JP4703616B2 - ガス絶縁遮断器 - Google Patents

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本発明は、変電所や開閉所などの高電圧仕様に好適なガス絶縁遮断器に関する。
変電所や開閉所に設けられる遮断器の役割は、通常は通電状態を保ち、電力系統で落雷等による異常電流が発生した際に電流を遮断することにある。一般に、電力開閉装置は、固定接触子に対向させて可動接触子を接離可能に配置し、可動接触子を操作部により接離方向に駆動して、遮断器の投入及び引き外しをするように構成されている。
このような電力開閉装置の操作部は、電磁石、弾性部材、油圧源などを駆動源として構成される。弾性部材の例としては、特許文献1に記載のように、投入用と引き外し用に、それぞれコイルばねを用いることが知られている。これらのコイルばねは、投入前あるいは引き外し前に他の動力源により蓄勢され、投入指令あるいは引き外し指令に応答して蓄勢された弾性力を放勢することにより、可動接触子を高速で駆動するように構成されている。
ここで、遮断器の投入あるいは引き外しの開閉動作を高速化するためには、コイルばねの駆動力を増大させる必要があるが、弾性部材であるばねの占める体積が大きくなり過ぎ、操作部が大形化するという問題がある。また、例えば、コイルばね自身の質量の約1/3が慣性負荷になり、これが全てばねの動作軸線上に作用するため、ばね自身を動かすエネルギが増大して高速化の障害になる。
このような問題を解消するため、特許文献2に、弾性部材としてトーションバーを用いることが提案されている。これによれば、2本のトーションバーの一端を回転レバーの回転軸の対称位置に固着し、一方のトーションバーの他端を固定し、他方のトーションバーの他端を投入又は引き外しレバーの回転軸に連結することにより、2本のトーションバーの弾性を直列にして、大きな駆動力を得るようにしている。すなわち、投入前あるいは引き外し前に他の動力源により投入又は引き外しレバーを回転させて、2本のトーションバーにねじりエネルギを蓄勢しておき、投入指令あるいは引き外し指令に応答して投入又は引き外しレバーのラッチを外して、2本のトーションバーに蓄勢された駆動力を放勢するようにしている。
特許文献2に記載のように、複数のトーションバーを直列に連結した弾性部材によれば、必要時に回転トルクを得るためのエネルギロスが少なく、慣性負荷が小さいことから遮断器の高速化することができる。
特開2001−266719号公報(第4頁、第1図) 特開昭63−304542号公報(第6頁、第3図)
しかし、特許文献2では、高圧又は特高圧以上の変電所や開閉所に用いる開閉器や遮断器の場合について、十分に考慮されていない。つまり、高圧又は特高圧以上の開閉器や遮断器の場合は、電力開閉装置が大形になり駆動源から可動接触子に至るまでの動力伝達経路の長さが長くなる。特に、碍子型のガス絶縁遮断器などの場合には、動力伝達経路の長さが数10cm〜数mになる場合がある。このように、動力伝達経路の長さが長くなると、慣性等の影響で駆動力の伝達遅れが生じ、高速化に限界が生ずる。
本発明が解決しようとする課題は、駆動源の駆動エネルギを増加させずに、かつ動力伝達部材の長さにかかわらず、ガス絶縁遮断器を高速動作させることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、絶縁ガスが封入された容器内に絶縁支持された固定接触子と、該固定接触子に対向させて接離可能に前記容器内に絶縁配置された可動接触子を有してなる遮断部と、前記可動接触子を投入又は遮断方向に駆動する駆動力を発生する操作部と、該操作部の駆動力を前記可動接触子に伝達する動力伝達機構とを備えて構成されるガス絶縁遮断器において、前記動力伝達機構の動力伝達経路に前記操作部により駆動される前記可動接触子の投入又は遮断の一方の状態への移行時に蓄勢され、他方の状態への移行時に放勢される弾性部材からなる副駆動力発生手段を前記可動接触子と略同電位の固定部に固定させ、前記他方の状態への移行時に前記操作部からの駆動力に加えて前記副駆動力発生手段からの駆動力を重畳させるようにしたことを特徴とする。
このように、操作部の駆動源とは別に、投入又は遮断の一方の状態への移行時に蓄勢される副駆動力発生手段を投入又は遮断の駆動力の動力伝達経路の前記可動接触子と略同電位の固定部に固定させたことから、可動接触子の投入又は遮断時に、操作部の駆動源の駆動力に加えて副駆動力発生手段の副駆動力が可動接触子の駆動力として一緒に、つまり重畳されて作用するから、投入又は遮断を高速化することができる。しかも、動力伝達経路に副駆動力発生手段を前記可動接触子と略同電位の固定部に固定させたことから、副駆動力発生手段から可動接触子に至る動力伝達経路を短くすることができる。その結果、副駆動力発生手段から可動接触子に至る動力伝達機構を短くして、慣性負荷を抑えるとともに、伝達遅れを小さくできるから、副駆動力発生手段の駆動力を小さくして、高速化の効果を奏することができる。特に、可動接触子が1つのリンクを介して回転レバーにより駆動される構成の場合は、回転レバーの回転軸に副駆動力発生手段を装着することが好ましい。
この場合において、可動接触子にリンク機構を介して連結された回転レバーの回転軸に同軸に延在させてトーションバーを設け、該トーションバーの一端を回転レバーの回転軸に連結し、他端を可動接触子と略同電位の固定部に固定して構成することができる。これによれば、操作部により駆動される回転レバーの動作に合わせてトーションバー蓄勢が解放され、トーションバーのねじれエネルギを副駆動力として効果的に利用することができる。
特に、回転レバーの回転軸を中空筒状に形成して、トーションバーを回転軸の中空筒内に収納し、トーションバーの一端を回転軸の一端に固定し、他端を回転軸の他端から引き出して可動接触子と略同電位の固定部に固定する構成とすることができる。これによれば、トーションバーを付加することによる回転レバーの回転軸方向の装置長さの増大を抑えることができる。
さらに、本発明の副駆動力発生手段は、トーションバーに代えて渦巻きばねを用いることができる。つまり、可動接触子にリンク機構を介して連結された回転レバーの回転軸に同軸に渦巻きばねを設け、渦巻きばねの一端を回転レバーの回転軸に固定し、他端を可動接触子と略同電位の固定部に固定して構成する。これによれば、トーションバーと同様の効果を得ることができるとともに、回転レバーの回転軸方向の装置長さの増大を一層抑えることができる。
本発明によれば、駆動源の駆動エネルギを増加させずに、かつ動力伝達部材の長さにかかわらず、開閉器又は遮断器などの電力開閉装置を高速動作させることができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1ないし図7を参照して、本発明の電力開閉装置の一実施形態のガス絶縁遮断器を説明する。図1は、ガス絶縁遮断器100の要部の正面図を示している。同図に示すように、ガス絶縁遮断器100は、円筒タンク形の接地容器2を架台13上に設置して形成され、接地容器2の内部2aには、絶縁性のガス、例えばSF6ガス(六弗化硫黄ガス)が規定の圧力で封入されている。接地容器2の内部には、電流を遮断する遮断部402が収納されている。遮断部402には、リンク機構401が連結され、リンク機構401は、操作箱12に収納された図示していない操作部に連結されている。なお、本実施形態は、遮断部を2点有する2点切り方式のガス絶縁遮断器を示すが、本発明は遮断部が1点の1点切り方式であっても適用できることはいうまでもない。
図1は遮断部402が投入されている状態を示し、図2は遮断動作が終了した状態を示している。図3は、図1の線III−IIIにおける断面図を示し、図4は本実施形態の要部の分解斜視図を示している。
遮断部402は、図示していない絶縁筒等の絶縁支持部材を介して接地容器2に固定された固定接触子7と、固定接触子7に接離可能に対向させて軸方向に摺動可能に設けられた可動接触子6を含んで構成されている。可動接触子6は、図示していない絶縁筒等の絶縁支持部材を介して接地容器2に摺動自由に支持されている。可動接触子6は、固定接触子7との接触側が筒状に形成されており、可動接触子6が軸方向に移動すると、固定接触子7が可動接触子6の筒の内部に挿入されて接触し、又は筒の内部から引き出されて遮断される。可動接触子6の接触端の反対端は、棒状のリンク5に接続されている。
本実施形態の特徴である副駆動力発生手段を備えたリンク機構401は、絶縁筒10を介して接地容器2に固定支持され筐体3内に組み込まれている。つまり、リンク機構401は、副駆動力発生手段であるトーションバー1と、トーションバー1の軸心に一致する軸周りに回転自由に筐体3に支持された回転レバー4と、回転レバー4にピンを介して連結されたリンク8と、リンク8の他端にピンを介して連結されたリンク9を備えて構成されている。回転レバー4の一端は遮断部402のリンク5の一端にピンを介して連結されている。トーションバー1と回転レバー4とリンク8は、2つの遮断部402に対応してそれぞれ対称に設けられている。リンク9はリンク11を介して接地容器2の外部に引き出されている。リンク11の引き出し部には、接地容器2内の内部2aのガスをシールするためのシール部22が設けられ、リンク11の側面がシール部22を摺動するようになっている。リンク11は、操作箱12内の操作部に連結されている。
図3に、図1の線III‐IIIにおけるトーションバー1の周りの詳細構造の断面図を示す。図に示すように、回転レバー4の軸部4aは中空の筒状に形成され、軸部4aの両端部が軸受14a、bを介して筐体3に回動自由に支持されている。回転レバー4の一方の端部4bにおいてトーションバー1の一端1aが互いに回転を拘束するように係合されている。すなわち、トーションバー1の端部1a及び1bにはスプライン又はセレーション、角軸などの加工が施されており、回転レバー4の端部4bにも同一の加工が施されている。
トーションバー1の他端1bは、円板状の固定部材16にスプライン又はセレーション、角軸などの加工を施した係合部に嵌合されている。固定部材16は、両端にフランジ15a、bを有する中空円筒状の固定部材15の一方のフランジ15aに締結されている。他方のフランジ15bは、軸受14aと締結され、筐体3で支持されている。なお、フランジ15bは、筐体3に直接締結してもよい。
以上の如く構成したので、トーションバー1の一端1aは、回転レバー4の回動と共に回動する可動端となり、他端1bが固定端となる。
トーションバー1は、棒状部材のねじり弾性で駆動エネルギを蓄積するものであるから、大きなエネルギを取り出すために、例えば長さを長くする必要がある。しかし、本実施形態のガス絶縁遮断器100においては、図3に示すように、接地容器2の径方向に沿ってトーションバー1を収納することになるので、電界、絶縁の問題から矢印F方向の寸法に制限がある。そこで、本実施形態では、回転レバー4の軸部4aを中空として、その空間にトーションバー1を収納する構成を採用している。これにより、トーションバー1が筐体3から矢印F方向に突出する長さを短縮することができる。
以上のように構成される副駆動力発生手段を備えた本実施形態のガス絶縁遮断器100の動作について説明する。まず、回転レバー4とトーションバー1の動作について説明する。回転レバー4とトーションバー1は図3に示す関係に構成されているから、回転レバー4が軸周りに回動されると、回転レバー4の端部4bに嵌合されているトーションバー1の一端1aが回動される。一方、トーションバー1の他端1bは固定部材16に嵌合されているから、筐体3に固定されているので、トーションバー1の一端1aに加えられる回動力は、トーションバー1のねじれエネルギとして蓄えられる。
図1に示した投入状態の回転レバー4の位置において、トーションバー1にねじれエネルギが蓄積されているとする。その状態において、ガス絶縁遮断器100の遮断指令が操作箱12内の操作部に入力されると、操作部の駆動源である例えばコイルばねに蓄勢されていたエネルギにより、リンク11が矢印B方向に駆動される。これにより、リンク9が図において下方に移動し、連動してリンク8も下方に移動する。リンク8の移動に伴い回転レバー4が軸受14a、b回りに可動接触子6を固定接触子7から離れる方向に回動される。このとき、トーションバー1に蓄えられていたねじれエネルギが放勢され、回転レバー4の回動力として作用する。その結果、可動接触子6が固定接触子7から離れる水平方向にリンク5を移動する駆動力が増加され、可動接触子6が固定接触子7から離れて電流が速やかに遮断される。この遮断動作の終了時には、回転レバー4は、箇体3のストッパー3a及び3bにほぼ当接して止まり、図2に示す遮断状態となる。
次に、図2の遮断状態から図1の投入状態に移行する動作について述べる。遮断状態で、ガス絶縁遮断器100に投入指令が入力されると、操作箱12内の操作部が起動し、リンク11を矢印C方向に駆動する。これにより、リンク9が図において上方向に移動し、連動してリンク8も上方に移動する。リンク8の移動に伴い、回転レバー4が回動し、リンク5と可動接触子6が水平方向に移動する。このとき、回転レバー4の回動により端部4bに嵌合されているトーションバー1の一端1aが回動され、固定されているトーションバー1の他端1bとの間にねじれエネルギが蓄えられる。このような動作を経て、可動接触子6が固定接触子7に接触して、接点が投入され、図1に示す投入状態となる。
ここで、トーションバー1に蓄えられるねじれエネルギにより可動接触子3の遮断動作が加速される効果について、図4ないし図7を用いて詳細に説明する。説明のため、図1に示す回転レバー4の動作角度αを、遮断器の投入状態で角度α=0とし、遮断動作にともない回転レバー4が回転して図2の遮断状態で角度α=α1とする。
まず、リンク機構401を組み立てる際、トーションバー1、固定部材15、16を組立てる前に、ガス絶縁遮断器100を遮断状態にする。その状態で、図4に示すように、遮断位置における回転レバー4の軸部4aにトーションバー1の端部1aを挿入して嵌合する。その後、固定部材15を軸受14に接続し、固定部材16を固定部材15に接続する際に、トーションバー1の端部1bを固定部材15に挿入して嵌合する。このようにして、ガス絶縁遮断器100の遮断状態では、トーションバー1を殆どねじられていない状態に組み立てる。
リンク機構401の組立後、ガス絶縁遮断器100の投入動作を行う。投入動作により、回転レバー4の回動に伴い、トーションバー1がねじられ、弾性エネルギが蓄積され、ガス絶縁遮断器100の投入状態においてトーションバー1の弾性エネルギが最大となる。図5に、回転レバー4の動作角度αとトーションバー1のみによる回転レバー4の回転軸心回りの駆動トルクを示す。角度α=α1の遮断状態でトルクがゼロであり、角度α=0の投入状態で最大トルクΔTmaxとなる。
図6に、操作部の駆動源である例えばコイルばねに蓄積された駆動力により、回転レバー4にトルクを加えたときの回転レバー4の軸心回りの駆動トルクを示す。(a)は従来技術の場合のトルクを、(b)は本発明の場合のトルクを示す。また、操作部の駆動力から換算した回転レバー4の軸心回りの駆動トルクは、投入状態でT0、遮断状態でT1である。なお、図6において、T0>T1となるのは、操作部の駆動源にコイルばねを用いた場合である。なお、操作部の駆動源に高圧の油圧を用いる場合には、T0≒T1となる。図6から明らかなように、本発明の場合には、図5に示したように、トーションバー1の駆動エネルギが追加され、ガス絶縁遮断器100の投入状態において、従来技術の場合より駆動トルクがΔTmaxだけ増加する。
図7に、本実施形態の遮断動作時の可動接触子6のストローク特性を示す。(a)は従来技術の場合であり、(b)は本発明の場合である。ここで、ガス絶縁遮断器100に遮断指令が入力された瞬間が時刻ゼロである。時刻ゼロから時刻t1までの間は操作部内の機構のみが起動するので、可動接触子6が動作しない。操作部内の駆動源が動作開始した時刻t1以降において、可動接触子6が移動を開始する。なお、可動接触子6が遮断位置の付近にまで達すると、操作部内に設けられた図示していない緩衝器により制動力が発生してリンク8、9の動きが減速され、可動接触子6が減速されて所定の遮断位置で停止する。本発明の場合には、図6に示したように可動接触子6を駆動するトルクが増加するため、従来技術の場合より可動接触子6の高速遮断動作が可能となる。
以上説明したように、本実施形態においては、可動接触子6の近傍のリンク機構の回転レバー4にトーションバー1による副駆動力発生手段を設けたので、可動接触子6の駆動力を増大させることができ、遮断動作が高速化される。また、トーションバー1をスプラインやセレーション又は角軸による嵌合構造としているので、容易に脱着可能であり、組立調整も容易である。
なお、本実施形態では、遮断動作の高速化を例に説明したが、本実施形態を投入動作の高速化に適用するためには、次のようにする。つまり、ガス絶縁遮断器100を投入状態にして、トーションバー1を組付ければ、遮断動作でトーションバー1にエネルギが蓄積され、次の投入動作でそのエネルギが解放されるため、投入動作の高速化が可能となる。
しかし、投入と遮断動作を同一のトーションバーを用いて高速化することはできないから、両方の動作を高速化する場合は、動力伝達機構を2系等に分けて、それぞれの動力伝達経路に可動接触子6の投入状態で蓄勢される副駆動力発生手段を介在させて遮断動作を高速化させ、又は引き外し状態で蓄勢される副駆動力発生手段を介在させて投入動作を高速化させるようにする。
ここで、本実施形態では、動力伝達経路において可動接触子6に最も近い回転レバーにトーションバーを組み込んだ例を示したが、これに代えて、トーションバーを操作箱12内の操作部に配置することが考えられる。しかし、図1に示すように、ガス絶縁遮断器100では、操作箱12と可動接触子6との間に動力伝達機構としてのリンク機構401があり、リンク機構401を構成する可動部品と操作部内の可動部品の慣性力より、可動接触子6を駆動する実トルクは、操作部で設定した最大トルクよりも減少する。また、遮断部402と操作箱12とを接続する動力伝達機構の可動部品の中には、絶縁を維持するために、絶縁性を有する材質で構成するものがあるが、絶縁材の縦弾性係数は、鉄系材料と比べて小さく、同一応力下でも変形が大きくなるので、駆動力の伝達の損失が生じるという問題がある。さらに、一般に、リンク9とリンク8及び回転レバー4とリンク5とのピン接続部でガタが存在するため、駆動力の伝達に余分な時間を要するという問題がある。
これに対して、本実施形態では、可動接触子6の近傍にト−ションバー1を配置したことから、動力伝達機構を構成する部品の慣性力や絶縁材の弾性変形によるエネルギ損失分を補償することができる。また、トーションバー1に蓄積された駆動力により、投入状態において、動力伝達機構を構成するリンク部材に常に引張荷重又は圧縮荷重が作用するため、ピン接続部のガタが見かけ上なくなり、駆動力の伝達時間のロスが生じない。
(実施形態2)
次に、本発明の電力開閉装置の他の実施形態のガス絶縁遮断器について説明する。図8に、本実施形態のガス絶縁遮断器100の特徴部である副駆動力発生手段の分解斜視構成図を示している。本実施形態が実施形態1と異なる点は、トーションバーに代えて渦巻きばねを回転レバー4の回転部に組み込んで、副駆動力発生手段を構成したことにある。その他の点は、実施形態1と同一であることから、同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、副駆動力発生手段としての渦巻きばね31は、軸部31bに渦巻き状に形成された板ばね31eの一方の端部31dが固定され、板ばね31eの他方の端部31cを筒体31fに固定して形成されている。軸部31bの基端は筒体31fに回転自由に支持され、軸部31bの先端の軸端部31aは回転レバー4の軸部4aに嵌合されるようになっている。つまり、軸端部31aは、スプラインやセレーション又は角軸に形成され、回転レバー4の軸部4aに形成されたスプラインやセレーション又は角軸穴に嵌合するようになっている。そして、板ばね31eの軸部31bの軸端部31aを、図2に示した軸受14a側から回転レバー4の軸部4aに形成された嵌合部に挿入して組み付け、筒体31fを筐体3に固定して支持するようになっている。これにより、板ばね31eに蓄勢された駆動力を軸部31bの回転力として取り出し、回転レバー4を駆動することができる。
このように構成されることから、本実施形態によれば、実施形態1と同様の効果を奏することができる。すなわち、遮断動作を高速化するには、ガス絶縁遮断器100の遮断状態において渦巻きばね31の軸端部31aを回転レバー4の軸部4aに嵌合し、投入動作を行って渦巻きばね31にエネルギを蓄積する。これにより、次の投入動作のときに、渦巻きばね31に蓄勢されたエネルギが解放され、可動接触子6の動作を加速することができる。
本実施形態によれば、実施形態1のトーションバー1に比べて渦巻きばね31の径方向の寸法が大きくなるが、軸心方向の寸法を小さくすることができるので、接地容器2内に収納するのに好適である。
(実施形態3)
図9ないし図10を用いて、本発明の他の実施形態の電力開閉装置について説明する。本実施形態は、タンク形の接地容器を用いたガス絶縁遮断器ではなく、碍子型ガス絶縁遮断器に本発明を適用した例である。図9は、本実施形態の碍子型ガス絶縁遮断器の一部を破断して示した斜視外観図であり、図10は、図9における矢印X方向から見た上面図である。
それらの図に示すように、碍子型ガス絶縁遮断器200は、対向させて略水平に配置された筒状の2つの碍子19の筒内に遮断部が収納されている。2つの碍子19の対向端は、気密に形成された筐体3の両面に連結されている。2つの碍子19が連結された筐体3は、碍子20,21を介して架台13の上に設置されている。架台13には、操作部が収納された操作箱12が固定されている。また、碍子19に平行に並べて碍子18がそれぞれ設けられ、碍子18の内部には、図示していない投入抵抗体が収納されている。各碍子18、19、20、21の筒内及び筐体3内には、絶縁性のガス、例えばSF6ガス(六弗化硫黄ガス)が規定の圧力で封入されている。
遮断部を構成する固定接触子7は、図示していない絶縁筒等の絶縁支持部材を介して碍子19に固定され、可動接触子6は、固定接触子7に接離可能に対向させて、図示していない絶縁筒等の絶縁支持部材を介して軸方向に摺動可能に碍子19に支持されている。可動接触子6と固定接触子7は、実施形態1と同一に構成されている。可動接触子6の接触端の反対端は棒状のリンク5を介して、筐体3内に収納されたリンク機構の回転レバー4に連結されている。
図10に示すように、筐体3の内部には、回転レバー4、リンク8、リンク9などからなるリンク機構が収納されている。リンク機構の構成は、図1に示した実施形態と同様の構成を有している。すなわち、回転レバー4の軸部4aの一端はトーションバー1との一端に嵌合され、他端は碍子18に収納された投入抵抗体を駆動する回転軸と嵌合されている。すなわち、図示していないが、碍子18内には、抵抗体と、その抵抗体に接続された開閉器と、その開閉器を開閉するリンク機構とが収納されている。そして、そのリンク機構の回転軸が碍子18の筒端から引き出され、歯車機構を介して回転レバー4の回転軸に連結されている。
なお、本実施形態の碍子型ガス絶縁遮断器200は、筐体3の外表面が大気中に存在するため、トーションバー1と回転レバー4との接続部の構造が、実施形態1及び2とは異なる。すなわち、回転レバー4の軸部4aを回転自在に支持する軸受14に、回転軸シール14cが設けられ、筐体3内部の絶縁性ガス3cが大気中へ流出するのを防いでいる。なお、シールは軸方向に2箇所以上設けるのが好ましい。また、トーションバー1の一端1aと回転レバー4の軸部4aとの嵌合部は、回転軸シール14cよりも大気側に設けるとよい。碍子型ガス絶縁遮断器200の場合には、箇体3から矢印E方向のトーションバー1の突出長さに制限がないため、遮断器の組立終了後に外部からトーションバーユニットの交換が可能であり、動作速度の高速化及び調整が容易になる。このような構成のリンク機構が2つの碍子19に対称的に設けられている。
2つの回転レバー4は、図1と同様に、2つのリンク8を介して1つのリンク9にピンで連結されている。リンク9は、碍子20、21の内部に位置させて設けられた2つのリンク9a、9bからなり、リンク9bは碍子21の下端から引き出されるリンク11に連結されている。リンク11は、操作箱12内の操作部に接続されている。
このように構成されることから、本実施形態によれば、遮断、投入指令により操作箱12内の操作部が起動してリンク11が上下方向に駆動されると、リンク9a、9b及びリンク8を介して回転レバー4が回動し、可動接触子6と固定接触子7が投入、遮断される。特に、実施形態1と同様に、トーションバー1からなる副駆動力発生手段により回転レバー4の駆動力が増加されるから、遮断又は投入速度を高速化できる。
特に、碍子型ガス絶縁遮断器200の場合、碍子には高電圧が作用しているため、トーションバー1の位置に電気又は油圧アクチュエータ等の副駆動力発生手段を設けることは困難である。この点、本実施形態に示すような弾性エネルギの蓄積・解放による副駆動力発生手段が好適である。なお、本実施形態において、トーションバー1の代わりに、図8に示した渦巻きばね31を適用しても、同様の効果を奏することができる。
本実施形態では、鉛直方向の碍子20,21が2本の例を示したが、遮断容量によって碍子の数が変わり、操作箱12の上面から可動接触子6の中心線までの図9に示す動力伝達距離L2も変わる。同一の遮断容量を有する遮断器で、図1に示したタンク形遮断器との動力伝達距離L1を比較した場合、一般的にはL2>L1である。そのため、本実施形態のリンク9a、9bを含むリンク機構の可動部質量は、実施形態1のタンク形遮断器より重くなる。
また、本実施形態では、トーションバー1を収納する筒体を筐体3から大気中に突出させて設けていることから、トーションバー1の調整を容易に行えるので、遮断器全体の駆動エネルギの調整を容易に実施でき、信頼性の高いガス絶縁遮断器を得ることができる。
以上、本発明を複数の実施形態に基づいて説明したが、本発明によれば、操作部と遮断部とを接続するリンク機構を有する遮断器などの電力開閉装置において、高電圧受電部である可動接触子の近傍の動力伝達経路中に、可動接触子の駆動力を増加する副駆動力発生手段を設けたことから、操作部の駆動エネルギを増加させる場合よりも可動接触子を効率良く駆動することが可能となり、電力開閉装置を高速で開閉動作させることができる。
また、本発明の副駆動力発生手段は、構成が簡単であり、ガス絶縁遮断器等の電力開閉装置の組立終了後に、副駆動力発生手段を脱着可能であるから、動作速度の調整が容易である。
本発明の一実施形態の電力用ガス絶縁遮断器の投入状態を示す構成図である。 図1の実施形態の電力用ガス絶縁遮断器の遮断状態を示す構成図である。 図1の線III−IIIにおける断面図である。 図1の実施形態の特徴部の一部を分解して示す斜視図である。 図1の実施形態のトーションバーによる駆動トルクの増加分を示すグラフである。 図1の実施形態の電力用ガス絶縁遮断器の駆動トルクを示すグラフである。 図1の実施形態の電力用ガス絶縁遮断器の動作を示すグラフである。 本発明の他の実施形態の電力用ガス絶縁遮断器の特徴部の一部を分解して示す斜視図である。 本発明の実施形態の碍子型ガス絶縁遮断器の斜視図である。 図9の実施形態を一部を破断して上から見た上面図である。
符号の説明
1 トーションバー
2 接地容器
3 筐体
4 回転レバー
5 リンク
6 可動接触子
7 固定接触子
8、9、11 リンク
10 絶縁筒
12 操作箱
13 架台
14、14a、14b 軸受
15 固定部材
15a、15b フランジ
16 固定部材
100 ガス絶縁遮断器
401 リンク機構
402 遮断部

Claims (8)

  1. 絶縁ガスが封入された容器内に絶縁支持された固定接触子と、該固定接触子に対向させて接離可能に前記容器内に絶縁配置された可動接触子を有してなる遮断部と、前記可動接触子を投入又は遮断方向に駆動する駆動力を発生する操作部と、該操作部の駆動力を前記可動接触子に伝達する動力伝達機構とを備えて構成されるガス絶縁遮断器において、
    前記動力伝達機構の動力伝達経路に前記操作部により駆動される前記可動接触子の投入又は遮断の一方の状態への移行時に蓄勢され、他方の状態への移行時に放勢される弾性部材からなる副駆動力発生手段を前記可動接触子と略同電位の固定部に固定させ、前記他方の状態への移行時に前記操作部からの駆動力に加えて前記副駆動力発生手段からの駆動力を重畳させるようにしたことを特徴とするガス絶縁遮断器。
  2. 絶縁ガスが封入された容器内に絶縁支持された固定接触子と、該固定接触子に対向させて接離可能に前記容器内に絶縁配置された可動接触子を有してなる遮断部と、前記可動接触子を投入又は遮断方向に駆動する駆動力を発生する操作部と、該操作部の駆動力を前記可動接触子に伝達する動力伝達機構とを備えて構成されるガス絶縁遮断器において、
    前記動力伝達機構の動力伝達経路に前記操作部により駆動される前記可動接触子の投入又は遮断の一方の状態への移行時に蓄勢され、他方の状態への移行時に放勢される弾性部材からなる副駆動力発生手段を介在させ、前記他方の状態への移行時に前記操作部からの駆動力に加えて前記副駆動力発生手段からの駆動力を重畳させるようにし、
    前記副駆動力発生手段は、前記可動接触子にリンク機構を介して連結された回転レバーの回転軸に同軸に延在させて設けられたトーションバーを有してなり、
    該トーションバーの一端が前記回転軸に連結され、他端が前記可動接触子と略同電位の固定部に固定されてなることを特徴とするガス絶縁遮断器。
  3. 請求項2に記載のガス絶縁遮断器において、
    前記回転レバーの前記回転軸が中空筒状に形成され、
    前記トーションバーが前記回転軸の中空筒内に収納され、該トーションバーの一端が前記回転軸の一端に固定され、他端が前記回転軸の他端から引き出されて前記可動接触子と略同電位の固定部に固定されてなることを特徴とするガス絶縁遮断器。
  4. 絶縁ガスが封入された容器内に絶縁支持された固定接触子と、該固定接触子に対向させて接離可能に前記容器内に絶縁配置された可動接触子を有してなる遮断部と、前記可動接触子を投入又は遮断方向に駆動する駆動力を発生する操作部と、該操作部の駆動力を前記可動接触子に伝達する動力伝達機構とを備えて構成されるガス絶縁遮断器において、
    前記動力伝達機構の動力伝達経路に前記操作部により駆動される前記可動接触子の投入又は遮断の一方の状態への移行時に蓄勢され、他方の状態への移行時に放勢される弾性部材からなる副駆動力発生手段を介在させ、前記他方の状態への移行時に前記操作部からの駆動力に加えて前記副駆動力発生手段からの駆動力を重畳させるようにし、
    前記副駆動力発生手段は、前記可動接触子にリンク機構を介して連結された回転レバーの回転軸に同軸に設けられた渦巻きばねであり、
    該渦巻きばねは、一端が前記回転軸に固定され、他端が前記可動接触子と略同電位の固定部に固定されてなることを特徴とするガス絶縁遮断器。
  5. 絶縁ガスが封入された筒形の容器と、固定接触子と可動接触子とを対向させて接離可能に前記容器内に設けられた遮断部と、前記容器から絶縁されて前記容器内に設けられた筐体と、前記可動接触子に連結され前記可動接触子の接離方向に回転可能に前記筐体に回転自由に支持された回転レバーと、一端が前記回転レバーに連結され他端が前記容器から気密に且つ絶縁されて引き出されたリンク機構と、該リンク機構の他端に連結され該リンク機構を介して前記回転レバーを回動させる操作部とを備えてなり、
    前記回転レバーの回転軸に一端が固定され、他端が前記筐体に固定され、前記回転レバーの回転方向に応じて蓄勢又は放勢される弾性部材を設けてなるガス絶縁遮断器。
  6. 横方向に配設される中空筒状の第1の碍子と、該第1の碍子の筒端に接続された筐体と、該筐体の下端に接続された中空筒状の第2の碍子と、該第2の碍子の下端を支持する架台と、前記第1の碍子内に収納された固定接触子と、該固定接触子に対向させて接離可能に前記第1の碍子内に配置された可動接触子と、該可動接触子にリンクを介して連結され前記可動接触子を前記接離方向に駆動可能に前記筐体内に配置された回転レバーと、前記筐体内及び前記第2の碍子内に収納され前記回転レバーを回転駆動するリンク機構と、前記リンク機構を介して前記可動接触子を前記接離方向に駆動可能に前記架台に設けられた駆動操作部とを備え、前記第1の碍子と前記筐体と前記第2の碍子の内部に絶縁ガスを封入してなり、
    前記回転レバーの回転軸が前記筐体に回転自由に支持され、前記回転レバーの回転軸に一端が固定され他端が前記筐体に固定された弾性部材を備えてなるガス絶縁遮断器。
  7. 請求項6に記載のガス絶縁遮断器において、
    前記弾性部材は、トーションバーであり、
    該トーションバーは、前記回転レバーの回転軸に同軸に前記筐体壁から突出させて設けられ筒体内に収納され、一端が前記回転軸に着脱可能に固定され、他端が前記筒体の先端部に固定されてなることを特徴とするガス絶縁遮断器。
  8. 請求項7に記載のガス絶縁遮断器において、
    さらに、前記第1の碍子に並べて設けられ絶縁ガスが封入された中空状の第3の碍子を備え、
    該第3の碍子内に収納された抵抗体と該抵抗体に接続された開閉器と該開閉器を開閉するリンク機構とを有し、
    前記第3の碍子から引き出された前記リンク機構の回転軸に前記回転レバーの回転軸を連結してなることを特徴とするガス絶縁遮断器。
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