JP4723417B2 - 接着材塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水平な一方向で互いに並設された複数のノズルを通して接着材を吐出し、これをワークの表面に縞状に塗布可能とする接着材塗布装置に関するものである。
上記接着材塗布装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記接着材塗布装置は、接着材を供給可能とするポンプと、水平な一方向で互いに並設され、それぞれ下方に向かって開口する複数のノズルと、上記ポンプから供給された接着材を、上記各ノズルに分配してこれら各ノズルを通し吐出させる分配器と、上記各ノズルをそれぞれ開閉可能とする弁とを備えている。水平方向に平坦に延びるワークが、上記一方向に対する水平な直交方向で上記ノズルに対し相対移動可能とされている。そして、このワークの上面における接着材の塗布領域と非塗布領域とのデータに基づく制御装置の制御により、上記直交方向での相対移動時に、上記各弁を開、閉動作させることとされている。
より具体的には、上記直交方向での相対移動により、全ノズルのうちの一部のノズルの下方に上記ワークの塗布領域が到達しようとするとき、上記制御装置の制御により、上記一部のノズルに対応する各弁の開動作が開始され、上記ポンプから供給された接着材が上記一部のノズルを通し吐出される。そして、このように吐出された接着材は、上記直交方向での相対移動に伴い上記塗布領域でビード状かつ縞状に塗布される。
一方、上記直交方向での相対移動により、上記一部のノズルの下方から上記塗布領域が離脱しようとする一方、非塗布領域が到達しようとするときには、上記制御装置の制御により、上記一部のノズルに対応する各弁の閉動作が開始され、上記一部のノズルからの接着材の吐出が停止させられ、上記非塗布領域への接着材の塗布が防止される。
そして、上記ワークの各塗布領域への塗布が完了すれば、上記各塗布領域に塗布された接着材により、これら塗布領域に対し他のワークが接着されて、所望の製品が形成される。
従来、一般に、上記ポンプは、その単位時間当たりの接着材の吐出量(以下、これを単に吐出量という)が、このポンプの吐出側の圧力変動に応じて大きくは変化しないよう、容積式のものが用いられる。つまり、上記ポンプは、その吐出量がほぼ一定になるものが用いられる。また、上記ポンプの下流側の接着材の圧力が過大になろうとする場合に、この接着材の一部を上記ポンプの吸入側に戻して、上記圧力が過大になることを防止するリリーフ弁が設けられる。
特開2005−270740号公報
ところで、上記のように容積式のポンプを用いた場合には、上記したリリーフ弁を設けたとしても、開動作する弁が少ないときには、上記ポンプの下流側における接着材の圧力はある程度高くなり、上記各弁に対応する各ノズルの吐出量はそれぞれ過多になりがちとなる。一方、上記開動作する弁が多いときには、圧力は低下して、上記各ノズルの吐出量はそれぞれ過少になるおそれを生じる。
この結果、上記塗布領域における単位面積当たりの接着材の塗布量に過不足が生じるおそれがあり、このような接着材によれば、均質な接着状態が得られないという不都合が生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、ワークの塗布領域に接着材を塗布する場合に、単位面積当たりの接着材の塗布量に過不足が生じないようにして、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が得られるようにすることである。
請求項1の発明は、接着材2を供給可能とするポンプ7,8と、水平な一方向Aで互いに並設され、それぞれ下方に向かって開口する複数のノズル12と、上記ポンプ7,8から供給された接着材2を、上記各ノズル12に分配してこれら各ノズル12を通し吐出させる分配器13と、上記各ノズル12をそれぞれ開閉可能とする弁14とを備え、水平方向に延びるワーク35を、上記一方向Aに対する水平な直交方向Bで上記ノズル12に対し相対移動可能とし、このワーク35の上面における接着材2の塗布領域39と非塗布領域40とのデータに基づき、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記各弁14を開、閉動作させるようにした接着材塗布装置において、
上記ポンプ7,8の下流側の接着材2の圧力がほぼ一定値を維持するよう、上記ポンプ7,8の作動速度が調整されるようにしたものである。
また、上記ポンプ7,8から各ノズル12に至る接着材2の流動通路内の接着材2の少なくとも一部をその外部に排出可能とする排出通路10と、この排出通路10を開閉可能に閉じる排出弁11とを備え、上記弁14の閉動作により、上記接着材2が通過可能な各ノズル12の合計開口面積が減少する際、上記排出弁11を所定の短時間だけ開けるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1の発明に加えて、上記塗布領域39の上方に位置するノズル12のうち、上記一方向Aで上記塗布領域39の端縁に最も近いノズル12(a)と上記塗布領域39の端縁との間の距離Lが所定寸法以下のとき、上記ノズル12(a)に対応する弁14を閉動作させるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記各ノズル12とワーク35とを垂直方向で互いに相対移動可能とし、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記各ノズル12の下端から塗布領域39の上面までの距離H1,H2がほぼ一定値を維持するよう、上記垂直方向での相対移動をさせるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記各ノズル12の下端の高さを一定に保持し、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記ノズル12の下端から塗布領域39の上面までの距離H1,H2の変動に応じて上記弁14の開、閉動作の開始タイミングを早め、もしくは遅くさせるよう調整するようにしたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、接着材を供給可能とするポンプと、水平な一方向で互いに並設され、それぞれ下方に向かって開口する複数のノズルと、上記ポンプから供給された接着材を、上記各ノズルに分配してこれら各ノズルを通し吐出させる分配器と、上記各ノズルをそれぞれ開閉可能とする弁とを備え、水平方向に延びるワークを、上記一方向に対する水平な直交方向で上記ノズルに対し相対移動可能とし、このワークの上面における接着材の塗布領域と非塗布領域とのデータに基づき、上記直交方向での相対移動時に、上記各弁を開、閉動作させるようにした接着材塗布装置において、
上記ポンプの下流側の接着材の圧力がほぼ一定値を維持するよう、上記ポンプの作動速度が調整されるようにしている。
このため、上記直交方向での相対移動に伴い、上記全ノズルのうちの一部のノズルに対応する各弁を開動作させて、上記一部のノズルを通し接着材を吐出させることにより、この接着材を塗布領域に塗布する場合において、開動作する弁の数が変動したとしても、これら弁に対応した各ノズルに供給される接着材の圧力はほぼ一定値に維持される。
よって、上記各ノズルを通しての接着材の吐出量もほぼ一定に保たれることから、上記塗布領域における単位面積当たりの接着材の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が得られる。
また、上記ポンプから各ノズルに至る接着材の流動通路内の接着材の少なくとも一部をその外部に排出可能とする排出通路と、この排出通路を開閉可能に閉じる排出弁とを備え、上記弁の閉動作により、上記接着材が通過可能な各ノズルの合計開口面積が減少する際、上記排出弁を所定の短時間だけ開けるようにしている。
ここで、例えば、上記塗布時において、上記一方向で塗布領域が急減することに伴い、上記全弁のうち、半分以上など多くの弁が同時に閉動作したとする。すると、上記接着材が通過可能な各ノズルの開口面積が急減少する一方、これとは逆に、上記接着材の圧力は急上昇しがちとなる。そして、このように接着材の圧力が上昇する場合には、前記したように、ポンプの作動速度が減速するよう調整されて、上記接着材の圧力がほぼ一定値を維持するようこの圧力の上昇が抑制される。
しかし、上記接着材の圧力がある程度上昇したときに、ポンプの作動速度を減速させ始めたとしても、上記各ノズルの近傍で急上昇しつつある接着材の圧力は、この接着材の大きい粘性に因って上記ポンプの上記作動速度の減速に対し敏感には追従せず、大きいままに維持されがちとなる。このため、この際、開いている弁に対応したノズルを通しての接着材の吐出量は過大になるおそれが生じる。
そこで、前記したように、弁の閉動作により、上記接着材が通過可能な各ノズルの合計開口面積が減少する際、上記排出弁を所定の短時間だけ開けるようにしたのである。
このため、上記弁の閉動作により、上記接着材の圧力が急上昇しようとする場合には、上記排出弁が直ちに開かれることにより、上記接着材の一部がこの接着材の流動通路から外部に直ちに排出される。すると、この接着材の圧力の急上昇がその当初において直ちに抑制され、この圧力の上昇が緩やかなものとされる。
そして、上記接着材の緩やかな圧力の上昇に対し、上記したように、ポンプの作動速度が減速するよう調整される。よって、上記接着材の圧力がほぼ一定値を維持することがより確実に達成され、上記接着材の塗布量が過大になる、ということがより確実に防止される。
請求項の発明は、上記塗布領域の上方に位置するノズルのうち、上記一方向で上記塗布領域の端縁に最も近いノズルと上記塗布領域の端縁との間の距離が所定寸法以下のとき、上記ノズルに対応する弁を閉動作させるようにしている。
このため、上記塗布領域の端縁から、ある程度離れたところまで接着材は塗布されないことから、上記塗布領域の端縁から非塗布領域側に向かって接着材がはみ出る、ということは防止される。つまり、塗布領域の端縁部で接着材の塗布量が過多になるということが防止される。この結果、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が、より確実に得られると共に、見栄えの点でも有益である。
請求項の発明は、上記各ノズルとワークとを垂直方向で互いに相対移動可能とし、上記直交方向での相対移動時に、上記各ノズルの下端から塗布領域の上面までの距離がほぼ一定値を維持するよう、上記垂直方向での相対移動をさせるようにしている。
ここで、上記接着材は粘性が高いために、ノズルの下端から吐出されて、上記塗布領域に達するまでにある程度の長い時間を要する。このため、上記直交方向での相対移動時に、上記距離が大小変動したとすると、上記塗布領域への塗布条件も変動して、この塗布領域における接着材の塗布量に過不足が生じるおそれがある。
そこで、上記したように、直交方向での相対移動時に、上記距離がほぼ一定値を維持するようにしたのであり、これによれば、上記塗布領域における接着材の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が、更に確実に得られる。
請求項の発明は、上記各ノズルの下端の高さを一定に保持し、上記直交方向での相対移動時に、上記ノズルの下端から塗布領域の上面までの距離の変動に応じて上記弁の開、閉動作の開始タイミングを早め、もしくは遅くさせるよう調整するようにしている。
ここで、例えば、上記距離が大きい(もしくは、小さい)場合には、上記ノズルの下端から吐出された接着材が塗布領域に達するのには時間を要する(もしくは、要しない)。
そこで、上記構成により、直交方向での相対移動時に、上記弁の開、閉動作の開始タイミングを早めるよう(もしくは、遅くさせるよう)調整してやれば、上記ノズルから吐出され始めた接着材の先端が、上記相対移動時の塗布領域の前端縁に、丁度、到達する一方、吐出されていた接着材の終端が上記塗布領域の後端縁で、丁度、終了することとなる。
よって、上記塗布領域における接着材の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が、更に、確実に得られる。
本発明の接着材塗布装置に関し、ワークの塗布領域に接着材を塗布する場合に、単位面積当たりの接着材の塗布量に過不足が生じないようにして、この塗布された接着材により、より均質な接着状態が得られるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、接着材を供給可能とするポンプと、水平な一方向で互いに並設され、それぞれ下方に向かって開口する複数のノズルと、上記ポンプから供給された接着材を、上記各ノズルに分配してこれら各ノズルを通し吐出させる分配器と、上記各ノズルをそれぞれ開閉可能とする弁とを備え、水平方向に延びるワークを、上記一方向に対する水平な直交方向で上記ノズルに対し相対移動可能とし、このワークの上面における接着材の塗布領域と非塗布領域とのデータに基づき、上記直交方向での相対移動時に、上記各弁を開、閉動作させるようにした接着材塗布装置において、
上記ポンプの下流側の接着材の圧力がほぼ一定値を維持するよう、上記ポンプの作動速度が調整されるようにしている。また、上記ポンプから各ノズルに至る接着材の流動通路内の接着材の少なくとも一部が、その外部に排出可能とする排出通路と、この排出通路を開閉可能に閉じる排出弁とを備える。上記弁の閉動作により、上記接着材が通過可能な各ノズルの合計開口面積が減少する際、上記排出弁が所定の短時間だけ開けられる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は接着材塗布装置であり、説明の便宜上、矢印Frの方向を前方として以下説明する。
上記接着材塗布装置1は、接着性は無いが粘性が高くて接着材2の原料となる第1、第2液3,4を個別に貯留する第1、第2容器5,6と、これら第1、第2容器5,6内の上記第1、第2液3,4を吸入する一方、次工程に向けて吐出する電動式の第1、第2ポンプ7,8と、これら吐出された第1、第2液3,4を互いに合流させて上記接着材2を成形する合流パイプ9と、この合流パイプ9内における接着材2の流動通路内の接着材2の少なくとも一部をその外部に排出可能とする排出通路10と、この排出通路10を開閉可能に閉じるソレノイド弁である排出弁11とを備えている。具体的には、上記排出通路10は排出パイプで形成され、その下流端は、上記第1、第2容器5,6に連通させられている。なお、上記排出通路10の下流端は、単に外部に開放させてもよい。
上記各ポンプ7,8は、それぞれレシプロ式やギヤポンプ式など容積式とされている。また、その各電動機はそれぞれ可変速であって、単位時間当たりの接着材2の吐出量が個別に可変とされている。また、上記合流パイプ9の特に下流側は可撓性のチューブで構成されている。
また、上記接着材塗布装置1は、水平な一方向Aで互いに並設される複数(8本)のノズル12と、上記各ポンプ7,8から吐出された接着材2を、上記各ノズル12に分配してこれら各ノズル12を通し吐出させる分配器13と、上記各ノズル12をそれぞれ個別に開閉可能とする空気圧やソレノイドなどのアクチュエータを有する弁14とを備えている。
上記各ノズル12は、それぞれその軸心16が垂直に延び、上記一方向Aにおいて互いに等ピッチ(例えば、25mm)となるよう配置されている。上記各ノズル12の上部側が上記分配器13の下端部に連結されている。上記各ノズル12の各下端には下方に向かって開口する上記接着材2の吐出口17が形成されている。上記分配器13の上端部に上記合流パイプ9の下流端と連結される接着材2の入口部18が形成されている。上記分配器13には、上記入口部18から複数回分岐して上記各ノズル12に連通する分岐通路19が形成されている。上記合流パイプ9側の接着材2は、上記分岐通路19を通り各ノズル12に向かって流動し、これら各ノズル12から吐出される。この場合、上記接着材2が分岐通路19を流動することにより、各ノズル12から吐出される接着材2の単位時間当たりの各吐出量は、互いにほぼ均一とされる。
上記接着材塗布装置1は、上記一方向Aに対する水平な直交方向(前後方向)Bで、静止側部材21に対し、往復(前後進)移動可能となるよう支持される前後進台22と、昇降C移動可能となるようこの前後進台22に支持される昇降台23を備えている。この昇降台23に対し、上記分配器13が上記各ノズル12と共に上記一方向Aで往復移動可能となるよう支持されている。上記前後進台22を前後進駆動させる電動式シリンダである前後進アクチュエータ24と、上記昇降台23を分配器13および各ノズル12と共に昇降駆動させる電動式シリンダである昇降アクチュエータ25と、上記分配器13を上記各ノズル12と共に上記一方向Aに往復駆動させる横移動アクチュエータ26とが設けられている。
上記第1、第2ポンプ7,8から上記分配器13に向けて流動する第1、第2液3,4の流量を検出する第1、第2流量計29,30と、その各圧力を検出する第1、第2圧力計31,32とが設けられている。この場合、上記各圧力は互いに同圧であって、上記第1、第2液3,4の合流により形成される接着材2の圧力とも同圧である。
上記各ノズル12の下方域に、水平方向に平坦に延びるワーク35を搬入可能とする電動式の搬送装置36が設けられている。上記ワーク35の上面は、高面37と低面38とによる段差を有している。また、上記ワーク35の平面視で、その上面の中間部が接着材2を塗布すべき塗布領域39とされ、外縁部が接着材2を塗布すべきでない非塗布領域40とされている。また、上記ワーク35の一部には貫通孔41が形成され、この貫通孔41は非塗布領域40とされている。
上記昇降台23にカメラ44が取り付けられている。上記前後進アクチュエータ24の駆動による上記各ノズル12とワーク35との上記直交方向Bでの相対移動に伴い、上記カメラ44は上記ワーク35についての各種データを検出可能とする。具体的には、上記ワーク35の平面視の全体形状と、高面37、低面38、貫通孔41の各形状および配置と、上記高面37、低面38の各高さと、上記塗布領域39、非塗布領域40の各形状および配置とが検出され、その検出信号が出力される。
上記第1、第2ポンプ7,8、各アクチュエータ24−26、および搬送装置36の各電動機は、いずれもサーボモータとされている。また、上記各アクチュエータ24−26の駆動速度は、それぞれ一定とされているが、可変式としてもよい。
上記第1、第2ポンプ7,8、弁14、各アクチュエータ24−26、第1、第2流量計29,30、第1、第2圧力計31,32、およびカメラ44と電気的に接続され、上記第1、第2ポンプ7,8を電子的に制御する制御装置45が設けられている。
上記接着材塗布装置1により、ワーク35の上面の塗布領域39に接着材2を塗布する作業につき説明する。
まず、上記搬送装置36の駆動により、各ノズル12の下方域にワーク35が搬入されて固定される。次に、上記前後進アクチュエータ24の作動により、前後進台22および昇降台23と共にカメラ44がワーク35に対し上記直交方向Bで相対移動(前進)させられる。この際、上記カメラ44により、上記ワーク35についての上記各種データが検出され、その検出信号が上記制御装置45に入力され、記憶される。なお、この場合、塗布領域39、非塗布領域40の各形状および配置などのデータは、各種ワーク35毎に、予め、上記制御装置45に格納しておいてもよい。
次に、上記データに基づく制御装置45の制御により、上記各弁14が開、閉動作させられる。つまり、上記直交方向Bでの相対移動により、全ノズル12のうちの一部のノズル12の下方に上記ワーク35の塗布領域39が到達しようとするとき、上記制御装置45の制御により、上記一部のノズル12に対応する各弁14の開動作が開始され、上記第1、第2ポンプ7,8から供給された接着材2が上記一部のノズル12を通し吐出される。そして、このように吐出された接着材2は、上記直交方向Bでの相対移動に伴い上記塗布領域39でビード状かつ縞状に塗布される。
一方、上記直交方向Bでの相対移動により、上記一部のノズル12の下方から上記塗布領域39が離脱しようとする一方、非塗布領域40が到達しようとするときには、上記制御装置45の制御により、上記一部のノズル12に対応する各弁14の閉動作が開始され、上記一部のノズル12からの接着材2の吐出が停止させられ、上記非塗布領域40への接着材2の塗布が防止される。
上記のようにして、塗布領域39への接着材2の塗布が行われる。なお、上記一方向Aでの全ノズル12の幅寸法よりも、上記塗布領域39の幅寸法が大きい場合には、上記した塗布作業の後、上記横移動アクチュエータ26の駆動により、上記一方向Aで、上記各ノズル12の位置を変化させ、上記した塗布作業を繰り返せばよい。
そして、上記ワーク35の各塗布領域39への塗布が完了すれば、上記各塗布領域39に塗布された接着材2により、これら塗布領域39に対し他のワークが接着されて、所望の製品が形成される。
上記の場合、第1、第2ポンプ7,8の下流側において上記第1、第2圧力計31,32により検出された接着材2の圧力がほぼ一定値(例えば、1000kPa)を維持するよう、上記制御装置45の制御により上記第1、第2ポンプ7,8の作動速度が自動的に調整されるようになっている。
このため、上記直交方向Bでの相対移動に伴い、上記全ノズル12のうちの一部のノズル12に対応する各弁14を開動作させて、上記一部のノズル12を通し接着材2を吐出させることにより、この接着材2を塗布領域39に塗布する場合において、上記のように開動作する弁14の数が変動したとしても、これら弁14に対応した各ノズル12に供給される接着材2の圧力はほぼ一定値に維持される。
よって、上記各ノズル12を通しての接着材2の吐出量もほぼ一定に保たれることから、上記塗布領域39における単位面積当たりの接着材2の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材2により、より均質な接着状態が得られる。
また、上記塗布時において、上記非塗布領域40に対応する上記弁14の閉動作により、上記接着材2が通過可能な各ノズル12の合計開口面積が減少する際、上記排出弁11を所定の短時間(例えば、0.3−0.7秒間)だけ自動的に開けることとされている。
より具体的には、上記した弁14の閉動作に伴い、開いている弁14に対応していて、接着材2が通過可能な各ノズル12の合計開口面積が所定の割り合い以上に減少しようとする場合、この減少を前記データに基づき制御装置45により先読みして、上記弁14の閉動作と同時、もしくは、閉動作の直前、もしくは直後に上記排出弁11を所定の短時間だけ開けることされる。なお、上記排出弁11を開ける場合、この排出弁11の開、閉動作を繰り返して、排出弁11を断続的に開けるようにしてもよい。
ここで、例えば、上記塗布時において、上記一方向Aで塗布領域39が急減することに伴い、上記全弁14のうち、半分以上など多くの弁14が同時に閉動作したとする。すると、上記接着材2が通過可能な各ノズル12の開口面積が急減少する一方、これとは逆に、上記接着材2の圧力は急上昇しがちとなる。そして、このように接着材2の圧力が上昇する場合には、前記したように、第1、第2ポンプ7,8の作動速度が減速するよう調整されて、上記接着材2の圧力がほぼ一定値を維持するようこの圧力の上昇が抑制される。
しかし、上記接着材2の圧力がある程度上昇したときに、第1、第2ポンプ7,8の作動速度を減速させ始めたとしても、上記各ノズル12の近傍で急上昇しつつある接着材2の圧力は、この接着材2の大きい粘性に因って上記第1、第2ポンプ7,8の上記作動速度の減速に対し敏感には追従せず、大きいままに維持されがちとなる。このため、この際、開いている弁14に対応したノズル12を通しての接着材2の吐出量は過大になるおそれが生じる。
そこで、前記したように、弁14の閉動作により、上記接着材2が通過可能な各ノズル12の合計開口面積が減少する際、上記排出弁11を所定の短時間(例えば、0.3−0.7秒間)だけ開けるようにしたのである。
このため、上記弁14の閉動作により、上記接着材2の圧力が急上昇しようとする場合には、上記排出弁11が直ちに開かれることにより、上記接着材2の一部がこの接着材2の流動通路から外部に直ちに排出され、かつ、上記第1、第2容器5,6に戻される。すると、この接着材2の圧力の急上昇がその当初において、直ちに抑制され、この圧力の上昇が緩やかなものとされる。
そして、上記接着材2の緩やかな圧力の上昇に対し、上記したように、第1、第2ポンプ7,8の作動速度が減速するよう調整される。よって、上記接着材2の圧力がほぼ一定値を維持することがより確実に達成され、上記接着材2の塗布量が過大になる、ということがより確実に防止される。
図1において、上記塗布領域39の上方に位置するノズル12のうち、上記一方向Aで上記塗布領域39の端縁に最も近いノズル12(a)と上記塗布領域39の端縁との間の距離Lが、上記カメラ44による検出とこの検出に基づく上記制御装置45における演算とにより、所定寸法(例えば2mm)以下と判断されたとき、上記ノズル12(a)に対応する弁14を閉動作させるようにしている。
このため、上記塗布領域39の端縁から、ある程度離れたところまで接着材2は塗布されないことから、上記塗布領域39の端縁から非塗布領域40側に向かって接着材2がはみ出る、ということは防止される。つまり、塗布領域39の端縁部で接着材2の塗布量が過多になるということが防止される。この結果、この塗布された接着材2により、より均質な接着状態が、より確実に得られると共に、見栄えの点でも有益である。
図2において、前記したように、各ノズル12とワーク35とを垂直方向で互いに相対移動可能とし、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記各ノズル12の下端から塗布領域39の上面までの垂直方向での距離H1,H2がほぼ一定値を維持するよう、上記垂直方向での相対移動をさせるようにしている。
ここで、上記接着材2は粘性が高いために、ノズル12の下端から吐出されて、上記塗布領域39に達するまでにある程度の長い時間を要する。このため、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記距離H1,H2が大小変動したとすると、上記塗布領域39への塗布条件も変動して、この塗布領域39における接着材2の塗布量に過不足が生じるおそれがある。
そこで、上記したように、直交方向Bでの相対移動時に、上記距離H1,H2がほぼ一定値を維持するようにしたのであり、これによれば、上記塗布領域39における接着材2の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材2により、より均質な接着状態が、更に確実に得られる。
なお、図1のように、上記一方向Aで、高面37と低面38とが存在して、上記各距離が相違する場合には、これら高面37と低面38とのうち、まず、いずれか一方の面につき、上記距離をほぼ一定値にして接着材2を塗布し、次に、他方の面につき、改めて、上記距離を上記と同じ値のほぼ一定値にして接着材2を塗布するようにしてもよい。
図2において、上記各ノズル12の下端の高さを一定に保持し、上記直交方向Bでの相対移動時に、上記ノズル12の下端から塗布領域39の上面までの垂直方向での距離H1,H2の変動に応じて上記弁14の開、閉動作の開始タイミングを早め、もしくは遅くさせるよう調整するようにしてもよい。
ここで、例えば、上記距離H1(もしくは、距離H2)が大きい(もしくは、小さい)場合には、上記ノズル12の下端から吐出された接着材2が塗布領域39に達するのには時間を要する(もしくは、要しない)。
そこで、上記構成により、直交方向Bでの相対移動時に、上記弁14の開、閉動作の開始タイミングを早めるよう(もしくは、遅くさせるよう)調整してやれば、上記ノズル12から吐出され始めた接着材2の先端が、上記相対移動時の塗布領域39の前端縁に、丁度、到達する一方、吐出されていた接着材2の終端が上記塗布領域39の後端縁で、丁度、終了することとなる。
よって、上記塗布領域39における接着材2の塗布量に過不足が生じることは防止される。この結果、この塗布された接着材2により、より均質な接着状態が、更に、確実に得られる。
なお、以上は図示の例によるが、ノズル12の本数は、より多くても少なくてもよい。また、上記排出弁11や弁14を動作させるための駆動部は、ダイアフラムを用いたものであってもよい。また、上記各アクチュエータ24−26は、油圧や空気圧シリンダであってもよく、これに代えて、電動機とラックギヤなど歯車組との組み合わせ装置を適用してもよい。また、上記一方向A、直交方向B、および垂直方向での各相対移動は、上記ノズル12側を静止させて搬送装置36側を移動させることにより得るようにしてもよい。
接着材塗布装置の簡略正面図である。 接着材塗布装置の簡略側面図である。 ワークの斜視図である。
1 接着材塗布装置
2 接着材
7 第1ポンプ
8 第2ポンプ
10 排出通路
11 排出弁
12 ノズル
13 分配器
14 弁
31 第1圧力計
32 第2圧力計
35 ワーク
39 塗布領域
40 非塗布領域
44 カメラ
45 制御装置
A 一方向
B 直交方向
C 昇降
L 距離
H1 距離
H2 距離

Claims (4)

  1. 接着材を供給可能とするポンプと、水平な一方向で互いに並設され、それぞれ下方に向かって開口する複数のノズルと、上記ポンプから供給された接着材を、上記各ノズルに分配してこれら各ノズルを通し吐出させる分配器と、上記各ノズルをそれぞれ開閉可能とする弁とを備え、水平方向に延びるワークを、上記一方向に対する水平な直交方向で上記ノズルに対し相対移動可能とし、このワークの上面における接着材の塗布領域と非塗布領域とのデータに基づき、上記直交方向での相対移動時に、上記各弁を開、閉動作させるようにした接着材塗布装置において、
    上記ポンプの下流側の接着材の圧力がほぼ一定値を維持するよう、上記ポンプの作動速度が調整されるようにし
    記ポンプから各ノズルに至る接着材の流動通路内の接着材の少なくとも一部をその外部に排出可能とする排出通路と、この排出通路を開閉可能に閉じる排出弁とを備え、上記弁の閉動作により、上記接着材が通過可能な各ノズルの合計開口面積が減少する際、上記排出弁を所定の短時間だけ開けるようにしたことを特徴とする接着材塗布装置。
  2. 上記塗布領域の上方に位置するノズルのうち、上記一方向で上記塗布領域の端縁に最も近いノズルと上記塗布領域の端縁との間の距離が所定寸法以下のとき、上記ノズルに対応する弁を閉動作させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の接着材塗布装置。
  3. 上記各ノズルとワークとを垂直方向で互いに相対移動可能とし、上記直交方向での相対移動時に、上記各ノズルの下端から塗布領域の上面までの距離がほぼ一定値を維持するよう、上記垂直方向での相対移動をさせるようにしたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の接着材塗布装置。
  4. 上記各ノズルの下端の高さを一定に保持し、上記直交方向での相対移動時に、上記ノズルの下端から塗布領域の上面までの距離の変動に応じて上記弁の開、閉動作の開始タイミングを早め、もしくは遅くさせるよう調整するようにしたことを特徴とする請求項1、もしくは2に記載の接着材塗布装置。
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