロックを有する音声グループ毎に、当該音声グループに対応するタイムコードを、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込み、
前記電子透かし検出装置は、
前記電子透かし埋め込み装置から出力されたコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれているヘッダ情報を読み出し、読み出したヘッダ情報に基づいて、前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれるべき特徴値を算出する透かし情報再現手段と、
前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている映像データを読み出し、読み出した映像データの映像グループ毎に、それぞれの映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータから前記特徴値および前記映像データのタイムコードを抽出すると共に前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている音声データを読み出し、読み出した音声データの音声グループ毎に、それぞれの音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックから前記特徴値および前記音声データのタイムコードを抽出する透かし情報抽出手段と、
前記透かし情報抽出手段によって前記映像データおよび前記音声データのそれぞれから抽出された特徴値と、前記透かし情報再現手段によって算出された特徴値とが一致するか否か、前記透かし情報抽出手段によって前記映像データから抽出されたタイムコードによって示される再生タイミングと、当該映像データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否か、および、前記透かし情報抽出手段によって前記音声データから抽出されたタイムコードによって示される再生タイミングと、当該音声データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否かをそれぞれ判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
を有することを特徴とするコンテンツ配信システムを提供する。
また、本発明の第2の態様は、ヘッダ情報、複数のフレームデータで構成されている映像データ、複数の音声ブロックで構成されている音声データ、およびタイムコードを有するコンテンツに、電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み装置と、
前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれている電子透かしを検出する電子透かし検出装置と
を備えるコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信方法であって、
前記電子透かし埋め込み装置は、
前記ヘッダ情報に基づいて特徴値を算出する透かし情報生成ステップと、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声データに電子透かしにより埋め込む透かし情報埋め込みステップと、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードが埋め込まれた映像データ、および、前記特徴値および前記音声データのタイムコードが埋め込まれた音声データと共に、ヘッダ情報およびタイムコードを含むコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップと
を行ない、
前記電子透かし埋め込み装置は、前記電子透かし情報埋め込みステップにおいて、
前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに埋め込む場合には、連続する所定数のフレームデータを有する映像グループ毎に、当該映像グループに対応するタイムコードを、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込み、
前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声ブロックに埋め込む場合には、連続する所定数の音声ブロックを有する音声グループ毎に、当該音声グループに対応するタイムコードを、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込み、
電子透かし検出装置は、
前記電子透かし埋め込み装置から出力されたコンテンツを格納するコンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれているヘッダ情報を読み出し、読み出したヘッダ情報に基づいて、前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれるべき特徴値を算出する透かし情報再現ステップと、
前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている映像データを読み出し、読み出した映像データの映像グループ毎に、それぞれの映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータから前記特徴値および前記映像データのタイムコードを抽出すると共に前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている音声データを読み出し、読み出した音声データの音声グループ毎に、それぞれの音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックから前記特徴値および前記音声データのタイムコードを抽出する透かし情報抽出ステップと、
前記透かし情報抽出ステップにおいて前記映像データおよび前記音声データのそれぞれから抽出した特徴値と、前記透かし情報再現ステップにおいて算出した特徴値とが一致するか否か、前記透かし情報抽出ステップにおいて前記映像データから抽出したタイムコードによって示される再生タイミングと、当該映像データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否か、および、前記透かし情報抽出ステップにおいて前記音声データから抽出したタイムコードによって示される再生タイミングと、当該音声データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否かをそれぞれ判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおける判定結果を出力する出力ステップと
を行なうことを特徴とするコンテンツ配信方法を提供する。
本発明によれば、より高い精度でコンテンツの改竄を検出することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システム10の構成を示すシステム構成図である。コンテンツ配信システム10は、コンテンツ製作会社20およびコンテンツ上映施設30を備える。
コンテンツ製作会社20は、通信ネットワーク11に接続されており、映像コンテンツ、音声コンテンツ、または映像および音声を含むコンテンツを作成し、作成したコンテンツを、通信ネットワーク11を介してコンテンツ管理会社12へ送信する。なお、コンテンツ製作会社20は、コンテンツ上映施設30からの要求に応じて、製作したコンテンツを、通信ネットワーク11を介して、直接コンテンツ上映施設30へ送信してもよい。
コンテンツ製作会社20は、コンテンツ作成装置21、記憶装置22、電子透かし埋め込み装置23、エンコーダ24、および送信装置25を有する。コンテンツ作成装置21は、ビデオカメラやマイク等であり、映像データ、音声データ、または、映像データおよび音声データを含むコンテンツを作成する。そして、コンテンツ作成装置21は、作成したコンテンツを記憶装置22へ格納し、コンテンツの作成が終了した旨を電子透かし埋め込み装置23に通知する。
本実施形態において、コンテンツ作成装置21によって作成されるコンテンツ40は、映像データ42および音声データ43を有し、例えば図2に示すようなデータ構造である。映像データ42および音声データ43は、符号化の単位に分割されている。映像データ42は、例えばフレーム単位で分割されており、音声データ43は、音声処理の単位で分割されている。ヘッダ情報41には、コンテンツの権利元や再生時間、コンテンツのサイズ等の情報が格納される。タイムコード44には、映像データ42および音声データ43のそれぞれの分割単位の再生タイミングを示す情報が格納される。
電子透かし埋め込み装置23は、コンテンツの作成が終了した旨をコンテンツ作成装置21から通知された場合に、作成されたコンテンツを記憶装置22から読み出し、読み出したコンテンツに含まれるヘッダ情報41およびタイムコード44から透かし情報を生成し、生成した透かし情報を映像データ42および音声データ43に埋め込む。そして、電子透かし埋め込み装置23は、透かし情報を埋め込んだコンテンツを再び記憶装置22に格納し、透かし情報の埋め込みが終了した旨をエンコーダ24に通知する。
エンコーダ24は、透かし情報の埋め込みが終了した旨を電子透かし埋め込み装置23から通知された場合に、記憶装置22に格納されたコンテンツを、例えばMPG(Moving Picture Experts Group)やWMV(Windows(登録商標) Media Video)等の符号化方式に従って符号化する。送信装置25は、符号化が終了したコンテンツを記憶装置22から読み出して、通信ネットワーク11を介してコンテンツ管理会社12へ送信する。
コンテンツ管理会社12は、配信サーバ13を有する。配信サーバ13は、コンテンツ製作会社20によって作成されたコンテンツを、通信ネットワーク11を介して受信し、受信したコンテンツを蓄積する。そして、配信サーバ13は、コンテンツ上映施設30からの要求に応じて、蓄積したコンテンツを、通信ネットワーク11を介してコンテンツ上映施設30へ送信する。また、配信サーバ13は、蓄積したコンテンツを管理しており、必要に応じて、蓄積したコンテンツのバックアップを取ったり、最新の符号化形式に変換し直したりする処理を行う。
コンテンツ上映施設30は、通信ネットワーク11に接続されており、映像コンテンツ、音声コンテンツ、または、映像および音声を含むコンテンツを配信サーバ13から取得し、取得したコンテンツを再生する。コンテンツ上映施設30は、電子透かし検出装置31、記憶装置32、コンテンツ再生装置33、デコーダ34、および受信装置35を備える。
受信装置35は、通信ネットワーク11を介してコンテンツ管理会社12からコンテンツを取得して記憶装置32に格納し、コンテンツを格納した旨をデコーダ34に通知する。デコーダ34は、記憶装置32に格納されたコンテンツを、MPEGやWMVに基づいて復号化し、復号化が終了した場合にその旨を電子透かし検出装置31およびコンテンツ再生装置33に通知する。コンテンツ再生装置33は、復号化されたコンテンツを記憶装置32から読み出して、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置に映像を表示したり、スピーカ等の音声出力装置を介して音声を出力したりする。
電子透かし検出装置31は、復号化されたコンテンツを記憶装置32から読み出し、読み出したコンテンツ内のヘッダ情報41およびタイムコード44から、当該コンテンツに埋め込まれるべき透かし情報を算出する。そして、電子透かし検出装置31は、読み出したコンテンツ内の映像データ42および音声データ43のそれぞれから透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報と、ヘッダ情報41およびタイムコード44から算出した透かし情報とが整合しているか否かを判定し、判定結果を表示装置や音声出力装置等を介して出力する。
このように、電子透かし埋め込み装置23によって埋め込まれるべき透かし情報が、受信したコンテンツ内に埋め込まれているか否かを電子透かし検出装置31によって判定することにより、コンテンツ上映施設30は、配信されたコンテンツが改竄されているか否かを判定することができる。
なお、図1において、通信ネットワーク11は、有線ネットワークで構成されるものに限られず、部分的に通信衛星等を介した無線ネットワークによって構成されていてもよい。また、本発明は、コンテンツ製作会社20によって透かし情報が埋め込まれたコンテンツが通信ネットワーク11を介してコンテンツ上映施設30に提供される場合に限られず、当該コンテンツがCD−ROM等の記録媒体に格納されて提供される構成も、本発明の適用範囲である。
図3は、電子透かし埋め込み装置23の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。電子透かし埋め込み装置23は、コンテンツ取得部230、透かし情報生成部231、透かし情報埋め込み部232、およびコンテンツ出力部233を備える。
コンテンツ取得部230は、コンテンツの作成が終了した旨をコンテンツ作成装置21から通知された場合に、作成されたコンテンツを記憶装置22から読み出し、読み出したコンテンツのうち、ヘッダ情報41およびタイムコード44を透かし情報生成部231へ、映像データ42および音声データ43を透かし情報埋め込み部232へ、それぞれ送る。このとき、コンテンツ取得部230は、映像データ42および音声データ43を、予め定められた単位毎(所定の時間単位毎、または、映像データ42であればフレーム単位毎)に読み出して透かし情報埋め込み部232へ送る。コンテンツ取得部230は、コンテンツ全体の読み込みが終了した場合にその旨をコンテンツ出力部233に通知する。
透かし情報生成部231は、コンテンツ取得部230から受け取ったヘッダ情報41に基づいて特徴値を算出し、算出した特徴値を透かし情報埋め込み部232へ送る。透かし情報生成部231は、例えば、ヘッダ情報41からハッシュ関数を用いて求めたハッシュ値を、ヘッダ情報41の特徴値として算出する。また、透かし情報生成部231は、コンテンツ取得部230から受け取ったタイムコード44の中から、コンテンツ取得部230が単位毎に読み出した映像データ42または音声データ43に対応するタイムコードを抽出して透かし情報埋め込み部232へ送る。
透かし情報埋め込み部232は、例えば図4に示すように、コンテンツ取得部230から受け取った映像データ42および音声データ43に、透かし情報生成部231から受け取った特徴値45およびタイムコード46を電子透かしにより埋め込む。図4に示す例において、透かし情報埋め込み部232は、映像データ42の分割単位であるフレーム420および音声データ43の分割単位である音声ブロック430のそれぞれに、共通の特徴値45を埋め込むと共に、フレーム420のそれぞれには、当該フレーム420の表示タイミング等を示すタイムコード46を埋め込み、音声ブロック430のそれぞれには、当該音声ブロック430の再生タイミング等を示すタイムコード47を埋め込む。
なお、電子透かしにより映像データに透かし情報を埋め込む方法については、下記の非特許文献1に、電子透かしにより音声データに透かし情報を埋め込む方法については、下記の非特許文献2に、それぞれ詳細に記述されている。
(非特許文献1)
I. Echizen, H. Yoshiura, T. Arai, H. Kimura, T. Takeuchi : General Quality Maintenance Module for Motion Picture Watermarking, IEEE Trans. Consumer Electronics, Vol.45, No.4, pp. 1150-1158, (1999).
(非特許文献2)
L. Boney, A. Tewfik, K. Hamdy: Digital Watermarks for Audio Signals, International Conference on Multimedia Computing and Systems, pp. 473-480, (1996).
コンテンツ出力部233は、透かし情報埋め込み部232によって透かし情報が埋め込まれた映像データ42および音声データ43を再び記憶装置22に格納する。また、コンテンツ取得部230からコンテンツの読み込みが終了した旨を通知された場合、コンテンツ出力部233は、透かし情報埋め込み部232によって透かし情報が埋め込まれた映像データ42および音声データ43を記憶装置22に格納した後に、透かし情報の埋め込みが終了した旨をエンコーダ24に通知する。
図5は、電子透かし検出装置31の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。電子透かし検出装置31は、コンテンツ取得部310、透かし情報再現部311、透かし情報抽出部312、判定部313、および判定結果出力部314を備える。
コンテンツ取得部310は、復号化の終了をデコーダ34から通知された場合に、復号化が終了したコンテンツを記憶装置32から読み出し、読み出したコンテンツのうち、ヘッダ情報41およびタイムコード44を透かし情報再現部311へ、映像データ42および音声データ43を透かし情報抽出部312へ、それぞれ送る。このとき、コンテンツ取得部310は、映像データ42および音声データ43を、予め定められた単位毎(所定の時間単位毎、または、映像データ42であればフレーム単位毎)であって、電子透かし埋め込み装置23側で透かし情報を埋め込む際の分割単位毎で読み出して透かし情報抽出部312へ送る。コンテンツ取得部310は、コンテンツ全体の読み込みが終了した場合にその旨を判定結果出力部314に通知する。
透かし情報再現部311は、コンテンツ取得部310から受け取ったヘッダ情報41に基づいて、例えばハッシュ関数を用いて特徴値を算出し、算出した特徴値を判定部313へ送る。また、透かし情報再現部311は、コンテンツ取得部310から受け取ったタイムコード44の中から、コンテンツ取得部310が単位毎に読み出した映像データ42または音声データ43に対応するタイムコードを抽出して判定部313へ送る。
透かし情報抽出部312は、例えば図4に示すように透かし情報が埋め込まれたフレーム420および音声ブロック430から、透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報を判定部313へ送る。判定部313は、透かし情報再現部311から受け取った特徴値およびタイムコードと、透かし情報抽出部312によって抽出された透かし情報に含まれる特徴値およびタイムコードとを比較することにより、両値が整合しているか否かを判定する。
本実施形態において、判定部313は、透かし情報再現部311から受け取った特徴値およびタイムコードと、透かし情報抽出部312によって抽出された透かし情報に含まれる特徴値およびタイムコードとが一致している場合に、両値が整合していると判定する。
判定結果出力部314は、判定部313による判定結果を格納し、コンテンツ全体の読み込みが終了した旨をコンテンツ取得部310から通知された場合に、格納していた判定結果を表示装置や音声出力装置等を介して出力する。なお、他の例として、判定結果出力部314は、判定部313による判定結果を、表示装置や音声出力装置等を介して随時出力してもよく、整合していない旨を示す判定結果のみを出力してもよい。また、判定結果出力部314は、判定部313による判定結果が整合していない旨を示す場合に、コンテンツ再生装置33による映像、音声、または、映像および音声の出力を停止するようにしてもよい。
図6は、電子透かし埋め込み装置23の動作の一例を示すフローチャートである。コンテンツの作成が終了した旨をコンテンツ作成装置21から通知された場合に、電子透かし埋め込み装置23は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、コンテンツ取得部230は、記憶装置22からヘッダ情報41およびタイムコード44を読み出し(S100)、読み出したヘッダ情報41およびタイムコード44を透かし情報生成部231へ送る。そして、透かし情報生成部231は、コンテンツ取得部230から受け取ったヘッダ情報41に基づいて特徴値を算出する(S101)。
次に、コンテンツ取得部230は、映像データ42または音声データ43を記憶装置22から所定量読み出し(S102)、読み出した、映像データ42または音声データ43を透かし情報埋め込み部232へ送る。そして、透かし情報生成部231は、ステップ102において読み出した、映像データ42または音声データ43に対応するタイムコードを抽出し(S103)、抽出したタイムコードを透かし情報埋め込み部232へ送る。
次に、透かし情報埋め込み部232は、コンテンツ取得部230から受け取った映像データ42または音声データ43に、透かし情報生成部231から受け取った特徴値およびタイムコードを電子透かしにより埋め込む(S104)。そして、コンテンツ出力部233は、電子透かしが埋め込まれた映像データ42または音声データ43を記憶装置22に格納する。
次に、コンテンツ出力部233は、コンテンツデータの分割単位のそれぞれ全てに透かし情報の埋め込みを行なったか否かを判定する(S105)。コンテンツデータの全てに透かし情報を埋め込んでいない場合(S105:No)、コンテンツ取得部230は、再びステップ102に示した処理を実行する。コンテンツデータの全てに透かし情報を埋め込んだ場合(S105:Yes)、コンテンツ出力部233は、透かし情報の埋め込みが終了した旨をエンコーダ24に通知し(S106)、電子透かし埋め込み装置23は、本フローチャートに示す動作を終了する。
図7は、電子透かし検出装置31の動作の一例を示すフローチャートである。復号化の終了をデコーダ34から通知された場合に、電子透かし検出装置31は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、コンテンツ取得部310は、記憶装置32からヘッダ情報41およびタイムコード44を読み出し(S200)、読み出したヘッダ情報41およびタイムコード44を透かし情報再現部311へ送る。そして、透かし情報再現部311は、コンテンツ取得部310から受け取ったヘッダ情報41に基づいて、当該コンテンツに埋め込まれるべき特徴値を算出する(S201)。
次に、コンテンツ取得部310は、映像データ42または音声データ43を記憶装置32から所定量読み出し(S202)、読み出した映像データ42または音声データ43を透かし情報抽出部312へ送る。そして、透かし情報再現部311は、ステップ202において読み出した映像データ42または音声データ43に対応するタイムコードを抽出し(S203)、抽出したタイムコードを判定部313へ送る。
次に、透かし情報抽出部312は、コンテンツ取得部310から受け取った映像データ42または音声データ43から透かし情報を抽出し(S204)、抽出した透かし情報を判定部313へ送る。そして、判定部313は、透かし情報再現部311から受け取った特徴値およびタイムコードと、透かし情報抽出部312によって抽出された透かし情報に含まれる特徴値およびタイムコードとを比較することにより、両値が整合しているか否かを判定する(S205)。そして、判定結果出力部314は、判定部313による判定結果を格納する(S206)。
次に、コンテンツ取得部310は、コンテンツデータの分割単位のそれぞれを全て記憶装置32から読み出したか否かを判定する(S207)。コンテンツデータを全て読み出していない場合(S207:No)、コンテンツ取得部310は、再びステップ202に示した処理を実行する。コンテンツデータを全て読み出した場合(S207:Yes)、コンテンツ取得部310は、その旨を判定結果出力部314に通知する。そして、判定結果出力部314は、ステップ206において格納した比較結果を、表示装置や音声出力装置等を介して出力し(S208)、電子透かし検出装置31は、本フローチャートに示す処理を終了する。
図8は、電子透かし埋め込み装置23または電子透かし検出装置31の機能を実現する情報処理装置50のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。情報処理装置50は、CPU51、RAM52、ROM53、通信インターフェイス54、入出力インターフェイス55、およびメディアインターフェイス56を備える。CPU51は、RAM52およびROM53に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、情報処理装置50の起動時にCPU51が実行するブートプログラムや、情報処理装置50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
RAM52は、CPU51が実行するプログラムおよびCPU51が使用するデータ等を格納する。通信インターフェイス54は、コンテンツ製作会社20またはコンテンツ上映施設30内のネットワークを介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送ると共に、CPU51が生成したデータを、当該ネットワークを介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス55を介して、キーボードやマウス、LCD等の入出力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス55を介して、キーボードやマウス等からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス55を介してLCD等へ出力する。
メディアインターフェイス56は、記録媒体57に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52に提供する。RAM52を介してCPU51に提供されるプログラムは、記録媒体57に格納されている。当該プログラムは、記録媒体57から読み出されて、RAM52を介して情報処理装置50にインストールされ、CPU51によって実行される。
情報処理装置50が電子透かし埋め込み装置23として機能する場合、情報処理装置50にインストールされて実行されるプログラムは、情報処理装置50を、コンテンツ取得部230、透かし情報生成部231、透かし情報埋め込み部232、およびコンテンツ出力部233としてそれぞれ機能させる。また、情報処理装置50が電子透かし検出装置31として機能する場合、情報処理装置50にインストールされて実行されるプログラムは、情報処理装置50を、コンテンツ取得部310、透かし情報再現部311、透かし情報抽出部312、判定部313、および判定結果出力部314としてそれぞれ機能させる。
記録媒体57は、例えばDVD、PD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。情報処理装置50は、これらのプログラムを、記録媒体57から読み取って実行するが、他の例として、例えばコンテンツ製作会社20またはコンテンツ上映施設30内のネットワークを介して、これらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本発明の電子透かし埋め込み装置23および電子透かし検出装置31によれば、ヘッダの改竄、映像データまたは音声データの差し替え、映像データまたは音声データの部分削除を検出することができ、より高い精度でコンテンツの改竄を検出することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施形態において、電子透かし埋め込み装置23は、図4に示すように、映像データ42および音声データ43に特徴値および対応するタイムコードを電子透かしにより埋め込むが、他の形態として、映像データ42および音声データ43のいずれか一方に特徴値および対応するタイムコードを埋め込んでもよい。これにより、電子透かし検出装置31は、映像データ42および音声データ43のいずれか一方から透かし情報の抽出を行えばよく、透かし情報の抽出にかかる処理負荷を低減することができる。
また、上記した実施形態において、透かし情報埋め込み部232は、図4に示すように、映像データ42内のそれぞれのフレーム420および音声データ43内のそれぞれの音声ブロック430に、異なるタイムコードを電子透かしにより埋め込んだが、他の形態として、例えば図9に示しように、映像データまたは音声データの所定のまとまり毎に、同一のタイムコードを電子透かしにより埋め込むようにしてもよい。図9に示す例では、映像データ42については、5つのフレーム420毎に同一のタイムコード46が電子透かしにより埋め込まれており、音声データ43については、2つの音声ブロック430毎に同一のタイムコード47が埋め込まれている。なお、他の例として、映像データまたは音声データは、所定の再生時間間隔毎(例えば1秒毎等)に分割されていてもよい。
また、図9に示す例のように透かし情報が埋め込まれる場合、電子透かし検出装置31内の判定部313は、透かし情報再現部311から受け取ったタイムコードと、透かし情報抽出部312によって抽出された透かし情報に含まれるタイムコードとの時間差が所定値以内である場合に、両値が整合していると判定する。ここで、所定値とは、フレーム420については、例えば、同一のタイムコード46が埋め込まれた複数のフレーム420の再生時間であり、図9に示す例では、5つの連続するフレーム420が映像として表示される時間である。また、音声ブロック430については、例えば、同一のタイムコード47が埋め込まれた複数の音声ブロック430の再生時間であり、図9に示す例では、2つの連続した音声ブロック430が音声として再生される時間が所定値となる。
なお、図9に示す例では、それぞれのフレーム420のグループにおいて、グループ内の全てのフレーム420に埋め込まれるタイムコード46の値は、グループ内の先頭のフレーム420の再生タイミングとなっているが、本発明はこれに限られず、それぞれのグループ内の略中央のフレーム420の再生タイミングとしてもよい。1つのグループ内に3つ以上の音声ブロック430が含まれる場合も同様に、グループ内の全ての音声ブロック430に埋め込まれるタイムコード47の値は、グループ内の略中央の音声ブロック430の再生タイミングとしてもよい。
また、図9に示す例において、電子透かし検出装置31は、それぞれのグループ内の1つのフレーム420について、あるいは、それぞれのグループ内の1つの音声ブロック430について、正しい透かし情報が埋め込まれているか否かを判定するようにしてもよい。これにより、電子透かし検出装置31の処理負荷を低減することができる。
また、透かし情報埋め込み部232は、例えば図10に示すように、それぞれのグループ内の一部のフレーム420に、特徴値45およびタイムコード46を電子透かしにより埋め込むようにしてもよい。これにより、電子透かし検出装置31の処理負荷を低減することができる。また、グループ化がいくつのフレーム420毎になされているのかや、グループ内のいずれのフレーム420に透かし情報が埋め込まれているのかを秘密にすることにより、改竄検出の精度をさらに高めることができる。音声ブロック430についても同様に、透かし情報埋め込み部232は、それぞれのグループ内の一部の音声ブロック430に、特徴値45およびタイムコード47を電子透かしにより埋め込むようにしてもよい。
また、上記した実施形態において、透かし情報埋め込み部232は、映像データ42および音声データ43のそれぞれに、特徴値および対応するタイムコードを電子透かしにより埋め込んだが、本発明はこれに限られず、特徴値および対応するタイムコードを含む情報を、秘密分散法を用いて2つの情報に分割し、分割したそれぞれの情報を、映像データ42および音声データ43のそれぞれに電子透かしにより埋め込むようにしてもよい。秘密分散法の詳細については、下記の非特許文献3または4に記述されている。
(非特許文献3)
G.R Blakley. Safeguarding cryptographic keys. Proc. of AFIPS 1979 Nat. Computer onf., Vol. 48, pp. 313317, 1979.
(非特許文献4)
A. Shamir. How to share a secret. Communication of the ACM, Vol. 22, No. 11, pp. 612613, 1979.
また、本発明は、図11に示すような他のコンテンツ配信システム10aにも適用することができる。図11は、コンテンツ配信システム10の構成の他の例を示すシステム構成図である。コンテンツ配信システム10aは、電子透かし埋め込み装置23、電子透かし検出装置31、タイムスタンプ作成装置602、タイムスタンプ検証装置604、電子署名作成装置605、電子署名検証装置607、およびマイグレーション装置608を備える。なお、以下に説明する点を除き、図11において、図1と同じ符号を付した構成は、図1における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
電子透かし埋め込み装置23は、オリジナルのコンテンツ600に、当該コンテンツ600のヘッダ情報から算出した特徴値およびタイムコードを、コンテンツ600内の映像データおよび音声データに、電子透かしにより埋め込むことにより、透かし情報入りのコンテンツ601を生成する。
タイムスタンプ作成装置602は、コンテンツ601内のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つを信頼できる第三者機関へ送付することにより、第三者機関に当該コンテンツ601のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つについてのハッシュ値と時刻情報とを電子署名してもらう。そして、タイムスタンプ作成装置602は、当該署名情報を含むタイムスタンプ603を生成する。タイムスタンプ検証装置604は、コンテンツ601のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つから求めたハッシュ値と、タイムスタンプ603に含まれる署名情報内のハッシュ値とが一致するか否かを判定することにより、コンテンツ601の改竄を検出する。
電子署名作成装置605は、コンテンツ601内のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つを信頼できる第三者機関へ送付することにより、第三者機関に当該コンテンツ601のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つについてのハッシュ値を電子署名してもらう。そして、電子署名作成装置605は、当該署名情報を含む電子署名606を生成する。電子署名検証装置607は、コンテンツ601のヘッダ情報、映像データ、および音声データの少なくともいずれか1つから求めたハッシュ値と、電子署名606に含まれる署名情報内のハッシュ値とが一致するか否かを判定することにより、コンテンツ601の改竄を検出する。
マイグレーション装置608は、コンテンツ601をバックアップのためにデッドコピーしたり、符号化形式を最新のものに変換したりするマイグレーション処理を行って、コンテンツ609を生成する。電子透かし検出装置31は、コンテンツ609に埋め込まれている透かし情報を検出することにより、コンテンツ609の改竄を検出する。
図11に示す例では、電子透かし埋め込み装置23によって透かし情報入りのコンテンツ601が生成された段階で、タイムスタンプ作成装置602または電子署名作成装置605は、当該コンテンツ601に対応したタイムスタンプ603または電子署名606を生成する。そして、生成されたタイムスタンプ603または電子署名606は、コンテンツ601と共に保存される。コンテンツ601が作成されてからの時間経過が短い場合には、マイグレーション装置608によってコンテンツ601の符号化形式の変換が実行されず、コンテンツ601の真正性の検証には、タイムスタンプ検証装置604または電子署名検証装置607が用いられる。
一方、コンテンツ601が作成されてからの時間経過が長い場合には、新たな符号化方式の出現に応じて、マイグレーション装置608は、コンテンツ601の符号化形式を最新のものに変換することにより、コンテンツ609を生成する。コンテンツ609の映像データまたは音声データから算出されるハッシュ値は、タイムスタンプ603や電子署名606に含まれるハッシュ値と異なるため、コンテンツ609の真正性の検証には、電子透かし検出装置31が用いられる。
なお、マイグレーション装置608によるマイグレーション処理が、バックアップのためのデッドコピーである場合やフレームを一定間隔で間引くことによりフレームレートを下げる場合等のような、変換後のハッシュ値が同一になるような処理である場合には、図11の点線で示したように、タイムスタンプ検証装置604または電子署名検証装置607が、引き続き、コンテンツ609の真正性の検証を実行することができる。
また、本発明は、図12に示すような他のコンテンツ配信システム10bにも適用することができる。図12は、コンテンツ配信システム10の構成の更なる他の例を示すシステム構成図である。コンテンツ配信システム10bは、コンテンツ製作会社610、証明力付与機関620、コンテンツ管理会社630、および検証機関640を備える。なお、以下に説明する点を除き、図12において、図11と同じ符号を付した構成は、図11における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
コンテンツ製作会社610は、オリジナルのコンテンツ600を作成して証明力付与機関620へ送ることにより、オリジナルのコンテンツ600の真正性を保証する情報を付加してもらう。証明力付与機関620は、電子透かし埋め込み装置23を用いて、受け取ったコンテンツ600に対して透かし情報を埋め込むことにより、透かし情報のコンテンツ601を生成する。そして、タイムスタンプ作成装置602は、生成されたコンテンツ601に対してタイムスタンプ603を生成する。また、電子署名作成装置605は、生成されたコンテンツ601に対して電子署名606を生成する。なお、透かし情報入りのコンテンツ601は、透かし情報が埋め込まれることにより、オリジナルのコンテンツ600よりも画質や音質が劣化する場合がある。そのため、証明力付与機関620は、必要に応じて、オリジナルのコンテンツ600を保管場所621に保管する。
コンテンツ管理会社630は、コンテンツの可読性を保つ処理や、コンテンツの保管等を行う。コンテンツ管理会社630は、証明力付与機関620から取得した透かし情報入りのコンテンツ601、タイムスタンプ603、および電子署名606を保管、閲覧者の要求に応じて、保管しているコンテンツ601を提供する。また、コンテンツ管理会社630は、検証機関640からの要求に応じて、透かし情報入りのコンテンツ601、タイムスタンプ603、および電子署名606を、検証機関640へ提供する。
コンテンツ601が作成されてからの時間経過が長い場合には、コンテンツ管理会社630は、新たな符号化方式の出現に応じて、マイグレーション装置608を用いてコンテンツ601の符号化形式を最新のものに変換し、コンテンツ609を生成する。コンテンツ609が生成された後は、コンテンツ管理会社630は、閲覧者や検証機関640からの要求に対しては、コンテンツ609を提供する。
検証機関640は、電子透かし検出装置31、タイムスタンプ検証装置604、電子署名検証装置607、および総合検証装置641を有する。透かし情報入りのコンテンツ601と共に、タイムスタンプ603または電子署名606が提供された場合には、検証機関640は、タイムスタンプ検証装置604または電子署名検証装置607を用いて、透かし情報入りのコンテンツ601の真正性を検証する。また、マイグレーション後の透かし情報入りのコンテンツ609が提供された場合には、検証機関640は、電子透かし検出装置31を用いて、マイグレーション後の透かし情報入りのコンテンツ609の真正性を検証する。そして、総合検証装置641は、電子透かし検出装置31、タイムスタンプ検証装置604、および電子署名検証装置607による検証結果を取得して、公的な機関等へ出力する。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信システム10の構成を示すシステム構成図である。 コンテンツ40のデータ構造の一例を示す説明図である。 電子透かし埋め込み装置23の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 映像データ42および音声データ43に埋め込まれる透かし情報を説明するための説明図である。 電子透かし検出装置31の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 電子透かし埋め込み装置23の動作の一例を示すフローチャートである。 電子透かし検出装置31の動作の一例を示すフローチャートである。 電子透かし埋め込み装置23または電子透かし検出装置31の機能を実現する情報処理装置50のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。 コンテンツ40のデータ構造の他の例を示す説明図である。 コンテンツ40のデータ構造の更なる他の例を示す説明図である。 コンテンツ配信システム10の構成の他の例を示すシステム構成図である。 コンテンツ配信システム10の構成の更なる他の例を示すシステム構成図である。
符号の説明
10・・・コンテンツ配信システム、11・・・通信ネットワーク、12、630・・・コンテンツ管理会社、13・・・配信サーバ、20、610・・・コンテンツ製作会社、21・・・コンテンツ作成装置、22・・・記憶装置、23・・・電子透かし埋め込み装置、230・・・コンテンツ取得部、231・・・透かし情報生成部、232・・・透かし情報埋め込み部、233・・・コンテンツ出力部、24・・・エンコーダ、25・・・送信装置、30・・・コンテンツ上映施設、31・・・電子透かし検出装置、310・・・コンテンツ取得部、311・・・透かし情報再現部、312・・・透かし情報抽出部、313・・・判定部、314・・・判定結果出力部、32・・・記憶装置、33・・・コンテンツ再生装置、34・・・デコーダ、35・・・受信装置、40、600、601、609・・・コンテンツ、41・・・ヘッダ情報、42・・・映像データ、420・・・フレーム、43・・・音声データ、430・・・音声ブロック、44、46、47・・・タイムコード、45・・・特徴値、50・・・情報処理装置、51・・・CPU、52・・・RAM、53・・・ROM、54・・・通信インターフェイス、55・・・入出力インターフェイス、56・・・メディアインターフェイス、57・・・記録媒体、602・・・タイムスタンプ作成装置、603・・・タイムスタンプ、604・・・タイムスタンプ検証装置、605・・・電子署名作成装置、606・・・電子署名、607・・・電子署名検証装置、608・・・マイグレーション装置、620・・・証明力付与機関、621・・・保管場所、640・・・検証機関、641・・・総合検証装置

Claims (2)

  1. ヘッダ情報、複数のフレームデータで構成されている映像データ、複数の音声ブロックで構成されている音声データ、およびタイムコードを有するコンテンツに、電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み装置と、
    前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれている電子透かしを検出する電子透かし検出装置と
    を備えるコンテンツ配信システムであって、
    前記電子透かし埋め込み装置は、
    前記ヘッダ情報に基づいて特徴値を算出する透かし情報生成手段と、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声データに電子透かしにより埋め込む透かし情報埋め込み手段と、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードが埋め込まれた映像データ、および、前記特徴値および前記音声データのタイムコードが埋め込まれた音声データと共に、ヘッダ情報およびタイムコードを含むコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と
    を有し、
    前記電子透かし情報埋め込み手段は、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに埋め込む場合には、連続する所定数のフレームデータを有する映像グループ毎に、当該映像グループに対応するタイムコードを、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込み、
    前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声ブロックに埋め込む場合には、連続する所定数の音声ブロックを有する音声グループ毎に、当該音声グループに対応するタイムコードを、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込み、
    前記電子透かし検出装置は、
    前記電子透かし埋め込み装置から出力されたコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
    前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれているヘッダ情報を読み出し、読み出したヘッダ情報に基づいて、前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれるべき特徴値を算出する透かし情報再現手段と、
    前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている映像データを読み出し、読み出した映像データの映像グループ毎に、それぞれの映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータから前記特徴値および前記映像データのタイムコードを抽出すると共に前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている音声データを読み出し、読み出した音声データの音声グループ毎に、それぞれの音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックから前記特徴値および前記音声データのタイムコードを抽出する透かし情報抽出手段と、
    前記透かし情報抽出手段によって前記映像データおよび前記音声データのそれぞれから抽出された特徴値と、前記透かし情報再現手段によって算出された特徴値とが一致するか否か、前記透かし情報抽出手段によって前記映像データから抽出されたタイムコードによって示される再生タイミングと、当該映像データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否か、および、前記透かし情報抽出手段によって前記音声データから抽出されたタイムコードによって示される再生タイミングと、当該音声データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否かをそれぞれ判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
    を有することを特徴とするコンテンツ配信システム
  2. ヘッダ情報、複数のフレームデータで構成されている映像データ、複数の音声ブロックで構成されている音声データ、およびタイムコードを有するコンテンツに、電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み装置と、
    前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれている電子透かしを検出する電子透かし検出装置と
    を備えるコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信方法であって、
    前記電子透かし埋め込み装置は、
    前記ヘッダ情報に基づいて特徴値を算出する透かし情報生成ステップと、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声データに電子透かしにより埋め込む透かし情報埋め込みステップと、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードが埋め込まれた映像データ、および、前記特徴値および前記音声データのタイムコードが埋め込まれた音声データと共に、ヘッダ情報およびタイムコードを含むコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップと
    を行ない、
    前記電子透かし埋め込み装置は、前記電子透かし情報埋め込みステップにおいて、
    前記特徴値および前記映像データのタイムコードを前記映像データに埋め込む場合には、連続する所定数のフレームデータを有する映像グループ毎に、当該映像グループに対応するタイムコードを、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータに電子透かしにより埋め込み、
    前記特徴値および前記音声データのタイムコードを前記音声ブロックに埋め込む場合には、連続する所定数の音声ブロックを有する音声グループ毎に、当該音声グループに対応するタイムコードを、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込むと共に、前記特徴値を、当該音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックに電子透かしにより埋め込み、
    電子透かし検出装置は、
    前記電子透かし埋め込み装置から出力されたコンテンツを格納するコンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれているヘッダ情報を読み出し、読み出したヘッダ情報に基づいて、前記映像データおよび前記音声データのそれぞれに埋め込まれるべき特徴値を算出する透かし情報再現ステップと、
    前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている映像データを読み出し、読み出した映像データの映像グループ毎に、それぞれの映像グループ内の少なくとも一つのフレームデータから前記特徴値および前記映像データのタイムコードを抽出すると共に前記コンテンツ格納手段から前記コンテンツに含まれている音声データを読み出し、読み出した音声データの音声グループ毎に、それぞれの音声グループ内の少なくとも一つの音声ブロックから前記特徴値および前記音声データのタイムコードを抽出する透かし情報抽出ステップと、
    前記透かし情報抽出ステップにおいて前記映像データおよび前記音声データのそれぞれから抽出した特徴値と、前記透かし情報再現ステップにおいて算出した特徴値とが一致するか否か、前記透かし情報抽出ステップにおいて前記映像データから抽出したタイムコードによって示される再生タイミングと、当該映像データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否か、および、前記透かし情報抽出ステップにおいて前記音声データから抽出したタイムコードによって示される再生タイミングと、当該音声データに対応する、前記コンテンツ格納手段から読み出したタイムコードによって示される再生タイミングとの時間差が予め定められた値以内であるか否かをそれぞれ判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果を出力する出力ステップと
    を行なうことを特徴とするコンテンツ配信方法。
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