JP4702074B2 - 携帯端末認証システム - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末と携帯端末の動作を制御する認証端末とを無線通信で制御する携帯端末認証システムに関するものである。
従来、この種の携帯端末認証システムは無線伝送路を介した情報通信により他の電子機器からの情報を取得し、この取得した情報をもとに認証の設定/解除を制御している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の携帯端末認証システムを示すものである。
図5に示すように、使用者に携帯されるキーコード送信器501は、暗号化部505にて使用者のキーコードを暗号化し、暗号化されたキーコードS1を送信部507から間欠的に送信する。
携帯端末に設けられるキーコード受信器508は、間欠的に受信動作を行いキーコードS1を受信する受信部515と、キーコードメモリ513に保存されているキーコードと複合化部509にて復号されたキーコードとを照合する照合部514と、照合結果によりキーコードを認証できたときに携帯端末を使用可能にする信号S2を出力し、認証できなかった時には使用不可にする信号S2を出力する。
携帯端末の初期設定は使用不可であり、一定周期で間欠的にキーコード送信器501とキーコード受信器508とで通信を行い、出力された信号S2を基に携帯端末の使用設定を変えている。
また特許文献2に記載された従来の携帯端末認証システムのように、使用者がスイッチを操作することによって認証を行う場合と行わない場合の設定を切り替えることも可能である。
また特許文献3に記載された従来の携帯端末認証システムのように、GPSなどの位置情報取得手段を用いて携帯端末の位置を取得し、携帯端末が着信許可エリアに存在する場合は認証を行わなくても着信を可能とし、着信拒否エリアに存在する場合は認証を行わないと着信を可能としないこともできる。
特開平10−41936号公報 特開2001−125661号公報 特開2005−311720号公報
しかしながら、前記従来の構成では、携帯端末を利用したい場合には常にキーコード送信器と携帯端末をペアで持ち運ばなければならないという課題を有していた。
例えば電子機器を携帯電話とし、使用者が外出中は盗難や置き忘れに備えてキーコード送信器を持った使用者のみが携帯電話の操作を行えるように設定したいとする。ところが使用者は帰宅すると家の中ではキーコード送信器の有無に関わらず携帯電話の操作を行えるようにしたい。
外出中はポケットに携帯電話とキーコード送信器を入れて持っておき、使う必要がある場合には携帯電話のみを取り出して通話したりメールを送信したりできる。携帯電話の使用が終わり次第、またポケットや鞄の中にキーコード送信器をしまい、ペアを常に認証可能な範囲に持っている。
しかし、例えば家の中では携帯電話をポケットや鞄から取り出し使用したり、充電したりするので、常に携帯電話とキーコード送信器が認証可能な範囲に存在するとは限らない。
また特許文献2に記載されているように使用者が家に帰った際にスイッチを操作し、認証を行わないようにし、外出する際には再度スイッチを操作し、認証を行うように設定することもできる。
しかしながらこの構成では使用者がスイッチの操作を忘れてしまう場合があるという課題を有していた。
家に帰った際にスイッチを操作し忘れたのであれば、家の中で警報がなる程度の被害ですむが、外出する際にスイッチの操作を忘れてしまうと盗難や置き忘れにあった際に警報がならず、認証装置の意味を果たさない。
また特許文献3に記載されているように、携帯端末の位置情報取得手段を用いて使用者の居場所を認識し、認識された居場所により認証設定を設定することもできる。
ところが、GPSなどの位置情報取得手段は位置を方角により表している。そのため、着信許可エリアを規定するには取得した位置から例えば10メートル以内は着信許可、と設定することしかできない。
この場合、使用者の家の中心を規定位置とし、その10メートル以内では認証を行わなく設定しても、縦長い家の場合は、北に10メートルの距離は宅内でも、東に10メートルの距離では宅外の可能性がある。
このため、盗難や紛失の可能性の高い宅外と可能性の低い宅内とで認証設定を変えることができない。
また、特許文献3の別の課題として、使用者の居場所が自家用車である場合を例にあげる。自分の自家用車の中においては安心できる空間と考え、認証ができない場合であっても携帯電話の機能を利用可能としたい。
ここで、GPSを位置情報取得手段として用いる構成では、固定した自宅は位置判別可能であるが、移動する自家用車を判別することは不可能である。例えば、自分の車に乗って移動するのと、公共の電車に乗って移動するのとは区別できない。
そうすると、やはり特許文献2のように、使用者が自分でスイッチを操作することによって、認証を行う場合と行わない場合の設定を切り替える、ということになる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が携帯端末の認証を必要としない場所へ移動すると、携帯端末の認証動作を停止させ、使用者が携帯端末の認証を必要とする場所へ移動すると、携帯端末の認証を開始することを、使用者のスイッチ操作なしに、また自家用車であっても実現可能とすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の携帯端末認証システムは、携帯端末と前記携帯端末の使用者を認証する認証端末とで無線通信を行う携帯端末認証システムにおいて、前記認証端末が前記携帯端末と認証が取れている場合のみ前記携帯端末の利用を許可する認証必須エリアと、前記認証端末と前記携帯端末と前記携帯端末の認証が取れていなくても前記携帯端末の利用を可能とした認証無用エリアとがある。
そして前記携帯端末認証システムは前記携帯端末と前記認証端末の所在エリアを認識しそのエリアに適した前記携帯端末と前記認証端末の認証設定を行うこととした携帯端末認証システムを提供することとしたものである。
これによって、使用者が携帯端末上で操作を行わずとも使用者が認証を必要とする場所を入退出することによりその場所特有の認証設定を行うまたは解除する。
本発明の携帯端末認証システムは、使用者の居場所を認識しそれに伴って携帯端末の認証設定を変更することができる。
第1の発明は携帯端末と前記携帯端末の使用者を認証する認証端末とで無線通信を行う携帯端末認証システムである。
前記認証端末が前記携帯端末と認証が取れている場合のみ前記携帯端末の利用を許可する認証必須エリアと、前記認証端末と前記携帯端末と前記携帯端末の認証が取れていなくても前記携帯端末の利用を可能とした認証無用エリアとがあり、前記携帯端末認証システムは前記携帯端末と前記認証端末の所在エリアを認識しそのエリアに適した前記携帯端末と前記認証端末の認証設定を行う。
これにより、使用者の居場所によりその居場所特有の認証設定を設定することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記携帯端末認証システムは、使用者が前記認証必須エリアから前記認証無用エリアへ移動する場合は、人体検知手段により前記移動を検知し、場所設定装置が前記携帯端末または前記認証端末または両方へ認証の設定を解除する指示を送信し、前記携帯端末と前記認証端末との認証が取れなくても前記携帯端末を利用可能とする。
これにより使用者が移動したことを認識し、その移動に伴った認証設定を設定することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の携帯端末認証システムは、使用者が前記認証無用エリアから前記認証必須エリアへ移動する場合は、前記人体検知手段により前記移動を検知し、場所設定装置が前記携帯端末または前記認証端末または両方へ認証の設定をかける指示を送信し、前記携帯端末と前記認証端末との認証が取れないと前記携帯端末を利用不可とする。
これにより使用者が移動したことを認識し、その移動に伴った認証設定を設定することができる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明において、使用者が前記認証無用エ
リアから前記認証必須エリアへ移動する場合は、人体検知手段により前記移動を検知し、場所設定装置が前記携帯端末と前記認証端末へ認証の設定をかける指示を送信し、指示を受信した前記携帯端末と前記認証端末は指示の応答を送信する。
また前記携帯端末と前記認証端末の片方のみから応答を受信した場合には、前記携帯端末、前記認証端末、または場所設定装置のうち少なくとも1つから報知する。
これにより、置き忘れた端末から報知されることとなり端末を容易に見つけることができる。
第5の発明は、特に第2〜4のいずれか1つの発明のおいて、前記場所設定装置は、設置場所を予め記憶する場所名称保持手段を備え、前記設置場所を前記携帯端末または/および前記認証端末に送信して認証無用エリア/認証必須エリアを確定し、複数の場所毎に前記認証設定を可能とする。
これにより、単に自宅と外出だけのエリアでなく、たとえば、社内や居室内、自家用車内など様々な場所に応じて認証設定を使い分けることができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれかひとつの発明の少なくとも一部をプログラム化することにより、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の携帯端末認証システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における携帯端末認証システムと周辺機器の構成図を示すものである。
図2は本発明の実施の形態1における認証無用状態からの携帯端末認証システムの動作を示すフローチャートである。
図3は本発明の実施の形態1における認証必須状態からの携帯端末認証システムの動作を示すフローチャートである。
図4は本発明の実施の形態1における場所設定テーブルの構成図である。
図1において、認証端末101は、認証端末場所設定テーブル102と、認証端末報知手段103と、認証端末認証設定手段104と、認証端末送受信機105とからなり、携帯端末106は、携帯端末報知手段107と、携帯端末場所設定テーブル108と、携帯端末認証設定手段110と、携帯端末送受信機109とからなる。
認証端末送受信機105と携帯端末送受信機109は、場所設定装置111から送信される報知指示や場所名称を受信し、報知指示を受信した際には認証端末報知手段103や携帯端末報知手段107から音、光、または振動を用いて報知し、場所名称を受信した際には認証端末認証設定手段104や携帯端末認証設定手段110にて場所名称を保持する。
場所設定装置111は、認証端末101や携帯端末106と通信を行う送受信機112と、認証端末101または携帯端末106のいずれかが存在しない場合に報知する報知手
段115と、人体を検知する人体検知手段116と、検知した人体の入退出を認識する入退出認識手段113と、場所設定装置111が設置されている場所の名称を保持する場所名称保持手段114とからなる。
以上のように構成された携帯端末認証システムについて、以下、図1〜図4を用いてその動作、作用を説明する。
まず、図4(a)に示すように、使用者が携帯端末106と認証端末101を持って家から会社へ出勤する際の動作について図2のフローチャートを用いて説明をする。
ここで場所設定装置111は使用者宅の玄関や、使用者が勤務している会社の入り口、そして使用者が勤務している会社の居室など出入り口の近辺に設置されているものとする。あるいはまた、使用者の自家用車に設置してもよい。
またここで携帯端末106は携帯電話もしくはノートパソコンとし、認証装置101と携帯端末106にはそれらが使用されている場所の場所名、図4(a)と図4(e)の「自宅」「外」「居室内」のいずれかが保持されている。
図4(a)は携帯端末場所設定テーブル108で図4(e)は認証端末場所設定テーブルである。
ここで自宅や会社の居室内では盗難の被害の心配がないことや、携帯端末106を置いたままにしていても危険にさらされる心配がないため認証無用エリアとし、外出中は盗難の被害や置き忘れた際に第3者に悪用されてしまう危険性があるので認証エリアとする。
図4(a)に示すように、自宅内では認証は無用のため、図2のフローチャートにおいて、スタート時点で携帯端末106は認証端末101と認証をとらなくても使用可能である。すなわち図4(e)に示すように報知動作も行わない。
使用者が出勤をする際に携帯端末106を保持しながら玄関を通ると、S1にて人体検知手段116が使用者を検知する。
ここで人体検知手段116を例えば人感センサーとすると、宅内側と宅外側に1台ずつ人感センサーを設置することが必要である。
人体検知手段116は宅内と宅外に設置することにより外出をしているのか、帰宅をしているのかを判別することができる。宅内に設置されている人体検知手段116が人を感知し、感知したことを入退出認識手段113に知らせ、宅外に設置されている人体検知手段116も同様の動作を行う。
入退出認識手段113は宅内の人体検知手段116から先に人体検知の知らせを受けた場合に使用者は外出し、宅外の人体検知手段116から先に人体検知の知らせを受けた場合には使用者は帰宅したと判断している。
また人体検知手段116が人体を検知した際に入退出認識手段113は、送受信機112に認証端末101と携帯端末106へそれぞれの場所名を送信することを要求する。
そして人体検知手段116にも同じく場所名を保持しておく。例えば自宅の外に設置されている人体検知手段116は「宅外」という場所名を持つ。そしてこの人体検知手段116が使用者を検知し、「自宅」という場所名を認証端末101と携帯端末106から受信
すると外出と判断し、「宅内」という場所名の人体検知手段116が使用者を検知し「外」という場所名を受信した際には帰宅と判断する。
またマイクロ波センサーのような対象物が近づいてきているのか遠ざかっているのかを弁別できる人体検知手段116を用いることにより宅内に前記人体検知手段116を設置した場合には近づいていると検出した際には外出、遠ざかっていると検出された場合には帰宅と判断することも可能である。また宅外に設置した場合には前記とは逆の判断をする。
S2にて「外」へ移動すると検知された場合にはS3にて送受信機112から場所名「外」を認証端末101と携帯端末106へ送信する。
場所情報を受信した認証端末101と携帯端末106はそれぞれの認証端末場所設定テーブル102と携帯端末場所設定テーブル108を参照し、図4(a)に示すように場所「外」は認証必須エリアと認識する。
S4にて認証端末認証設定手段104と携帯端末認証設定手段110はそれぞれ、認証端末101と携帯端末106に認証設定をかける。これより携帯端末106は認証端末101と認証が取れた場合のみ使用が可能となる。
図4(e)に示すように「外」で携帯端末106と認証端末101とで認証が取れない場合には認証端末報知手段103或いは携帯端末報知手段107或いは報知手段115のうちひとつ以上から音、光、または振動のうち1つ以上を用いて報知される。
S4にて認証設定をかけ終わると、S5にて認証端末101と携帯端末106は認証設定完了の応答を場所設定装置111へ送信する。
そしてS6にて場所設定装置111は認証端末101と携帯端末106から認証設定完了の応答を受信した場合にはS7にて状態設定変更を終了する。
ここで入退出時に使用者が状態設定の変更が行われたことを認識できるよう携帯端末報知手段108もしくは認証端末101または両方から振動、音、光のうちひとつ以上を用いて報知することも可能である。
また、認証必須エリアに入ったので、認証端末101と携帯端末106とで認証するための定期的な無線通信を開始したり、その時間間隔を短くしてもよい。
場所設定装置111はS6にて認証端末101と携帯端末106の両方から認証設定完了の応答を認証できなかった場合にはS8にて応答を認証できなかった端末へ報知指示を送信する。
ここで認証設定完了の応答を認証できないということは認証端末101または携帯端末106のいずれかが場所設定装置111の通信範囲内に存在しないということになる。
場所設定装置111は受信した信号のRSSIレベルを測定し、一定のレベル以上である場合のみ認証できたと判定し、信号の検波を行う。
認証できない理由としては宅内に端末を置き忘れている可能性が高く、S9にて場所設定装置111と応答を認証できなかった端末から報知することにより認証端末101と携帯端末106の両方を持たずに外出することを防ぎ、置き忘れている端末を探し当てるこ
とが可能となる。
また置き忘れを検知した際に自宅の電子錠と通信して連携させ、玄関扉が開かなくなるようにすることも可能である。
例えば宅内の人体検知手段116が人を検知するが認証端末101もしくは携帯端末106から応答を認証できなかった場合には、S08にて玄関扉の錠(図示せず)を閉めたままにし、外出できないようにする。
これにより認証端末101もしくは携帯端末106を宅内に置き忘れたまま外出することを防ぐことができる。
あるいは、認証できない理由としてどちらかの端末が電池切れしている可能性もあり、これを報知することができる。
すなわち、認証無用な場所では、認証端末101と携帯端末106を常に至近距離に保持しておく必要がなく、認証端末101を忘れたまま外出してしまう場合があるので、このように置き忘れの確認を行う必要がある。
置き忘れられていた端末を見つけた際には再度S1からの動作を繰り返す。
S2にて人体検知手段116にて「外」へ移動するのではないと検知された場合にはS10にて設定変更を行わず、引き続き認証端末101と携帯端末106との間で認証は行わない。
このような状況はたまたま使用者が人体検知手段116の近くを通ってしまい、宅内の人体検知手段116が反応したが、宅外の人体検知手段116が一向に反応を示さないので外出はしないとする。
次に図3のフローチャートを用いて会社に到着した際の動作について説明をする。ここで場所設定装置111は使用者の会社の居室の入り口に設置されていることとする。
使用者は現在認証必須エリアにおり、S11にて居室の扉に近づくことにより人体検知手段116は使用者を検知する。ここでの検知方法は前記方法と同様である。
S12にて「居室」へ移動と検知された場合にはS13にて送受信機から場所名「居室」を認証端末101と携帯端末106へ送信する。
場所情報を受信した認証端末101と携帯端末106はそれぞれの認証端末場所設定テーブル102と携帯端末場所設定テーブル108を参照し、図4(a)に示すように場所「居室」は認証無用エリアと認識する。
S14にて認証端末認証設定手段104と携帯端末認証設定手段110は認証端末101と携帯端末106に認証設定を解除する。これより携帯端末106は認証端末101と認証を行わずに使用が可能となる。
S14にて認証設定を解除し終わると、S15にて認証端末101と携帯端末106は認証設定解除完了の応答を場所設定装置111へ送信する。
そしてS16にて場所設定装置111は認証端末101と携帯端末106から認証設定
解除完了の応答を受信した場合にはS17にて状態設定変更を終了する。
また、認証無用エリアに入ったので、認証端末101と携帯端末106とで認証するための定期的な無線通信の時間間隔を長くしたり、これを停止して低消費電力としてもよい。
場所設定装置111はS16にて認証端末101と携帯端末106の両方から認証設定完了の応答を認証できなかった場合にはS18にて応答を認証できなかった端末へ報知指示を送信する。
ここで認証設定完了の応答を認証できないということは認証端末101または携帯端末106のいずれかが場所設定装置111の通信範囲内に存在しないということになる。
使用者は元々認証必須エリアに居たため、どちらかの端末が盗難にあう、または置き忘れられた場合にはその時点で報知され使用者は気づくはずであるが、万が一報知音に気づかず居室へ戻ってしまう、または居室へ入出する際に端末がなくなってしまった場合などを考えてS19にて報知している。
次にS20にて応答の認証ができない端末が携帯端末106である場合は、S21にて場所設定装置111から無線通信、もしくは電話回線を用いて連絡をする。
例えば携帯端末106が携帯電話である場合は、携帯電話のキャリア会社へ携帯電話の利用停止を依頼し、携帯端末106がノート型パソコンである場合は、メーカーのサポートセンターへ盗難連絡をいれる。
また認証端末101からの応答が認証できない場合は、S22にて予め携帯端末106に登録した番号へ連絡をする。この際、携帯端末106が携帯電話の場合は、携帯電話の回線を用いて連絡をすることや、インターネット接続可能なノート型パソコンの場合はノート型パソコンのインターネット接続を経由して連絡することや、携帯端末106から場所設定装置111へ登録番号を送信し、場所設定装置111から無線通信、もしくは電話回線を用いて連絡をすることが可能である。
例えば認証端末101をお財布にいれて持ち歩いている使用者は、お財布に入っているクレジットカードのカード会社の番号を登録しておけばクレジットカード会社へ盗難の連絡をいれることができる。
また両方の端末の応答が認証できない場合はS21とS22の両動作を行う。
最後にS12にて居室へ移動していない場合はS23にて設定変更をせず、認証を継続する。
以上が認証無用エリアから認証必須エリアへ、認証必須エリアから認証無用エリアへ移動した場合の動作である。
これに加えて、認証端末場所設定テーブル102と携帯端末場所設定テーブル108に場所による認証設定のみでなく、携帯端末106の操作の項目を加えることも可能である。
例えば携帯端末が携帯電話の場合、電源のオン・オフ、着信機能、発信機能、電子決済機能、メール機能などの項目が存在する。
そして図4(a)の場合と同様、場所ごとに異なる設定が決められている。例えば自宅から外出をする場合、「外」という場所名を受信すると、認証端末101と携帯端末106はそれぞれの認証端末場所設定テーブル102と携帯端末場所設定テーブル108を参照し、図4(b)に示すように場所「外」は電源操作と着信機能を使用するには認証は必要ないが、発信機能、電子決済機能、とメール機能を使用するためには認証が必要となる。
すなわち場所によって携帯端末106でどの動作を行うかによって認証の有無を設定することが可能となり、同じ会社内でも居室内と外で操作できる項目を変えたることが可能となる。
また壁やパーティションによりエリアを区切り、各エリアに場所設置装置を設置してセキュリティレベルを設けることにより同じ建物内もしくは部屋内でもエリアによって携帯端末106のどの動作を行えるかを区別することが可能となる。
例えばセキュリティレベルAは電源操作のみ、Bは発信機能まで、Cは電子決済機能まで、と区別すれば携帯端末106において可能な動作をセキュリティレベルを場所設定装置111から認証装置101と携帯端末106へ送信することにより変更することが可能となる。
これらは携帯電話で説明したが、携帯端末がノートパソコンや情報端末である場合には、プログラムの実行やドキュメントデータの閲覧・編集、サーバからのダウンロードなどの機能毎に、図4(b)のように認証必須機能と認証無用機能とを設定してもよい。
また使用者により認証設定を変更することも可能である。例えば図4(c)に示すように使用者Aと使用者の友達Bが居るとする。A宅ではAは認証をせずに携帯端末106を使用することが可能であるが、友達Bは認証を必要とする。
ここで認証端末101と携帯端末106は使用者の家へ帰ってきたのか、別の家に到着したのかを区別するために下記の動作を行う。
例えば使用者A氏とB氏がA氏宅へ移動する。図3のS12においてA氏宅へ移動すると、S13にて送受信機から場所名「A氏宅」が認証端末101と携帯端末106へ送信される。
ここで予め認証端末場所設定テーブル102と携帯端末場所設定テーブル108には使用者情報を登録しておく。
例えば使用者情報を6ビットの電文で表すとする。A氏宅という場所名にはこの6ビットの電文に加えて「家」という場所名を表す電文を付け加えることが可能である。
この場所名を受信した認証端末101と携帯端末106は場所名の上6桁が使用者情報と一致することによりその家の住民A氏が帰宅したことと、住民ではないものB氏がきたことを見分けることができる。
すなわちその家に住民だけが認証をせずに携帯端末106を利用することが可能となる。自宅では盗難や置き忘れの心配がなく、また常に認証端末101と携帯端末106を一緒に持ち歩きたくない。ところが他人の家に居る場合は、認証端末101と携帯端末106を一緒に持ち歩き、盗難の心配はなくとも置き忘れの心配があるため認証を必要とする。
また電車の自動改札や車の扉に人体検知手段116を設置することも可能である。あるいは自家用車の室内灯のところに人体検知手段116を設けても良い。この場合には、人体検知手段は、宅内側と宅外側に1台ずつ人感センサーが必要ではなく1台でよい。
図4(d)に示すように自分の自家用車の中では認証無用とし、人体検知手段116を圧力センサであれば、使用者が座席に座って車内に居ると認識されてからはS13移行の動作を進めていく。他人の自家用車や電車であればS23に進める。
ここでS12には「居室」と書いているが、この場所名を「車内」とし、車内用の認証設定を行う。ここでは認証を行わなくても携帯端末106の利用を可能とする設定である。
以上のように、本実施の形態においては携帯端末と前記携帯端末の使用者を認証する認証端末とで無線通信を行う携帯端末認証システムにおいて、前記認証端末が前記携帯端末と認証が取れている場合のみ前記携帯端末の利用を許可する認証必須エリアと前記認証端末と前記携帯端末と前記携帯端末の認証が取れていなくても前記携帯端末の利用を可能とした認証無用エリアがある。
そして前記携帯端末認証システムは前記携帯端末と前記認証端末の所在エリアを認識しそのエリアに適した前記携帯端末と前記認証端末の認証設定を行うことにより、使用者が携帯端末上で操作を行わずとも使用者が認証を必要とする場所を入退出することによりその場所特有の認証設定を行うまたは解除することができる。
なお、図4の認証設定は一例であり、これに限るものではない。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる携帯端末認証システムは、場所特有の設定に変更することが可能となるので、電車、自動車などの乗り物の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における携帯端末認証システムの構成図 本発明の実施の形態1における認証無用状態からの携帯端末認証システムの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における認証必須状態からの携帯端末認証システムの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における場所設定テーブルの構成図 従来の携帯端末認証システムの構成図
符号の説明
101 認証端末
106 携帯端末
111 場所設定装置
114 場所名称保持手段
112 送受信機
116 人体検知手段

Claims (2)

  1. 使用者が用いる携帯端末と前記携帯端末との間で認証を行う認証端末と、前記携帯端末及び前記認証端末との間で無線通信を行う場所設定装置とを備え、前記認証端末が前記携帯端末との認証が取れている場合のみ前記携帯端末の利用を許可する認証必須エリアと、前記認証端末前記携帯端末との認証が取れていなくても前記携帯端末の利用可能とした認証無用エリアとがあり、前記認証必須エリアと前記認証無用エリアのそれぞれに適した前記携帯端末と前記認証端末の認証設定を行う携帯端末認証システムにおいて、
    前記場所設定装置は、使用者が前記認証無用エリアから前記認証必須エリアへ移動する場合にその移動を検知する人体検知手段を備え、
    前記場所設定装置は、前記人体検知手段により前記移動を検知すると前記携帯端末と前記認証端末へ前記認証設定をかける指示を送信し、
    前記指示を受信した前記携帯端末と前記認証端末は、前記携帯端末と前記認証端末との認証が取れないと前記携帯端末を利用不可とするとともに、前記指示を受信した前記携帯端末と前記認証端末は前記指示の応答を送信し、
    前記場所設定装置が前記携帯端末と前記認証端末の片方のみから応答を受信した場合には、前記携帯端末、前記認証端末、または前記場所設定装置のうち少なくとも1つから報知することとした携帯端末認証システム。
  2. 前記場所設定装置は、設置場所を予め記憶する場所名称保持手段を備え、前記設置場所を前記携帯端末または/および前記認証端末に送信して、複数の場所毎に前記認証設定を可能とする請求項1記載の携帯認証システム。
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