JP4713508B2 - プラント監視システム - Google Patents
プラント監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4713508B2 JP4713508B2 JP2007010027A JP2007010027A JP4713508B2 JP 4713508 B2 JP4713508 B2 JP 4713508B2 JP 2007010027 A JP2007010027 A JP 2007010027A JP 2007010027 A JP2007010027 A JP 2007010027A JP 4713508 B2 JP4713508 B2 JP 4713508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- plot
- data
- axis
- temporary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
(1)偶発的な機器故障やその故障誘発要因となる過渡現象を予め検出するために、計測データ取得周期をより短くする(例えば、1〜5秒毎のサンプリング)とともに、そのデータを判り易く表示可能とする。
(2)機器の経年劣化を診断するため、計測データを長期間にわたって保存する。
さらには、故障の前兆現象のデータも前記特許文献1では充分に得られるものではないという問題点を有している。
(1)データ計測時刻をX軸に、データ量をY軸として、データを計測時刻順にプロッ トするステップ。
(2)X軸上の1番目のプロットを基準点Bで、かつ確定点と設定するステップ。
(3)次番の2番目のプロットが最終プロットのとき、該2番目のプロットを確定点と 設定し、最終プロットでないとき該2番目のプロットに対して、許容範囲内の上、下幅 値をY軸上に定め、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(4)基準点Bからステップ(3)で仮設したU点、L点をそれぞれ通る直線Ul−1
、Ll−1を仮設するステップ。
(5)前記2番目のプロットの次番である3番目プロットを新規基準点Bとし、該3番 目のプロットにステップ(3)と同様に、許容範囲内の上、下限値をY軸上に定め、上 限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(6)ステップ(2)の基準点Bから、ステップ(5)のU点、L点をそれぞれ通る直 線Ul−2、Ll−2を仮設するステップ。
(7)ステップ(5)の新規基準点Bの次番のプロットが、最終のプロットのとき、そ のプロットを確定点と設定するステップ。
(8)X軸に対する傾きを、前記直線Ul−1とUl−2とで比較して、傾きの小さい
方を採用するとともに、前記直線Ll−1とLl−2とで比較して傾きの大きい方を採
用するステップ。
(9)前記ステップ(5)の新規基準点Bである3番目のプロットと、ステップ(2) の基準点Bとを結ぶ直線を仮設するステップ。
(10)ステップ(8)で採用した2本の直線で囲まれるゾーン内に、ステップ(9) で仮設した直線が存在するか検討し、ゾーン内のとき2番目のプロットを削除点と判定 し、ゾーン外のときには、ステップ(5)の新規基準点である3番目のプロットを新規 確定点と設定するステップ。
(11)前記ステップ(10)で設定した新規確定点の次番である4番目のプロットお よび、該4番目以降のプロットに対して、新規確定点のプロットをステップ(2)の1 番目のプロットに相当するものとして扱い、ステップ(2)〜ステップ(10)に示し たと同様の演算処理を繰り返して行い、確定点の設定および削除点の判定をするととも に、確定点と設定したプロットの計測データを、記録部に記録させ、削除点と判定した 計測データは記録部から削除するステップ。
により、演算処理を行うものである。
実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの実施の形態1によるプラント監視システム100を示すブロック図である。電力変電所や発電所等のプラントは、多数の各種類の機器によって構成され、これら機器が所定の性能を発揮するよう監視員によって運転管理されている。プラント管理システム100は図1のブロック図に示すように、図示省略した機器の運転状態を検出する複数のセンサ1の出力を受信する複数の計測装置2と、通信回線9につながる例えば電力変電所内中央管理室に設けられた端末装置7より構成される。
計測装置2には、センサ1が出力する例えばアナログ計測信号を受信してディジタル量の計測データに変換するサンプリング部3と、このサンプリング部3の出力信号を演算部4で処理した後、一時的に保存する記録部5と外部入出力部6とが設けられている。
以下で例示する演算処理は、プラント技術者が端末装置7を介して、プラントに設置されれている、例えばサイリスタ電源のアームの過渡的異常電流発生の原因分析を行う必要性から、演算部4に演算処理指令を発信したとする。勿論、この指令なしにでも演算部4が自動的に演算処理を行うことができる。そして取り扱うデータ数は計測開始のデータからデータ管理上で必要とされる複数個のデータである。
ST2において、1番目つまり計測開始時の計測データ(以降、データと称す)のプロットを基準点Bとし、かつ確定点と設定する(図3(a))。ST3で2番目のプロットの次番のプロット、ここでは3番目のプロットが存在しない場合、つまり2番目のプロットが最終プロットである場合には、ST4で2番目のプロットを確定点と設定する。ST5で確定点と設定された1番目および2番目のプロットを記録部に保存し、処理終了する。この2個のデータ数例では何ら特徴がないが単にフロー図の説明の都合上、上記説明を行ったものである。またST5における削除点と判定されたプロットはすべて記録部から削除するという記載は、少なくとも3個のデータがあり、1番目、3番目を確定点とし2番目を削除点とするような場合、あるいは以後説明する多数のデータ数の演算処理において有効な記載であり、データ数2個の場合は適当でない。
次に実施の形態2をフロー図5、グラフ図6に基づいて説明する。なお、プラント監視システム100の構成要素は実施の形態1と同じであるので、その説明は省略する。
図5のST1において、記録部5に一時保存されている計測データの内からデータ管理上で必要とされる数の計測データのすべてを実施の形態1と同様にX−Y軸図上にプロットする(図6(a))。ST2において、前記プロットの初基点である1番目および終基点である最終プロットを確定点と設定する(図6(a))。
ST3において、確定点プロットがデータ管理精度上の必要性から要求される所定の点数以上か否かを判定する。所定点数以上の場合、ST4にて確定点プロットを記録部5に保存し、その他のプロットは削除して処理終了とする。
ST6においてST5の仮直線とX軸上にデータ計測の時刻順にプロットされた各プロットのY軸データ量と比較して、その差が最大となるプロットを第1の確定点と設定する。
次に実施の形態3を図7のフロー図に基づいて説明する。
この実施の形態3は、前述した実施の形態1の図2に示したフローのST16の演算処理を一部分変更するとともに、ST16の次に新たにST17、ST18を設けたものであり、それ以外は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図7のST16は繰り返しルートにおいてのみ有効となるが、説明の都合上、実施の形態1で説明した1番目のプロットから3番目のプロットについて記す。ST16においてST8で設定した新規基準点Bを確定点Bと仮に設定する。ST17において、ST2の確定点とST16の仮確定点Bとを結ぶ直線を仮設し、前記確定点、仮確定点B間にあるプロット、この例示では2番目のプロットのY軸データ量と前記仮設直線との間の差を求め、その差が最大となるプロットを確定点と設定する。この場合前記ST16の仮確定点が確定点でなくなる。上の例では確定点、仮確定点B間には2番目のプロットしか存在していないので、説明は矛盾しているが、繰り返しルートにのって順次X軸の新たなプロットの演算処理を行うことにより、確定点と仮確定点間のプロット数が増えるので、前記ST18の演算処理は正当な記載となる。
なお、前記実施の形態1に示した図1のプラント監視システム100に図8に示す情報収集装置8を通信回線9に付設すると、実施の形態1〜3の計測装置2の記録部5に記録された前記演算処理結果を含む計測データ情報を外部入出力部6および通信回線9を介して前記情報収集装置8の記録部5に記録してもよい。このことにより転送量の削減および計測装置2の負荷の低減が行える。
また前記実施の形態1〜3の演算処理は、計測装置2の演算部4で行っているが、情報収集装置8に設けた演算部4で行っても同様の効果がある。
7 端末装置、100 プラント監視システム。
Claims (1)
- プラントを構成する機器の運転状態を検出するセンサと、計測装置とを備えたプラント監視システムにおいて、前記計測装置には、前記センサの出力信号を受信するサンプリング部と、このサンプリング部につながる演算部と記録部とが設けられており、前記演算部は前記記録部に保存された同一機器から検出した計測データで、最少を4個とし、予め設定された最大個数を最終計測データとして、次のステップ(1)〜(11)、すなわち
(1)データ計測時刻をX軸に、データ量をY軸として、前記計測データを計測時刻順 にプロットするステップ。
(2)X軸上の1番目のプロットを基準点Bで、かつ確定点と設定するステップ。
(3)次番の2番目のプロットが最終プロットのとき、該2番目のプロットを確定点と 設定し、最終プロットでないとき該2番目のプロットに対して、許容範囲内の上、下幅 値をY軸上に定め、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(4)前記基準点Bから前記ステップ(3)で仮設したU点、L点をそれぞれ通る直線 Ul−1、Ll−1を仮設するステップ。
(5)前記2番目のプロットの次番である3番目プロットを新規基準点Bとし、該3番 目のプロットに前記ステップ(3)と同様に、許容範囲内の上、下限値をY軸上に定め 、上限のU点、下限のL点を仮設するステップ。
(6)前記ステップ(2)の基準点Bから、前記ステップ(5)のU点、L点をそれぞ れ通る直線Ul−2、Ll−2を仮設するステップ。
(7)前記ステップ(5)の新規基準点Bの次番のプロットが、最終のプロットのとき 、そのプロットを確定点と設定するステップ。
(8)X軸に対する傾きを、前記直線Ul−1とUl−2とで比較して、傾きの小さい 方を採用するとともに、前記直線Ll−1とLl−2とで比較して傾きの大きい方を採 用するステップ。
(9)前記ステップ(5)の新規基準点Bである3番目のプロットと、前記ステップ( 2)の基準点Bとを結ぶ直線を仮設するステップ。
(10)前記ステップ(8)で採用した2本の直線で囲まれるゾーン内に、前記ステッ プ(9)で仮設した直線が存在するか検討し、ゾーン内のとき前記2番目のプロットを 削除点と判定し、ゾーン外のときには、前記ステップ(5)の新規基準点である3番目 のプロットを新規確定点と設定するステップ。
(11)前記ステップ(10)で設定した新規確定点の次番である4番目のプロットお よび、該4番目以降のプロットに対して、前記新規確定点のプロットを前記ステップ( 2)の1番目のプロットに相当するものとして扱い、前記ステップ(2)〜ステップ( 10)に示したと同様の演算処理を繰り返して行い、確定点の設定および削除点の判定 をするとともに、前記確定点と設定したプロットの計測データを、前記記録部に記録さ せ、前記削除点と判定した計測データは前記記録部から削除するステップ。
により、演算処理を行うことを特徴とするプラント監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010027A JP4713508B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | プラント監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010027A JP4713508B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | プラント監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008176611A JP2008176611A (ja) | 2008-07-31 |
JP4713508B2 true JP4713508B2 (ja) | 2011-06-29 |
Family
ID=39703579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010027A Expired - Fee Related JP4713508B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | プラント監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4713508B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06214637A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Toshiba Syst Technol Kk | 履歴データ処理装置 |
JP2000339017A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Hitachi Ltd | プラントデータ記録方法及び装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3745783B2 (ja) * | 1994-06-08 | 2006-02-15 | 株式会社アドイン研究所 | パターン分類装置及びこの装置を利用する状態監視システム |
-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010027A patent/JP4713508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06214637A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-05 | Toshiba Syst Technol Kk | 履歴データ処理装置 |
JP2000339017A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Hitachi Ltd | プラントデータ記録方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008176611A (ja) | 2008-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105956734B (zh) | 动态设置it设备的性能的指标阈值的方法及*** | |
KR101712300B1 (ko) | 데이터 수집·전송 장치 | |
EP1111550A1 (en) | Method and system for monitoring the condition of an individual machine | |
JP4808721B2 (ja) | データ圧縮方法 | |
JPH0658425B2 (ja) | 原子力発電所の液体流通系の監視方法 | |
DE102016013406A1 (de) | Verfahren zum Betrieb eines Zustandsüberwachungssystems einer Schwingmaschine und Zustandsüberwachungssystem | |
JP6474894B2 (ja) | データ収集システムおよび方法、計測データ量の削減方法 | |
BR102015000214A2 (pt) | sistema de diagnóstico remoto | |
US8175818B2 (en) | Device and method of monitoring an environmental parameter in real time | |
CN112639844A (zh) | 控制***以及控制方法 | |
JPH0816618B2 (ja) | 発電プラント性能管理装置 | |
JP4834580B2 (ja) | プラント状態指標管理装置とその実現用コンピュータプログラム | |
US11131977B2 (en) | Data collection system and method | |
JP4713508B2 (ja) | プラント監視システム | |
JP7017881B2 (ja) | データ収集システム、データサーバ及びデータ収集方法 | |
CN103778501A (zh) | 电力调度自动化***事故反演***及事故反演方法 | |
CN113390540A (zh) | 一种自供电的高灵敏度的桥梁应力检测***及检测方法 | |
KR20130000654A (ko) | 환경 인자를 고려한 장대교량의 실시간 구조해석 모니터링 | |
JPH10283024A (ja) | 各種プラントの監視・診断方法 | |
CN114254449A (zh) | 信息处理方法和装置、显示方法和装置、记录介质、产品制造方法、以及学习数据获取方法 | |
JP6840013B2 (ja) | 時系列データ記録方法および装置 | |
CN102354159A (zh) | 一种床身动静态变形的主动检测与监控*** | |
CN115237329B (zh) | 温度补偿校正方法、装置、可读存储介质及电子设备 | |
CN108088501B (zh) | 一种光纤传感器的初始波长自动修正方法 | |
CN115941546B (zh) | ***接口的监控方法、装置、电子设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110324 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |