JP4710335B2 - ディスク装置の電力供給診断方法 - Google Patents

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本発明は、記録媒体に情報の記録または再生の少なくとも一方を行うディスク装置の電力供給診断方法及び光ディスク装置に関するものである。
コンピュータ等の電子機器に接続して使用する周辺機器には、接続したコンピュータ等の電子機器から電力供給を受けることが出来るものがある。例えば、ユニバーサル・シリアル・バス(以下「USB」と称す)は電源バスを有しているため、この電源バスにて電力供給を受けているディスク装置がある。
ここでは、USBケーブルにて電力供給可能な従来の光ディスク装置を例として、図を用いて説明する。
図7は、従来のUSB接続による外付けタイプの光ディスク装置のブロック図である。図7において、1は光ディスク、2はフィードモータ、3はスピンドルモータ、4はピックアップユニット、5はアナログ信号処理部、6はモータ駆動回路、7はアクチュエータ駆動回路、8は駆動系電源回路、9はCDサーボプロセッサ、10はデジタル信号処理部、11はバッファメモリ、12はインターフェース部、13はメインメモリ、14はCPU、15はシステムバス、17はUSB変換IC、18はUSB信号、19はUSBコネクタ、20はコンピュータ、21はACアダプター、22はDCジャック、23はDC電源、24は電源端子VBUS、25は電源起動回路、26はデジタル系電源回路、30はEEPROM、51はUSBケーブル、100は光ディスク装置である。
図7において、破線内が光ディスク装置100であり、USBコネクタ19によりコンピュータ20と外部接続できるようになっている。
光ディスク装置100は、光ディスク1を駆動するスピンドルモータ3と、光ディスク1に対して記録および再生を行うピックアップユニット4を駆動するフィードモータ2と、フィードモータ2およびスピンドルモータ3を駆動制御するモータ駆動回路6を有している。ピックアップユニット4は、アクチュエータ駆動回路7で駆動される。モータ駆動回路6、アクチュエータ駆動回路7をサーボ制御するものがCDサーボプロセッサ9である。また、モータ駆動回路6に電力を供給するのが駆動系電源回路8である。
また、光ディスク装置100は、記憶領域、記録制御、再生制御に必要な記憶領域として使用されるバッファメモリ11と、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有するメインメモリ13と、論理判断や演算を行うCPU14を有している。
光ディスク1とピックアップユニット4から得られる光信号はアナログ信号処理部5で信号処理され、CDサーボプロセッサ9のフィードバック信号として使われると共に、デジタル信号処理部10の入力信号となりデジタル信号へ復調され、その結果がバッファメモリ11へ格納される。このバッファメモリ11は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリとして機能する。
USB変換IC17は、受けたATAPI信号をUSB信号18へ変換し、USBコネクタ19を通し、USBケーブルによって外部のコンピュータ20と接続されデータの受け渡しを行う。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)30は、書き換え可能な不揮発メモリであり、コンピュータがUSB機器を識別するために使用される個々のUSB機器に固有のディスクリプタ情報が格納されている。
システムバス15は、光ディスク装置100内でのデータ転送用バスである。メインメモリ13に記録されたプログラムにより、CPU14がデジタル信号処理部10の制御を行う。デジタル系電源回路26はCPU14、デジタル信号処理部10、メインメモリ13等、デジタル系信号処理部に対し各種の電圧を安定供給する。
これらの装置を動かす回路部分へ供給される電圧は、ACアダプター21でAC100Vから例えばDC6Vへ変換され、DCジャック22より光ディスク装置100へ供給される。電源起動回路25はUSBコネクタ19の電源端子VBUS24の電圧に連動し、光ディスク装置100の駆動系電源回路8、デジタル系電源回路26に電圧を供給するもので、USB電源のON/OFFに連動し自動的に光ディスク装置100を起動及び終了させる。
また、電力供給方法には、上記ACアダプター21からの供給以外に、USBコネクタ19からの単独供給による場合もある。この場合、ACアダプター21を接続しなくても、コンピュータ20接続側のUSBコネクタが1個のUSBケーブル51または2個のUSBケーブル52で、コンピュータ20と光ディスク装置100が接続されることにより、USBケーブル51やUSBケーブル52経由でコンピュータ20から電力供給が可能となる。接続されるUSBケーブル51やUSBケーブル52は、コネクタ19の1個当たりの電流供給能力が規格上500mAと決まっているが、実使用状態でのコネクタ19の1個当たりの電流供給能力は光ディスク装置100の消費電流やコンピュータ20の電力供給能力により異なる場合があるため、その必要な個数については光ディスク装置100とコンピュータ20の組み合わせにより異なることがある。
先行例としては、(特許文献1)等がある。
特開2003−140784号公報
電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段を有する光ディスク装置では、ACアダプター21を接続しなくても、USBケーブル51、USBケーブル52などの電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段をコンピュータ20に接続することにより、動作を行なうことが可能となるものがある。
図8は、外付けタイプの光ディスク装置とコンピュータの接続を示す図であり、図8(a)は外付けタイプの光ディスク装置とコンピュータをコンピュータ接続側のUSBコネクタが1個のUSBケーブルで接続した場合であり、図8(b)は外付けタイプの光ディスク装置とコンピュータをコンピュータ接続側のUSBコネクタが2個のUSBケーブルで接続した場合である。図8において、20はコンピュータ、51はUSBケーブル、51aはUSBコネクタ、52はUSBケーブル、52a、52bはUSBコネクタ、100は光ディスク装置である。コンピュータ20接続側にUSBコネクタが2個設けられたUSBケーブル52は、コンバインケーブルと呼ばれ、ケーブルの片方に設けられた2つのUSBコネクタ52a、USBコネクタ52bをコンピュータの2つのUSBコネクタ19に接続することにより、コンピュータ20接続側にUSBコネクタが1個のUSBケーブル51より大きな電流を、光ディスク装置100に供給することができる。
光ディスク装置100とコンピュータ20を結ぶUSBケーブルは、光ディスク装置100の消費電流やコンピュータ20の電流供給能力により必要な電流供給量が異なるため、図8(a)に示すコンピュータ20接続側にUSBコネクタが1個設けられたUSBケーブル(以下、専用USBケーブル)51と図8(b)に示すコンピュータ20接続側にUSBコネクタが2個設けられたUSBケーブル(以下、コンバインUSBケーブル)52を使い分ける必要がある。
これは、上述のいずれの場合においても、コンバインUSBケーブル52を使用した場合、USBコネクタ19の空きが少ないコンピュータで使用する場合、USBマウスやUSBメモリ等のUSB機器の使用が制約を受ける場合があるためである。
専用USBケーブル51とコンバインUSBケーブル52を使い分けるためには、光ディスク装置100の消費電流やコンピュータ20の電力供給能力を判定する必要があるが、これにはUSBバスパワー診断ツールというプログラムを用いる。
現在一般的に使用されているUSBバスパワー診断ツールは、専用USBケーブル51か、もしくはコンバインUSBケーブル52を一度コンピュータ20に実際に接続して、接続されている専用USBケーブル51かコンバインUSBケーブル52が使用可能か否かを判定する。このため、専用USBケーブル51を接続して使用不可と診断された場合には、改めてコンバインUSBケーブル52を接続し直し、再度診断する必要がある。
これは、使用者にとって二度手間であり、また、実使用できるか否かが判らないコンバインUSBケーブル52をUSBバスパワー診断のために準備する必要も生じるため、費用的にも不利となる。
以下、従来のUSBバスパワー診断モードについて説明する。
USBバスパワー動作モードとしては、ACアダプター21を使用する時よりも書込み速度や読出し速度などを落として省電力で動作させる一般的なUSBバスパワーモードと、USBバスパワー診断ツールでのみ使用するUSBバスパワー診断モードの2種類がある。
USBバスパワー診断モードでは、ACアダプター21が接続されていなくても、ACアダプター21が接続されている時と同じ書込み速度や読み込み速度を使用した制御を行なうことにより、コンピュータ20からACアダプター21使用時と同等の電流を引き出す。USBバスパワー診断ツールでは、この診断モードで光ディスク装置100を駆動させ、正常に動作するか否かをチェックする。すなわち、コンピュータ20は、光ディスク装置100がUSBバスパワー診断モードで駆動するのに必要な電流を要求されても、光ディスク装置100を切断しないのであれば、一般的なUSBバスパワーモードでは余裕を持って動作する(使用可能)と判定している。
しかし逆に、USBバスパワー診断モードはおろか、一般的なUSBバスパワーモードで動作させても切断してしまうコンピュータ20では、コンピュータ20の電力供給能力を特定することができない。そのため、このようなコンピュータ20では、専用USBケーブル51、もしくはコンバインUSBケーブル52のいずれか一方を使って、光ディスク装置100を動作できるか否かを推測することはできなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を容易に決定することが可能となり、従来、無駄になっていた手間や費用を抑えることができ、使用者の利便性を高めたディスク装置の電力供給診断方法及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、ディスク装置が電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段で他の電子機器と接続され、かつ他の電子機器からの複数の電力供給モードで駆動試験をされることにより、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段が決定されることを特徴とするディスク装置の電力供給診断方法である。
また、本発明の光ディスク装置は、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なうピックアップと、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段とを備えた光ディスク装置であって、光ディスク装置が、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段で他の電子機器と接続され、かつ、他の電子機器からの複数の電力供給モードで駆動試験をされることにより、光ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段が決定されることを特徴とする光ディスク装置である。
さらに、本発明のコンピュータプログラムは、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップと、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段とを備えた光ディスク装置において実行されるコンピュータプログラムであって、コンピュータプログラムは、光ディスク装置が電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段で他の電子機器と接続された状態において、光ディスク装置に対して、他の電子機器からの複数の電力供給モードで駆動試験をすることにより、光ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段を決定させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明は上記構成により、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を決定する際に、複数の接続手段を接続することなく、使用可能な接続手段を決定することができるため、複数の接続手段を接続し直す手間と複数の接続手段を準備するための余分な費用を抑えることが可能となる。
そのため、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段の使用可能な接続手段を容易に決定することが可能となり、従来、無駄になっていた手間や費用を抑えることができ、使用者の利便性を高めたディスク装置の電力供給診断方法及び光ディスク装置を実現することができる。
請求項1記載の発明は、ディスク装置が電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段で他の電子機器と接続され、かつ他の電子機器からの複数の電力供給モードで駆動試験をされることにより、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段が決定され、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段は、他の電子機器からの複数の電力供給モードで行なわれる駆動試験の際に、他の電子機器がディスク装置に供給する電力を切断した電力供給モードを検出して決定されることを特徴とするものである。これにより、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を決定する際に、複数の接続手段を接続することなく、使用可能な接続手段を決定することができるため、複数の接続手段を接続し直す手間と複数の接続手段を準備するための余分な費用を抑えることが可能となる。そのため、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を容易に決定することが可能となり、従来、無駄になっていた手間や費用を抑えることができ、使用者の利便性を高めたディスク装置の電力供給診断方法を実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について、ディスク装置の一例として光ディスク装置を用い、他の電子機器の一例としてコンピュータを用いて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるUSB接続による外付けタイプの光ディスク装置のブロック図である。図1において、1は光ディスク、2はフィードモータ、3はスピンドルモータ、4はピックアップユニット、5はアナログ信号処理部、6はモータ駆動回路、7はアクチュエータ駆動回路、8は駆動系電源回路、9はCDサーボプロセッサ、10はデジタル信号処理部、11はバッファメモリ、12はインターフェース部、13はメインメモリ、14はCPU、15はシステムバス、17はUSB変換IC、18はUSB信号、19はUSBコネクタ、20はコンピュータ、21はACアダプター、22はDCジャック、23はDC電源、24は電源端子VBUS、25は電源起動回路、26はデジタル系電源回路、30はEEPROM、51はUSBケーブル、100は光ディスク装置である。ここで、CPU14は本発明の制御部を構成し、デジタル信号処理部10、メインメモリ13の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。なお、詳細な説明や図示は省略するが、CPU14は、少なくとも、演算機能を備えた演算処理装置や、フラッシュメモリ等の記憶装置を備えている。
図1において、破線内が光ディスク装置100であり、USBコネクタ19によりコンピュータ20と外部接続できるようになっている。
光ディスク装置100は、光ディスク1を駆動するスピンドルモータ3と、光ディスク1に対して記録および再生を行うピックアップユニット4を駆動するフィードモータ2と、フィードモータ2およびスピンドルモータ3を駆動制御するモータ駆動回路6を有している。ピックアップユニット4は、アクチュエータ駆動回路7で駆動される。モータ駆動回路6、アクチュエータ駆動回路7をサーボ制御するものがCDサーボプロセッサ9である。また、モータ駆動回路7に電力を供給するのが駆動系電源回路8である。
また、光ディスク装置100は、記憶領域、記録制御、再生制御に必要な記憶領域として使用されるバッファメモリ11と、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有するメインメモリ13と、論理判断や演算を行うCPU14を有している。
光ディスク1とピックアップユニット4から得られる光信号はアナログ信号処理部5で信号処理され、CDサーボプロセッサ9のフィードバック信号として使われると共に、デジタル信号処理部10の入力信号となりデジタル信号へ復調され、その結果がバッファメモリ11へ格納される。このバッファメモリ11は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリとして機能する。
USB変換IC17は、受けたATAPI信号をUSB信号18へ変換し、USBコネクタ19を通し、USBケーブルによって外部のコンピュータ20と接続されデータの受け渡しを行う。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)30は、書き換え可能な不揮発メモリであり、コンピュータがUSB機器を識別するために使用される個々のUSB機器に固有のディスクリプタ情報が格納されている。
システムバス15は、光ディスク装置100内でのデータ転送用バスである。メインメモリ13に記録されたプログラムにより、CPU14がデジタル信号処理部の制御を行う。デジタル系電源回路26はCPU14、デジタル信号処理部10、メインメモリ13等、デジタル信号処理部に対し各種の電圧を安定供給する。
これらの装置を動かす回路部分へ供給される電圧は、ACアダプター21でAC100Vから例えばDC6Vへ変換され、DCジャック22より光ディスク装置100へ供給される。電源起動回路25はUSBコネクタ19の電源端子VBUS24の電圧に連動し、光ディスク装置100の駆動系電源回路8、デジタル系電源回路26に電圧を供給するもので、USB電源のON/OFFに連動し自動的に光ディスク装置100を起動及び終了させる。
以下、本発明のディスク装置の一例として光ディスク装置100、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段の一例としてUSB接続を用い、また電子機器の一例としてコンピュータ20を用いて、USBバスパワー診断手順について説明する。
ここで、コンピュータ20によって行なわれるUSBバスパワー診断は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1にあらかじめ記録されているコンピュータプログラムを光ディスク装置に対して実行することにより動作するものとする。
図2は、本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断手順を示すフローチャートである。また、図3は、本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断画面を示す図である。
使用者により、ACアダプター21が光ディスク装置100に接続され、また専用USBケーブル51が光ディスク装置100とコンピュータ20の間に接続されて、コンピュータプログラムであるUSBバスパワー診断ツールが実行される(S101)と、コンピュータ20は、まず表示画面20aに初期画面を表示する(S102)。表示される画面は、図3に示すようなUSBバスパワー診断画面であり、診断に際して必要な情報や使用者による操作が必要な項目やボタンなどを表示する。次に、コンピュータ20は現在動作しているコンピュータのOS(オペレーティング・システム)が、光ディスク装置100の対応OSに合致しているかの確認を行なう(S103)。もし、現在動作しているコンピュータのOSが、光ディスク装置100の対応OSと合致していなければ、コンピュータ20は表示画面20aに該当するエラーメッセージを表示して(S121)、USBバスパワー診断ツールを終了する(S114)。現在動作しているコンピュータのOSと光ディスク装置の対応OSと合致していれば、コンピュータ20は接続されている光ディスク装置100がUSBバスパワー診断ツールのテスト対象機器かどうかと接続されている台数の判断を行なう(S104)。もし、接続されている光ディスク装置100がUSBバスパワー診断ツールのテスト対象機器以外である場合や、USBバスパワー診断ツールのテスト対象機器であっても接続されている台数が1台もないか、もしくは複数台接続されていた場合には、表示画面20aに該当するエラーメッセージを表示して(S121)、USBバスパワー診断ツールを終了する(S114)。対象の光ディスク装置が1台のみ接続されていれば、表示画面20aに光ディスク装置100の識別品番を表示する(S105)。
コンピュータ20は光ディスク装置100にあるDIP SW(ディップスイッチ)などの切り替え手段の設定状況を読み取り、デフォルト位置であるかの確認を行なう。本実施の形態でのデフォルト位置は、バスパワーHIGHモードとした(S106)。もし、デフォルト位置で無い場合には、コンピュータ20は表示画面20aに該当するエラーメッセージを表示して(S121)、バスパワー診断ツールを終了する(S114)。
光ディスク装置100にあるDIP SWなどの切り替え手段の設定状況がデフォルト位置であった場合には、コンピュータ20は光ディスク装置100に対して光ディスク装置100に取り付けられたメディアが所定の光ディスク1であるかの確認を行なう(S107)。
コンピュータ20から出された命令は、専用USBケーブル51、USBコネクタ19、USB変換IC17、インターフェース部12、デジタル信号処理部10を介して、CPU14へ伝えられる。命令を受け取ったCPU14では、デジタル信号処理部10、CDサーボプロセッサ9を経由してスピンドルモータ3とフィードモータ2とアクチュエータ駆動回路7を動作させ、ピックアップユニット4、アナログ信号処理部5、CDサーボプロセッサ9、デジタル信号処理部10を経由して戻ってくる信号により光ディスク装置100に取り付けられたメディアが所定の光ディスク1であるかの確認を行なう(S107)。USBバスパワー診断に使用する光ディスク1は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1に限定されるものでは無いが、本実施の形態では、光ディスク装置100の挙動をより正確に診断するために、メディアの種類や容量が明確である所定の光ディスク1を使用することとした。
USBバスパワー診断に使用する光ディスク1であるかの確認が終わったら、CPU14はスピンドルモータ3とフィードモータ2とアクチュエータ駆動回路7の動作を停止させ、光ディスク1の回転を止め(S108)、その状況をデジタル信号処理部10、インターフェース部12、USB変換IC17、USBコネクタ19を経由してコンピュータ20に知らせる。
コンピュータ20は、表示画面20aにACアダプター21を光ディスク装置100の接続を外す内容の表示を行い、ACアダプター21の接続が外されるまで待つ(S109)。ACアダプター21が外されるか否かは、ベンダーコマンドを使って調べられ、ACアダプター21が外されたことを検出したら、表示画面20aに表示されているテストボタンをアクティブにしてクリックできるようにし(S110)、使用者によりテストボタンがクリックされる(S111)とUSBバスパワー診断(メディアからの読み出し試験)が始まる(S112)。もし、途中で使用者によりテストボタンの代わりにキャンセルボタンがクリックされると、USBバスパワー診断が始まることなく、表示画面20aに該当するエラーメッセージを表示して(S121)、バスパワー診断ツールを終了する(S114)。診断が終了すると、その結果を表示画面20aに表示し、使用者に知らせる(S113)。
次に、本発明のUSBバスパワーの診断手順の詳細部分について説明する。
前述の内容と同様に、本発明のディスク装置の一例として光ディスク装置100、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段の一例としてUSB接続を用い、また電子機器の一例としてコンピュータ20を用いて説明する。
ここで、コンピュータ20によって行なわれるUSBバスパワー診断は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1にあらかじめ記録されているコンピュータプログラムを光ディスク装置に対して実行することにより動作するものとする。
図4は、本発明の一実施の形態におけるUSBパワー診断手順の詳細部分を示すフローチャートであり、図2のフローチャートに示す診断(メディアからの読み出し試験)(S112)の部分に相当する。
メディアからの読み出し試験は、まず、CPU14により動作モードMが初期化される。動作モードMとは、光ディスク装置100の動作モードをパラメータ化したものであり、動作モードMの初期化はM=0とし(S301)、M=0をLOWモード、M=1をFULLモード、M=2をHIGHモード、M=3をAC同等モードで動作するものとした(S302)。本実施の形態では、動作モードの設定値をLOWモード、FULLモード、HIGHモード、AC同等モードとしたが、光ディスク装置100の消費電力により、このモードが異なるため、動作モードの設定はこの限りではない。
次に、CPU14は回転速度Sの初期化を行なう。回転速度Sとは、光ディスク装置100の回転速度をパラメータ化したものであり、回転速度Sの初期化はS=0とし(S303)、S=0を4倍速、S=1を8倍速、S=2を16倍速、S=3を24倍速で回転するものとした(S304)。本実施の形態では、回転速度の設定値を4倍速、8倍速、16倍速、24倍速としたが、光ディスク装置100の対応可能な回転速度により、この数値が異なるため、回転速度の設定はこの限りではない。
次に、所定の光ディスク1からの読み取りを実行する(S305)。上述したように、USBバスパワー診断に使用する光ディスク1は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1に限定されるものでは無いが、本実施の形態では、USB外付け光ディスク装置100の挙動をより正確に診断するために、メディアの種類や容量が明確である所定の光ディスク1を使用することとした。所定の光ディスク1からの読み取りは、本実施の形態の場合、5箇所の読み取り領域に対し、各々10秒のタイマーを設定し、各読み取り領域に対して16ブロックを読み取る。
この時、光ディスク装置100がコンピュータ20からコンピュータ20の許容範囲以上の電力供給を要求すると、コンピュータ20は光ディスク装置100を切断するため、10秒以内に光ディスク1の情報の読み取りを行なうことができず、Time Out Errorが発生する(S306)。もし、Time Out Errorが発生した場合にはUSBバスパワー診断を中止し、動作モードMを元のHIGHモードに戻し(S313)、回転速度をバスパワー最高速に戻し(S314)、USBバスパワーの診断処理を終了する(S315)。
Time Out Errorが発生していなければ、回転速度SをS+1とし(S307)、上述に規定したSの値に従って回転速度を変更する(S308)。つまり、S=0の場合は4倍速、S=1の場合は8倍速、S=2の場合は16倍速、S=3の場合は24倍速に変更される。
そして、回転速度Sが3以上になる(S309)まで、光ディスク1からの読み取りを実行し(S305)、Time Out Errorの確認し(S306)、回転速度SをS+1とし(S307)、上述に規定したSの値に従って回転速度を変更する(S308)過程を繰り返す。
動作モードMが3以上になる(S309)と、動作モードMをM+1とし(S310)、上述に規定したMの値に従って動作モードを変更する(S311)。つまり、M=0の場合はLOWモード、M=1の場合はFULLモード、M=2の場合はHIGHモード、M=3の場合はAC同等モードに変更される。
そして、動作モードMが3以上になる(S312)まで、回転速度の初期化(S303)から動作モードの判定(S312)までのステップを繰り返し、動作モードMが3以上になると、動作モードMを元のHIGHモードに戻し(S313)、回転速度をバスパワー最高速に戻し(S314)、USBバスパワーの診断処理を終了する(S315)。
動作モードMと回転速度Sの組み合わせによるUSBパワー診断は、M=0/S=0、M=0/S=1、M=0/S=2、M=0/S=3、M=1/S=0、M=1/S=1、M=1/S=2、M=1/S=3、M=2/S=0、M=2/S=1、M=2/S=2、M=2/S=3、M=3/S=0、M=3/S=1、M=3/S=2、M=3/S=3の順に行なわれ、終了時の動作モードM及び回転速度Sは、上位モジュールへ引き継がれ使用者への適切なメッセージを作成するのに活用される。
次に、本発明の光ディスクからの読み取り方法の詳細について説明する。
図5は、本発明の一実施の形態における光ディスクからの読み取り方法を示すフローチャートであり、図4のフローチャートに示すUSBパワー診断方法の(S305)に部分に相当する。
光ディスク装置にセットされた所定の光ディスク1の内周から外周にかけて均等に分割して、読み取り領域を5箇所設定する(S401)。本実施の形態では、分割して読み取るメディアをUSBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1とし、読み取り領域を5箇所とし、各読み取り領域に対して16ブロックを読み取ることとしたが、セットされるメディアはUSBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1に限定されるものではなく、例えばメディアの種類や容量が明確であれば何でも良く、また、読み取り領域を5箇所とし、各読み取り領域に対して16ブロックを読み取ることに限定されるものでは無く、例えば、読み取り領域は4箇所、6箇所でも良く、読み取るブロックは15ブロック、17ブロックでも良い。
次に、Time Out Errorフラグをクリアする(S402)。ここで、Time Out Errorフラグとは、コンピュータ20から光ディスク装置100へ送られてきたコマンドに対して一定時間内に光ディスク装置100がコンピュータ20に応答できるかを示すフラグである。
その後、読み取り領域Pのカウンタが初期化(P=0)され(S403)、タイマーの設定を行ない(S404)、最初の読み取り領域から16ブロックを読み取る(S405)。本実施の形態では、タイマーの設定を10秒間とし、最初の読み取り領域から16ブロックを読み取りすることとしたが、これに限定されるものでは無い。
次に、Time Out Error判定を行なう(S406)。Time Out Error判定は、光ディスク装置100がコンピュータ20からコンピュータ20が供給できる許容範囲以上の電力供給を要求すると、コンピュータ20は光ディスク装置100を切断するため、10秒以内に光ディスク1の情報の読み取りを行なうことができず、Time Out Errorが発生することを利用して判定を行なう。Time Out Errorが発生した場合には、Time Out Errorフラグをセット(S408)し、光ディスク装置100はスピンドルモータ3の回転を停止し(S410)、処理を終了する(S411)。また、Time Out Errorが発生しない場合には、読み取り領域Pを変更(P=P+1)しながら(S407)、最後の読み取り領域Pまで各読み取り領域Pに対して16ブロックの読み取りを繰り返し、読み取り領域5箇所全ての読み取り処理が正常に終了すると(S409)、光ディスク装置100はスピンドルモータ3の回転を停止し(S410)、処理を終了する(S411)。
次に、本発明のUSBバスパワー診断の動作原理について説明する。
図6は、本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断の動作原理を示す図である。ここでの処理は、図4に示すフローチャートに基づいて行なわれ、光ディスク装置100とコンピュータ20を結ぶ接続手段は専用USBケーブル51である。
図6において、縦軸は光ディスク装置100がコンピュータ20から供給を受ける電力量を電流量として表したものである。また、横軸は時間軸であり、図4のフローチャートの手順に基づき、動作モードMを0〜3の間で変化させ、また動作モードMのそれぞれの値に対して回転速度Sを0〜3の間で変化させるため、合計24回の駆動試験が行なわれる。このように、複数の電力供給モードで行なわれる駆動試験の1つの電力供給モードに対して、光ディスク装置100が光ディスク1に対して、ディスク装置100が動作可能な回転駆動手段の回転速度の少なくとも1つの駆動試験を行なうことによって、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段の決定を緻密に行なうことができる。但し、ディスク装置は光ディスク装置100で、他の電子機器はコンピュータ20に限定されるものではない。
また、上述したように、動作モードMと回転速度Sは、光ディスク装置100の対応可能な動作モード及び回転速度により、この数値が異なるため、動作モード及び回転速度を考慮して決定される駆動試験の回数は合計24回に限定されるものではない。
ここでは、コンピュータ20が光ディスク装置100との接続を切断した駆動試験と使用可能な接続手段について、4つの例を示して説明する。
まず、最初に動作モードMがM=1で回転速度SがS=0の時、つまり動作モードがFULLモードで回転速度が4倍速の時に、コンピュータ20が光ディスク装置100との接続を切断した場合、切断時の電流値がLOWモードで使用可能と判定するレベルの電流値に到達していないので、専用USBケーブル51によるLOWモードでの使用は不可と判定し、また、切断時の電流値にコンバインUSBケーブル52を用いた場合の推定電流値を想定するために500mAを加算してもコンバインケーブルで使用可能と判定するレベルの電流値に到達しないので、コンバインUSBケーブル52を使用も不可と判定する。
2番目に、動作モードMがM=2で回転速度SがS=0の時、つまり動作モードがHighモードで回転速度が4倍速の時に、コンピュータ20が光ディスク装置100との接続を切断した場合、切断時の電流値がLOWモードで使用可能と判定するレベルの電流値に到達していないので、専用USBケーブル51によるLOWモードでの使用は不可と判定するが、切断時の電流値にコンバインUSBケーブル52を用いた場合の推定電流値を想定するために500mAを加算するとコンバインケーブルで使用可能と判定するレベルの電流値に到達するので、コンバインUSBケーブル52の使用による光ディスク装置100の動作は可能と判断する。
3番目に、動作モードMがM=3で回転速度SがS=0の時、つまり動作モードがAC同等モードで回転速度が4倍速の時に、コンピュータ20が光ディスク装置100との接続を切断した場合、切断時の電流値がLOWモードで使用可能と判定するレベルの電流値に到達しているので、専用USBケーブル51によるLOWモードでの使用は可能と判断し、また、切断時の電流値にコンバインUSBケーブル52を用いた場合の推定電流値を想定するために500mAを加算するとコンバインケーブルで使用可能と判定するレベルの電流値に到達するので、コンバインUSBケーブル52の使用による光ディスク装置100の動作は可能と判断する。
最後に、動作モードM=3で回転速度SがS=3の時、つまり動作モードがAC同等モードで回転速度が24倍速の時に、コンピュータ20が光ディスク装置100との接続を切断した場合、切断時の電流値がLOWモードで使用可能と判定するレベルの電流値とコンバインケーブルで使用可能なレベルの電流値の両方をクリアしているため、専用USBケーブル51での使用が可能と判定する。
なお、上述のLOWモードで使用可能と判定するレベルやコンバインケーブルで使用可能と判定するレベルは、USBバスパワー診断に用いた光ディスク1以外に不特定多数の光ディスク1の読み出しや光ディスク1への書き込みを考慮してある一定のマージンを設けることが好ましい。
このように、光ディスク装置100とコンピュータ20を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段が、コンピュータ20から供給される複数の電力供給モードで行なわれる駆動試験の際に、コンピュータ20が光ディスク装置100に供給する電力を切断した電力供給モードを検出して決定されることによって、本発明の光ディスク装置100とコンピュータ20を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段の決定を容易に行なうことができる。但し、ディスク装置は光ディスク装置100で、他の電子機器はコンピュータ20に限定されるものではない。
次に、本発明のコンピュータプログラムについて説明する。
コンピュータ20などの電子機器は、CD−ROMなどの光ディスクやROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体(図示せず)に格納されたコンピュータプログラムを実行してディスク装置の電力供給診断方法を行なう。そのようなコンピュータプログラムは、例えば、図2、図4、図5に示すフローチャートに規定された処理を実行する命令を含んでいる。コンピュータプログラムは、光ディスクに代表される光記録媒体、SDメモリカードに代表される半導体記憶媒体、フレキシブルディスクに代表される磁気記録媒体に記録することができる。なお、光ディスク装置100は記録媒体を介してのみならず、インターネット等の電気通信回線を介してもコンピュータプログラムを取得することができる。本実施の形態では、使用者の利便性を考慮して診断を行なう光ディスク装置100で利用可能なCD−ROMに格納されたコンピュータプログラムを用いたが、これに限定されるものではない。
以上の内容により、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を決定する際に、複数の接続手段を接続することなく、使用可能な接続手段を決定することができるため、複数の接続手段を接続し直す手間と複数の接続手段を準備するための余分な費用を抑えることが可能となる。
そのため、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を容易に決定することが可能となり、従来、無駄になっていた手間や費用を抑えることができ、使用者の利便性を高めたディスク装置の電力供給診断方法を実現することができる。
また、光ディスク装置100とコンピュータ20を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段の決定が、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段を他の電子機器に1回のみ接続することで決定されることによって、複数の接続手段を接続し直す手間を省くことができる。
なお、本実施の形態では、コンピュータ20によって行なわれるUSBバスパワー診断は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1に記録されているディスク装置の電力供給診断方法に基づき動作することを基準に説明したが、本発明のディスク装置の電力供給診断方法は、USBバスパワー診断に使用する目的で作られた所定の光ディスク1に記録されているものに限定されるものでは無く、例えば、光ディスク装置100のメインメモリ13やコンピュータ20のメモリなどに記録されているものでも良い。
また、本実施の形態においては、ディスク装置の一例として光ディスク装置100を用い、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段の一例としてUSB接続を用い、また他の電子機器の一例としてコンピュータ20を用いたが、他の電子機器は光ディスク装置100に接続される電子機器もしくは光ディスク装置100を内蔵した電子機器のいずれの場合でも良く、また光ディスク装置100はHDD(Hard Disk Drive)、FDD(Floppy(登録商標) Disk Drive)などのディスク装置に置き換わっても良く、光ディスク1は磁気ディスクに置き換わっても良い。ディスク装置が光ディスク装置であれば、本発明の効果を最大限に発揮することができる。
さらに、本実施の形態では、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段をUSBケーブルとし、接続手段により接続される他の電子機器をコンピュータとしたが、これらに限定されるものでは無く、例えば、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ接続手段は、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段であれば何でも良く、また、接続手段により接続される他の電子機器はディスク装置に電力を供給することができるものであれば何でも良い。
本発明は、ディスク装置と他の電子機器を結ぶ電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段のうち使用可能な接続手段を容易に決定することが可能となり、従来、無駄になっていた手間や費用を抑えることができ、記録媒体に情報の記録または再生の少なくとも一方を行うディスク装置の電力供給診断方法及び光ディスク装置などに適応可能である。
本発明の一実施の形態におけるUSB接続による外付けタイプの光ディスク装置のブロック図 本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断手順を示すフローチャート 本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断画面を示す図 本発明の一実施の形態におけるUSBパワー診断手順の詳細部分を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における光ディスクからの読み取り方法を示すフローチャート 本発明の一実施の形態におけるUSBバスパワー診断の動作原理を示す図 従来のUSB接続による外付けタイプの光ディスク装置のブロック図 外付けタイプの光ディスク装置とコンピュータの接続を示す図
符号の説明
1 光ディスク
2 フィードモータ
3 スピンドルモータ
4 ピックアップユニット
5 アナログ信号処理部
6 モータ駆動回路
7 アクチュエータ駆動回路
8 駆動系電源回路
9 CDサーボプロセッサ
10 デジタル信号処理部
11 バッファメモリ
12 インターフェース部
13 メインメモリ
14 CPU
15 システムバス
17 USB変換IC
18 USB信号
19 USBコネクタ
20 コンピュータ
20a 表示画面
21 ACアダプター
22 DCジャック
24 電源端子VBUS
25 電源起動回路
26 デジタル系電源回路
30 EEPROM
51 USBケーブル
52 USBケーブル
100 光ディスク装置

Claims (1)

  1. ディスク装置が電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた単一の接続手段で他の電子機器と接続され、かつ前記他の電子機器からの複数の電力供給モードで駆動試験をされることにより、前記ディスク装置と前記他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段が決定され
    前記ディスク装置と前記他の電子機器を結ぶ接続手段のうち使用可能な接続手段は、前記他の電子機器からの複数の電力供給モードで行なわれる駆動試験の際に、前記他の電子機器がディスク装置に供給する電力を切断した電力供給モードを検出して決定されることを特徴とするディスク装置の電力供給診断方法。
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