JP4694410B2 - 昇圧回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、昇圧電源の発生する昇圧電位を電圧センサで検出してその昇圧電位を一定に保つ昇圧回路装置に関するものである。
従来、昇圧回路装置に関する技術としては、例えば、次のような文献等に記載されるものがあった。
特開2004−96962号公報 特開2005−198411号公報
特許文献1には、負荷素子に対して必要十分で安定な昇圧電圧を供給できる昇圧回路装置の技術が記載されている。この昇圧回路装置は、昇圧手段と、制御回路と、MOSトランジスタ及びコンパレータを有する昇圧電圧検出手段とを備えている。制御回路は、コンパレータの出力が論理「1」である高レベル(以下「“H”」という。)のときクロックを出力し、この出力が論理「0」である低レベル(以下「“L”という。)のときクロックの出力を停止する。昇圧手段は、クロックを入力している間は昇圧動作を行い昇圧電圧を上昇させる。この昇圧電圧がMOSトランジスタのゲートに印加され、コンパレータは、MOSトランジスタのドレイン・ソース間の電圧差が設定電圧未満の場合に“H”を出力し、その電圧差が設定電圧以上のとき“L”を出力する。昇圧電圧検出手段は、負荷素子と同種のMOSトランジスタを用いて昇圧電圧を監視するため、負荷素子にとって必要十分で安定な昇圧電圧が得られるようになっている。
特許文献2には、入力直流電圧を目標電圧値の直流電圧出力に非反転で変換する際に、良好なラインレギュレーションと高い変換効率が実現可能な昇降圧型DC−DCコンバータの制御装置に技術が記載されている。このDC−DCコンバータの制御装置は、降圧手段と昇圧手段が入力端子と出力端子の間に設けられたDC−DCコンバータを制御して、前記入力端子の入力直流電圧を目標電圧値に等しい直流電圧に変換して、前記出力端子から出力する装置である。
又、前記特許文献1に類似する技術として、図2及び図3に記載されたような昇圧回路装置の技術も提案されている。
図2は、従来の昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図である。図3は、図2の昇圧回路装置により駆動電圧が供給される従来のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)におけるメモリセルの構成例を示す回路図である。
図2の昇圧回路装置は、活性化信号ENにより動作する昇圧電源1と、その活性化信号ENを昇圧電源1に与える電圧センサ10とを備えている。昇圧電源1は、例えば、電圧センサ10から与えられる活性化信号ENが“H”の時にオン状態となり、内部の電源電位VDDを昇圧してこれよりも高い昇圧電位VPPを出力端子OUTへ出力し、活性化信号ENが“L”の時にオフ状態になる回路である。電圧センサ10は、出力端子OUT上の昇圧電位VPPを監視(モニタ)する回路であり、電源電位VDDが印加されるVDDノードと接地電位VSSが印加されるVSSノードとの間に直列に接続されてノードN1に分圧電位を生成する2つの分圧抵抗11,12と、出力端子OUTとVSSノードとの間に直列に接続されてノードN2に分圧電位を生成する2つの分圧抵抗13,14と、ノードN1の電位とノードN2の電位とを比較(コンパレート)して“H”又は“L”の活性化信号ENを出力する電圧比較回路(コンパレータ)15とにより構成されている。
図3のメモリセル20は、ビット線BLとワード線WLとの交差箇所に接続された電荷転送用のNチャネル型MOSトランジスタ(以下「NMOS」という。)21及び電荷蓄積用のキャパシタ22により構成されている。NMOS21は、ドレインがビット線BLに接続され、ゲートがワード線WLに接続されている。NMOS21のソースは、キャパシタ22を介してVDDノードに接続されている。このメモリセル20を開かせる(即ち、オン状態にする)ためにNMOS21のゲートに与える最低の昇圧電位VPPminは、(NMOS21のセル閾値電位Vt+VDD)である。
以下、図2及び図3の動作を説明する。
図2の昇圧回路装置において、昇圧電源1が動作し、電源電位VDDを昇圧して昇圧電位VPPを出力端子OUTに出力する。電圧センサ10は、電源電位VDDを抵抗分圧したノードN1上の電位と、出力端子OUT上の昇圧電位VPPを抵抗分圧したノードN2上の電位とを、比較回路15で比較して昇圧電位VPPをモニタしており、(ノードN1上の電位>ノードN2上の電位)の時には、活性化信号ENを“H”にして昇圧電源1の動作を継続させて昇圧電位VPPを上昇させ、(ノードN1上の電位≦ノードN2上の電位)の時には、活性化信号ENを“L”にして昇圧電源1の動作を停止させる。これより、出力端子OUTから、式(1)に示すような一定の昇圧電位VPPが出力され、負荷側のメモリセル20へ供給される。
Figure 0004694410
メモリセル20側では、最低昇圧電位VPPmin以上の昇圧電位VPPがワード線WLに与えられると、NMOS21がオン状態になってワード線WLとキャパシタ22とが導通し、このキャパシタ22に対する電荷の充電又は放電により、データの書き込み又は読み出しが行われる。
しかしながら、従来の特許文献1や図2に記載された昇圧回路装置では、次のような課題があった。
出力端子OUT上の昇圧電位VPPは、式(1)のように電源電位VDDの一定比率で制御される。メモリセル20のオン/オフ動作に利用する昇圧電位VPPは、高い方がNMOS21のオン/オフの切り換えが容易になって有利だが、昇圧電源1は、電源電位VDDを昇圧して昇圧電位VPPを生成しているので、電源電位VDDが低くなると高い昇圧電位VPPを作り出すのが困難になる。電源電位VDDに見合った簡易(リーズナプル)な電源電位VPPを生成しようとすると、前記一定比率の変更やオフセットを持たせたい場合等では、回路構成が複雑になって有効でない。
請求項1に係る発明では、第1及び第2の論理レベルに遷移する活性化信号が入力され、前記活性化信号が前記第1の論理レベルの時にオン状態となって電源電位よりも高い昇圧電位を出力端子へ出力し、前記活性化信号が前記第2の論理レベルの時にオフ状態になる昇圧電源と、前記出力端子上の前記昇圧電位が閾値電位を超えるか否かを検出し、この検出結果に対応した前記第1又は第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える電圧センサとを備えた昇圧回路装置において、前記電圧センサを次のように構成している。
前記電圧センサは、一定電位と前記電源電位と接地電位との抵抗分圧レベルの分圧レベル電位を生成する抵抗分圧レベル生成回路と、前記出力端子上の前記昇圧電位を分圧して分圧電位を生成する昇圧電位分圧回路と、比較回路とを有している。前記比較回路は、前記分圧レベル電位と前記分圧電位とを比較して、(前記分圧レベル電位>前記分圧電位)の時には、前記第1の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与え、(前記分圧レベル電位≦前記分圧電位)の時には、前記第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える回路である。
請求項2、3に係る発明では、請求項1と同様の昇圧電源と電圧センサとを備えた昇圧回路装置において、前記電圧センサを次のように構成している。
前記電圧センサは、一定電位と前記電源電位とを加算して基準電位を生成する加算回路と、前記出力端子上の前記昇圧電位を分圧して分圧電位を生成する昇圧電位分圧回路と、比較回路とを有している。前記比較回路は、前記基準電位と前記分圧電位とを比較して、(前記基準電位>前記分圧電位)の時には、前記第1の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与え、(前記基準電位≦前記分圧電位)の時には、前記第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える回路である。
請求項1に係る発明によれば、傾き、オフセットが、抵抗分圧レベル生成回路及び昇圧電位分圧回路を構成する抵抗の大きさで、電源電位に対する昇圧電位の閾値電位を制御できるので、回路構成を複雑化することなく、回路定数の設計(設定)が容易になる。
請求項2、3に係る発明によれば、加算回路によって、傾き、オフセットが抵抗の大きさで、電源電位に対する昇圧電位の閾値電位を制御できるので、回路構成を複雑化することなく、回路定数の設計(設定)が容易になる。
昇圧回路装置は、活性化信号が“H”の時にオン状態となって電源電位よりも高い昇圧電位を出力端子へ出力し、前記活性化信号が“L”の時にオフ状態になる昇圧電源と、前記出力端子上の前記昇圧電位が閾値電位を超えるか否かを検出し、この検出結果に対応した前記“H”又は“L”の活性化信号を前記昇圧電源に与える電圧センサとを備えている。
前記電圧センサは、抵抗分圧レベル生成回路と、昇圧電位分圧回路と、比較回路とを有している。前記抵抗分圧レベル生成回路は、一定電位と前記電源電位と接地電位との抵抗分圧レベルの分圧レベル電位を生成する。前記昇圧電位分圧回路は、前記出力端子上の前記昇圧電位を分圧して分圧電位を生成する。前記比較回路は、前記分圧レベル電位と前記分圧電位とを比較して、(前記分圧レベル電位>前記分圧電位)の時には、前記“H”の活性化信号を前記昇圧電源に与え、(前記分圧レベル電位≦前記分圧電位)の時には、前記“L”の活性化信号を前記昇圧電源に与える。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図である。
この昇圧回路装置は、活性化信号ENにより動作する昇圧電源30と、その活性化信号ENを昇圧電源30に与える電圧センサ40とを備えている。昇圧電源30は、例えば、電圧センサ40から与えられる活性化信号ENが“H”の時にオン状態となり、内部の電源電位VDDを昇圧してこれよりも高い昇圧電位VPPを出力端子OUTへ出力し、活性化信号ENが“L”の時にオフ状態になる回路である。
電圧センサ40は、出力端子OUT上の昇圧電位VPPをモニタする回路であり、外部から印加される一定電位REFと電源電位VDDと接地電位VSSとの抵抗分圧レベルの分圧レベル電位をノードN41上に生成する抵抗分圧レベル生成回路41と、出力端子OUT上の昇圧電位VPPを分圧して分圧電位をノードN42上に生成する昇圧電位分圧回路42と、ノードN41上の分圧レベル電位とノードN42上の分圧電位とを比較して“H”又は“L”の活性化信号ENを生成して昇圧電源30に与える比較回路43とを備えている。
抵抗分圧レベル生成回路41は、一定電位REFが入力され、ボルテージフォロアを構成するオペアンプ41aと、このオペアンプ41aの出力端子に接続された抵抗値R2の抵抗41dと、VDDノードとノードN41との間に接続された抵抗値R0の分圧抵抗41bと、ノードN41とVSSノードとの間に接続された抵抗値R1の分圧抵抗41cとにより構成されている。
昇圧電位分圧回路42は、出力端子OUTとノードN42との間に接続された抵抗値R3の分圧抵抗42と、ノードN42とVSSノードとの間に接続された抵抗値R4の分圧抵抗42bとにより構成されている。比較回路43は、ノードN41上の電位とノードN42上の電位とを比較して、(ノードN41上の電位>ノードN42上の電位)の時には、“H”の活性化信号ENを昇圧電源30に与え、(ノードN41上の電位≦ノードN42上の電位)の時には、“L”の活性化信号ENを昇圧電源30に与える回路である。
図4(A)〜(D)は、図1の昇圧電源30の構成例を示す概略の回路図及び動作波形図であり、同図(A)は昇圧電源30の回路図、同図(B)は昇圧電源30に入力されるイネーブル信号ENの波形図、同図(C)は昇圧電源30中のリング発振器31のパルス信号OSCの波形図、及び同図(C)は昇圧電源30中のスイッチド・キャパシタ昇圧回路32の動作波形図である。
昇圧電源30は、例えば、電圧セン40の出力側に接続されるリング発振器31と、この出力側に接続されて出力端子OUTへ昇圧電位VPPを出力するスイッチド・キャパシタ昇圧回路32とを有している。
リング発振器31は、活性化信号ENと帰還信号S31eとの否定論理積(以下「NAND」という。)を求めるNANDゲート31aと、このNANDゲート31aの出力信号を反転して所定周波数のパルス信号OSCを出力するインバータ31bと、このインバータ31bの出力信号OSCを順に反転して帰還信号S31eを出力する3段のインバータ31c,31d,31eとにより構成されている。
スイッチド・キャパシタ回路32は、パルス信号OSCを入力し、スイッチ素子32a−1,32a−2,32b−1,32b−2のオン/オフを制御し、キャパシタ32cを充放電して昇圧電位VPPを生成し、この昇圧電位VPPを出力端子OUT側の負荷35(例えば、メモリセル20)へ供給する回路であり、VSSノード、電源32d、スイッチ素子32a−1、ノードN31、キャパシタ32c、ノードN32、スイッチ素子32a−2、及びVSSノードの充電経路と、VSSノード、電池32d、スイッチ素子32b−1、ノードN32、キャパシタ32c、ノードN31、スイッチ素子32b−2、及び出力端子OUTの放電経路とを有している。
(実施例1の動作)
本実施例1の昇圧回路装置に電源電位VDD及び一定電位REFを印加すると、電圧センサ40内のノードN41の電位が上昇していき、(ノードN41の電位>ノードN42の電位)となるので、比較回路43から出力される活性化信号ENが“H”となる(図4(B)の波形)。活性化信号ENが“H”になると、リング発振器31内のNANDゲート31aが開いてこのリング発振器31が動作し、インバータ31bからパルス信号OSCが出力されてスイッチド・キャパシタ昇圧回路32へ送られる(図4(C)の波形)。
スイッチド・キャパシタ昇圧回路32では、図4(D)に示すように、図示しない制御信号により、スイッチ素子32b−1,32b−2がオフ状態になると共にスイッチ素子32a−1,32a−2がオン状態になり、電源32d、スイッチ素子32a−1、ノードN31、キャパシタ32c、ノードN32、スイッチ素子32a−2、及び電源32dの経路によってキャパシタ32cが充電される。次に、図示しない制御信号により、スイッチ素子32a−1,32a−2がオフ状態になると共にスイッチ素子32b−1,32b−2がオン状態になり、電源32d、スイッチ素子32b−1、ノードN32、キャパシタ32c、ノードN31、及びスイッチ素子32b−2の経路により、キャパシタ32cの蓄積電荷が放電されて昇圧電位VPPが生成される。
図4(B)に示すように、昇圧電位VPPが上昇していき、閾値電位Vaを超えると(即ち、電圧センサ40内のノードN41の電位よりもノードN42の電位が上昇すると)、電圧センサ40から出力される活性化信号ENが“L”になる。活性化信号ENが“L”になると、リング発振器31内のNANDゲート31aが閉じてこのリング発振器31の動作が停止し、昇圧電位VPPの上昇が止まる。これにより、昇圧電位VPPが一定に保たれ、負荷35に供給されることになる。この時の昇圧電位VPPは、電源電位VDDの略2倍であり、式(2)で表される。
Figure 0004694410
(実施例1の効果)
図5は、本実施例1の図1と従来の図2との昇圧電位VPPの相違を示す図である。
従来の電圧センサ10のレベルでは、負荷であるメモリセル20が開かない領域36と、メモリセル20のゲート耐圧を超える領域37との双方を回避し、最低昇圧電位VPPminと最大昇圧電位VPPmaxの間に回路定数を設計(設定)するのが困難であった。これを解決するために、本実施例1では、電圧センサ40のレベルにオフセット(OFFSET)を付けているので、つまり、式(2)において、傾き、オフセットが抵抗41b〜41d、42a,42bの大きさで、電源電位VDDに対する昇圧電位VPPの閾値電位を制御できるので、回路構成を複雑化することなく、前記の回路定数の設計(設定)が容易になる。
(実施例2の構成)
図6は、本発明の実施例2における昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の昇圧回路装置では、活性化信号ENにより動作する実施例1と同様の昇圧電源30と、その活性化信号ENを昇圧電源30に与える実施例1とは異なる構成の電圧センサ50とを備えている。
電圧センサ50は、出力端子OUT上の昇圧電位VPPをモニタする回路であり、一定電位REFと電源電位VDDとを加算してノードN51上に基準電位を生成する加算回路51と、出力端子OUT上の昇圧電位VPPを分圧してノードN52上に分圧電位を生成する昇圧電位分圧回路52と、比較回路53とを有している。比較回路53は、ノードN51上の基準電位とノードN52上の分圧電位とを比較して、(ノードN51上の基準電位>ノードN52上の分圧電位)の時には、“H”の活性化信号ENを昇圧電源30に与え、(ノードN51上の基準電位≦ノードN52上の分圧電位)の時には、“L”の活性化信号ENを昇圧電源30に与える回路である。
加算回路51は、電源電位VDDを入力する抵抗値R1の抵抗51aと、一定電位REFを入力する抵抗値R2の抵抗51bと、抵抗51a及び51bが非反転入力端子に接続されたオペアンプ51cと、このオペアンプ51cの出力端子側のノードN51と該オペアンプ51cの反転入力端子との間に接続された抵抗値R3の分圧抵抗51dと、この分圧抵抗51dとVSSノードとの間に接続された抵抗値51eの分圧抵抗51eとより構成されている。
昇圧電位分圧回路52は、実施例1と略同様に、出力端子OUTとノードN52との間に接続された抵抗値R5の分圧抵抗52aと、ノードN52とVSSノードとの間に接続された抵抗値R6の分圧抵抗52bとにより構成されている。
(実施例2の動作)
本実施例2の昇圧回路装置に電源電位VDD及び一定電位REFを印加すると、電圧センサ50内の加算回路51により、電源電位VDDと一定電位REFとが加算され、オペアンプ51cの出力側のノードN51の電位が上昇していき、(ノードN51の電位>ノードN52の電位)となるので、比較回路53から出力される活性化信号ENが“H”となる。活性化信号ENが“H”になると、昇圧電源30が動作して昇圧電位VPPが生成される。
昇圧電位VPPが上昇していき、閾値電位Vaを超えると(即ち、電圧センサ50内のノードN51の電位よりもノードN52の電位が上昇すると)、電圧センサ50から出力される活性化信号ENが“L”になる。活性化信号ENが“L”になると、昇圧電源30の動作が停止し、昇圧電位VPPの上昇が止まる。これにより、昇圧電位VPPが一定に保たれる。この時の昇圧電位VPPは、電源電位VDDの略2倍であり、式(3)で表される。
Figure 0004694410
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、加算回路51によって、傾き、オフセットが抵抗51a,51b,51d,51e,52a,52bの大きさで、電源電位VDDに対する昇圧電位VPPの閾値電位を制御できるので、実施例1と略同様に、回路構成を複雑化することなく、回路定数の設計(設定)が容易になる。
(変形例)
なお、本発明は、図示の実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 抵抗分圧レベル生成回路41、昇圧電位分圧回路42,52、加算回路51、及び昇圧電源30は、図示以外の他の回路構成に変更しても良い。
(b) 実施例の昇圧回路装置は、一定の昇圧電位をメモリセル20以外の種々の負荷35に供給できる。
本発明の実施例1における昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図である。 従来の昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図である。 図2の昇圧回路装置により駆動電圧が供給される従来のメモリセルの構成例を示す回路図である。 図1の昇圧電源30の構成例を示す概略の回路図及び動作波形図である。 本実施例1の図1と従来の図2との昇圧電位VPPの相違を示す図である。 本発明の実施例2における昇圧回路装置の構成例を示す概略の回路図である。
符号の説明
30 昇圧電源
40,50 電圧センサ
41 抵抗分圧レベル生成回路
42,52 昇圧電位分圧回路
51 加算回路

Claims (3)

  1. 第1及び第2の論理レベルに遷移する活性化信号が入力され、前記活性化信号が前記第1の論理レベルの時にオン状態となって電源電位よりも高い昇圧電位を出力端子へ出力し、前記活性化信号が前記第2の論理レベルの時にオフ状態になる昇圧電源と、
    前記出力端子上の前記昇圧電位が閾値電位を超えるか否かを検出し、この検出結果に対応した前記第1又は第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える電圧センサと、
    を備えた昇圧回路装置において、
    前記電圧センサは、
    一定電位と前記電源電位と接地電位との抵抗分圧レベルの分圧レベル電位を生成する抵抗分圧レベル生成回路と、
    前記出力端子上の前記昇圧電位を分圧して分圧電位を生成する昇圧電位分圧回路と、
    前記分圧レベル電位と前記分圧電位とを比較して、(前記分圧レベル電位>前記分圧電位)の時には、前記第1の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与え、(前記分圧レベル電位≦前記分圧電位)の時には、前記第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える比較回路と、
    を有することを特徴とする昇圧回路装置。
  2. 第1及び第2の論理レベルに遷移する活性化信号が入力され、前記活性化信号が前記第1の論理レベルの時にオン状態となって電源電位よりも高い昇圧電位を出力端子へ出力し、前記活性化信号が前記第2の論理レベルの時にオフ状態になる昇圧電源と、
    前記出力端子上の前記昇圧電位が閾値電位を超えるか否かを検出し、この検出結果に対応した前記第1又は第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える電圧センサと、
    を備えた昇圧回路装置において、
    前記電圧センサは、
    一定電位と前記電源電位とを加算して基準電位を生成する加算回路と、
    前記出力端子上の前記昇圧電位を分圧して分圧電位を生成する昇圧電位分圧回路と、
    前記基準電位と前記分圧電位とを比較して、(前記基準電位>前記分圧電位)の時には、前記第1の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与え、(前記基準電位≦前記分圧電位)の時には、前記第2の論理レベルの前記活性化信号を前記昇圧電源に与える比較回路と、
    を有することを特徴とする昇圧回路装置。
  3. 前記加算回路は、演算増幅器を用いて構成されていることを特徴とする請求項2記載の昇圧回路装置。
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