以下、本発明の実施の形態につき、図面に基づいて説明する。
(メダル遊技機の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機の全体を示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機の一部を示す側面図である。図1および図2において、符号1で示すメダル遊技機は、本体2およびゲーム実施機構3,3,…によって大略構成されている。
(本体2の構成)
本体2は、図1に示すように、基台部2Aおよび本体部2Bを有している。基台部2Aと本体部2Bとの間には、金属製のメダルMを蓄積可能な遊技面3Aを有する遊技台300が配設されている。遊技台300には、周方向に並列する6つのフィールド部3a,3a,…が設けられている。各フィールド部3a,3a,…上には、前後方向(メダル投入側面および反メダル投入側面)に開口する第1貫通窓100A(図2に示す)と、この第1貫通窓100Aの両側方に位置する2つの第2貫通窓(図示せず)と、これら各第2貫通窓の上方で遊技面3A上にメダルMを供給するためのメダル供給口100B,100Cとを有し、メダル投入側と反メダル投入側とを画成するような仕切部材100が立設されている。フィールド部3a,3a,…の前端部には、メダルMを払い戻すためのメダル払戻孔3B(図7に示す)がそれぞれ設けられている。フィールド部3a,3a,…の両側部には、メダルMを回収するためのメダル回収孔3C,3D(図7に示す)がそれぞれ設けられている。
基台部2Aは、図2に示すように、略円環状の基部材4と、基部材4に対向する底面板5と、この底面板5と基部材4との間に周方向に所定の間隔をもって並列する6本の脚部材6,6,…と、これら脚部材6,6,…のうち互いに隣り合う2つの脚部材6,6間に嵌め込まれた蓋部材7,7,…とを有し、全体が例えば鋼板等の金属材料からなる略六角形箱によって形成されている。そして、メダル遊技機1の座部材として機能し、本体部2Bおよびゲーム実施機構3,3,…を保持するように構成されている。基台部2Aには、メダル払戻孔3B(図7に示す)に連通し、遊技者にメダルMを払い戻す(払い出す)ためのメダル払戻口(受皿)8が外部に露呈して配設されている。基台部2Aの上方端面縁部には、周方向に所定の間隔をもって並列する6本の支柱9,9,…が立設されている。基台部2A内には、メダル回収孔3C,3Dに回収シュート101を介してメダル(図示せず)を回収するメダル回収箱102が配設されている。
一方、本体部2Bは、図2に示すように、6本の支柱9,9,…のうち互いに隣り合う2つの支柱9,9間にそれぞれ嵌め込まれたアクリル製の透明板10,10,…と、これら透明板10,10,…の上方端部に配設された貫通孔11A付きの金属製の天井板11(図1に示す)とを有し、全体が略六角形箱によって形成されている。本体部2B内には、フィールド部3a,3a,…に対応し、周方向にアクリル製の透明板(図示せず)によって6分割されたフィールド空間2b,2b,…(図1に示す)が形成されている。本体部2Bには、各フィールド空間2b,2b,…(遊技面3A)にメダルMを投入可能なメダルシュート12A,12A,…を有する6対のメダル投入装置12,12,…(後述)が配設されている。各対のメダル投入装置12,12,…のメダルシュート12A,12A,…は、水平面および鉛直面内において所定の角度範囲内で回動し得るように構成されている。
(ゲーム実施機構3,3,…の構成)
図3は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のメダル供給装置を説明するために示す正面図である。図4は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のメダル供給装置を説明するために示す平面図である。図5は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のメダル供給装置の固定箱開閉機構を説明するために示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機の回転反射体の回転駆動機構を説明するために示す斜視図である。図7は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のゲーム実行部を説明するために示す平面図である。図8は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のホルダ駆動機構およびホルダ進退位置検出装置を説明するために示す断面図であり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。図9は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のメダル通過規制部材の回転駆動機構を説明するために示す平面図である。図10は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のメダル通過規制部材の回転駆動機構を説明するために示す断面図である。図11は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機の制御回路を説明するために示すブロック図である。図12は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機へのメダル投入について説明するために示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
ゲーム実施機構3,3,…は各フィールド空間2b,2b,…にそれぞれ配置されている。ゲーム実施機構3,3,…は、図1に示すように、各フィールド空間2b,2b,…の遊技面3AにメダルMを供給するためのメダル供給部20と、メダルゲームを実行するためのゲーム実行部(ステーション)50と、各フィールド空間2b,2b,…のメダルMを回収するためのメダル回収部80,80,…と、メダル供給部20、ゲーム実行部50、およびメダル回収部80,80,…を駆動制御するコントロール部90(図11に示す)とから構成されている。
(メダル供給部20の構成)
メダル供給部20は、図1に示すように、メダル回収箱102内のメダルMを汲み上げるための回転汲上円盤(図示せず)付きのホッパ21,21,…と、コントロール部90によって駆動する第1メダル供給装置22、第2メダル供給装置(図示せず)と、各ゲーム実行部50のメダル供給樋30,30,…を変更するメダル供給路変更装置25とを備え、本体2の装置収納部200に配設されている。
ホッパ21,21,…は同一に構成されているため、一のホッパ21の構成についてのみ説明すると、ホッパ21は、図1に示すように、第1汲上樋26および第2汲上樋27に連通し、本体2内に配設されている。そして、回転汲上円盤の回転によって第1汲上樋26および第2汲上樋27にメダルMを押し込むように構成されている。第1汲上樋26は、仕切部材100のメダル供給口100B,100Cに誘導パイプ(図示せず)を介して連通し、脚部材6および本体部2B内に配設されている。第2汲上樋27は脚部材6および支柱9内に埋設されている。
第1メダル供給装置22は、図3および図4に示すように、メダル収容固定箱28および固定箱開閉機構29を有し、天井板11上の装置収納箱200A内に配設されている。メダル収容固定箱28は、図3に示すように、メダルMが滑落可能な凸状の底面台28Aおよび底面台28Aに対して昇降する有頭箱(半球)状の蓋体28Bからなり、遊技面3A(図1に示す)の上方に保持されている。そして、コントロール部90の指令による固定箱開閉機構29の駆動によって開閉するように構成されている。これにより、メダル収容固定箱28が閉鎖されると、その内部にメダルMを収容可能な状態となる。一方、メダル収容固定箱28が開放されると、その内部に収容されたメダルMが落下する。
底面台28Aは、図3に示すように、截頭円錐形状の第1底面部28aおよび第1底面部28aに連接する円錐形状の第2底面部28bによって形成されている。底面台28Aの下方には、図1に示すように、仕切部材100の反メダル投入側に位置する略漏斗状のメダル受板31が配設されている。メダル受板31は、平面略台形状の6枚の受板エレメント31A,31A,…を周方向に組み合わせてなり、全体が金属材料によって形成されている。そして、メダル収容固定箱28から落下するメダルMを受けて落下させるように構成されている。
蓋体28Bは、図3に示すように、メダル収容固定箱28の閉状態においてメダルMを収容(貯留)可能な内部空間28cを有し、この内部空間28cに貯留するメダルMをメダル収容固定箱28の開放によって落下させる箱体からなり、固定箱開閉機構29にメダル誘導用の円筒32を介して連結されている。そして、全体がアクリル製の透明部材によって形成されている。円筒32は、第2汲上樋27(図1に示す)に誘導パイプ33を介して連通し、天井板11に軸受70を介して昇降自在に挿通されている。誘導パイプ33のメダル供給側には、第2汲上樋27からのメダルMを円筒32に向かって送り出すと同時にパルス信号を出力するメダルカウンタ34が配設されている。
固定箱開閉機構29は、図3〜5に示すように、蓋体28Bを昇降するための駆動モータ29Aと、この駆動モータ29Aの駆動によって回転するクランクアーム29Bと、このクランクアーム29Bの回転によって揺動(進退)する伝達リンク29Cと、この伝達リンク29Cの進退によって回動する保持リンク29Dとを有し、天井板11に第1ブラケット35および第2ブラケット36を介して保持されている。そして、駆動モータ29Aの駆動によるクランクアーム29Bの回転によって伝達リンク29Cを進退させ、これに伴い保持リンク29Dを回動させて円筒32を介して蓋体28Bを昇降するように構成されている。これにより、蓋体28Bが上昇すると、メダル収容固定箱28が開放され、蓋体28Bが下降すると、メダル収容固定箱28が閉塞される。
駆動モータ29Aは、メダル投入側に突出するモータ軸29aを有し、第1ブラケット35に取り付けられている。クランクアーム29Bは、長孔からなるピン挿通孔29bを有し、モータ軸29aに取り付けられている。伝達リンク29Cは、ピン挿通孔29bを挿通するピン29cを有し、クランクアーム29Bに揺動自在に連結されている。保持リンク29Dは、円筒32を保持する二股リンクからなり、伝達リンク29Cに連結ピン37を介して揺動自在に連結され、かつ第2ブラケット36に枢支ピン38を介して枢支されている。保持リンク29Dの回動方向2位置は、センサ39,40によって検出される。
メダル供給路変更装置25は、図1に示すように、共通筒43(図1に示す)および駆動機構(図示せず)を有し、仕切部材100の反メダル投入側に配設されている。共通筒43は、メダル受板31の下方に回転自在に配設されている、そして、メダル受板31に常時連通し、メダルMを貯留するように構成されている。また、コントロール部90(図11に示す)の指令による駆動機構の駆動によって回転するように構成されている。これにより、各フィールド部3aのメダル供給口100B,100Cにメダル供給樋30(誘導樋44〜46)を介して選択的に連通する。
(ゲーム実行部50の構成)
ゲーム実行部50は、図1に示すように、往復台からなるホルダ51と、移動によってメダル通過口52A,53A(図7に示す)におけるメダルMの通過を規制するチャッカーであるメダル通過規制部材52,53と、画像を表示するディスプレイ54,55と、ディスコミュージック等の楽曲を流すジュークボックス(図示せず)と、フィールド空間2bを装飾照明するための回転反射体56とを備えている。
ホルダ51は、図10に示すように、遊技面3A上に滑車57を介して転動自在に配設され、かつ第1貫通窓100A(図2に示す)を挿通して仕切部材100の反メダル投入側(フィールド部3aの後方端部)に出没可能に収容されている。そして、ホルダ駆動機構58(図7に示す)によって仕切部材100のメダル投入側(フィールド部3aの前方端部)と反メダル投入側との間をガイド51A,51B(図7に示す)に沿って進退し、遊技面3A上のメダルMをメダル投入側に押し出すように構成されている。ホルダ51の後方端部(仕切部材100の反メダル投入側)には、左右方向に延在する長孔51A(図7および図8に示す)が設けられている。
ホルダ駆動機構58は、図8(a)および(b)に示すように、ホルダ51をフィールド部3aの前後方向に進退させるための駆動モータ58Aと、この駆動モータ58Aの駆動によって回転するクランクアーム58Bとを有し、ホルダ51の下方に配設されている。そして、駆動モータ58Aの駆動によるクランクアーム58Bの回転によってホルダ51をフィールド部3aの前後方向に進退させるように構成されている。これにより、ホルダ51がメダル投入側に進行すると、メダル通過規制部材52,53が仕切部材100のメダル投入側に露出し、一方ホルダ51が反メダル投入側に退避すると、メダル通過規制部材52,53が仕切部材100の反メダル投入側に埋没する。駆動モータ58A(モータ軸58a)の1回転によってホルダ51がメダル投入位置側と反メダル投入位置側との間を1往復する。なお、駆動モータ58Aとしてステッピングモータや正逆転モータを用いても良く、そのことによってホルダ51の往復速度を可変させたり、遊技者にとってメダルMの投入が容易となる位置(例えば、遊技者側に最も突出した位置)で一時的に停止させるといったように制御しても良い。
駆動モータ58Aは、上方に突出するモータ軸58aを有し、遊技台300(図1に示す)に取り付けられている。クランクアーム58Bは、長孔51Aに挿通するピン58bを有し、ホルダ51の下方に配設され、かつモータ軸58aに連結されている。
一方のメダル通過規制部材52は、図7および図9に示すように、ホルダ51上の左右方向における一方向側に回転自在に保持されている。メダル通過規制部材52には、放射方向に延在する複数(12個)のメダル通過口(チャッカー)52A,52A,…が設けられている。メダル通過規制部材52の下方端面における回転中心部には、回転駆動機構59に連結する従動側歯車52Bが配設されている。他方のメダル通過規制部材53は、図7および図9に示すように、メダル通過規制部材52の側方に配設され、かつホルダ51上の左右方向における他方側側部に回転自在に保持されている。メダル通過規制部材53には、放射方向に延在する複数(12個)のメダル通過口(チャッカ−)53A,53A,…が設けられている。メダル通過規制部材53の下方端面における回転中心部には、回転駆動機構59に連結する従動側歯車53Bが配設されている。メダル通過規制部材52,53は、回転駆動機構59によって遊技面3A内で回転するように構成されている。
回転駆動機構59は、図9に示すように、メダル通過規制部材52,53を回転させるための駆動モータ60と、この駆動モータ60の駆動によって回転する駆動側歯車61と、この駆動側歯車61の駆動によって回転する共通歯車62と、この共通歯車62の回転によって回転する伝達歯車63、伝達歯車列64とを有し、ホルダ51の下方に配設されている。そして、コントロール部90(図11に示す)によって駆動制御されるように構成されている。これにより、メダル通過規制部材52,53の回転速度を所定の速度に制御したり、調整(変更)したりすることが可能となる。また、メダル通過規制部材52,53を正転、逆転させたり、断続的に回転させたりすることが可能となる。なお、駆動モータ60にステッピングモータや正逆転モータを用いて上記した正転、逆転、断続的回転、あるいは一時停止させるといった制御を行うようにしても良い。
駆動モータ60は、図10に示すように、下方に突出するモータ軸60Aを有し、ホルダ51内に配設されている。駆動側歯車61は、共通歯車62(大歯車62A)に噛合し、モータ軸60Aに固着されている。共通歯車62は、ホルダ51内に保持され、駆動側歯車61に噛合する大歯車62Aおよび伝達歯車63に噛合する小歯車62Bからなる段付き歯車によって形成されている。伝達歯車63は、共通歯車62の小歯車62Bおよび従動側歯車52Bに噛合し、ホルダ51内に保持されている。伝達歯車列64は、図9に示すように、2つの伝達歯車64A,64Bからなり、ホルダ51内に保持されている。伝達歯車64Aは、共通歯車62の大歯車62Aに噛合する大歯車64aおよび伝達歯車64Bに噛合する小歯車64bからなる段付き歯車によって形成されている。伝達歯車64Bは、伝達歯車64Aの小歯車64bおよび従動側歯車53Bに噛合し、伝達歯車63に並設されている。
一方のディスプレイ54は、図1に示すように、ビデオ表示領域又はリール表示領域となる表示画面を有する液晶表示装置からなり、ホルダ51の上方に配設され、かつ仕切部材100に保持されている。他方のディスプレイ55は、図1に示すように、ビデオ表示領域となる表示画面を有する液晶表示装置からなり、ディスプレイ54の上方に配設され、かつ仕切部材100に保持されている。ディスプレイ54,55はコントロール部90(図11に示す)によって表示制御される。
回転反射体56は、図3に示すように、蓋体28Bの形状に適合し、かつ複数の反射鏡を組み合わせてなる半球状の中空回転反射体からなり、底面台28Aの下方端部に取り付けられている。そして、複数の照明装置(図示せず)から照明光を受け、回転駆動機構66(図3および図4、図6に示す)によって回転するように構成されている。
回転駆動機構66は、図3、図4、および図6に示すように、回転反射体56を回転駆動するための駆動モータ66Aと、この駆動モータ66Aの駆動によって回転する駆動側プーリ66Bと、この駆動側プーリ66Bに対応する従動側プーリ66Cと、この従動側プーリ66Cに駆動側プーリ66Bからの回転力を伝達する伝達ベルト66Dとを有し、天井板11に第3ブラケット67を介して保持されている。
駆動モータ66Aは、上方に突出するモータ軸66aを有し、第3ブラケット67に取り付けられている。駆動側プーリ66Bはモータ軸66aに取り付けられている。従動側プーリ66Cは、駆動側プーリ66Bに並列し、底面台28Aに回転シャフト68を介して連結されている。伝達ベルト66Dは、ゴム製の無端ベルトからなり、駆動側プーリ66Bと従動側プーリ66Cとに掛け渡されている。回転シャフト68は、第3ブラケット67に軸受69を介して回転自在に挿通されている。
(メダル回収部80の構成)
メダル回収部80は、図1および図2に示すように、ホッパ21の近傍に位置するメダル回収箱102を備えている。メダル回収箱102は、基台部2A内に配設され、メダル通過規制部材52のメダル通過口52A,52A,…およびメダル通過規制部材53のメダル通過口53A,53A,…を通過したメダルMおよびメダル回収孔3C,3D(図7に示す)から落下したメダルMを回収するように構成されている。
(コントロール部90の構成)
コントロール部90は、図11に示すように、メダル供給部20、ゲーム実行部50、およびメダル回収部80を駆動制御するコントローラ91と、各種データ等を格納するメモリ92とを備え、基台部2A(図1および図2に示す)内に配設されている。
コントローラ91は、タイマー(図示せず)を内蔵する制御ユニットからなり、メダル通過検出装置93およびホルダ進退位置検出装置400、メダル投入検出装置500に接続され、メダル投入装置12,12,…のメダル投入口124(図12に示す)内に投入されたメダルMの投入枚数に対するメダル通過口52A,52A,…又はメダル通過口53A,53A…におけるメダルMの通過枚数の割合を示すメダル通過率(チャッカー入賞率:通常遊技の熟練者は高く、その未熟練者は低い。)αに基づいてメダル通過規制部材52,53の動作(回転動作および進退動作のうち少なくとも一方の動作)速度を制御するように構成されている。メタル通過規制部材52,53の動作速度は、予め設定された設定メダル通過率βとメダル通過率αとを比較判定し、この判定結果に基づいて決定される。この場合、メダル通過率αが設定メダル通過率βより大きい(α>β)と、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より速い速度に設定される。これにより、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より速くなり、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し難くなる。一方、メダル通過率αが設定メダル通過率βより小さい(α≦β)と、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より遅い速度に設定される。これにより、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より遅くなり、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し易くなる。
なお、本実施の形態においては、メダル通過規制部材52,53の進退動作制御は、ホルダ51の進退動作を制御することにより行われるが、メダル通過規制部材52,53とホルダ51は独立した駆動モータ60、58Aによって駆動されるので、連動する構成に限定されず、それぞれが独立して動作するようにしても良い。
また、コントローラ91は、ホルダ進退位置検出装置400による検出結果に基づいてメダル通過規制部材52,53の進退動作時間を算出し、この算出結果に基づいてメダル通過規制部材52,53の進退動作を所定の進退位置で停止するように構成されている。
例えば、ホルダ駆動機構58(駆動モータ58A)の駆動によってメダル投入位置から最も離間する収容位置にホルダ51が退避し、この位置(切欠部401A)をホルダ進退位置検出装置400(光センサ402)が検出したとする。また、この検出から次の検出までに4秒掛かったとする。この場合、コントローラ91は、内蔵するタイマーを参照して光センサ402が切欠部401Aを検出してから約2秒後に駆動モータ58Aの回転動作を停止すれば、メダル投入位置に最も接近する位置でホルダ51の進退動作が停止する。これにより、遊技者に最も接近する位置でメダル通過規制部材52,53の進退動作を停止できるため、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し易くなる。
ここで、メダル通過規制部材52,53の回転動作を停止してもよい。これにより、遊技者に最も接近する位置でメダル通過規制部材52,53がその進退、回転動作が停止するため、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを一層投入し易くなる。
また、光センサ402が切欠部401Aを検出してから約1秒後又は約3秒後に駆動モータ58Aの回転動作を停止すれば、メダル投入位置と反メダル投入位置との中間位置でホルダ51の進退動作が停止される。
なお、メダル通過規制部材52,53の動作停止時間は、メダル通過率αと設定メダル通過率βとの差に応じて決定される。この場合、メダル通過率αと設定メダル通過率βとの差が大きい程、メダル通過規制部材52,53の動作停止時間が長い時間に設定される。一方、メダル通過率αと設定メダル通過率βとの差が小さい程、その動作停止時間が短い時間に設定される。
また、コントローラ91によるホルダ進退動作時間の計測は毎回実行する。
本実施の形態では、後述する光センサで前回計測(保存)されたホルダ進退動作時間(推測動作時間)をRAM92Bに格納し、この推測動作時間と新規に計測されたホルダ進退動作時間との平均時間をホルダ51の往復動作毎に毎回算出し、新規の推測動作時間としてRAM92Bに記録更新しており、この新規の推測動作時間に基づいてホルダ51の停止位置を制御する。
メダル通過検出装置93は、メダル通過規制部材52のメダル通過口52A,…およびメダル通過規制部材53のメダル通過口53A,53A,…を通過したメダルMを検出し、この検出信号をコントローラ91に出力するように構成されている。
ホルダ進退位置検出装置400は、図8(a)および(b)に示すように、検出対象としての切欠部401Aを有する円板401と、切欠部401Aを検出する光センサ(位置検出センサ)402とを備え、駆動モータ58Aとクランクアーム58Bとの間に配設されている。そして、光センサ402による切欠部401Aの検出によって駆動モータ58A(モータ軸58a)の回転位置を検出し、この検出結果に基づいてホルダ51の進退位置を検出するように構成されている。この検出信号がコントローラ91に出力される。この光センサ402は、切欠部401Aの第1の検出から第2の検出にかけての検出周期がホルダ51の一往復周期と一致するように形成されている。
メダル投入検出装置500は、図12(a)および(c)に示すように、レバー501およびスイッチセンサ502を備え、メダルカウンタ取付部121に取付ブラケット503を介して配設されている。そして、メダル投入口124に投入されたメダルMを検出するように構成されている。
レバー501は、メダル通路120内に臨むローラ504を有し、取付ブラケット503の第2ブラケット503Bに枢支ピン506を介して回動可能に枢支されている。そして、一方向の回動による押圧によってマイクロスイッチ502をスイッチON状態とし、他方向の回動による押圧解除によってマイクロスイッチ502をスイッチOFF状態とするように構成されている。レバー501には、ローラ504によって復帰習性が付与されている。ローラ504は、レバー501の反スイッチ側端部に枢支ピン505を介して回転可能に保持されている。そして、メダル通路120内を転動するメダルMから押圧力を受けて回転するとともに、レバー501には回動力として伝達するように構成されている。
マイクロスイッチ502は、第2ブラケット503Bに取り付けられている。そして、スイッチONによるメダルMの検出によって検出信号をコントローラ91に出力するように構成されている。
取付ブラケット503は、第1ブラケット503Aおよび第2ブラケット503Bを有している。第1ブラケット503Aはメダルシュート12Aに固定されている。第2ブラケット503Bは第1ブラケット503Aに移動(調整)自在に取り付けられている。これにより、メダルMのサイズ(外径)に応じて第1ブラケット503Aに対する第2ブラケット503Bの取付位置が調整される。
一方、メモリ92は、コントローラ91が実行する抽選プログラム等の各種プログラムや各種データベースを格納するROM92Aと、コントローラ91が実行するプログラムで用いる各種データを一時的に格納するRAM92Bとを有し、コントローラ91に接続されている。
(メダル投入装置12の構成)
メダル投入装置12は、図12(a)から(c)に示すように、メダル通路120を有するメダルシュート12Aと、メダル投入口124を有するメダル投入部12Bとを備え、本体2(図1に示す)に支持部材12Cを介して回動自在に保持されている。
メダルシュート12Aには、前述のメダル投入検出装置500を取り付けるためのメダルカウンタ取付部121が配設されている。メダル通路120は、ステンレス等からなる複数の金属板を組み合わせることにより形成され、メダルMを転動させてフィールド部3aに投入(誘導)するように構成されている。
メダル投入部12Bは、合成樹脂製の膨出形状部122と同じく合成樹脂製の背面部123とをビス(図示せず)によって組み付けてなり、本体2外に配設され、かつメダルシュート12Aに取り付けられている。メダル投入口124は、図12(b)に示すようにメダルMの厚さより大きい開口サイズをもって形成されている。メダル投入口124(膨出形状部)内には、メダル通路120にメダルMを円滑に誘導するように傾斜面125を有する部材が一体に形成されている。なお、傾斜面125を形成する部材は、メダルMの投入や組み立てにおいて支障がなければ、膨出形状部122とは別の材料からなるものであってもよい。
このようなメダル投入装置12において、メダル投入口124からメダルシュート12A内に投入されたメダルMは、メダルシュート12Aのメダル通路120に沿って転動することによりフィールド部3aに投入される。この場合、メダル投入口124の開口サイズが比較的大きい開口サイズであるため、図12(c)に示すように複数のメダルMのメダル投入口124内への連続的な投入を可能にする。このことにより、メダルシュート12Aからフィールド部3aにメダルMが連続的に投入される。
(メダル遊技機1の動作)
遊技者のメダル投入によってメダルMがメダル通過規制部材52のメダル通過口52A,52A,…又はメダル通過規制部材53のメダル通過口53A,53A,…を通過すると、メダル通過検出装置93から検出信号がコントローラ91に出力される。この検出信号を受けたコントローラ91がROM92A内の抽選プログラムを実行する。次に、コントローラ91が抽選用の乱数を生成し、この抽選用の乱数に基づき、それぞれの当選役としての「当たり(大当たり,中当たり,小当たり)」と、この「当たり」の発生確率との対応関係を記述した当選確率テーブルに照らして「当たり」を決定する。この抽選においては、「当たり」が決定せず、「当たり」の外れる「外れ」が決定することもある。そして、コントローラ91がその決定情報に基づいてディスプレイ54に画像表示指令信号を出力する。
また、コントローラ91が「当たり(大当たり,中当たり,小当たり)」を決定すると、その「当たり」に対応する制御信号をメダル供給部20やゲーム実行部50に出力する。
例えば、コントローラ91が「大当たり」を決定すると、コントローラ91から第1メダル供給装置22およびメダル供給路変更装置25に制御信号が出力される。この場合、第1メダル供給装置22がコントローラ91から制御信号を受けると、固定箱開閉機構29の駆動による蓋体28Bの上昇によってメダル収容固定箱28が開放し、これに伴いメダル収容固定箱28内のメダルMがメダル受板31に落下し、このメダル受板31から共通筒43内に収容される。また、メダル供給路変更装置25がコントローラ91から制御信号を受けると、駆動機構(図示せず)の駆動による共通筒43の回転によって所定のステーションにおけるメダル供給樋30(誘導樋44〜46)に連通する。このため、共通筒43内のメダルMが仕切部材100にメダル供給樋30を経てメダル供給口100B,100Cから遊技面3Aに供給される。
また、コントローラ91が「中当たり」を決定すると、コントローラ91から第2メダル供給装置(図示せず)およびホルダ駆動機構58、回転駆動機構59に制御信号が出力される。この場合、第2メダル供給装置がコントローラ91から制御信号を受けると、移動箱開閉機構(図示せず)の駆動によってメダル収容移動箱(図示せず)が開放し、これに伴いメダル収容移動箱内のメダルMが遊技面3A上に供給される。同時に、ホルダ駆動機構58および回転駆動機構59がコントローラ91から制御信号を受けると、ホルダ駆動機構58の駆動によってホルダ51が仕切部材100のメダル投入側に進行し、この進行位置で停止するとともに、回転駆動機構59の停止によってメダル通過規制部材52,53が回転停止する。このため、メダル通過規制部材52のメダル通過口52a,52a,…およびメダル通過規制部材53のメダル通過口53a,53a,…に対して遊技者はメダルMを投入し易くなる。
そして、コントローラ91が「小当たり」を決定すると、コントローラ91から第2メダル供給装置(図示せず)に制御信号が出力される。この場合、第2メダル供給装置がコントローラ91から制御信号を受けると、「中当たり」の場合と同様に移動箱開閉機構(図示せず)の駆動によってメダル収容移動箱(図示せず)が開放し、これに伴いメダル収容移動箱内のメダルMが遊技面3A上に供給される。
なお、遊技者によるメダルMの獲得は、遊技面3A上のメダルMがホルダ51によってメダル払戻孔3Bに押し出された後、このメダル払戻孔3Bから下方に落下してメダル払戻口8に払い戻されることにより達成される。
一方、画像表示指令信号を受けたディスプレイ54は、駆動によってその表示画面を3つのリール表示領域とし、これらリール表示領域に画像を所定の時間にわたり連続して移動させ後に停止画像を表示する。この場合、コントローラ91によって「当たり」が決定していると、その画像表示指令に基づき「当たり」に係る組み合わせの図柄がディスプレイ54の表示画面に表示される。また、コントローラ91によって「外れ」が決定している場合には、その画像表示指令に基づき「当たり」に対応しない組み合わせの図柄がディスプレイ54の表示画面に表示される。これにより、遊技者はディスプレイ54の表示画面を見て、メダルMがメダル通過規制部材52,52,…のメダル通過口52A,52A,…あるいはメダル通過規制部材53,53,のメダル通過口53A,53A,…を通過したことによる抽選結果を知ることができる。
〔メダル遊技機1のアシスト動作〕
図13は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のアシスト機能を説明するために示すフローチャートである。図14は、本発明の実施の形態に係るメダル遊技機のアシスト動作を説明するために示すタイミングチャートである。以下に、メダル遊技機1のアシスト動作について、フローチャートおよびタイミングチャートを参照しつつ説明する。
遊技者が硬貨投入口(図示せず)内に硬貨を投入すると、硬貨投入口内の検出センサから検出信号がコントローラ91に出力され、この検出信号をコントローラ91が受けてメダル遊技機1の遊技が開始される(S1)。この場合、コントローラ91が検出センサから検出信号を受けると、メダル払戻口8内に遊技用のメダルMが払い出される。
遊技者がメダル投入口124内にメダルMを投入する(S2)と、メダルMがメダル投入検出装置500を通過してスイッチセンサ501をスイッチON状態とした後、遊技面3A上に投降される。この場合、メダル投入検出装置500から検出信号がコントローラ91に出力され、この検出信号を受けたコントローラ91が信号数(メダル投入口124内に投入されたメダルMの枚数)を算出する(S3)。
コントローラ91はメダル通過検出装置93からの検出信号(メダル通過)を待つ(S4)。この場合、メダルMが遊技面3A上を転動してメダル通過規制部材52のメダル通過口52A,52A,…又はメダル通過規制部材53のメダル通過口53A,53A,…を通過する(S4:YES)と、チャッカー入賞としてメダル通過検出装置93から検出信号がコントローラ91に出力される(S5)。この検出信号を受けたコントローラ91はチャッカー入賞のカウント数をメダルMの投入枚数で除算してメダルMのチャッカー入賞率を演算する(S6)。また、ステップS4において、メダルMがメダル通過規制部材52のメダル通過口52A,52A,…又はメダル通過規制部材53のメダル通過口53A,53A,…を通過しない(S4:NO)場合にはS2に戻る。
コントローラ91は、算出されたチャッカー入賞率の判定を行う(S7)。ここで、予め設定されてRAM92Bに格納された入賞率との比較に基づいて、算出されたチャッカー入賞率との差が所定範囲にある場合には、アシスト動作を行わないものとする(S8)。また、算出されたチャッカー入賞率が予め設定された入賞率より高い場合には、ホルダ51の往復動作を高速化してゲームの難易度を上げる(S9)。また、算出されたチャッカー入賞率が予め設定された入賞率より低い場合には、図14に示すようにホルダ51の往復動作を低速化してゲームの難易度を下げる(S10)。なお、ゲームの難易度の調整は、上記したホルダ51の往復動作に限定されず、メダル通過規制部材52、53の回転速度について行っても良く、また、図14に示すようにホルダ51とメダル通過規制部材52、53の連動に基づいて行っても良い。
(発明の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)メダル通過規制部材52,53の動作速度がメダル通過率(チャッカー入賞率)αに基づいて決定されるため、遊技者の遊技レベルに応じた速度でメダル通過規制部材52,53を動作させることができる。これにより、遊技者は遊技レベルに応じた技量でメダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入することができ、このため遊技の熟練者にあっては満足感が得られ、一方遊技の未熟練者にあっては感興が削がれてしまうことがなくなり、熟練者および未熟練者が共に遊技を楽しむことができる。
(2)メダル通過規制部材52,53の動作速度が設定メダル通過率βとメダル通過率αとの比較判定結果に基づいて決定される。この場合、メダル通過率αが設定通過率βより大きいと、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より速い速度に設定される。これにより、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より速くなり、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し難くなる。一方、メダル通過率αが設定通過率βより小さいと、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より遅い速度に設定される。これにより、メダル通過規制部材52,53の動作速度が通常の動作速度より遅くなり、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し易くなる。
(3)単一の位置検出センサを用いてメダル通過規制部材52,53の進退動作を所定の進退位置で停止することができるため、制御系が複雑にならず、コストの低廉化を図ることができる。一方、細かく制御をする為にステッピングモータ等を設けても良い。
(4)遊技者に最も接近する位置にメダル通過規制部材52,53が進行し、この位置でその進退速度を停止するため、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し易くなる。
(5)メダル通過規制部材52,53の回転速度を停止するため、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを投入し易くなる。この場合、遊技者に最も接近する位置でメダル通過規制部材52,53の進退速度も停止すると、メダル通過口52A,52A,…およびメダル通過口53A,53A,…にメダルMを一層投入し易くなる。
なお、上記した実施の形態では、個体のフィールド部3bにおけるメダルMの入賞率を算定しているが、すべてのフィールド部3bの入賞率をコントローラ91で監視して個体のフィールド部3bに対するアシスト動作を制御するようにしても良く、この場合には、ホルダ51、メダル通過規制部材52,53の制御パターンを多様化させることができるとともに、メダルMのペイアウト調整を任意に行うことが可能になる。
1…メダル遊技機、2…本体、2A…基台部、2B…本体部、2b…フィールド空間、3ゲーム実施機構、3A…遊技面、3a…フィールド部、3B…メダル払戻孔、3C,3D…メダル回収孔、4…基部材、5…底面板、6…基部材、7…蓋部材、8…メダル払戻口、9…支柱、10…透明板、11…天井板、11A…貫通孔、12…メダル投入装置、12A…メダルシュート、12B…メダル投入部、12C…支持部材、20…メダル供給部、21…ホッパ、22…第1メダル供給装置、25…メダル供給路変更装置、26…第1汲上樋、27…第2汲上樋、28…メダル収容固定箱、28A…底面台、28a…第1底面、29b…第2底面、28B…蓋体、28c…内部空間、29…固定箱開閉機構、29A…駆動モータ、29a…モータ軸、29B…クランクアーム、29b…ピン挿通孔、29C…伝達リンク、29D…保持リンク、29c…ピン、30…メダル供給樋、31…メダル受板、31A…受板エレメント、32…円筒、33…誘導パイプ、34…メダルカウンタ、35…第1ブラケット、36…第2ブラケット、37…連結ピン、38…枢支ピン、39,40…センサ、43…共通箱、44〜46…誘導樋、50…ゲーム実行部、51…ホルダ、51A…長孔、52…メダル通過規制部材、52A…メダル通過口、52B…従動側歯車、53…メダル通過規制部材、53A…メダル通過口、53B…従動側歯車、54,55…ディスプレイ、56…回転反射体、57…滑車、58…ホルダ駆動機構、58A…駆動モータ、58a…モータ軸、58B…クランクアーム、58b…ピン、59…回転駆動機構、60…駆動モータ、60A…モータ軸、61駆動側歯車、62…共通歯車、63…伝達歯車、64…伝達歯車列、64A,64B…伝達歯車、65…照明装置、66…回転駆動機構、66A…駆動モータ、66a…モータ軸、66B…駆動側プーリ、66C…従動側プーリ、66D…伝達ベルト、67…第3ブラケット、68…回転シャフト、69,70…軸受、80…メダル回収部、90…コントロール部、91…コントローラ、92…メモリ、92A…ROM、92B…RAM、93…メダル通過検出装置、100…仕切部材、100A…第1貫通窓、100B,100C…メダル供給口、101…回収シュート、102…メダル回収箱、120…メダル通路、121…メダルカウンタ取付部、122…膨出形状部、123…背面部、124…メダル投入口、125…傾斜面、M…メダル、300…遊技台、400…ホルダ進退位置検出装置、401…円板、401A…切欠部、402…光センサ、402A…発光素子、402B…受光素子、500…メダル投入検出装置、501…レバー、502…スイッチセンサ、503…取付ブラケット、503A…第1ブラケット、503B…第2ブラケット、504…ローラ、505…枢支ピン、506…枢支ピン