JP4702307B2 - メータ駆動回路 - Google Patents
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Description
また、図6(b)にコンプレッサのゲインリダクションレベルを表示するゲインリダクションメータの構成の一例を示す。この図に示すゲインリダクションメータは、セグメント数が10の発光部を縦方向に並べて配置した構成とされており、0dBから+20dBまでのゲインリダクションレベルを表示するゲインリダクションメータとされている。このゲインリダクションメータは、コンプレッサのゲインリダクションレベルが大きくなるに従い上から下に向かって点灯する発光部の数が増加するバーグラフ状の表示態様とされる。ゲインメータの下ら2段の点灯色は例えば「赤」とされ、その上の2段の点灯色は例えば「橙」とされ、それより上段の点灯色は「緑」とされて、点灯色によりゲインリダクションレベルの概要を把握できるようにされている。
圧縮率=Gout/Gin
ただし、出力信号のゲインGoutと入力信号のゲインGinの単位が[dB]とされている場合は、
圧縮率=Gout[dB]−Gin[dB]
となる。また、出力信号のゲインGoutはレシオにより調整することができ、出力信号のゲインGoutは次式で表される。なお、ゲインリダクションメータでは圧縮率の符号が反転されて表示される。
Gout=(Gin−SL)*レシオ+SL
ただし、SLはスレッショルド・レベルである。
図1に示す本発明の実施例に係るディジタルミキサ1は、ディジタルミキサ1の全体の動作を制御すると共に、ミキシング用の操作子の操作に応じて制御信号を生成しているCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ11と、CPU10のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)12を備えている。このように、フラッシュメモリ11に動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメモリ11内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。また、ディジタルレコーダ等のその他の機器は、入出力インタフェースであるその他I/O 13を介してディジタルミキサ1に接続される。
図2において、複数のアナログ入力(A入力)ポート30に入力されたアナログ信号は、内蔵されているAD変換器によりディジタル信号に変換されて入力パッチ32に入力される。また、複数のディジタル入力(D入力)ポート31に入力されたディジタル信号は、そのまま入力パッチ32に入力される。入力パッチ32では、信号の入力元である複数の入力ポートの何れか1つの入力ポートを、例えば32チャンネルとされる複数の入力チャンネル部33a〜33nの各入力チャンネル毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各入力チャンネルには、入力パッチ32でパッチされた入力ポートからの信号が供給される。
また、複数のアナログ出力ポートを備えるアナログ出力(A出力)ポート部37へ供給されたディジタル出力信号は、内蔵されているDA変換器によりアナログ出力信号に変換されてアナログ出力ポートから出力される。そして、アナログ出力(A出力)ポート部37から出力されるアナログ出力信号は、増幅されてメインのスピーカから放音される。さらに、このアナログ出力信号は出演者が耳に装着するインイヤーモニタに供給されたり、その出演者の近傍に置かれたステージモニタスピーカで再生される。また、複数のディジタル出力ポートを備えるディジタル出力(D出力)ポート部38から出力されるディジタルオーディオ信号は、レコーダ20や外部接続されたDAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。
図3に示すメータ駆動回路40は、第1の信号反転部40aと、第1の選択部SWaと、エンベロープフォロワ部40bと、第2の信号反転部40cと、第2の選択部SWbとを備えている。第1の信号反転部40aは入力された信号の正負を反転しており、第2の信号反転部40cはエンベロープフォロワ部40bから出力されるエンベロープ信号の正負を反転している。第1の選択部SWaは可動接点aと2つの固定接点b,cとを有しており、入力された信号あるいは反転された入力された信号のいずれかを選択して出力している。第2の選択部SWbは可動接点dと2つの固定接点e,fとを有しており、エンベロープフォロワ部40bから出力されるエンベロープ信号あるいは反転されたエンベロープ信号のいずれかを選択して出力している。エンベロープフォロワ部40bは、第1の選択部SWaにより選択された信号にピークホールド処理を施すことにより、当該信号のエンベロープを検出している。
図3に示すメータ駆動回路40は、第1の選択部SWaと第2の選択部SWbの選択態様を切り替えることにより、ゲインメータのメータ駆動回路およびゲインリダクションメータのメータ駆動回路に共通に使用することができる。
図4に示すように、各チャンネルのコンプレッサ部41に入力されるオーディオ信号とされる入力信号の波形が波形Sとして図示されている。この入力信号は乗算器41aとエンベロープフォロワ部41bに入力される。コンプレッサ部41のエンベロープフォロワ部41bでは、入力された波形Sの包絡線であるエンベロープが正確に検出される。このエンベロープフォロワ部41bにおいて検出されたエンベロープ波形が波形Ev1として図示されている。コンプレッサ部41のエンベロープフォロワ部41bは、入力信号にピークホールド処理を施すことにより入力信号の正側のエンベロープを検出している。なお、コンプレッサ部41におけるエンベロープフォロワ部41bは、入力されるオーディオ信号の正確なエンベロープを出力できるように、ホールドの時間長が短くなるよう設定されていると共に、ディケイの傾きが急になるよう設定されている。
なお、圧縮率とは、コンプレッサをかける前の音量とかけた後の音量との関係をあらわす比率、すなわち、入力されるオーディオ信号の音量を圧縮するための比率である。そして、ゲイン調整信号(圧縮率)は入力されるオーディオ信号に乗算される値であり0〜1の値をとる。この場合、圧縮率が小さいとコンプレッサ部41から出力される出力信号も小さくなり、圧縮率が小さいほど大きく圧縮されることになる。
メータ部42は、第1の信号反転部42aと、第1の選択部SWa1と、エンベロープフォロワ部42bと、第2の信号反転部42cと、第1の選択部SWa1と連動して切り換えられる第2の選択部SWb1とを備えている。第1の信号反転部42aと第2の信号反転部42cとは、信号の正負を反転しており、第1の選択部SWa1は可動接点a1と固定接点b1,c1とを有しており、第2の選択部SWb1は可動接点d1と固定接点e1,f1とを有している。第1の選択部SWa1における可動接点a1は固定接点b1に接続されて、第1の反転部42aで反転されていないメータ部42に入力された信号が選択されて、メータ部42のエンベロープフォロワ部42bに入力される。
図5に示すエンベロープフォロワ部50では、減算器51において入力INからフィードバックされた遅延信号(前回の出力信号)を減算している。この遅延信号(前回の出力信号)は遅延部55からの出力である。減算器51の出力が入力される判断部52では、入力INと遅延信号(前回の出力信号)との振幅値の大小関係を入力される減算信号の正負の符号から判断し、入力INのピーク値を減算信号の符号が逆転するポイントで検出している。この場合、減算信号の符号が正から負へ切り替わるポイントの直前までが入力INのアタック部分となり、直後からがホールド部分となる。また、減算信号の符号が負から正へ切り替わるポイントの直前までがディケイ部分となる。
ここで、制御部53におけるホールドの時間を短く設定すると共にディケイの傾きを急に設定したエンベロープフォロワ部50は、正確なエンベロープを検出することができることからコンプレッサ部41のエンベロープフォロワ部41bとして使用される。また、制御部53におけるホールドの時間を長く設定すると共にディケイの傾きを緩やかに設定したエンベロープフォロワ部50は、ピークを強調して出力することができることからメータ部42,43におけるエンベロープフォロワ部42b,43bとして使用される。
なお、ゲインリダクションメータのメータ駆動回路であるメータ部43の出力側にある信号反転部43cを省略し、それに替えて、エンベロープフォロワ部43bの出力にオフセットをかけて出力するようにしてもよい。このようにしても、ゲインリダクションメータに圧縮率の極小値が明確に認識できる表示をすることができる。
Claims (3)
- 入力信号を反転する第1の信号反転手段と、
該第1の信号反転手段により反転された第1の反転信号と、前記入力信号のいずれかを選択する第1の選択手段と、
該第1の選択手段により選択された第1の選択信号のピークを一定時間ホールドすることにより検出した前記第1の選択信号のエンベロープ信号を出力するエンベロープフォロワ手段と、
該エンベロープフォロワ手段から出力された前記エンベロープ信号を反転する第2の信号反転手段と、
該第2の信号反転手段により反転された第2の反転信号と、前記エンベロープ信号のいずれかを選択する第2の選択手段とを備え、
前記第2の選択手段により選択された第2の選択信号をメータに供給するようにしたことを特徴とするメータ駆動回路。 - 前記メータをゲインメータとする際には、前記第1の選択手段が前記入力信号を選択すると共に、前記第2の選択手段が前記エンベロープ信号を選択するように、前記第1の選択手段および前記第2の選択手段を設定することを特徴とする請求項1記載のメータ駆動回路。
- 前記メータをゲインリダクションメータとする際には、前記第1の選択手段が前記第1の反転信号を選択すると共に、前記第2の選択手段が前記第2の反転信号を選択するように、前記第1の選択手段および前記第2の選択手段を設定することを特徴とする請求項1記載のメータ駆動回路。
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