JP4712758B2 - 浴室建具および浴室 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室建具およびこの浴室建具を利用した浴室に関する。
防水パンを有したユニットバス等の浴室では、防水パンの周縁部上に、浴室の壁パネルや、出入り口用の浴室建具を配置していた(例えば、特許文献1参照)。
このような出入り口用の浴室建具は、通常、その建具枠の浴室内に面する内面が、壁パネルの内面と同一平面上に位置するように位置合わせして設置している(例えば、特許文献2の図3参照)。
特開平10−184198号公報 特開2005−200975号公報
ところで、出入り口用の浴室建具は、折れ戸や引戸などの可動障子が設けられるため、通常、垂直に設置する必要がある。
このため、壁パネルが傾斜して設置されている場合には、建具枠の内面と、壁パネルの内面とが同一平面上に位置せず、段差が生じてしまうことになる。建具枠の調整は、通常、数ミリ程度であるが、建具枠の下部側を基準にして調整した場合、建具枠の下部側では、建具枠の内面は壁パネルの内面とほぼ同一面に配置できる。
しかしながら、建具枠の上部に向かうにしたがって、建具枠の内面と壁パネルの内面との間に、徐々に段差が生じ、建具枠の上部側では数ミリの段差が生じてしまう。このように、建具枠および壁パネルの上下方向の途中から徐々に段差が発生すると、浴室内面の意匠が低下してしまうという問題がある。
一方、壁パネルと浴室建具とは、防水パンの周縁に設けられた共通の載せ面に載置されているため、段差を無くすためには、防水パンや壁パネルなどのバスユニット全体を動かして調整する必要があり、浴室の施工作業に非常に時間がかかるという問題があった。
このような問題は、出入り口用の浴室建具を設置する場合に限定されず、建具枠内にガラス等の面材を嵌め込んだFIX窓用の浴室建具を壁パネルに隣接して配置する場合でも同様であった。
本発明の目的は、壁パネルと浴室建具を載置する載せ面を共通にでき、かつ、施工性や意匠性を向上できる浴室建具および浴室を提供することにある。
本発明の浴室建具は、浴室の床面を構成する防水パン上に載置される浴室建具であって、上枠、下枠および左右の縦枠を有する建具枠と、前記建具枠内に配置される面材または可動障子とを備え、前記建具枠の浴室内に面する内面は、第1内面と、前記第1内面の上側に形成されかつ建具枠の見込み方向の位置が前記第1内面よりも浴室側の位置とされた第2内面とを備え、前記第1内面の上端位置は、前記建具枠が防水パン上に載置された際に、浴室床面の高さ位置よりも上方となる位置に設けられ、前記第1内面の下端位置は、前記建具枠が防水パン上に載置された際に、浴室床面とほぼ同じ高さ位置または浴室床面よりも下方となる位置に設けられていることを特徴とする。
本発明では、建具枠の内面に、建具枠の見込み方向の形成位置が異なる第1内面および第2内面を設けたので、浴室建具に隣接して配置される壁パネルの内面に前記第1内面を揃えて配置することで、第2内面は壁パネルの内面よりも浴室側に突出することになる。
従って、建具枠の第2内面を壁パネル内面よりも浴室側に突出させておけるので、建具枠を調整するために傾斜した場合でも、壁パネル内面に対する建具枠の第2内面の突出量が僅かに変位するだけである。この場合、そもそも建具枠が壁パネル内面から突出するように意匠が設定されているため、その突出量が僅かに変位しても意匠への影響は殆ど無く、浴室内面の意匠が低下することを防止できる。
また、建具枠を調整することができるので、バスユニット全体を動かして調整する必要が無く、浴室の施工作業時間も短縮することができる。
さらに、建具枠の第1内面は、その上端位置が、前記建具枠が防水パン上に載置された際に、浴室床面の高さ位置よりも上方となり、かつ、下端位置が浴室床面とほぼ同じ高さ位置または浴室床面よりも下方となる位置とされているため、前記建具枠の第1内面を、壁パネルの内面と揃えておけば、浴室床面と同じ高さレベルにおいて、建具枠および壁パネル間には段差が生じない。このため、建具枠および壁パネルと浴室床面との間にシリコンなどのシーリング材を充填する場合に、一直線状にシーリング材を充填すればよく、シーリング処理等の防水作業を容易にかつ確実に行うことができる。
本発明において、前記建具枠は、上枠、下枠および左右の縦枠と、前記左右の縦枠の下端にそれぞれ取り付けられる下端ブロックとを備え、前記下枠は、前記各下端ブロック間に配置され、かつ、下枠の浴室内に面する内面には下枠第1内面が形成され、前記下端ブロックの浴室内に面する内面にはブロック第1内面が形成され、前記建具枠の第1内面は、前記下枠第1内面と、ブロック第1内面とで構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、縦枠の下端に下端ブロックを取り付け、この下端ブロックにブロック第1内面を形成したので、縦枠の内面には第2内面のみを形成すればよい。このため、縦枠に第1内面を形成する必要がないため、縦枠の水平断面形状を一定にでき、縦枠を押出成形で容易に製造できる。
さらに、防水パンの形状が複数ある場合、その形状に応じて建具枠の下枠を選択する必要がある。この際、通常の建具枠のように、縦枠間に下枠を取り付けている場合には、下枠が変更されると縦枠もその下枠に応じたものに変更する必要があり、縦枠種類も増加する。一方、本発明のように、下端ブロックを用いている場合には、下枠を変更した場合もその下枠に対応する下端ブロックを選択すればよく、縦枠は共通化できて部品種類を少なくできる。
本発明において、前記下枠の両端は、左右の縦枠および下端ブロックに跨って配置され、かつ、前記下枠の両端と、縦枠および下部ブロックとの間には防水シートが介在され、前記下枠と縦枠および下部ブロックとは、前記縦枠を挿通して下枠に設けられたビスホールにねじ込まれるねじと、下端ブロックを挿通して下枠に設けられたビスホールにねじ込まれるねじとによって固定されていることが好ましい。
このような構成によれば、縦枠と下枠とを直接ねじ止めできるので、通常の建具枠と同程度の強度を確保することができる。
また、下端ブロックは縦枠に接着剤などで固定されるだけでなく、下枠にねじでも固定されるため、下端ブロックの取付強度を向上できる。
さらに、下端ブロックおよび下枠で防水シートを挟持できるため、下端ブロックおよび下枠間の防水性能を向上できる。
本発明において、前記縦枠は、上下両端が開口された中空筒状に形成され、前記下端ブロックは、前記縦枠の下端開口から縦枠内に挿入される挿入部と、前記挿入部の下側に形成されて前記縦枠の下端に当接する当接部と、前記当接部の下側に形成された延出部とを備えて構成され、前記挿入部の側面にはシーリング材を塗布する溝が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、挿入部に形成された溝にシーリング材を塗布しておけば、下端ブロックおよび縦枠内面の防水性を容易に確保できる。
また、下端ブロックに前記当接部を形成しておけば、下端ブロックの挿入部を縦枠内に挿入した際に、前記当接部を縦枠下端に当接させることで下端ブロックの取付位置を容易にかつ正確に設定できる。
なお、縦枠と下枠とを固定するねじが、下端ブロックにおいて縦枠内に挿入された挿入部をも貫通して設けられていれば、下端ブロックが縦枠から外れてしまうことを確実に防止できる。
本発明において、前記下枠の浴室内に面する内面には、前記下枠第1内面と、下枠第1内面の上側に形成された下枠第2内面が形成され、前記縦枠の下端は、前記下枠第2内面の下端の高さ位置と一致され、前記建具枠の第2内面は、前記下枠第2内面と、各縦枠および上枠の内面とで構成されていることが好ましい。
本発明においては、建具枠の下枠内面には第1内面のみを形成し、建具枠の各縦枠および上枠において下枠上端位置よりも上方に位置する部分に第2内面を形成することもできる。但し、この場合、第2内面は建具枠の上枠および各縦枠のみに形成されるため、第2内面の連続性が下枠部分で途切れ、意匠性が低下する。
これに対し、下枠にも第2内面を形成すれば、第2内面が建具枠の内面で四周連続して設けられるため、意匠性を向上できる。
本発明の浴室は、防水パンと、前記浴室建具と、壁パネルとを備えた浴室であって、前記浴室建具および壁パネルは、防水パンの周縁部上に載置され、前記浴室建具と、浴室建具に隣接してかつ浴室建具に沿って配置される壁パネルは、浴室建具の建具枠の第1内面と、壁パネルの浴室内に面するパネル内面とが同一平面上となるように配置されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、前記浴室建具と同様に、浴室の施工作業を短時間で行うことができ、かつ、浴室内部の意匠性も向上でき、さらに、浴室床面と浴室建具および壁パネル間のシーリング処理等の防水作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングを一部省略する場合がある。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態に係る浴室建具1を示す縦断面図であり、図2は浴室建具1の横断面図である。図3は、浴室建具1の建具枠2の分解斜視図である。
図1において、浴室建具1は、ユニットバスからなる浴室への出入り口として脱衣室との間に設けられるものであって、枠体としての建具枠2と、この建具枠2に開閉自在に支持された障子3とを有して構成されている。
ユニットバスは、その床面を構成する防水パン10を有している。防水パン10は、FRP(Fiber-Reinforced Plastics 、繊維強化プラスチック)製等の一体成形品である。そして、防水パン10の周縁部には、図1にも示すように、溝部11が形成されている。溝部11は、防水パン10の上面10Aから下方に延びる側面部11Aと、側面部11Aの下端から外側に延長された底面部11Bと、底面部11Bの外周縁から段付き状に上方に延びた立上部11Cとを有して形成されている。
また、防水パン10の上面10Aは、図4に示すように、建具枠2に沿った方向に傾斜されて水勾配が設けられている。さらに、防水パン10の上面10A上には、図1に示すように、浴室床材12が配置されている。
建具枠2は、上枠4、下枠5、左右の縦枠6、縦枠6の下端に取り付けられた下端ブロック7を備えて構成されている。
上枠4は、図1にも示すように、断面略L字状に形成され、かつ、障子3を閉めた際に障子3が当接される戸当たり用の垂下片4Aを備えたアルミ押出形材で構成されている。
各縦枠6は、図2にも示すように、矩形筒状に形成された本体部61と、この本体部61から脱衣室側に延長されたフランジ部62と、本体部61から他方の縦枠6側に向かって延出されて障子3が当接される戸当たり用の突出部63とを備えたアルミ押出形材で構成されている。
下枠5は、図1,5にも示すように、矩形筒状に形成された本体部51と、本体部51の上端から脱衣室側に延長されたフランジ部52とを備えたアルミ押出形材で構成されている。
本体部51は、浴室側に面する内面部511と、脱衣室側に面する外面部512と、内面部511および外面部512の下端間を連結する底面部513と、内面部511および外面部512の上端間を連結する上面部514と、内面部511および外面部512の上下方向の中間部分を連結する中間連結部515とを備えている。上面部514、中間連結部515、フランジ部52にはそれぞれビスホール516が形成されている。
この本体部51は、防水パン10の溝部11内に配置され、底面部11B上に載置されている。この際、溝部11の幅寸法(側面部11Aおよび立上部11C間の寸法)は、本体部51の幅寸法と同程度とされ、溝部11に本体部51を配置した際に、本体部51が浴室側および脱衣室側に移動しないように設定されている。
内面部511は、建具枠2(下枠5)の見込み方向(浴室および脱衣室間の出入り方向)の位置が異なる下枠第1内面511A〜下枠第3内面511Cまでの3つの面を備えている。
下枠第3内面511Cは、内面部511の下端部から所定高さまで形成され、見込み方向の形成位置が、3つの面のうち、最も脱衣室側に形成されている。
下枠第1内面511Aは、下枠第3内面511Cの上側に形成され、下枠第3内面511Cの上端から所定高さまで形成されている。下枠第1内面511Aは、見込み方向の形成位置が、下枠第3内面511Cよりも浴室側に形成されている。
下枠第2内面511Bは、下枠第1内面511Aの上側に形成され、下枠第1内面511Aの上端から内面部511の上端まで形成されている。下枠第2内面511Bは、見込み方向の形成位置が、下枠第1内面511Aよりも浴室側に形成されている。
なお、本実施形態では、下枠第1内面511Aの高さ寸法は、他の内面511B,511Cの高さ寸法の3〜4倍程度と大きくされている。これにより、図1,4に示すように、下枠5に沿って傾斜配置される浴室床材12の端面の上端縁の高さ位置が、第1内面511Aの上下端縁間に配置するように構成されている。すなわち、図1の2点鎖線で示す浴室床材12の最下端部から実線で示す最上端部まで、浴室床材12の端面上端縁が下枠第1内面511Aの上端から下端までの間に配置されるように、下枠第1内面511Aの高さ寸法が設定されている。
下端ブロック7は、シーリング材等との相性が良い合成樹脂などで構成され、図5にも示すように、縦枠6の下端開口から縦枠6内に挿入される挿入部71と、挿入部71の下側に形成されて前記縦枠6の下端に当接する当接部72と、当接部72の下側に形成された延出部73とを備えている。
下端ブロック7の外側面には、図6に示すように、縦枠6の外側面に形成されたリブ64に連続するリブ74が形成されている。リブ64,74間には、図2,7に示すように、止水テープ83が縦枠6および下端ブロック7の上下方向の全長にわたって貼り付けられる。これにより、縦枠6と下端ブロック7間の連続性を確保し、止水安定性を高めることができる。また、各リブ64,74はそれぞれ並行に2本ずつ設けられているが、そのうち浴室側のリブは、図2に示すように、施工の最終工程で処理されるシーリング材85の受けを兼ねている。このため、各リブ64,74を、縦枠6および下端ブロック7の上下方向に連続して設けることによりシーリング処理を容易にかつ確実にでき、止水性を高めることができる。
下端ブロック7の挿入部71には、図5に示すように、貫通孔711と、溝712が形成されている。貫通孔711は、図3に示すように、下枠5との固定用のタッピンねじ75が挿通され、タッピンねじ75の頭が係止されるものである。
溝712は、挿入部71の下端近傍の高さ位置に、かつ、脱衣室側の面以外の3面に連続して形成されている。この溝712には、シリコンなどのシーリング材が塗布され、挿入部71を縦枠6内に挿入した際に、下端ブロック7を縦枠6に接着し、かつ、防水性を確保している。
下端ブロック7の当接部72は、前記挿入部71を縦枠6内に挿入した際に縦枠6の下端に当接し、下端ブロック7の取付位置を規制している。
下端ブロック7の延出部73は、側面形状が内面部511の断面形状と略同一とされている。すなわち、延出部73の浴室側の内面731は、前記下枠第1内面511Aと同一平面上に形成されたブロック第1内面731Aと、前記下枠第3内面511Cと同一平面上に形成されたブロック第3内面731Cとを備えている。また、延出部73には、下枠5との固定用のタッピンねじ75が挿通され、タッピンねじ75の頭が係止される貫通孔732が形成されている。
なお、本実施形態では、図7にも示すように、下枠5の下枠第1内面511Aおよび下端ブロック7のブロック第1内面731Aによって、建具枠2の第1内面2Aが構成されている。また、下枠5の下枠第2内面511Bと、縦枠6および上枠4の浴室側の内面6A,4Bによって、建具枠2の第2内面2Bが構成されている。
(建具枠の組立)
次に、建具枠2の組立手順について説明する。
まず、図3に示すように、縦枠6の下端に下端ブロック7を取り付ける。この際、前述したように、溝712にシリコンなどを塗布し、挿入部71を縦枠6の本体部61内に下側から挿入する。
また、縦枠6の上端には、上端ブロック16を取り付ける。なお、上端ブロック16はシーリング材等との相性が良い合成樹脂などで構成され、縦枠6の上端開口を閉塞するものである。
次に、縦枠6の上端内側面に合成ゴムなどで構成されたシート状の上枠シーラー81を、接着剤などを用いて貼り付ける。
また、縦枠6の下端内側面に合成ゴムなどで構成されたシート状の下枠シーラー82を、接着剤などを用いて貼り付ける。
次に、上枠4および下枠5と、縦枠6および下端ブロック7とを、タッピンねじ75を用いて組み立てる。この際、タッピンねじ75は、縦枠6や下端ブロック7側から各シーラー81,82を介して、上枠4および下枠5のビスホールにねじ込まれる。これにより、上枠4、下枠5と、縦枠6、下端ブロック7の接合面は、上枠シーラー81,82でシールされる。
この際、下枠5と、縦枠6、下端ブロック7とは、下枠5の両端側において、それぞれ3本のタッピンねじ75で接合されている。これらのタッピンねじ75のうち、1本は縦枠6および縦枠6内に挿入された挿入部71を通して下枠5にねじ込まれている。このため、前記溝712に塗布されたシリコン等で接着された下端ブロック7は、タッピンねじ75によっても縦枠6から外れてしまうことが防止される。さらに、AT材17や、水密材18を、縦枠6や下枠5の所定の箇所に取り付ける。
(浴室の施工)
次に、浴室の施工手順について説明する。
浴室を施工するには、まず、防水パン10を設置後、防水パン10の周縁の溝部11に沿って壁パネル15を設置する。すなわち、溝部11内に壁パネル15の下端部を挿入し、隣接する壁パネル15同士を連結して固定する。
次に、前記の手順で枠組みされた建具枠2を、図1に示すように、防水パン10の周縁部に設けられた溝部11内に挿入する。この際、本体部51の底面部513にはシリコン等のシーリング材を塗布しておき、底面部11Bとの間の隙間を塞いでシールする。なお、第1内面511Aよりも第3内面511Cを後退させているので、第3内面511Cと側面部11Aとの間には空間が形成されている。このため、各底面部11B,513間からはみ出したシーリング材をこの空間部分に収容することができ、前記空間をシーリング材代として利用できる。
建具枠2を溝部11内に設置すると、下枠5および下端ブロック7の第1内面511A,731Aが、建具枠2に隣接しかつ建具枠2に沿って配置された壁パネル15の浴室側の内面15Aと、同一平面(建具枠2の見込み方向の位置が同一)となるように設計されている。
そのため、建具枠2を溝部11内に設置すると、図7に示すように、第1内面511A,731Aと壁パネル15の内面15Aが同一平面となる。
なお、縦枠6の外側面の2本のリブ64間および下端ブロック7の2本のリブ74間に、縦枠6および下端ブロック7の上下方向の全長にわたって止水テープ83を貼り付けておき、建具枠2および壁パネル15間の隙間を塞いでいる。
次に、施工作業者は、建具枠2が垂直に配置されるように調整する。建具枠2が傾斜していると、障子3の開閉時に影響するためである。
その後、図1に示すように、防水パン10上の浴室床材12と、壁パネル15の内面15Aおよび建具枠2の第1内面511A,731Aとの間に、シーリング材85を充填して防水処理を行う。以上の作業で浴室が施工される。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)建具枠2に、第1内面2Aと、第1内面2Aよりも浴室側に突出される第2内面2Bとを設けたので、建具枠2の第1内面2Aを壁パネル15の内面15Aに揃えて配置すれば、第2内面2Bを壁パネル15よりも浴室側に突出させることができる。このため、建具枠2を調整するために傾斜した場合でも、壁パネル15の内面15Aに対する第2内面2Bの突出量が僅かに変位するだけであり、浴室内面の意匠の低下を防止できる。
すなわち、従来は、図8(A)に示すように、一点鎖線で示す壁パネル15の内面15Aと、実線で示す建具枠2の内面2Cとを同一平面に揃えて設置していた。このため、壁パネル15の内面15Aが垂直方向から僅かに傾斜している場合、建具枠2を垂直に配置すると、二点鎖線で示すように、建具枠2および壁パネル15の各内面2C,15A間には、下端から上方に向かうにしたがって徐々に大きくなる段差が生じていた。このように、各内面2C,15A間で段差が無い部分から徐々に段差が大きくなる部分まで生じていると、利用者は施工不良と判断する可能性があり、意匠性も低下する。
これに対し、本実施形態では、図8(B)に示すように、建具枠2の第2内面2Bは、最初から壁パネル15の内面15Aよりも浴室側に突出しているため、建具枠2を垂直に配置した場合でも、内面15Aからの第2内面2Bの突出量が僅かに変化するだけである。そして、このように建具枠2の第2内面2B全体が内面15Aから突出している場合には、利用者はもともと第2内面2Bが突出する意匠であると判断し、浴室内部の意匠性が低下することも防止できる。
(2)また、壁パネル15が傾斜していても、建具枠2のみを調整すればよく、バスユニット全体を動かして調整する必要がないため、浴室の施工作業を簡略化でき、施工期間も短縮することができる。
(3)さらに、浴室床材12に沿って配置される建具枠2の下部に第1内面2Aを設けているので、建具枠2および壁パネル15と浴室床材12との間は、建具枠2および壁パネル15間に段差が生じないため、一定間隔でかつ直線状の隙間とすることができる。このため、この隙間をシーリング材85で塞ぐ際に、シーリング処理作業を容易に行うことができ、浴室の施工作業性をより一層向上できる。
(4)縦枠6の下端に下端ブロック7を取り付け、下端ブロック7にブロック第1内面731Aを形成したので、縦枠6の内面6Aには第2内面のみを形成すればよい。このため、縦枠6に第1内面を形成する必要がないため、縦枠6の断面形状を一定にでき、縦枠を押出成形で容易に製造できる。
(5)下枠5に下枠第1内面511Aの他に、下枠第2内面511Bも形成しているので、建具枠の第2内面2Bが、建具枠2の上枠4、縦枠6,下枠5の各内面で四周連続して設けられるため、意匠性を向上できる。
(6)下端ブロック7の挿入部71にシーリング材を塗布する溝712を形成したので、シーリング材の塗布量を適切に設定でき、下端ブロック7および縦枠6内面の防水性を容易に確保できる。また、下端ブロック7は、当接部72を縦枠6の下端に当接させることで下端ブロック7の取付位置を容易にかつ正確に設定できる。
なお、縦枠6と下枠5を固定するタッピンねじ75を、挿入部71を貫通して設けているので、下端ブロック7が縦枠6から外れてしまうことを確実に防止できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図9、10に基づいて説明する。
第2実施形態は、防水パン100の端部形状が前記実施形態の防水パン10と相違する。すなわち、防水パン100の周縁部には、防水パン100の上面100Aよりも一段高くされたサッシ載置部101と、サッシ載置部101の外周縁から上方に立ち上がった立上部102とが形成されている。
そのため、下枠5Aの形状、特に本体部51Aの高さ寸法が前記実施形態の下枠5に比べて短くされている。また、縦枠6の下端に取り付けられる下端ブロック7Aの高さ寸法や形状は、下枠5Aの形状に合わせて設定されている。
すなわち、下枠5Aの浴室側の内面には、第1内面511Aと、第2内面511Bとが形成されている。
下端ブロック7Aは、下端ブロック7と同様の挿入部(図示略)、当接部72が設けられている。但し、下端ブロック7Aの延出部73Aは、下枠5Aに合わせて高さ寸法が短くされている。そして、延出部73Aの浴室側の内面には、第1内面511Aと同一平面に配置される第1内面731Aが形成されている。
建具枠2のその他の構成や、建具枠2の組立手順、浴室の施工手順は、前記第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。
このような第2実施形態においても前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、前記第1実施形態および第2実施形態では、縦枠6の下端に下端ブロック7,7Aを設けているので、防水パン10,100の形状等が相違し、下枠5,5Aの形状が相違する場合も、各下枠5,5Aに応じた下端ブロック7,7Aを選択すればよく、縦枠6は共通のものが利用できる。このため、縦枠6の下端形状を下枠5,5Aに合わせて変更する場合に比べ、縦枠6の種類を増加させる必要が無く、部品種類を少なくできる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、図11,12に示すように、縦枠6の下端に下枠5の本体部51に対応する突出片65を形成してもよい。この場合、縦枠6の本体部61の内側面および外側面からそれぞれ突出片65を延長させ、各突出片65間に下端ブロック7Bを配置すればよい。
このような構成においても、下枠5や下端ブロック7Bに、壁パネル15の内面15Aと同一平面となる第1内面511A,731Aを形成することで、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、下枠5の両端面は縦枠6の内側面に接合されるため、下枠5および縦枠6間に配置される下枠シーラー82を、縦枠6の同一平面に密着でき、その部分のシール性能をより向上できる。
また、防水パンの周縁部の形状は前記各実施形態のものに限らず、実施にあたって適宜設定すればよい。さらに、前記第1実施形態では、防水パン10の上面10Aは、下枠5の長手方向に沿って傾斜されて水勾配が形成されていたが、下枠5の見込み方向に水勾配が形成された防水パンを用いてもよい。
前記実施形態では、下枠5の内面に、下枠第1内面511Aおよび下枠第2内面511Bを設けていたが、下枠第2内面511Bを設けずに、下枠第1内面511Aのみを設けてもよい。
また、下端ブロック7,7Aの形状、構成などは前記実施形態に限定されない。例えば、下端ブロック7に下枠第2内面511Bと同一平面となるブロック第2内面を形成してもよい。さらに、挿入部71に溝712を形成せずに構成してもよい。
前記実施形態においては、縦枠6の下端に下端ブロック7を取り付けていたが、下端ブロック7を用いずに、縦枠6の下部の形状を下枠5の断面形状に合わせて形成してもよい。但し、この場合、縦枠6の加工が複雑になるため、下端ブロック7を用いた方が製造コストを低減できる利点がある。
また、下枠を延長し、縦枠の下端を下枠の上面に接合するようにしてもよい。この場合、下端ブロック7を用いる必要が無く、かつ、縦枠6の加工も複雑にならないという利点がある。
さらに、建具枠2と壁パネル15間の止水方法は、前記実施形態のように、縦枠6および下端ブロック7の外側面にリブ64,74を形成し、リブの間に止水テープ83を貼り付ける方法に限定されず、他の止水方法を利用してもよい。
浴室建具1としては、建具枠2内に可動障子として、開き戸や折れ戸を設けた出入り口用の浴室建具1でもよいし、建具枠2内にガラス等の面材を配置したFIX窓用の浴室建具1でもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る浴室建具を示す縦断面図である。 前記浴室建具の横断面図である。 前記浴室建具の建具枠の分解斜視図である。 前記建具枠の下枠および防水パンを示す正面図である。 前記建具枠の縦枠および下枠の接合部分を示す分解斜視図である。 前記建具枠の縦枠および下枠の接合部分を示す斜視図である。 前記建具枠の縦枠、下枠、壁パネル、浴室床材の接合部分を示す斜視図である。 (A)は従来例における建具枠および壁パネルの内面位置を示す図、(B)は本実施形態における建具枠および壁パネルの内面位置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る建具枠の下枠を示す縦断面図である。 第2実施形態に係る建具枠の縦枠および下枠の接合部分を示す斜視図である。 本発明の変形例に係る建具枠の縦枠および下枠の接合部分を示す斜視図である。 前記変形例に係る建具枠の縦枠および下枠の接合部分を示す分解斜視図である。
符号の説明
1…浴室建具、2…建具枠、2A…第1内面、2B…第2内面、3…障子、4…上枠、4B…内面、5,5A…下枠、6…縦枠、6A…内面、7,7A,7B…下端ブロック、10,100…防水パン、11…溝部、12…浴室床材、15…壁パネル、15A…内面、51,51A…本体部、71…挿入部、72…当接部、73,73A…延出部、75…タッピンねじ、81…上枠シーラー、82…下枠シーラー、85…シーリング材、101…サッシ載置部、511…内面部、511A…下枠第1内面、511B…下枠第2内面、511C…下枠第3内面、731A…ブロック第1内面、731C…ブロック第3内面。

Claims (6)

  1. 浴室の床面を構成する防水パン上に載置される浴室建具であって、
    上枠、下枠および左右の縦枠を有する建具枠と、
    前記建具枠内に配置される面材または可動障子とを備え、
    前記建具枠の浴室内に面する内面は、
    第1内面と、
    前記第1内面の上側に形成されかつ建具枠の見込み方向の位置が前記第1内面よりも浴室側の位置とされた第2内面とを備え、
    前記第1内面の上端位置は、前記建具枠が防水パン上に載置された際に、浴室床面の高さ位置よりも上方となる位置に設けられ、
    前記第1内面の下端位置は、前記建具枠が防水パン上に載置された際に、浴室床面とほぼ同じ高さ位置または浴室床面よりも下方となる位置に設けられている浴室建具。
  2. 前記建具枠は、
    上枠、下枠および左右の縦枠と、
    前記左右の縦枠の下端にそれぞれ取り付けられる下端ブロックとを備え、
    前記下枠は、前記各下端ブロック間に配置され、かつ、下枠の浴室内に面する内面には下枠第1内面が形成され、
    前記下端ブロックの浴室内に面する内面にはブロック第1内面が形成され、
    前記建具枠の第1内面は、前記下枠第1内面と、ブロック第1内面とで構成されている請求項1に記載の浴室建具。
  3. 前記下枠の両端は、左右の縦枠および下端ブロックに跨って配置され、かつ、前記下枠の両端と、縦枠および下部ブロックとの間には防水シートが介在され、
    前記下枠と縦枠および下部ブロックとは、前記縦枠を挿通して下枠に設けられたビスホールにねじ込まれるねじと、下端ブロックを挿通して下枠に設けられたビスホールにねじ込まれるねじとによって固定されている請求項2に記載の浴室建具。
  4. 前記縦枠は、上下両端が開口された中空筒状に形成され、
    前記下端ブロックは、
    前記縦枠の下端開口から縦枠内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の下側に形成されて前記縦枠の下端に当接する当接部と、
    前記当接部の下側に形成された延出部とを備えて構成され、
    前記挿入部の側面にはシーリング材を塗布する溝が形成されている請求項2または請求項3に記載の浴室建具。
  5. 前記下枠の浴室内に面する内面には、前記下枠第1内面と、下枠第1内面の上側に形成された下枠第2内面が形成され、
    前記縦枠の下端は、前記下枠第2内面の下端の高さ位置と一致され、
    前記建具枠の第2内面は、前記下枠第2内面と、各縦枠および上枠の内面とで構成されている請求項2から請求項4のいずれかに記載の浴室建具。
  6. 防水パンと、請求項1〜5のいずれかに記載の浴室建具と、壁パネルとを備えた浴室であって、
    前記浴室建具および壁パネルは、防水パンの周縁部上に載置され、
    前記浴室建具と、浴室建具に隣接してかつ浴室建具に沿って配置される壁パネルは、浴室建具の建具枠の第1内面と、壁パネルの浴室内に面するパネル内面とが同一平面上となるように配置されている浴室。
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