JP4727841B2 - 手術室の排液自動排出システム - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、手術室の排液自動排出システムに係り、特に、手術室内で生ずる排液を、所定の管路を通じて吸引して、外部に自動的に排出するためのシステムに関するものである。
【0002】
【背景技術】
一般に、病院等の手術室内では、手術中に使用される各種の液剤や患者の血液、或いは手術の前後における室内の清掃時に使用される洗浄水等、様々な排液が生ずるが、それら手術室内で生ずる排液中には、手術によって摘出乃至は切除された患部組織や肉片等の固形物や感染性の病原菌等が含まれている恐れがあるため、そのような排液を生活排水等の一般的な排液と共に外部(院外)に排出することが出来ないのである。それ故に、手術室内で生ずる排液は、通常、バケツ等の容器に集められて手術室外に運び出され、そこで、その容器内の排液に対して、殺菌処理や濾過処理等の適当な処理が個々に施されるか、或いは手術室外に設置された処理槽内に一旦貯留され、この貯留槽内でまとめて適当な処理が施された後、外部に排出されるようになっている。
【0003】
ところが、従来では、そのような手術室内で生ずる排液を処理して排出するための作業が、大きな負担となる場合があった。
【0004】
すなわち、例えば、前立腺肥大症の内視鏡手術等は、術者の視野を確保するために、患部に大量の灌流液を掛け流しながら施術されることとなるが、その際、この灌流液は、全て、血液や患部組織等が混ざった排液となって、術者の足元等に置かれたバケツ等の容器に集められ、そして、かかる容器内の排液が満量となる度に、看護婦等の補助者等によって、容器が交換されることとなる。このため、かくの如き大量の排液が生ずる手術を行う場合にあっては、補助者等が、手術中において、術者の補助作業を行いながら、常に、容器内の排液の量に注意を払う必要があり、また、容器の交換作業を何度も行わなければならず、それが、補助者等にとって大きな負担となっていたのである。しかも、手術後においても、排液が収容された多数の容器を、前述のようにして、手術室から運び出し、それらの容器内の排液に対して適当な処理を施した後、排出する必要があり、その際にも、多大な労力が要される作業が強いられていたのである。
【0005】
そこで、このような手術室内で生ずる排液の排出作業の負担を解消乃至は軽減するために、歯科の診療時に生ずる排液の排出システムを利用することが考えられる。つまり、診察室内の診台上に乗せられた患者の口腔内に間欠的に噴射される水や該患者の唾液等の比較的に少量の排液を、所定の吸引装置により該患者の口腔内から連続的に吸引して、診療室から外部に排出する、所謂バキュームシステムを手術室に設置するのである。
【0006】
しかしながら、実際に、かかるバキュームシステムを手術室に設置する場合にあっては、前述の如き手術等において大量に発生する排液を迅速に吸引し得るように、より大きな吸引力を発揮する吸引装置が用いられることとなり、そうすると、排液を吸引せずに空気のみを吸引している空運転の状態で、吸引口において大きな吸引音が発生し、それが、密閉された手術室内ではより大きな騒音となって、手術や清掃作業等の妨げとなるといった極めて大きな問題が惹起されることとなるのである。
【0007】
【解決課題】
ここにおいて、本発明は、上述せる如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、手術室内で生ずる排液を、面倒な手間や大きな労力が要される作業を何等行うことなく、外部に自動的に排出することが出来、しかも、排液の排出時において、手術室内で行われる各種の作業の妨げとなるような騒音の発生が可及的に解消乃至は抑制され得るようにした手術室の排液自動排出システムを提供することにある。
【0008】
【解決手段】
そして、本発明にあっては、かかる課題の解決のために、手術室内で生ずる排液を該手術室内から外部に自動的に排出するためのシステムにおいて、(a)前記手術室内に備えられて、前記排液を貯留すると共に、該貯留された排液を流出口を通じて流出せしめる貯留槽と、(b)該貯留槽の前記流出口に接続されて、該貯留槽から該流出口を通じて流出せしめられた前記排液を流通せしめる流通管路を含み、該流通管路の貯留槽接続側とは反対側に設けられた排出口を通じて、該流通管路内を流通する該排液を前記手術室の外部に排出する排出流路と、(c)前記貯留槽内の排液を前記排出流路の前記流通管路を通じて吸引する吸引装置と、(d)前記貯留槽内に貯留される前記排液の増加により、かかる排液の貯留量が上限値に達した際に、上限値検出信号を出力する上限レベルセンサと、(e)前記貯留槽内からの前記排液の流出に伴う該貯留槽内の排液の貯留量の減少によって、該貯留量が下限値に達した際に、下限値検出信号を出力する下限レベルセンサと、(f)前記排出流路の前記流通管路上に設置されて、該流通管路の遮断と開放とを切り換えるバルブ手段と、(g)前記吸引装置と前記バルブ手段の作動を制し、前記上限レベルセンサからの前記上限値検出信号に基づいて、該バルブ手段を開放すると共に、該吸引装置による吸引を開始させて、前記貯留槽内の排液を該貯留槽の前記流出口から流出せしめる一方、前記下限レベルセンサからの前記下限値検出信号に基づいて、該バルブ手段を閉鎖すると共に、該吸引装置による吸引を停止させて、該流出口からの排液の流出を停止せしめる制御手段とを含むことを特徴とする手術室の排液自動排出システムを、その要旨とするものである。
【0009】
要するに、本発明に従う手術室の排液自動排出システムにあっては、手術室内で生ずる排液が、一旦、貯留槽に貯留されるものの、この貯留槽内に貯留せしめられた排液が、吸引装置の吸引によって、貯留槽内から流通管路を含む排出流路内に流出せしめられ、更に、この排出流路の排出口を通じて外部に排出されるようになっているところから、かかる吸引装置の吸引を継続させておけば、貯留槽内が排液で満たされることがなく、それによって、例えば、大量の排液が生ずる手術中に、補助者等が、貯留槽内の排液の量に注意を払う必要や、貯留槽を一々交換する必要が有利に解消され得るのであり、また、手術後において、排液で満たされた貯留槽を手術室の外に運び出す必要も効果的に皆無ならしめられ得るのである。
【0010】
しかも、本発明に係る手術室の排液自動排出システムにおいては、貯留槽内における排液の貯留量の増加により、その貯留量が上限値(第一の規定)に達した際に、貯留槽内の排液が、貯留槽の流出口に接続された排出流路の流通管路を通じて、吸引装置により吸引されて、貯留槽から流出せしめられる一方、この吸引装置の吸引による流出に伴う貯留槽内における排液の貯留量の減少によって、その貯留量が下限値(第二の規定量)に達した際に、吸引装置による吸引が停止されて、貯留槽からの排液の流出が停止せしめられるようになっているところから、例えば、吸引装置の吸引による貯留槽内からの排液の流出によって、貯留槽内の排液の液位が、貯留槽の流出口の形成位置よりも所定寸法だけ高い位置となるまで低下せしめられた際の排液の貯留量を前記下限値とすれば、吸引装置が排液を吸引せずに空気のみを吸引する空運転状態となることが避けられ得るのであり、それによって、吸引装置の吸引力の大小に拘わらず、該吸引装置の吸引口となる貯留槽の流出口等において、大きな吸引音が生ぜしめられるようなことが効果的に防止され得るのである。
【0011】
従って、かくの如き本発明に従う手術室の排液自動排出システムによれば、手術室内で生ずる排液を、面倒な手間や大きな労力が要される作業を何等行うことなく、外部に自動的に排出することが出来るのであり、その上、排液の排出時において、手術や清掃作業等、手術室内で行われる各種の作業の妨げとなるような騒音の発生が、極めて効果的に且つ確実に解消乃至は抑制され得ることとなるのである。
【0012】
なお、このような本発明に従う手術室の排液自動排出システムの好ましい態様の一つによれば、前記排出流路における前記排液の流通方向下流側に、前記流通管路内を流通せしめられる排液と、該排液と共に流通せしめられる空気とを分離して、該分離された空気を前記吸引装置に送り出す一方、該分離された排液を前記排出口を通じて外部に排出せしめる分離手段が設けられて、該排出流路が、それら分離手段と流通管路とを含んで構成される。かくの如き構成によれば、吸引装置に排液が送り出されるようなことが確実に回避され得、それによって、吸引装置内への排液の混入に起因する該吸引装置の汚染や故障或いは使用寿命の低下等の数々の弊害の発生が効果的に防止され得るのである。
【0013】
また、本発明に従う手術室の排液自動排出システムの別の有利な態様の一つによれば、前記排出流路の前記流通管路内を洗浄する洗浄液を該流通管路内に供給する供給手段を、更に含んで構成されることとなる。
【0014】
このような構成を有する手術室の排液自動排出システムにおいては、例えば、手術室内からの排液の排出の終了後に、供給手段を作動させれば、流通管路内に供給される洗浄液により、逐次、流通管路内が自動的に洗浄されることになるため、排液の流通によって流通管路の内壁に付着せしめられた排液中の様々な固形物や汚染物質が、特別な作業を何等行うことなく、流通管路の内壁から有利に除去され得るのであり、それによって、流通管路内の排液の良好な流通状態が、何等の作業負担を課せられることなく極めて安定的に確保され得るのである。
【0016】
更にまた、本発明に従う手術室の排液自動排出システムの他の好ましい態様の一つによれば、前記洗浄液として、電解液の電気分解によって得られる強アルカリ性イオン水が用いられることとなる。これによって、排液の流通によって流通管路の内壁に付着せしめられた様々な固形物や汚染物質の中でも、特にタンパク質や脂質等が、該内壁から確実に除去せしめられ得て、流通管路内がより良好に洗浄され得るのであり、また、そのような流通管路の内壁に付着せしめられたタンパク質や脂質等に対する各種雑菌の繁殖が抑えられ得、その結果として、かかる雑菌の繁殖に伴う異臭の発生等が、極めて効果的に防止され得ることとなるのである。
【0017】
また、本発明に従う手術室の排液自動排出システムの更に他の有利な態様の一つによれば、電解液の電気分解により得られる強酸性イオン水を、前記排出流路の、前記排出口よりも前記排液の流通方向上流側において、該排出流路内に導入する強酸性イオン水導入手段と、電解液の電気分解により得られる強アルカリ性イオン水を、前記強酸性イオン水の前記排出流路内への導入が行われていないときに、該排出流路の前記流通管路における前記排液の流通方向上流側において、該流通管路内に導入する強アルカリ性イオン水導入手段とを更に含み、前記排出流路内に導入された前記強酸性イオン水を、該排出流路内を流通する前記排液中に混入せしめることにより、該排液を殺菌する一方、前記流通管路内に導入された強アルカリ性イオン水を該流通管路内に流通せしめることにより、該流通管路内を洗浄するように構成される。
【0018】
このような構成を有する手術室の排液自動排出システムにおいては、排出流路内に、微生物に対して優れた殺菌力を発揮する強酸性イオン水が導入されて、該排出流路内を流通せしめられる排液中に、かかる強酸性イオン水が混入せしめられるようになっているところから、排液中において、病原菌等の微生物が確実に死滅せしめられ得て、該排液が効果的に殺菌され得るのであり、また、そのような強酸性イオン水が排出流路内に導入されていないときに、該排出流路の流通管路内を洗浄する強アルカリ性イオン水が流通管路内に導入されるようになっているため、該強アルカリ性イオン水が強酸性イオン水と接触せしめられて中和されるようなことが有利に回避されつつ、該強アルカリ性イオン水にて流通管路内が確実に洗浄され得るのである。しかも、そのような強酸性イオン水と強アルカリ性イオン水とが、強酸性イオン水導入手段と強アルカリ性イオン水導入手段とにより、排出流路と流通管路内とにそれぞれ導入せしめられるようになっていることによって、特別な作業を行うことなく、殺菌剤としての強酸性イオン水を排液中に混入せしめ得ると共に、洗浄剤としての強アルカリ性イオン水を流通管路内に流通せしめることが出来るのである。
【0019】
従って、かくの如き本発明に従う手術室の排液自動排出システムによれば、手術室内で生ずる排液を極めて有利に排出し得るばかりでなく、かかる排液とそれが流通せしめられる流通管路とが効果的に且つ確実に浄化され得るのであり、その上、そのような排液と流通管路の浄化処理が、余分が作業負担を要することなく、極めて効率的に実施され得るのである。
【0020】
さらに、かかる本発明に従う手術室の排液自動排出システムの別の望ましい態様の一つによれば、電解液を電解せしめて強酸性イオン水を陽極側に生成せしめる一方、強アルカリ性イオン水を陰極側に生成せしめる強電解水生成手段を更に含み、前記強酸性イオン水導入手段が、前記強電解水生成手段の陽極側から前記強酸性イオン水を導いて、前記排出流路内に導入するように構成される一方、前記強アルカリ性イオン水導入手段が、前記強電解水生成手段の陰極側から前記強アルカリ性イオン水を導いて、前記流通管路内に導入するように構成されることとなる。
【0021】
かくの如き構成を有する手術室の排液自動排出システムによれば、上述の如く、排液に対して優れた殺菌作用を示す強酸性イオン水と、流通管路に対して良好な洗浄力を発揮する強アルカリ性イオン水とが、強電解水生成手段において、電解液を電解するだけで、極めて簡単に且つ1回の操作で陽極側と陰極側とに同時に生成せしめられるようになっているところから、排液を殺菌するための殺菌剤や流通管路を洗浄するための洗浄剤等をわざわざ別個に準備する必要が皆無ならしめられ得、以て手術室内で生ずる排液と流通管路の浄化処理が、より一層効率的に実施され得ることとなるのである。
【0022】
ところで、本発明にあっては、手術室内で生ずる排液を可及的に小さな音で、効率的に排出することが出来、しかも、手術室に対して、特別な設置工事等を何等要することなく、極めて簡単に且つ迅速に設置することが出来る手術室の排液排出システムを提供せんとする技術的課題の解決のために、手術室内で生ずる排液を排出するためのシステムにして、(a)前記手術室内において移動可能に構成されて、前記排液を貯留すると共に、該貯留された排液を流出口を通じて流出せしめる貯留槽と、(b)該貯留槽の前記流出口に接続されて、該貯留槽から該流出口を通じて流出せしめられた前記排液を流通せしめる流通管路を含み、該流通管路の貯留槽接続側とは反対側に設けられた排出口を通じて、該流通管路内を流通する該排液を排出せしめる、配設位置の変化可能な排出流路と、(c)前記貯留槽内の排液を前記排出流路の前記流通管路を通じて吸引する吸引装置と、(d)該吸引装置を前記手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように、該吸引装置を移動させるための移動手段と、(e)前記貯留槽内に貯留される前記排液の増加により、かかる排液の貯留量が上限値に達した際に、貯留量検出信号を出力するレベルセンサと、(f)該レベルセンサからの前記貯留量検出信号が出力された際に、計時を開始し、前記貯留槽内からの前記排液の流出に伴う該貯留槽内の排液の貯留量の減少によって、該貯留量が下限値に達した際に、計時を終了するタイマ装置と、(g)前記吸引装置の作動を制御し、前記レベルセンサからの前記貯留量検出信号に基づいて、該吸引装置による吸引を開始させて、前記貯留槽内の排液を該貯留槽の前記流出口から流出せしめる一方、前記タイマ装置の前記計時の終了に基づいて、該吸引装置による吸引を停止させて、該流出口からの排液の流出を停止せしめる制御手段とを含むことを特徴とする手術室の排液排出システムをも、その要旨とするものである。
【0023】
すなわち、このような本発明に従う手術室の排液排出システムにあっても、貯留槽内に一旦貯留せしめられた排液が、吸引装置の吸引によって、貯留槽内から排出流路内に流出せしめられ、更に、排出流路の排出口を通じて排出されるようになっているところから、手術室内で生ずる排液を、面倒な手間や大きな労力が要される作業を何等行うことなく、排出することが出来るのである。
【0024】
また、この本発明に従う手術室の排液排出システムにおいては、貯留槽内の排液の貯留量が上限値に達した際に、貯留槽内の排液が、吸引装置により吸引されて、貯留槽から流出せしめられる一方、そのような貯留槽からの流出によって、貯留槽内における排液の貯留量が下限値に達した際に、吸引装置による吸引が停止されて、貯留槽からの排液の流出が停止せしめられるようになっているところから、例えば、貯留槽内の排液の液位が、貯留槽の流出口の形成位置よりも所定寸法だけ高い位置となるまで低下せしめられた際の排液の貯留量を前記下限値とすれば、吸引装置による貯留槽内の空気の吸込みに伴う大きな吸引音の発生が有利に防止され得るのであり、それによって、排液の排出時に、手術や清掃作業等、手術室内で行われる各種の作業の妨げとなるような騒音が生ずるようなことが、極めて効果的に且つ確実に解消乃至は抑制され得ることとなるのである。
【0025】
そして、本発明に従う手術室の排液排出システムにあっては、特に、貯留槽が、手術室内において移動可能に構成されると共に、吸引装置が、移動手段にて、手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめられ得るように、移動可能に構成され、更に、排出流路が、配置位置が変化せしめられ得るように構成されているところから、排液排出システム全体の配置位置が変化可能に構成され得るのであり、それによって、かかる排液排出システムを、手術室に対して、特別な設置工事等を何等行なうことなく、極めて簡単に且つ迅速に設置することが出来るのである。
【0026】
なお、このような本発明に従う手術室の排液排出システムの好ましい態様の一つによれば、前記排出流路における前記排液の流通方向下流側に、前記流通管路内を流通せしめられる排液と、該排液と共に流通せしめられる空気とを分離して、該分離された空気のみを前記吸引装置に送り出す分離手段が設けられて、該排出流路が、それら分離手段と流通管路とを含んで構成されると共に、かかる分離手段が、該分離手段を手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように移動させるための移動機構にて、移動可能とされることとなる。このような構成を採用すれば、吸引装置の排液の混入により生ずる、該吸引装置の汚染や故障或いは使用寿命の低下等の数々の弊害の発生が効果的に防止され得ると共に、排液排出システムを手術室に簡単に且つ迅速に設置出来るといった優れた特徴が、有利に確保され得るのである。
【0027】
また、かかる本発明に従う手術室の排液排出システムの有利な別の態様の一つによれば、前記制御手段が、該制御手段を手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように移動させるための移動機構にて、移動可能とされる。このような構成を採用することにより、吸引装置が確実に制御され得て、吸引装置の吸引音による騒音の発生が、より効果的に防止され得ると共に、排液排出システムを手術室に簡単に且つ迅速に設置出来るといった優れた特徴が、有利に確保され得るのである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明に係る手術室の排液自動排出システムの具体的な構成について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
【0029】
先ず、図1には、本発明に従う構成を有する手術室の排液自動排出システムが概略的に示されている。かかる図1からも明らかなように、この排液自動排出システムは、手術室内で生ずる排液を貯留する貯留槽10と、該貯留槽10に接続され、該貯留槽10内から流出せしめられた排液が流通せしめられる流通管路としての排液吸引用配管12と、該排液吸引用配管12の貯留槽10への接続側とは反対側に接続され、該排液吸引用配管12を通じて貯留槽10内の排液を吸引するブロワ14とを有して、構成されている。
【0030】
より具体的には、かかる排液自動排出システムを構成する貯留槽10は、所定の容積をもって、上方に開口する本体16と、該本体16の上側開口部を覆蓋する蓋体18とを有して成っており、手術室20内の手術台22の下方に設置されている。そして、この貯留槽10の蓋体18には、上方に向かって広がるロート24が取り付けられており、手術台22上で所定の手術が行われた際に使用される各種の液剤や患者の血液等、手術中に発生する排液が、このロート24によって集められ、蓋体18のロート24の取付口を通じて、貯留槽10の本体16内に流入せしめられて、該本体16内で貯留せしめられるようになっている。また、このロート24の管状の取付部内には、ロート24にて集められる排液中の固形物を可及的に捕捉するためのメッシュ26が、取り外し可能に挿入されている。更に、かかる貯留槽10の本体16の底部には、該本体16内に貯留された排液を該本体16内から流出させるための流出口28が設けられている。
【0031】
なお、この貯留槽10の本体16の大きさや形状は、特に限定されるものではないが、ここでは、内法の直径が300mmで、内法の深さが300mmとされた円筒形状を呈し、手術室20内で生ずる排液を集めるのに従来から使用される一般的なバケツ等の容器よりも一周り小さな大きさとされている。また、図1、及び後述する図2、図3においては、貯留槽10の構造を容易に理解し得るように、本体16の大きさが実際よりも大きく誇張されて示されていることが、理解されるべきである。
【0032】
一方、排液吸引用配管12は、貯留槽10が設置される手術室20と、前記ブロワ14が設置される、手術室20とは別室の機械室30との間に連続して延びるように配設されている。そして、かかる排液吸引用配管12が、手術室20内に延び出した一端部において、貯留槽10の本体16に設けられた前記流出口28に接続されている一方、機械室30内に延び出した他端部において、該機械室30内に設置された分離手段としての分離器32を介して、ブロワ14に接続されている。なお、この分離器32は、従来と同様な構造をもって構成されており、排液吸引用配管12内を流通せしめられる排液と空気とを分離して、排液から分離された空気を、排気パイプ34を通じてブロワ14に送り出す一方、排液を、先端部に排出口(図示せず)が設けられた排液パイプ36内に送り出すように構成されている。
【0033】
かくして、ここでは、ブロワ14の作動に伴って、本体16内に貯留された排液が、排液吸引用配管12を通じて吸引せしめられて、本体16の流出口28から排液吸引用配管12内に流出せしめられ、排液吸引用配管12内をブロワ14側に向かって流通せしめられるようになっており、更に、この排液吸引用配管12内を流通せしめられる排液が、分離器32の排液パイプ36を通じて、その排出口から外部に排出されるようになっているのである。
【0034】
ところで、このような排液の排出構造を有する本実施形態においては、特に、貯留槽10の本体16の側壁部に、上限及び下限の二つのレベルセンサ38,40が、上下に所定距離を隔てて位置するように配設されている。この上限及び下限レベルセンサ38,40は、何れも、貯留槽10における本体16内の排液の貯留量を検出するもので、特に、上限レベルセンサ38は、前記ロート24にて集められて本体16内に貯留された排液の量が徐々に増加して、本体16内の排液の液面が、図1において二点鎖線:アの位置にまで達した際、つまり、本体16内の排液の貯留量が第一の規定量(上限値)に達した際に、上限値検出信号を出力し得るようになっている。また、下側レベルセンサ40は、排液が流出口28を通じて本体16内から排液吸引用配管12に流出せしめられることにより、本体16内に貯留された排液の量が徐々に減少して、本体16内の排液の液面が、図1において二点鎖線:イの位置にまで達した際、つまり、本体16内の排液の貯留量が第二の規定量(下限値)に達した際に、下限値検出信号を出力し得るように構成されているのである。
【0035】
そして、そのような貯留槽10の本体16内に設けられた上限及び下限レベルセンサ38,40は、手術室20内に設置されたアウトレットボックス42の制御部44に対して電気的に接続されている。また、このアウトレットボックス42は、電磁バルブ46を有しており、この電磁バルブ46に対して、貯留槽10の本体16から延び出した排液吸引用配管12が接続されている。そして、かかるアウトレットボックス42の制御部44には、レベルセンサ用制御回路と電磁バルブ用制御回路とが設けられており、それらの制御回路によって、上限及び下限レベルセンサ38,40から出力される上限値検出信号と下限値検出信号とに基づいて、電磁バルブ46の開閉が行われるようになっているのである。
【0036】
すなわち、ここでは、貯留槽10の本体16内における排液の貯留量が0の状態や、該貯留量が少なく、排液の液面が図1において二点鎖線:アの位置にまで達しない状態では、電磁バルブ46が閉鎖されたままとされて、貯留槽10の本体16内からの排液の吸引が停止せしめられたままの状態が維持されるようになっている。そして、前記ロート24にて排液が集められて、本体16内の排液の貯留量が増加し、排液の液面が図1において二点鎖線:アの位置にまで達する貯留量の上限値となった際に、アウトレットボックス42の制御部44において、上限レベルセンサ38から上限値検出信号が入力されることにより、電磁バルブ46が開放せしめられて、貯留槽10の本体16内からの排液の吸引が開始され、以て、排液が、本体16内から流出せしめられて排液吸引用配管12内を流通せしめられ、分離器32と排液パイプ36を経て、排出口から外部に排出されるようになっている。そしてまた、そのような吸引による排液の本体16内からの流出によって、該本体16内の排液の貯留量が減少し、排液の液面が図1において二点鎖線:イの位置にまで達する貯留量の下限値となった際に、アウトレットボックス42の制御部44において、下限レベルセンサ40から下限値検出信号が入力されることにより、電磁バルブ46が閉鎖せしめられて、本体16内からの排液の吸引が停止せしめられるようになっているのである。このことから明らかなように、本実施形態では、ブロワ14によって、吸引装置が構成されているのである。
【0037】
なお、このようなアウトレットボックス42の制御部44による排液の吸引制御は、アウトレットボックス42の操作部48に設けられた、上限及び下限レベルセンサ38,40と電磁バルブ46とブロワ14の運転の起動及び停止を行う電源スイッチ50に対するON操作によって開始されるようになっており、また、かかる電源スイッチ50のOFF操作によって解消されるようになっている。更に、かかるアウトレットボックス42の操作部48には、上限及び下限レベルセンサ38,40の検出信号の入出力とは無関係に、電磁バルブ46を強制的に開放せしめる電磁バルブ強制作動用スイッチ52が設けられており、この電磁バルブ強制作動用スイッチ52をON操作することによって、貯留槽10における本体16内の排液の貯留量が前述せる如き下限値以下となっても、本体16内の排液が継続的に吸引せしめられ、以て、本体16内の排液量を0と為し得るようになっているのである。
【0038】
また、本実施形態においては、図示しない所定の給水ポンプや上水道等に接続されて、真水からなる洗浄水が流通せしめられる洗浄水供給パイプ54と、大気を取り入れる大気取入口(図示せず)を有し、空気が流通せしめられる空気導入パイプ56とが、機械室30内を経て、排液吸引用配管12に向かって延び、該排液吸引用配管12の排液流通方向の上流側部位に接続せしめられている。更に、それら洗浄水供給パイプ54と空気導入パイプ56における機械室30内の配管部分には、それぞれ電磁弁58,60が設けられており、それら電磁弁58,60が、何れも、機械室30内に設置された、ブロワ14の運転をON/OFF制御する制御装置62に対して電気的に接続されている。そして、洗浄水供給パイプ54に設けられた電磁弁58と空気導入パイプ56に設けられた電磁弁60の開閉が、制御装置62によるブロワ14の運転のON/OFF制御に付随して、制御されるようになっているのである。
【0039】
すなわち、ここでは、制御装置62が、手術室20内に設置された前記アウトレットボックス42の制御部44に対して電気的に接続されており、アウトレットボックス42の操作部48に設けられた前記電源スイッチ50がOFF操作されて、そのOFF信号が、該制御部44から制御装置62に入力された際には、それに内蔵されたタイマ(図示せず)によって、その信号の入力時点から、ブロワ14が10分間だけ運転が継続された後、停止されるように、ブロワ14の運転が、制御装置62にて制御されるようになっている。そして、洗浄水供給パイプ54と空気導入パイプ56の電磁弁58,60は、前記OFF信号がアウトレットボックス42の制御部44から制御装置62に入力された時点で、即座に開放せしめられ、その後、5分間経過した後に閉鎖せしめられるように、制御装置62による開閉制御が行われるようになっているのである。
【0040】
従って、本実施形態においては、貯留槽10における本体16内の排液が全て流出せしめられて、該本体16内の排液の貯留量が0となった後等に、アウトレットボックス42の操作部48の電源スイッチ50をOFF操作することにより、その時点から、5分の間だけ、排液吸引用配管12内に、洗浄水供給パイプ54と空気導入パイプ56から洗浄水と空気が供給乃至は導入せしめられて、ブロワ14の吸引により排液吸引用配管12内をブロワ14側に向かって流通せしめられるようになっており、以て排液吸引用配管12内が該洗浄水によって洗浄せしめられるようになっているのである。なお、このとき、洗浄水が空気と共に排液吸引用配管12内に供給されるところから、洗浄水が、ブロワ14によって、より良好に且つ確実に吸引され得るようになっているのである。また、ブロワ14の運転継続時間と電磁弁58,60の開放時間は、制御装置62に内蔵されたタイマの設定時間を変えることによって、自由に変更せしめられ得るようになっている。
【0041】
さらに、ここでは、この制御装置62による電磁弁58,60の開閉制御により洗浄水と空気とが排液吸引用配管12内に供給されている最中に、アウトレットボックス42の操作部48の電源スイッチ50がON操作された場合には、そのような制御装置62による電磁弁58,60の開閉制御が解消されて、洗浄水による排液吸引用配管12内の洗浄が、中途で停止せしめられ、前述せる如きアウトレットボックス42の制御部44による排液の吸引制御が、優先して再開されるようになっている。これによって、排液吸引用配管12内の洗浄水による洗浄処理の完了を待たずして、貯留槽10の本体16内からの排液の吸引操作が再開され得るのであり、以てより優れた使用性が発揮され得るようになっているのである。なお、このときには、制御装置62に内蔵されたタイマはリセットされることとなる。また、本実施形態においては、貯留槽10の本体16内に貯留された排液中に、従来から一般的に使用される殺菌剤を投入することによって、排液の殺菌が行われることとなる。
【0042】
このように、本実施形態にあっては、手術室20内で、手術中に生ずる排液が、貯留槽10の本体16内に一旦貯留された後、この本体16内から排液吸引用配管12を通じてブロワ14により吸引せしめられ、排液吸引用配管12のブロワ14側に設けられた分離器32と排液パイプ36を経て、該排液パイプ36の末端に設けられた排出口から外部に自動的に排出せしめられ得るようになっているのであり、それによって、排液を外部に排出するために要される様々な作業から、極めて効果的に開放され得るのである。
【0043】
しかも、本実施形態においては、貯留槽10における本体16内の排液が増加して、その貯留量が、任意に定められた上限値に達した時点から、排液の吸引が開始されて、排液が本体16内から流出せしめられ、また、そのような吸引による本体16内からの流出により、本体16内における排液の貯留量が、任意に定められた下限値に達した時点で、排液の吸引が停止せしめられるようになっているところから、手術中において排液を吸引せしめている最中に、本体16内の排液量が0となった状態で、ブロワ14が空気のみを吸引する空運転せしめられることが避けられ得るのであり、それによって、ブロワ14の吸引口となる本体16の流出口28等において、大きな吸引音が生ぜしめられるようなことが効果的に防止され得るのである。
【0044】
従って、このような本実施形態によれば、手術室20内で手術中に生ずる排液を、面倒な手間や大きな労力が要される作業を何等行うことなく、外部に自動的に排出することが出来るのであり、その上、排液の排出時において、手術の妨げとなるようなブロワ14の吸引音等の騒音の発生が、極めて効果的に防止され得ることとなるのである
【0045】
また、かかる本実施形態においては、排液吸引用配管12のブロワ14側に分離器32が配設され、この分離器32で、排液吸引用配管12内の排液と空気とが分離されて、ブロワ14に空気のみが送り出されるようになっているところから、ブロワ14内に排液が入り込み、それに起因して、ブロワ14が汚染されたり故障したりすることが有利に回避され得るのである。
【0046】
さらに、本実施形態にあっては、アウトレットボックス42の操作部48に設けられた電源スイッチ50をOFF操作するだけで、排液吸引用配管12内が、洗浄水供給パイプ54から供給される洗浄水によって自動的に洗浄されるようになっているところから、排液の流通によって、排液吸引用配管12の内壁に、排液中に混入せしめられる様々な固形物や汚染物質等が付着せしめられても、特別な洗浄作業を行うことなく、それらを排液吸引用配管12の内壁から有利に除去され得るのであり、以て、排液吸引用配管12内の排液の流通状態が、何等の作業負担を課せられることなく、良好に維持され得るのである。
【0047】
ところで、前記実施形態では、洗浄水供給パイプ54から洗浄水が、排液吸引用配管12内に供給され、該配管12内を流通せしめられることにより、排液吸引用配管12内の洗浄が自動的に行われ、また、それとは別に、貯留槽10の本体16内の排液中に所定の殺菌剤が投入されることにより、排液の殺菌が行われるようになっていたが、図2に示される如き構成を採用すれば、そのような排液吸引用配管12の洗浄と、排液の殺菌とを、より有利に行うことが可能となる。なお、かかる図2及び後述する図3においては、前記実施形態と同様な構造を有する部材及び部位については、図2及び図3中、それぞれ、前記実施形態と同一の符号を付すことにより、その詳細な説明は省略した。
【0048】
すなわち、ここでは、機械室30内に、強電解水生成手段としての強電解水生成装置64が設置されており、この強電解水生成装置64から、強アルカリ性イオン水供給パイプ66と強酸性イオン水供給パイプ68とが機械室30外に向かって延び出して、排液吸引用配管12の排液流通方向の上流側部位に接続せしめられている。かかる強電解水生成装置64は、特開平9−173359号公報に示される如きものと同様な構造を有するものであり、強電解水生成装置64内に供給された電解液を電解して、該装置64の陰極が設けられた陰極側反応室(図示せず)内で、脱タンパク作用及び脱脂作用に優れた強アルカリ性イオン水を生成する一方、陽極が設けられた陽極側反応室(図示せず)内で、微生物に対する殺菌作用に優れた強酸性イオン水を生成し得るように構成されている。そして、強アルカリ性イオン水供給パイプ66と強酸性イオン水供給パイプ68は、陰極側反応室と陽極側反応室にそれぞれ接続されており、それらの反応室内で生成された強アルカリ性イオン水と強酸性イオン水とを、排液吸引用配管12の前記排液流通方向上流側部位に供給し得るように構成されているのである。
【0049】
また、それら強アルカリ性イオン水供給パイプ66と強酸性イオン水供給パイプ68の機械室30内の配管部位には、電磁弁70,72が設けられており、この電磁弁70,72の開閉が、機械室30内に設置された前記制御装置62によって制御されるようになっている。つまり、強アルカリ性イオン水供給パイプ66に設けられた電磁弁70は、前記洗浄水供給パイプ54に設けられた電磁弁58と同様に、制御装置62によるブロワ14の運転のON/OFF制御に付随して、開閉制御されるようになっており、また、強酸性イオン水供給パイプ68に設けられた電磁弁72は、強アルカリ性イオン水供給パイプ66に設けられた電磁弁70が閉鎖せしめられている際に開放せしめられ、その反対に、強アルカリ性イオン水供給パイプ66の電磁弁70が開放せしめられている際に閉鎖せしめられるように、開閉制御されるようになっているのである。
【0050】
これによって、本実施形態では、貯留槽10における本体16内の排液が全て流出せしめられて、該本体16内の排液の貯留量が0となった後等に、アウトレットボックス42の操作部48の電源スイッチ50をOFF操作することにより、排液吸引用配管12内に、強アルカリ性イオン水が所定時間(ここでは5分間)だけ供給され、この強アルカリ性イオン水の脱タンパク作用及び脱脂作用により、排液吸引用配管12の内壁に付着せしめられたタンパク室や脂質等が除去されて、排液吸引用配管12が、効果的に洗浄され得るようになっている。また、強アルカリ性イオン水が排液吸引用配管12内に供給されていないときに、強酸性イオン水が排液吸引用配管12内に供給されて、該排液吸引用配管12内を流通せしめられる排液中に混入せしめられ得、以て強酸性イオン水が強アルカリ性イオン水にて中和されることなく、該強酸性イオン水の殺菌により、排液が確実に殺菌され得るようになっているのである。このことから明らかなように、本実施形態においては、強アルカリ性イオン水導入手段が、強アルカリ性イオン水供給パイプ66とそれに設けられた電磁弁70とにて構成されており、また、強酸性イオン水導入手段が、強酸性イオン水供給パイプ68とそれに設けられた電磁弁72とにて構成されているのである。
【0051】
かくして、本実施形態においては、単に、真水からなる洗浄水にて洗浄する場合に比して、より優れた洗浄力をもって、排液吸引用配管12内が洗浄され得るのであり、また、貯留槽10内の排液中に、わざわざ殺菌剤等を投入する等の余分な作業を何等行うことなく、排液が、効率的に殺菌され得ることとなるのである。
【0052】
しかも、ここでは、排液吸引用配管12内を洗浄する強アルカリ性イオン水と、排液を殺菌する強酸性イオン水とが、強電解水生成装置64において電解液を電解するだけで、極めて簡単に且つ1回の操作で陽極側反応室内と陰極側反応室内とに同時に生成せしめられるようになっているところから、洗浄剤と殺菌剤とをわざわざ別個に準備する必要が皆無ならしめられ得、以て排液吸引用配管12内の洗浄と手術室20内で生ずる排液の殺菌とが、より一層効率的に実施され得るのである。
【0053】
次に、図3には、配置位置が変化可能に構成された手術室の排液排出システムが、概略的に示されている。
【0054】
すなわち、ここでは、貯留槽10の各脚部74に、キャスタ76がそれぞれ取り付けられていることによって、貯留槽10が、自由に移動可能とされている。また、貯留槽10の本体16内から流出せしめられた排液が流通せしめられる排液吸引用配管12は、屈曲が容易な柔軟性を有するチューブにて形成されると共に、両端部において、貯留槽10の流出口28と分離器32に接続される以外は何等の部材にも支持乃至は固定されない状態で配置されていることによって、貯留槽10や分離器32から取り外された状態において単独で持ち運ばれて、配置位置が容易に変化可能とされており、また、貯留槽10と分離器32に対する接続状態下にあっても、それら貯留槽10と分離器32の移動に伴って、配置位置が簡単に変えられ得るように構成されている。
【0055】
さらに、かかる排液吸引用配管12を介して貯留槽10に接続された、分離手段たる分離器32と、排気パイプ34を介して該分離器32に接続され、排液吸引用配管12を通じて貯留槽10内の排液を吸引する吸引装置としてのブロワ14と、該ブロワ14や貯留槽10、分離器32に対してそれぞれ電気的に接続された、制御手段たるアウトレットボックス42とが、台車78上に載置されており、以て、それら分離器32とブロワ14とアウトレットボックス42とが、台車78の移動に伴って移動せしめられ得るようになっている。つまり、ここでは、吸引装置を移動させるための移動手段と、制御手段を移動せしめるための移動機構、更には分離手段を移動させるための移動機構が、台車78にて構成されているのである。
【0056】
かくして、本実施形態では、貯留槽10、排液吸引用配管12、分離器32、ブロワ14、及びアウトレットボックス42からなる自動排液システムの全体が、その使用に際して、所定の手術室20内に容易に配置され得ると共に、使用後に、手術室20外に手間なく運び出されて、所定の収納場所や、別の手術室20内に配置され得るようになっているのである。
【0057】
また、このような本実施形態においては、貯留槽10の本体16における側壁部の高さ方向中間部に、レベルセンサ80が、一つだけ取り付けられている。そして、このレベルセンサ80は、前記実施形態に示された上限レベルセンサ38と同様に、前記ロート24にて集められて本体16内に貯留された排液の量が徐々に増加して、本体16内の排液の液面が、図3において二点鎖線:アの位置にまで達した際、つまり、本体16内の排液の貯留量が第一の規定量(上限値)に達した際に、該貯留量が所定量以上に増加したことを検出する貯流量増加検出信号を出力し得るようになっており、また、排液が流出口28を通じて本体16内から排液吸引用配管12に流出せしめられて、本体16内の排液の貯流量が減少し、該排液の液面が図3における二点鎖線:アの位置を下回った際に、該貯流量が減少していることを示す貯留量減少検出信号を出力し得るようになっている。
【0058】
さらに、そのような貯留槽10の本体16内に設けられたレベルセンサ80は、前記アウトレットボックス42の制御部44に対して電気的に接続されており、また、このアウトレットボックス42の制御部44には、レベルセンサ用制御回路と所定のタイマ装置が内蔵されている。
【0059】
そして、ここでは、レベルセンサ80からの貯流量増加検出信号がアウトレットボックス42の制御部44に入力せしめられることにより、ブロワ14が作動せしめられて、貯留槽10の本体16内に貯留された排液が、流出口28と排液吸引用配管12を通じて、分離器32側に向かって吸引される一方、レベルセンサ80からの貯流量減少検出信号がアウトレットボックス42の制御部44に入力せしめられることにより、タイマ装置が作動し、そして、このタイマ装置により所定の時間が計測された時点で、ブロワ14が停止せしめられて、貯留槽10の本体16内からの排液の吸引が停止せしめられるようになっている。
【0060】
なお、本実施形態では、貯留槽10の本体16内からの排液の吸引によって、該本体16内の排液の貯留量が減少し、排液の液面が図3において二点鎖線:イの位置にまで達した際、つまり、本体16内の排液の貯流量が、0とはならない、所定の下限値となる第二の規定量に達した際に、ブロワ14が停止せしめられるように、タイマ装置の計測時間が設定されている。また、排液吸引用配管12を通じて分離器32内に導かれた排液は、該分離器32内で、該排液と共に吸引される空気と分離されて、該分離器32内に貯留され、更に、該分離器32に設けられた、図示しない排出口を通じて系外に排出されるようになっている。
【0061】
このように、本実施形態においても、手術室20内で生ずる排液が、貯留槽10内に一旦貯留された後、排液吸引用配管12を通じて吸引されて、分離器32内に導かれ、更にそこから排出されるようになっているところから、貯留槽10から排液を排出させるために従来において実施されていた面倒な作業から有利に開放され得るのであり、それによって、該排液が、面倒な手間や大きな労力を要することなく、効率的に排出され得るのである。
【0062】
なお、ここでは、貯留槽10内から吸引された排液が分離器32内に貯留されるようになっていたが、例えば、分離器32の排出口(図示せず)に、手術室20の外部に延び出す排出流路を設けて、分離器32内に導入される排液を、手術室20の外部に自動的に排出させるように為しても良い。そうすることによって、分離器32内に貯留された排液を人力にて排出する手間も有利に省かれ得ることとなる。
【0063】
また、かかる本実施形態にあっては、貯留槽10内のからの排液の吸引が、該貯留槽10内の排液の貯流量が0とならないように間欠的に行なわれるようになっているため、貯留槽10内から空気のみが吸引されるようなことが避けられ得て、貯留槽10の流出口28等において、大きな吸引音が生ぜしめられることが有利に解消され得るのであり、その結果として、排液の排出時に、手術室20内での作業の妨げとなるような騒音の発生が、極めて効果的に防止され得るのである。
【0064】
そして、本実施形態においては、特に、排液自動排液システムの全体が、その使用に際して、所定の手術室20内に容易に配置され得ると共に、使用後に、手術室20外に手間なく運び出されて、所定の収納場所や、別の手術室20内に配置され得るようになっているところから、特別な設置工事等を何等行なうことなく、かかる排液自動排出システムを、所望の手術室20に、極めて簡単に且つ迅速に設置することが出来るのである。
【0065】
以上、本発明の具体的な構成について詳述してきたが、これはあくまでも例示に過ぎないのであって、本発明は、上記の記載によって、何等の制約をも受けるものではない。
【0066】
例えば、前記第一及び第二の実施形態では、吸引手段が、ブロワ14とアウトレットボックス42の制御部44と排液吸引用配管12に設けられた電磁バルブ46とにて構成されていたが、各種のポンプ等のブロワ14以外の吸引装置とアウトレットボックス42の制御部44と電磁バルブ46とにて、若しくは外部からの入力信号に基づいて作動/停止を制御する制御部を内蔵した各種の吸引装置にて、吸引手段を構成することも、勿論可能である。
【0067】
また、前記第一及び第二の実施形態では、排液吸引用配管12の排液流通方向の下流側に分離器32が接続される一方、その上流側に、洗浄水供給パイプ54、若しくは強アルカリ性イオン水供給パイプ66や強酸性イオン水供給パイプ68等が接続されていたが、それらのものは、本発明において必須のものではなく、省略しても何等差し支えないのである。
【0068】
さらに、前記第一及び第二の実施形態では、一つの手術室20内に設置された一つの貯留槽10に対して排液吸引用配管12が接続されていたが、例えば、排液吸引用配管12を、一つの手術室20内に複数個設置された貯留槽10のそれぞれに接続したり、複数の手術室20内にそれぞれ、一つずつ、或いは複数個ずつ設置された貯留槽10に接続するように為しても良いのである。なお、複数の手術室20内にそれぞれ設置された貯留槽10に、排液吸引用配管12を接続して、それらの貯留槽10内から排液を吸引するようにした場合には、例えば、前記実施形態に示されるように、洗浄水供給パイプ54や強アルカリ性イオン水供給パイプ66等から所定の洗浄液が排液吸引用配管12内に供給されている最中に、何れかの手術室20内のアウトレットボックス42における操作部48の電源スイッチ50がON操作された際に、それらの洗浄液の供給が直ちに停止されて、貯留槽10内に排液の貯留量に基づく吸引制御が再開されるように構成されていることが、好ましい。これによって、より優れた使用性が発揮され得ることとなる。
【0069】
また、前記第三の実施形態では、貯留槽10の各脚部74にキャスタ76が設けられて、単独で移動可能とされている一方、分離器32とブロワ14とアウトレットボックス42とが台車78上に載置されて、それらが共に移動可能とされていたが、分離器32とブロワ14とアウトレットボックス42のそれぞれの下部や脚部にキャスタ76やコロ等の転動部材等を取り付けて、それらが、それぞれ単独で移動せしめられ得るように構成しても良く、或いは貯留槽10を、分離器32とブロワ14とアウトレットボックス42が載置される台車78や、その他の運搬部材等の上に載置して、排液排出システムを構成する装置の全てが、一緒に移動せしめられ得るように為すことも、勿論可能である。つまり、吸引装置を移動させるための移動手段や、分離手段及び制御手段をそれぞれ移動させるための移動機構の構造は、前記例示のものに、何等限定されるものではないのである。
【0070】
加えて、前記実施形態では、本発明を、手術室内で手術中に生ずる各種の液剤や患者の血液等の排液の排出システムに対して適用したものの具体例を示したが、本発明は、手術の前後において、例えば手術室内の洗浄による清掃等に際して生ずる排液等、手術室内で発生せしめられる全ての排液の排出システムとして、有利に適用され得るものであることは、勿論である。
【0071】
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
【0072】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明に従う、手術室の排液排出システムによれば、手術室内で生ずる排液を、面倒な手間や大きな労力が要される作業を何等行うことなく、排出することが出来るのであり、その上、排液の排出時において、手術室内で行われる各種の作業の妨げとなるような騒音の発生が、極めて効果的に且つ確実に解消乃至は抑制され得ることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う手術室の排液自動排出システムの一例を概略的に示す説明図である。
【図2】本発明に従う手術室の排液自動排出システムの別の例を概略的に示す図1に対応する図である。
【図3】本発明に従う手術室の排液排出システムの一例を概略的に示す図1に対応する図である。
【符号の説明】
10 貯留槽 12 排液吸引用配管
14 ブロワ 20 手術室
28 流出口 32 分離器
38 上限レベルセンサ 40 下限レベルセンサ
42 アウトレットボックス 46 電磁バルブ
54 洗浄水供給パイプ 56 空気導入パイプ
58,60 電磁弁 62 制御装置
76 キャスタ 78 台車

Claims (9)

  1. 手術室内で生ずる排液を該手術室内から外部に自動的に排出するためのシステムにして、
    前記手術室内に備えられて、前記排液を貯留すると共に、該貯留された排液を流出口を通じて流出せしめる貯留槽と、
    該貯留槽の前記流出口に接続されて、該貯留槽から該流出口を通じて流出せしめられた前記排液を流通せしめる流通管路を含み、該流通管路の貯留槽接続側とは反対側に設けられた排出口を通じて、該流通管路内を流通する該排液を前記手術室の外部に排出する排出流路と、
    前記貯留槽内の排液を前記排出流路の前記流通管路を通じて吸引する吸引装置と、
    前記貯留槽内に貯留される前記排液の増加により、かかる排液の貯留量が上限値に達した際に、上限値検出信号を出力する上限レベルセンサと、
    前記貯留槽内からの前記排液の流出に伴う該貯留槽内の排液の貯留量の減少によって、該貯留量が下限値に達した際に、下限値検出信号を出力する下限レベルセンサと、
    前記排出流路の前記流通管路上に設置されて、該流通管路の遮断と開放とを切り換えるバルブ手段と、
    前記吸引装置と前記バルブ手段の作動を制御し、前記上限レベルセンサからの前記上限値検出信号に基づいて、該バルブ手段を開放すると共に、該吸引装置による吸引を開始させて、前記貯留槽内の排液を該貯留槽の前記流出口から流出せしめる一方、前記下限レベルセンサからの前記下限値検出信号に基づいて、該バルブ手段を閉鎖すると共に、該吸引装置による吸引を停止させて、該流出口からの排液の流出を停止せしめる制御手段とを、
    含むことを特徴とする手術室の排液自動排出システム。
  2. 前記排出流路における前記排液の流通方向下流側に、前記流通管路内を流通せしめられる排液と、該排液と共に流通せしめられる空気とを分離して、該分離された空気を前記吸引装置に送り出す一方、該分離された排液を前記排出口を通じて外部に排出せしめる分離手段が設けられて、該排出流路が、それら分離手段と流通管路とを含んで構成されている請求項1に記載の手術室の排液自動排出システム。
  3. 前記排出流路の前記流通管路内を洗浄する洗浄液を該流通管路内に供給する供給手段を、更に含んで構成されている請求項1又は請求項2に記載の手術室の排液自動排出システム。
  4. 前記洗浄液が、電解液の電気分解によって得られる強アルカリ性イオン水である請求項3に記載の手術室の排液自動排出システム。
  5. 電解液の電気分解により得られる強酸性イオン水を、前記排出流路の、前記排出口よりも前記排液の流通方向上流側において、該排出流路内に導入する強酸性イオン水導入手段と、電解液の電気分解により得られる強アルカリ性イオン水を、前記強酸性イオン水の前記排出流路内への導入が行われていないときに、該排出流路の前記流通管路における前記排液の流通方向上流側において、該流通管路内に導入する強アルカリ性イオン水導入手段とを更に含み、前記排出流路内に導入された前記強酸性イオン水を、該排出流路内を流通する前記排液中に混入せしめることにより、該排液を殺菌する一方、前記流通管路内に導入された強アルカリ性イオン水を該流通管路内に流通せしめることにより、該流通管路内を洗浄するように構成されている請求項1又は請求項2に記載の手術室の排液自動排出システム。
  6. 電解液を電解せしめて強酸性イオン水を陽極側に生成せしめる一方、強アルカリ性イオン水を陰極側に生成せしめる強電解水生成手段を更に含み、前記強酸性イオン水導入手段が、前記強電解水生成手段の陽極側から前記強酸性イオン水を導いて、前記排出流路内に導入するように構成される一方、前記強アルカリ性イオン水導入手段が、前記強電解水生成手段の陰極側から前記強アルカリ性イオン水を導いて、前記流通管路内に導入するように構成されている請求項に記載の手術室の排液自動排出システム。
  7. 手術室内で生ずる排液を排出するためのシステムにして、
    前記手術室内において移動可能に構成されて、前記排液を貯留すると共に、該貯留された排液を流出口を通じて流出せしめる貯留槽と、
    該貯留槽の前記流出口に接続されて、該貯留槽から該流出口を通じて流出せしめられた前記排液を流通せしめる流通管路を含み、該流通管路の貯留槽接続側とは反対側に設けられた排出口を通じて、該流通管路内を流通する該排液を排出せしめる、配設位置の変化可能な排出流路と、
    前記貯留槽内の排液を前記排出流路の前記流通管路を通じて吸引する吸引装置と、
    該吸引装置を前記手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように、該吸引装置を移動させるための移動手段と、
    前記貯留槽内に貯留される前記排液の増加により、かかる排液の貯留量が上限値に達した際に、貯留量検出信号を出力するレベルセンサと、
    該レベルセンサからの前記貯留量検出信号が出力された際に、計時を開始し、前記貯留槽内からの前記排液の流出に伴う該貯留槽内の排液の貯留量の減少によって、該貯留量が下限値に達した際に、計時を終了するタイマ装置と、
    前記吸引装置の作動を制御し、前記レベルセンサからの前記貯留量検出信号に基づいて、該吸引装置による吸引を開始させて、前記貯留槽内の排液を該貯留槽の前記流出口から流出せしめる一方、前記タイマ装置の前記計時の終了に基づいて、該吸引装置による吸引を停止させて、該流出口からの排液の流出を停止せしめる制御手段とを、
    含むことを特徴とする手術室の排液排出システム。
  8. 前記排出流路における前記排液の流通方向下流側に、前記流通管路内を流通せしめられる排液と、該排液と共に流通せしめられる空気とを分離して、該分離された空気のみを前記吸引手段に送り出す分離手段が設けられて、該排出流路が、それら分離手段と流通管路とを含んで構成されると共に、かかる分離手段が、該分離手段を手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように移動させるための移動機構にて、移動可能とされている請求項に記載の手術室の排液排出システム。
  9. 前記制御手段が、該制御手段を手術室内若しくは手術室外の所定位置に配置せしめ得るように移動させるための移動機構にて、移動可能とされている請求項又は請求項に記載の手術室の排液排出システム。
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