JP4694345B2 - 検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、検知システムに関するものである。
従来、カラーフィルタ基板、薄膜トランジスタ基板等の画像を形成するための表面を持つ基板を保管、移送する場合は、傷や破損から守るため、板同士が接触しないように、カラーフィルタ基板を所定間隔で並列収納できる、箱形の収納容器を用い、基板を装置に組み込む際に容器から取り出していた(特許文献1)。
特開2002−264992号公報
しかしながら、最近では、より大型のカラーフィルタ基板の製造が要求されており、これらを従来と同様に所定間隔で収納すれば、より大きな、収納容器、収納スペースが必要となり、また、輸送により割れやすくなり、現実には、前記のような収納容器を用いて、保管、移送するのは困難である。
そこで、これらの問題点を解消する方法として、本願出願人は複数枚のカラーフィルタ基板を、紙や樹脂フィルムである離間体を介して積層させ、積層体とすることを提案した。しかしながら、このような積層体は移送中に荷崩れを起す可能性があり、荷崩れを起した積層体から無理に基板を分離しようとすると、分離時に基板を傷つけてしまうおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、積層体を開包して基板を分離する際に、荷崩れを簡易に検知することが可能な検知システムを提供するものである。
前述した目的を達成するために、本発明は、基板と合紙とを交互に積層させてなる積層体から、前記基板と前記合紙とを分離する際の積層体の荷崩れを検知する検知システムであって、前記基板を吸着して前記積層体から分離する移送装置と、前記基板と前記移送装置との接触を検知する複数のセンサと、前記センサの検知状態から荷崩れを判断する判断手段と、を有することを特徴とする検知システムである。
前記判断手段は、前記移送装置が前記基板を吸着する際に、前記複数のセンサの1つが基板との接触を感知すると一定距離前記移送装置を下降させ、その時点で、前記複数のセンサのうち、一つでも接触を検知しない場合は荷崩れと判断する。
前記判断手段は、吸着した基板を上昇させる際に、前記複数のセンサのうち、一つでも接触を検知しない場合は荷崩れと判断する。
前記センサは前記移送装置に設けられていてもよい。
前記センサは接触式のセンサであってもよい。
本発明によれば、積層体の荷崩れを簡易に検知することができる。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る検知システム1を示す斜視図であって、図2は図1の側面図である。
また、図3は図1のC方向矢視図であって、図4および図5は図2のセンサ11a付近の断面図である。
図1に示すように、検知システム1は積層体7を有し、積層体7の上方には、積層体7から基板3を分離する基板移載装置9が設けられている。
図2に示すように積層体7は、基板3と合紙5とを交互に積層させた構造を有している。
基板3は例えばカラーフィルタ基板、ガラス基板、プラスチック基板、薄膜トランジスタ基板等である。
合紙5は、基板3同士が接触しないように設けられる緩衝材であり、紙や樹脂フィルム等が用いられる。
なお、図1に示すように、基板移載装置9は垂直レール19a、19b上にB1、B2方向に移動可能に設けられ、垂直レール19は水平レール状21a、21bにA1、A2方向に移動可能に設けられている。
即ち、基板移載装置9はA1、A2方向およびB1、B2方向に移動可能となっている。
図2に示すように、基板移載装置9は、フレーム23上に吸着パッド25a、25b、25c、25d、25eが設けられており、吸着パッド25a、25b、25c、25d、25eはアクチュエータ27a、27b、27c、27d、27eによってそれぞれ独立してD1、D2方向に移動可能となっている。
吸着パッド25a、25b、25c、25d、25eは、基板3を吸着する吸着板であり、真空パッド等が用いられる。
また、図3に示すように、フレーム23の4隅にはセンサ11a、11b、11c、11dが設けられている。
センサ11aは図4に示すように接触式のセンサであり、円筒状のカバー31内に棒状の接触部33がE1、E2方向に移動可能に設けられている。
なお、接触部33は固定されていないため、重力により自然落下する。そのためカバー31から外れてしまわないように、接触部33には板状のストッパ35が設けられている。
カバー31の上端にはフォトセンサ37が設けられており、フォトセンサ37は光を照射する発光部39と発光部39が照射した光を受光する受光部41からなる。
フォトセンサ37は発光部39と受光部41の間に存在する物体を検知することができ、本実施形態においては発光部39と受光部41の間に接触部33が挿入されたか否かを検知する。
例えば、図4に示す状態(吸着パッド25aが基板3を吸着していない状態)では、接触部33はストッパ35がフレーム23に接触する位置まで落下しているため、フォトセンサ37は接触部33を検知していない。
一方、図5に示すように、基板移載装置9がB2方向に移動して吸着パッド25aが基板3を吸着した状態では、接触部33は基板3に押し上げられてE1方向に移動し、接触部33の一端が発光部39と受光部41の間に挿入される。
従って、フォトセンサ37が接触部33を検知する。この状態ではセンサ11aは隣の吸着パッド25aが基板3を吸着したと判断する。
なお、センサ11b、11c、11dの構造、動作もセンサ11aと同様であるため、説明を省略する。
次に検知システム1の動作について説明する。
図6は積層体7から基板3を分離する際の検知システム1の動作の手順を示すフローチャートであって、図8から図21は図6における各工程を示す図である。
まず、図7に示すように、基板移載装置9を水平レール21a、21b上をA1方向またはA2方向に移動させ、積層体7の直上に配置する(ステップ101)。
次に、基板移載装置9をB2方向に下降する(ステップ102)。
ここで、センサ11a、11b、11c、11dのうちのいずれか1つが接触を検知したかどうかを判断し、検知した場合は次のステップに進む(ステップ103)。
接触を検知した場合は、基板移載装置9を、接触を検知した地点から一定距離B2方向に下降させる(ステップ104)。
一定距離とは、センサ11a、11b、11c、11dの動作限度内であり、例えば20mm程度である。
一定距離B2方向に降下させた後に、センサ11a、11b、11c、11dの全てが接触を検知したかどうかを判断し、全てが検知した場合はステップ106に進み、1つでも検知しないセンサがあった場合はステップに進む(ステップ105)。
全てが検知した場合は、吸着パッド25a、25b、25c、25d、25eを用いて基板3を吸着する(ステップ106)。
一方、1つでも検知しないセンサがあった場合は荷崩れと判断して作業を中止する(ステップ107)。
これは例えば図9および図10のような状態である。このような状態で基板3を吸着すると、一部の吸着パッドが基板3を吸着していないため、上昇中に基板3が落下するおそれがある。従って、作業を中止する必要がある。
基板3を吸着した後、図11に示すように、基板移載装置9をB1方向に上昇させる(ステップ108)。
ここで、センサ11a、11b、11c、11dのうちのいずれか1つが接触を検知しなくなったかどうかを判断し、検知しなくなった場合はステップ110に進み、検知した場合はステップ111に進む(ステップ109)。
検知しなくなった場合は、荷崩れと判断し、作業を中止する(ステップ110)。
これは例えば図12〜図14のような状態である。
図12〜図14では基板3は荷崩れを起した状態となっており、吸着パッド25aは基板を吸着していない。
一方、図14に示すように接触部33は合紙5に接触しており、この状態では、接触部33が合紙5によって押し上げられてフォトセンサ37内に挿入されるため、センサ11aは、吸着パッド25aと基板3が接触していると誤認する場合がある。
これは、基板3と合紙5の段差が、センサ11aの検出限界以下の場合に起こる。
しかし、図15に示すように基板3を基板移載装置と共に上昇させると、合紙5は上昇しないため、接触部33はE2方向に落下し、センサ11aが接触を検知しない状態となる。
従って荷崩れを検知することができる。
一方、全てのセンサが検知したままの状態の場合は基板移載装置9をA1方向に移動し、図示しない次工程等に基板3を搬出する(ステップ111)。
次に、図示しない合紙剥離装置等を用いて積層体7上の合紙5を剥離し、ステップ101に戻る(ステップ112)。
このように、本実施の形態によれば、検査システム1の基板移載装置9が複数のセンサ11a、11b、11c、11dを有しており、センサ11a、11b、11c、11dの基板3との接触状態の組み合わせによって荷崩れの判定を行う。
従って、荷崩れを簡易に検知することができ、基板3の破損を未然に防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態ではセンサ11a、11b、11c、11dとして接触式のセンサを用いているが、非接触式のセンサを用いてもよい。
検知システム1を示す斜視図 図1の側面図 図1のC方向矢視図 図2のセンサ11a付近の断面図 図2のセンサ11a付近の断面図 積層体7から基板3を分離する際の検知システム1の動作の手順を示すフローチャート 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図 各工程を示す図
符号の説明
1…………検知システム
3…………基板
5…………合紙
7…………積層体
9…………基板移載装置
11a……センサ
19a……垂直レール
21a……水平レール
23………フレーム
25a……吸着パッド
27a……アクチュエータ
31………カバー
33………接触部
35………ストッパ
37………フォトセンサ
39………発光部
41………受光部

Claims (5)

  1. 基板と合紙とを交互に積層させてなる積層体から、前記基板と前記合紙とを分離する際の積層体の荷崩れを検知する検知システムであって、
    前記基板を吸着して前記積層体から分離する移送装置と、
    前記基板と前記移送装置との接触を検知する複数のセンサと、
    前記センサの検知状態から荷崩れを判断する判断手段と、
    を有することを特徴とする検知システム。
  2. 前記判断手段は、前記移送装置が前記基板を吸着する際に、前記複数のセンサの1つが基板との接触を感知すると一定距離前記移送装置を下降させ、その時点で、前記複数のセンサのうち、一つでも接触を検知しない場合は荷崩れと判断することを特徴とする請求項1記載の検知システム。
  3. 前記判断手段は、吸着した基板を上昇させる際に、前記複数のセンサのうち、一つでも接触を検知しない場合は荷崩れと判断することを特徴とする請求項1記載の検知システム。
  4. 前記センサは前記移送装置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の検知システム。
  5. 前記センサは接触式のセンサであることを特徴とする請求項1記載の検知システム。
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