JP4689496B2 - 無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置 - Google Patents

無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線信号を送受信して通信を行う無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置に関する。
近年、複数の搬送波(キャリア)を用いて通信を行うマルチキャリア通信が一般化している。このマルチキャリア通信においては、特定の周波数のキャリアに伝搬障害が生じても、他のキャリアを用いることで通信断を回避することができ、通信品質の低下等を防止することができるという利点がある。また、周波数帯域を有効に利用することができる等の利点がある。
以下の特許文献1には、マルチキャリア通信が可能な無線通信システムにおいて、基地局から端末に対して使用中のサブキャリアの一部を一時的に送信停止する旨が通知された場合に、端末がこの通知情報に基づいて、サブキャリアの送信が停止された期間、送信が停止されたサブキャリアの周波数帯の状況(電波状況)を測定する技術が開示されている。そして、送信が停止されていないサブキャリアを用いて端末と基地局との間の通信を継続することにより、伝搬状況の十分な検出精度を得るのに必要な連続時間を確保しつつ、検出中においても現状の通信を途切れることなく維持することを可能としている。
特開2005−94672号公報
ところで、近年においては、無線通信システムで使用する周波数帯の有効利用を図るとともに、使用周波数帯を世界標準仕様に合わせるために、周波数帯の再編が検討されている。例えば、CDMA2000 1x(Code division Multiple Access 2000 1x)仕様の無線通信システムにおいては、現在国内で日本仕様の800MHz帯が用いられているが、この周波数帯が世界標準仕様である新800MHz帯へ再編される予定である。尚、旧800MHz帯と新800MHz帯とでは、使用する周波数帯のうちの上り、下りの割り当て等が相違している。
現行の周波数帯(旧800MHz帯)のみでの通信が可能な端末は、周波数帯の再編が行われると、通信が不可能になってしまう。このため、周波数帯の再編が予定されている現状においては、現行の周波数帯(旧800MHz帯)を用いた通信と新たな周波数帯(新800MHz帯)を用いた通信とが可能な端末を用意する必要がある。周波数帯の再編は全国一斉に一時に行われる訳ではなく徐々に行われるため、両周波数帯を用いた通信が可能な端末は、一方の周波数帯が存在しない場合には他方の周波数帯をサーチするよう設計されている。
しかしながら、端末が現行の周波数帯と新たな周波数帯とをサーチする仕様であると、現行の周波数帯の無線信号が停波した場合には、必ず現行の周波数帯をサーチして失敗してから新たな周波数帯をサーチすることになり、時間や電力が無駄に消費されてしまうという問題があった。かかるサーチは、例えば通話エリア間を移動する度に端末で頻繁に行われるため、端末で無駄に電力が消費されるという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、無駄なサーチを削減することにより、時間や電力の消費を抑えることができる無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明に係る無線端末装置は、複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部と、を備え、前記制御部は、第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を示す停波情報を前記無線通信部により受信した場合には、当該停波情報および自装置に予め設定された固有情報に基づいて停波予定時を設定する停波設定処理を実行し、前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチ体系から、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチ体系に変更する変更処理とを実行可能であることを特徴とする。
本発明に係る無線端末装置は、複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部と、を備え、前記制御部は、第1の通信システムにおける前記無線信号の送信の停波予定を、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記無線通信部により受信し、かつ自装置が前記地域情報で示される地域内にいる、又は前記無線部により通信中の基地局が前記識別情報で示される基地局である場合には、当該停波情報に基づいて停波予定時を設定する停波設定処理を実行し、前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチ体系から、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチ体系に変更する変更処理とを実行可能であることを特徴とする。
タイマを備え、前記停波情報は、停波の予定日及び/又は予定時刻を示す予定時間情報を含み、前記停波設定処理は、前記タイマの設定を前記予定時間情報に基づいて行い、前記変更処理は、前記設定された時間を前記タイマが計時することにより行われることを特徴とする。
前記停波情報は、前記停波の予定変更を示す停波変更情報を含み、前記制御部は、前記停波変更情報を受信した場合には、前記停波予定時の設定を変更する設定変更処理をさらに実行可能であることを特徴とする。
前記停波情報は、停波又は停波の予定の何れかを解除する旨を示す強制復帰情報を含み、前記制御部は、前記強制復帰情報を受信した場合には、前記所定のサーチ体系を前記第2サーチ体系から前記第1サーチ体系に戻す復帰処理を実行可能であることを特徴とする。
前記制御部は、前記停波情報に加え、装置に予め設定された固有情報に応じて、前記停波設定処理における前記停波予定時を設定することを特徴とする。
前記制御部は、前記停波情報を受信した場合に、前記停波の予定が所定の時間を越える場合には、前記タイマを設定しないことを特徴とする。
前記制御部は、前記第2サーチ体系でのサーチにより前記チャネルが見つからない場合には、前記第1サーチ体系にてサーチを行うことを特徴とする。
前記制御部は、前記無線端末装置の周囲停波予定のない無線基地局が存在する場合には、前記第1サーチ体系にてサーチを行うことを特徴とする。
前記制御部は、前記第2サーチ体系に変更された後、前記第1の通信システムにて待ち受けが可能な場合には、前記第1サーチ体系に戻すことを特徴とする。
本発明に係る無線端末装置の制御方法は、複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部とを備える無線端末装置の制御方法において、第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチステップと、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチステップと、前記第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を示す停波情報を前記無線通信部により受信するステップと、前記停波情報および自装置に予め設定された固有情報に基づいて停波予定時を設定するステップと、前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1サーチステップから第2サーチステップに変更するステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る無線端末装置の制御方法は、複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部とを備える無線端末装置の制御方法において、第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチステップと、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチステップと、前記第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記無線通信部により受信するステップと、自装置が前記地域情報で示される地域内にいる、又は前記無線部により通信中の基地局が前記識別情報で示される基地局である場合には、前記停波情報に基づいて停波予定時を設定するステップと、前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1サーチステップから第2サーチステップに変更するステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局装置は、複数の通信システム有するチャネルを用い無線端末装置との間で無線信号の送受信を行う無線部を有し、通信網に接続されて通信を仲介する無線基地局装置において、前記複数の周波数帯のうちの一つである第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記第1の通信システムを含む通信システムにより送信する制御部を備え、前記制御部は、前記通信網から、前記第1の通信システムの停止に関する情報が通知されると、前記停波情報を送信することを特徴とする。
前記制御部は、停波又は停波の予定の何れかを解除する旨を示す強制復帰情報を送信する際には、当該送信を、前記無線部に少なくとも前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムを含むシステムにて行わせることを特徴とする。
本発明によれば、無線基地局装置から無線端末装置に向けた無線信号の送信を停止する旨を示す停波情報を受信した場合に、当該停波情報に基づいてタイマを設定し、タイマによって所定時間が計時されたときに停波されるチャネルについてのサーチ体系を変更しているため、無駄なサーチが削減されて時間や電力の消費を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態による無線端末装置及び無線基地局装置を備える無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す通り、無線通信システムは、無線端末装置(以下、端末という)10と無線基地局装置(以下、基地局という)20とを含んで構成される。尚、基地局20は例えば所定の間隔で複数設けられているが、図1では図示の簡略化のために1つの基地局20のみを図示している。また、図1においては、端末10についても1つのみを図示している。
図1に示す通り、端末10は、無線通信部11、キー入力部12、音声入出力部13、表示部14、及び制御部15を含んで構成される。無線通信部11は、基地局20によって割り当てられるチャネルを介して基地局20との間で無線信号の送受信を行う。この無線通信部11は、複数の通信システム(周波数帯)での無線信号の送受信が可能である。具体的には、現行の周波数帯(旧800MHz帯)と新たな周波数帯(新800MHz帯)を用いた無線信号の送受信が可能である。
キー入力部12は、通話キー、終話キー、テンキー、ソフトキー等の各種の操作キーを含んで構成されており、ユーザによる操作内容に応じた信号を制御部15に出力する。音声入出力部13は、マイクロフォン及びスピーカを備えており、マイクロフォンから出力される音声信号を制御部15に出力するとともに、制御部15から出力される音声信号をスピーカに出力する。表示部14は、例えば液晶表示装置を備えており、制御部15から出力される信号に基づいた表示を行う。
制御部15は、端末10の動作を制御する。具体的には、無線通信部11から出力される信号に含まれる音声信号(音声データ)に対して伸長処理、D/A変換処理(ディジタル/アナログ変換処理)等を施して音声信号として音声入出力部13に出力し、音声入出力部13から出力される音声信号に対してA/D変換処理(アナログ/ディジタル変換処理)圧縮処理等を施して無線通信部11に出力する。
また、制御部15は、無線制御部11で行われるサーチ体系を制御する。ここで、サーチ体系とは、複数の周波数帯におけるチャネルの使用可能状況を検索することをいう。上述の通り、無線通信部11は現行の周波数帯(旧800MHz帯)を用いた無線信号の送受信と、新たな周波数帯(新800MHz帯)を用いた無線信号の送受信とが可能であるが、これら両周波数帯でのサーチが頻繁に行われると、サーチに時間を要したり、また端末10で無駄に電力が消費されてしまう。これらを防止するため、制御部15は、基地局20から送信される無線信号の送信を停止する旨を示す停波情報が無線通信部11で受信され、基地局20からの無線信号の停止が行われた時点で新たな周波数帯(新800MHz帯)でのサーチのみを行うように制御する。
制御部15は、タイマ16及びフラグ記憶部17を備えており、基地局20からの無線信号の停止が行われるまでの時間をタイマ16に設定する。そして、このタイマ16による計時が終了したときにフラグ記憶部17にフラグを記憶させてサーチ体系を変更する。尚、制御部15により行われるサーチ体系の変更方法の詳細については後述する。
更に、制御部15は待ち受け処理を行う。ここで、待ち受け処理とは、端末10にとって最もコンディションの良い基地局20(電界強度や信号波対干渉比等が最も優れている基地局20:待ち受け基地局)を特定し、その基地局の有するチャネルにて電波を常に受信し続ける処理をいう。その他、制御部15は、表示部14の表示制御を行うとともに、キー入力部12の操作内容に応じた各種の制御を行う。尚、制御部18は、時計部18を備えており、この時計部18から現在時刻の取得が可能である。また、基地局20からの報知や、或いは別途備えるGPS信号受信部によるGPS信号による時刻情報の取得によっても制御部15は現在時刻の取得が可能である。
基地局20は、無線部21と制御部22とを含んで構成される。無線部21は、端末10に対してチャネルを割り当てて端末10との間で無線信号の送受信を行う。この無線部21は、複数の周波数帯での無線信号の送受信が可能である。具体的には、現行の周波数帯(旧800MHz帯)と新たな周波数帯(新800MHz帯)及びもう一つの周波数帯(2GHz)を用いた無線信号の送受信が可能である。制御部22は、端末20に対して複数の周波数帯のうちの何れかの送信を停止する予定を示す停波情報を無線部21に送信させる。具体的には、現行の周波数帯(旧800MHz帯:第1の通信システム)の無線信号の送信を停止して、場合によっては新たな周波数帯の無線信号の送信を開始する予定を示す情報を含めて無線部21に送信させる。また、図示は省略するが、全ての基地局は通信事業者の運営する通信網に接続されており、端末10からの送信情報の通信網を介した他の端末への送信、或いは通信網からの特定の端末へ宛てた情報の送信の仲介を行う。その他、基地局の設定変更等も通信網から通知され、これら通信網との情報送受も制御部22は行う。
ここで、基地局20から送信される停波情報について説明する。図2は、基地局20から送信される停波情報の一例を示す図である。図2に示す通り、停波情報は4つのフィールドF1〜F4からなる。フィールドF11は、停波時間が格納されるフィールドである。例えば、停波時間が2012年7月13日の午前零時である場合には、「2012.7.13」が格納されるとともに、停波時刻として「00:00:00」が格納される。勿論、具体的な日時でなくとも、「今から何時何分後」という相対的な予定時間情報でも良い。
フィールドF12は、停波予定地域が格納されるフィールドである。例えば北海道に設置された基地局Aの停波が行われる場合は、「北海道:基地局A」が格納される。フィールドF13は、停波予定周波数が格納されるフィールドである。例えば、使用周波数帯域(Band Class:BC)が3である968chの停波が行われる場合は、「BC:3 968ch」が格納される。
フィールドF14は、停波予定の状況を示すステータスが格納されるフィールドである。このフィールドF14に格納されるステータスとしては、「停波予定」、「停波変更」、及び「強制復帰」がある。「停波予定」は停波の予定である旨を示すステータスであり、「停波変更」は停波の時間変更を示すステータスであり、「強制復帰」は停波及び停波の予定の何れかを解除する旨を示すステータスである。つまり、フィールドF14に「停波予定」が格納されている場合には、フィールドF11に格納された日時に停波が行われることを意味し、フィールドF14に「停波変更」が格納されている場合には、停波時間がフィールドF11に格納された日時に変更されたことを意味し、フィールドF14に「強制復帰」が格納されている場合には、停波及び停波の予定の何れかが解除されたことを意味する。
次に、上記構成における無線通信システムの動作について説明する。まず、基地局20から送信される無線信号の周波数帯が切り換えられる場合には、基地局20の制御部22は、無線部21を制御して停波情報を無線部21に送信させる。尚、この停波情報はSMS(ショートメッセージサービス)又は報知情報にのせて、受信可能な端末全てに情報配信するBCC(ブロードキャストチャネル)を用いて端末10に少なくとも停波の対象となる周波数帯を含む周波数帯にて送信される。この停波情報が端末10で受信されると図3に示す処理が開始される。停波の対象となる通信システム(周波数帯)にて送信されることにより、その通信システムを利用する端末を極力余すことがない。図3は、ステータスが停波予定である停波情報を受信した場合に、端末10の制御部15で行われる制御の一例を示すフローチャートである。
基地局20は通信網から、第1の通信システム(旧800MHz帯)の停波が通知されると、少なくともこの停波対象である第1の通信システムを含む通信システムにて停波情報を送信する。基地局20から送信される停波情報が無線通信部11で受信されると、その停波情報は制御部15に出力される(ステップS11)。制御部15は、無線通信部11からの停波情報のフィールドF12に格納された停波予定地域により、現在の位置が停波予定地域であるか否かを判断する(ステップS12)。尚、基地局20からは基地局20に予め割り当てられた基地局ID等の識別情報が上記の停波情報とは別に常時送信されており、制御部15は、この識別情報が停波情報のフィールドF12に格納された停波予定地域と一致するか否かにより、現在の位置が停波予定地域であるか否かを判断する。また、停波予定地域の指定方法は様々な手法があり得る。端末10がGPS情報からの位置情報検出できるようなものが前提の無線通信システムであれば、停波予定地域として地理的位置情報で指定しても、無線通信システム上の構成されるセルやセクタの番号等で指定しても、端末10がこれに含まれるか判定できるよう構成されてさえすればよい。
ステップS12の判断結果が「NO」である場合には、ステップS11に戻って停波情報を再度受信する。一方、ステップS12の判断結果が「YES」の場合には、制御部15は時計部18から現在時刻を取得する(ステップS13)。次いで、制御部15は、停波情報のフィールドF11に格納された停波時間とステップS13で取得した現在時刻との差分を算出し(ステップS14)、この差分で示される時間が所定の時間(例えば一ヶ月)以上であるか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15の判断結果が「YES」である場合には、制御部15は基地局20が停波予定である旨を示す情報を記憶し(ステップS16)、図3に示すフローチャートの処理を終了する。つまり、上記のステップS14で算出された差分で示される時間が長時間である場合には、特段の処理を行わずに停波予定である旨だけを記憶して処理を終了する。ここで、停波予定有りとして記憶する場合、例えば随分先の停波予定であるにも拘わらず、非常に長いタイマを設定し、常にこのタイマの監視を行うという制御部15の余計な負荷を僅かでも減らすことができる。また、停波予定有りを記憶する際に、停波情報も共に記憶するようにしておいても良い。この場合は、その後、図3に示すルーチンとは別ルーチンにて、例えば1ヶ月といった所定の時間間隔で、この停波予定有りが記憶されているかどうか確認するルーチンを回す。その後、この確認ルーチンで停波予定有りが確認されると、記憶しておいた停波情報を用いて以下に述べる図3におけるステップS15の判断結果が「NO」である場合の以降の処理と同様の処理を行うことになる。更に、他の停波情報を受信したときにもステップS12にて停波予定有りを確認し、記憶しておいた停波情報を読み出すようにしておくことにより、以降の処理にて停波に備えた処理を実行することができる。
これに対し、ステップS15の判断結果が「NO」である場合には、制御部15は、端末10に予め割り当てられている識別情報(固有情報)に応じたオフセットを算出する(ステップS17)。ここで、オフセットとは、基地局20から送信される無線信号の周波数帯が切り換えられたときに、その時点からどの程度遅延させて新たな周波数帯で基地局20へアクセスしにいくかを規定する量である。周波数帯が切り換えられたときに、複数の端末10から基地局20へのアクセスが一斉にあると輻輳状態を招くため、これを防止する観点から基地局20にアクセスするタイミングをずらすためのオフセットを算出している。ここで、端末10の識別情報とは、端末10固有の、予め割り当てられて記憶部17に書き込まれる端末IDや電話番号等であって、制御部15がオフセットの値を決定する際には、例えば識別情報が奇数か偶数かにより所定の数値をプラスかマイナスか変更して決定したり、或いは識別情報末尾の数値を抽出してこれをオフセット値にするなどして行うと、バランス良く全体の端末数を割り振ることができる。
以上の処理を終えると、制御部15は、ステップS14で算出した差分で示される時間に、ステップS17で算出したオフセットを加算した時間をタイマ16に設定する(ステップS18)。これにより、オフセットを加味した停波時間までの時間の計時が開始される。次に、制御部15は、受信した停波情報のフィールドF14にステータスとして「停波変更」が格納されているか否かを判断する(ステップS19)。この判断結果が「NO」である場合には、受信した停波情報のフィールドF14にステータスとして「強制復帰」が格納されているか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20の判断結果が「NO」である場合には、制御部15は、タイマ16による計時が終了したか否か(タイムアウトであるか否か)を判断する(ステップS21)。タイムアウトでない場合(判断結果が「NO」である場合)にはステップS19に戻る。これに対し、タイムアウトである場合(判断結果が「YES」である場合)には、制御部15は無線通信部11によるサーチ体系を切り換えるタイミングを設定する(ステップS22)。ここで、サーチ体系を切り換えるタイミングとしては、端末10の状態に拘わらず即時、通話終了時、チャネルへの間欠試験時、位置登録前のサーチ時、基地局を切り換えるハンドオーバー時等がある。制御部15は、端末10の状態に応じてこれらのタイミングから何れかを選択してサーチ体系を切り換えるタイミングを設定する。
以上の設定が終了すると、制御部15は、フラグ記憶部17にフラグを記憶してフラグ設定を行う(ステップS23)。フラグ部17にフラグが記憶されることにより、サーチ体系が変更される。ステップS23においてフラグ設定がされた後は、現行の周波数帯(旧800MHz帯)でのサーチは行われず、新たな周波数帯(新800MHz帯)及び他の周波数帯(2GHz帯)でのサーチが行われる。即ち、第1の通信システム(旧800MHz帯)をサーチする第1サーチ体系から、第1の通信システム(旧800MHz帯)のサーチを行わない第2サーチ体系に変更する変更処理を行う。
尚、第1サーチ体系として、第1の通信システム(旧800MHz帯)だけでなく第2の通信システム(新800MHz帯)及び第3の通信システム(2GHz帯)の全てをサーチする体系であった場合には、第2サーチ体系は第2の通信システム(新800MHz帯)及び第3の通信システム(2GHz帯)をサーチする体系とすることになる。また、各通信システム毎にサーチする優先順位が付されているサーチ体系だった場合、変更処理として、第1サーチ体系に比べて第2サーチ体系における第1の通信システム(旧800MHz帯)の優先順位を下げるという制御によっても、実質、第1の通信システムを除いてサーチする体系を実現することもできる。
一方、ステップS18でタイマ16を設定した後に、制御部15が受信した停波情報のフィールドF14にステータスとして「停波変更」が格納されていると判断した場合(ステップS19の判断結果が「YES」の場合)には、制御部15は、その停波情報のフィールドF11に格納された停波時間と時計部18から取得した現在時刻との差分を算出するとともに、オフセットを算出する(ステップS17)。そして、算出した差分で示される時間にステップS17で算出したオフセットを加算した時間をタイマ16に設定して、再度計時を開始する(ステップS18)。
また、ステップS18でタイマ16を設定した後に、制御部15が受信した停波情報のフィールドF14にステータスとして「強制復帰」が格納されていると判断した場合(ステップS20の判断結果が「YES」の場合)には、制御部15はフラグ記憶部17を参照してフラグ設定の有無を判断する(ステップS24)。この判断結果が「NO」の場合には、ステップS11に戻る。一方、ステップS24の判断結果が「YES」の場合には、フラグ記憶部17に記憶されているフラグを解除して(ステップS25)、ステップS11に戻る。かかる処理により一度設定されたフラグが解除されると、現行の周波数帯(旧800MHz帯)と新たな周波数帯(新800MHz帯)及び他の周波数帯(2GHz帯)との両方の周波数帯でサーチを行うサーチ体系第1サーチ体系に変更される(復帰処理が行われる)。
尚、このような強制復帰を含む停波情報は、基地局20において停波対象となっていない新たな周波数帯(第2の通信システム(新800MHz帯))や他の周波数帯(第3の通信システム(2GHz帯))を用いて送信されることが望ましい。このようにすることにより、何からの事情により、既に現行の周波数帯(第1の通信システム(旧800MHz帯))にて持ち受けを行わない端末が存在しても、現行の周波数帯(第1の通信システム(旧800MHz帯))が使用できるということをもらすことなく通知できる。
次に、停波が予定されている停波予定エリア、又は停波が行われたエリアに位置する端末10が、未停波エリアへ移動したときの端末10の動作について説明する。尚。ここでいう未停波エリアとは、周波数帯の切り換えが行われておらず、現行の周波数帯(旧800MHz帯)、即ち第1の通信システムを用いて無線信号の送受信が行われているエリアをいう。図4は、端末10が未停波エリアへ移動したときの制御部15で行われる制御の一例を示すフローチャートである。
端末10が未停波エリアに移動すると、制御部15は、無線通信部11を制御して、新たな周波数帯(新800MHz帯)で待ち受け処理を行うよう制御する(ステップS31)。次いで、制御部15は、新たな周波数帯(新800MHz帯)での待ち受け処理が可能であるか否かを判断する(ステップS32)。この判断結果が「YES」の場合には、一連の処理は終了する。
これに対し、ステップS32の判断結果が「NO」の場合(新たな周波数帯(新800MHz帯)での待ち受け処理が不可能である場合)には、制御部15は、周辺に未停波エリアが有るか否かを判断する(ステップS33)。ここで、基地局20からは周辺の基地局に関する情報である基地局情報テーブルが送信されている。制御部15は、この基地局情報テーブルの内容に基づいて周辺に未停波エリアが有るか否かを判断する。
図5は、基地局情報テーブルの内容の一例を示す図表である。図5に示す通り、基地局情報テーブルは、複数のレコードR1〜R4からなり、各レコードには基地局20の周辺に位置する基地局に関する情報が格納される。レコードR1〜R4の各々は、4つのフィールドF21〜F24を含んでいる。フィールドF21には基地局毎に個別に割り当てられた基地局を識別するための基地局情報が格納される。例えば、レコードR1のフィールドF21には、基地局情報として「a0」が格納されている。
フィールドF22には使用している周波数帯を示すBand Classが格納される。このフィールドF22に「6」が格納されている場合には2GHz帯が使用されていることを意味し、「0」が格納されている場合には新たな周波数帯(新800MHz帯)が使用されていることを意味し、「3」が格納されている場合には現行の周波数帯(旧800MHz帯)が使用されていることを意味する。例えば、レコードR1のフィールドF22には、Band Classとして「3」が格納されている。フィールドF23には使用されているパイロット信号に関する情報が格納される。フィールドF24には前述した停波情報が格納される。例えば、レコードR1のフィールドF24には停波情報として「停波予定」が格納されており、レコードR2のフィールドF24には停波情報が格納されていない。
基地局情報テーブルの内容に基づいて周辺に未停波エリアが無いと判断した場合(判断結果が「NO」の場合)には、現状の状態を維持してステップS31に戻る。これに対し、基地局情報テーブルの内容に基づいて周辺に自端末の無線部が対応可能な通信システム(周波数帯・Band Class)の未停波エリアがあると判断した場合(判断結果が「YES」の場合)には、当該通信システム、即ち現行の周波数帯(旧800MHz帯)でのサーチを行う(ステップS34)。尚、図5に示す基地局情報テーブルが送信された場合には、レコードR2のフィールドF24にはBand Class3(即ち、現行の周波数帯)の停波情報が格納されていないため、制御部15は周辺に未停波エリアがあると判断する。
次いで、制御部15は、ステップS34のサーチ結果に基づいて、予め設定された所定の閾値以上のレベルを有するパイロット信号があるか否かを判断する(ステップS35)。この判断結果が「YES」の場合には、現行の周波数帯(旧800MHz帯)での無線信号の通信が可能なため、制御部15は、タイマ16を停止するとともに、フラグ記憶部18に記憶したフラグを解除する(ステップS36)。フラグが解除されることにより、現行の周波数帯(旧800MHz帯)と新たな周波数帯(新800MHz帯)及び他の周波数帯(2GHz帯)との全ての周波数帯でサーチを行うサーチ体系に変更される。一方、ステップS35の判断結果が「NO」の場合には、次回の待ち受け処理のためのタイマ(例えば、10分)を設定し(ステップS37)、ステップS31に戻る。
以上説明した通り、本実施形態によれば、基地局20からの停波情報を受信した場合に、この停波情報に基づいてタイマを設定し、このタイマによって停波時間までの時間が計時されたときに停波されるチャネルについてのサーチ体系を変更しているため、端末10による無駄なサーチが削減されて、サーチに要する時間を削減するとともに、端末10の無駄な電力消費を抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態による無線端末装置及びその制御方法並びに無線基地局装置について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、図5に示す基地局情報テーブルのフィールドF24に停波情報が格納されていない場合に、制御部15が周辺に未停波エリアがあると判断していたが、このフィールドF24に停波予定が格納されているものがあるときにも周辺に未停波エリアがあると判断しても良い。つまり、将来的には停波が行われる可能性があるが、その時点では現行の周波数帯(旧800MHz帯)の無線信号の送受信を行っている基地局が存在すれば、未停波エリアがあると判断しても良い。
尚、通信システムの例として周波数帯で分割されている場合にて本発明の説明を行ったが、これに限定されるものではなく、チャネルの捕捉を要するものであれば、符号分割されるものであっても、物理的に搬送波形式の異なる通信システムにも本発明が適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態による無線端末装置及び無線基地局装置を備える無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。 基地局20から送信される停波情報の一例を示す図である。 ステータスが停波予定である停波情報を受信した場合に、端末10の制御部15で行われる制御の一例を示すフローチャートである。 端末10が未停波エリアへ移動したときの制御部15で行われる制御の一例を示すフローチャートである。 基地局情報テーブルの内容の一例を示す図表である。
符号の説明
10 端末
11 無線通信部
15 制御部
16 タイマ
20 基地局
21 無線部
22 制御部

Claims (14)

  1. 複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、
    前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を示す停波情報を前記無線通信部により受信した場合には、当該停波情報および自装置に予め設定された固有情報に基づいて停波予定時を設定する停波設定処理を実行し、
    前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチ体系から、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチ体系に変更する変更処理とを実行可能である
    ことを特徴とする無線端末装置。
  2. 複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、
    前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1の通信システムにおける前記無線信号の送信の停波予定を、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記無線通信部により受信し、かつ自装置が前記地域情報で示される地域内にいる、又は前記無線部により通信中の基地局が前記識別情報で示される基地局である場合には、当該停波情報に基づいて停波予定時を設定する停波設定処理を実行し、
    前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチ体系から、前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチ体系に変更する変更処理とを実行可能である
    ことを特徴とする無線端末装置。
  3. タイマを備え、
    前記停波情報は、停波の予定日及び/又は予定時刻を示す予定時間情報を含み、
    前記停波設定処理は、前記タイマの設定を前記予定時間情報に基づいて行い、
    前記変更処理は、前記設定された時間を前記タイマが計時することにより行われる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線端末装置。
  4. 前記停波情報は、前記停波の予定変更を示す停波変更情報を含み、
    前記制御部は、前記停波変更情報を受信した場合には、前記停波予定時の設定を変更する設定変更処理をさらに実行可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の無線端末装置。
  5. 前記停波情報は、停波又は停波の予定の何れかを解除する旨を示す強制復帰情報を含み、
    前記制御部は、前記強制復帰情報を受信した場合には、前記所定のサーチ体系を前記第2サーチ体系から前記第1サーチ体系に戻す復帰処理を実行可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項の何れか一項に記載の無線端末装置。
  6. 前記制御部は、前記停波情報に加え、装置に予め設定された固有情報に応じて、前記停波設定処理における前記停波予定時を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の無線端末装置。
  7. 前記制御部は、前記停波情報を受信した場合に、前記停波の予定が所定の時間を越える場合には、前記タイマを設定しない
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線端末装置。
  8. 前記制御部は、前記第2サーチ体系でのサーチにより前記チャネルが見つからない場合には、前記第1サーチ体系にてサーチを行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の無線端末装置。
  9. 前記制御部は、前記無線端末装置の周囲停波予定のない無線基地局が存在する場合には、前記第1サーチ体系にてサーチを行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の無線端末装置。
  10. 前記制御部は、前記第2サーチ体系に変更された後、前記第1の通信システムにて待ち受けが可能な場合には、前記第1サーチ体系に戻す
    ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の無線端末装置。
  11. 複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部とを備える無線端末装置の制御方法において、
    第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチステップと、
    前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチステップと、
    前記第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を示す停波情報を前記無線通信部により受信するステップと、
    前記停波情報および自装置に予め設定された固有情報に基づいて停波予定時を設定するステップと、
    前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1サーチステップから第2サーチステップに変更するステップと
    を有することを特徴とする無線端末装置の制御方法。
  12. 複数の通信システムにて無線信号を送受信可能な無線通信部と、前記複数の通信システムそれぞれの有する複数のチャネルを所定のサーチ体系に基づいてサーチする制御部とを備える無線端末装置の制御方法において、
    第1の通信システムのチャネルを含んでサーチを行う第1サーチステップと、
    前記第1の通信システムのチャネルを含まずにサーチを行う第2サーチステップと、
    前記第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記無線通信部により受信するステップと、
    自装置が前記地域情報で示される地域内にいる、又は前記無線部により通信中の基地局が前記識別情報で示される基地局である場合には、前記停波情報に基づいて停波予定時を設定するステップと、
    前記停波予定時になると、前記所定のサーチ体系を、前記第1サーチステップから第2サーチステップに変更するステップと
    を有することを特徴とする無線端末装置の制御方法。
  13. 複数の通信システム有するチャネル用いて無線端末装置との間で無線信号の送受信を行う無線部を有し、通信網に接続されて通信を仲介する無線基地局装置において、
    前記複数の周波数帯のうちの一つである第1の通信システムにおける前記無線信号の停波予定を、停波が行われる地域の地域情報又は基地局の識別情報とともに停波情報として前記第1の通信システムを含む通信システムにより送信する制御部を備え、
    前記制御部は、前記通信網から、前記第1の通信システムの停止に関する情報が通知されると、前記停波情報を送信する
    することを特徴とする無線基地局装置。
  14. 前記制御部は、停波又は停波の予定の何れかを解除する旨を示す強制復帰情報を送信する際には、当該送信を、前記無線部に少なくとも前記第1の通信システムとは異なる第2の通信システムを含むシステムにて行わせる
    ことを特徴とする請求項13記載の無線基地局装置。
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