JP4694158B2 - 回転作動型ワンウェイクラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車、スノーモービル等に使用され、所定の回転数以上になるとワンウェイクラッチの機能を発揮する回転作動型ワンウェイクラッチに関する。
一般に、ワンウェイクラッチは、相対回転する外輪及び内輪を有し、外輪と内輪との間でトルクを伝達するスプラグやローラなどが外輪または内輪の軌道面に設けたカム面に噛み合うことで、一方向のみに回転トルクを伝達している。また、逆方向では空転する構成となっている。
このようなワンウェイクラッチの中で、内輪または外輪に設けたポケット(凹所)にローラを配置し、回転方向によって、ローラがポケットの楔部分に係合する楔作用により回転をロックする構成となっているものが知られている。
例えば、特許文献1は、外輪(アウターレース)に設けた凹所にローラを配置して、外輪が時計方向に回転した場合、ローラが楔作用により凹所でロックされ、内輪に対して外輪の回転をロックする構成を開示している。
また、特許文献2は、外輪(アウターレース)と入力カップリングとの間にローラ及び補助ローラを配置して、所定回転数以上になると、遠心力で補助ローラがローラを押圧する。この押圧力により、所定方向に回転すると楔作用でローラがロックすることが可能となり、ワンウェイクラッチの機能が発揮される構成を開示している。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特公昭53−8019号公報(第1−2頁、第1図等) 特開昭52−100045号公報(第2−3頁、第3図等) 特願平2003−101480号(図1等)
特許文献1に開示されているものは、ローラを用いた一般的なワンウェイクラッチであり、回転数に応じてロックする構成となっていない。
また、特許文献2は、回転数に応じてロックする構成を開示している。しかしながら、補助ローラの作動範囲を決定する長孔が内輪とは別体に設けられているため、装置の所望の寸法精度を得るのが困難であり、また部品点数も多くなる。また、補助ローラが長孔に引っかかる虞があり、ローラを押圧するプレートや抱持片といった部品が必要であり、スプリングの設置スペースが要求されるので装置の径を小さくするには限りがある。
これらの問題を解決するため、特許文献3に示すように、付勢スプリングを内輪の凹部に嵌合させ、ローラを付勢する構成とすることもできるが、作動中に付勢スプリングが径方向外方に、すなわち外輪方向に変位して脱落する恐れがあった。
そこで、本発明は部品点数を削減するとともに、安価で、ばね定数を小さく設定でき、寸法精度が得やすいと共に、錘体が引っかかる虞が無く、付勢スプリングが径方向外方へ変位することなく安定した作動を実現した、省スペースでも設計可能な構造の回転作動型ワンウェイクラッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、
内周円筒面を有する外輪と、カム面が形成された内輪と、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチにおいて、前記付勢スプリングの径方向外方への変位を防止する案内手段が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
付勢スプリングの径方向外方への変位を防止する案内手段が設けられてので、部品点数を削減するとともに、安価で、寸法精度が得やすいと共に、錘体が引っかかる虞が無く、付勢スプリングが径方向外方へ変位することなく安定した作動を実現した、省スペースでも設計可能な構造の回転作動型ワンウェイクラッチを提供できる。
本明細書において、「回転作動型」とは、上記所定の回転数を越えた範囲での回転時において、ワンウェイ3ラッチとしての機能が確実に作動するという意味であるが、低速回転域から所定の回転数以下の回転でも、ワンウェイクラッチとして機能する場合がある。また、「所定の回転数」は、錘体の質量や錘体の内輪中心からの距離、錘作動面の傾斜角度によって、任意に決定されるものである。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図面中、同一部分は同一符号にて示してある。
図1は、本発明の実施例を示す回転作動型ワンウェイクラッチ(以下、説明の便宜上単に「ワンウェイクラッチ」と称することがある)を示しており、(a)は部分上面図、(b)は一部破断した正面図である。図1は、ワンウェイクラッチ1が空転している非係合状態を示している。
図1の(b)に示すように、ワンウェイクラッチ1は、内周にスプライン2aが刻設され、駆動軸(不図示)に嵌合する中空の軸である内輪2と、内輪2の半径方向外側で同軸上に、かつ内輪2と相対回転自在に配置された外輪3とからなっている。内輪2の外周部には、外輪3の内周面に対して開口した複数のポケット9が円周方向等分に設けられている。ポケット9の間の内輪2の外周面は、外輪3の内周面に対して摺擦する軸受部15となっている。
各ポケット9はその内周面の一部にカム面11が形成され、またトルク伝達を行う転動体であり、ほぼ円筒形のローラ7とほぼ円筒形の錘体8とが配置されている。ポケット9には、更にローラ7をカム面11の深さの深い方向、即ち、カム面11と外輪3の円筒状内周面との間でローラ7が噛み合わず、ワンウェイクラッチ1が空転する、非係合方向へ付勢する付勢スプリング5が設けられている。
カム面11の更に外径側であって、錘体8の反対側部分には、カム面11よりも大きく傾斜した非楔作用面14が形成されている。非楔作用面14は、カム面11より浅く、すなわちカム面11より傾斜が大きく設定されている。ローラ7に過大なトルクが加わった場合、ローラ7は、この非楔作用面14まで移動し、非楔作用面14で過大なトルクを逃がし、装置の破損を未然に防止する構成となっている。
錘体8は、ポケット9の奥部に設けられた凹部16に収容されており、その上にローラ7が載置されている。また、内輪2の軸受部15の錘体8寄りの切り込み部は、遠心力によって錘体8が移動するとき、錘体8を案内する錘作動面12が形成されている。
付勢スプリング5には、板状の部材を折り曲げて作られるアコーデオンスプリングが用いられており、後述の側板10の折曲部18を付勢スプリング5の取付け部17で挟むことによって、付勢スプリング5は側板10に保持されている。また、折曲部18に付勢スプリング5の端部を巻き込む形で固定することもできる。付勢スプリング5は、取り付け部17と反対側の一端で、ローラ7を押圧する。
また、付勢スプリング5として、ローラ7のスキュー防止のため、アコーデオンスプリング以外にも、断面が楕円形状のコイルスプリングを用いるとよい。
図1の(a)に示すように、ワンウェイクラッチ1の主要部を軸方向で保持するほぼ環状の側板10は、軸方向内方へ延在する複数のフランジ部13を備えている。フランジ部13は、ポケット9に対応して、周方向等分に設けられている。また、フランジ部13に隣接して軸方向に延在する折曲部18が設けられ、この折曲部18の先端が加締められ加締め部4となっている。
加締め部4は、他方の側板10に設けられた孔(不図示)に嵌合し、その状態で折り返される。それにより、側板10はお互いに固定される。尚、図1の(b)では背面側の側板10を、また、後述の図2の(b)においては、正面側の側板10の図示を省略している。
図2の(a)に示すように、ローラ7の軸方向幅Aは、側板10のフランジ部13間の最小幅Bより短い。従って、フランジ部13間から径方向外方へと突出することが可能である。また、錘体8の軸方向幅Cは、内輪2の軸方向幅とほぼ同じでよい。
同様に、アコーデオンスプリングである付勢スプリング5の軸方向幅は、フランジ部13間の幅よりも大きく設定されている。従って、付勢スプリング5の軸方向の両端は、側板10のフランジ部13により保持されているので、ワンウェイクラッチ1の作動中に、径方向外方へ、すなわち外輪3方向へ過剰に変位することを防止されている。
図1の(b)に明瞭に示すように、側板10の直径は、内輪2の外周面を形成する直径より僅かに小さく設定している。従って、フランジ部13も内輪2の外周面より内径側に偏倚しており、ワンウェイクラッチ1の作動中に外輪3の内周面に当たって、ワンウェイクラッチ1の作動に支障を与えることがない。
次に、図2の(a)及び(b)を用いて、本実施例の回転作動型ワンウェイクラッチ1の動作を説明する。図2の(a)は部分上面図、(b)は正面図であり、ワンウェイクラッチのローラの噛合い時(係合時)の状態を示している。図2は、ワンウェイクラッチ1は、噛合ったロックアップ状態を示している。
上述の構成の回転作動型ワンウェイクラッチ1は、非回転時から低速回転域までは内外輪の相対回転方向どちらの向きでもローラ7がトルク伝達を行うことはない。図1はこの状態を示しており、外輪3の内周面とローラ7との間には僅かな隙間が存在している。このとき、錘体8は、ポケット9のほぼ最奥部に位置している。また、ローラ7は、ポケット9を画成する面の一部に設けられた錘作動面12とカム面11の双方に接する状態で付勢スプリング5によって付勢支持され、錘体8はローラ7とポケット9を画成する錘作動面12、カム面11に囲まれる空所に配置されている。
図1の非係合状態から、回転数が上昇すると錘体8が遠心力を受けてポケット9の側部に形成された、外径方向に向かってポケットの周方向幅が徐々に狭まるように傾斜した周方向端面、すなわち錘体作動面12に沿って外径側へ移動し、ローラ7自身が受ける遠心力に加えて錘体8が受ける遠心力がローラ7に加わり、ローラ7がカム面11と係合可能な位置まで周方向に押圧する力が働く。図2は、このような係合状態を示しており、ローラ7が外輪3の内周面とカム面11との間に噛合っている。
更に、回転数が所定値を超えるとローラ7に充分な押圧力が加わり、回転作動型ワンウェイクラッチ1の機能を発揮できる状態、つまりロックアップ可能な状態となる。即ち、この状態で、図2において内輪2を固定状態として考えると、外輪3が図中反時計方向へ回転するときは空転状態(図1に示す非係合状態)となり、図中時計方向へ回転するときは噛合い状態(係合状態)となり、内外輪間でトルクの伝達が行われる。
ワンウェイクラッチ1が係合状態でも付勢スプリング5の梁どうしはお互い当たらないように設定してある。これにより、付勢スプリング5のへたりを防止できる。尚、図1では一部のローラ及び錘体の図示を省略してある。
次に、図3を用いて、ローラ7と側板10のフランジ部13との関係を説明する。図3は、図2の状態に対応した軸方向断面図である。ワンウェイクラッチ1は、ローラ7が外輪3の内周面に噛合っている係合状態で示している。側板10のフランジ部13とローラ7の軸方向端面7aとの間には、所定の間隙が設けられており、ローラ7がフランジ部13の上面を越えて、フランジ部13間から突出することを妨げない。ローラ7の作動を妨げないよう、両サイドからフランジ部13を出して、付勢スプリング5の両端のみを支持する構造とした。側板10及びフランジ部13で案内手段を構成している。
また、図3から明瞭に分かるように、付勢スプリング5の軸方向両端部は、フランジ部13により径方向外方への移動を阻止されているので、作動中に外輪3方向へ逸脱することがない。すなわち、フランジ部13は、ローラ7を非係合方向に押圧している付勢スプリング5がワンウェイクラッチ1の作動中、遠心力で外側に外れない(飛び出ない)ように付勢スプリング5を案内保持する。
図4は、本発明実施例の変形例を示す回転作動型ワンウェイクラッチを係合前の状態で示しており、(a)は部分上面図、(b)は部分正面図である。また、図5は、図4の回転作動型ワンウェイクラッチを係合状態で示しており、(a)は部分上面図、(b)は部分正面図である。この変形例では、付勢スプリング5の形状が異なる。付勢スプリング5の一端は、側板10の折曲部18に固定されている。また、付勢スプリング5の他端である自由端が、上方に折り曲げられ、延長部20となっている。
図4の(a)に示すように、延長部20の軸方向幅は、フランジ部13間の幅より大きく設定する。これにより、延長部20の軸方向の両端が、フランジ部13の下に常時位置する状態となり、付勢スプリング5は延長部20により当接案内される。延長部20とフランジ部13とは互いに摺動するが相対変位を妨害しない関係となっている。また、延長部20の周方向の端部22は、ローラ7に対して充分なクリアランスを有し、ローラ7の作動を妨害しない構成としている。もちろん、延長部20の幅は任意に設定できることは言うまでもない。また、延長部ではなく、別体の板部材をフランジ部13間に設けることもできる。
延長部20は、側板10のフランジ部13と付勢スプリング5との間に位置して、ローラ7が係合位置に向かって移動すると、側板10の折曲部18の上方に変位するが、ひっかかることはなく、摩擦が生じないようになっている。延長部20を設けたことで、遠心力の働いた状態で付勢スプリング5の作動時に、フランジ部13との接触面積を増大させ面圧を下げ、付勢スプリング5とフランジ部13との接触による摩耗を防止し、付勢スプリング5の作動を安定させることができる。
図5の(a)及び(b)に示すように、ローラ7が係合状態にくると、付勢スプリング5は、最も潰れた状態になり、延長部20の先端部21は側板10の折曲部18のすぐ上まで変位している。
しかしながら、内輪2に当接はしない長さに設定してある。
変形例のように、スプリング5の自由端に延長部20を設けることで、スプリング5の側板10のフランジ部13に対する面圧を面積の広い延長部20で受けることになり、比較的面積の狭いフランジ部13だけにスプリング5が当たることによる面圧の増大を防止できる。従って、スプリング5の作動が安定化し、局部摩耗などを防ぐことができる。
尚、錘体は、鋼材、銅、鋼合金、アルミニウム、合成樹脂等の材料から成形することが考えられるが、鋼等の比重の大きいものを用いると単位体積あたりに受ける遠心力が大きくなるので、装置のサイズが小さく且つ低速回転時においても噛合い可能な状態が得られ、また錘体8の径を小さくすることが可能となる。
以上説明した各実施例ではポケットに配置される転動体としての円筒形のローラを示したが、これは球体であっても良い。また、錘体についても、円筒形のローラではなく球体であってもよい。更に、転動体と錘体との組み合わせについても、両者ともローラ、両者とも球体、いずれか一方がローラで、他方が球体であってもよい。
また、各実施例では、ポケットは円周方向に複数箇所設けられているが、この数は必要なトルク容量などに応じて任意に変更できる。しかしながら、個数にかかわらずポケットは円周方向等配分に設けることが好ましい。また、付勢スプリング5を側板10の折曲部18に固定したが、付勢するスプリング5を保持する保持器を設けて、その保持器に固定することも可能である。
また、上記実施例では、ローラの直径は錘体の直径より大きいが、使用条件(例えば、作動時の回転数の範囲)によって、任意に設定することができる。例えば、同じ大きさにすることも可能である。
本発明の回転作動型ワンウェイクラッチは、自動二輪車、スノーモービル等だけでなく、四輪自動車などにも適用することが可能である。
本発明の実施例を示す回転作動型ワンウェイクラッチを作動(回転)前のセット状態で示しており、(a)は、部分上面図、(b)は一部破断した正面図である。 本発明の実施例を示す回転作動型ワンウェイクラッチを係合状態で示しており、(a)は部分上面図、(b)は部分正面図である。 図2の状態の回転作動型ワンウェイクラッチの軸方向断面図である。 本発明実施例の変形例を示す回転作動型ワンウェイクラッチを係合前の状態で示しており、(a)は部分上面図、(b)は部分正面図である。 本発明実施例の変形例を示す回転作動型ワンウェイクラッチを係合状態で示しており、(a)は部分上面図、(b)は部分正面図である。
符号の説明
1 回転作動型ワンウェイクラッチ
2 内輪
3 外輪
4 加締め部
5 アコーデオンスプリング
7 転動体(ローラ)
8 錘体
9 ポケット
10 側板
13 フランジ部
11 カム面
12 錘作動面
14 非楔作用面
20 延長部

Claims (2)

  1. 内周円筒面を有する外輪と、外周面に、カム面が形成された複数のポケットを有する内輪と、前記ポケットに配置され、前記外内輪間のトルク伝達を行う転動体、前記転動体を付勢する付勢スプリング、及び前記ポケットに配置され、遠心力を受けて前記付勢スプリングの付勢力に抗しつつ前記転動体を係合方向へ押圧する錘体を備えた回転作動型ワンウェイクラッチであって、
    前記回転作動型ワンウェイクラッチの軸方向両端に配置された一対の側板を備え、前記一対の側板は互いに対向して軸方向に延在するフランジ部を含み、前記フランジ部は前記ポケットの位置に対応して前記付勢スプリングと前記外輪との間に延在し、前記フランジ部間の軸方向幅は、前記付勢スプリングの軸方向幅より小さく、前記フランジ部間の間隔は前記ローラの軸方向幅より大きいことを特徴とする回転作動型ワンウェイクラッチ。
  2. 前記付勢スプリングは延長部を備え、前記延長部は、前記フランジ部と前記付勢スプリングの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の回転作動型ワンウェイクラッチ。
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