JP4692878B2 - プラズマcvd装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波電力を利用したプラズマCVD装置に関し、特に、均一な薄膜を形成するためのプラズマCVD装置に関する。
反応室内に原料ガスを導入し、そこに高周波電力によってプラズマを発生させて、原料ガスの分解や反応を利用して薄摸を形成するプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置は、集積回路製造工程の半導体薄膜形成工程やその他の用途に広く利用されている。特に互いに平行な一組の平板電極の間に高周波電圧を印加して発生させる平行平板電極を利用する容量結合型プラズマCVD装置は、装置構成が簡単であることから、広くプラズマCVD装置として普及している。
図6に従来の平行平板電極方式の容量結合型プラズマCVD装置100の構成を示す。このプラズマCVD装置は、真空排気して原料ガスを導入できる反応室2を備えている。この反応室2には、基板1が配置されてその基板上に薄膜が形成される。この成膜の工程は、例えば、図示しない搬送機構により基板1を反応室内に搬送し、接地電極4の平面部分に密着させる。そして、基板1を接地電極4に内蔵されたヒータにより所望の温度に加熱する。次に、基板1と高周波印加電極3間の放電空間5に図示しないガス導入手段により薄膜原料となるガスを導入し、プラズマ励起電源6によりインピーダンス整合器7を介して高周波印加電極3に高周波電圧を印加し、放電空間5にプラズマを発生させる。このようにプラズマ化された原料ガスは、その励起エネルギーによって分解され、反応して基板上に薄膜となって堆積する。
このようなプラズマCVD装置を用いて大型の基板に成膜を行いたいという要求がある。この要求は、例えば太陽電池用途でのアモルファスシリコン薄膜形成において見られ、その場合の基板サイズは1m角以上となっている。このような大型の基板を対象とするプラズマCVD装置においては、プラズマCVD装置の設置床面積を低減する目的のために、基板を大地に垂直に立てて搬送する縦搬送方式が採用され、さらに、高周波印加電極に高周波電力を給電する高周波給電系も装置上部に配置される。
一方、成膜速度の向上およびCVD装置の稼働率向上の観点から、アモルファスシリコン薄膜形成において生成されるパウダーの生成量を低減させたいという要求がある。例えば、水素化アモルファスシリコン膜(a−Si:H膜)の成膜中にはSiH4ガスが分解してSiH3*、SiH3、SiH2*、SiH2のように、各種ラジカルやイオンが生成されるが、このうちSiH3*のラジカルが成膜に寄与することが知られている。このとき生成されるSiH2イオンの量は少ないが、最近の報告によれば、このSiH2イオンの半径が大きく又帯電しているために気相反応を起こしてSi2Hxnを生成し、一旦生成されたSi2Hxnはその半径が大きいために加速度的に気相反応を起してSinmの大きなクラスターを形成してやがてはパウダーとして認識されるまでに至るということである。また、生成されるパウダーの粒径の成長速度は、その粒径が飽和するまでには1秒以上かかるという報告もなされている。
このようなパウダーの発生の問題を解決する方法として、例えば特許文献1〜3には、高周波発振回路と周期的にオン・オフを行う発振回路とを組み合わせて、周期的にオン・オフさせた変調高周波電源をプラズマ励起電源としてプラズマ(パルスプラズマ)を生成するプラズマCVD装置を用いる方法が提案されている。
特公平7−47823号公報 特開平8−222520号公報 特開平8−288228号公報
しかしながら、パウダーを抑制するためにパルスプラズマを用いることと、大型基板を用いることとは互いにトレードオフの関係にある。電極の寸法と高周波の波長が同程度である場合には、電極の電位は一様とはならず、電極の位置により電位が異なるという現象が発生する。このような現象に対しては電極を分布定数回路として考える必要がある。
図6に示した従来のプラズマCVD装置100の電極構造を分布定数回路の等価回路によって表すと図7のようになる。この分布定数回路は受端が開放端となる有限長分布定数回路であるため、開放端側で反射が起こり、電極上に定在波が生じる。
定在波の様相は給電線路の分布定数の影響も受けるが、一例として、特性インピーダンス50Ωの信号ケーブル(L=0.5mH/km、C=200nF/km)の値を使って計算すると、
伝播速度ν=1/(LC)1/2=1/(0.5×10-3×200×10-9)1/2[km/s]=1.0×108[m/s]
波長λ=ν/f=1.O×l08/(13.56×106)=7.37[m](13.56MHz)
=1.0×108/(27×106)=3.7[m] (27MHz)
となる。定在波の腹と節の間隔はλ/4となるから、定在波の振幅は、開放端で完全に反射するという条件では、図8のようになる。このように、高周波電源の周波数により異なるものの、例えば、給電端に比べて開放端側の電位が大きくなることがある。特に、成膜される基板が大型化し、周波数が高くする場合には、定在波の影響が一層大きくなる。
このような定在波の分布により、電極間に発生するプラズマは、電位の高い開放端から点火し、その後、電極間全面に広がることとなる。図9に高周波電源の出力を連続波(CW)出力としたときとパルス出力としたときの膜厚分布の比較を示す。このときの成膜条件は、高周波電力持続時間は3msec、繰返し周期は13msec、基板面積あたりの高周波投入電力は80mW/cm2であり、また、電極間距離は3cm、原料ガス流量は、SiH4が100ccm、H2が100ccm、圧力173Pa(1.3Torr)である。図9に示したように、パルス出力時の基板内の膜厚分布は、連続波出力の場合と比べて不均一となる。発明者は、プラズマが電極面内の電位の高い個所から開始し、1m程度の大面積電極では、数msecの間では電極面全体にプラズマが広がりきらないことがこの原因であると考えている。
一般に、電極面内の電位差を小さくするためには、送電距離をなるべく小さくすることが必要であり、高周波電力の給電を高周波印加電極の中心部からおこなうことが望ましい。しかしながら、図10に示す従来のプラズマCVD装置200のように、装置の設置床面積低減の観点からインピーダンス整合器7を装置上部に配置した場合、高周波印加電極3の中心点から給電しても、電極上部側の膜厚が薄くなる傾向にある。これは配線と電極間が浮遊キャパシタンスにより容量結合し、高周波電流が電極の上部に流れやすいためである。結果的に、浮遊キャパシタンスを低減するためには配線と高周波印加電極の距離を大きくとらねばならず、反応室容積が大きくなる。設置床面積を増大させるようなプラズマCVD装置の大型化は、装置の製作コストが増大するばかりでなく、プラズマCVD装置を設置する建屋の建設費も増大させる。
本発明は上記問題の少なくともいくつかの問題を解決することを課題とする。
上記の目的を達成するために、本発明においては、減圧可能な反応容器内にプラズマを生成するための高周波の電力を供給するプラズマ励起電源と、前記反応容器内に垂直に配置され、平面部分を有する接地電極と、複数の平板電極を有し前記反応容器内に配置される高周波電圧印加電極であって、該平板電極のそれぞれは、少なくとも一部が重なりを有するよう互いに離間されて互いに中心部が電気的に結合または短絡されており、該平板電極の一つが、前記接地電極の前記平面部分からほぼ一様な距離だけ離間して配置されており、前記各平板電極の内の前記接地電極から最も離れて位置する平板電極がその上端部に前記プラズマ励起電源からの給電を受け、前記接地電極と前記高周波電圧印加電極とからなる電極対に前記高周波の電圧が印加される、高周波電圧印加電極とを備え、前記高周波電圧印加電極に、前記複数の平板電極のうちの少なくとも二つの隣り合う平板電極間における下部側の静電容量を上部側の静電容量よりも大きくさせる静電容量調整手段を設けてなるプラズマCVD装置が提供される。係るプラズマCVD装置においては、例えば、高周波印加電極のうち、高周波電源に最初に接続されて給電される平板電極(第1の平板電極)において高周波電力が一様でない場合であっても、第1の平板電極に結合されていたり、あるいは短絡されている他の平板電極に電力が伝わる過程で高周波電力はほぼ一様になるように供給される。なお、平板電極が短絡されているとは、直流成分が伝達されるように導電性のある部材で互いが接続されていることをいい、結合されているとは、交流成分が伝達されるように、容量成分あるいはリアクタンス成分によって互いに交流電力が伝達されるように、例えば誘電体を介して容量的に結合していることをいう。
また、本発明においては、前記プラズマ励起電源が高周波発振回路と前記高周波発信回路を周期的にオン・オフさせる発振回路とを組み合わせて変調高周波を発生させるものとすると好適である。本発明においては、高周波電圧印加電極の構成の工夫により、高周波高周波を変調高周波としてもパウダーの発生を抑制して薄膜の形成を行うことができる。
さらに、本発明において、前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極における下部側の対向面積を上部側の対向面積よりも大きくさせるように構成されると好適である。この場合には、例えば、給電線と接続される第1の平板電極に生じる高周波電力のアンバランスをキャンセルするために、第1の平板電極に隣り合う平板電極(第2の平板電極)の面形状を、第1の平板電極のものとは異なるものとし、第1と第2の第1の平板電極同士の間の静電容量の分布を調整することとする。これにより、高周波電力の供給はバランスよく行われる。
さらに、本発明において、前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極における下部側の間隔を上部側の間隔よりも小さくさせるように構成されると好適である。例えば、給電線と接続される第1の平板電極に生じる高周波電力のアンバランスをキャンセルするために、第1の平板電極と第2の平板電極の間の空隙を位置により異なることとし、第1の平板電極と第2の平板電極の間の静電容量の分布を調整することとする。これにより、高周波電力の供給はバランスよく行われる。
さらに、本発明において、前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極の間の空間における下部空間に配置した誘電体であると好適である。例えば、給電線と接続される第1の平板電極に生じる高周波電力のアンバランスをキャンセルするために、第1の平板電極と第2の平板電極の間に誘電体を部分的に挿入することとし、第1の平板電極と第2の平板電極間の静電容量の分布を調整することとする。この方法は、各層の電極面積を変える方法、あるいは各層の空隙長を変える方法に比べ、誘電体の挿入により、電力バランスの調整が可能なために、より微細な調整が簡便にできるさらなる利点がある。
本発明のプラズマCVD装置においては、設置床面積の小さいコンパクトな装置において、電源の周波数を高めたり成膜に用いる基板を大きくしたりする場合であっても、電極面内の電位分布を均一化でき、大面積で品質の良い均一な膜を製造することができる。
図1は、本発明の第1の実施例としてプラズマCVD装置10の構成を示す断面図である。プラズマCVD装置10においては、高周波電圧印加電極3と、薄膜を形成する基板1を載置する接地電極4とが、図示しない真空ポンプにより減圧可能な反応容器2内に配置される。高周波電圧印加電極3と接地電極4との基板に平行な面内での大きさは1000mm×1000mmである。高周波電圧印加電極3は、接地電極4の平面部分4aから一定の距離だけ離間して対向するように配置されており、その平面部分4aに基板1が載置される。このように構成される高周波電圧印加電極3と接地電極4との電極対が容量結合プラズマCVD装置の平行平板電極として動作する。
プラズマCVD装置10においては、高周波電圧印加電極3が、互いに離間して配置された第1の平板電極3a、第2の平板電極3b、第3の平板電極3cを有している。これらの第1〜3の平板電極3a〜3cは、同じ外形を有しており、互いに重なるように配置されて、それぞれの中心部においてスタッド3sによって互いの間隔が保持されている。このスタッド3sは、導電性を有する金属によって構成され、第1〜3の平板電極3a〜3cを互いに電気的に短絡している。そして、第3の平板電極3cが接地電極4の平面部分4aに対向するように配置される。
この高周波印加電極3への給電は、プラズマ励起電源6により行われる。具体的には、高周波電源6からの高周波電力は、反応容器2の上部側壁より導入した給電線により、高周波印加電極3の第1の平板電極3aの上部側端部に給電される。この場合、平板電極3aの上部側と下部側の高周波電力は不均一となる。しかし、この高周波電力は、第1の平板電極3a、第2の平板電極3b、第3の平板電極3cの順に電力が伝達するうちに均一化され、高周波印加電極面3のうち接地電極4と対向する第3の平板電極3cへの高周波電力はほぼ均一に供給されることになる。なお、プラズマ励起電源6は、高周波発振回路6aと、その高周波発振回路6aを周期的にオン・オフさせる発振回路6bとを組み合わせて変調高周波を発生させる。また、接地電極4とプラズマ励起電極の接地端子は共にアースに接続される。
図2は、本発明の第2の実施例としてプラズマCVD装置20の構成を示す断面図である。本実施例では高周波印加電極3の第2の平板電極3bの形状を上部と下部で非対称としている。具体的には、第2の平板電極3bの上部側の面積を下部側の面積の1/2としている。第2の平板電極3bをこのような構成とすると、第1の平板電極3aと第2の平板電極3b間の静電容量が、下部側が2倍となり、インピーダンス整合器7からの給電を上部から行った場合でも電極の上部と下部での高周波電力のバランスを保つことができる。
図3は、本発明の第3の実施例としてプラズマCVD装置30の構成を示す断面図である。本実施例では第3の平板電極3cは用いず、高周波印加電極3の第1の平板電極3aと第2の平板電極3bの間隔を、上部における平均の間隔が下部における平均の間隔の2倍となるようにしている。このような構成とすることで、第1の平板電極3aと第2の平板電極3b間静電容量が下部側で2倍となり、電極の上部と下部の高周波電力のバランスを保つことができる。
図4は、本発明の第4の実施例としてプラズマCVD装置40の構成を示す断面図である。本実施例では高周波印加電極3の第1第2の平板電極3aと第2第2の平板電極3bの間の下部側に比誘電率εが約2である誘電体(例えば四フッ化エチレン:PTFE:テフロン)3dを挿入するものである。このようにすることで、電極の第1層の平板電極3aと第2の平板電極3bの間の静電容量が下部側で2倍となる。これにより、電極の上部と下部の高周波電力のバランスを保つことができる。
本実施の形態の上記実施例では、いずれも第1の平板電極3aと第2の平板電極3b間の下部側の静電容量を上部側の2倍とすることとしたが、この静電容量の比率は2倍に限定されるものではなく、装置の具体的な構成に応じて、特に、基板サイズ、使用周波数により適宜変更することができる。また、本発明の実施の方法として、第2の実施例と第3の実施例、および第4の実施例を組み合わせておこなうことも可能である。
図5は、本発明の第5の実施例としてプラズマCVD装置50の構成を示す断面図である。本実施例は、反応室容器の壁の一部2aを高周波電極の一部となるよう構成するものである。このように構成することにより、壁の一部2aが高周波電極の一部となるため、高周波電極3は2つの平板電極を離間させて重ねて配置する構成となり、電極構造が複雑化せず、装置が大型化しない利点がある。なお、この場合、反応室容器の壁の一部2aは、反応室容器2の他の部分から絶縁部材2iによって電気的に絶縁されており、この部分による高周波の影響も考慮して高周波電圧印加電極3の構成が設計される。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形、変更および組合わせが可能である。
図1は本発明の実施例1のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図2は本発明の実施例2のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図3は本発明の実施例3のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図4は本発明の実施例4のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図5は本発明の実施例5のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図6は従来のプラズマCVD装置の構成を示す断面図である。 図7は従来のプラズマCVD装置の等価回路を示す回路図である。 図8は従来のプラズマCVD装置の電極電位分布を示す分布図である。 図9は従来のプラズマCVD装置により成膜したときの膜厚分布を示す分布図である。 図10は従来のプラズマCVD装置の他の構成を示す断面図である。
符号の説明
1:基板
2:反応室
3:高周波電圧印加電極
4:接地電極
5:放電空間
6:プラズマ励起電源
7:インピーダンス整合器
8:浮遊キャパシタンス

Claims (5)

  1. 減圧可能な反応容器内にプラズマを生成するための高周波の電力を供給するプラズマ励起電源と、
    前記反応容器内に垂直に配置され、平面部分を有する接地電極と、
    複数の平板電極を有し前記反応容器内に配置される高周波電圧印加電極であって、該平板電極のそれぞれは、少なくとも一部が重なりを有するよう互いに離間されて互いに中心部が電気的に結合または短絡されており、該平板電極の一つが、前記接地電極の前記平面部分からほぼ一様な距離だけ離間して配置されており、前記各平板電極の内の前記接地電極から最も離れて位置する平板電極がその上端部に前記プラズマ励起電源からの給電を受け、前記接地電極と前記高周波電圧印加電極とからなる電極対に前記高周波の電圧が印加される、高周波電圧印加電極と、を備え、
    前記高周波電圧印加電極に、前記複数の平板電極のうちの少なくとも二つの隣り合う平板電極間における下部側の静電容量を上部側の静電容量よりも大きくさせる静電容量調整手段を設けたことをことを特徴とするプラズマCVD装置。
  2. 前記プラズマ励起電源が高周波発振回路と前記高周波発信回路を周期的にオン・オフさせる発振回路とを組み合わせて変調高周波を発生させるものであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマCVD装置。
  3. 前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極における下部側の対向面積を上部側の対向面積よりも大きくさせるように構成されてることを特徴とする請求項1に記載のプラズマCVD装置。
  4. 前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極における下部側の間隔を上部側の間隔よりも小さくさせるように構成されてることを特徴とする請求項1に記載のプラズマCVD装置。
  5. 前記静電容量調整手段は、前記少なくとも二つの隣り合う平板電極の間の空間における下部空間に配置した誘電体であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマCVD装置。
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