JP4691774B2

JP4691774B2 - Ticket and ticket processing device

Info

Publication number: JP4691774B2
Application number: JP2000334446A
Authority: JP
Inventors: 一雄布施; 晴夫長野; 廣光野田
Original assignee: Lecip Holdings Corp
Current assignee: Lecip Holdings Corp
Priority date: 2000-11-01
Filing date: 2000-11-01
Publication date: 2011-06-01
Anticipated expiration: 2020-11-01
Also published as: JP2002140738A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は路線バス、鉄道などの交通機関に用いられ、いわゆる定期券のように利用区間が予め決められた乗車券とその処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の定期券はその利用区間内の駅では自由に乗車も降車もできるが、利用区間外から乗車することはできず、その乗車駅から利用区間までの乗車券を購入する必要があった。また利用区間外で降車する場合は、利用区間からその降車駅までの運賃の精算を、乗越精算機又は人手により行う必要があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の定期券は予め決めた利用区間外から乗車することができず、また降車する場合に乗越運賃の支払が面倒であった。
この発明の目的は予め決めた利用区間外においても自由に乗車することができ、また利用区間外での降車を乗越精算のための特別の手続をすることなく、可能とする乗車券と、その処理装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明の乗車券によれば、利用可能区間が複数の路線にまたがり、電気的または磁気的に情報を記録する情報記録媒体タイプの乗車券であって、金額情報が書き替えでき、かつ読み取り可能に記録され、また利用区間情報が読み取り可能に記録され、更に乗車駅情報が読み取り可能に書き込まれる記録領域が設けられている。そして、上記複数の路線が、一方の方向に延びる２以上の路線と、上記一方の方向に対して交差し得る他方の方向に延びる２以上の路線と、からなり、これらの路線で囲まれる範囲外に上記利用可能区間の両端駅が存在する場合、上記利用区間情報として、上記複数の路線を乗り継ぎ可能で乗り継ぎ回数の異なる複数の経路の乗継駅の乗継駅情報を含む。またこの発明による乗車券処理装置によれば、請求項１記載の乗車券を情報処理する乗車券処理装置であって、乗車券から読み取り手段により、利用区間情報、乗車駅情報、金額情報が読み取られ、その読み取った乗車駅情報と、現在駅情報が読み取った利用区間情報（上記乗継駅情報を含む）が示す区間内にあるか否かが判定され、利用区間情報が示す区間から、何れかでも外れていれば、その外れた区間の運賃が求められ、その求めた運賃が読み取った金額情報から差し引かれ、その残額が乗車券に金額情報として書き込まれる。
【０００５】
【発明の実施の形態】
図１にこの発明による乗車券１０の実施例における記録内容を示す。この乗車券１０はＩＣカード、磁気カードなどにより構成され、この例では書き替えできないように、かつ読み取ることができるように運用機関情報１１、有効期間情報１２、利用区間情報１３が記録される。更に読み書きできるように金額情報Ｗ_Uや乗車駅情報、必要に応じて乗車車両識別情報（ＩＤ）、利用日時情報などが記録される。つまり乗車駅記録領域１４が設けられている。
【０００６】
例えば図２に示すように系統１００の路線上の駅（停留所）がコード（情報）１０１，１０２，１０３，…と順次示される場合に、コード１０７の駅とコード１１３の駅との間を利用区間とする場合は、乗車券１０の利用区間情報１３として、その区間の両端の駅コード（情報）１０７と１１３が記録される。
この乗車券１０に対し乗降処理を行うこの発明による乗車券処理装置は図３に示すように乗合バス車両の降車口付近に装置２０として設けられる。この乗車券処理装置２０を有効に利用するために、車両の乗車口付近にカードリーダ／ライタ２１が設けられ、乗客は車両に乗車した際に、乗車券１０を乗車口側のカードリーダ／ライタ２１にかざし又は接触させてあるいは挿入して、現在駅の情報が乗車駅情報として、乗車券１０の記録領域１４に書き込まれるようにする。
【０００７】
例えばスイッチ２３の操作により停留所歩進信号がデジタル運賃表示器２２に入力され、デジタル運賃表示器２２では常に現在駅の情報が得られており、この現在駅情報がカードリーダ／ライタ２１と乗車券処理装置２０へ転送される。デジタル運賃表示器２２内の現在駅情報の更新は、車内案内装置からの案内放送に応じて行われるようにしてもよい。更に通常はバス車両は複数の系統を運行するため、１つの系統の運行を開始する際に、その系統の駅コード群を取出して、その駅コード群にもとづいて運賃表示が行われるようにされる。例えば図４に示すように、系統１００の駅コード群の１つ乃至複数の駅コードごとに、バスの運行に従って運賃区間が順次割当てられ、バス運行に従って運賃区間が変更になるごとに運賃表の各行が１行づつ順次選択されて表示器に表示される。
【０００８】
この例では運行開始時に取出された駅コード群は乗車券処理装置２０へ転送され、その装置２０内の記憶部に格納される。またこの実施例では運賃データ表も装置２０へ転送される。
乗車券処理装置２０は例えば図５に示すように構成され、ＣＰＵ３１がメモリ３２内のプログラムを実行することにより機能する。通信インターフェース３３を介してデジタル運賃表示器２２から駅コード群が転送されて来ると、記憶部３４に格納し、また現在駅コードが転送されて来ると記憶部３４内の現在駅コード（情報）が更新される。転送された運賃データは運賃データメモリ３５に格納される。乗車券１０の有効性の確認のため、運用機関情報が記憶部３６に格納され、また日時を出力する時計３７がバス３８に接続される。更に乗車券１０に対する情報の読み、書きを行うカードリーダ／ライタ３９、各種処理に利用するワークメモリ４１、表示や印字、合成音声などによる報知部４２がバス３８に接続される。
【０００９】
降車時に乗車券１０がこの乗車券処理装置２０に装着乃至、かざされると、例えば図６に示すような手順で動作する。まず乗車券１０の情報、つまり運用機関情報、有効期間情報、利用区間情報１０７〜１１３、金額情報Ｗ_U、乗車駅情報、車両ＩＤ、日時などをカードリーダ／ライタ３９により読み取る（Ｓ１）。図６には示していないが、この読取った運用機関情報が、正当なものであるか、また有効期間情報により期限切れのものでないかなどの乗車券１０の有効性の判定を行い、有効と判定されると以下の処理に移る。
【００１０】
即ち読み取った乗車駅情報と、読み取った利用区間情報とから、その乗車駅が利用区間内にあるか否かを判定する（Ｓ２）。例えば乗車駅情報が図２中の１０３であれば、これは、利用区間１０７と１１３との間になく、利用区間内にないと判定され、その乗車駅コード１０３から利用区間まで、つまり駅コード１０７までの運賃（区間前運賃）Ｗ_Sを、運賃データメモリ３５内の運賃表を用いて計算する（Ｓ３）。
次に現在駅が利用区間１０７〜１１３内にあるかを判定する（Ｓ４）。なおステップＳ２で乗車駅が利用区間１０７〜１１３内にあると判定されると、区間前運賃Ｗ_Sを０としてステップＳ４に移る（Ｓ５）。
【００１１】
現在駅コードが例えば１１５で利用区間１０７〜１１３の内になければ、利用区間から現在駅コード１１５まで、つまり駅コード１１３から駅コード１１５までの運賃（区間後運賃）Ｗ_Eをメモリ３５の運賃表を用いて計算する（Ｓ６）。現在駅が利用区間１０７〜１１３内にあれば、区間後運賃Ｗ_Eを０とする（Ｓ７）。
次に読み取った乗車駅と現在駅が共に利用区間１０７〜１１３内であるかを判定し（Ｓ８）、共に利用区間内であれば、通過許可を報知部４２により報知する（Ｓ９）。なおステップＳ８の判定は、ステップＳ２とステップＳ４の各判定結果を一時記憶しておき、これら両判定結果より直ちに判定することができる。ステップＳ２、Ｓ４の各判定は、駅コードが図２に示したように単純な連番で付けられている場合は利用区間１０７〜１１３の両端の一方との大小判定で簡単に判定できるが、一般には利用区間１０７〜１１３内の全ての駅の駅コードを、記憶部３４内の運行系統駅コード群から求め、これら駅コードと両端駅コード１０７，１１３との何れかと、乗車駅情報（コード）、現在駅情報（コード）が一致するか調べる必要がある。
【００１２】
ステップＳ８で乗車駅と現在駅が共に利用区間内にあると判定されないと、乗車駅から現在駅までの運賃Ｗ_zを運賃表を用いて計算し（Ｓ１０）、また、区間前運賃Ｗ_sと区間後運賃Ｗ_Eを加算し（Ｓ１１）、この加算値がＷ_zより大きいか否かを調べる（Ｓ１２）。Ｗ_s＋Ｗ_E＞Ｗ_zでない場合は例えば図２に示すように乗車駅と現在駅とが共に利用区間外にあるがＷ_s、Ｗ_Eが共に比較的小さい値の場合や、乗車駅と現在駅の一方のみが利用区間外の場合、つまりＷ_s＝０又はＷ_E＝０の場合で、これらの場合にＷ_s＋Ｗ_Eを利用区間外運賃として読み取った金額情報Ｗ_UからＷ_s＋Ｗ_Eを差し引き、その残額を金額情報Ｗ_Uとする（Ｓ１３）。
【００１３】
ステップＳ１２でＷ_s＋Ｗ_E＞Ｗ_zであると判定された場合は、例えば利用区間が比較的短かく、かつ利用区間外の両側での乗車区間が比較的長い場合は、乗車駅から現在駅までの運賃の方が、長距離割引により安くなる場合があり、このような場合は、Ｗ_zを利用区間外の運賃として金額情報Ｗ_UからＷ_zを差し引き、その残額を金額情報Ｗ_Uとする（Ｓ１４）。
このようにして更新された金額情報Ｗ_Uを乗車券１０にカードリーダ／ライタ３９により書込み（Ｓ１５）、ステップＳ９に移り、通過許可を報知する。
【００１４】
以上のように乗車券１０に記録された利用区間外で乗車や降車をすることができ、しかも、利用区間外での利用運賃が自動的に、金額情報から差し引かれる。
この発明による乗車券とその乗車券処理装置は図２に示したような単純な運行系統についてのみならず、複数の運行系統が複雑に交差して設けられ、しかもそれらの複数の運行系統を乗り継ぎする利用区間の乗車券にもこの発明を適用することができる。例えば図７に示すように運行系統１００の路線と運行系統３００の路線とがほぼ平行に設けられ、３つの運行系統２００と４００と５００の各路線が、運行系統１００及び３００の各路線と交差して設けられている。各運行系統上の乗降駅（停留所）が○印で示され、その駅を示す情報（コード）が数字で示されている。系統１００のバスと系統２００、系統４００及び系統５００の各バスとそれぞれ駅１１０，４０２及び１１４で相互に乗継ぎができ、また系統３００のバスと系統２００、系統４００及び系統５００の各バスと駅２１１，３１３及び３１０で相互に乗継ぎができる。これら乗継駅を２重丸で示した。
【００１５】
この場合の乗車券の実施例として系統１００の駅１０７（３重丸で示す）と系統４００の駅４１３（３重丸で示す）との間を利用区間とする場合は、例えば図８に示すように、この乗車券１０には図１に示したと同様な記録がなされるが、この場合は利用区間情報としての両端の駅情報１０７と４１３のみならずこの利用区間内における乗継が許されている乗継駅情報１１０，２１１，３１３が記録される。
この乗車券１０の所有者は、駅情報１０７−１１０−２１１−３１３−４１３の各駅とこれら隣接駅情報の駅間のその運行系統上の全ての駅で乗車、降車が許されることになる。
【００１６】
このような乗車券についてバス車両内で客が乗車した際、また降車する際に、つまり、図６中のステップＳ２での乗車駅か、またステップＳ４での現在駅が利用区間内のものであるか否かを調べるには、例えば図９に示すように、ステップＳ１でカードリーダ／ライタにより乗車券１０の記録情報が読み取られるが、この場合読み取られる利用区間情報はその全ての駅情報（コード）、つまり図８の例では両端駅情報１０７，４１３と乗継駅情報１１０，２１１，３１３とが読み取られ、これら読み取った駅情報中の、運行系統上の駅情報を探す（Ｓ２）。つまり読み取った駅情報（コード）中の、記憶部３４内の系統駅コード群中の駅コードと同一のものを探し出す（Ｓ２）。例えばそのバスの運行系統が１００であれば、記憶部３４内の系統駅コード群は図６中の系統１００の路線上の各駅コード（図４中の左端の駅コード群）であり、この駅コード群中の駅コードと一致するものとして図８に示した例では駅コード１０７と１１０が選出される。
【００１７】
次にこれら選出された駅情報（コード）と、その運行系統の駅コード群中の選出された駅コード間の駅コードとから有効駅情報を決定する（Ｓ３）。前記例では選出された駅コード１０７と１１０と、系統１００の駅コード群中の駅コード１０７と１１０との間の全駅コード１０８及び１０９とを有効駅コードと決定する。
次に乗車又は降車時の現在駅情報がこの決定した有効駅コード中に在るか否かを調べ（Ｓ４）、在ればその現在駅は乗車券１０の利用区間内にあると判定し（Ｓ５）、なければ、利用区間外であると判定する（Ｓ６）。
【００１８】
例えば図８に示した例においては、乗車時も、降車時も、乗車券１０から駅情報として図１０Ａに示すように、１０７，４１３，１１０，２１１，３１３が読み取られ、コード１０８の駅で乗車し、コード１１０の駅で降車する場合は読み取った駅コード中の運行系統１００の駅コード１０７と１１０が図１０Ｂに示すように探し出され、この結果、図１０Ｃに示すように駅コード１０７，１０８，１０９，１１０が有効駅コードと決定され、この有効駅コード中に、乗車時の現在駅コード１０８も降車時の現在駅コード１１０も存在するため、乗車時も降車時も、共に、その乗車券１０は利用区間内のものと判定される。
【００１９】
また図８に示した乗車券１０で、コード１０７の駅で乗車し、コード１１２の駅で降車しようとする場合は、先の場合と同様に有効駅コードは図１０Ｃに示す１０７，１０８，１０９，１１０となるため、乗車時にはその乗車券１０は利用区間内のものと判定されるが、降車時には現在駅コードが１１２であって、これは有効駅コード中に存在しない。よって乗車券１０は利用区間外のものと判断される。
また図８に示した乗車券１０を用いてコード１１０の駅で乗車し、コード２１１の駅で降車しようとすると、この場合に降車時のバスに取付られた乗車券処理装置２０内の各記憶部３４には系統２００の駅コード群、…２０５，２０６，２０７，１１０，２０８，２０９，２１０，２１１，２１２，…が格納されてあり、乗車券１０から読み取った駅コード（図１０Ａ）中の駅コード１１０と２１１がその運行系統２００上の駅コードとして図１０Ｄに示すように選出され、更に、これら駅コード１１０及び２１１と系統２００上の駅コード群とから有効駅コードは図１０Ｅに示すように１１０，２０８，２０９，２１０，２１１と決定される。従って降車時の現在駅コード２１１が、有効駅コード中に在り、つまり利用区間内のものと判定される。
【００２０】
なお通常は乗車券１０についてそれが有効期間内のものであるか否かの判断を、図５中の時計３７を用いて行い、またその乗車券１０が所定の機関により有効に発行されたものか否かの判定も行われ、その判定に必要とする情報が記憶部３６に格納されてある。
ところで図８に示した乗車券１０ではコード１０７の駅とコード４１３の駅との間を行き来する場合は、コード１１０，２１１，３１３の３つの駅で乗継を行う必要があり、その点で不便である。コード１０７の駅−コード４０２の駅−コード４１３の駅という経路によりコード１０７の駅とコード４１３の駅を行き来すれば乗継ぎは１回で済む。しかし途中で例えば買物をしたりする点で前記３回の乗継を行う経路と１回乗継を行う経路との両経路を利用できる乗車券を発行してもらうこともできる。この場合は図８中の乗継駅情報中に破線で示すように駅コード４０２を加えればよい。
【００２１】
上述の実施例では、デジタル運賃表示器からバスの現在位置を把握する例を説明したが、車内案内放送装置からバスの現在位置を直接把握するようにしてもよい。つまり運行系統の運行を開始する前に車内案内放送装置にその運行系統に対応する車内案内放送プログラムを設定し、バスの運行が開始されると、その運行系統に応じた車内案内放送がなされ、かつ、例えばスイッチの操作により生じる停留所歩進信号が車内案内放送装置に入力されることにより、バスの運行に従って、車内案内放送装置の案内放送が更新されるとともに、車内案内放送装置内には現在の停車駅がどの駅であるかを示す現在駅情報が得られる。よってこの現在駅情報を乗車券処理装置２０に供給するようにすればよい。これまでの説明では、降車時に、乗車駅が利用区間内にあるか判定し、乗車駅が利用区間外の場合、利用区間外の運賃として乗車駅から利用区間までの運賃を算出していたが、乗車区間に関わらず運賃が一定となる均一運賃方式を採用している場合には、乗車時に乗車駅が利用区間内にあるか判定し、乗車駅が利用区間外の場合、利用区間外の運賃として金額情報から均一運賃を差し引くようにしてもよい。またこの発明は利用地域を限定した１日乗車券などにも適用できる。また乗車券としては無接触形式のＩＣカードのみならず、接触形式のものでもよく、磁気カードでもよい。乗合バスのみならずワンマン式の鉄道などの交通機関にも適用できる。
【００２２】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明の乗車券によれば、複数の運行系統が複雑に交差して設けられ、しかもそれらの複数の運行系統を乗り継ぎする利用区間であっても、そのような利用区間内で自由に乗り降りでき、利用区間外での乗車も降車もでき、しかもその場合、利用区間外分の料金が乗車券内の金額から差し引かれ、いちいち現金で精算する必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明による乗車券の記録例を示す図。
【図２】路線上の駅と、利用区間を示す図。
【図３】乗合バスに設けた乗車券処理装置を示す図。
【図４】駅コード系列と、区間コードと、運賃データ表との関係を示す図。
【図５】この発明による乗車券処理装置の一実施例を示す図。
【図６】図５に示した装置の動作手順の例を示す流れ図。
【図７】複数の運行経路が交差し、乗継可能な路線網の例を示す図。
【図８】この発明による乗車券の他の例を示す図。
【図９】図８に示した乗車券に対する乗車駅、降車駅（現在駅）が利用区間内か否か判定するための処理手順の例を示す流れ図。
【図１０】利用区間内か否かの判定における読取駅コード、運行系統駅コード、有効駅コードの例を示す図。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is used for transportation such as route buses and railways, and relates to a boarding ticket having a predetermined use section such as a so-called commuter pass and a processing device therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventional commuter passes can be freely boarded and alighted at stations in the use section, but cannot be boarded from outside the use section, and it was necessary to purchase a ticket from the boarding station to the use section. In addition, when getting off outside the use section, it was necessary to settle the fare from the use section to the exit station by using a boarding machine or by hand.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Conventional commuter passes cannot be taken from outside the predetermined use section, and it is troublesome to pay for the overpass when getting off.
The object of the present invention is a boarding ticket that can be freely boarded outside a predetermined use section, and that enables a passenger to get off outside the use section without performing a special procedure for overpass settlement, and its It is to provide a processing apparatus.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to the ticket of the present invention, it is an information recording medium type ticket that records information electrically or magnetically across a plurality of routes, and the amount information can be rewritten and read. In addition, a recording area is provided in which usage section information is recorded so as to be readable, and boarding station information is written so as to be readable. The plurality of routes is composed of two or more routes extending in one direction and two or more routes extending in the other direction that can intersect the one direction, and is surrounded by these routes. When both ends of the usable section exist outside, the use section information includes the transfer station information of the transfer stations of a plurality of routes that can be connected to the plurality of routes and have different numbers of connections. According to the ticket processing apparatus of the present invention, it is a ticket processing apparatus that processes the ticket according to claim 1 , and the use section information, the boarding station information, and the money amount information are read from the ticket by the reading means. It is determined whether or not it is within the section indicated by the read boarding station information and the use section information (including the transit station information) read by the current station information, and from the section indicated by the use section information, However, if it is off, the fare of the off-distance section is obtained, the obtained fare is subtracted from the read amount information, and the remaining amount is written on the ticket as amount information.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the contents recorded in an embodiment of a ticket 10 according to the present invention. The boarding ticket 10 is composed of an IC card, a magnetic card, etc., and in this example, operation organization information 11, valid period information 12, and use section information 13 are recorded so that they cannot be rewritten and can be read. Moreover the amount information W _U and boarding station information to allow read and write, ride vehicle identification information as necessary (ID), and the use date and time information is recorded. That is, a boarding station recording area 14 is provided.
[0006]
For example, as shown in FIG. 2, when stations (stops) on the route of the system 100 are sequentially indicated as codes (information) 101, 102, 103,..., The area between the station of code 107 and the station of code 113 is used. In the case of a section, station code (information) 107 and 113 at both ends of the section are recorded as use section information 13 of the ticket 10.
The boarding ticket processing apparatus according to the present invention for performing boarding / alighting processing on the boarding ticket 10 is provided as a device 20 in the vicinity of the boarding gate of the shared bus vehicle as shown in FIG. In order to use this ticket processing apparatus 20 effectively, a card reader / writer 21 is provided in the vicinity of the entrance of the vehicle. When the passenger gets on the vehicle, the card reader / writer on the side of the entrance is loaded with the ticket 10. The information on the current station is written in the recording area 14 of the boarding ticket 10 as the boarding station information by being held over or brought into contact with 21 or inserted.
[0007]
For example, a stop signal is input to the digital fare display 22 by operating the switch 23, and the digital fare display 22 always obtains information on the current station. The current station information is used as the card reader / writer 21 and the ticket. It is transferred to the processing device 20. The update of the current station information in the digital fare display 22 may be performed according to the guidance broadcast from the in-vehicle guidance device. In addition, since a bus vehicle normally operates in a plurality of systems, when starting operation of one system, a station code group of that system is taken out, and a fare display is performed based on the station code group. The For example, as shown in FIG. 4, a fare section is sequentially assigned according to the bus operation for each one or a plurality of station codes in the system 100 station code group, and each time the fare section is changed according to the bus operation, Each row is selected one by one and displayed on the display.
[0008]
In this example, the station code group taken out at the start of operation is transferred to the ticket processing device 20 and stored in the storage unit in the device 20. In this embodiment, the fare data table is also transferred to the apparatus 20.
The ticket processing device 20 is configured as shown in FIG. 5, for example, and functions when the CPU 31 executes a program in the memory 32. When the station code group is transferred from the digital fare display 22 via the communication interface 33, it is stored in the storage unit 34, and when the current station code is transferred, the current station code (information) in the storage unit 34 is stored. Is updated. The transferred fare data is stored in the fare data memory 35. In order to confirm the validity of the ticket 10, operating organization information is stored in the storage unit 36, and a clock 37 that outputs the date and time is connected to the bus 38. Further, a card reader / writer 39 for reading and writing information on the boarding ticket 10, a work memory 41 used for various processes, and a notification unit 42 for displaying, printing, synthesized voice, etc. are connected to the bus 38.
[0009]
When the boarding ticket 10 is mounted on or held over the boarding ticket processing apparatus 20 when getting off the vehicle, for example, it operates according to the procedure shown in FIG. First, information of the boarding ticket 10, that is, operation organization information, valid period information, use section information 107 to 113, amount information W _U , boarding station information, vehicle ID, date and time, etc. are read by the card reader / writer 39 (S1). Although not shown in FIG. 6, the validity of the boarding ticket 10 is determined as to whether the read operational organization information is valid or not expired based on the validity period information, and is determined to be valid. Then, the following processing is performed.
[0010]
That is, it is determined from the read boarding station information and the read use section information whether the boarding station is in the use section (S2). For example, if the boarding station information is 103 in FIG. 2, it is determined that the boarding station information is not between the use sections 107 and 113 and is not in the use section, and from the boarding station code 103 to the use section, that is, the station code. fares (interval previous fare) W _S to 107, calculated using the fare table fare data memory 35 (S3).
Next, it is determined whether the current station is within the use section 107 to 113 (S4). Note the departure station at step S2 is determined to be within utilization interval 107-1 13 proceeds to step S4 the section before fares W _S as 0 (S5).
[0011]
If within the current station code is utilization interval 107-113, for example 115, from utilization interval to the current station code 115, i.e. the fare (fare after interval) W _E from the station code 113 to the station code 115 in the memory 35 fare Calculation is performed using a table (S6). If the current station is in the use section 107 to 113, the post-section fare W _{E is set} to 0 (S7).
Next, it is determined whether the boarding station read and the current station are both within the use section 107 to 113 (S8). If both are within the use section, the passage permission is notified by the notification unit 42 (S9). The determination at step S8 can be immediately determined from both determination results by temporarily storing the determination results at step S2 and step S4. Each determination of steps S2 and S4 can be easily determined by the size determination with one of both ends of the use sections 107 to 113 when the station code is assigned with a simple serial number as shown in FIG. In general, the station codes of all stations in the use sections 107 to 113 are obtained from the operation system station code group in the storage unit 34, and either of these station codes and both end station codes 107 and 113, and boarding station information (code ), It is necessary to check whether the current station information (code) matches.
[0012]
If it is not determined in step S8 that both the boarding station and the current station are in the use section, the fare W _z from the boarding station to the current station is calculated using the fare table (S10), and the fare before the section W _s The post-section fare W _E is added (S11), and it is checked whether or not the added value is greater than W _z (S12). When W _s + W _E > W _z is not satisfied, for example, as shown in FIG. 2, both the boarding station and the current station are outside the use section, but both W _s and W _E are relatively small values, or the boarding station and the current station for only one of out utilization interval of the station, ie W _s = 0 or W _E = in the case of 0, W _s + W W _E from the amount information W _U read as utilization interval outside fare _s + W _E when these And the remaining amount is set as the money amount information W _U (S13).
[0013]
_If it is determined in step S12 that W _s + W _E > W _z , for example, if the use section is relatively short and the boarding sections on both sides outside the use section are relatively long, the boarding station changes to the current station. If the fare until, may become cheaper by long-distance discount, in such a case, subtract the W _z from the amount information W _U and W _z as a fare outside the use period, and the amount of money information W _U its balance (S14).
The amount information W _U updated in this way is written in the boarding ticket 10 by the card reader / writer 39 (S15), and the process proceeds to step S9 to notify the passage permission.
[0014]
As described above, it is possible to get on and off the outside of the use section recorded in the ticket 10, and the use fare outside the use section is automatically subtracted from the amount information.
The ticket and the ticket processing apparatus according to the present invention are not limited to the simple operation system as shown in FIG. 2, but a plurality of operation systems are provided in a complex intersection, and the plurality of operation systems are connected. The present invention can also be applied to a ticket for a used section. For example, as shown in FIG. 7, the route of the operation system 100 and the route of the operation system 300 are provided substantially in parallel, and each of the three operation systems 200, 400, and 500 intersects each route of the operation systems 100 and 300. Is provided. A boarding / exiting station (stop) on each system is indicated by a circle, and information (code) indicating the station is indicated by a number. The bus of the system 100 and the buses of the system 200, the system 400 and the system 500 can be connected to each other at the stations 110, 402 and 114, respectively, and the bus of the system 300 and the buses of the system 200, the system 400 and the system 500 The stations 211, 313 and 310 can be connected to each other. These transit stations are indicated by double circles.
[0015]
As an example of the boarding ticket in this case, when the use section is between the station 107 (indicated by a triple circle) of the system 100 and the station 413 (indicated by a triple circle) of the system 400, for example, as shown in FIG. Thus, the same record as shown in FIG. 1 is made on this ticket 10, but in this case, not only the station information 107 and 413 at both ends as the use section information but also the transfer within this use section is permitted. The connecting station information 110, 211, 313 is recorded.
The owner of this ticket 10 is permitted to board and get off at all stations on the operating system between the stations of the station information 107-110-211-313-413 and the stations of the adjacent station information.
[0016]
When a passenger gets on the bus in such a ticket and gets off, that is, the boarding station at step S2 in FIG. 6 or the current station at step S4 is within the use section. In order to check whether or not there is, for example, as shown in FIG. 9, the record information of the boarding ticket 10 is read by the card reader / writer in step S1, but in this case, the read section information is all station information ( Code), that is, in the example of FIG. 8, both-end station information 107, 413 and transit station information 110, 211, 313 are read, and the station information on the operating system is searched for in the read station information (S2). That is, the same station code as the station code in the system station code group in the storage unit 34 in the read station information (code) is searched (S2). For example, if the bus service system is 100, the system station code group in the storage unit 34 is each station code on the route of the system 100 in FIG. 6 (the station code group at the left end in FIG. 4). In the example shown in FIG. 8 that matches the station code in the code group, station codes 107 and 110 are selected.
[0017]
Next, effective station information is determined from the selected station information (code) and the station code between the selected station codes in the station code group of the operating system (S3). In the above example, the selected station codes 107 and 110 and all station codes 108 and 109 between the station codes 107 and 110 in the station code group of the system 100 are determined as effective station codes.
Next, it is checked whether or not the current station information at the time of boarding or getting off is in the determined effective station code (S4), and if it is present, it is determined that the current station is within the use zone of the ticket 10 ( If not, it is determined that it is outside the use section (S6).
[0018]
For example, in the example shown in FIG. 8, 107, 413, 110, 211, and 313 are read from the ticket 10 as station information as shown in FIG. When boarding and getting off at the station of code 110, the station codes 107 and 110 of the operation system 100 in the read station code are searched as shown in FIG. 10B. As a result, as shown in FIG. 10C, the station code 107 , 108, 109, and 110 are determined as effective station codes, and the current station code 108 at the time of boarding and the current station code 110 at the time of getting off exist in the effective station code. The ticket 10 is determined to be in the usage zone.
[0019]
Further, when the boarding ticket 10 shown in FIG. 8 is used to get on at the station of code 107 and to get off at the station of code 112, the valid station codes 107, 108, 109 shown in FIG. 110, it is determined that the boarding ticket 10 is in the use zone when getting on, but the current station code is 112 when getting off, and this is not present in the valid station code. Therefore, it is determined that the ticket 10 is outside the use section.
Further, if the user gets on at the station of code 110 using the ticket 10 shown in FIG. 8 and tries to get off at the station of code 211, each memory in the ticket processing device 20 attached to the bus at the time of getting off in this case. .., 205, 206, 207, 110, 208, 209, 210, 211, 212,... Are stored in the section 34. In the station code read from the ticket 10 (FIG. 10A) Station codes 110 and 211 are selected as station codes on the operation system 200 as shown in FIG. 10D. Further, effective station codes are selected from the station codes 110 and 211 and the station code group on the system 200 in FIG. 10E. As shown, 110, 208, 209, 210, 211 are determined. Therefore, it is determined that the current station code 211 at the time of getting off is in the valid station code, that is, within the use section.
[0020]
Normally, it is determined whether or not the ticket 10 is within the valid period using the clock 37 in FIG. 5, and the ticket 10 is issued effectively by a predetermined organization. It is also determined whether or not the information is necessary, and information necessary for the determination is stored in the storage unit 36.
By the way, in the ticket 10 shown in FIG. 8, when going back and forth between the station of the code 107 and the station of the code 413, it is necessary to transfer at the three stations of the codes 110, 211 and 313. Inconvenient. If you go back and forth between the station of code 107 and the station of code 413 by the route of the station of code 107-the station of code 402-the station of code 413, the transfer is only one time. However, it is also possible to have a ticket that can use both the three-way connection route and the one-time connection route for shopping on the way. In this case, a station code 402 may be added as shown by a broken line in the transit station information in FIG.
[0021]
In the above-described embodiment, an example in which the current position of the bus is grasped from the digital fare display device has been described. However, the current position of the bus may be directly grasped from the in-car guide broadcasting device. In other words, before starting the operation of the operation system, set the in-vehicle information broadcasting program corresponding to the operation system in the in-vehicle information broadcasting device, and when the bus operation is started, the in-vehicle information broadcasting according to the operation system is made, In addition, for example, when a stop signal generated by the operation of the switch is input to the in-car guide broadcasting device, the guide broadcast of the in-car guide broadcast device is updated according to the bus operation, and the in-car guide broadcast device Current station information indicating which station is the stop station is obtained. Therefore, the current station information may be supplied to the ticket processing device 20. In the explanation so far, when getting off, it is determined whether the boarding station is in the usage zone, and if the boarding station is outside the usage zone, the fare from the boarding station to the usage zone is calculated as the fare outside the usage zone. If the uniform fare method is adopted, where the fare is constant regardless of the boarding section, it is determined whether the boarding station is in the use section when boarding, and if the boarding station is outside the use section, You may make it subtract a uniform fare from money amount information as a fare. The present invention can also be applied to a one-day ticket that limits the area of use. The boarding ticket is not limited to a contactless IC card, but may be a contact card or a magnetic card. It can be applied not only to shared buses but also to transportation such as one-man trains.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the ticket of the present invention , a plurality of operation systems are provided so as to intersect with each other in a complicated manner, and even within a use section connecting these plurality of operation systems , You can get on and off freely, and you can get on and off the outside of the use section. In that case, the fee for the use section is subtracted from the amount in the ticket, and it is convenient that you do not have to pay in cash each time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a record example of a ticket according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing stations on a route and use sections.
FIG. 3 is a view showing a ticket processing apparatus provided on a shared bus.
FIG. 4 is a diagram showing a relationship among a station code series, a section code, and a fare data table.
FIG. 5 is a view showing an embodiment of a ticket processing apparatus according to the present invention.
6 is a flowchart showing an example of an operation procedure of the apparatus shown in FIG.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a route network in which a plurality of operation routes intersect and can be transited.
FIG. 8 is a view showing another example of a ticket according to the present invention.
FIG. 9 is a flowchart showing an example of a processing procedure for determining whether the boarding station and the getting-off station (current station) are within the use section for the boarding ticket shown in FIG.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a reading station code, an operation system station code, and an effective station code in determining whether or not the use section is in use.

Claims

利用可能区間が複数の路線にまたがり、電気的または磁気的に情報を記録する情報記録媒体タイプの乗車券であって、
書き替えることができ、読み取り可能に記録された金額情報と、
読み取り可能に記録された利用区間情報と、
乗車駅情報が読み取り可能に書き込まれる記録領域と
を備え、上記複数の路線が、一方の方向に延びる２以上の路線と、上記一方の方向に対して交差し得る他方の方向に延びる２以上の路線と、からなり、これらの路線で囲まれる範囲外に上記利用可能区間の両端駅が存在する場合、
上記利用区間情報として、上記複数の路線を乗り継ぎ可能で乗り継ぎ回数の異なる複数の経路の乗継駅の乗継駅情報を含むことを特徴とする乗車券。 An information recording medium type ticket that can be used to record information electrically or magnetically across a plurality of routes,
Amount of money information that can be rewritten and recorded to be readable,
Use section information recorded so as to be readable,
And a recording area in which the boarding station information is readable and written , wherein the plurality of routes are two or more routes extending in one direction and two or more routes extending in the other direction that can intersect the one direction. If there are both ends of the available section outside the range enclosed by these lines,
A boarding ticket comprising transfer station information of transfer stations of a plurality of routes that can be connected to the plurality of routes and have different numbers of connections as the use section information .

請求項１記載の乗車券を情報処理する乗車券処理装置であって、
上記乗車券から利用区間情報、乗車駅情報、金額情報を読み取る手段と、
上記読み取った乗車駅情報と現在駅情報が、上記乗継駅情報を含む上記利用区間情報が示す区間内か否か判定する手段と、
上記利用区間情報が示す区間内から、何れかでも外れていれば、その外れた区間の運賃を求める手段と、
上記求めた運賃を上記読み取った金額情報から差し引き、その残額を上記乗車券に金額情報として書き込む手段と、
を具備する乗車券処理装置。 A ticket processing apparatus for processing a ticket according to claim 1,
And means for reading the utilization interval information from the ticket, boarding station information, the amount of money information,
Means for determining whether the read boarding station information and current station information are within a section indicated by the use section information including the connecting station information ;
Means for obtaining the fare of the deviated section if any deviated from the section indicated by the use section information;
Means for subtracting the calculated fare from the read amount information and writing the remaining amount as amount information on the ticket;
A ticket processing apparatus comprising: