JP4718368B2 - Cdma受信装置及びそのパスタイミング更新制御方法 - Google Patents
Cdma受信装置及びそのパスタイミング更新制御方法 Download PDFInfo
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DLL回路による自律追従方式は、サーチャ部からのパスタイミング情報に従って逆拡散を開始してパスを設定した後、該パスの受信信号をDLL回路に入力し、DLL回路によりパスタイミングの変動に追従して逆拡散処理のタイミングを調整する。DLL回路は、時間差を有する逆拡散符号の組と受信信号との相関を求め、該相関を基に逆拡散符号と受信信号との位相差を算出し、逆拡散符号のタイミングを追従させる。
冗長ハードリソースによる並列逆拡散処理方式は、サーチャ部で定期的にパスタイミング検出を実施し、逆拡散処理部は、サーチャ部から定期的に通知される新パスタイミングを適用して逆拡散符号の初期値(フレーム先頭値)を再設定することにより、パスタイミングの変動に対応する。そのため、旧パスタイミングでの逆拡散処理と新パスタイミングでの逆拡散処理とが時間的に重なってしまう場合がある。
[1]パス更新を行うスロット境界からの逆拡散符号の生成、
[2]現在の逆拡散処理中のスロット位置に基づくパス更新タイミングの算出
が必要となる。
通常の逆拡散符号生成は、上位レイヤーからユーザ毎に設定されるフレーム先頭の逆拡散符号の初期値データを逆拡散符号生成器のシフトレジスタに入力し、該シフトレジスタに格納されたデータを順次巡回シフトさせて、逆拡散符号を連続的に生成するのが一般的である。このような逆拡散符号生成器で逆拡散符号生成の最中に初期化するときは、フレーム先頭の逆拡散符号の初期値を、逆拡散符号生成器のシフトレジスタに再度入力することにより行われる。
M系列符号の生成多項式:x^25+x^3+1、
シフトレジスタ:[a24,a23,・・・,a1,a0]、
シフトレジスタのa0を出力とした場合、
現時点から各ステップ後の出力は、
0ステップ後の出力=a0
1ステップ後の出力=a1
2ステップ後の出力=a2
・・・
24ステップ後の出力=a24
25ステップ後の出力=(0ステップ後の出力)exor(3ステップ後の出力)
・・・
50ステップ後の出力=(25ステップ後の出力)exor(28ステップ後の出力)
=(0ステップ後の出力)exor(3ステップ後の出力)exor(3ステップ後の出力)exor(6ステップ後の出力)
=(0ステップ後の出力)exor(6ステップ後の出力)
本発明では、新パスタイミングの通知から冗長ハードリソースによる並列逆拡散処理の開始までの待ち時間を短縮するため、現在処理中の逆拡散スロット位置に応じてパス更新タイミングを補正する処理を行う。
(ii)新パスタイミングの通知があったとき、パスタイミングの前方又は後方へのシフトの何れのシフトであっても、常に冗長リソースを用いてスロット境界の並列逆拡散処理を実施する動作を行うように制御することにより、並列処理の制御を簡素化することができる。
3−11 基準カウンタ
3−2 逆拡散制御部
3−21 バッファメモリ
3−22 基準カウンタ
3−23 比較回路
3−24 スロットカウンタ
3−25 スロット境界コード初期値生成回路
3−26 第1のセレクタ
3−27 第2のセレクタ
3−28 第3のセレクタ
3−29 並列処理制御回路
3−3 冗長リソース
3−31 逆拡散符号生成器
3−41〜3−4M 個別リソース
3−51〜3−5M セレクタ
Claims (5)
- 複数のユーザの移動端末から送信されるCDMA方式の受信信号に対し、各受信信号のパスタイミングを更新して逆拡散処理を行うCDMA受信装置において、
各ユーザ対応に更新パスタイミングの通知を受けたとき、受信信号の無線フレームを細分化した複数のスロットのうち、ユーザ対応の逆拡散処理を行う個別リソースにおいて逆拡散処理が行われているスロットの番号にパス更新準備の要処理スロット数を加えた番号のスロットをパス更新スロットとして決定するとともに、該パス更新スロットの先頭タイミングを、前記更新パスタイミングを基に補正するスロット単位パス更新タイミング算出手段と、
前記パス更新スロットに対応した逆拡散符号を初期値とする逆拡散符号列を生成する逆拡散符号生成手段と、
複数のユーザの受信信号の逆拡散処理に対して共通して使用され、前記パス更新スロットの逆拡散処理を、前記スロット単位パス更新タイミング算出手段で算出されたパス更新スロットの先頭タイミングで、かつ、前記逆拡散符号生成手段で生成された逆拡散符号で行う冗長リソースと、
を備えたことを特徴とするCDMA受信装置。 - 前記更新パスタイミングの通知を受けたとき、前記パス更新スロットの逆拡散処理を常に前記冗長リソースで実施させ、該パス更新スロット以降のスロットの逆拡散処理を、各ユーザ対応の個別リソースで実施させる逆拡散処理制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のCDMA受信装置。
- 前記更新パスタイミングの通知を受けたとき、該更新パスタイミングが前方にシフトしたか否かを判定し、前方にシフトしたときのみ、前記パス更新スロットの逆拡散処理を前記冗長リソースで実施させ、該パス更新スロット以降のスロットの逆拡散処理を、各ユーザ対応の個別リソースで実施させ、
前記更新パスタイミングが後方にシフトしたとき又はシフトしていないときは、前記個別リソースで、前記パス更新スロット以降の逆拡散処理を、前記スロット単位パス更新タイミング算出手段で算出されたパス更新スロットの先頭タイミングで、かつ、前記逆拡散符号生成手段で生成された逆拡散符号列で行うよう制御する逆拡散処理制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のCDMA受信装置。 - 複数のユーザの移動端末から送信されるCDMA方式の受信信号に対し、各受信信号のパスタイミングを更新して逆拡散処理を行うCDMA受信装置のパスタイミング更新制御方法において、
各ユーザ対応に更新パスタイミングの通知を受けたとき、受信信号の無線フレームを細分化した複数のスロットのうち、ユーザ対応の逆拡散処理を行う個別リソースにおいて逆拡散処理が行われているスロットの番号にパス更新準備の要処理スロット数を加えた番号のスロットをパス更新スロットとして決定するとともに、該パス更新スロットの先頭タイミングを、前記更新パスタイミングを基に補正するスロット単位パス更新タイミング算出ステップと、
前記パス更新スロットに対応した逆拡散符号を初期値とする逆拡散符号列を生成する逆拡散符号生成ステップと、
前記更新パスタイミングの通知を受けたとき、複数のユーザに対する逆拡散処理に共通に使用される冗長リソースで、前記スロット単位パス更新タイミング算出ステップで算出されたパス更新スロットの先頭タイミングで、かつ、前記逆拡散符号生成ステップで生成された逆拡散符号で、前記パス更新スロットの逆拡散処理を常に実施させ、該パス更新スロット以降のスロットの逆拡散処理を、各ユーザ対応の個別リソースで実施させる逆拡散処理制御ステップと、
を含むことを特徴とするCDMA受信装置のパスタイミング更新制御方法。 - 複数のユーザの移動端末から送信されるCDMA方式の受信信号に対し、各受信信号のパスタイミングを更新して逆拡散処理を行うCDMA受信装置のパスタイミング更新制御方法において、
各ユーザ対応に更新パスタイミングの通知を受けたとき、受信信号の無線フレームを細分化した複数のスロットのうち、ユーザ対応の逆拡散処理を行う個別リソースにおいて逆拡散処理が行われているスロットの番号にパス更新準備の要処理スロット数を加えた番号のスロットをパス更新スロットとして決定するとともに、該パス更新スロットの先頭タイミングを、前記更新パスタイミングを基に補正するスロット単位パス更新タイミング算出ステップと、
前記パス更新スロットに対応した逆拡散符号を初期値とする逆拡散符号列を生成する逆拡散符号生成ステップと、
前記更新パスタイミングの通知を受けたとき、該更新パスタイミングが前方にシフトしたか否かを判定し、前方にシフトしたときのみ、複数のユーザに対して共通して使用される冗長リソースで、前記スロット単位パス更新タイミング算出ステップで算出されたパス更新スロットの先頭タイミングで、かつ、前記逆拡散符号生成ステップで生成された逆拡散符号で、前記パス更新スロットの逆拡散処理を常に実施させ、該パス更新スロット以降のスロットの逆拡散処理を、各ユーザ対応の個別リソースで実施させ、
前記更新パスタイミングが後方にシフトしたとき又はシフトしていないときは、前記個別リソースで、前記パス更新スロット以降の逆拡散処理を、前記スロット単位パス更新タイミング算出ステップで算出されたパス更新スロットの先頭タイミングで、かつ、前記逆拡散符号生成ステップで生成された逆拡散符号列で行うよう制御する逆拡散処理制御ステップと、
を含むことを特徴とするCDMA受信装置のパスタイミング更新制御方法。
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JP2006128272A JP4718368B2 (ja) | 2006-05-02 | 2006-05-02 | Cdma受信装置及びそのパスタイミング更新制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2006128272A Expired - Fee Related JP4718368B2 (ja) | 2006-05-02 | 2006-05-02 | Cdma受信装置及びそのパスタイミング更新制御方法 |
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