JP4727669B2 - LASeR二進表現のポイントシーケンス符号化/復号化方法及び装置 - Google Patents

LASeR二進表現のポイントシーケンス符号化/復号化方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、ポイントシーケンスを効率的に符号化/復号化する方法及び装置に関し、より具体的には、LASeR(Lightweight Application Scene Representation)二進表現のポイントシーケンスを効率的に符号化/復号化するための方法及び装置に関する。
LASeRは、携帯電話のようにリソースが不足する端末において簡単なマルチメディアサービスを提供するために定められたマルチメディアコンテンツフォーマットである。モバイル端末の地図、アニメーション及び2次元ベクトルグラフィックのようなアプリケーションにLASeRの適用を考慮することができる。このようなアプリケーションデータの多くの部分は、ポイントデータからなることを特徴とする。したがって、ポイントデータを効率的に符号化する方法が考案される必要がある。このために考慮すべきLASeRの2つの主要な要素は、効率的な二進表現と、デコーダ上の小さいメモリである。
2004年7月に公開されたLASeR Text of ISO/IEC 14496-20 CDでは、LASeR二進表現のポイントデータ符号化のために固定長さ(Fixed Length:FL)符号化方法を提案する。FL符号化方法は、ポイント個数(nbPoint)が3より小さい場合には、実際ポイントデータを符号化し、ポイント個数が3以上である場合には、ポイントシーケンスの動的範囲を決定するために全体ポイントシーケンスを検査し、その結果として得られた固定長さを用いて符号化する方式である。このような方法は、非常に簡単に具現されることができるが、各ポイントシーケンスに対する長さフィールドを指定するために10ビットのオーバーヘッドが存在するだけでなく、その以後のデータフィールドにも不要に割り当てられた多数のビットが存在する。
イメージデータの効率的な圧縮と復元のためにエントロピー符号化/復号化を考慮することができる。一般的に、エントロピー符号化は、データが取れる多様な値を考慮して、その頻度が高い値を少ないビット数を用いて符号化する方式である。
多様なエントロピー符号化方法があるが、大きく、符号化テーブルを利用する符号化方法と、符号化テーブルを利用しない符号化方法の2つのグループに分類されることができる。ハフマン符号化方法は、符号化テーブルを利用するグループを代表する。この方法は、ほぼ最適に近い圧縮率を算出することができるが、符号化テーブルを転送しなければならない必要があり、ポイントデータを復号化する毎に毎回メモリ位置をアクセスしなければならないオーバーヘッドがデコーダ(端末機)側に加重されるという問題点がある。LASeRは、軽量のメモリと最小の複雑度を必要とする点から、このように符号化テーブルを利用するハフマン符号化方式は、ポイントデータの符号化に適していない。
他のグループのエントロピー符号化方式(すなわち、符号化テーブルを利用しない符号化方式)として、算術的符号化及びEG符号化を挙げることができる。算術的符号化が効率的な符号化方式ではあるが、エラー回復性の欠如に起因してLASeRに利用されることは困難であるという短所がある。
これに対し、EG(Exponential Golomb)符号化は、LASeR環境に適したいくつかの特性を有する。この方式は、インコーダー側に少ないオーバーヘッドを与えながら、特定の分布に適したパラメータkを選択することができる。また、エラー回復機能を追加するために、リバーシブル可変長コーディング(Variable Length Coding:VLC)に容易に変換されることができる(ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1(ITU-T SG8), “Reversible VLC for added error resilience”参照)。他の長所は、デコーダ側の低いオーバーヘッドである。復号化プロセスがただ加算及びビットシフトたげを用いて行われることができるので、この方法は、携帯電話機のような小型装置に大きいオーバーヘッドを与えることなく具現されることができる。
本発明の目的は、LASeR二進表現の圧縮効率性を向上させるためにポイントシーケンスの符号化方式を選択し、選択された符号化方式を示すフラグ、及び選択された符号化方式がEG符号化方式である場合にEG符号化に使われるパラメータk値をさらに符号化し、LASeR二進ストリームと共に転送するためのポイントシーケンス符号化方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、符号化されたLASeRストリームから符号化方式を示すフラグを抽出し、その値によって復号化方式を決定し、EG復号化方式として決定された場合には、パラメータkをさらに抽出し、前記符号化されたLASeRストリームを復号化する方法及び装置を提供することにある。
本発明は、LASeR二進表現のビット効率性を最大化させるためにポイントシーケンスのための選択的符号化/復号化方法及び装置を提案する。
本発明の一態様によれば、LASeRのポイントシーケンス符号化方法が提供され、前記符号化方法は、各ポイントシーケンスに対して、(a)エクスポネンシャルゴロム(Exponential Golomb:EG)符号化または固定長さ(Fixed Length:FL)符号化方式のいずれか一方を選択する段階と、(b)FL符号化方式が選択された場合に、FL符号化方式に基づいて前記ポイントシーケンスを符号化し、二進ストリームを生成する段階と、(c)EG符号化方式が選択された場合に、EG符号化方式に基づいて前記ポイントシーケンスを符号化し、二進ストリームを生成する段階と、を備え、前記符号化方式の選択結果を示すフラグ、及び前記選択された符号化方式がEG符号化方式である場合にEG符号化を最も効果的に行うことができるパラメータk値が前記二進ストリームに含まれることを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、LASeR二進ストリームを復号化する方法が提供され、前記復号化方法は、前記LASeR二進ストリームから符号化方式を示す情報を抽出し、前記抽出された情報に基づいてEG復号化及びFL復号化方式のいずれか一方を決定する段階と、前記決定された復号化方式に基づいて前記LASeR二進ストリームを復号化する段階と、を備えることを特徴とする 。
本発明のさらに他の態様によれば、場面記述情報(Scene Description)を示すLASeRポイントシーケンスを前述した復号化方法により符号化することによって、符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームを生成するためのLASeR場面符号化手段と、前記符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームと、前記LASeR場面を構成するその他のエレメンタリストリームを多重化し、多重化されたLASeR二進ストリームを生成するための多重化手段と、前記多重化されたLASeR二進ストリームをユーザ端末に転送するための送信手段と、を備えるサーバーが提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、LASeR二進ストリームを受信するための受信手段と、前記受信されたLASeR二進ストリームからLASeR場面記述ストリームとその他のエレメンタリストリームを出力するための逆多重化手段と、前記逆多重化手段から出力された前記LASeR場面記述エレメンタリストリームを前述した復号化方法により復号化することによって、個別アクセス可能な複数の復号化されたLASeRアクセスユニットを生成するためのLASeR場面復号化手段と、前記逆多重化手段から出力された前記その他のエレメンタリストリームを復号化するためのその他のエレメンタリ復号化手段と、前記復号化されたアクセスユニットから場面ツリーを生成するための場面ツリーマネジャーと、前記生成された場面ツリーと前記復号化されたその他のエレメンタリストリームを用いてユーザにLASeRサービスを提供するためのLASeRレンダラー(renderer)と、を備えるユーザ端末装置が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、FL符号化方式またはEG符号化方式のいずれか一方を符号化方式で示すためのフラグ、及び前記フラグがEG符号化方式を示す値を有する場合にEG符号化を最も効果的に行うことができるパラメータk値を含むことを特徴とするLASeRポイントシーケンス符号化データストリームのデータ構造が提供される。
前述したように、本発明の符号化方式によってポイントシーケンスを符号化/復号化する場合に、6乃至17%のデータ圧縮利得が得られる。したがって、本発明に係る符号化方式が多量のポイントシーケンスを含む地図、漫画及びベクトルグラフィック(Vector Graphics)のようなアプリケーションに利用される場合、低いデコーダ複雑度をもって良好な圧縮効率が達成されることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る実施例を詳細に説明する。しかし、以下の詳細な説明は、ただ例示的な目的として提供されるものであり、本発明の概念を任意の特定された物理的構成に限定するものと解されるべきではない。
図1は、本発明に係るLASeRポイントシーケンスの選択的符号化/復号化が適用されるシステムを示す構成図である。図示のように、サーバーシステム10は、LASeR場面符号化部11と、SAF多重化部12及び送信部13を含む。LASeR場面符号化部11は、場面に対する記述子(Scene Description)、例えば、SVG(Scalable Vector Graphics)データまたはLASeR XMLデータなどを入力されて、圧縮された(符号化された)LASeR場面記述エレメンタリストリームを生成する。本発明に係るLASeRポイントシーケンスの選択的符号化方式がLASeR場面符号化部11に適用されることができる。
SAF多重化部12は、LASeR場面記述エレメンタリストリームと、LASeR場面を構成するその他のエレメンタリストリーム(Elementary Stream)(例えば、場面によってビデオ、オーディオ、イメージ、フォント、あるいはメタデータエレメンタリストリームなどを含む)を入力されて、1つの多重化されたLASeR二進ストリームを生成する。送信部13は、IP、無線インターネットあるいはCDMA網などの多様な通信網を介して、LASeR二進ストリームをユーザ端末20に転送する。ユーザ端末20は、受信部21と、SAF逆多重化部22と、LASeR場面復号化部23と、その他のエレメンタリ復号化部24及びLASeRレンダラー26を含む。SAF逆多重化部23は、受信部21により転送されたデータストリームを入力されて、LASeR場面記述ストリームとその他のエレメンタリストリームを生成する。LASeR場面復号化部23は、SAF逆多重化部22の出力の中からLASeR場面記述エレメンタリストリームを入力されて、復号化されたアクセスユニットを生成する。アクセスユニットは、メディアストリームから個別アクセスが可能なデータの一部分である。本発明に係るLASeRポイントシーケンスの復号化方式がLASeR場面復号化部23に適用されることができる。
その他のエレメンタリ復号化部24は、SAF逆多重化部23の出力のうちLASeR場面記述エレメンタリストリームを除いたその他のエレメンタリストリーム、すなわち、ビデオ、オーディオ、イメージ、フォント、またはメタデータエレメンタリストリームなどを復号化する。場面ツリーマネジャー(Scene Tree Manager)25は、復号化されたアクセスユニットを入力されて、場面ツリーを生成する。場面ツリーとは、LASeR場面を構成する客体の時間/空間的位置を示すための場面記述子(Scene Description)の階層的構造を意味する。LASeRレンダラー26は、場面ツリーを入力されて、また、その他のエレメンタリ復号化部24から出力された多様な形態のその他のエレメンタリストリームを入力されて、ユーザにLASeRサービスを提供する。
図2は、本発明によってポイントシーケンスを符号化するプロセスを示す流れ図である。各ポイントシーケンスに対して、段階210でFLまたはEG符号化方式のいずれか一方を決定する。一実施例として、EG符号化及びFL符号化を全て行った後、最も小さいビット数を発生させる符号化方式を選択する。FL符号化方式として選択されれば、段階220で符号化選択フラグを“0”に符号化し(flag=0)、段階230でFL符号化方式を用いてポイントシーケンスを符号化する。
FL符号化方式は、次の手続によって行われることができる。
ポイントシーケンスが(x、y)(x、y)…(x、y)のn+1個のポイントで構成されていると仮定する時、
1)ポイント個数が2個以下なら、
i)x、y、x及びyを全て符号化することができる最小ビット数(bits)を計算及び符号化する。
ii)前記i)で求めたビット数(bits)を用いてポイント(x、y)、(x、y)を符号化する。
2)それとも、すなわち、ポイント個数が3個以上なら、
i)ポイント(x、y)を全て符号化することができる最小ビット数(bits)を計算及び符号化する。
ii)前記i)で求めた最小ビット数(bits)を用いてポイント(x、y)を符号化する。
iii)dx10、…dxnn−1(ここで、dxnn−1=x−xn−1)を求めた後、これらの符号化に必要なビット数(bitsx)を求める。
iv)dy10、…dynn−1(ここで、dynn−1=y−yn−1)を求めた後、これらの符号化に必要なビット数(bitsy)を求める。
v)前記ビット数(bitsx及びbitsy)を符号化する。
vi)dx10、dy10…、dxnn−1、dynn−1を符号化する。
これに対し、EG符号化方式が選択された場合に、段階240で符号化選択フラグを“1”に符号化し(flag=1)、段階250でEG符号化を最も効果的に行うことができるパラメタkを求め、これを符号化する。段階260で、EG符号化方式に基づいてポイントシーケンスを符号化する。
EG符号化は、エントロピー符号化方式の1つであって、小さい番号にさらに短いコードを割り当てることによって、小さい番号の発生頻度が多いポイントシーケンスの圧縮に有利な規則的な構成方式を有する。他のエントロピー符号化方式であるハフマン符号化方式では、シンボルとコード番号との関係を指定するコードテーブルが必要であり、このようなコードテーブルは、ユーザ端末機に格納されていなければならない。これとは対照的に、EG符号化は、規則的な構成方式を利用するので、コードテーブルを必要としないという点から、LASeRにさらに適した符号化方式と言える。EG符号化は、シンボルの正確な統計によってコードワードを割り当てるものではない。その代わりに、EG符号化は、パラメータkを調整することによって、ジオメトリック分布の多様な分散にマッチングされることができる。EG符号化において各コードは、次のように構成される。
[M zeros][1][INFO]
ここで、Mは、リーディングゼロ(leading zero)の個数であり、INFOは、情報を運搬する(M+k)ビットのサフィックスオフセット(suffix offset)値である。リーディングゼロと次の“1”は、各コードを分離するプレフィックスコードの役目をする。コード番号(CodeNum)は、次のように決定される。
数式1
CodeNum=2M+k+INFO−2
INFO値は、リーディングゼロの長さに影響を与えないので、上記式中、INFO項を無視することによって、次の数式2によってリーディングゼロの個数Mを得ることができる。
数式2
M=[log(CodeNum+2)]−k
次に、INFOは、上記数式2から導き出された次の数式3によって得られることができる。
数式3
INFO=CodeNum+2−2M+k
以下の表1は、パラメータk=0、k=1、k=2、k=3である場合に構成されたEG符号化コードの各11個を例示的に示す。
Figure 0004727669
上記表から、コードは、論理的な順序に増加することが分かる。
* EGコードは、符号なしコード番号のみを有するので、符号付きEGコードは、符号なしEGコードにマッピングされなければならない。符号付きEGコードは、ビットストリームから符号なしEGコード番号(CodeNum)を検索し、以下の規則を用いてこれを符号付きものにマッピングさせることによって、パーシングされる。
If (CodeNum is 0) signed code = 0;
else if (CodeNum is even) signed code = -CodeNum/2;
else if (CodeNum is odd) signed code = (CodeNum+1)/2;
下記の表2に符号なし−符号付きマッピングに対する例が記載されている。
Figure 0004727669
一実施例として、EG符号化方式は、次の手続によって行われることができる。
ポイントシーケンスが(x、y)(x、y)…(x、y)のn+1個のポイントで構成されていると仮定する時、
(1)ポイント(x、y)を符号化することができる最小ビット数を計算及び符号化する。
(2)前記最小ビット数を用いてポイント(x、y)を符号化する。
(3)前記ポイントシーケンスの残余ポイントの各々に対して、以前ポイントと現在ポイント間のx及びy座標の差分データを所定の規則に基づいてEGコード番号(CodeNum)に各々マッピングし、前記EGコード番号及び前記パラメータk値を用いて前記x及びy座標の差分データの各々に対応するEGコードワードを生成することによって、EG符号化を行う。
具体的に、1個のポイント(x、y)の符号化のために次のプロセスを行う。
(i)xとxi−1の差異(diffx)は、下記の規則によって符号なしEGコード番号(CodeNum)にマッピングされる。
if (diffx >= 0) CodeNum = diffx * 2 - 1;
else CodeNum = |diffx| * 2;
(ii)リーディングゼロの個数を示すMは、前述した数式2により求められることができる。
(iii)Mビットだけ0を記録する。
(iv)1ビットだけ1を記録する。
(v)情報を運搬するサフィックスオフセット(suffix offset)であるINFOは、前述した数式3により求められることができる。
(vi)M+kビットにINFOを記録する。
(vii)yとyi−1の差異(diffy)は、下記の規則によって符号なしEGコード番号(CodeNum)にマッピングされる。
if (diffy >= 0) CodeNum = diffy * 2 - 1;
else CodeNum = |diffy| * 2;
(viii)前記数式2を用いてリーディングゼロの個数を示すMを求める。
(ix)Mビットだけ0を記録する。
(x)1ビットだけ1を記録する。
(xi)前記数式3を用いて情報を運搬するサフィックスオフセット(suffix offset)であるINFOを求める。
(xii)M+kビットにINFOを記録する。
図3は、本発明によってポイントシーケンスを復号化するプロセスを示す流れ図である。図示のように、段階310で、LASeR二進ストリームに対してFLまたはEG復号化方式のいずれか一方を決定する。このような決定は、LASeR二進ストリームに含まれた符号化選択フラグを読み取ることによって行われることができる。前述したように、二進ストリームに含まれた符号化選択フラグは、当該ポイントシーケンスがFL及びEG符号化方式のいずれか方式によって符号化されたかを示すフラグであるから、これにより、復号化方式を決定するようになる。
FL復号化方式として決定された場合には、FL復号化方式に基づいてポイントシーケンスを復号化する(段階320)。FL復号化方式は、次の手続によって行われることができる。
LASeR二進ストリームがポイントシーケンス(x、y)(x、y)…(x、y)に復号化されると仮定する時、
(1)LASeR二進ストリームからポイントシーケンス内のポイント個数を抽出する。
(2)LASeR二進ストリームからポイントのxとyに必要なビット数(bits)を抽出する。
(3)ポイントが2個以下なら、bitsだけを読み取り、x、y、x、yの値を各々抽出する。
(4)それとも、
(i)bitsだけを読み取り、xとyを各々抽出する。
(ii)xとyの差分(各dxとdy)に必要なビット数であるbitsxとbitsyを抽出する。
(iii)i=1に置く。
(iv)bitsxとbitsyだけを読み取り、dxとdyの値を各々抽出し、x=xi−1+dxとy=yi−1+dyを計算する。
(v)i=i+1して、前記(iv)項をn−1回行う。
これに対し、前記EG復号化方式として決定されれば、段階330でEG復号化のためのパラメータkをLASeR二進ストリームからさらに抽出し、段階340で前記抽出したパラメータkを用いてEG復号化を行う。
一実施例として、EG復号化方式は、次の手続によって行われることができる。
LASeR二進ストリームがポイントシーケンス(x、y)(x、y)…(x、y)に復号化されると仮定する時、
(1)LASeR二進ストリームからポイントシーケンスのポイント個数情報、前記ポイントの符号化に利用されたビット数(bits)情報及び前記パラメータkの情報を読み取る。
(2)前記抽出されたビット数(bits)単位でビットを読み取り、第1ポイント座標(x、y)を復号化する。
(3)LASeR二進ストリームから以前ポイントと現在ポイントのx及びy座標の差分データの各々に対応するEGコードワードを読み取り、前記パラメータkを用いて復号化し、前記復号化されたx及びy座標の差分データを前記以前ポイントの座標に合算することによって、前記現在ポイントの座標を計算する。
(4)(3)段階を前記第1ポイントを除いた残余ポイント個数だけ繰り返して行う。
具体的に、1個ポイント(x、y)の復号化のために次のプロセスを行う。
(i)1が発見されるまで1ビットずつを読み取り、総ビット数をMという。
(ii)1を読み出して捨てる。
(iii)M+kビットを読み出し、INFOという。
(iv)CodeNum=2M+k+INFO−2を求める。
(v)CodeNumからdxを求める。
(vi)x=xi−1+dxを計算する。
(vii)1が発見されるまで1ビットずつを読み出し、総ビット数をMという。
(viii)1を読み出して捨てる。
(ix)M+kビットを読み出し、INFOという。
(x)CodeNum=2M+k+INFO−2を求める。
(xi)CodeNumからdyを求める。
(xii)y=yi−1+dyを計算する。
本発明に係るLASeR二進ストリームの復号化プロセスは、以下のシュード(Pseudo)コードで表現されたシンタックス及びセマンティックスで表現されることができる。
シンタックス:
decodingPointSequence {
nbPoints = Read(lenBits);
flag = Read(1);
if (flag == 0) {
if (nbPoints < 3) {
bits = Read(5);
for (int i = 0; i < nbPoints; i++) {
x[i] = Read(bits);
y[i] = Read(bits);
}
}
else {
bits = Read(5);
x[0] = Read(bits);
y[0] = Read(bits);
bitsx = Read(5);
bitsy = Read(5);
for (int i = 1; i < nbPoints; i++) {
dx = Read(bitsx);
dy = Read(bitsy);
x[i] = dx + x[i-1];
y[i] = dy + y[i-1];
}
}
}
else {
bits = Read(5);
x[0] = Read(bits);
y[0] = Read(bits);
kvalue = Read(4);
for(i=1; i < nbPoints; i++) {
l_zero = 0;
while (Read(1) == 0) l_zero++;
Mvalue = l_zero;
Read(1);
INFO = Read(Mvalue + kvalue);
CodeNum = 2M+kvalue+INFO-2kvalue;
if (CodeNum == 0) dx = 0;
else if (CodeNum == even) dx = -CodeNum/2;
else if (CodeNum == odd) dx = (CodeNum+1)/2;
x[i] = dx + x[i-1];
l_zero = 0;
while (Read(1) == 0) l_zero++;
Mvalue = l_zero;
Read(1);
INFO = Read(Mvalue + kvalue);
CodeNum = 2M+kvalue+INFO-2kvalue;
if (CodeNum == 0) dy = 0;
else if (CodeNum == even) dy = -CodeNum/2;
else if (CodeNum == odd) dy = (CodeNum+1)/2;
y[i] = dy + y[i-1];
}
}
}

セマンティックス:
flag − FL符号化(flag=0)またはEG符号化(flag=1)を示すフラグ
kvalue − EG符号化のためのパラメータであって、ジオメトリック分布の種類によって異なる値を使用する。例えば、kvalue値が増加するほど、ジオメトリック分布はだんだん緩やかになる。
Mvalue − リーディングゼロの個数
CodeNum − コード番号
dx − 現在ポイントのx座標値と以前ポイントのx座標値との差分。
dx=x[i]−x[i−1]
dy − 現在ポイントのy座標値と以前ポイントのy座標値との差分。
dy=y[i]−y[i−1]
INFO − dxまたはdyに関する情報を有する値
本発明に係るLASeR二進ストリームの復号化プロセスは、一実施例として、以下のシュード(Pseudo)コードで表現されたシンタックスで表現されることができる。
シンタックス:
decodingPointSequence {
nbPoints = Read(lenBits);
flag = Read(1);
if (flag == 0) {
if (nbPoints < 3) {
bits = Read(5);
for (int i = 0; i < nbPoints; i++) {
x[i] = Read(bits);
y[i] = Read(bits);
}
}
else {
bits = Read(5);
x[0] = Read(bits);
y[0] = Read(bits);
bitsx = Read(5);
bitsy = Read(5);
for (int i = 1; i < nbPoints; i++) {
dx = Read(bitsx);
dy = Read(bitsy);
x[i] = dx + x[i-1];
y[i] = dy + y[i-1];
}
}
}

else {
kvalue = Read(4);
bits Read(5);
x[0] = Read(bits);
y[0] = Read(bits);
for(i=1; i < nbPoints; i++) {
l_zero = 0;
while (Read(1) == 0) l_zero++;
Mvalue = l_zero;
Read(1);
INFO = Read(Mvalue + kvalue);
CodeNum = 2M+kvalue+INFO-2kvalue;
if (CodeNum == 0) dx = 0;
else if (CodeNum == even) dx = -CodeNum/2;
else if (CodeNum == odd) dx = (CodeNum+1)/2;
x[i] = dx + x[i-1];
l_zero = 0;
while (Read(1) == 0) l_zero++;
Mvalue = l_zero;
Read(1);
INFO = Read(Mvalue + kvalue);
CodeNum = 2M+kvalue+INFO-2kvalue;
if (CodeNum == 0) dy = 0;
else if (CodeNum == even) dy = -CodeNum/2;
else if (CodeNum == odd) dy = (CodeNum+1)/2;
y[i] = dy + y[i-1];
}
}
}
本発明に係るLASeR二進ストリームの復号化プロセスは、1つの変形実施例として、SDL(Syntactic Description Language)コードで表現されたシンタックスで表現されることができる。
シンタックス:
decodingPointSequence {
uivlc5 nbPoints;
uint(1) flag;
if (flag == 0) {
if (nbPoints < 3) {
uint(5) bits;
for (int i = 0; i < nbPoints; i++) {
uint(bits) x[i];
uint(bits) y[i];

* }
} else {
uint(5) bits;
uint(bits) x[0];
uint(bits) y[0];
uint(5) bitsx;
uint(5) bitsy;
for (int i = 1; i < nbPoints; i++) {
uint(bitsx) dx;
uint(bitsy) dy;
x[i] = dx + x[i-1];
y[i] = dy + y[i-1];
}
}
}
else {
uint(4) kvalue;
uint(5) bits;
uint(bits) x[0];
uint(bits) y[0];
int XMvalue,YMvalue = 0;
int CodeNum = 0;
int Diff =0;
for(i=1; i < nbPoints; i++) {
// to calculate X point
do {
bit(1) bitX;
XMvalue ++;
} while (bitX == 0);
const bit(1) endX = 1;
uint(XMvalue+kvalue) INFO_dx;
CodeNum = GetCodeNum(kvalue, XMvalue, INFO_dx);
Diff = GetDiff(CodeNum);
x[i] = x[i-1] + Diff
// to calculate Y point
do {
unit(1) bitY;
YMvalue ++;
} while (bitY == 0);
const bit(1) endY = 1;
uint(YMvalue+kvalue) INFO_dy;
CodeNum = GetCodeNum(kvalue, YMvalue, INFO_dy);
Diff = GetDiff(CodeNum);
y[i] = y[i-1] + Diff
}
}
}

uint GetCodeNum(int k, int Mvalue, int INFO){
return 2(k+Mvalue) + INFO - 2k ;
}
int GetDiff (int CM) {
if ((CM%2)==0) return -1*CM/2;
else return CM//2;
}
前記シンタックス表現のうち演算子%は、モジュロ(modulus)演算子を示し、演算子//は、整数除算であり、残りは、近い整数に四捨五入する。いくつかの例として、1//2は、1となり、3//2は、2となり、5//2は、3となる。
前述した本発明は、1つ以上の製造物上に具現された1つ以上のコンピュータ読み取り可能な媒体として提供されることができる。製造物として、フロッピーディスク、ハードディスク、CD ROM、フラッシュメモリカード、PROM、RAM、ROM、または磁気テープを挙げることができる。一般的に、コンピュータ読み取り可能なプログラムは、任意のプログラミング言語で具現されることができる。使用可能な言語の例として、C、C++、またはJAVA(登録商標)が含まれる。
以上、特定の実施例により本発明を説明したが、本発明は、前述した実施例及び添付の図面に限定されるものではなく、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であることは自明であろう。
本発明に係るLASeRポイントシーケンスの選択的符号化/復号化が適用されるシステムを示す構成図である。 本発明によってポイントシーケンスを符号化するプロセスを示す流れ図である。 本発明によってポイントシーケンスを復号化するプロセスを示す流れ図である。

Claims (11)

  1. LASeR(Lightweight Application Scene Representation)のポイントシーケンスを符号化する方法において、各ポイントシーケンスに対して、
    (a)エクスポネンシャルゴロム(Exponential Golomb:EG)符号化または固定長さ(Fixed Length:FL)符号化方式のいずれか一方を選択する段階と、
    (b)FL符号化方式が選択された場合に、FL符号化方式に基づいて前記ポイントシーケンスを符号化し、二進ストリームを生成する段階と、
    (c)EG符号化方式が選択された場合に、EG符号化方式に基づいて前記ポイントシーケンスを符号化し、二進ストリームを生成する段階と、を備え、
    前記符号化方式の選択結果を示すフラグ、及び前記選択された符号化方式がEG符号化方式である場合にEG符号化を最も効果的に行うことができるパラメータk値が前記二進ストリームに含まれ、前記パラメータk値はEG符号化に使用されるコード番号の幾何分布によって異なり、
    前記(b)段階のFL符号化方式は、ポイントシーケンス(x 、y )(x 、y )…(x 、y )に対して、
    (b1)前記ポイントシーケンスのポイント個数が2以下である場合に、
    (b1−i)前記ポイントの座標(x 、y 、)(x 、y )を符号化することができる最小ビット数(bits)を計算及び符号化する段階と、
    (b1−ii)前記最小ビット数(bits)を用いて前記ポイントの座標(x 、y )(x 、y ))を符号化する段階と、
    (b2)前記ポイントシーケンスのポイント個数が2を超過する場合に、
    (b2−i)第1ポイントの座標(x 、y )を符号化することができる最小ビット数(bits)を計算及び符号化する段階と、
    (b2−ii)前記最小ビット数(bits)を用いて前記第1ポイントの座標(x 、y )を符号化する段階と、
    (b2−iii)隣接するポイント間のx座標の差分データ(dx 10 、…、dx nn−1 、ここで、dx nn−1 =x −x n−1 )を求め、前記x座標の差分データの符号化に必要なビット数(bitsx)を計算する段階と、
    (b2−iv)隣接するポイント間のy座標の差分データ(dy 10 、…、dy nn−1 、ここで、dy nn−1 =y −y n−1 )を求め、前記y座標の差分データの符号化に必要なビット数(bitsy)を計算する段階と、
    (b2−v)前記x座標の差分データ符号化に必要なビット数及び前記y座標の差分データの符号化に必要なビット数を符号化する段階と、
    (b2−vi)前記x座標の差分データ及びy座標の差分データを符号化する段階と、を備えることを特徴とするLASeRポイントシーケンス符号化方法。
  2. 前記(c)段階は、EG符号化を最も効果的に行うことができるパラメータkを求める段階をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のLASeRポイントシーケンス符号化方法。
  3. 前記(a)段階で、前記ポイントシーケンスに対してEG符号化及びFL符号化を全て行った後、最も小さいビット数を発生させる符号化方式を選択することを特徴とする請求項1に記載のLASeRポイントシーケンス符号化方法。
  4. 前記(c)段階のEG符号化方式は、ポイントシーケンス(x、y)(x、y)…(x、y)に対して、
    (c1)第1ポイントの座標(x、y)を符号化することができる最小ビット数を計算及び符号化する段階と、
    (c2)前記最小ビット数を用いて前記第1ポイントの座標(x、y)を符号化する段階と、
    (c3)残余ポイントの各々に対して、以前ポイントと現在ポイント間のx及びy座標の差分データを所定の規則に基づいてEGコード番号(CodeNum)に各々マッピングし、前記EGコード番号及び前記パラメータk値を用いて前記x及びy座標の差分データの各々に対応するEGコードワードを生成することによって、EG符号化を行う段階と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のLASeRポイントシーケンス符号化方法。
  5. 前記(c3)段階は、残余ポイントの各々に対して、
    (c3−i)以前ポイントと現在ポイント間のx座標の差分データを所定の規則に基づいてEGコード番号(CodeNum)にマッピングする段階と、
    (c3−ii)前記(c3−i)段階で求めた前記EGコード番号(CodeNum)及び前記パラメータk値を用いてリーディングゼロの個数(M)及び情報を運搬するサフィックスオフセット(INFO)を求める段階と、
    (c3−iii)前記(c3−ii)段階で求めたM個ビットの“0”、1個ビットの“1”及びM+kビットの前記サフィックスオフセット(INFO)を連結することによって、前記x座標の差分データに対応するEGコードワードを生成する段階と、
    (c3−iv)以前ポイントと現在ポイント間のy座標の差分データを所定の規則に基づいてEGコード番号(CodeNum)にマッピングする段階と、
    (c3−v)前記(c3−iv)段階で求めたEGコード番号(CodeNum)及び前記パラメータk値を用いてリーディングゼロの個数(M)及び情報を運搬するサフィックスオフセット(INFO)を求める段階と、
    (c3−vi)前記(c3−v)段階で求めた前記M個ビットの“0”、1個ビットの“1”及び前記M+kビットのサフィックスオフセット(INFO)を連結することによって、前記y座標の差分データに対応するEGコードワードを生成する段階と、を備えることを特徴とする請求項に記載のLASeRポイントシーケンス符号化方法。
  6. LASeR二進ストリームを復号化する方法において、
    前記LASeR二進ストリームから符号化方式を示す情報を抽出し、前記抽出された情報に基づいてEG復号化及びFL復号化方式のいずれか一方を決定する段階と、
    前記決定された復号化方式に基づいて前記LASeR二進ストリームを復号化する段階と、
    EG復号化方式として決定されれば、前記EG復号化に必要なパラメータkを前記LASeR二進ストリームから抽出し、前記パラメータkを用いて前記EG復号化方式に基づいて前記LASeR二進ストリームを復号化する段階と、
    を備え、前記パラメータk値はEG符号化に使用されるコード番号の幾何分布によって異なり、
    前記FL復号化方式として決定されれば、前記LASeR二進ストリームがポイントシーケンス(x 、y )(x 、y )…(x 、y )に復号化されると仮定する時、
    (a)前記LASeR二進ストリームからポイントシーケンスのポイント個数情報及びポイントの符号化に利用されたビット数(bits)情報を読み取る段階と、
    (b)前記読み取られたポイント個数が2個以下である場合に、前記読み取られたビット数(bits)単位でビットを順次に読み取り、前記2個以下のポイント座標を復号化する段階と、
    (c)前記ポイント個数が2個を超過する場合に、
    (c1)前記読み取られたビット数(bits)単位でビットを順次に読み取り、第1ポイント座標(x 、y )を復号化する段階と、
    (c2)前記LASeR二進ストリームから隣接するポイント間のx及びy座標の差分データの符号化に利用されたビット数(bitsx、 bitsy)情報を順次に読み取る段階と、
    (c3)前記読み取られたビット数(bitsx、 bitsy)の各々に該当するビットを順次に読み取り、以前ポイントと現在ポイント間のx及びy座標の差分データの各々を復号化し、前記復号化されたx及びy座標の差分データを前記以前ポイントの座標に合算することによって、前記現在ポイントの座標を計算する段階と、
    (c4)前記(c3)段階を前記第1ポイントを除いた残余ポイント個数だけ繰り返す段階と、を備えることを特徴とするLASeR二進ストリーム復号化方法。
  7. 前記EG復号化方式に基づいて前記LASeR二進ストリームを復号化する段階は、前記LASeR二進ストリームがポイントシーケンス(x、y)(x、y)…(x、y)に復号化されると仮定する時、
    (a)前記LASeR二進ストリームからポイントシーケンスのポイント個数情報、前記ポイントの符号化に利用されたビット数(bits)情報及び前記パラメータk情報を読み取る段階と、
    (b)前記抽出されたビット数(bits)単位でビットを順次に読み取り、第1ポイント座標(x、y)を復号化する段階と、
    (c)前記LASeR二進ストリームから以前ポイントと現在ポイントのx及びy座標の差分データの各々に対応するEGコードワードを読み取り、前記パラメータkを用いて復号化し、前記復号化されたx及びy座標の差分データを前記以前ポイントの座標に合算することによって、前記現在ポイントの座標を計算する段階と、
    (d)前記(c)段階を前記第1ポイントを除いた残余ポイント個数だけ繰り返す段階と、を備えることを特徴とする請求項に記載のLASeR二進ストリーム復号化方法。
  8. 場面記述情報(Scene Description)を示すLASeRポイントシーケンスを請求項1乃至のいずれかに記載の方法により符号化することによって、符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームを生成するためのLASeR場面符号化手段と、
    前記符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームと、前記LASeR場面を構成するその他のエレメンタリストリームを多重化し、多重化されたLASeR二進ストリームを生成するための多重化手段と、
    前記多重化されたLASeR二進ストリームをユーザ端末に転送するための送信手段と、を備えることを特徴とするサーバー装置。
  9. LASeR二進ストリームを受信するための受信手段と、
    前記受信されたLASeR二進ストリームからLASeR場面記述ストリームとその他のエレメンタリストリームを出力するための逆多重化手段と、
    前記逆多重化手段から出力された前記LASeR場面記述エレメンタリストリームを請求項6乃至7のいずれかに記載の方法により復号化することによって、個別アクセス可能な複数の復号化されたLASeRアクセスユニットを生成するためのLASeR場面復号化手段と、
    前記逆多重化手段から出力された前記その他のエレメンタリストリームを復号化するためのその他のエレメンタリ復号化手段と、
    前記復号化されたアクセスユニットから場面ツリーを生成するための場面ツリーマネジャーと、
    前記生成された場面ツリーと前記復号化されたその他のエレメンタリストリームを用いてユーザにLASeRサービスを提供するためのLASeRレンダラー(renderer)と、を備えることを特徴とするユーザ端末装置。
  10. 場面記述情報(Scene Description)を示すLASeRポイントシーケンスを請求項1乃至のいずれかに記載の方法により符号化することによって、符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームを生成するためのLASeR場面符号化部と、
    前記符号化されたLASeR場面記述エレメンタリストリームと、前記LASeR場面を構成するその他のエレメンタリストリームを多重化し、多重化されたLASeR二進ストリームを生成するための多重化部と、
    前記多重化されたLASeR二進ストリームを出力するための出力部と、を備えることを特徴とする符号化装置。
  11. LASeR二進ストリームを入力されるための入力部と、
    前記入力されたLASeR二進ストリームからLASeR場面記述ストリームとその他のエレメンタリストリームを出力するための逆多重化部と、
    前記逆多重化部から出力された前記LASeR場面記述エレメンタリストリームを請求項6乃至7のいずれかに記載の方法により復号化することによって、個別アクセス可能な複数の復号化されたLASeRアクセスユニットを生成するためのLASeR場面復号化部と、
    前記逆多重化部から出力された前記その他のエレメンタリストリームを復号化するためのその他のエレメンタリ復号化部と、
    前記復号化されたアクセスユニットから場面ツリーを生成するための場面ツリーマネジャーと、
    前記生成された場面ツリーと前記復号化されたその他のエレメンタリストリームを用いてユーザにLASeRサービスを提供するためのLASeRレンダラー(renderer)と、を備えることを特徴とする復号化装置。
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