JP4704244B2 - 歯科用補綴物用ブロック保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、窩洞内に装着されたり支台歯に被冠されたり歯牙の表面に装着されたりする歯科用補綴物を歯科用補綴物用ブロックからCAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により切削・研削加工して作製する際に使用される歯科用補綴物用ブロック保持具に関するものである。
窩洞内に装着されるインレーや支台歯に被冠されるクラウン,ブリッジや歯牙の表面に装着されるラミネートベニア等の歯科用補綴物を一定品質で短時間に安定して供給できる方法として、近年、コンピュータを利用して画面上で歯科用補綴物の設計を行い、その設計データに基づき歯科用補綴物用ブロックをCAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により切削・研削加工して歯科用補綴物を作製する方法が、例えばセレックシステム(独、シーメンス社のシステム)に代表されるように実用化され注目されてきている。
このような歯科におけるCAD/CAMシステムにおいては、先ず、歯科用印象材を用いて患者の口腔内形状(歯牙形状や歯列形状)を印象採得し、この印象から石膏模型を作製し、場合によってはその石膏模型から更にワックス模型を作製し、この石膏模型又はワックス模型をレーザー測定器等を用いてその三次元座標情報を計測すると共に、その石膏模型側の歯列形状と対合歯側の歯列形状との三次元座標情報も計測するのである。
次に得られた計測データに基づきコンピュータにより歯科用補綴物の設計を行うのであり、この設計は歯科用補綴物のマージンラインを決定する設計操作と、歯牙と対向する面の形状の設計操作と、口腔内に露出する面の形状の設計操作とから成る。
かくして目的の歯科用補綴物の設計が完了すると、その設計データに基づきCAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に装着されたレジン硬化体,セラミック焼結体,金属体等の歯科用補綴物用ブロックを自動切削・研削加工して目的とする歯科用補綴物を作製するのである。
この歯科用補綴物用ブロックの作製には、従来、CAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に設けられた装着穴に回転しないように装着できる軸の一端に歯科用補綴物用ブロックが接着剤等の手段により固定される固定具が使用されていた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
しかしながら、このような歯科用補綴物用ブロックを軸の一端に固定した固定具をCAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に装着して歯科用補綴物用ブロックを自動切削・研削加工して目的とする歯科用補綴物を作製する作業を行うと、自動切削・研削加工されて目的とする歯科用補綴物の形状に仕上げられた歯科用補綴物用ブロックは、固定具との間に容易に切断除去できる細い連結部を有しているため、目的とする歯科用補綴物の形状に仕上げられた歯科用補綴物用ブロックは固定具に対して細い連結部を介して片持ち梁状に保持されていることになるので、この細い連結部が自動切削・研削加工機の切削バーや研削バーの押圧力等により振動し、破損したりまた破損しなくても自動切削・研削加工される歯科用補綴物の切削・研削加工精度を低下させる現象が生じていた。
特公平7−28878号公報 特開2000−287997号公報
そこで本発明は、歯科用補綴物をCAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により作製する際に、CAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に装着される固定具と加工終了後の歯科用補綴物用ブロックとの間に存在する細い連結部が振動により破損したり、この細い連結部の振動に起因して歯科用補綴物用ブロックの切削・研削加工精度の低下が生じることが無い歯科用補綴物用ブロック保持具を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、CAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に装着される固定具と加工終了後の歯科用補綴物用ブロックとの間に細い連結部が存在することを避けることはできないので、この細い連結部の存在に起因する振動を防止するには、CAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により歯科用補綴物用ブロックを切削・研削加工して歯科用補綴物を作製するための歯科用補綴物用ブロック保持具を、歯科用補綴物用ブロックを少なくとも2面以上で緩衝材を介して保持する保持部と、この保持部と最終的に一体を成し切削・研削加工機に装着される固定部とを備えている構造にして、加工終了後の歯科用補綴物用ブロックが固定具との間に細い連結部を2個以上有している状態にすればよいことを究明して本発明を完成したのである。
そして、このような構造の歯科用補綴物用ブロック保持具においては、保持部が歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とをそれぞれ保持する係合部を備えている態様が存在し、この態様の場合には保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とから突設された突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であることが好ましく、保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックを構成する素材の一部である突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であったり、保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックを構成する素材とは別素材であり且つ歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とに別途固定されている突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であったりすると好ましいのである。
また、歯科用補綴物用ブロックがラミネートベニアのような歯科用補綴物を作製するのに好適な板状部材から成る場合においては、保持部が歯科用補綴物用ブロック両側をそれぞれ挾持して保持する挾持部材を備えている態様が存在し、この態様の場合には保持部の挾持部材が固定部に固定されている固定挾持部材と歯科用補綴物用ブロックを挾持して保持するように該固定挾持部材に対向して配置されて固定される可動挾持部材とであったり、保持部の挾持部材が固定部が軸方向に2分された形状の固定部材にそれぞれ固定された固定挾持部材であり、該固定部材と該固定挾持部材とが歯科用歯科用補綴物用ブロックを挾持して保持するように一体化された際に保持部と固定部とを同時に形成するものであったりすると好ましいのである。
本発明に係る歯科用補綴物用ブロック保持具は、歯科用補綴物用ブロックを少なくとも2面以上で緩衝材を介して保持する保持部と、この保持部と最終的に一体を成し切削・研削加工機に装着される固定部とを備えている構造であるから、CAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機に装着される固定部と加工終了後の歯科用補綴物用ブロックとの間に存在する細い連結部は2個以上になり、また緩衝材を介して保持されるため細い連結部に起因する振動が防止されるので、加工終了後の歯科用補綴物用ブロックとの間に存在する細い連結部が振動により破損したり、この細い連結部の振動に起因して歯科用補綴物用ブロックの切削・研削加工精度の低下が生じたりすることが無くなるのである。
そして、このように歯科用補綴物用ブロックを少なくとも2面以上で緩衝材を介して保持する保持部としては、歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とにそれぞれ係合して保持する係合部を備えている態様が存在し、この態様の場合には保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とから突設された突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であることが好ましく、保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックを構成する素材の一部である突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であっても、保持部の係合部が、歯科用補綴物用ブロックを構成する素材とは別素材であり且つ歯科用補綴物用ブロックの上面と下面とに別途固定されている突出部にそれぞれ係合して保持する係合部であってもよいが、この突出部が歯科用補綴物用ブロックを構成する素材の一部である場合には上面と下面とに突出部が突設された状態に同一素材で一挙に歯科用補綴物用ブロックを作製することにより上下の突出部の位置が正確な歯科用補綴物用ブロックとすることができるので、歯科用補綴物用ブロックを構成する素材とは別素材で突出部を作製してその突出部を接着剤等により歯科用補綴物用ブロックに固定する場合に比べて2つの突出部の位置を正確に形成させ保持することができて好ましいのである
また、歯科用補綴物用ブロックがラミネートベニアのような歯科用補綴物を作製するのに好適な板状部材から成る場合においては、保持部が歯科用補綴物用ブロック両側をそれぞれ挾持して保持する挾持部材を備えている態様が存在するが、この態様の場合には保持部の挾持部材が固定部に固定されている固定挾持部材と歯科用補綴物用ブロックを挾持して保持するようにこの固定挾持部材に対向して配置されて固定される可動挾持部材とであったり、保持部の挾持部材が固定部が軸方向に2分された形状の固定部材にそれぞれ固定された固定挾持部材であり、この固定部材と固定挾持部材とが歯科用歯科用補綴物用ブロックを挾持して保持するように一体化された際に保持部と固定部とを同時に形成するものであったりすれば、板状部材から成る歯科用補綴物用ブロックのみを準備すれば保持部と固定部とは何度でも再使用できるので好ましいのである
以下に、本発明に係る歯科用補綴物用ブロック保持具について図面により詳細に説明する。
図1は本発明に係る歯科用補綴物用ブロック保持具の1実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図、図2は図1に示した歯科用補綴物用ブロック保持具と同様な構造の歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される板状部材から成る歯科用補綴物用ブロックの1例を示す斜視図、図3は歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合の歯科用補綴物用ブロック保持具の1実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図、図4は歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合の歯科用補綴物用ブロック保持具の他の実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図、図5は歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合にCAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機で加工された歯科用補綴物がマミネートベニアである場合の加工終了後の歯科用補綴物用ブロックの形状を示す斜視図である。
本発明に係る歯科用補綴物用ブロック保持具は、CAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により歯科用補綴物用ブロック2を切削・研削加工して歯科用補綴物を作製するための歯科用補綴物用ブロック保持具であって、歯科用補綴物用ブロック2を少なくとも2面以上で緩衝材4を介して保持する保持部3と、この保持部3と最終的に一体を成し切削・研削加工機に装着される固定部1とを備えていることを特徴とする。
ここで、固定部1はCAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機に歯科用補綴物用ブロック2を切削・研削加工する位置に装着する役目を成すものであるから、切削・研削加工機に装着されるとその装着方向を正確な方向に規制すると共に回転しないようにするためのキー溝の如き回転規制部が設けられている軸から成るものであり、図示した実施例は丸棒から成る軸の下端の一部が回転規制部となる斜めに切断された形状を成している。
そして保持部3は、図1に示す如く歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とにそれぞれ係合して保持する係合部3a,3aを備えている場合と、図3及び図4に示す如く歯科用補綴物用ブロック2が板状部材から成る場合において歯科用補綴物用ブロック2両側をそれぞれ挾持して保持する挾持部材3b,3bを備えている場合とがある。
保持部3が歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とにそれぞれ係合して保持する係合部3a,3aを備えている場合には、保持部3の係合部3a,3aが、図1及び図2に示す如く歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とから突設された突出部2a,2aにそれぞれ係合して保持する係合部であることが好ましい。この突出部2a,2aは保持部3の係合部3a,3aにそれぞれ係合して保持された際に歯科用補綴物用ブロック2を保持部3に対してその保持方向を正確な方向に規制すると共に回転しないようにするための回転規制部が設けられていものでなければならず、図1に示した実施例では丸棒から成る軸の端部の一部が回転規制部となる斜めに切断された形状を成しており、図2に示した実施例では角柱状を成している。
このように保持部3が歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とにそれぞれ係合して保持する係合部3a,3aを備えている場合、歯科用補綴物用ブロック保持具としては、図1に示す如く固定部1に固定されており歯科用補綴物用ブロック2の下方の突出部2aが係合して保持される下方係合部3aと、この下方係合部3aに着脱自在で歯科用補綴物用ブロック2の上方の突出部2aが係合して保持される上方係合部3aとから成り、歯科用補綴物用ブロック2の上下の突出部2a,2aを各係合部3a,3aに係合して保持した状態で両係合部3a,3aがボルト・ナットのような固定手段で一体に固定される歯科用補綴物用ブロック保持具が好ましく使用できるのである。
このような歯科用補綴物用ブロック保持具の保持部3の係合部3a,3aにそれぞれ係合して保持される歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とから突設された突出部2a,2aは、図2に示す如く歯科用補綴物用ブロック2を構成する素材の一部である場合と、図1に示す如く歯科用補綴物用ブロック2を構成する素材とは別素材、例えば金属材であり歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とに別途固定される場合とがあるが、歯科用補綴物用ブロック2を構成する素材の一部である場合には上面と下面とに突出部2a,2aが突設された状態に同一素材で一挙に歯科用補綴物用ブロック2を作製することにより上下の突出部2a,2aの位置が正確な歯科用補綴物用ブロック2とすることができるので、歯科用補綴物用ブロック2を構成する素材とは別素材で突出部2a,2aを作製してその突出部2a,2aを接着剤等により固定した歯科用補綴物用ブロック2に比べて2つの突出部2a,2aの位置を正確に形成させ保持することができて好ましい。
そしてこの保持部3が歯科用補綴物用ブロック2の上面と下面とをそれぞれ緩衝材4を介して係合して保持する係合部3a,3aを備えた保持部である必要があり、この緩衝材4としては例えば各種ゴム材料や特許第2999397号に開示されているような衝撃吸収性ゲル組成物が好ましく使用できる。
また、歯科用補綴物用ブロック2がラミネートベニアのような歯科用補綴物を作製するのに好適な板状部材から成る場合においては、保持部3は歯科用補綴物用ブロック2両側をそれぞれ挾持して保持する挾持部材3b,3bを備えていることが好ましく、この場合、保持部3の挾持部材3b,3bが、図3に示す如く固定部1に固定されている固定挾持部材3baと歯科用補綴物用ブロック2を挾持して保持するようにこの固定挾持部材3baに対向して配置されて固定される可動挾持部材3bbとである態様や、図4に示す如く固定部1が軸方向に2分された形状の固定部材1a,1aにそれぞれ固定された固定挾持部材3ba,3baであり、軸方向に2分された形状の固定部材1a,1aと固定挾持部材3ba,3baとが歯科用歯科用補綴物用ブロック2を挾持して保持するように図示した実施例のようにナットを螺合されることによって一体化された際に保持部3と固定部1とを同時に形成する態様がある。
このようないずれの態様においても、歯科用補綴物用ブロック2を保持部3の挾持部材3b,3bで挾持して保持してCAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により歯科用補綴物であるラミネートベニアを切削・研削加工すると、図5に示すようなラミネートベニアを良好に作製することができるのである。
また歯科用補綴物用ブロック2が板状部材から成り、保持部3が歯科用補綴物用ブロック2を両側から挾持して保持する挾持部材3b,3bを備えている場合において、保持部3が歯科用補綴物用ブロック2を緩衝材4を介して保持する挾持部材3b,3bを備えた保持部である必要があり、この緩衝材4としては例えば各種ゴム材料や特許第2999397号に開示されているような衝撃吸収性ゲル組成物が好ましく使用できるのである。
本発明に係る歯科用補綴物用ブロック保持具の1実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図である。 図1に示した歯科用補綴物用ブロック保持具と同様な構造の歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される板状部材から成る歯科用補綴物用ブロックの1例を示す斜視図である。 歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合の歯科用補綴物用ブロック保持具の1実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図である。 歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合の歯科用補綴物用ブロック保持具の他の実施例とこの歯科用補綴物用ブロック保持具に保持される歯科用補綴物用ブロックとを歯科用補綴物用ブロック保持具を組立る前の状態で示す斜視説明図である。 歯科用補綴物用ブロックが板状部材から成る場合にCAD/CAMシステムの自動切削・研削加工機で加工された歯科用補綴物がマミネートベニアである場合の加工終了後の歯科用補綴物用ブロックの形状を示す斜視図である。
1 固定部
1a 軸方向に2分された形状の固定部材
2 歯科用補綴物用ブロック
2a 突出部
3 保持部
3a 係合部
3b 挾持部材
3ba 固定挾持部材
3bb 可動挾持部材
4 緩衝材

Claims (8)

  1. CAD/CAMシステムを利用した切削・研削加工機により歯科用補綴物用ブロック(2)を切削・研削加工して歯科用補綴物を作製するための歯科用補綴物用ブロック保持具であって、歯科用補綴物用ブロック(2)を少なくとも2面以上で緩衝材(4)を介して保持する保持部(3)と、該保持部(3)と最終的に一体を成し切削・研削加工機に装着される固定部(1)とを備えていることを特徴とする歯科用補綴物用ブロック保持具。
  2. 保持部(3)が歯科用補綴物用ブロック(2)の上面と下面とにそれぞれ係合して保持する係合部(3a,3a)を備えている請求項1に記載の歯科用補綴物用ブロック保持具。
  3. 保持部(3)の係合部(3a,3a)が、歯科用補綴物用ブロック(2)の上面と下面とから突設された突出部(2a,2a)にそれぞれ係合して保持する係合部である請求項2に記載の歯科用補綴物ブロック保持具。
  4. 保持部(3)の係合部(3a,3a)が、歯科用補綴物用ブロック(2)を構成する素材の一部である突出部(2a,2a)にそれぞれ係合して保持する係合部である請求項3に記載の歯科用補綴物ブロック保持具。
  5. 保持部(3)の係合部(3a,3a)が、歯科用補綴物用ブロック(2)を構成する素材とは別素材であり且つ該歯科用補綴物用ブロック(2)の上面と下面とに別途固定されている突出部(2a,2a)にそれぞれ係合して保持する係合部である請求項3に記載の歯科用補綴物ブロック保持具。
  6. 歯科用補綴物用ブロック(2)が板状部材から成る場合において、保持部(3)が該歯科用補綴物用ブロック(2)の両側をそれぞれ挾持して保持する挾持部材(3b,3b)を備えている請求項1に記載の歯科用補綴物用ブロック保持具。
  7. 保持部(3)の挾持部材(3b,3b)が、固定部(1)に固定されている固定挾持部材(3ba)と、歯科用補綴物用ブロック(2)を挾持して保持するように該固定挾持部材(3ba)に対向して配置されて固定される可動挾持部材(3bb)とである請求項6に記載の歯科用補綴物用ブロック保持具。
  8. 保持部(3)の挾持部材(3b,3b)が、固定部(1)が軸方向に2分された形状の固定部材(1a,1a)にそれぞれ固定された固定挾持部材(3ba,3ba)であり、該固定部材(1a,1a)と該固定挾持部材(3ba,3ba)とが歯科用歯科用補綴物用ブロック(2)を挾持して保持するように一体化された際に該保持部(3)と該固定部(1)とを同時に形成する請求項6に記載の歯科用補綴物用ブロック保持具。
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