JP4691792B2

JP4691792B2 - Filling equipment

Info

Publication number: JP4691792B2
Application number: JP2001025796A
Authority: JP
Inventors: 英昭広瀬; 健一塚野
Original assignee: Shibuya Corp
Current assignee: Shibuya Corp
Priority date: 2001-02-01
Filing date: 2001-02-01
Publication date: 2011-06-01
Anticipated expiration: 2021-02-01
Also published as: JP2002225987A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、容器内に液体を充填する充填装置に係り、特に、寸法精度の良いＰＥＴボトルやリシール缶（開封後キャップにより再度密封可能な缶）と、寸法精度の良くないガラスびん等の容器に兼用可能な充填装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
容器内に液体を充填する充填装置には各種方式のものが用いられており、主としてウエイト式やフローメータ式の定量充填方式と、レベルセンサ式やグラビティ式の定液面充填方式の充填装置が広く知られている。前記定量充填方式の充填装置では、一定量の液体を充填するので、ＰＥＴボトルやリシール缶等の寸法精度の良い容器に充填する場合には、入味線（充填後の液面の高さ）がほぼ均一になるが、ガラスびん等のように寸法精度の良くない容器に充填する場合には、入味線にばらつきが生じてしまうという問題がある。
【０００３】
例えば、定量充填方式であるフローメータ式の充填装置は、洗浄性が良く、また、ガス詰め充填を行う際にフォーミングしにくい等の長所があり、寸法精度の良い容器に充填するには適している。しかしながら、寸法精度の良くない容器に充填すると入味線がばらついてしまい、商品として見た目が良くないので、ガラスびん等には不向きである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、従来から、前記のように寸法精度の良いリシール缶等の容器には、フローメータ式充填装置やウエイト式充填装置等の定量充填方式で対応し、寸法精度の良くないガラスびん等の容器には、グラビティ式充填装置やレベルセンサ式充填装置等の定液面充填方式により対応していた。このように容器に応じてそれぞれ別の方式の充填装置を用いる必要があり、従来は、定量充填方式と定液面充填方式を兼用できる充填装置は存在していなかった。
【０００５】
例えば、特許２８５３２４０号公報に記載された充填装置は、容器内に充填された充填液の重量または流量などの容量を検出する充填量検出手段と、容器内に充填された充填液の液面高さを検出する高さ検出手段と、これら検出手段からの検出信号によりバルブを開閉制御する制御装置を備えている。
【０００６】
しかしながらこの充填装置は、充填される容器に応じて、定量充填方式と定液面充填方式とを切り換えて充填を行うものではなく、定量充填を行った後、液面の検出を行い、液面が所定の高さよりも低い場合には、追加の充填を行うようになっている。従って常に定量充填区間（大開度区間と小開度区間）、検査区間および定液面充填区間（追加充填区間）を通過するようになっており、充填区間が長く、充填に時間がかかるという問題があった。特に、リシール缶等の寸法精度の高い容器でも検査区間および追加充填区間を通過する必要があるため、高速化ができないという問題があった。
【０００７】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、定量充填方式と定液面充填方式とを兼ね備え、液体が充填される容器の性質に応じて、その容器にふさわしいいずれかの方式を選択し、切り換えることができる兼用型の充填装置を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る充填装置は、内部に液通路が形成されたバルブボディと、前記液通路を開閉する液バルブと、この液バルブの開閉手段とを有する充填バルブを備え、供給された容器内に液体を充填するものであって、さらに、充填される液体の充填量を検出する充填量検出手段と、前記充填バルブに設けられるとともに、容器内に充填された液体の液面の高さを検出する液面検出手段と、前記バルブ開閉手段を制御する制御手段とを設け、第１容器内に定量充填を行う際には、前記充填量検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第１運転モードによりバルブ開閉手段を制御し、第２容器内に定液面充填を行う際には、前記液面検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第２運転モードによりバルブ開閉手段を制御するようにしたものである。
【０００９】
また、請求項２に記載の充填装置は、前記充填量検出手段が、液通路を流れる充填液の流量を検出する流量計であることを特徴とするものである。
【００１０】
さらに請求項３に記載の充填装置は、前記第２運転モード時には、液バルブを通過する流量を大流量と小流量に切換え可能とし、充填開始時には大流量で充填を行い、流量計により予め定められた充填量を検出した後、小流量の充填に切換え、前記液面検出手段の検出信号が入力されるまで充填を行うことを特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図１は、本発明の一実施の形態に係る兼用型の充填装置を示す縦断面図、図２は前記充填装置の充填バルブ（全体として符号１で示す）を拡大して示す図である。
【００１２】
この実施の形態に係る兼用型充填装置の充填バルブ１は、図示しない回転体の外周寄りに円周方向等間隔で複数設けられており、各充填バルブ１は、バルブボディ２の内部に充填液通路４が形成され、上方に設置された充填液タンク６から給液管８を介して供給される充填液が、この充填液通路４を通って容器（図示せず）内に注入されるようになっている。また、前記給液管８には、容器内に充填される液量を計測する充填量検出手段としてのフローメータ（流量計）１０が設けられている。
【００１３】
前記バルブボディ２内に形成された充填液通路４の内部に液バルブ１２が上下動可能に設けられており、この液バルブ１２が上昇すると前記充填液通路４が開放して容器内に液体が充填され、液バルブ１２が下降して充填液通路４の下部内面に形成された弁座１４に着座すると、充填液通路４が閉塞されて充填が停止する。
【００１４】
前記液バルブ１２の内部に排気パイプ１６が一体に設けられている。排気パイプ１６内の排気通路１８は、充填液タンク６に貯留された液体２０の上方の空間２２内に連通している。排気パイプ１６内の排気通路１８と充填液タンク６内の空間２２とを接続する排気チューブ２４に、大投と小投を切り換える切換バルブ２６が設けられている。この切換バルブ２６は一対の開閉弁２６Ａ、２６Ｂからなり、大投つまり大流量の充填を行う際には、両開閉弁２６Ａ、２６Ｂを開放して排気通路１８の面積を拡大し、小投つまり小流量の充填を行う際には、一方の開閉弁２６Ａまたは２６Ｂを開放して排気通路１８の面積を縮小するようになっており、排気通路１８の面積の大小により流量を変更する。
【００１５】
この排気パイプ１６の外周のバルブボディ４上部内に、液バルブ開閉用シリンダ２８が設けられている。この液バルブ開閉用シリンダ２８は、バルブボディ４の上部に形成された空間内に、上下に摺動可能に嵌合されたピストン３０を備えており、このピストン３０の外周に嵌着されたＯリング３２によって前記空間内が上下二つの圧力室３４、３６に区画されている。両圧力室３４、３６は、それぞれエア導入口３８、４０を介して図示しないエア供給源に接続されており、いずれか一方の圧力室３４、３６に圧縮エアを導入することによりピストン３０が上下動する。このピストン３０は、前記液バルブ１２および排気パイプ１６に連結されて一体的に昇降するようになっており、ピストン３０が上下動することにより液バルブ１２が昇降して充填液通路４を開閉する。なお、４２は、摺動部を有する液バルブ作動用シリンダ２８側と充填液通路４側とを遮断するダイアフラムである。
【００１６】
この充填バルブ１には液面検出手段４４が設けられている。前記排気パイプ１６は導電性の材質からなり、その下端に液面検出部４６が設けられている。一方、排気パイプ１６の上端部１６ａは、筒状部材４８および傘状部材５０に螺合されており、この傘状部材５０と前記ピストン３０が形成されている部材の上端との間に絶縁体５２が介装されている。そして、排気パイプ１６の外周面には、下端の液面検出部４６と、上方の筒状部材４８および傘状部材５０に螺合している上端部１６ａを除いて絶縁コーティング５４がされている。
【００１７】
前記排気パイプ１６の上端に連結されている傘状部材５０と、排気パイプ１６に対し絶縁されているバルブボディ２とにそれぞれ電線５６、５８（図２参照）が接続されており、これら排気パイプ１６の液面検出部４６とバルブボディ２とを一対の電極として液面検出手段４４が構成されている。この液面検出手段４４は、バルブボディ２内の充填液通路４を介して容器内に充填された液体の液面が上昇して前記排気パイプ１６の下端の液面検出部４６に接触すると通電し、液面が所定の高さに達したことを検出する。
【００１８】
前記充填量検出手段（流量計１０）の検出信号および液面検出手段４４の検出信号は、図示しない制御装置に入力され、制御装置はこれら検出手段１０、４４からの信号に応じて液バルブ開閉シリンダ２８を作動させ、液バルブ１２を閉鎖して充填を終了させる。
【００１９】
なお、前記排気パイプ１６の下部外周面の液面検出部４６よりやや上方には、スプレッダ６０が設けられており、液バルブ１２を通って充填される液体がこのスプレッダ６０によって周囲に拡散され、容器の内面に沿って充填されるようになっている。また、バルブボディ２の下端部内には、容器の口部に密着して容器内を密封する容器口パッキン６２が取り付けられている。
【００２０】
以上の構成に係る充填装置は、定量充填方式と定液面充填方式とを切り換えてこれら両方式に兼用できるようになっており、液体が充填される容器がＰＥＴボトルやリシール缶等の寸法精度の良い容器の場合には、流量計１０によって充填液の流量を測定しつつ充填する第１運転モード（定量充填方式）により充填を行う。この場合には、液バルブ開閉シリンダ２８の下側圧力室３６にエアを導入し、ピストン３０を上昇させて液バルブ１２を開放し、充填液タンク６内の液体を給液管８およびバルブボディ２内の充填液通路４を介して、前記容器内に充填を行う。流量計１０が所定量の液体の流下を検出すると、その信号が制御装置に入力され、制御装置からの指令により液バルブ開閉シリンダ２８の上部側の圧力室３４にエアを導入し、液バルブ１２を下降させて充填液通路４を閉鎖して充填を終了する。
【００２１】
また、液体が充填される容器が、ガラスびん等のように寸法精度の良くない容器の場合には、液面検出手段４４による検出信号よって充填を終了する第２運転モード（定液面充填方式）で充填を行う。この場合には、液バルブ１２を開放して充填を行い、容器内に充填された液体の液面が次第に上昇し、前記液面検出部４６に達すると、この液面検出手段４４からの信号が制御装置に入力され、制御装置からの指令により液バルブ１２を下降させて充填液通路４を閉鎖して充填を終了する。
【００２２】
このように定量充填に適したＰＥＴボトル等の容器に対しては、流量計１０からの信号により液バルブ１２を閉鎖する第１運転モードでバルブ開閉手段（液バルブ開閉シリンダ）２８を制御し、定液面充填を行う必要のあるガラスびん等の容器に対しては、液面検出手段４４からの信号により液バルブ１２を閉鎖する第２運転モードでバルブ開閉手段（液バルブ開閉シリンダ）２８を制御するように切り換えることによって同一の充填装置を各種容器に兼用することが可能になった。
【００２３】
前記実施の形態では、流量計１０からの信号により液バルブ１２の開閉を制御して定量充填を行う第１充填モードと、液面検出手段４４からの信号により液バルブ１２を閉じる定液面充填を行う第２充填モードのいずれか一方を行う場合について説明したが、前記第２運転モード時において前記定量充填と定液面充填を組み合わせて充填を行うこともできる。例えば、充填開始時には排気チューブ２４に設けられている大投小投切換バルブ２６の二つの開閉弁２６Ａ、２６Ｂをともに開放して、排気通路１８の面積を拡大することにより大流量で充填を行い、流量計１０により測定して予め定められた一定量の充填を行った後、切換バルブ２６の一方の開閉弁２６Ａまたは２６Ｂを閉鎖して排気通路１８の開口面積を縮小することにより小流量の充填に切り換え、液面検出手段４４の検出信号が制御装置に入力されるまで充填を行うようにしても良い。
【００２４】
なお、前記構成では、大投小投切換バルブ２６によって排気通路１８の面積を変更することにより充填流量を大流量と小流量に切り換えたが、液バルブ１２の開度を変更することにより大流量と小流量の充填を切り換えるようにしても良い。また、前記実施の形態では、充填量検出手段として流量計１０を用いたが、ロードセル等その他の充填量検出手段を用いることもできる。また、充填バルブ１の排気パイプ１６を利用して液面検出手段４４を構成したが、このような構成に限定されるものではなく、充填バルブ１と別に設けたセンサによって液面を検出する等の構成であっても良い。
【００２５】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内部に液通路が形成されたバルブボディと、前記液通路を開閉する液バルブと、この液バルブの開閉手段とを有する充填バルブを備え、供給された容器内に液体を充填する充填装置において、充填される液体の充填量を検出する充填量検出手段と、前記充填バルブに設けられるとともに、容器内に充填された液体の液面の高さを検出する液面検出手段と、前記バルブ開閉手段を制御する制御手段とを設け、第１容器内に定量充填を行う際には、前記充填量検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第１運転モードによりバルブ開閉手段を制御し、第２容器内に定液面充填を行う際には、前記液面検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第２運転モードによりバルブ開閉手段を制御するようにしたことにより、洗浄性やフォーミング抑制で有利なフローメータ式の充填装置等のような定量充填式の充填装置を、ガラスびん等の寸法精度のあまり良くない容器にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る充填装置を示す断面図である。
【図２】前記充填装置の充填バルブを拡大して示す縦断面図である。
【符号の説明】
２バルブボディ
４液通路
１０充填量検出手段（流量計）
１２液バルブ
２８液バルブ開閉手段
４４液面検出手段[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a filling device that fills a container with a liquid, and in particular, a container such as a PET bottle or resealable can (which can be re-sealed by a cap after opening) with high dimensional accuracy and a glass bottle with poor dimensional accuracy. The present invention relates to a filling device that can be used together.
[0002]
[Prior art]
Various types of filling devices are used to fill the liquid in the container, and mainly the weight type and flow meter type quantitative filling methods and the level sensor type and gravity type constant liquid level filling type filling devices. Widely known. In the filling device of the above-mentioned fixed amount filling method, a certain amount of liquid is filled. Therefore, when filling a container with good dimensional accuracy such as a PET bottle or a reseal can, a taste line (the height of the liquid level after filling) is Although it becomes almost uniform, there is a problem that when the container is filled with poor dimensional accuracy, such as a glass bottle, the taste line varies.
[0003]
For example, the flow meter type filling device, which is a quantitative filling method, has good cleaning properties and has the advantage of being difficult to form when filling with gas, and is suitable for filling containers with good dimensional accuracy. Yes. However, if the container is filled with poor dimensional accuracy, the filling line will vary, and it will not look good as a product, so it is not suitable for glass bottles.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, conventionally, containers such as reseal cans with good dimensional accuracy as described above are supported by a quantitative filling method such as a flow meter type filling device or a weight type filling device, and containers such as glass bottles with poor dimensional accuracy. Has been supported by a constant liquid level filling method such as a gravity type filling device or a level sensor type filling device. Thus, it is necessary to use different types of filling devices depending on the container. Conventionally, there has been no filling device that can use both the fixed filling method and the constant liquid surface filling method.
[0005]
For example, a filling device described in Japanese Patent No. 2853240 includes a filling amount detection means for detecting a capacity such as a weight or a flow rate of a filling liquid filled in a container, and a liquid level height of the filling liquid filled in the container. A height detecting means for detecting the height, and a control device for controlling opening and closing of the valve by a detection signal from the detecting means.
[0006]
However, this filling device does not perform the filling by switching between the fixed filling method and the constant liquid level filling method according to the container to be filled. If is lower than a predetermined height, additional filling is performed. Therefore, it always passes through the fixed filling section (large opening section and small opening section), inspection section and constant liquid level filling section (additional filling section), and the filling section is long and filling takes time. was there. In particular, even a container with high dimensional accuracy such as a reseal can needs to pass through the inspection section and the additional filling section, and there is a problem that the speed cannot be increased.
[0007]
The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems, and has both a fixed filling method and a constant liquid surface filling method, and according to the nature of the container filled with liquid, any method suitable for the container is used. An object of the present invention is to provide a dual-purpose filling device that can be selected and switched.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A filling device according to the present invention includes a valve body having a liquid passage formed therein, a liquid valve that opens and closes the liquid passage, and a means for opening and closing the liquid valve, and is provided in a supplied container. The liquid filling means is further provided with a filling amount detecting means for detecting the filling amount of the liquid to be filled, and the filling valve, and detects the height of the liquid level of the liquid filled in the container. a liquid level detecting means for, and control means for controlling the valve opening and closing means is provided, when performing a quantitative filling the first container, the first operation for closing the liquid valve by signals from the filling amount detecting means The valve opening / closing means is controlled by the mode, and when filling the constant liquid level in the second container, the valve opening / closing means is controlled by the second operation mode in which the liquid valve is closed by a signal from the liquid level detecting means. What A.
[0009]
The filling device according to claim 2 is characterized in that the filling amount detection means is a flow meter for detecting a flow rate of the filling liquid flowing through the liquid passage.
[0010]
Furthermore, the filling device according to claim 3 enables the flow rate passing through the liquid valve to be switched between a large flow rate and a small flow rate in the second operation mode , performs filling at a large flow rate at the start of filling, and determines in advance by a flow meter. After the detected filling amount is detected, it is switched to filling with a small flow rate, and filling is performed until the detection signal of the liquid level detecting means is inputted.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to embodiments shown in the drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a dual-purpose filling device according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is an enlarged view of a filling valve (indicated by reference numeral 1 as a whole) of the filling device.
[0012]
A plurality of filling valves 1 of the dual-purpose filling device according to this embodiment are provided at equal intervals in the circumferential direction near the outer periphery of a rotating body (not shown), and each filling valve 1 is filled with a filling liquid inside the valve body 2. The passage 4 is formed, and the filling liquid supplied from the filling liquid tank 6 disposed above through the liquid supply pipe 8 is injected into the container (not shown) through the filling liquid passage 4. It has become. The liquid supply pipe 8 is provided with a flow meter (flow meter) 10 as a filling amount detecting means for measuring the amount of liquid filled in the container.
[0013]
A liquid valve 12 is provided in the filling liquid passage 4 formed in the valve body 2 so as to be movable up and down. When the liquid valve 12 is raised, the filling liquid passage 4 is opened to allow liquid to enter the container. When the liquid valve 12 is lowered and seated on the valve seat 14 formed on the lower inner surface of the filling liquid passage 4, the filling liquid passage 4 is closed and filling is stopped.
[0014]
An exhaust pipe 16 is integrally provided in the liquid valve 12. An exhaust passage 18 in the exhaust pipe 16 communicates with a space 22 above the liquid 20 stored in the filling liquid tank 6. A switching valve 26 that switches between large throw and small throw is provided in the exhaust tube 24 that connects the exhaust passage 18 in the exhaust pipe 16 and the space 22 in the filling liquid tank 6. The switching valve 26 is composed of a pair of on-off valves 26A and 26B. When large throwing, that is, charging with a large flow rate, the both on-off valves 26A and 26B are opened to enlarge the area of the exhaust passage 18, and small throwing, When filling with a small flow rate, one of the on-off valves 26A or 26B is opened to reduce the area of the exhaust passage 18, and the flow rate is changed depending on the size of the area of the exhaust passage 18.
[0015]
A liquid valve opening / closing cylinder 28 is provided in the upper part of the valve body 4 on the outer periphery of the exhaust pipe 16. The liquid valve opening / closing cylinder 28 includes a piston 30 slidably fitted in the space formed in the upper part of the valve body 4, and an O fitted on the outer periphery of the piston 30. The space is partitioned into two upper and lower pressure chambers 34 and 36 by a ring 32. Both pressure chambers 34 and 36 are connected to an air supply source (not shown) via air introduction ports 38 and 40, respectively, and the piston 30 moves up and down by introducing compressed air into one of the pressure chambers 34 and 36. Move. The piston 30 is connected to the liquid valve 12 and the exhaust pipe 16 so as to move up and down integrally. When the piston 30 moves up and down, the liquid valve 12 moves up and down to open and close the filling liquid passage 4. . Reference numeral 42 denotes a diaphragm that shuts off the liquid valve actuating cylinder 28 side having a sliding portion and the filling liquid passage 4 side.
[0016]
The filling valve 1 is provided with a liquid level detecting means 44. The exhaust pipe 16 is made of a conductive material, and a liquid level detection unit 46 is provided at the lower end thereof. On the other hand, the upper end portion 16a of the exhaust pipe 16 is screwed into the tubular member 48 and the umbrella member 50, and an insulator is provided between the umbrella member 50 and the upper end of the member on which the piston 30 is formed. 52 is interposed. An insulating coating 54 is applied to the outer peripheral surface of the exhaust pipe 16 except for the liquid level detecting portion 46 at the lower end and the upper end portion 16a screwed into the upper cylindrical member 48 and the umbrella-shaped member 50. .
[0017]
Electric wires 56 and 58 (see FIG. 2) are connected to the umbrella-like member 50 connected to the upper end of the exhaust pipe 16 and the valve body 2 insulated from the exhaust pipe 16, respectively. The liquid level detecting means 44 is configured with the 16 liquid level detecting units 46 and the valve body 2 as a pair of electrodes. The liquid level detection means 44 is energized when the liquid level of the liquid filled in the container rises via the filling liquid passage 4 in the valve body 2 and comes into contact with the liquid level detection unit 46 at the lower end of the exhaust pipe 16. Then, it is detected that the liquid level has reached a predetermined height.
[0018]
The detection signal of the filling amount detection means (flow meter 10) and the detection signal of the liquid level detection means 44 are input to a control device (not shown), and the control device opens and closes the liquid valve according to signals from these detection means 10 and 44. The cylinder 28 is operated, the liquid valve 12 is closed, and the filling is finished.
[0019]
A spreader 60 is provided slightly above the liquid level detection unit 46 on the lower outer peripheral surface of the exhaust pipe 16, and the liquid filled through the liquid valve 12 is diffused to the periphery by the spreader 60. It is designed to be filled along the inner surface of the container. In addition, a container port packing 62 is attached in the lower end portion of the valve body 2 to seal the inside of the container in close contact with the mouth portion of the container.
[0020]
The filling device according to the above configuration can be used for both of these by switching between the constant filling method and the constant liquid surface filling method, and the container filled with the liquid has a dimensional accuracy such as a PET bottle or a reseal can. In the case of a good container, filling is performed in the first operation mode (quantitative filling method) in which filling is performed while measuring the flow rate of the filling liquid with the flow meter 10. In this case, air is introduced into the lower pressure chamber 36 of the liquid valve opening / closing cylinder 28, the piston 30 is raised to open the liquid valve 12, and the liquid in the filling liquid tank 6 is supplied to the liquid supply pipe 8 and the valve body. The container is filled through the filling liquid passage 4 in the container 2. When the flow meter 10 detects the flow of a predetermined amount of liquid, the signal is input to the control device, and air is introduced into the pressure chamber 34 on the upper side of the liquid valve opening / closing cylinder 28 in response to a command from the control device. Is lowered to close the filling liquid passage 4 to finish filling.
[0021]
When the container filled with the liquid is a container with poor dimensional accuracy such as a glass bottle, the second operation mode (constant liquid level filling method) is used to end the filling by a detection signal from the liquid level detecting means 44. ). In this case, the liquid valve 12 is opened to perform filling, and when the liquid level of the liquid filled in the container gradually rises and reaches the liquid level detection unit 46, a signal from the liquid level detection means 44 is obtained. Is input to the control device, and the liquid valve 12 is lowered according to a command from the control device to close the filling liquid passage 4 and finish the filling.
[0022]
In this way, for a container such as a PET bottle suitable for quantitative filling, the valve opening / closing means (liquid valve opening / closing cylinder) 28 is controlled in the first operation mode in which the liquid valve 12 is closed by a signal from the flow meter 10. For containers such as glass bottles that need to be filled with a constant liquid level, the valve opening / closing means (liquid valve opening / closing cylinder) 28 is set in the second operation mode in which the liquid valve 12 is closed by a signal from the liquid level detection means 44. By switching to control, the same filling device can be used for various containers.
[0023]
In the above-described embodiment, the first filling mode for performing quantitative filling by controlling the opening and closing of the liquid valve 12 by the signal from the flow meter 10 and the constant liquid level filling for closing the liquid valve 12 by the signal from the liquid level detecting means 44. Although the case where any one of the 2nd filling mode which performs is demonstrated was demonstrated, it can also be filled in the said 2nd operation mode combining the said fixed filling and constant liquid level filling. For example, at the start of filling, the two open / close valves 26A and 26B of the large throw / throw switching valve 26 provided in the exhaust tube 24 are both opened, and the area of the exhaust passage 18 is expanded to perform filling at a large flow rate. Then, after filling with a predetermined amount measured by the flow meter 10, one of the switching valves 26 is closed by closing one of the on-off valves 26A or 26B to reduce the opening area of the exhaust passage 18, thereby reducing the flow rate. Switching to filling may be performed until the detection signal of the liquid level detecting means 44 is input to the control device.
[0024]
In the above configuration, the filling flow rate is switched between the large flow rate and the small flow rate by changing the area of the exhaust passage 18 by the large throw / throw switching valve 26, but the large flow rate is changed by changing the opening of the liquid valve 12. It is also possible to switch filling with a small flow rate. Moreover, in the said embodiment, although the flowmeter 10 was used as a filling amount detection means, other filling amount detection means, such as a load cell, can also be used. Further, the liquid level detecting means 44 is configured using the exhaust pipe 16 of the filling valve 1, but is not limited to such a configuration, and the liquid level is detected by a sensor provided separately from the filling valve 1. It may be configured as follows.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a valve body having a liquid passage formed therein, a liquid valve for opening and closing the liquid passage, and a filling valve having an opening and closing means for the liquid valve are provided and supplied. In a filling device for filling a liquid in a container, a filling amount detecting means for detecting a filling amount of the liquid to be filled, and a liquid level of the liquid filled in the container are detected while being provided in the filling valve. a liquid level detecting means for, and control means for controlling the valve opening and closing means is provided, when performing a quantitative filling the first container, the first operation for closing the liquid valve by signals from the filling amount detecting means The valve opening / closing means is controlled by the mode, and when filling the constant liquid level in the second container, the valve opening / closing means is controlled by the second operation mode in which the liquid valve is closed by a signal from the liquid level detecting means. West It allows the quantitative filling type filling apparatus, such as a filling apparatus such advantageous flow meter type in detergency and foaming suppressed, can be applied to not very good container dimensional accuracy such as glass bottles.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a filling device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view showing a filling valve of the filling device.
[Explanation of symbols]
2 Valve body 4 Liquid passage 10 Filling amount detection means (flow meter)
12 Liquid valve 28 Liquid valve opening / closing means 44 Liquid level detecting means

Claims

内部に液通路が形成されたバルブボディと、前記液通路を開閉する液バルブと、この液バルブの開閉手段とを有する充填バルブを備え、供給された容器内に液体を充填する充填装置において、
充填される液体の充填量を検出する充填量検出手段と、前記充填バルブに設けられるとともに、容器内に充填された液体の液面の高さを検出する液面検出手段と、前記バルブ開閉手段を制御する制御手段とを設け、
第１容器内に定量充填を行う際には、前記充填量検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第１運転モードによりバルブ開閉手段を制御し、第２容器内に定液面充填を行う際には、前記液面検出手段からの信号により液バルブを閉鎖する第２運転モードによりバルブ開閉手段を制御することを特徴とする充填装置。In a filling device that includes a valve body having a liquid passage formed therein, a liquid valve that opens and closes the liquid passage, and an opening and closing means for the liquid valve, and that fills the supplied container with liquid.
A filling amount detecting means for detecting a filling amount of the liquid to be filled; a liquid level detecting means provided on the filling valve for detecting the height of the liquid level of the liquid filled in the container; and the valve opening / closing means. And a control means for controlling
When performing constant filling in the first container, the valve opening / closing means is controlled by the first operation mode in which the liquid valve is closed by a signal from the filling amount detection means, and the constant liquid level filling is performed in the second container. At the time, the valve opening / closing means is controlled by a second operation mode in which the liquid valve is closed by a signal from the liquid level detecting means.

請求項１に記載の充填装置において、
前記充填量検出手段は、液通路を流れる充填液の流量を検出する流量計であることを特徴とする充填装置。The filling device according to claim 1,
The filling device according to claim 1, wherein the filling amount detection means is a flow meter for detecting a flow rate of the filling liquid flowing through the liquid passage.

請求項２に記載の充填装置において、
前記第２運転モード時には、液バルブを通過する流量を大流量と小流量に切換え可能とし、充填開始時には大流量で充填を行い、流量計により予め定められた充填量を検出した後、小流量の充填に切換え、前記液面検出手段の検出信号が入力されるまで充填を行うことを特徴とする充填装置。The filling device according to claim 2,
In the second operation mode, the flow rate passing through the liquid valve can be switched between a large flow rate and a small flow rate. At the start of filling, filling is performed at a large flow rate, and after a predetermined filling amount is detected by a flow meter, a small flow rate is obtained. The filling apparatus is characterized in that the filling is performed until the detection signal of the liquid level detecting means is inputted.