JP4713508B2 - プラント監視システム - Google Patents

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Description

この発明は、プラント監視システムに関するもので、特に発電プラントや電力変電所等の諸機器の運転を監視するプラント監視システムに係るものである。
従来よりプラント監視システムにおいて、監視対象機器の運転状態の諸計測データを取得し、システム構成機器内に保存している。このようなシステムの一例として、ビル管理システムにおいて中央監視室に配置された中央監視装置のディスプレイ上に、所定のサンプリング周期で収集した計測データを取り出し、代表計測データを画面上にプロットする、あるいは所定サンプリング数毎にその計測データの最大値、最小値を代表計測データとして取り出しプロットする、またさらには所定の判断基準に基づいて代表計測データを取り出しプロットすることが示されている(例えば、特許文献1)。
特開平08−108691号公報(図1、図5)
一方、最近のプラント監視システムにおいて、プラントのより安全でかつ、環境への影響を可能な限り少なくした運転、さらには保守メンテナンス性の向上等から、プラント運転中の各機器の計測データ情報に関して、次のような要求が高まってきている。
(1)偶発的な機器故障やその故障誘発要因となる過渡現象を予め検出するために、計測データ取得周期をより短くする(例えば、1〜5秒毎のサンプリング)とともに、そのデータを判り易く表示可能とする。
(2)機器の経年劣化を診断するため、計測データを長期間にわたって保存する。
このような要求に対して、前記特許文献1に示された技術を適用しようとすると、データサンプリング取得周期をより短くするには、それに比例したデータ容量を確保しなければならず、システムの記録容量の増大化が必要となって装置の大型化、コスト増加の要因となり、また得られる代表計測データは区間内の最大値等のデータであるので、最近特に要求されてきている過渡現象を確認するプラント監視システムには適用できない。
さらには、故障の前兆現象のデータも前記特許文献1では充分に得られるものではないという問題点を有している。
この発明は、前記のような課題を解決するものであって、プラント監視システム構成機器内で計測、保存されている計測データを表示する際、前記構成機器の内部処理によって、必要かつ十分な計測データによって表示を行うとともに、内部処理時に前記必要かつ十分な計測データ以外は消去することで、システム構成機器の記憶容量を増大させることなく、過渡現象を含めた計測データを容易に得られるプラント監視システムを提供する。
この発明に係るプラント監視システムは、プラントを構成する機器の運転状態を検出するセンサと、計測装置とを備え、計測装置には、センサの出力信号を受信するサンプリング部と、このサンプリング部につながる演算部と記録部とが設けられており、演算部は記録部に保存された同一機器から検出した計測データで、最少を4個とし、予め設定された最大個数を最終計測データとして、次のステップ(1)〜(11)、すなわち
(1)データ計測時刻をX軸に、データ量をY軸として、データを計測時刻順にプロッ トするステップ。
(2)X軸上の1番目のプロットを基準点Bで、かつ確定点と設定するステップ。
(3)次番の2番目のプロットが最終プロットのとき、該2番目のプロットを確定点と 設定し、最終プロットでないとき該2番目のプロットに対して、許容範囲内の上、下幅 値をY軸上に定め、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(4)基準点Bからステップ(3)で仮設したU点、L点をそれぞれ通る直線Ul−1
、Ll−1を仮設するステップ。
(5)前記2番目のプロットの次番である3番目プロットを新規基準点Bとし、該3番 目のプロットにステップ(3)と同様に、許容範囲内の上、下限値をY軸上に定め、上 限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(6)ステップ(2)の基準点Bから、ステップ(5)のU点、L点をそれぞれ通る直 線Ul−2、Ll−2を仮設するステップ。
(7)ステップ(5)の新規基準点Bの次番のプロットが、最終のプロットのとき、そ のプロットを確定点と設定するステップ。
(8)X軸に対する傾きを、前記直線Ul−1とUl−2とで比較して、傾きの小さい
方を採用するとともに、前記直線Ll−1とLl−2とで比較して傾きの大きい方を採
用するステップ。
(9)前記ステップ(5)の新規基準点Bである3番目のプロットと、ステップ(2) の基準点Bとを結ぶ直線を仮設するステップ。
(10)ステップ(8)で採用した2本の直線で囲まれるゾーン内に、ステップ(9) で仮設した直線が存在するか検討し、ゾーン内のとき2番目のプロットを削除点と判定 し、ゾーン外のときには、ステップ(5)の新規基準点である3番目のプロットを新規 確定点と設定するステップ。
(11)前記ステップ(10)で設定した新規確定点の次番である4番目のプロットお よび、該4番目以降のプロットに対して、新規確定点のプロットをステップ(2)の1 番目のプロットに相当するものとして扱い、ステップ(2)〜ステップ(10)に示し たと同様の演算処理を繰り返して行い、確定点の設定および削除点の判定をするととも に、確定点と設定したプロットの計測データを、記録部に記録させ、削除点と判定した 計測データは記録部から削除するステップ。
により、演算処理を行うものである。
この発明のプラント監視システムは、上記の構成を備えるとともに、演算部が上記ステップ(1)〜(11)により、演算処理を行うので、予め設定された許容範囲内にある計測データのみを選択して記録部に記録させることになり、記録部の記憶容量の大型化を防ぎ、また機器運転状態の過渡現象や異常発生およびその前兆現象のデータを選択的に保存しているので、前記現象を容易に監視することが出来るプラント監視システムが得られる。
実施の形態1.
実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの実施の形態1によるプラント監視システム100を示すブロック図である。電力変電所や発電所等のプラントは、多数の各種類の機器によって構成され、これら機器が所定の性能を発揮するよう監視員によって運転管理されている。プラント管理システム100は図1のブロック図に示すように、図示省略した機器の運転状態を検出する複数のセンサ1の出力を受信する複数の計測装置2と、通信回線9につながる例えば電力変電所内中央管理室に設けられた端末装置7より構成される。
計測装置2には、センサ1が出力する例えばアナログ計測信号を受信してディジタル量の計測データに変換するサンプリング部3と、このサンプリング部3の出力信号を演算部4で処理した後、一時的に保存する記録部5と外部入出力部6とが設けられている。
記録部5に一時的に保存された計測データは、演算部4によって図2のフロー図に従って演算処理が行われる。なおこの実施の形態1による演算処理は、記録部5に一時保存された同一機器の計測データ数が、少なくとも4個以上ある場合に効果を奏するものであるが、ここでの説明の都合上計測データ数が2個からの例でもって示している。
以下で例示する演算処理は、プラント技術者が端末装置7を介して、プラントに設置されれている、例えばサイリスタ電源のアームの過渡的異常電流発生の原因分析を行う必要性から、演算部4に演算処理指令を発信したとする。勿論、この指令なしにでも演算部4が自動的に演算処理を行うことができる。そして取り扱うデータ数は計測開始のデータからデータ管理上で必要とされる複数個のデータである。
図2のST1において、記録部5に保存されている複数個の計測データ、例えば1秒〜5秒間隔毎に採取したすべてを、データ計測時刻をX軸とし、Y軸には計測時刻に対応したデータ量、例えば電流値をプロットする(図3(a))。なおこのプロットは、必ずしもこのST1ですべて行う必要はなく、プロット1個毎の演算処理完了後に、次の計測データをプロットして進んでもよい。以下、説明を解り易くするため、X軸上の1番目のプロットから3番目のプロットに対する演算処理について説明する。図2においてはST1〜ST16に相当し、これらの処理を図3の(a)〜(f)に図解している。
ST2において、1番目つまり計測開始時の計測データ(以降、データと称す)のプロットを基準点Bとし、かつ確定点と設定する(図3(a))。ST3で2番目のプロットの次番のプロット、ここでは3番目のプロットが存在しない場合、つまり2番目のプロットが最終プロットである場合には、ST4で2番目のプロットを確定点と設定する。ST5で確定点と設定された1番目および2番目のプロットを記録部に保存し、処理終了する。この2個のデータ数例では何ら特徴がないが単にフロー図の説明の都合上、上記説明を行ったものである。またST5における削除点と判定されたプロットはすべて記録部から削除するという記載は、少なくとも3個のデータがあり、1番目、3番目を確定点とし2番目を削除点とするような場合、あるいは以後説明する多数のデータ数の演算処理において有効な記載であり、データ数2個の場合は適当でない。
一方ST3において2番目の次番である3番目のプロットが存在する場合にはST6に移行する。ST6において、前記2番目のプロットに対してデータ管理上で許容される範囲内の上、下幅値(例えば、グラフ化した場合そのグラフによって読み取れるデータの精度上で許容される上、下幅値、データ量フルスケールに対して例えば±5%等の値)をY軸上に設け、上限値U点、下限値L点を仮設する(図3(b))。ST7において、ST2で確定点と設定した1番目のプロットB点から前記ST6のU点、L点を通る2本の直線Ul−1およびLl−1を仮設する(図3(b))。ST8において、ST6でU点、L点を仮設したプロット(この例では2番目のプロットに該当する)の次番、この例では3番目のプロットを新規基準点Bとし、これに前記ST6と同様の上、下幅値をY軸上に設け、U点、L点を仮設する(図3(b))。ST9にて、ST7と同様に、1番目のプロットB点からST8で仮設した前記3番目のプロットのU点、L点を通る2本の直線Ul−2、Ll−2を仮設する(図3(c))。
ST10に移行して、前記ST7で仮設したUl−1と、ST9で仮設したUl−2とのX軸に対する傾きを比較して、傾きの小さい方の直線を仮採用する(図3(c))。ST11で前記ST10と同様に、ST7で仮設したLl−1と、ST9で仮設したLl−2とのX軸に対する傾きを比較して、傾きの大きい方の直線を仮採用する(図3(c))。なお、この傾きの定義を図4に示している。
ST12に移行し、ST8で設定した新規基準点Bと、ST2で設定した確定点(1番目のプロット)Bとを結ぶ直線を仮設する(図3(d))。ST13にて、ST8で設定した新規基準点Bの次のプロット(4番目のプロット)が最終か否か判定する。最終の場合には前記ST4に移行する。最終でない場合にはST14に移行して前記ST10とST11によって仮採用された2本の直線が作るゾーン内に、前記ST12で仮設した直線が存在するか否かを判定する。つまりデータ管理の精度上の要求範囲内か否かの判定を行う。否の場合(図3(d))、すなわち要求精度範囲外の場合にはST3に移行する。一方ゾーン内に存在する場合、すなわち要求精度範囲内にある場合にはST15に移行してST6でU点、L点を仮設したプロット(2番目のプロット)を削除点と判定する(図3(e))。一方ゾーン外に存在する場合は、ST16において、ST8で設定した新規基準点Bを新期確定点Bと設定する。
ST16における演算処理が終了すると、図示する繰り返しルートにのり、ST3に移行する。ST4においてST8で取り出したプロット(例示では3番目のプロット)の次番のプロット、ここでは4番目のプロットが最終データであるか否かを判定し、最終プロットである場合にはST4で4番目のプロットを確定点と設定し、ST5に移行し、前述の如き演算処理を行う。一方4番目のプロットが最終プロットでない場合には、ST6に移行し、この4番目のプロットに対してU点、L点を仮設し、以下ST7〜ST16、あるいはST7〜ST13〜ST4、ST5の演算処理を複数個のデータを最終のデータ(最終の時刻)に到るまですべてのデータについて行う。
以上の演算処理の要点を、図3に示すとともに、この例によるST5の演算終了後、記録部5に保存される計測データから演算部4が作成する定性的なグラフを図3(g)に示した。この図3(g)の例では、X軸上、左から2,3,4,7,9,11番目のプロットが削除されていて、その削除された分量だけ記録部5の記録量を低減している。
以上述べたように、この実施の形態1では演算処理によって確定点である保存すべき計測データ以外を記録部5から削除するので、逐次処理が可能でかつ記録部5の一時保存のデータ量を少なくすることができる。そして従来技術では過渡現象や、その前兆要因を究明しようとするとき、データ計測の時間軸を短縮して数多くのデータを記録部に保存することによる記録部5の容量増大化が伴っていたが、この実施の形態では、前述のような演算処理によって、要因究明に要求される精度範囲外の計測データを削除し、必要な計測データが記録されるので、記録部5の容量増大化を必要とせずまた演算部4の処理能力も特に高める必要もなしに、前記過渡現象等の現象を知ることが出来るという効果がある。またプラント機器の特に異常発生の伴わない日常運転についても、適宜前述の演算処理を行うことによって、記録部5に保存するデータ数を適切に管理可能となり、記録部容量の増大化をなくすることが可能となる。
実施の形態2.
次に実施の形態2をフロー図5、グラフ図6に基づいて説明する。なお、プラント監視システム100の構成要素は実施の形態1と同じであるので、その説明は省略する。
図5のST1において、記録部5に一時保存されている計測データの内からデータ管理上で必要とされる数の計測データのすべてを実施の形態1と同様にX−Y軸図上にプロットする(図6(a))。ST2において、前記プロットの初基点である1番目および終基点である最終プロットを確定点と設定する(図6(a))。
ST3において、確定点プロットがデータ管理精度上の必要性から要求される所定の点数以上か否かを判定する。所定点数以上の場合、ST4にて確定点プロットを記録部5に保存し、その他のプロットは削除して処理終了とする。
ST3にて、確定点が所定点数以下の場合、ST5に移行し、確定点(このフロー図において最初のフローを実施する場合には前記初基点と終基点のプロットの2点)を仮の直線で結ぶグラフを作成する(図6(b))。
ST6においてST5の仮直線とX軸上にデータ計測の時刻順にプロットされた各プロットのY軸データ量と比較して、その差が最大となるプロットを第1の確定点と設定する。
ST6の演算処理終了後、繰り返しルートにのり、ST3に戻る。ST3で確定点プロット数が所定点数以下と再び判定されるとST5にて、前記ST6で設定された第1の確定点と初基点および終基点のプロットとを仮の直線で結ぶグラフを作成(図6(c))し、ST6において、前記仮直線と残る各プロットのY軸データ量とを比較して、その差が最大となるプロットを次の確定点(この例では3番目の確定点)と設定する(図6(c))。
前記のST3〜ST6の演算処理を繰り返し行い(図6(d))、(図6(e))、前記仮直線とY軸データ量との差がデータ管理上要求される精度以内(例えば、データ量フルスケールに対して±5%以内)であり、予め設定された所定数の確定点数に達すればST4にて前記確定点と設定されたプロットを記録部5に保存し、他のプロットは記録部5より削除する。この結果を演算部4によって作成されたグラフを図6(f)に例示する。
なお、この実施の形態2による確定点数は予め設定された数としているが、プラントを構成する同一機器のほぼ同じような運転状態のデータをこの実施の形態2によって作成されるグラフ図6(f)において、データ管理上の必要な精度が得られない場合には、前記確定点数を増やすとともに、必要な精度が十分に得られている場合は確定点数を減らす等の学習効果に基づく所定確定点数の変更が可能である。
この実施の形態2では、初基点と終基点とを時間当たりの例えば1日24時間の記録データ数と設定することにより、時間当たりの記録データが一定量とすることが可能となり、長期間にわたるプラント設備のデータ蓄積が可能である。また、図6(f)に示した太い実線のグラフから削除対象のプロット(細い実線)を削除する前に、計測データ情報つまり太い実線と、元の計測データつまり細い実線との差を知ることが出来て、データ管理精度の評価が可能である。従って、図6(a)〜図6(f)に示した細線グラフは、必要とされる場合に記載するものであってもよい。
実施の形態3.
次に実施の形態3を図7のフロー図に基づいて説明する。
この実施の形態3は、前述した実施の形態1の図2に示したフローのST16の演算処理を一部分変更するとともに、ST16の次に新たにST17、ST18を設けたものであり、それ以外は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図7のST16は繰り返しルートにおいてのみ有効となるが、説明の都合上、実施の形態1で説明した1番目のプロットから3番目のプロットについて記す。ST16においてST8で設定した新規基準点Bを確定点Bと仮に設定する。ST17において、ST2の確定点とST16の仮確定点Bとを結ぶ直線を仮設し、前記確定点、仮確定点B間にあるプロット、この例示では2番目のプロットのY軸データ量と前記仮設直線との間の差を求め、その差が最大となるプロットを確定点と設定する。この場合前記ST16の仮確定点が確定点でなくなる。上の例では確定点、仮確定点B間には2番目のプロットしか存在していないので、説明は矛盾しているが、繰り返しルートにのって順次X軸の新たなプロットの演算処理を行うことにより、確定点と仮確定点間のプロット数が増えるので、前記ST18の演算処理は正当な記載となる。
このような実施の形態3では、データ処理結果として記録される計測情報から、元の計測情報を復元したときに再現性が良いという長所がある。
実施の形態4.
なお、前記実施の形態1に示した図1のプラント監視システム100に図8に示す情報収集装置8を通信回線9に付設すると、実施の形態1〜3の計測装置2の記録部5に記録された前記演算処理結果を含む計測データ情報を外部入出力部6および通信回線9を介して前記情報収集装置8の記録部5に記録してもよい。このことにより転送量の削減および計測装置2の負荷の低減が行える。
また前記実施の形態1〜3の演算処理は、計測装置2の演算部4で行っているが、情報収集装置8に設けた演算部4で行っても同様の効果がある。
なお、実施の形態1の許容範囲を設定するために、実施の形態2で示した学習効果によって得られる結果から精度見直しに応用してもよい。
この発明の実施の形態1〜4は、交通システム、発電、工業、一般産業等のプラント監視システムに利用可能である。
この発明の実施の形態1のプラント監視システムを示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の処理フローを示す図である。 この発明の実施の形態1の主要処理フローの結果を説明する図である。 この発明の実施の形態1の傾きの定義を説明する図である。 この発明の実施の形態2の処理フローを示す図である。 この発明の実施の形態2の主要処理フローの結果を説明する図である。 この発明の実施の形態3の処理フローを示す図である。 この発明の実施の形態4のプラント監視システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 センサ、2 計測装置、3 サンプリング部、4 演算部、5 記録部、
7 端末装置、100 プラント監視システム。

Claims (1)

  1. プラントを構成する機器の運転状態を検出するセンサと、計測装置とを備えたプラント監視システムにおいて、前記計測装置には、前記センサの出力信号を受信するサンプリング部と、このサンプリング部につながる演算部と記録部とが設けられており、前記演算部は前記記録部に保存された同一機器から検出した計測データで、最少を4個とし、予め設定された最大個数を最終計測データとして、次のステップ(1)〜(11)、すなわち
    (1)データ計測時刻をX軸に、データ量をY軸として、前記計測データを計測時刻順 にプロットするステップ。
    (2)X軸上の1番目のプロットを基準点Bで、かつ確定点と設定するステップ。
    (3)次番の2番目のプロットが最終プロットのとき、該2番目のプロットを確定点と 設定し、最終プロットでないとき該2番目のプロットに対して、許容範囲内の上、下幅 値をY軸上に定め、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
    (4)前記基準点Bから前記ステップ(3)で仮設したU点、L点をそれぞれ通る直線 Ul−1、Ll−1を仮設するステップ。
    (5)前記2番目のプロットの次番である3番目プロットを新規基準点Bとし、該3番 目のプロットに前記ステップ(3)と同様に、許容範囲内の上、下限値をY軸上に定め 、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
    (6)前記ステップ(2)の基準点Bから、前記ステップ(5)のU点、L点をそれぞ れ通る直線Ul−2、Ll−2を仮設するステップ。
    (7)前記ステップ(5)の新規基準点Bの次番のプロットが、最終のプロットのとき 、そのプロットを確定点と設定するステップ。
    (8)X軸に対する傾きを、前記直線Ul−1とUl−2とで比較して、傾きの小さい 方を採用するとともに、前記直線Ll−1とLl−2とで比較して傾きの大きい方を採 用するステップ。
    (9)前記ステップ(5)の新規基準点Bである3番目のプロットと、前記ステップ( 2)の基準点Bとを結ぶ直線を仮設するステップ。
    (10)前記ステップ(8)で採用した2本の直線で囲まれるゾーン内に、前記ステッ プ(9)で仮設した直線が存在するか検討し、ゾーン内のとき前記2番目のプロットを 削除点と判定し、ゾーン外のときには、前記ステップ(5)の新規基準点である3番目 のプロットを新規確定点と設定するステップ。
    (11)前記ステップ(10)で設定した新規確定点の次番である4番目のプロットお よび、該4番目以降のプロットに対して、前記新規確定点のプロットを前記ステップ( 2)の1番目のプロットに相当するものとして扱い、前記ステップ(2)〜ステップ( 10)に示したと同様の演算処理を繰り返して行い、確定点の設定および削除点の判定 をするとともに、前記確定点と設定したプロットの計測データを、前記記録部に記録さ せ、前記削除点と判定した計測データは前記記録部から削除するステップ。
    により、演算処理を行うことを特徴とするプラント監視システム。
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