JP4692222B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

この発明は、単一のコマンドで複数の制御状態を順次切換設定する被制御機器を制御するリモコン装置に関する。
一般家庭において、複数のオーディオ機器を一室に設置し、複数の部屋(ゾーン)でそれぞれ異なるソース(CD、DVD、FM放送等)を同時に再生可能にしたマルチゾーンのオーディオシステムが実用化されている。このオーディオシステムでは、各ゾーンにそれぞれ設置されたリモコン装置を用いて、各ゾーンで再生するソースを独立して制御することが可能になっている。このリモコン装置は、各オーディオ機器個別のものではなく、各オーディオ機器の制御状態を連携して切り換えるための汎用リモコンである。マルチゾーンオーディオシステムのこのような連携した制御形態は、カスタムインストールと称され、米国で広く普及している。
図10はカスタムインストールのオーディオシステムが導入される家の概略を示す図であり、図11はオーディオシステムの主要構成を示す図である。
このオーディオシステムは、リビングルーム等のメインゾーン101に音声と映像とを配信し、ベッドルーム等のサブゾーン(Zone2)102に音声を配信するシステムである。
メインゾーン101には、オーディオコンポーネント12、IRレシーバ11、TV装置等のディスプレイ17、スピーカ18A〜18Dが備えられているとともに、マクロ制御機能を有するリモコン装置10が配置されている。
オーディオコンポーネント12は、IRディストリビュータ13、VCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、マルチゾーンレシーバ16等をケーブルで接続した集合体であり、メインゾーン101であるリビングルームの室内からは見ることができないように壁面に収納、または、目立たないように室内のラックに収納されている。マルチゾーンレシーバ16は、FMチューナ回路を備えるとともに、マルチチャンネルのオーディオアンプを備えており、メインゾーン101においてマルチチャンネルオーディオ信号を再生するか、または、メインゾーン101およびサブゾーン102のそれぞれにおいて2チャンネルのオーディオ信号を再生することができる。
ディスプレイ17であるTVは、リビングルームの正面壁(ソファが向いている方向の壁)に沿って配置されている。また、スピーカ18A,18Bは、ディスプレイ17が配置される壁面に埋め込まれている。スピーカ18C,18Dは、リビングルームの背面壁に埋め込まれて設置されている。IRレシーバ11はリモコン装置10の赤外線信号を受信する装置であり、ディスプレイ17上に配置されている。
サブゾーン102には、IRレシーバ21、スピーカ22A,22Bが備えられているとともに、マクロ制御機能を有するリモコン装置20が配置されている。スピーカ22A,22Bは、部屋の1壁面に埋め込まれており、IRレシーバ21は部屋の天井に受光面のみを露出して埋め込まれている。そして、リモコン装置20は例えばベッドの横机上などに持ち運び可能な状態で置かれている。
このようなオーディオシステムでは、次のように音声や映像が配信される。
ユーザがメインゾーン101でリモコン装置10を用いてDVDプレイヤ15Aの再生を指示する操作を行うと、この操作に基づくコマンド(オーディオ機器の動作を制御するコード信号)がリモコン装置10から赤外線(IR)で送信される。IRレシーバ11は、このコマンドを受信してIRディストリビュータ13に出力する。IRディストリビュータ13は、入力されたコマンドをVCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、およびマルチゾーンレシーバ16に配信する。各オーディオ機器は、入力されたコマンドが自装置宛のものであるかを判断し、自装置宛の場合には対応する動作を実行し、そうでない場合には無視する。DVDプレイヤ15Aが再生指示のコマンドを受信すると、指示に応じたDVDの再生動作を行い、音声信号および映像信号を出力する。マルチゾーンレシーバ16は、入力された音声信号および映像信号に所定の信号処理を行い、映像信号をディスプレイ17に出力するとともに、音声信号をスピーカ18A〜18Dのうちの所定スピーカに出力する。
一方、ユーザがサブゾーン102でリモコン装置20を用いてFM放送を受信を指示する操作を行うと、この操作に基づくコマンドがIRで送信される。IRレシーバ21は、このコマンドを受信してIRディストリビュータ13に出力する。IRディストリビュータ13は、入力されたコマンドをVCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、およびマルチゾーンレシーバ16に配信する。FM放送の受信を指示するコマンドの場合、マルチゾーンレシーバ16がこのコマンドに対応する動作を実行する。マルチゾーンレシーバ16は、所定の(予め設定されている)FM放送を受信し、その音声信号をサブゾーン102のスピーカ22A,22Bに出力する。
このように、マルチゾーンのオーディオシステムでは、複数のゾーンにおいて、独立して装置を制御し、別々のソースの再生を指示することができる。たとえば上記のように、メインゾーン101でDVDを視聴し、平行してサブゾーン102でFM放送を聞くことが可能である。
一方、このマルチゾーンのオーディオシステムでは、オーディオコンポーネント12がユーザに見えない場所または目立たない場所に設置されているうえ、別室であるサブゾーン102からもリモコン装置による操作を受け付けるようにしている。したがって、ユーザは、そのときの各オーディオ機器の動作状態が判らない状態でリモコン装置を操作することになる。たとえば、メインゾーン101でAVソースを視聴している場合でも、それを知らないサブゾーン102のユーザは、オーディオコンポーネント12の電源をオンしてオーディオソースの視聴を開始しようとする。ここで、マルチゾーンのオーディオシステムでは、ゾーン毎のオーディオ機器が競合しない状態を保ちながらコントロールされるように設計されている。そして、ゾーン毎の機器の電源制御は他ゾーンに全く影響しない。しかしながら、このようなオーディオシステムでは、リモコン装置の1操作で所望の音声出力まで完了させることが必要であり、どのような状態であっても確実に電源オンさせなければならない。
ところが、現在、一般に普及しているDVDプレイヤ等のオーディオ機器では、単一の電源オン/オフコマンドを用い、このコマンドを受信するごとに電源のオン/オフを反転するトグル動作をするように設計されているものが多い。ここで、トグル動作とは、単一のコマンドを受信するごとに、複数の制御状態をローテーションで遷移する動作をいう。電源オン/オフなどの2ステートの制御であれば、制御状態を反転する動作になる。
このような、単一のコマンドでトグル動作をするオーディオ機器にそのときの制御状態を知らないままコマンドを送信した場合、オーディオコンポーネント12が、そのユーザが予期しない動作をしてしまうおそれがある。
すなわち、オーディオコンポーネント12の電源が既にオンしている状態で、さらにオーディオコンポーネント12に電源オンのコマンド(実際には電源オン/オフ反転のコマンド)が入力されると、それまで動作していたオーディオコンポーネント12が電源オフしてしまい、期待した動作にならないという不具合が生じる。
このようなトグル制御の問題点を解決するためには、オーディオ機器が全ての制御状態に対応するコマンドを備えていれば解決する。すなわち、電源オンのコマンドと電源オフのコマンドを別のものにすれば、電源オン中に重ねて電源オンのコマンドを受信しても、オーディオコンポーネント12は、電源オンを継続するため、何ら不都合は生じない。
しかしながら、オーディオコンポーネント12の各オーディオ機器の多くの制御状態にそれぞれ独立したコマンドを付与することは、コード長が限られるコマンドコードのリソースが不足していることもあって現実的ではなく、またコマンド数を増加させるとリモコン装置のボタン数や制御部の負担が増加する等問題点も多いため、特に廉価な装置では採用されていない。
そこで、オーディオ機器の制御状態に応じて送信するコマンドを変更する機能(場合に応じてコマンドの送信を取りやめる機能)を備えたリモコン装置が提案されている。例えば、特許文献1には、DVDプレイヤ等の被制御機器の状態を問い合わせ、被制御機器からの回答に応じて各被制御機器に対するコマンドの内容を変更して送信するリモコン装置が開示されている。
特開平5−14976号公報
しかし、特許文献1の装置およびシステムでは、被制御機器の状態を表す信号をリモコン装置に返信しなければならず、被制御機器はリモコン装置に対して信号を送信する送信部を必要とし、リモコン装置は被制御機器からの信号を受信する受信部が必要となる。
このため、被制御機器とリモコン装置との間でフィードバック系を形成しなければならず汎用的でないうえ、装置が高額になる問題点があった。さらに、リモコン装置は、被制御機器からの回答に応じて、毎回マクロ制御信号を組み直さなければならず、制御が煩雑になるという問題点があった。
この発明は、リモコンのコマンド送信機能を改良することにより、単一のコマンドでトグル動作をする被制御機器に対しても、そのときの制御状態を確認することなく、的確な動作をさせることができるリモコンシステム等を制御することを目的とする。
請求項1の発明は、コマンドが入力されるごとに制御状態が第1状態、第2状態に交互に遷移し、第1状態から第2状態に遷移する時のコマンド不感期間がt1、第2状態から第1状態に遷移する時のコマンド不感期間がt2(>t1)である被制御機器を制御するリモコン装置であって、前記コマンドを出力したのち、Td1(t1<Td1<t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力する第2状態設定手段と、前記コマンドを出力したのち、Td1(t1<Td1<t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力し、さらにTd2(>t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力する第1状態設定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記第1状態および第2状態は、その一方が電源オン状態であり、他方が電源オフ状態であることを特徴とする。
上記発明では、リモコン装置から第1回目のコマンドが被制御機器に入力されると、被制御機器は、現在の制御状態(第1または第2)から他方の制御状態(第2または第1)へ制御状態を遷移する。このとき、被制御機器は、このコマンドを受信したときから、t1またはt2のコマンド不感期間にだけコマンドを受け付けない状態になる。リモコン装置が第2回目のコマンドを出力したタイミングがこのコマンド不感期間内であるか否かで、このコマンドが無視されるか有効になるかが振り分けられる。
すなわち、第1回目のコマンドで、被制御機器が第1状態から第2状態に制御状態が遷移した場合、そのときのコマンド不感期間t2はインターバルTd1よりも長いため第2回目のコマンドは無視され、被制御機器は、第2状態を継続する。一方、第1回目のコマンドで、被制御機器が第2状態から第1状態に制御状態が遷移した場合、そのときのこんど不感期間t1はインターバルTd1よりも短いため第2回目のコマンドは被制御機器に有効に入力され、被制御機器は、第1状態から第2状態に遷移する。
したがって、インターバルTd1の間隔でコマンドを2回送信することにより、被制御機器が第1,第2のどちらの制御状態であっても、コマンド送信後の制御状態を第2状態とすることが可能である。さらに、こののち、t2よりも長いインターバルTd2の間隔をおいて再度コマンドを送信することにより、被制御機器の制御状態を第1状態に確実に遷移させることができる。この動作制御の具体的な場合としては、たとえば、各種オーディオ機器の電源オン/オフ制御がある。
請求項3の発明は、コマンドが入力されるごとに制御状態が第1状態乃至第n状態のn個の制御状態へ順次輪番に遷移し、第n状態から第1状態へ遷移するときt3のコマンド不感期間を有する被制御装置を制御するリモコン装置であって、前記コマンドを、Td5×(n−1)<t3である時間Td5の間隔でn回連続して出力する第1状態設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記第1状態設定手段でn回コマンドを出力したのち、Td6(>t3)の待機ののち連続してm−1(m≦n)回、前記コマンドを出力する第m状態設定手段を備えたことを特徴とする。
上記発明では、第n状態から第1状態へ遷移するときのコマンド不感期間t3がn回のコマンド送信時間であるTd5×(n−1)よりも長いため、被制御機器を第n状態から第1状態へ遷移させる契機となったコマンド以後のコマンドはこのコマンド不感期間で無視されることになる。これにより、n回のコマンド送信によって、被制御機器の制御状態を確実に第1状態に設定することができる。
さらに、このように第1状態に設定された被制御機器に対してm−1回のコマンドを送信することにより、制御状態を第m状態に確実に設定することができる。
この発明によれば、単一のコマンドで複数の制御状態を順次遷移するトグル動作を行う制御機器を制御する場合であっても、制御機器に特別の機能を設ける必要なく、確実に特定の制御状態を設定することができる。
図面を参照してこの発明の実施形態であるマルチゾーンオーディオシステムについて説明する。なお、このマルチゾーンオーディオシステムの全体構成は、図11に示したものと同じであり、全体構成および動作の説明には図11を用いて説明する。ここで、VCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、マルチゾーンレシーバ16、ディスプレイ17の各オーディオ機器がこの発明の被制御機器に相当する。
実施形態のマルチゾーンオーディオシステムは、図11に示すように、メインゾーン101に音声と映像を配信し、サブゾーン102に音声を配信するシステムであり、リモコンシステムの主要部は、メインゾーン101に設置されている。なお、サブゾーン102に映像を配信することも可能であり、これらの配信仕様は適宜設定することができる。
このマルチゾーンオーディオシステムは、カスタムインストール用のリモコン装置を備えている。カスタムインストール用のリモコン装置は、1つのボタン操作でオーディオコンポーネント12に対して複数のコマンドを送信する機能を備えている。このコマンドのなかには、被制御機器である各オーディオ機器の電源オン/オフ状態や動作モードなどの制御状態を特定の状態に確実に設定するための制御シーケンス(後述)も含まれている。
図1は、上記カスタムインストール用のリモコン装置の主要部の構成を示すブロック図である。ここでは、メインゾーン101に設けられるリモコン装置10を例にあげて説明するが、サブゾーン102に設けられるリモコン装置20も同様の構成である。
リモコン装置10は、操作入力部111、送信部112、表示部113、制御部110、メモリ114を備える。操作入力部111は、リモコン装置10の上面に設けられた操作ボタン等の操作子を備えている。送信部112は、制御部110から入力されたコマンドをIR信号に変換して外部に送信する。表示部113は、例えば液晶パネルからなり、操作内容や動作制御内容等を表示する。なお、表示部113をタッチパネルで形成することで、表示部113と操作部111とを統合することも可能である。制御部110は、リモコン装置10の動作全体を制御し、操作部111により入力された動作指示操作に基づき、メモリ114に記憶されたコマンドを読み出して、送信部113に与える。
操作入力部111は、単独制御ボタン(複数)111Aとマクロ制御ボタン(複数)111Bとを有している。単独制御ボタン111Aは、たとえばマルチゾーンレシーバ16の音量を上げる/下げるやDVDプレーヤ15Aの再生動作を停止させる等の単一の機器に対して単一のコマンドを送信させるためのボタンスイッチである。一方、マクロ制御ボタン111Bは、1つのボタン操作で1または複数のオーディオ機器に対して複数の動作制御をするマクロ制御のために複数のコマンドを連続して送信させるためのボタンスイッチである。マクロ制御としては、たとえば、オーディオコンポーネント12の電源オンからDVDの再生スタートまでの一連の動作制御などがある。
例えば、オーディオコンポーネント12の電源オンからDVDの再生スタートまでの一連の動作制御を行うマクロ制御のためのコマンド列は以下のとおりである。
(1)DVDプレイヤ15A、マルチゾーンレシーバ16のメインゾーン対応部、ディスプレイ17に対する電源オンコマンド、
(2)マルチゾーンレシーバ16のメインゾーン101の選択をDVDプレイヤ15Aにするコマンド、
(3)ディスプレイ17に対する外部入力選択コマンド、
(4)DVDプレイヤ15Aに対するDVD再生コマンド
ここで、電源オンコマンドは、実際には電源オン/オフ反転コマンドであり、各オーディオ機器は、このコマンドにより電源オン/オフのトグル動作をする。このため、このコマンド(電源オン/オフ反転コマンド)を後述の方式でインターバル送信することにより、オーディオ機器をトグル動作させずに、「電源オフのときは電源オンし、電源オンのときはそのまま」という電源オンの一方向動作をさせるようにしている。詳細は後述する。
メモリ114には、オーディオコンポーネント12の各オーディオ機器を制御するための複数のコマンドが記憶されているとともに、単独制御ボタン111Aといずれかのコマンドを対応づけた単独制御ボタンテーブル、および、マクロ制御ボタン111Bと複数のコマンドのシーケンスを対応づけたマクロ制御ボタンテーブルが記憶されている。
単独制御ボタン111Aがオンされたとき制御部110は、このボタンに対応する1つのコマンドをメモリ114から読み出して送信部112に供給する。マクロ制御ボタン111Bがオンされたとき制御部110は、前記テーブルに記憶されたシーケンスに基づき、複数のコマンドを順次読み出して送信部112に供給する。
図11において、IRレシーバ11は、リモコン装置10が送信したIR信号を受信してIRディストリビュータ13に入力する。IRディストリビュータ13は、入力されたマクロ動作制御コマンドを、増幅および波形整形したのち、そのまま全部を各オーディオ機器、すなわちVCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、マルチゾーンレシーバ16に転送する。この転送は、各オーディオ機器のIR受光部に近接して設置されたIR送信部(赤外線LED)を点灯させることによって行う。また、IRディストリビュータ13は、ディスプレイ17に対しても入力された制御コマンドを送信する。
このように、コマンドは、VCR装置14、DVDプレイヤ15A,15B、マルチゾーンレシーバ16、ディスプレイ17の全てに同時に送信される。各機器は、受信したコマンドが読取可能なフォーマットであり且つ自己宛であった場合に、このコマンドに対応する処理を実行する。
次に、上述の電源オン/オフ反転コマンドによる電源オンの一方向制御、および、この逆方向の制御である電源オフの一方向制御について説明する。この電源オン/電源オフの一方向制御は、DVDプレーヤ15Aに限定するものではなく、電源オン/オフが単一のコマンドでトグル動作する機器であれば、どの機器にも適用可能なものである。また、電源オン/オフの動作状態制御に限定されず、単一のコマンドでトグル動作により切り換えられるものであれば、どのようなものにも適用可能である。
なお、この一方向制御は、被制御機器が、コマンドを受信したのち一定時間だけコマンドに対する不感期間を有し、この不感期間が、電源オン時と電源オフ時とで異なることを利用したものである。この不感期間は、受信したコマンドを解析して実行するための時間として設けられる場合、または、リモコン装置のチャタリングにより同じコマンドが連続して複数回送られてくるのを無視するための時間として設けられる場合がある。
なお、この一方向制御は、電源オン/オフ反転コマンドを所定時間の間隔で複数回送信するシーケンスからなるが、各送信コマンドを送信順に、第1電源制御コマンド、第2電源制御コマンド、第3電源制御コマンドと称する。
(A)被制御機器における電源オン時の不感期間Tcon1が、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも短い場合
(A−1)電源オン制御シーケンス
図2(A)はリモコン装置における電源オン制御シーケンスの構成を示す図であり、本実施形態のリモコン装置は、電源オンのコマンドとしてこのシーケンスを上段から順に実行する。
すなわち、第1電源制御コマンドを送信したのちTd1待機して第2電源制御コマンドを送信し、さらにTd2待機したのち第3電源制御コマンドを送信する。待機時間Td1,Td2は、それぞれ、
Tcon1<Td1<Tcoff1, Td2>Tcoff1
に設定する。
図3は、図2(A)に示す電源オン制御シーケンスにしたがってコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図であり、同図(A)は被制御機器の電源オン状態からの遷移を示し、同図(B)は被制御機器の電源オフ状態からの遷移を示している。
(A−1−1)被制御機器の電源オン状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オン状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオフするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcoff1の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オン時の不感期間Tcon1よりも長く、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも短いインターバル時間Td1だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間Tcoff1内であるので、この第2電源制御コマンドを受け付けず、電源オフ状態からオンへの反転はない。
次に、リモコン装置は、第2電源制御コマンドを送信したのち、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも長いインターバル時間Td2だけ待機して第3電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間が終了しているため、この第3電源制御コマンドを受信して電源をオンするための処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオンされる。
(A−1−2)被制御機器の電源オフ状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オフ状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングから、Tcon1の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オン制御の不感期間Tcon1よりも長く、電源オフ制御の不感期間Tcoff1よりも短いインターバル時間Td1だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、この時点では不感期間が終了して電源オン状態であるので、受信した第2電源制御コマンドにしたがって電源をオフするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第2電源制御コマンドの受信タイミングから、Tcoff1の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、第2電源制御コマンドを送信したのち、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも長いインターバル時間Td2だけ待機して第3電源制御コマンドを送信する。第2電源制御コマンドと第3電源制御コマンドとの送信時間間隔Td2が電源オフ制御の不感期間Tcoff1よりも長いので、第3電源制御コマンドを受信する際には、被制御機器はすでに不感期間が終了した電源オフ状態である。このため、被制御機器は、第3電源制御コマンドを受信して、電源オンの処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオンされる。
(A−2)電源オフ制御シーケンス
図2(B)はリモコン装置における電源オフ制御シーケンスの構成を示す図であり、本実施形態のリモコン装置は、電源オフのコマンドとしてこのシーケンスを上段から順に実行する。
すなわち、第1電源制御コマンドを送信したのちTd1待機して第2電源制御コマンドを送信する。待機時間Td1は、Tcon1<Td1<Tcoff1に設定する。
図4は、図2(B)に示す電源オフ制御シーケンスにしたがってコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図であり、同図(A)は被制御機器の電源オン状態からの遷移を示し、同図(B)は被制御機器の電源オフ状態からの遷移を示している。
(A−2−1)被制御機器の電源オン状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オン状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオフするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcoff1の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オン時の不感期間Tcon1よりも長く、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも短いインターバル時間Td1だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間Tcoff1内であるので、この第2電源制御コマンドを受け付けず、電源オフ状態からオンへの反転はない。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオフされる。
(A−2−2)被制御機器の電源オフ状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オフ状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcon1の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オン時の不感期間Tcon1よりも長く、電源オフ時の不感期間Tcoff1よりも短いインターバル時間Td1だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。第2電源制御コマンドと第3電源制御コマンドとの送信時間間隔Td1が電源オン制御の不感期間Tcon1よりも長いので、第2電源制御コマンドを受信する際には、被制御機器はすでに不感期間が終了した電源オン状態である。このため、被制御機器は、この第2電源制御コマンドを受信して、電源オフの処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオフされる。
(B)被制御機器における電源オン制御時の不感期間Tcon2が、電源オフ制御時の不感期間Tcoff2よりも長い場合
(B−1)電源オン制御シーケンス
図5(A)はリモコン装置における電源オン制御シーケンスの構成を示す図であり、本実施形態のリモコン装置は、電源オフのコマンドとしてこのシーケンスを上段から順に実行する。
すなわち、第1電源制御コマンドを送信したのちTd3待機して第2電源制御コマンドを送信する。待機時間Td3は、Tcon2<Td3<Tcoff2に設定する。
図6は、図5(A)に示す電源オン制御シーケンスにしたがってコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図であり、図6(A)は被制御機器の電源オン状態からの遷移を示し、同図(B)は被制御機器の電源オフ状態からの遷移を示している。
(B−1−1)被制御機器の電源オン状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オン状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcoff2の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オフ時の不感期間Tcoff2よりも長く、電源オン時の不感期間Tcon2よりも短いインターバル時間Td3だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。第2電源制御コマンドと第3電源制御コマンドとの送信時間間隔Td3が電源オフ時の不感期間Tcoff2よりも長いので、第2電源制御コマンドを受信する際には、被制御機器はすでに不感期間が終了した電源オフ状態である。このため、被制御機器は、この第2電源制御コマンドを受信して、電源オンの処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオンされる。
(B−1−2)被制御機器の電源オフ状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オフ状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcon2の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オフ時の不感期間Tcoff2よりも長く、電源オン時の不感期間Tcon2よりも短いインターバル時間Td3だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間Tcon2内であるので、この第2電源制御コマンドを受け付けず、電源オン状態からオフへの反転はない。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオンされる。
(B−2)電源オフ制御シーケンス
図5(B)はリモコン装置における電源オフ制御シーケンスの構成を示す図であり、本実施形態のリモコン装置は、電源オンのコマンドとしてこのシーケンスを上段から順に実行する。
すなわち、第1電源制御コマンドを送信したのちTd3待機して第2電源制御コマンドを送信し、さらにTd4待機したのち第3電源制御コマンドを送信する。待機時間Td3,Td4は、それぞれ、
Tcoff2<Td3<Tcon2, Td4>Tcon2
に設定する。
図7は、図5(B)に示す電源オフ制御シーケンスにしたがってコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図であり、同図(A)は被制御機器の電源オン状態からの遷移を示し、同図(B)は被制御機器の電源オフ状態からの遷移を示している。
(B−2−1)被制御機器の電源オン状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オン状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオフする処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングから、Tcoff2の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オフ制御の不感期間Tcoff2よりも長く、電源オン制御の不感期間Tcon2よりも短いインターバル時間Td3だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、この時点では不感期間が終了して電源オフ状態であるので、受信した第2電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第2電源制御コマンドの受信タイミングから、Tcon2の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、第2電源制御コマンドを送信したのち、電源オン時の不感期間Tcon2よりも長いインターバル時間Td2だけ待機して第3電源制御コマンドを送信する。このインターバル時間Td2が電源オン時の不感期間Tcon2よりも長いので、第3電源制御コマンドを受信する際には、被制御機器はすでに不感期間が終了した電源オン状態である。このため、被制御機器は、第3電源制御コマンドを受信して、電源オフの処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオフされる。
(B−2−2)被制御機器の電源オフ状態からの遷移
リモコン装置が第1電源制御コマンドを送信すると、被制御機器がこれを受信する。被制御機器はこの時点で電源オフ状態であるので、受信した電源制御コマンドにしたがって電源をオンするための処理を実行する。このとき、被制御機器は、第1電源制御コマンドの受信タイミングからTcon2の時間だけリモコン装置からのコマンドを受け付けない不感期間となる。
次に、リモコン装置は、電源オフ時の不感期間Tcoff2よりも長く、電源オン時の不感期間Tcon2よりも短いインターバル時間Td3だけ待機して第2電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間Tcon2内であるので、この第2電源制御コマンドを受け付けず、電源オフ状態からオンへの反転はない。
次に、リモコン装置は、第2電源制御コマンドを送信したのち、電源オン時の不感期間Tcon2よりも長いインターバル時間Td4だけ待機して第3電源制御コマンドを送信する。被制御機器は、このとき不感期間が終了しているため、この第3電源制御コマンドを受信して電源をオフする処理を実行する。これにより、このシーケンスにより、被制御機器の電源がオフされる。
上記説明では、2ステートのトグル動作を電源のオン/オフを例にあげて説明したが、本発明で制御する2ステートのトグル動作は電源オン/オフに限定されるものではない。
なお、前述の説明では、トグル制御コマンドにより2つの状態遷移を制御する場合、具体的には電源のオン/オフ状態を制御する場合について説明したが、3つ以上の状態を遷移させるトグル制御コマンドにおいても、前述の構成及び処理方法を適用することができる。
≪3ステートのトグル動作に対する制御≫
図8、図9は、単一のコマンドにより3つの制御状態を順次遷移させる被制御機器に対して、上記単一のコマンドを用いて特定の制御状態を指示するためのシーケンスを説明する図である。具体的には、図8は、再生モード切換コマンドにより、再生モードをノーマル再生モード(Normal)、リピート再生モード(Repeat)、ランダム再生モード(Random)に順次切り換えてゆくDVD再生装置において、再生モードをノーマル再生モードに設定するためのシーケンスを示す図であり、図9は再生モードをリピート再生モードやランダム再生モードに設定するためのシーケンスを示す図である。
ここで、被制御機器(DVDプレイヤ)は、再生モード切換コマンドを受信するごとに再生モードをノーマル再生モード→リピート再生モード→ランダム再生モード→ノーマル再生モードに順次切り換えてゆくが、ランダム再生モードにおいて次の(ノーマル再生モードにモードを切り換える)再生モード切換コマンドを受信したとき、その時点から一定時間の不感期間Tnrが存在し、この期間は、再生モード切換コマンドの受信を受け付けない設定になっている。または、被制御装置は、通常は不感期間なく常にコマンドを受け付け可能な状態で動作し、業者がカスタムインストール用の隠しスイッチをオンするとこのような不感期間を挟んだトグル動作をするように動作を変更するようにしてもよい。
ここで、不感期間Tnrは、再生モード切換コマンドを複数回(「ステート数n−1」回;この実施形態の場合は2回)挿入可能な時間であるものとする。
このノーマル再生モード設定シーケンスでは、再生モード切換コマンドをn回(この実施形態では3回)、それぞさインターバル時間Td5の間隔で送信する。ここでインターバル時間Td5は、
Td5×(n−1)<Tnr
となるように設定する。
このように設定することにより、図8(A)のノーマル再生モード時に上記シーケンスでコマンドが入力されると、3回の再生モード切換コマンドによって再生モードが一周してノーマル再生モードが維持される。
また、同図(B)のリピート再生モード時に上記シーケンスでコマンドが入力されると、2回の再生モード切換コマンドによって再生モードがノーマル再生モードに設定されたのち3回目の再生モード切換コマンドは不感期間によって無視され、これにより、再生モードがノーマル再生モードに切り換えられることになる。
また、同図(C)のランダム再生モード時に上記シーケンスでコマンドが入力されると、1回の再生モード切換コマンドによって再生モードがノーマル再生モードに設定されたのち2回目、3回目の再生モード切換コマンドは不感期間によって無視され、これにより、再生モードがノーマル再生モードに切り換えられることになる。
さらに、こののち、被制御機器をリピート再生モードやランダム再生モードにする場合には、図9(A)、(B)に示すように、被制御機器がノーマル再生モードに設定され、不感期間が経過したのちに、すなわち、3回目の再生モード切換コマンドを出力したのちTd6(>Tnr)のインターバル時間だけ待機して再度1回または2回再生モード切換コマンドを送信すればよい。
再度1回送信すれば、図9(A)に示すようにリピート再生モードが設定され、再度2回送信すれば、同図(B)に示すようにランダム再生モードが設定される。
このような構成および処理を行うことで、3ステート以上のトグル動作をする機器であっても、単一のコマンドで所望のステート(制御状態)を設定することが可能になる。
この発明の実施形態であるマルチゾーンオーディオシステムに用いられるリモコン装置の主要部の構成を示すブロック図 同リモコン装置における電源オン制御シーケンスおよび電源オフ制御シーケンスを説明する図 図2の電源オン制御シーケンスでコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図 図2の電源オフ制御シーケンスでコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図 上記リモコン装置における電源オン制御シーケンスおよび電源オフ制御シーケンスの他の例を説明する図 図5の電源オン制御シーケンスでコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図 図5の電源オフ制御シーケンスでコマンドを受信した被制御機器の動作を時系列に示す図 3つの状態遷移を制御する場合の被制御機器の動作を時系列に示す図 3つの状態遷移を制御する場合の被制御機器の動作を時系列に示す図 カスタムインストールが実行されるオーディオシステムが設置される家を概略的に示した図 マルチゾーンオーディオシステムの主要構成を示す構成図
符号の説明
10,20−リモコン装置、110−制御部、111−操作入力部、112−送信部、113−表示部、114−メモリ、11,21−IRレシーバ、12−オーディオコンポーネント、13−IRディストリビュータ、14−VCR装置、15A,15B−DVDプレイヤ、16−マルチゾーンレシーバ、17−ディスプレイ、18A〜18D,22A,22B−スピーカ、101−メインゾーン、102−サブゾーン、Td1〜Td7−コマンド送信間隔、Tcon1,Tcon2−電源オン制御時の不感期間、Tcoff1,Tcoff2−電源オフ制御時の不感期間、Tnr−不感期間

Claims (4)

  1. コマンドが入力されるごとに制御状態が第1状態、第2状態に交互に遷移し、、第1状態から第2状態に遷移する時のコマンド不感期間がt1、第2状態から第1状態に遷移する時のコマンド不感期間がt2(>t1)である被制御機器を制御するリモコン装置であって、
    前記コマンドを出力したのち、Td1(t1<Td1<t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力する第2状態設定手段と、
    前記コマンドを出力したのち、Td1(t1<Td1<t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力し、さらにTd2(>t2)の間隔をあけて再度前記コマンドを出力する第1状態設定手段と、
    を備えたことを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記第1状態および第2状態は、その一方が電源オン状態であり、他方が電源オフ状態である請求項1に記載のリモコン装置。
  3. コマンドが入力されるごとに制御状態が第1状態乃至第n状態のn個の制御状態へ順次輪番に遷移し、第n状態から第1状態へ遷移するときt3のコマンド不感期間を有する被制御装置を制御するリモコン装置であって、
    前記コマンドを、Td5×(n−1)<t3である時間Td5の間隔でn回連続して出力する第1状態設定手段を備えたことを特徴とするリモコン装置。
  4. 前記第1状態設定手段でn回コマンドを出力したのち、Td6(>t3)の待機ののち連続してm−1(m≦n)回、前記コマンドを出力する第m状態設定手段を備えた請求項3に記載のリモコン装置。
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