JP4690222B2 - 止水栓 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば水配管系に設けられた合成樹脂管の端部に取り付けられてその端部を封止する止水栓に関するものである。
この種の止水栓は、例えば、架橋ポリエチレン管やポリブデン管等の合成樹脂管が用いられた家庭の水道水配管系の水密性を検査するときに、その合成樹脂管の端部を封止するために用いられる。すなわち、合成樹脂管の端部を止水栓によって封止し、水配管系を密閉した状態で、水配管系に接続した圧力計によって水配管系内の圧力変化を調べる。そして、この圧力変化から、水配管系の水密性、すなわち漏水の有無を判定する。
従来、このような水密性検査に用いられる止水栓としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。図15に示すように、この止水栓50は、合成樹脂管Pの端部を挿入可能とした筒状本体51を有し、この筒状本体51の内周側には、合成樹脂管Pの外周面との間を封止するシール部材52が設けられている。また、筒状本体51の内側には、合成樹脂管Pの筒状本体51への挿入を許容するとともに、挿入された合成樹脂管Pの抜けを規制し、さらに、その規制状態を手動操作により解除可能なロック機構53が設けられている。このロック機構53は、合成樹脂管Pが挿通可能な保持孔54を有する保持リング55を備え、この保持リング55は、スプリング56によって傾斜状態となるように付勢されている。そして、筒状本体51に挿入された合成樹脂管Pの端部は、保持リング55の内周縁が食い込むことによって筒状本体51内に保持される。この状態において、合成樹脂管Pの端部が止水栓50によって封止される。また、ロック機構53が設けられた操作片57を押すことによって保持リング55を傾斜状態から起立させていくと、合成樹脂管Pの外周面に対する保持孔54の食い込みが解除されて、合成樹脂管Pの保持状態が解放される。従って、止水栓50は、合成樹脂管Pの端部に対して差し込むだけで容易に取り付けられるとともに、操作片57を押すだけで容易に取り外されるとされている。
特開2000−258282号公報
しかしながら、上記特許文献1の止水栓においては、合成樹脂管Pの端部外周面に保持リング55の保持孔54の内周縁を食い込ませることによって合成樹脂管Pを保持するので、合成樹脂管Pの端部外周面に傷ができる。一方、合成樹脂管Pは、水栓器具や洗濯機等の接続部において、その端部外周面にパッキンを当接させた状態で接続される。このため、端部外周面に傷が付いた合成樹脂管Pが接続部に接続されると、合成樹脂管Pと水栓器具や洗濯機との接続部分の水密性が損なわれることがあった。しかも、合成樹脂管Pの傷が付いた端部が使われないように、止水栓が一旦取り付けられた合成樹脂管Pの端部を切り落とす作業を作業者に要求しても、作業が行われる保証はない。従って、水密性検査後における水配管系の水密性の信頼性が低下する問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、合成樹脂管の端部に対する取り付けが容易であるとともに、止水栓を装着することによって損傷した合成樹脂管の端部がそのまま使われないようにし、検査後における水配管系の水密性の信頼性を向上することができる止水栓を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、水配管系に設けられた合成樹脂管の端部に取り付けられてその端部を封止する止水栓であって、前記合成樹脂管の端部が挿入可能な両端を開口した環状胴体と、この環状胴体の内周側に保持され、同環状胴体の一端開口部から挿入された合成樹脂管の外周面に食い込んで同合成樹脂管の抜け出しを規制する係止リングと、同環状胴体の他端開口部を着脱可能に封止する蓋状胴体と
を備え、前記係止リングの内周縁には、挟持片が形成されるとともに、前記挟持片の先端が前記合成樹脂管の外周面に対して同合成樹脂管の軸線方向に沿う斜め方向に食い込んで同合成樹脂管に抜け出しを規制し、前記蓋状胴体には、前記環状胴体の一端開口部、及び、係止リングの内径よりも小径の突起を備え、前記突起の軸線方向の長さは、環状胴体の前記一端開口部から係止リングの前記挟持片の先端までにおける軸線方向の長さより長く形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記蓋状胴体には、前記合成樹脂管の内部を外部に連通させるための開閉機構を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記突起を、前記蓋状胴体に一体形成した筒状部と、その筒状部の内周にねじを介して取り付けられた開閉軸とにより構成し、その筒状部と開閉軸との間に前記開閉機構を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記開閉機構は、前記筒状部と開閉軸とのうちの一方に形成した封止面と、この封止面に当接可能に他方に設けた封止部材とを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記開閉軸には、前記合成樹脂管の内部と外部とを連通するとともにその先端面に開口し、前記封止面及び封止部材によって開閉される流路を設けたことを特徴とする。
(作用)
請求項1〜請求項5に記載の発明においては、止水栓における環状胴体の一端開口部に合成樹脂管の端部を挿入すると、その外周面に対し係止リングが斜め方向に食い込み、合成樹脂管の端部が環状胴体から外れなくなる。従って、合成樹脂管の端部を差し込むだけで、止水栓を容易に装着できる。また、水配管系の検査後に合成樹脂管から止水栓を取り外すには、止水栓を合成樹脂管の端部とともに、合成樹脂管の本体側から切り離さなければならない。このとき、合成樹脂管の端部が挿入されたままの環状胴体から蓋状胴体を取り外し、環状胴体から外部に突出する合成樹脂管の端面に、蓋状胴体の突起を押し付けて環状胴体の内側に押し込むことができる。すると、合成樹脂管の端部は、挿入方向への移動であることから係止リングによって規制されることなく移動し、最終的に係止リングから外れて環状胴体から抜け落ちる。従って、係止リングによる傷が外周面に付いた合成樹脂管の端部が水栓器具等の接続部との接続に用いられることがないので、検査後における水配管系の漏水信頼性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、合成樹脂管の端部に装着した状態において、開閉機構により合成樹脂管の内部を外部に連通させると、水配管系の水圧によって水配管系内の空気が外部に排出される。従って、水密性検査を迅速化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用に加えて、筒状部及び開閉軸が突起を兼用するので、部品点数が少なくなり、構成が簡素となる。
この発明によれば、合成樹脂管の端部に対する取り付けが容易であるとともに、止水栓を装着することによって損傷した合成樹脂管の端部がそのまま使われないようにし、検査後における水配管系の水密性の信頼性を向上することができる。
次に、この発明を具体化した一実施形態について図1〜図14を用いて説明する。
図1、図2、図3及び図5に示すように、合成樹脂管Pの端部に装着される水密性検査用止水栓(以下、単に止水栓という。)10は、金属により略円筒形状に形成されるとともに合成樹脂管Pの端部が挿入される環状胴体11を備えている。図4に示すように、この環状胴体11は、円筒形状の周壁部11aを有し、その一端開口部には、内周面側に突出する周縁部11bが設けられている。周壁部11aの内周面には、周縁部11b寄りに第1の雌ねじ部12aが設けられ、また、周壁部11aの他端開口部寄りに、第1の雌ねじ部12aよりも大径の第2の雌ねじ部12bが設けられている。
第1の雌ねじ部12aには、外周面に雄ねじ部を有する金属製のリテーナ13が螺合され、その一端面には、リテーナ13を回すための溝13aが形成されている。このリテーナ13の他端面と、前記周縁部11bの内側面との間には、係止リング14がスペーサ15とともに保持されている。
係止リング14は、ばね性を有する金属板からプレス加工により環状に形成され、図6に示すように、円環平板状の基部14aの内周縁全体に、基部14aの中心軸線に向かって斜めに突出する支持片14b及び挟持片14cが交互に複数形成されている。図7(a),(b)に示すように、各支持片14bの先端は、係止リング14に差し込まれた合成樹脂管Pの外周面に当接する。また、各挟持片14cは、各支持片14bよりも長く延出され、その先端は、係止リング14の差し込まれた合成樹脂管Pの外周面に食い込むようになっている。
また、図1及び図5に示すように、環状胴体11の第2の雌ねじ部12bには、環状胴体11における他端開口部を封止する金属製の蓋状胴体16が着脱可能に螺合されている。図4に示すように、蓋状胴体16の内端面には、環状胴体11及び係止リング14に差し込まれた合成樹脂管Pの先端面が当接可能となっている。また、蓋状胴体16の内周面には、合成樹脂管Pが挿通するOリング17が設けられ、このOリング17により、同内周面と合成樹脂管Pの外周面との間が封止されるようになっている。また、蓋状胴体16の外周面上には、環状胴体11に対して蓋状胴体16を回動させるためのローレット部16bが設けられている。
さらに、図4に示すように、蓋状胴体16の底壁部16aには、その内端面に先端面が当接した合成樹脂管Pの内部を外部に連通させるための開閉機構18が設けられている。この開閉機構18は、蓋状胴体16の軸線方向に延びる筒状部19を有し、この筒状部19の内側には、軸線方向に貫通する連通路20が形成されている。この連通路20の内周面に形成された雌ねじ部20aには、外周面に雄ねじ部を有する開閉軸21が螺合されている。この実施形態においては、筒状部19及び開閉軸21によって突起が構成されている。筒状部19及び開閉軸21は、環状胴体11の周縁部11bの内径、及び、係止リング14の最小内径(すなわち、各挟持片14cの先端が位置する円の内径。)よりも小径とされている。
開閉軸21は、図4に示すように、その軸線方向に延びるとともに外側端面に開口する流路22を有し、この流路22は、開閉軸21の基端に設けられた連通孔23を通じて前記連通路20内に連通されている。又、開閉軸21の先端側には、手回し用のローレット部24、及び、ねじ回し用の溝部25が形成されている。また、開閉軸21の外周において前記連通孔23よりも基端側には、連通路20内の封止面20bに当接可能なOリング(封止部材)26が設けられている。そして、開閉軸21は、連通路20の雌ねじ部20aにねじ込まれることによりOリング26を封止面20bに当接させ、止水栓10に差し込まれた合成樹脂管Pの内部を封止する。また、開閉軸21は、連通路20の雌ねじ部20aに対するねじ込みが緩められることによりOリング26を封止面20bから離間させ、止水栓10に差し込まれた合成樹脂管Pの内部を外部に連通させる。前記開閉機構18は、筒状部19、開閉軸21、流路22及びOリング26等によって構成されている。
次に、以上のように構成されたこの実施形態の作用について説明する。
例えば、住宅における施工後の水配管系の水密性を検査するときには、まず、図9に示すように、水配管系に用いられている1つの合成樹脂管Pの端部に、止水栓10を差し込む。すると、図10に示すように、止水栓10が差し込まれた合成樹脂管Pの端部には、係止リング14及びOリング17が嵌合するとともに合成樹脂管Pの先端面が蓋状胴体16の内端面に当接する。このとき、図7(a),(b)及び図8(a),(b)に示すように、係止リング14の各支持片14bの先端は、合成樹脂管Pの外周面に当接し、各挟持片14cの先端は、合成樹脂管Pの外周面に対し、その軸線方向に沿う斜め方向に食い込んで合成樹脂管Pの抜け出しを規制する。このため、合成樹脂管Pの端部は、止水栓10から抜けない状態となる。
次に、水配管系に水を供給し、図11に示すように、この状態において前記開閉軸21を緩めることにより、合成樹脂管Pの内部を外部に連通させる。すると、水配管系内の水圧により、水配管系の内部の空気が、合成樹脂管P及び止水栓10を介して外部に放出される。水配管系内の空気が外部に放出されると、続いて水配管系内の水が止水栓10を介して外部に放出されるようになる。この状態において、開閉軸21を締め付けると合成樹脂管Pの端部が封止され、水配管系が密閉される。そして、水配管系に接続した図示しない水圧検査器によって、水配管系の経時的な水圧変化を観察することにより、水配管系の水密性を検査することができる。
検査終了後、合成樹脂管Pから止水栓10を取り外すには、図12に示すように、止水栓10にできるだけ近い位置で合成樹脂管Pの端部P1をパイプカッター等により切断する。すると、係止リング14の各挟持片14cが食い込んだ合成樹脂管Pの端部P1は、止水栓10とともに合成樹脂管Pの本体側から切り離される。
次に、合成樹脂管Pの端部P1が挿入されたままの環状胴体11から蓋状胴体16を取り外し、図13に示すように、この蓋状胴体16の開閉軸21の先端を、環状胴体11の周縁部11b側から外部に突出する合成樹脂管Pの端部P1の端面に押し付け、端部P1を環状胴体11の内部に押し込む。すると、挿入方向へ押された合成樹脂管Pの端部P1は、係止リング14によって規制されることなく移動し、図14に示すように、最終的に係止リング14から外れて環状胴体11から抜け落ちる。従って、係止リング14によって外周面に傷がついた合成樹脂管Pの端部P1が水栓機器等との接続に用いられることはない。
次に、以上詳述した本実施形態が有する効果を列記する。
(1) 止水栓10における環状胴体11の一端開口部に合成樹脂管Pの端部P1を挿入すると、環状胴体11の内周側に保持された係止リング14の各挟持片14cが合成樹脂管Pの外周面に対して斜め方向に食い込み、合成樹脂管Pが環状胴体11から外れなくなる。従って、合成樹脂管Pの端部を挿入するだけで、止水栓10を容易に装着することができる。
(2) また、水配管系の検査後に合成樹脂管Pから止水栓10を取り外すには、合成樹脂管Pの端部P1とともに合成樹脂管Pの本体側から切り離さなければならない。そして、環状胴体11に挿入されたままの合成樹脂管Pの端部P1を取り出すには、環状胴体11から取り外した蓋状胴体16の筒状部19及び開閉軸21によって同端部P1を環状胴体11の内側に押し込めばよい。従って、係止リング14による傷が外周面に付いた端部P1が、水栓器具等の接続部との接続に用いられることがないので、検査後における水配管系の漏水信頼性が向上する。
(3) 蓋状胴体16には、止水栓10に差し込まれた合成樹脂管Pの内部を外部に連通させるための開閉機構18を設けた。このため、止水栓10を合成樹脂管Pの端部P1に装着した状態において、水配管系の水圧によって水配管系内の空気を外部に排出することができるので、水密性検査を迅速化することができる。
(4) 突起を、蓋状胴体16に一体形成した筒状部19と、この筒状部19の内側にねじを介して取り付けられた開閉軸21とによって構成し、筒状部19と開閉軸21との間に開閉機構18を設けた。従って、筒状部19及び開閉軸21が突起を兼用するので、部品点数が少なくなり、構成が簡素となる。
(5) 開閉軸21には、合成樹脂管Pの内部と外部とを連通するとともにその先端面に開口し、開閉軸21に設けたOリング26によって開閉される流路22を設けた。従って、開閉軸21を回してOリング26を移動させ、流路22を開くことにより、水配管系から空気を効率良く抜くことができるので、作業性が向上する。
なお、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 突起を兼用する開閉機構18を設けず、中実体の突起を設ける。
・ Oリング26を、蓋状胴体16側に設けるとともに、Oリング26が当接する封止面を開閉軸21側に設けた構成とする。
一実施形態の止水栓を示す斜視図。 (a)は同じく平面図、(b)は同じく底面図。 (a)は同じく正面図、(b)は同じく右側面図。 図3(a)におけるa−a線断面図。 同じく分解斜視図。 係止リングを示す斜視図。 (a)は係止リングを示す正面図、(b)は合成樹脂管が挿通された係止リングを示す正面図。 (a),(b)は共に係止リングの挟持片における部分縦断面図。 使用時における止水栓を示す正面図。 使用時における止水栓を示す縦断面図。 使用時における止水栓を示す縦断面図。 使用時における止水栓を示す縦断面図。 使用時における止水栓を示す縦断面図。 使用時における止水栓を示す縦断面図。 従来の配管漏洩検査具を示す縦断面図。
符号の説明
10…止水栓、11…環状胴体、14…係止リング、16…蓋状胴体、18…開閉機構、19…突起及び開閉機構を構成する筒状部、20b…封止面、21…突起及び開閉機構を構成する開閉軸、22…開閉機構を構成する流路、23…同じく連通孔、26…開閉機構を構成する封止部材としてのOリング、P…合成樹脂管、P1…(合成樹脂管の)端部。

Claims (5)

  1. 水配管系に設けられた合成樹脂管の端部に取り付けられてその端部を封止する止水栓であって、
    前記合成樹脂管の端部が挿入可能な両端を開口した環状胴体と、
    この環状胴体の内周側に保持され、同環状胴体の一端開口部から挿入された合成樹脂管の外周面に食い込んで同合成樹脂管の抜け出しを規制する係止リングと、
    同環状胴体の他端開口部を着脱可能に封止する蓋状胴体と
    を備え、
    前記係止リングの内周縁には、挟持片が形成されるとともに、前記挟持片の先端が前記合成樹脂管の外周面に対して同合成樹脂管の軸線方向に沿う斜め方向に食い込んで同合成樹脂管に抜け出しを規制し、
    前記蓋状胴体には、前記環状胴体の一端開口部、及び、係止リングの内径よりも小径の突起を備え
    前記突起の軸線方向の長さは、環状胴体の前記一端開口部から係止リングの前記挟持片の先端までにおける軸線方向の長さより長く形成されていることを特徴とする止水栓。
  2. 前記蓋状胴体には、前記合成樹脂管の内部を外部に連通させるための開閉機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の止水栓。
  3. 前記突起を、前記蓋状胴体に一体形成した筒状部と、その筒状部の内周にねじを介して取り付けられた開閉軸とにより構成し、その筒状部と開閉軸との間に前記開閉機構を設けたことを特徴とする請求項2に記載の止水栓。
  4. 前記開閉機構は、前記筒状部と開閉軸とのうちの一方に形成した封止面と、この封止面に当接可能に他方に設けた封止部材とを備えることを特徴とする請求項3に記載の止水栓。
  5. 前記開閉軸には、前記合成樹脂管の内部と外部とを連通するとともにその先端面に開口し、前記封止面及び封止部材によって開閉される流路を設けたことを特徴とする請求項4に記載の止水栓。
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