JP4699670B2 - ハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリで使用するためのフルフェース車両ホイール - Google Patents

ハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリで使用するためのフルフェース車両ホイール Download PDF

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Description

【0001】
(発明の背景)
本発明は一般に車両ホイールに関し、詳細には(vehicle wheel)、ハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ(high offset dual vehicle assembly)で使用するように適合されたハイオフセットフルフェース車両ホイール(high offset full face vehicle wheel)の構造の改善に関する。
【0002】
従来の車両デュアルホイールアセンブリは、1対のタイヤを平行の関係で支持するために関連する車両のリアアクスルフランジに固定された1対の車両ホイールを備えている。基本的には、小型車、中型車、または大型車には主として4つのタイプの車両後部用デュアルホイール、すなわち「組み立てられた」デュアルホイール、「鍛造」デュアルホイール、鍛造アルミニウムデュアルホイール、および「コンビネーション」デュアルホイールがある。
【0003】
従来の作製済みデュアルホイールは、デュアルホイールを形成するように共に結合された内部ホイールと外部ホイールとを備えている。関連する内部および外部ホイールのそれぞれはツーピース構造であり、内部ホイールディスクと外部ホイールリムとを備えている。このホイールディスクは鋼から製造され、中央に設けられたホイール取付け面を有している。このホイール取付け面(wheel mounting surface)にはセンターパイロット穴またはハブ穴、およびホイールを車両のアクスルに取り付けるための複数のラグ受取り穴が設けられている。ホイールリムは鋼から製造され、内側タイヤビードシート保持フランジ、内側タイヤビードシート、軸方向に延在するウェル、外側タイヤビードシート、および外側タイヤビードシート保持フランジを有している。ホイールディスクおよびホイールリムは、溶接操作中は2つの方法のうちの1つで共に結合される。このホイールディスクはビードシート領域のホイールリムに結合されて「ビードシートが取り付けられた」ホイールを構成するか、またはこのホイールディスクはウェル領域のホイールリムに溶接されて「ドロップウェルが付けられた」ホイールを構成しているかのいずれかである。次に、内部ホイールおよび外部ホイールには、互いに近接するディスクとラグボルトがその穴を通って内部および外部ホイールをアクスルに固定できるようにそれぞれが直線状に並んだラグ穴とが配設される。
【0004】
フルフェース車両ホイールはワンピースホイールディスク構造を有しているという点で、他のタイプの車両ホイールとは異なったものである。特に、このフルフェースホイールは「フルフェース」ホイールディスクと「部分的」ホイールリムとを備えている。このフルフェースホイールディスクは鋼、アルミニウム、または他の合金から鋳造、鍛造または組み立てることができる。このフルフェースホイールディスクは、内部環状ホイール取付け部分と車両ホイールの外側タイヤビードシート保持フランジの少なくとも1つの部分を画定する外部環状部分とを有している。フルフェースホイールディスクのホイール取付け部分は内側取付け面を画定し、かつセンターパイロット穴またはハブ穴とそこを介して形成された、車両ホイールを車両のアクスルに取付けるための複数のラグ受取り穴とを含む。この部分的リムは鋼、アルミニウム、または他の合金から製造することができ、内側タイヤビードシート保持フランジと、内側タイヤビードシートと、軸方向に延在するウェルと、外側タイヤビードシートとを含んでいる。いくつかの例では、このホイールリムの外側タイヤビードシートおよびディスクの外側環状部分は協働してフルフェースホイールの外側タイヤビードシート保持フランジを形成する。両タイプの構造において、ホイールリムの外側タイヤビードシートはホイールディスクの外側環状部分に近接して位置決めされ、ホイールリムとホイールディスクとを共に固定するために車両ホイールアセンブリのタイヤ側に溶接が行われている。
【0005】
(発明の概要)
単一のホイール用途に通常用いられるフルフェース車両ホイールは、「ローオフセット」設計である。ここで用いられている「ローオフセット」という用語は、フルフェースホイールディスクのホイール取付けフランジがホイールリムの中心部から軸方向に離れて設けられた距離を意味する。出願人らは、「ハイオフセット」の車両デュアルホイール用途にフルフェース車両ホイールを用いると、ハイオフセットの車両デュアルホイール用途にフルフェース車両ホイールの対を用いた場合に発生するハイオフセット負荷により、疲労負荷についての、顧客の仕様に関して特定の問題があることを発見した。
【0006】
本発明はハイオフセットの車両デュアルホイールアセンブリ用に適合された1対のフルフェース車両ホイールの構造の改善に関する。フルフェース車両ホイールのそれぞれは、軸を画定しかつホイールリムとフルフェースホイールディスクとを備えている。このホイールリムは外側タイヤビードシート保持フランジと、外側タイヤビードシートと、概ね軸方向に延在するウェルと、内側タイヤビードシートとを備えている。このホイールディスクは中心に設けられたホイール取付けフランジを有するボディと外側環状部分とを備えている。このホイールディスクの外側環状部分は、フルフェース車両ホイールの内側タイヤビードシート保持フランジを画定している。このホイールディスクのホイール取付けフランジは、内側タイヤビードシート保持フランジによって画定された面の完全に外側に位置する。内側タイヤビードシートには放射状に内側に曲がったフランジ(radially in−turned flange)が設けられている。この内側に曲がったフランジは、概ね放射状に内側に傾斜する表面と、概ね放射状に延在する表面と、軸方向に延在する表面とを有している。この内側に曲がったフランジの放射状に延在する表面がホイールディスクの内側タイヤビードシート保持フランジの近接する内部表面に対して位置決めされると、内側に曲がったフランジの内側に傾斜した表面と内側タイヤビードシート保持フランジの内部表面との間に凹部が形成され、内側に曲がったフランジの軸方向に延在する表面と内側タイヤビードシート保持フランジの内部表面との間に溶接領域が形成される。この凹部は第1の溶接を受ける軸方向に延在する溝を画定し、溶接領域は第2の溶接を受ける領域を画定している。この第1および第2の溶接は協働してホイールリムとホイールディスクとを共に結合し、フルフェース車両ホイールを形成する。この結果、従来の(すなわち、フルフェースではない)車両デュアルホイールアセンブリに比してスタイリング性に富んだ「付加価値のある」車両デュアルホイールアセンブリが提供される。
【0007】
本発明の他の利点は、添付図面を参照すれば以下の好ましい実施形態の詳細な説明から当業者には明らかとなろう。
【0008】
(好ましい実施形態の説明)
ここで図面を参照すると、図1には一様に10で示されたハイオフセットフルフェース車両デュアルホイールアセンブリの構造の改善が示されており、本発明の1対の個々のフルフェース車両ホイール20および20’とを備えている。本発明のハイオフセットフルフェース車両ホイルアセンブリ10は、長手方向の車両デュアルホイルアセンブリ軸Xを画定し、1対のタイヤ(図示せず)を支持するように適合されている。図示の実施形態では、フルフェース車両ホイール20および20’は本質的には互いに鏡像となっている。選択的には、フルフェース車両ホイール20および20’は、所望される場合には互いに異なっていてよい。また、考察のために、フルフェース車両デュアルホイールアセンブリ10は車両の後部左デュアルホイールアセンブリとして示され、フルフェース車両ホイール20は外部車両ホイールを画定し、フルフェース車両ホイール20’は車両デュアルホイールアセンブリ10の内部車両ホイールを画定している。本発明の車両デュアルホイールアセンブリ10は、好適には小型車、中型車または大型車であるが、望むなら市販車にも使用可能である。
【0009】
外部フルフェース車両ホイール20は長手方向の車両デュアルホイール軸Xに対して垂直な横方向のホイール中心軸Yを画定している。この外部フルフェース車両ホイール20は、概ね環状のリム30と概ね環状のフルフェースホイールディスク42とを備えている。このリム30は加工されたホイールリムであり、好適には鋼から製造される。しかし、このリム30は、例えばアルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このリム30は外側タイヤビードシート保持フランジ32と、外側タイヤビードシート34と、概ね軸方向に延在するウェル36と、内側タイヤビードシート38とを備えている。
【0010】
図2に最もよく示されているように、ホイールリム30の内側タイヤビードシート38の端部には、放射状に内側に曲がったフランジ(radially in−turned flange)40が設けられている。この内側に曲がったフランジ40は放射状に内側に傾斜した表面40Aと、放射状に延在する表面40Bと、軸方向に延在する表面40Cとを備えている。好適には、表面40A,40B,および40Cは成形表面であり、最終的なフルフェースホイールを正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面40A,40B,および40Cの1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。
【0011】
ホイールディスク42は鍛造、鋳造または組み立てられたされたディスクであり、好適には鋼から製造される。しかし、このホイールディスク42は、例えば、アルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このホイールディスク40は、外部環状部分44と概ね中心に設けられたホイールディスク取付けフランジ50とを備えている。このホイールディスク42の外側環状部分44は、車両ホイール20の内側タイヤビードシート保持フランジ46を画定し、概ね放射状に延在する内部表面46Aと、概ね放射状に延在する外部表面46Bとを備えている。好適には、内部表面46Aと外部表面46Bとは成形表面であり、最終的なフルフェースホイールを正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面46Aおよび46Bの1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。また、ホイールディスク42は、そこに設けられた装飾的な開口部または窓48(図1には、このような装飾的な開口48が2つのみ示されている)を含んでもよい。
【0012】
ホイールディスク取付けフランジ50には、中心に設けられたパイロット開口52と、複数のラグボルト受取り穴54(このような受取り穴54は2つのみが示されている)とが設けられている。以下に示すように、ラグボルト受取り穴54はホイール20および20’を車両のアクスル(図示せず)上に固定するボルトおよびナットを受ける。
【0013】
ホイールディスク42のホイールディスク取付けフランジ50は、内部ホイールディスク取付けフランジ面50Aとこの内部ホイールディスク取付けフランジ面50Aに概ね平行な外部ホイールディスク取付けフランジ面50Bとを備えている。この内部ホイールディスク取付けフランジ面50Aは、内側タイヤビードシート保持フランジ46の最外側端部によって画定された面Bの完全に外側にある、ホイールディスク取付けフランジ50を所定の軸方向距離Cだけ位置決めするように機能するホイール軸Yに対して所定の軸方向距離Aだけ延在している。この結果、外部車両ホイール20は「ハイオフセット」タイプの車両ホイールとなっている。「ハイオフセット」という用語は、ホイールディスク取付けフランジ50が、ホイールリム30の中心の垂直軸Y、またはホイールディスク40の内側タイヤビードシート保持フランジ46の最外側端部の面Bから軸方向に離れて位置する軸方向距離であることを意味している。典型的には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約3インチ(76mm)〜約6インチ(152mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては約3インチ(76mm)〜約6インチ(152mm)の範囲にあり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては約0インチ〜約3インチ(76mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては0インチ〜約3インチ(76mm)の範囲にある。好適には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約3インチ(76mm)〜約5インチ(127mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては約3インチ(76mm)〜約5インチ(127mm)の範囲にあり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては約1.5インチ(38mm)〜約2.5インチ(63.5mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては約1.5インチ〜約2.5インチの範囲にある。より好適には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約4インチ(101.5mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては約4インチであり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては約2インチ(51mm)、アルミニウム製車両ホイールに対しては約2インチである。
【0014】
車両ホイール20を組み立てるためには、ホイールリム30の放射状に延在する表面40Bは、ホイールリム30の放射状に内側に傾斜した表面40Aがホイールディスク42の内側タイヤビードシート保持フランジ46の内部表面46Aと協働して一様に58で示された凹部または溝を形成するように、ホイールディスク42の放射状に延在する内部表面46A上に位置決めされている。この凹部58は、第1の周方向の溶接60を受ける軸方向に延在する溝をその中に画定している。さらに、この車両ホイール20のハイオフセット構造によって、第2の溶接62が、ホイールリム30の軸方向に延在する表面40Cとホイールディスク42の内部表面46Aとの間に溶着される。第1の溶接60および第2の溶接62はホイールリム20とホイールディスク42とを共に結合して車両ホイール20を製造するのに効果的である。この好適な実施形態では、第1の溶接60および第2の溶接62は連続的で、途切れずに周方向に溶接されている。しかし、第1の溶接60および第2の溶接62は、所望の場合には図示した以外のものであってよい。例えば、第1の溶接60および第2の溶接62の一方は連続的で、途切れずに周方向の溶接でよく、第1の溶接60および第2の溶接62の他方は非連続的で、断続的な溶接であってよい。
【0015】
第1の溶接60および第2の溶接62が溶け落ちて互いに接触し、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするために、ホイールディスク42の放射状に延在する表面40Bは概ね放射状に延在する所定の最小の距離Dだけ延在している。これを達成するために、放射方向の距離Dは、内部表面38Aとその外部表面38Bとの間の内側タイヤビードシート38の領域内の関連するホイールリム30の厚さTの少なくとも約2分の1である。例えば、この距離Dは、鋼製ホイールリム30に対しては少なくとも約5/64インチ〜約13/64インチ(約2mm〜約5mm)、アルミニウム製ホイールリム30に対しては少なくとも約5/64インチ〜約13/64インチ(約2mm〜約5mm)である。好適には、この距離Dは鋼製ホイールリム30に対しては少なくとも約8/64インチ〜約10/64インチ(約3mm〜約4mm)、アルミニウム製ホイールリム30に対しては少なくとも約8/64インチ〜約10/64インチ(約3mm〜約4mm)である。選択的には、ホイールリム30の内側タイヤビードシート38の最外側端部の特定の構成は、所望の場合には図示した以外のものであってよい。しかし、上記のように、ホイールリム30の内側タイヤビードシート38の最外側端部の特定の構成は、第1の溶接60および第2の溶接62が溶け落ちて互いに接触することにより、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするのに効果的なものであるべきである。
【0016】
内部フルフェース車両ホイール20’は、長手方向の車両デュアルホイール軸Xに対して垂直な横方向のホイール中心軸Y’を画定する。この内部フルフェース車両ホイール20’は、概ね環状のリム30’と概ね環状のフルフェースホイールディスク42’とを備えている。このリム30’は加工されたホイールリムであり、好適には鋼から製造される。しかし、このリム30’は、例えばアルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このリム30’は外側タイヤビードシート保持フランジ32’と、外側タイヤビードシート34’と、概ね軸方向に延在するウェル36’と、内側タイヤビードシート38’とを備えている。
【0017】
図3に最もよく示されているように、ホイールリム30’の内側タイヤビードシート38’の端部には、放射状に内側に曲がったフランジ40’が設けられている。この内側に曲がったフランジ40は放射状に内側に傾斜した表面40A’と、放射状に延在する表面40B’と、軸方向に延在する表面40C’とを備えている。これらは表面40A’,40B’,および40C’である。好適には、表面40A’,40B’,および40C’は成形表面であり、最終的なフルフェースホイールを正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面40A’,40B’,および40C’の1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。
【0018】
ホイールディスク42’は鍛造、鋳造または組み立てられたディスクであり、好適には鋼から製造される。しかし、このホイールディスク42’は、例えば、アルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このホイールディスク40’は、外部環状部分44’と概ね中心に設けられたホイールディスク取付けフランジ50’とを備えている。このホイールディスク42’の外側環状部分44’は、車両ホイール20’の内側タイヤビードシート保持フランジ46’を画定し、概ね放射状に延在する内部表面46A’と、概ね放射状に延在する外部表面46B’とを備えている。好適には、内部表面46A’と外部表面46B’とは成形表面であり、最終的なフルフェースホイールを正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面46A’および46B’の1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。また、ホイールディスク42’は、そこに設けられた装飾的な開口部または窓48’(図1には、このような装飾的な開口48’が2つのみ示されている)を含んでもよい。
【0019】
ホイールディスク取付けフランジ50’には、中心に設けられたパイロット開口52’と、複数のラグボルト受取り穴54’(このような受取り穴54’は2つのみが示されている)とが設けられている。以下に示すように、ラグボルト受取り穴54’はホイール20および20’を車両のアクスル(図示せず)上に固定するボルトおよびナットを受ける。
【0020】
ホイールディスク42’のホイールディスク取付けフランジ50’は、内部ホイールディスク取付けフランジ面50A’と、この内部ホイールディスク取付けフランジ面50A’に概ね平行な外部ホイールディスク取付けフランジ面50B’とを画定する。この内部ホイールディスク取付けフランジ面50A’は、外側タイヤビードシート保持フランジ46’の最外側端部によって画定された面B’の完全に外側にある、ホイールディスク取付けフランジ50’を位置決めするように機能するホイール軸Yに’対して所定の軸方向距離A’だけ延在している。この結果、外部車両ホイール20’は「ハイオフセット」タイプの車両ホイールとなっている。典型的には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約3インチ〜約6インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては約3インチ〜約6インチの範囲にあり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては0インチ〜約3インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては0インチ〜約3インチの範囲にある。好適には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約3インチ〜約5インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては約3インチ〜約5インチの範囲にあり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては約1.5インチ〜約2.5インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては約1.5インチ〜約2.5インチの範囲にある。より好適には、この距離Aは鋼製車両ホイールに対しては約4インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては約4インチであり、距離Cは鋼製車両ホイールに対しては約2インチ、アルミニウム製車両ホイールに対しては約2インチである。
【0021】
車両ホイール20’を組み立てるためには、ホイールリム30’の放射状に延在する表面40B’は、ホイールリム30’の放射状に内側に傾斜した表面40A’がホイールディスク42’の内側タイヤビードシート保持フランジ46’の内部表面46A’と協働して一様に58’で示された凹部または溝を形成するように、ホイールディスク42’の放射状に延在する内部表面46A’上に位置決めされている。この凹部58’は、第1の周方向の溶接60’を受ける軸方向に延在する溝をその中に画定している。さらに、この車両ホイール20’のハイオフセット構造によって、第2の溶接62’が、ホイールリム30’の軸方向に延在する表面40C’とホイールディスク42の内部表面46A’との間に溶着される。第1の溶接60’および第2の溶接62’はホイールリム20’とホイールディスク42’とを共に結合して車両ホイール20’を製造するのに効果的である。
【0022】
第1の溶接60’および第2の溶接62’が溶け落ちて互いに接触し、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするために、ホイールディスク42’の放射状に延在する表面40B’は概ね放射状に延在する所定の最小の距離D’だけ延在している。これを達成するために、放射方向の距離D’は、内部表面38A’とその外側表面38B’との間の内側タイヤビードシート38’の領域内の関連するホイールリム30’の厚さTの少なくとも約2分の1である。例えば、この距離D’は、鋼製ホイールリム30’に対しては少なくとも約2mm〜約5mm、アルミニウム製ホイールリム30’に対しては少なくとも約2mm〜約5mmである。好適には、この距離D’は鋼製ホイールリム30’に対しては約3mm〜約4mm、アルミニウム製ホイールリム30’に対しては約3mm〜約4mmである。選択的には、ホイールリム30’の内側タイヤビードシート38’の最外側端部の特定の構成は、所望の場合には図示した以外のものであってよい。しかし、上記のように、ホイールリム30’の内側タイヤビードシート38’の最外側端部の特定の構成は、第1の溶接60’および第2の溶接62’が溶け落ちて互いに接触することにより、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするのに効果的なものであるべきである。
【0023】
車両デュアルホイールアセンブリ10を製造するために、図2に示したようにそれぞれのホイールディスク取付けフランジ50および50’は互いに近接しかつそれぞれのラグボルト穴54および54’は同軸的に直線状になった状態で、ホイール20および20’はホイールディスク内に位置決めされている。次に、このラグボルト(図示せず)はラグボルト穴54および54’を介して挿入され、車両デュアルホイールアセンブリ10を車両のアクスルを固定している。
【0024】
ここで図4を参照すると、本発明のハイオフセットフルフェース型車両デュアルホイールアセンブリに用いられるように一様に120で示した車両ホイールの第2の実施形態が示されている。この図に示されているように、車両ホイール120は、ホイールリム130とホイールディスク142とを備えている。このホイールリム130は組み立てられたホイールリムであり、好適には鋼から製造される。しかし、ホイールリム130は、例えばアルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このホイールリム130は外側タイヤビードシート保持フランジ(図示せず)と、外側タイヤビードシート(図示せず)と、概ね軸方向に延在するウェル136と、内側タイヤビードシート138とを備えている。この内側タイヤビードシート138は内部表面138Aと外部表面138Bとを備えている。
【0025】
この実施形態では、ホイールリム130の内側タイヤビードシート138の端部には、140で示した放射状に内側に曲がったフランジ140が設けられている。この内側に曲がったフランジ140は放射状に内側に傾斜した表面140Aと、放射状に延在する表面140Bと、非放射状に延在する面取りされた表面140Cと、概ね軸方向に延在する表面140Dとを備えている。好適には、表面140A,140B,140Cおよび140Dは成形表面であり、最終的なフルフェースホイール120を正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面140A,140B,140Cおよび140Dの1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。また、選択的には、表面140Cの特定の形状は図示したもの以外であってよい。例えば、表面140Cは放射状に外側に傾斜した表面(図示せず)であってよい。しかし、以下に示すように、この表面140Cの特定の形状は、溶接を受けるためにホイールディスク142のこのような表面140Cと内部表面146Aとの間に溝を形成するように機能することが好ましい。
【0026】
ホイールディスク142は鍛造、鋳造または組み立てられたディスクであり、好適には鋼から製造される。しかし、このホイールディスク142は、例えば、アルミニウム、アルミニウムの合金等の他の材料から形成されてよい。このホイールディスク140は、外部環状部分144と概ね中心に設けられたホイール取付けフランジ(図示せず)とを備えている。このホイールディスク142の外側環状部分144は、車両ホイール120の内側タイヤビードシート保持フランジ146を画定し、概ね放射状に延在する内部表面146Aと、概ね放射状に延在する外部表面146Bとを備えている。好適には、内部表面146Aと外部表面146Bとは成形表面であり、最終的なフルフェースホイールを正確に組み立てかつ製造するために必要な許容値を達成している。選択的には、表面146Aおよび146Bの1つまたは複数は所定の許容値に機械加工することができる。また、ホイールディスク142は、そこに設けられた複数の装飾的な開口部または窓(図示せず)を含んでもよい。
【0027】
車両ホイール120を組み立てるためには、ホイールリム130の放射状に延在する表面140Bは、ホイールリム130の放射状に内側に傾斜した表面140Aがホイールディスク142の内側タイヤビードシート保持フランジ146の内部表面146Aと協働して一様に158で示された凹部または溝を形成するように、ホイールディスク142の放射状に延在する内部表面146A上に位置決めされている。この凹部158は、第1の周方向の溶接160を受ける軸方向に延在する溝をその中に画定している。さらに、この車両ホイール120のハイオフセット構造によって、第2の溶接162が、ホイールリム130の非軸方向に延在する面取りされた表面140Cとホイールディスク142の内部表面146Aとの間に画定された、一様に164で示された凹部または溝内に溶着される。第1の溶接160および第2の溶接162は、ホイールリム130とホイールディスク142とを共に結合して車両ホイール120を製造するのに効果的である。
【0028】
第1の溶接160および第2の溶接162が溶け落ちて互いに接触し、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするために、ホイールディスク142の放射状に延在する表面140Bは概ね放射状に延在する所定の最小の距離D1だけ延在している。これを達成するために、放射方向の距離D1は、内部表面138Aとその外側表面138Bとの間の内側タイヤビードシート138の領域内の関連するホイールリム130の厚さT1の少なくとも約2分の1である。例えば、この距離D1は、鋼製ホイールリム130に対しては少なくとも約2mm〜約5mm、アルミニウム製ホイールリム130に対しては少なくとも約2mm〜約5mmである。好適には、この距離D1は鋼製ホイールリム130に対しては約3mm〜約4mm、アルミニウム製ホイールリム130に対しては約3mm〜約4mmである。選択的には、ホイールリム130の内側タイヤビードシート138の最外側端部の特定の構成は、所望の場合には図示した以外のものであってよい。しかし、上記のように、ホイールリム130の内側タイヤビードシート138の最外側端部の特定の構成は、第1の溶接160および第2の溶接162が溶け落ちて互いに接触することにより、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするのに効果的なものであるべきである。
【0029】
本発明の1つの利点は、フルフェースタイプの車両ホイールはハイオフセット設計の車両デュアルホイールアセンブリに用いることができるということである。この結果、従来の(すなわち、フルフェースではない)車両デュアルホイールアセンブリに比してスタイリング性に富んだより高い「付加価値のある」車両デュアルホイールアセンブリが提供されている。また、本発明の車両デュアルホイールアセンブリは、関連する車両ホイールがクロムメッキされ、永久的に付けられたクロムメッキされたか、塗料が塗られか、研磨されたか、または他の仕上げがされたホイールかカバーを受け取り、従来の(すなわち、フルフェースではない)車両デュアルホイールアセンブリに生じるようなホイールディスクとホイールリムとの間の溶接結合部分の露出を全くなくして、高度に研磨された表面を車両ホイールに与えることを可能にしている。
【0030】
特許法に従って、本発明の操作の原理および形態を好適な実施形態において記載しかつ例示してきた。しかし、添付の特許請求の範囲の範囲または精神から逸脱することなく、特定的に示しかつ例示されるような場合を除き本発明が実施されてよいことを理解する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って製造された1対のフルフェース車両ホイールを備えたハイオフセットフルフェース車両デュアルホイールアセンブリの第1の実施形態の断面図である。
【図2】 図1に示した車両ホイールの1つの一部分を拡大した断面図である。
【図3】 図1に示した車両ホイールの他方の一部分を拡大した断面図である。
【図4】 本発明のハイオフセットフルフェース車両デュアルホイールアセンブリを製造するのに使用可能な、フルフェース車両ホイールの第2の実施形態の一部分を拡大した断面図である。

Claims (18)

  1. 軸(X)を画定しかつホイールリム(30’)とフルフェースホイールディスク(42’)とを含む内部フルフェース車両ホイール(20’)であって、前記ホイールリム(30’)は、外側タイヤビードシート保持フランジ(32’)と、外側タイヤビードシート(34’)と、概ね軸方向に延在するウェル(36’)と内側タイヤビードシート(38’)とを有し、前記フルフェースホイールディスク(42’)は、中心部に設けられたホイール取付けフランジ(50’)を有するボディと外部環状部分(44’)とを有し、前記フルフェースホイールディスク(42’)の外部環状部分(44’)は前記内部フルフェース車両ホイール(20’)の内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)を画定し、前記ホイール取付けフランジ(50’)は前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)によって画定された平面(B’)の完全に外側に位置する内部フルフェース車両ホイール(20’)と、
    軸(X)を画定しかつホイールリム(30)とフルフェースホイールディスク(42)とを含む外部フルフェース車両ホイール(20)であって、前記ホイールリム(30)は外側タイヤビードシート保持フランジ(32)と、外側タイヤビードシート(34)と、概ね軸方向に延在するウェル(36)と内側タイヤビードシート(38)とを有し、前記フルフェースホイールディスク(42)は中心部に設けられたホイール取付けフランジ(50)を有するボディと外部環状部分(44)とを有し、前記ホイールディスク(42)の前記外部環状部分(44)は前記外部フルフェース車両ホイール(20)の内側タイヤビードシート保持フランジ(46)を画定し、前記ホイール取付けフランジ(50)は前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46)によって画定された平面(B)の完全に外側に位置する外部フルフェース車両ホイール(20)とを備え、
    前記内部および外部フルフェース車両ホイール(20’)(20)の前記内側タイヤビードシート(38’)(38)のそれぞれには、放射状に内側に曲がったフランジ(40’)(40)が設けられ、前記内側に曲がったフランジは概ね放射状に内側に傾斜した表面(40A’)(40A)と、概ね放射状に延在する表面(40B’)(40B)と、軸方向に延在する表面(40C’)(40C)とを含み、
    前記内側に曲がったフランジ(40’)(40)の前記放射状に延在する表面(40B’)(40B)が、前記ホイールディスク(42’)(42)の内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)の近接する内部表面(46A’)(46A)に対して位置決めされるとき、前記内側に曲がったフランジの概ね放射状に内側に傾斜した表面(40A’)(40A)と前記内側タイヤビードシート保持フランジの前記内部表面(46A’)(46A)との間に凹部(58’)(58)が形成され、かつ溶接領域が、前記内側に曲がったフランジ(40’)(40)の前記概ね軸方向に延在する表面(40C’)(40C)と前記内側タイヤビードシート保持フランジの前記内部表面(46A’)(46A)との間に形成され、前記凹部(58’)(58)は第1の溶接(60’)(60)を受ける軸方向に延在する溝を画定し、前記溶接領域は第2の溶接(62’)(62)を受ける領域を画定し、前記第1および前記第2の溶接は協働して前記ホイールリム(30’)(30)と前記ホイールディスク(42’)(42)とを共に結合し、かつ前記ハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ(10)に使用される前記それぞれの内部および外部フルフェース車両ホイール(20’)(20)を形成するハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  2. 前記フルフェースホイールディスクの前記内側に曲がったフランジの前記概ね放射状に延在する表面は、前記第1および前記第2の溶接が溶け落ちて互いに接触し、関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするのに効果的な概ね放射状に延在する所定の最小の距離だけ延在している請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  3. 前記概ね放射状に延在する所定の最小の距離は、前記内側タイヤビードシート内の前記ホイールリムの厚さの少なくとも約2分の1である請求項2に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  4. 前記概ね放射状に延在する所定の最小の距離は、少なくとも約2mmである請求項2に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  5. 前記凹部は第1の凹部であり、かつ前記第1の溶接を受ける第1の軸方向に延在する溝を画定し、前記内側に曲がったフランジは、前記概ね放射状に延在する表面と前記概ね軸方向に延在する表面との間に非放射状に延在する表面をさらに含み、それにより、前記内側に曲がったフランジの放射状に延在する表面が前記フルフェースホイールディスクの前記内側タイヤビードシート保持フランジの近接する前記内部表面に対して位置決めされるとき、第2の凹部が、前記内側に曲がったフランジの概ね非放射状に延在する表面と前記内側タイヤビードシート保持フランジの前記内部表面との間に形成され、前記第2の凹部は第2の溶接を受ける第2の軸方向に延在する溝を画定している請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  6. 前記内部フルフェース車両ホイールおよび前記外部フルフェース車両ホイールは鋼から形成される請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  7. 前記内部フルフェース車両ホイールおよび前記外部フルフェース車両ホイールはアルミニウムから形成される請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  8. 前記フルフェースホィールディスクの前記ホイール取付けフランジは、前記内側タイヤビードシート保持フランジの前記平面から約0mm〜約76mmの範囲の軸方向距離に位置する請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  9. 前記第1の溶接および前記第2の溶接は、連続的で、途切れない周方向溶接である請求項1に記載のハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ。
  10. 軸(X)を画定しかつホイールリム(30’)(30)とフルフェースホイールディスク(42’)(42)とを含むフルフェース車両ホイール(20’)(20)を備える、1対の前記フルフェース車両ホイールを有するハイオフセット車両デュアルホイールアセンブリ(10)に使用されるフルフェース車両ホイール(20’)(20)であって、前記ホイールリム(30’)(30)は外側タイヤビードシート保持フランジ(32’)(32)と外側タイヤビードシート(34’)(34)と概ね軸方向に延在するウェル(36’)(36)と内側タイヤビードシート(38’)(38)とを有し、前記フルフェースホイールディスク(42’)(42)は、中心部に設けられたホイール取付けフランジ(50’)(50)を有するボディと外部環状部分(44’)(44)とを有し、前記フルフェースホイールディスク(42’)(42)の外部環状部分(44’)(44)は、前記フルフェース車両ホイール(20’)(20)の内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)を画定し、前記ホイール取付けフランジ(50’)(50)は、前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)によって画定された平面(B’)(B)の完全に外側に位置しており、前記フルフェース車両ホイール(20’)(20)の前記内側タイヤビードシート(38’)(38)には放射状に内側に曲がったフランジ(40’)(40)が設けられており、前記内側に曲がったフランジは概ね放射状に内側に傾斜した表面(40A’)(40A)と概ね放射状に延在する表面(40B’)(40B)と軸方向に延在する表面(40C’)(40C)とを有し、前記内側に曲がったフランジ(40’)(40)の前記放射状に延在する表面(40B’)(40B)が前記フルフェースホイールディスクの前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)の近接する内部表面に対して位置決めされるときに、前記内側に曲がったフランジ(40’)(40)の前記概ね放射状に内側に傾斜した表面(40A’)(40A)と前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)の前記内部表面(46A’)(46A)との間に凹部(58’)(58)が形成され、かつ前記内側に曲がったフランジ(40’)(40)の概ね軸方向に延在する表面(40C’)(40C)と前記内側タイヤビードシート保持フランジ(46’)(46)の前記内部表面(46A’)(46A)との間に溶接領域が形成され、前記凹部(58’)(58)は第1の溶接(60’)(60)を受ける軸方向に延在する溝を画定し、前記溶接領域は第2の溶接(62’)(62)を受ける領域を画定し、前記第1および前記第2の溶接は協働して前記ホイールリム(30’)(30)と前記フルフェースホイールディスク(42’)(42)とを共に結合して前記フルフェース車両ホイール(20’)(20)形成するフルフェース車両ホイール。
  11. 前記フルフェースホイールディスクの前記内側に曲がったフランジの前記概ね放射状に延在する表面は、第1の溶接および第2の溶接が溶け落ちて互いに接触することにより、前記関連する溶接継手の完全性に影響を及ぼさないようにするのに効果的な、概ね放射状に延在する所定の最小の距離だけ延在している請求項10に記載のフルフェース車両ホイール。
  12. 前記放射状に延在する所定の最小の距離は、前記外側タイヤビードシートの領域内の前記ホイールリムの厚さの少なくとも約2分の1である請求項11に記載のフルフェース車両ホイール。
  13. 前記放射状に延在する所定の最小の距離は、少なくとも約2mmである請求項11に記載のフルフェース車両ホイール。
  14. 前記凹部は第1の凹部であり、かつ前記第1の溶接を受ける第1の軸方向に延在する溝を画定し、前記内側に曲がったフランジは、前記概ね放射状に延在する表面と前記概ね軸方向に延在する表面との間に非放射状に延在する表面をさらに含み、それにより、前記内側に曲がったフランジの前記放射状に延在する表面が前記フルフェースホイールディスクの前記外側タイヤビードシート保持フランジの前記近接する内部表面に対して位置決めされるとき、第2の凹部が、前記内側に曲がったフランジの概ね非放射状に延在する表面と前記外側タイヤビードシート保持フランジの内部表面との間に形成され、前記第2の凹部は第2の溶接を受ける第2の軸方向に延在する溝を画定している請求項10に記載のフルフェース車両ホイール。
  15. 前記フルフェース車両ホイールは、鋼から製造される請求項10に記載のフルフェース車両ホイール。
  16. 前記フルフェース車両ホイールは、アルミニウムから製造される請求項10に記載のフルフェース車両ホイール。
  17. 前記フルフェースホイールディスクの前記ホイール取付けフランジは、前記内側タイヤビードシート保持フランジの前記平面から約0mm〜約76mmの範囲の軸方向距離に位置する請求項10に記載のフルフェース車両ホイール。
  18. 前記第1および前記第2の溶接の少なくとも1つは、連続的で、途切れない周方向溶接である請求項11に記載のフルフェース車両ホイール。
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