JP4708007B2 - シュリンクラベル及びラベル付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、コーティング剤、該コーティング剤を用いたシュリンクラベル及び該ラベルを装着した容器に関する。
現在、お茶や清涼飲料水等の飲料用容器として様々な形状の容器が使用されている。このような容器としては、PETボトルなどのプラスチック製ボトルや、ボトル缶等の金属製ボトル等が挙げられる。これらの容器には、表示や加飾、機能性の付与のためプラスチックラベルを装着する場合が多く、また、近年、容器に対する追従性が良好であり、表示面積を増大できる等のメリットから、熱収縮性プラスチックラベル(シュリンクラベル)が多く使用されている。シュリンクラベルは、円筒状にラベルを加工した後に容器に被嵌し、蒸気や熱風により収縮させることにより容器に追従して装着されている。
一方、上記のPETボトルやボトル缶などのボトルには、キャップが備え付けられており、キャップを回すことにより開栓して内容物の飲料等を飲む形態で使用される。しかしながら、キャップの締め付けが強い場合、強い力で開ける必要があり、その際、シュリンクラベルと容器の間で空回りしてしまい開栓できないという不具合があった。例えば、ボトル缶などの円筒状容器、特にボトル胴部の径が小さい形状やキャップの径が大きい形状のボトル、表面にポリエステルフィルムがラミネートされているボトル等は上記のような傾向が強かった。
上記問題を解決する技術として、例えば、ホットメルトやディレードタック型接着剤等を最内面に塗工又は印刷し、ラベルとボトルを接着することにより、開栓時のラベルとボトルの空回りを防止する方法が試みられている。しかし、ホットメルトやディレードタック型接着剤を塗布したラベルは、一般にロール状に巻回して巻回体として保管、搬送されるが、温度の上昇によりブロッキングが発生しやすく、取扱性に劣っていた。
また、特開2003−335343号公報には、熱収縮性フィルムの片面に感湿性接着剤層を設けたシュリンクラベルが提案されているが、印刷層との層間密着性に問題があった。
特開2003−335343号公報
本発明の目的は、水存在下で速やかに接着性を発現でき、印刷層との層間密着性に優れ、且つラベルと容器とを密着させて開栓時のラベルの空回りを防ぐことができるコーティング剤、該コーティング剤を用いたシュリンクラベル及び該ラベルを装着した容器を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記特性を有するシュリンクラベルを効率よく容器に装着しうるシュリンクラベルの装着方法を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の構成からなるコーティング剤を用いることにより、高い耐ブロッキング性、印刷層との層間密着性、優れた接着特性を有するシュリンクラベルを得ることができると共に、該ラベルを容器に装着する際には別途工程を設けることなくラベルを容器に密着でき、開栓時におけるラベルの空回りを効果的に防止しうることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、熱収縮性フィルムの少なくとも片面に、印刷層及びコーティング層がこの順で積層されたシュリンクラベルであって、前記コーティング層が、水存在下で接着性を発現しうる水溶性接着樹脂と、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂とを含有するコーティング剤で形成され、且つラベルの最外面に設けられているとともに、前記印刷層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択されたバインダー樹脂を含んでおり、前記コーティング層中の熱可塑性樹脂と前記印刷層中のバインダー樹脂との組合せ(左右の順を問わない)が、(1)アクリル系樹脂とアクリル系樹脂との組合せ、(2)ウレタン系樹脂とウレタン系樹脂との組合せ、(3)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂との組合せ、(4)セルロース系樹脂とセルロース系樹脂との組合せ、(5)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂とアクリル系樹脂との組合せ、(6)セルロース系樹脂とアクリル系樹脂との組合せの何れかであることを特徴とするシュリンクラベルを提供する。
本発明は、また、上記シュリンクラベルが円筒状容器に装着されたラベル付き容器を提供する。
なお、本明細書では、上記発明のほか、(i)水溶性接着樹脂と、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂とを含有するコーティング剤、(ii)熱収縮性フィルムの少なくとも片面に、印刷層及びコーティング層がこの順で積層されたシュリンクラベルであって、前記コーティング層が、前記のコーティング剤で形成され、且つラベルの最外面に設けられているシュリンクラベル、(iii)前記のシュリンクラベルを水存在下で容器に装着することを特徴とするシュリンクラベルの装着方法、及び(iv)前記のシュリンクラベルが円筒状容器に装着されたラベル付き容器についても説明する。
本発明のコーティング剤によれば、水により接着性を発現し、且つ印刷層との層間密着性に優れたコーティング層を形成できる。このコーティング層を最外面に設けたシュリンクラベルは、水存在下で接着性を発現したコーティング層を介して円筒状容器表面に密着するため、容器開栓時にラベルと容器との空回りを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のシュリンクラベルの一例を示す概略断面図である。図1に示されるシュリンクラベル1は、熱収縮性フィルム2の片面に印刷層3、コーティング層4がこの順で積層されている。
熱収縮性フィルム2の素材としては、熱収縮性フィルムの材料として通常用いられているものを使用でき、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;スチレン−ブタジエン共重合体などのポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂等が挙げられる。これらの素材は単独で又は2種以上混合して使用できる。なかでも、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂からなるフィルムが好ましい。これらの熱収縮性フィルムは、単層フィルム及び多層フィルムの何れで構成されていてもよい。
熱収縮性フィルム2は、少なくとも一方向(例えば、横方向)に延伸処理が施されており、該方向に熱収縮性を示す。延伸処理は、テンター方式、チューブ方式等の方式を用いて、例えば、70〜100℃程度の温度で、主延伸方向に2.0〜8.0倍、好ましくは3.5〜6.0倍程度延伸することにより行われる。主延伸方向と直交する方向には、1.1〜1.5倍程度延伸されていてもよい。熱収縮性フィルム2の主延伸方向の熱収縮率は、95℃(温水に10秒間浸漬)において、例えば10〜80%程度、好ましくは15〜70%程度である。該熱収縮率は、熱収縮性フィルムを構成する樹脂の種類、延伸倍率等の延伸条件を適宜選択することにより調整できる。主に一方向に延伸された熱収縮性フィルムを、例えば、主延伸方向を周方向として筒状に形成したときに、周方向に熱収縮性を有するシュリンクラベルを形成できる。
熱収縮性フィルム2の表面には、必要に応じて、コロナ放電処理やプライマー処理(アンダーコート処理)等の慣用の表面処理が施されていてもよい。熱収縮性フィルムの厚みは、収縮応力とコストの点から、例えば10〜80μm、好ましくは20〜60μm程度の範囲から選択することができる。また、熱収縮性フィルム2は、前記樹脂の発泡フィルムを用いてもよく、発泡フィルムである場合の厚みは、例えば80〜500μm、好ましくは80〜300μmである。
前記印刷層3は、商品名やイラスト、取り扱い注意事項等を表示した層であり、グラビア印刷やフレキソ印刷等の慣用の印刷方法により形成することができる。印刷層の形成に用いられる印刷インキは、例えば顔料、バインダー樹脂、溶剤からなり、前記バインダー樹脂としては、アクリル系、ウレタン系、ポリアミド系、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合系、セルロース系、ニトロセルロース系などの一般的な樹脂が使用できる。印刷層3の厚みとしては、特に制限されず、例えば0.1〜10μm程度である。
本発明におけるコーティング層4は、ラベルの最外面に設けられ、被着体(容器等)との接触面を構成する。コーティング層4は、水溶性接着樹脂と、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂とを含有するコーティング剤で形成されている。
なお、前記印刷層3及びコーティング層4は、熱収縮性フィルムの全面に設けられている必要はない。
前記水溶性接着樹脂としては、水及び有機溶剤に可溶であって、水存在下で接着性を発現しうる樹脂が利用される。前記有機溶剤としては、グラビア印刷やフレキソ印刷等の印刷インキに通常用いられる溶剤等を用いることができ、例えば、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソブチル、酢酸n−ブチルなどの酢酸エステル類;メタノール、イソプロピルアルコール(IPA)、n−プロパノール(NPA)、イソブタノール、Sec−ブタノールなどのアルコール類;メチルエチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン(MIBK)などのケトン類;ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素;シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素;トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素;エチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール;プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)、プロピレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステルなどが挙げられる。
このような水溶性接着樹脂としては、具体的には、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレンビニルアルコール(EVA);ポリエチレングリコール等のポリアルキレングリコール;メチルセルロース、エチルセルロース(EC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等の水溶性セルロース系樹脂、デンプン、アミロース、アミロペクチン、デキストリン及びこれらの誘導体などの水溶性多糖類等を用いることができる。なかでも、高い接着強度を発揮しうる点で、HPC、EC、PVAが好ましい。特に、水酸基価が50〜70(mg−KOH/g)の範囲内であるHPCは高い接着強度を発揮しうる点で好ましい。水溶性接着樹脂の重量平均分子量は、接着性を発現可能な範囲から適宜選択でき、例えば5万〜15万、好ましくは7万〜14万程度である。これらの水溶性接着樹脂は、単独で又は複数を組み合わせて用いてもよい。
前記アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂は、いずれも印刷インキにおけるベースポリマー(バインダー樹脂)として慣用の熱可塑性樹脂である。このため、コーティング剤に添加することにより、隣接する印刷層3とコーティング層4との層間密着性を向上することができ、印刷層3のバインダー樹脂とコーティング層4の熱可塑性樹脂とが全部又は一部において同種であるとなおよい。熱可塑性樹脂は、単独で又は複数を組み合わせて用いることもできる。なかでも、水溶性接着樹脂との相溶性の点で、アクリル系樹脂が好ましく、特に、ガラス転移温度(Tg)が20〜130℃(好ましくは30〜120℃)程度であって、重量平均分子量が1000〜120000(好ましくは5000〜110000)程度であるアクリル系樹脂が好ましい。水溶性接着樹脂との相溶性が特に良好なアクリル系樹脂として、東亞合成(株)製の商品名「ARUFON UH−2140」などが市販されている。
本発明のコーティング剤の主な特徴は、水溶性接着樹脂と熱可塑性樹脂とを併用する点にある。水溶性接着樹脂は、水存在下で接着性を発現して容器に対する密着性を付与する成分であり、熱可塑性樹脂は、印刷層との層間密着性を向上しうる成分である。
水溶性接着樹脂単独からなるコーティング剤によれば、容器に対する密着性を付与することが可能であるが、印刷層との密着性が悪く、コーティング剤が水(水蒸気)に溶解した際に印刷層との界面ではじかれるため、部分的にコーティング剤が流れ出してコーティング層が広範囲に消失したり、コーティング層が印刷層から剥離が生じたりする。この結果、容器に対する密着性を充分に発揮することができず、容器とシュリンクラベルとの空隙が生じてラベルが空回りしてしまう。また、熱可塑性樹脂単独からなるコーティング剤によっては容器に対する密着性が得られない。
これに対し、水溶性接着樹脂と熱可塑性樹脂とを併用すると、印刷層との密着性が向上するため上述した弊害を回避することができ、しかも、比較的高価な水溶性接着樹脂の使用量を低減することができるためコスト的に有利である。この場合、水溶性接着樹脂単独で用いた場合より接着強度は低下するものの、容器開栓時のラベルの空回りを防止可能な程度の強度で接着性を発揮するため問題はない。また、容器のリサイクル利用のために使用後にラベルを剥離するが、前記接着強度が高すぎると、ラベル剥離後も容器表面にコーティング層や印刷層が付着したまま残る(糊残りが生じる)等の問題があるが、本発明のコーティング剤によればこのような問題が生じることはない。
水溶性接着樹脂と熱可塑性樹脂との配合比は、作業性(塗布性)、接着強度、コスト、剥離容易性等に応じて適宜選択することができ、水溶性接着樹脂/熱可塑性樹脂(重量比)が、例えば0.1/99.9〜50/50、好ましくは0.1/99.9〜40/60程度である。
コーティング剤は、目的に応じて、ソルビトール、酢酸ソルビトール等の糖アルコール及びその誘導体(以下、「糖アルコール類」と称する場合がある)を添加することにより接着性を向上し、空回りをより確実に防止できる。糖アルコール類は、粉末等の形態の固体を用いてもよいが、取扱性の点で予め水に溶解した水溶液(例えば30〜90重量%濃度、好ましくは40〜85重量%濃度の水溶液)の形態で好適に用いられる。糖アルコール類の添加量は、例えば、上記樹脂成分(水溶性接着樹脂及び熱可塑性樹脂の合計)100重量部に対して、例えば0.1〜30重量部、好ましくは0.5.〜20重量部である。
前記コーティング剤は、上記の他に、滑剤(樹脂、ワックス、シリコーンオイル等)、沈降防止剤(アマイド系沈降防止剤など)、消泡剤、分散安定剤(界面活性剤など)、色料(顔料、染料等)、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の添加剤を含んでいてもよい。シュリンクラベルは、一般に、裏写りを防ぐことにより印刷された文字や画像を明瞭に表示するため、これらの表示の背面側に白色べた塗り印刷が施されている。そこで、白色顔料を含むコーティング剤を用いてコーティング層4を形成した場合には、前記白色べた塗り印刷を代替することが可能となるため、生産工程上有利である。このとき、白色顔料の配合量は20〜50重量%が好ましい。
コーティング剤は、水溶性接着樹脂、熱可塑性樹脂、必要に応じて糖アルコール類及びその他の添加剤を溶剤に溶解又は分散することにより調製される。該溶剤としては、上記樹脂成分(水溶性接着樹脂及び熱可塑性樹脂)を溶解することができれば特に限定されず、有機溶剤、水等が挙げられる。前記有機溶剤としては、上記樹脂成分を良好に溶解でき、しかも水と相溶する有機溶剤が用いられ、好ましくは、塗布後の乾燥工程において容易に揮散できるものが用いられる。なかでも、毒性の低い有機溶剤であるエタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤などが好適である。特に、揮発性の点でイソプロピルアルコール、酢酸エチル及びこれらの混合液が好ましく用いられる。これらの溶剤は単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
コーティング剤は、例えば、上記のコーティング剤の構成成分を、単独の溶剤又は2種以上を組み合わせた混合溶剤に添加し、撹拌により溶解又は分散することにより調製できる。溶剤に添加する際には、上記成分は、粉状、粒状等の固体の形態であってもよく、水や適宜な溶剤等に溶解した溶液等の何れの形態であってもよい。
一般に、水溶性接着樹脂は水やアルコール系溶剤に良好に溶解する。一方、熱可塑性樹脂の種類によっては、粉状などの固体を水やアルコール系溶剤などの水系溶剤に添加した場合に、溶液をゲル化させて分散性や塗布作業性を著しく損なうものがある。上記特性を有する熱可塑性樹脂を用いる場合には、固体の熱可塑性樹脂を、予めエステル系溶剤等の非水系溶剤に溶解した溶液(熱可塑性樹脂溶液)を調製し、その後、水やアルコール系溶剤と混合することが好ましい。具体的には、例えば、予め調製した熱可塑性樹脂の酢酸エチル溶液と、水溶性接着樹脂のイソプロピルアルコール溶液とを混合する方法が挙げられる。また、ソルビトール等の糖アルコール類は、水溶液の形態で用いられる場合が多いが、該水溶液を上記特性を有する熱可塑性樹脂やその樹脂溶液に添加すると混合液がゲル化するため、先に水溶性接着樹脂を含んだ水又はアルコール溶液に添加することが好ましい。
なお、上記のような性質を有しない熱可塑性樹脂を用いる場合には、粉末状の熱可塑性樹脂を、水溶性接着樹脂や糖アルコール類の水溶液などと共にアルコール系溶剤に添加した際にも、混合溶液がゲル化したり分離することがなく、均一で、塗布作業性に優れたコーティング剤を調製することができる。このような熱可塑性樹脂として、例えば、アクリル系樹脂では東亞合成(株)製の商品名「ARUFON UH−2140」が市販されている。
コーティング層4は、上記構成からなるコーティング剤を、グラビア印刷、フレキソ印刷などの慣用の方法で印刷することにより形成することができる。こうして形成されたコーティング層4は、水に接触するまでは接着性が発現することがなく、耐ブロッキング性を有するため取扱性に優れている。
コーティング層4の厚みは、上記特性を発揮しうる範囲で適宜選択でき、例えば0.5〜5μm、好ましくは1〜3μmである。
なお、本発明のシュリンクラベルは、熱収縮性フィルムの一方の面に印刷層及びコーティング層が形成されていればよく、他の層を有していてもよい。他の層としては、例えば、樹脂層、アンカーコート層、プライマーコート層、接着剤層、接着性樹脂層などを設けることができ、不織布、紙、プラスチック等の層をラミネートすることもできる。これらの層は、熱収縮性フィルムの他方の面、熱収縮性フィルムと印刷層との層間に設けてもよい。
本発明のラベル付き容器は、上記本発明のシュリンクラベルが円筒状容器に装着されている。前記円筒状容器としては、容器胴部の断面が円(だ円、円に近い多角形等を含む)であるボトル状の容器が挙げられる。このような円筒状容器には、プラスチック製ボトル、ガラス製ボトル、金属製のボトル缶などの種々のボトルが含まれる。本発明では、円筒状容器の最外面に易滑処理が施されていてもよく、例えば、最外面に滑材を含むポリエステルフィルムがラミネートされているボトル缶を用いることもできる。
上記本発明のシュリンクラベルは水存在下で容器に装着する方法により容器に装着される。例えば、熱収縮性フィルムと印刷層とを少なくとも有するシュリンクラベルを、所望の幅の長尺帯状に切断し、主延伸方向が周方向となるようにコーティング層を内側にして筒状に丸め、両端辺を重ね合わせて溶剤や接着剤、熱などにより接着した後、必要に応じて所望の長さに切断して、筒状のシュリンクラベルを形成する。水存在下でラベルを容器に装着する方法の一例として、上記方法により形成した筒状のシュリンクラベルを自動ラベル装着装置に供給し、必要に応じて所望の長さに切断した後、容器本体に連続的に被嵌し、所定温度(例えば70〜95℃)のスチームトンネル(ヒーター)を通過させ、水(水蒸気)によりコーティング層4に接着性を発現させると同時に熱収縮性フィルム2が熱収縮することによりラベルが容器に密着した状態で装着する方法が挙げられる。
水存在下でラベルを容器に装着する方法の他の例として、前記筒状のシュリンクラベルを容器本体に被嵌した後、所定温度(例えば70〜95℃)のウォーターバスに浸漬させ、水によりコーティング層4に接着性を発現させると同時に熱収縮性フィルム2が熱収縮することによりラベルが容器に密着した状態で装着する方法が挙げられる。なお、内容物の容器への充填時期はシュリンク包装の前後の何れであってもよい。
上記方法によれば、シュリンクラベルのコーティング層が水により接着性を発現するため、熱収縮したラベルが容器表面に密着することができる。なお、ラベルと容器は、空回りを防止可能な程度の強度で密着していればよい。また、使用後は、容器表面に糊残りすることなくラベルを容易に剥離して、容器をリサイクル利用することができる。
本発明のラベル付き容器は、ラベルと容器とが密着しているため、容器のキャップを開栓する際のラベルの空回りを防止することができる。例えば、開栓に必要なトルクが大きいボトルやボトル胴部の径が比較的小さくキャップの径が大きい形状、例えばキャップ直径38mm、胴部直径52mmのボトル缶や、表面にポリエステルフィルムによるラミネート加工等の易滑処理が施されているボトルに対しても、シュリンクラベルが密着して空回りするのを効果的に防止することができる。
本発明のラベル付き容器は、例えば、ビール、日本酒、ワイン等の酒類、ジュース類、炭酸飲料、水、お茶などの飲料;しょうゆ、みりん、めんつゆ、油などの調味料類;液状の洗剤類などの容器として利用できる。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
熱可塑性樹脂としてのアクリル系樹脂[商品名「ARUFON UH−2140」、東亞合成(株)製;ガラス転移温度(Tg)50℃、重量平均分子量14000、固形分100%]20重量部を、イソプロピルアルコール30重量部及び酢酸エチル40重量部からなる混合溶媒に溶解した後、この溶液に、水溶性接着樹脂としてのヒドロキシプロピルセルロース(HPC)[商品名「HPC H」、日本曹達社製;粉状]10重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
片面にアクリル系インキ(商品名「PS−985」、サカタインクス社製)を用いて形成された印刷層が設けられた熱収縮性ポリスチレン系フィルム[厚み60μm:グンゼ社製、商品名「GMNS」]の印刷層側の表面に、得られたコーティング剤を厚みが2μmとなるようにグラビア印刷により塗布して、コーティング層を有するシュリンクラベルを形成した。
実施例2
実施例1において、HPCとして、日本曹達社製の「HPC H」の代わりに同社製の商品名「HPC L」(粉状)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例3
実施例1において、HPCとして、日本曹達社製の「HPC H」の代わりに同社製の商品名「HPC SSL」(粉状)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例4
実施例1において、水溶性接着樹脂として、HPCの代わりにエチルセルロース(EC)[商品名「N−50」、NNケミカル社製;粉状]を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例5
実施例1において、水溶性接着樹脂として、HPCの代わりにPVA[商品名「JP−33」、日本酢ビ・ポバール社製;粉状]を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
比較例1
水溶性接着樹脂としてのヒドロキシプロピルセルロース(HPC)[商品名「HPC SSL」、日本曹達社製;粉状]20重量部を、イソプロピルアルコール80重量部及び酢酸エチル80重量部からなる溶媒に添加し、撹拌して溶解することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例6
熱可塑性樹脂としてのアクリル系樹脂[商品名「ARUFON UH−2140」、東亞合成(株)製;Tg50℃、重量平均分子量14000、固形分100%]20重量部を、イソプロピルアルコール30重量部及び酢酸エチル40重量部からなる溶媒に溶解した溶液に、水溶性接着樹脂としてのHPC[商品名「HPC L」、日本曹達社製;粉状]10重量部及び濃度70重量%ソルビトール水溶液1重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例7
実施例6において、水溶性接着樹脂として、HPCの代わりにエチルセルロース(EC)[商品名「N−50」、NNケミカル社製;粉状]を用いた点以外は実施例6と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例8
実施例6において、水溶性接着樹脂として、HPCの代わりにPVA[商品名「JP−33」、日本酢ビ・ポバール社製;粉状]を用いた点以外は実施例6と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
比較例2
熱可塑性樹脂としてのアクリル系樹脂[商品名「ARUFON UH−2140」、東亞合成(株)製;Tg50℃、重量平均分子量14000、固形分100%]30重量部を、イソプロピルアルコール30重量部及び酢酸エチル40重量部からなる溶媒に添加し、撹拌して溶解することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例9
熱可塑性樹脂としてのアクリル系樹脂[商品名「LR−1941」、三菱レイヨン(株)製;Tg110℃、重量平均分子量70000、固形分30%]50重量部を、イソプロピルアルコール30重量部及び酢酸エチル15重量部からなる溶媒に溶解した溶液に、水溶性接着樹脂としてのHPC[商品名「HPC L」、日本曹達社製;粉状]5重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例10
熱可塑性樹脂としてのウレタン系樹脂[商品名「サンプレン IB 422」、三洋化成工業(株)製;Tg−40℃、重量平均分子量40000〜50000、固形分30%]50重量部を、イソプロピルアルコール30重量部及び酢酸エチル15重量部からなる溶媒に溶解した溶液に、水溶性接着樹脂としてのHPC[商品名「HPC L」、日本曹達社製;粉状]5重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
片面にウレタン系インキ(商品名「NTハイラミック」、大日精化社製)を用いて形成された印刷層が設けられた熱収縮性ポリスチレン系フィルム[厚み60μm:グンゼ社製、商品名「GMNS」]の印刷層側の表面に、得られたコーティング剤を厚みが2μmとなるようにグラビア印刷により塗布して、コーティング層を有するシュリンクラベルを形成した。
実施例11
熱可塑性樹脂としての塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂[商品名「TAO」、日信化学工業(株)製;Tg77℃、重量平均分子量15000、固形分100%]10重量部を、イソプロピルアルコール55重量部及び酢酸エチル30重量部からなる溶媒に溶解した溶液に、水溶性接着樹脂としてのHPC[商品名「HPC L」、日本曹達社製;粉状]5重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例12
熱可塑性樹脂としてのセルロース系樹脂[商品名「CAB−381−0.5」、イーストマンケミカル社製;Tg130℃、重量平均分子量30000、固形分100%]15重量部を、イソプロピルアルコール50重量部及び酢酸エチル30重量部からなる溶媒に溶解した溶液に、水溶性接着樹脂としてのHPC[商品名「HPC L」、日本曹達社製;粉状]5重量部を添加、撹拌することによりコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例13
実施例1において、水溶性接着樹脂を2重量部用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例14
実施例1において、水溶性接着樹脂を1重量部用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
実施例15
実施例1において、水溶性接着樹脂を0.2重量部用いた点以外は実施例1と同様の操作を行いコーティング剤を調製した。得られたコーティング剤は、液状に異常がなく、均一な混合溶液であった。
得られたコーティング剤を用いて実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを形成した。
評価試験
空回り防止性
実施例及び比較例で得たシュリンクラベルを、ベースフィルムの主延伸方向が周方向となるように筒状に丸めて両端部を溶剤で接着し、長尺筒状のシュリンクラベル連続体を得た。このシュリンクラベル連続体を自動ラベル装着装置に供給し、各ラベルに切断した後、内容積190mlのキャップ付き円筒状ボトル缶[キャップ直径38mm、胴部直径52mm、東洋製罐社製]に外嵌し、95℃のウォーターバスに浸漬させて熱収縮させることにより装着した。こうして得たラベル付き容器20本を常温で1日間放置することにより乾燥した後、開栓時に、ラベルとボトル間で空回りが起きなかった場合を「○」、空回りが生じた場合を「×」として評価した。これらの結果を表1に示した。
Figure 0004708007
実施例で得られたシュリンクラベルは空回り防止性に優れており、なかでも、熱可塑性樹脂及び印刷層が共に同じ樹脂で構成されている実施例1〜9及び13〜15(共にアクリル系樹脂)及び実施例10(共にウレタン系樹脂)のシュリンクラベルは、極めて高い空回り防止効果を発揮していた。一方、コーティング剤が水溶性接着樹脂のみで構成されている比較例1は、ウォーターバスに浸漬させた際にコーティング剤が水に溶解してしまい、容器への接着強度が著しく低下して空回り防止性に劣っていた。熱可塑性樹脂のみを用いた比較例2のラベルは容器に接着せず空回りしやすかった。
本発明のシュリンクラベルの一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 ラベル
2 熱収縮性フィルム
3 印刷層
4 コーティング層

Claims (4)

  1. 熱収縮性フィルムの少なくとも片面に、印刷層及びコーティング層がこの順で積層されたシュリンクラベルであって、前記コーティング層が、水存在下で接着性を発現しうる水溶性接着樹脂と、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂とを含有するコーティング剤で形成され、且つラベルの最外面に設けられているとともに、前記印刷層が、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂及びセルロース系樹脂から選択されたバインダー樹脂を含んでおり、前記コーティング層中の熱可塑性樹脂と前記印刷層中のバインダー樹脂との組合せ(左右の順を問わない)が、(1)アクリル系樹脂とアクリル系樹脂との組合せ、(2)ウレタン系樹脂とウレタン系樹脂との組合せ、(3)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂との組合せ、(4)セルロース系樹脂とセルロース系樹脂との組合せ、(5)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂とアクリル系樹脂との組合せ、(6)セルロース系樹脂とアクリル系樹脂との組合せの何れかであることを特徴とするシュリンクラベル。
  2. コーティング層中の前記水溶性接着樹脂と前記熱可塑性樹脂との比率が、前者/後者(重量比)=0.1/99.9〜50/50である請求項1記載のシュリンクラベル。
  3. コーティング層が、さらに糖アルコール又はその誘導体を含む請求項1又は2記載のシュリンクラベル。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のシュリンクラベルが円筒状容器に装着されたラベル付き容器。
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