JP4687695B2 - 膜電極接合体製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池に用いられる膜電極接合体の製造技術に関する。
燃料電池では、電解質膜と、電解質膜上に形成された触媒層と、触媒層上に形成されたガス拡散層とを有する膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、以下MEAと呼ぶ。)が用いられることがある。触媒層では、ガス拡散層を介して送られた燃料ガスや酸化ガス(反応ガス)を用いて電気化学反応が起こる。そこで、この電気化学反応を促進させるために、触媒層を凹凸形状として触媒層とガス拡散層との接触面積を増やした構成のMEAの製造方法が提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平3−167752号公報
上記特許文献1に記載のMEA製造方法では、触媒層を凹凸形状とするために、凹凸面を有する雌型とこの雌型に嵌合する雄型とから成るプレス治具を用い、板状の触媒層を雌型に載せて雄型で押し付けて触媒層を凹凸形状としている。しかしながら、このような製造方法では、雄型を押し付ける際に触媒層に大きな力が加わり、触媒層が物理的に損傷するおそれがあった。特に、雌型の凸部の先端に当接する部分に極めて大きな力が加わるため、この部分において触媒層は損傷し易くなっていた。
本発明は、凹凸形状の触媒層を有するMEAの製造過程において、触媒層を凹凸形状とする際に触媒層が損傷することを抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の膜電極接合体製造方法は、電解質膜とガス拡散層との間に触媒層が配置された、燃料電池用の膜電極接合体の製造方法であって、(a)前記触媒層を形成するための触媒粉体を用意する工程と、(b)前記触媒粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成する工程と、を備えることを要旨とする。
本発明の膜電極接合体製造方法では、触媒粉体を、電解質膜とガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで触媒層を形成するので、触媒層を凹凸形状とする際に触媒層が損傷することを抑制することができる。
上記膜電極接合体製造方法において、前記燃料電池は、前記燃料電池に供給された反応ガスを、前記ガス拡散層を介して前記触媒層に供給するためのガス供給孔と、前記触媒層から排出される前記反応ガスを、前記ガス拡散層を介して排出するためのガス排出孔と、を有し、前記工程(b)において、前記触媒層を堆積方向から見た場合に、単位面積当たりに、前記触媒粉体の堆積量が比較的少ない凹部の占める割合が、前記触媒層において、前記ガス供給孔側に比べて前記ガス排出孔側でより大きくなるように、前記触媒粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成するようにしてもよい。
このようにすることで、触媒層の凹部は触媒粉体の堆積量が少ないために排水性が高くなるので、フラッディングの起こり易いガス排出孔側において単位面積当たりに凹部の占める割合をより大きくすることで、ガス排出孔側における排水性を高め、フラッディングの発生を抑制することができる。
上記膜電極接合体製造方法において、前記工程(b)において、前記燃料電池に供給された反応ガスを、前記ガス拡散層を介して前記触媒層に供給するためのガス供給孔と、前記触媒層から排出される前記反応ガスを前記ガス拡散層を介して排出するためのガス排出孔と、の間を、前記凹部が続くように、前記触媒粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成するようにしてもよい。
このようにすることで、触媒層の凹部は触媒粉体の堆積量が少なくガスが流れ易いので、ガス供給孔とガス排出孔との間を凹部が続くようにすることで、反応ガスを膜電極接合体全体に亘って拡散させることができる。
上記膜電極接合体製造方法において、前記工程(b)において、前記触媒粉体を透過可能なスクリーンを用いて、前記触媒粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成し、前記スクリーンは、前記触媒粉体が透過する透過面において、透過率が比較的高い高透過部と、前記高透過部よりも透過率が低い低透過部と、を有しており、前記低透過部を透過した前記触媒粉体によって前記凹部が形成されるようにしてもよい。
このようにすることで、スクリーンを介して触媒粉体を透過させて堆積させることで、触媒粉体を不均一に、電解質膜とガス拡散層とのうち、少なくとも一方に堆積させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1の実施形態:
B.第2の実施形態:
C.第3の実施形態:
D.第4の実施形態:
E.第5の実施形態:
F.実施例:
G.変形例:
A.第1の実施形態:
図1は、第1の実施形態におけるMEA製造方法の手順を示すフローチャートである。ステップS105では、触媒層を形成するための粉体として、触媒担持粒子と電解質とが複合化された複合粉体(触媒粉体)を生成する。
図2は、図1に示すステップS105の詳細手順を模式的に示す説明図である。図2の例では、触媒担持粒子としての白金担持カーボン30(白金担持50Wt%)と、電解質20としてのナフィオン(登録商標)とを、水とエタノールとの混合溶媒に加えて混合及び分散させて触媒用スラリー200を得る。そして、この触媒用スラリー200を、スプレードライヤ410を用いたスプレードライ法によって噴霧乾燥させて触媒粉体300を生成する。具体的には、スプレードライヤ410の有するアトマイザ414によって触媒用スラリー200をチャンバー412内に噴霧し、乾燥空気と接触させることによってミストを瞬間的に乾燥して触媒粉体300を得る。このようにして得られた触媒粉体300は、白金担持カーボン30と電解質20とが複合化された粉体である。
ステップS110(図1)では、ステップS105で生成した触媒粉体を電解質膜に凹凸状に堆積させて触媒層を形成する。具体的には、静電スクリーン方式によって、触媒粉体300(図2)を、スクリーン及びマスクを介して落下させて電解質膜に堆積させる。なお、電解質膜としては、例えば、デュポン社のナフィオン(登録商標)や、旭化成(株)のアシプレックス(登録商標)や、旭硝子(株)のフレミオン(登録商標)等を用いることができる。
図3(A)は、ステップS110において使用するスクリーンを示す説明図である。図3(A)では、スクリーンS1における触媒粉体の透過面を示している。このスクリーンS1では、透過面の全面において均一な開口率となるように微小な開口(図示省略)が多数設けられている。このようなスクリーンS1としては、ナイロン等の合成繊維や、ステンレス等の金属製の針金を織ったもの等を利用することができる。
図3(B)は、ステップS110において使用するマスクを示す説明図である。図3(B)では、マスクM1における触媒粉体の透過面を示している。このマスクM1には、複数の開口12が一定の間隔で並んで配置されている。なお、開口12の大きさはいずれも同一で開口率は50%である。開口12以外の部分は、遮蔽部11であり、全く開口がないために触媒粉体を透過しない。このようなマスクM1としては、例えば、合成樹脂製の板状部材に開口を設けたものを利用することができる。
図4(A)は、図3(A)に示すスクリーンS1を用いた触媒粉体300の堆積の方法を模式的に示す説明図である。以下では、カソード側について代表して説明する。ステップS110(図1)では、まず、スクリーンS1を用いた静電スクリーン方式によって触媒粉体300を電解質膜60に堆積させる。具体的には、電解質膜60から離れて配置したスクリーンS1に高電圧を印加し、スクリーンS1と電解質膜60との間に静電界を設け、触媒粉体300を、スクリーンS1を介して落下させる。そうすると、触媒粉体300は、対電極である電解質膜60に向かって落下する。このようにして、電解質膜60上にほぼ均一な厚みの触媒粉体300の層72aが形成される。
図4(B)は、図3(A)に示すスクリーンS1と図3(B)に示すマスクM1とを用いた触媒粉体300の堆積方法を模式的に示す説明図である。図4(A)に示す層72aが電解質膜60上に形成された後、スクリーンS1(図3(A))とマスクM1(図3(B))とを用いた静電スクリーン法によって、層72aの上に、さらに部分的に触媒粉体300を堆積させる。具体的には、層72aが形成された電解質膜60とスクリーンS1との間にマスクM1(図3(B))を配置し、静電スクリーン方式によって、触媒粉体300をスクリーンS1の上から電解質膜60(層72a)に向かって落下させる。そうすると、マスクM1の開口12からのみ触媒粉体300が落下するので、層72aの上に開口12に対応する位置に触媒粉体300が山状に堆積した層72bが形成される。このようにして層72a,72bから成る触媒層(カソード側触媒層)72が電解質膜60の上に形成される。そして、このカソード側触媒層72では、触媒層は不均一な厚みとなるように堆積している。なお、以下では、カソード側触媒層72において触媒粉体300が山状に堆積した部分を触媒凸部71aと呼び、それ以外の部分を触媒凹部71bと呼ぶ。同様にして、アノード側においても触媒層(アノード側触媒層)を形成する。なお、前述のスクリーンS1とマスクM1とが、請求項におけるスクリーンに相当する。
ステップS115(図1)では、ステップS110で形成された触媒層に、予め用意してあったガス拡散層を重ね合わせてホットプレスすることで、MEAを形成する。
図5は、ステップS115の処理によって形成されたMEA90を示す説明図である。なお、図5の例では、カソード側についてのみ記載している。本実施形態で用いるカソード側ガス拡散層82は、基材としてのカーボンペーパーに、撥水材としてのフッ素樹脂(ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)を含む撥水ペーストを塗布して形成されている。カソード側ガス拡散層82は、凸状の拡散凸部81aと凹状の拡散凹部81bとからなる凹凸形状を有している。この凹凸形状は、例えば、以下のようにして形成することができる。すなわち、基材となるカーボンペーパーに所定の厚みだけ一様に撥水ペーストを塗布した後、拡散凹部81bとなる部分をマスクで覆った上で撥水ペーストを塗布し、マスクを取り除いて凹凸形状を形成する。
ここで、カソード側ガス拡散層82における拡散凸部81aは、カソード側ガス拡散層82とカソード側触媒層72とを重ね合わせた場合に、カソード側触媒層72における触媒凹部71bに対応するように配置されて形成されている。一方、拡散凹部81bは、カソード側触媒層72における触媒凸部71aに対応するように配置されて形成されている。したがって、カソード側ガス拡散層82とカソード側触媒層72とを重ね合わせると、カソード側触媒層72における凹凸と、カソード側ガス拡散層82における凹凸が噛み合うこととなる。なお、アノード側についても同様にしてガス拡散層が触媒層の上に形成される。
以上説明したMEA製造方法では、触媒粉体300を不均一な厚みとなるように堆積させることで触媒層を凹凸形状としているので、触媒層を凹凸形状とする際に触媒層が損傷することを抑制することができる。
図6は、MEA90を利用した燃料電池の構成を示す説明図である。前述のようにして生成したMEA90を用いて、MEA90を有するプレート(以下、「MEAプレート」と呼ぶ)50を生成し、このMEAプレート50とセパレータ40とを交互に積層して燃料電池700を構成することができる。ここで、セパレータ40は、3枚の金属プレートからなる3層セパレータである。具体的には、セパレータ40は、カソード側プレート41とアノード側プレート43とが、中間プレート42を挟持した構成を有する。各プレート41〜43及びMEAプレート50には、同じ位置に孔が設けられている。そして、これら孔同士が積層されて、酸化ガス供給マニホールド711aと酸化ガス排出マニホールド711bとが形成されている。カソード側プレート41には、酸化ガス供給マニホールド711aに比較的近い部分において、カソード側ガス拡散層82と接するガス供給孔45が設けられている。同様に、酸化ガス排出マニホールド711bに比較的近い部分において、カソード側ガス拡散層82と接するガス排出孔46が設けられている。中間プレート42には、酸化ガス供給マニホールド711aと連通し、ガス供給孔45に至る酸化ガス供給路47が設けられている。また、中間プレート42には、酸化ガス排出マニホールド711bと連通し、ガス排出孔46に至る酸化ガス排出路48が設けられている。
酸化ガス供給マニホールド711aから供給される酸化剤としての空気は、中間プレート42において酸化ガス供給路47に入り込み、ガス供給孔45からカソード側ガス拡散層82へと供給される。そして、カソード側ガス拡散層82に供給された空気は、MEA90内に拡散され、カソード側触媒層72において電気化学反応に用いられる。電気化学反応に用いられなかった空気は、ガス排出孔46と酸化ガス排出路48とを介して酸化ガス排出マニホールド711bに排出される。このとき、空気と共に電気化学反応によって生成された生成水も併せて排出される。
図7は、図6におけるA−A断面におけるMEA90を示す説明図である。MEA90では、カソード側ガス拡散層82とカソード側触媒層72との境界付近においても、ガス供給孔45に対応する位置から、ガス排出孔46に対応する位置までの間をカソード側ガス拡散層82が続くように構成されている。それゆえ、MEA90では、カソード側ガス拡散層82とカソード側触媒層72との境界付近においても、酸化ガスとしての空気がMEA90全体に亘って拡散される。なお、アノード側も同様な構成を有しており、燃料ガスがMEA90全体に亘って拡散される。
B.第2の実施形態:
図8(A)は、第2の実施形態におけるマスクM1aを示す説明図である。また、図8(B)は、図8(A)に示すマスクM1aを用いて構成したMEA90aを模式的に示す説明図である。なお、図8(B)では、図7と同様に、燃料電池を構成した場合におけるMEA90aのA−A断面(図6参照)を示す。上述した第1の実施形態では、マスクM1(図3(B))が有する複数の開口12は一定の間隔で並んで構成され、いずれの部分においても平均開口率はほぼ同じであったが、第2の実施形態におけるマスクM1aでは、複数の開口12が一定の間隔で並んでおらず、平均開口率は場所によって異なる。なお、その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
具体的には、単位面積当たりの開口12の数は、領域X2を基準として、領域X1(図9(A))では多く、領域X3では少ない。従って、平均開口率は、領域X1では大きく(例えば70%)、領域X2が中程度(例えば50%)で、領域X3では小さくなっている(例えば30%)。このようなマスクM1aを用いた場合であっても、上述した第1の実施形態と同じ効果を奏することができる。
なお、このようなマスクM1aを用いてカソード側触媒層72を形成してMEA90a(図8(B))を製造すると、カソード側触媒層72における単位面積当たりの触媒凸部71aの数は、場所によって異なることとなる。具体的には、単位面積当たりの触媒凸部71aの数は、ガス供給孔45に近い領域Y1では多く、領域Y2では中程度で、ガス排出孔46に近い領域Y3では少なくなる。この場合、カソード側触媒層72を触媒粉体の堆積方向(X軸方向)から見た場合に、単位面積当たりの触媒凹部71bの占める割合は、領域Y1で小さく、領域Y2で中程度で、領域Y3で大きくなる。したがって、ガス拡散層82がカソード側触媒層72に重ねられた場合に、カソード側ガス拡散層82の平均厚みは、領域Y1で小さく、領域Y2で中程度で、領域Y3で大きくなる。ここで、ガス排出孔46に近い領域Y3では、カソード側触媒層72における電気化学反応によって生成された水が集中してフラッディングが起こり易い。しかしながら、領域Y3では、カソード側ガス拡散層82の平均厚みが比較的大きくなるように構成されているので、排水性が比較的高く、フラッディングの発生が抑制される。
C.第3の実施形態:
図9(A)は、第3の実施形態におけるマスクM1bを示す説明図である。また、図9(B)は、図9(A)に示すマスクM1bを用いて構成したMEA90bを模式的に示す説明図である。なお、図9(B)では、図7と同様に、燃料電池を構成した場合におけるMEA90bのA−A断面(図6参照)を示す。上述した第1の実施形態では、マスクM1(図3)が有する複数の開口12の大きさはいずれも同一であったが、第3の実施形態におけるマスクM1bでは、開口の大きさは場所によって異なる。なお、その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
具体的には、領域X11における開口112aの大きさは比較的小さく、領域X12における開口112bの大きさは中程度であり、領域X13における開口112cの大きさは比較的大きい。なお、各領域X11〜X13において、開口率は同じとなるように構成されている。このとき、開口間の距離は、各領域X11〜X13で異なる。具体的には、開口間の距離は、領域X11では比較的短く、領域X12では中程度で、領域X13では比較的長い。このようなマスクM1bを用いた場合であっても、上述した第1の実施形態と同じ効果を奏することができる。
なお、このようなマスクM1bを用いて触媒層を形成してMEA90b(図9(B))を製造すると、触媒凸部71a間の距離はカソード側触媒層72内の場所によって異なる。具体的には、触媒凸部71a間の距離は、ガス供給孔45に近い領域Y11では比較的短く、領域Y12では中程度で、領域Y13では比較的長い。領域Y13では、触媒凸部71a間の距離が比較的長いので、この触媒凸部71a間を空気や生成水が流れ易くなっている。従って、ガス排出孔46付近における排水性を高くすることができ、フラッディングの発生を抑制することができる。
D.第4の実施形態:
図10(A)は、第4の実施形態におけるマスクM1cを示す説明図である。また、図10(B)は、図10(A)に示すマスクM1cを用いて構成したMEA90cを模式的に示す説明図である。なお、図10(B)では、図7と同様に、燃料電池を構成した場合におけるMEA90cのA−A断面(図6参照)を示す。第4の実施形態のマスクM1cでは、開口の形状が矩形である点において、上述した第1の実施形態と異なる。また、このマスクM1cを用いて生成されたMEA90cでは、触媒層とガス拡散層との境界付近においてガス拡散層が続いていない点で、第1の実施形態と異なる。なお、その他の構成については、第1の実施形態と同じである。
具体的には、マスクM1cの開口212は矩形であり、Y軸方向に所定の間隔で並んで配置されている。このようなマスクM1bを用いた場合であっても、上述した実施形態及び実施例と同様な効果を奏することができる。
なお、このようなマスクM1bを用いて触媒層を形成してMEA90c(図10(B))を製造すると、カソード側触媒層72は、触媒凸部71aと触媒凹部71bとがY軸方向に交互に配置された構成を有することとなる。ここで、開口21のZ軸方向の長さが、電解質膜60のZ軸方向の長さよりも大きい場合には、第1の実施形態とは異なり、触媒凹部71bはガス供給孔45に対応する位置からガス排出孔46に対応する位置まで続かないこととなる。したがって、カソード側ガス拡散層82はガス供給孔45からガス排出孔46までの間を続かないように構成されることとなる。
E.第5の実施形態:
図11は、第5の実施形態におけるスクリーンを示す説明図である。本実施形態では、以下の2点において、上述した第1の実施形態と異なり、他の構成については同じである。すなわち、スクリーンにおいて透過率が一様でない点と、ステップS110(図1)において触媒粉体を堆積させる際にマスクM1を用いない点と、において異なる。
具体的には、第5の実施形態のスクリーンS2は、透過率が比較的低い低透過部15と、透過率が比較的高い高透過部16と、を有している。高透過部16は、スクリーンS1(図3(A))における開口12に相当する部分に配置されている。一方、低透過部15は、スクリーンS1における遮蔽部11に相当する部分に配置されている。このようなスクリーンS2を用いることで、ステップS110(図1)において、触媒粉体を電解質膜60に堆積させる際にマスクM1を用いずに済む。すなわち、スクリーンS2を介して触媒粉体300を電解質膜60に落下させた場合に、低透過部15を介して落下する触媒粉体の量は、高透過部16を介して落下する量よりも少なくなるため、図4(B)に示すような凹凸形状の触媒層を構成することができる。なお、前述のスクリーンS2は、請求項におけるスクリーンに相当する。
F.実施例:
図1に示した手順に従ってMEA90を製造し、このMEA90を用いて燃料電池700を製造した。ステップS105(図1)では、混合容器400(図2)に白金担持カーボン(白金担持50Wt%)と、電解質としてのナフィオン(登録商標)と、水とエタノールとから成る混合溶媒に加えて攪拌して触媒用スラリー200を生成した。このとき、触媒用スラリー200の組成が以下となるように各部材を混合した。すなわち、白金担持カーボンは4.0Wt%であり、電解質は2.0Wt%,水は47.0Wt%,エタノールは47.0Wt%であった。また、以下の噴霧条件で、触媒用スラリー200(図2)を噴霧乾燥させて触媒粉体300を生成した。すなわち、噴霧圧は0.1MPaであった。噴霧圧とは、アトマイザ414からチャンバー412内に触媒用スラリーを噴霧する際の圧力をいう。また、噴霧温度(入口部)は80℃であり、乾燥空気量は0.5m3/minであった。噴霧温度(入口部)とは、噴霧した触媒用スラリー200を乾燥させるための乾燥空気をチャンバー412内に送り込む際の温度をいう。そして、アトマイザ414への触媒用スラリーの送液量は、10ml/minであった。このようにして生成された触媒粉体300の粒径は、2〜3μm程度であった。
ステップS110(図1)では、まず、スクリーンS1を用いて、白金含有量が0.40mg/cm2となるように触媒粉体300を堆積させた。次に、スクリーンS1とマスクM1とを介して触媒粉体300を落下させ、触媒凸部71aにおいて白金含有量が0.60mg/cm2となるように触媒粉体300を堆積させた。このとき、触媒凸部71aの大きさ(層72aからの1/2の高さにおける面積)はおよそ1000μm2であった。また、触媒凸部71aの厚み(電解質膜60からの高さ)は15μm程度であり、触媒凹部71bの厚みは10μm程度であった。
ステップS115(図1)では、ロールプレス機を用いて、以下の条件下でホットプレスを行ってMEA90を形成した。すなわち、温度を130℃とした。また、圧力を30kgf/cm2とし、ロールの移動速度を10m/minとした。
図12は、本実施例において生成した燃料電池700のI(電流密度)−V(電圧)特性と、比較例で生成した燃料電池のI−V特性と、を示す説明図である。比較例の燃料電池(図示省略)では、触媒層の形状とガス拡散層の形状とが実施例の燃料電池と異なり、他の構成については、実施例の燃料電池と同じであった。具体的には、比較例の燃料電池において、触媒層は、アノード側とカソード側とのいずれにおいても、一様な厚みとなるように構成した。それに合わせて、ガス拡散層も、アノード側とカソード側とのいずれにおいても、触媒層に接する面において一様な厚みとなるように構成した。なお、比較例において、触媒層における触媒(白金)の含有重量は、実施例と同じとした。実際の燃料電池700では、MEAプレート50とセパレータ40とがそれぞれ複数積層された構成を有することとなるが、本実施例及び比較例では、MEAプレート50を2枚のセパレータ40で挟み込んだ構成を有する燃料電池(単セル)としてI−V特性を得た。
図12の例では、上述した実施例及び比較例において製造したそれぞれの燃料電池を、以下の条件下で運転してI−V特性を得た。すなわち、アノード側の燃料ガス(水素ガス)の流量を500ncc/minとし、カソード側の酸化ガス(空気)の流量を1000ncc/minとした。また、セル温度を80℃とし、バブラ温度をアノード側及びカソード側のいずれも60℃とし、背圧をアノード側及びカソード側のいずれも0.05MPaとした。図12に示すように、同じ電流密度では、実施例の電圧値は、比較例における電圧値に比べて高い値を示していた。これは、実施例の燃料電池700は、比較例の燃料電池に比べて発電性能が高いことを示している。このような結果となったのは、触媒層を凹凸形状として触媒層とガス拡散層との接触面積が増加したことによるものと考えられる。また、触媒層を凹凸形状としつつも、触媒層とガス拡散層との境界付近において、ガス供給孔からガス排出孔までの間をガス拡散層が続く構成とし、MEA90の全面に亘って反応ガスが拡散していたことによるものと考えられる。
G.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
G1.変形例1:
上述した各実施形態では、触媒粉体300を電解質膜60に堆積させてカソード側触媒層72を形成していたが、これに代えて、触媒粉体300をカソード側ガス拡散層82に堆積させてカソード側触媒層72を形成するようにしてもよい。また、触媒粉体300を、電解質膜60とカソード側ガス拡散層82とのいずれにも堆積させて、これらをホットプレスすることでカソード側触媒層72を形成するようにしてもよい。なお、アノード側についても同様である。すなわち、一般には、電解質膜とガス拡散層とのうち、少なくとも一方に堆積させて触媒層を形成する工程を、本発明の膜電極接合体製造方法において採用することができる。
G2.変形例2:
上述した各実施形態では、触媒粉体を電解質膜60に堆積させるのに、静電スクリーン方式を用いていたが、これに代えて、他の任意の堆積方式を採用することができる。例えば、スプレーにより触媒粉体を吹き付けるスプレー方式や、帯電した触媒粉体を所定パターンに帯電した感光ドラム上に静電付着させ、この感光ドラム上の触媒粉体を電解質膜60に転写する電子写真方式などを採用することもできる。すなわち、一般には、触媒粉体を堆積させることが可能な任意の堆積方式を、本発明の膜電極接合体製造方法において採用することができる。
第1の実施形態におけるMEA製造方法の手順を示すフローチャート。 図1に示すステップS105の詳細手順を模式的に示す説明図。 ステップS110において使用するスクリーンとマスクとを示す説明図。 図3(A)に示すスクリーンS1を用いた触媒粉体300の堆積方法を模式的に示す説明図及び図3(A)に示すスクリーンS1と図3(B)に示すマスクM1とを用いた触媒粉体300の堆積方法を模式的に示す説明図。 ステップS115の処理によって形成されたMEA90を示す説明図。 MEA90を利用した燃料電池の構成を示す説明図。 図6におけるA−A断面におけるMEA90を示す説明図。 第2の実施形態におけるマスクM1aと、マスクM1aを用いて構成したMEA90aを模式的に示す説明図。 第3の実施形態におけるマスクM1bと、マスクM1bを用いて構成したMEA90bを模式的に示す説明図。 第4の実施形態におけるマスクM1cと、マスクM1cを用いて構成したMEA90cを模式的に示す説明図。 第5の実施形態におけるスクリーンを示す説明図。 本実施例において生成した燃料電池のI(電流密度)−V(電圧)特性と比較例で生成した燃料電池のI−V特性とを示す説明図。
符号の説明
11…遮蔽部
12,112a,112b,112c,212…開口
15…低透過部
16…高透過部
20…電解質
30…白金担持カーボン
40…セパレータ
41…カソード側プレート
42…中間プレート
43…アノード側プレート
50…MEAプレート
45…ガス供給孔
46…ガス排出孔
47…酸化ガス供給路
48…酸化ガス排出路
60…電解質膜
71a…触媒凸部
71b…触媒凹部
72…カソード側触媒層
72a,72b…層
81a…拡散凹部
81b…拡散凸部
82…カソード側ガス拡散層
90,90a,90b,90c…MEA
100…燃料電池
200…触媒用スラリー
300…触媒粉体
400…混合容器
410…スプレードライヤ
412…チャンバー
414…アトマイザ
700…燃料電池
711a…酸化ガス供給マニホールド
711b…酸化ガス排出マニホールド
S1,S2…スクリーン
M1,M1a,M1b,M1c…マスク
X1〜X3,X11〜X13,Y1〜Y3…領域

Claims (3)

  1. 電解質膜とガス拡散層との間に触媒層が配置された、燃料電池用の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記燃料電池は、前記燃料電池に供給された反応ガスを、前記ガス拡散層を介して前記触媒層に供給するためのガス供給孔と、前記触媒層から排出される前記反応ガスを、前記ガス拡散層を介して排出するためのガス排出孔と、を有し、
    (a)触媒担持粒子と電解質とからなる複合粉体を用意する工程と、
    (b)前記複合粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)において、前記触媒層を堆積方向から見た場合に、単位面積当たりに、前記複合粉体の堆積量が凸部と比較して少ない凹部の占める割合が、前記触媒層において、前記ガス供給孔側に比べて前記ガス排出孔側でより大きくなるように、かつ、前記凹部が前記ガス供給孔と前記ガス排出孔とを連通するように、前記複合粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成する膜電極接合体製造方法。
  2. 請求項1に記載の膜電極接合体製造方法において、
    前記工程(b)において、前記複合粉体を透過可能なスクリーンを用いて、前記複合粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成し、
    前記スクリーンは、前記複合粉体が透過する透過面において、透過率が比較的高い高透過部と、前記高透過部よりも透過率が低い低透過部と、を有しており、
    前記低透過部を透過した前記複合粉体によって前記凹部が形成される、膜電極接合体製造方法。
  3. 電解質膜とガス拡散層との間に触媒層が配置された、燃料電池用の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記燃料電池は、前記燃料電池に供給された反応ガスを、前記ガス拡散層を介して前記触媒層に供給するためのガス供給孔と、前記触媒層から排出される前記反応ガスを、前記ガス拡散層を介して排出するためのガス排出孔と、を有し、
    (a)触媒担持粒子と電解質とからなる複合粉体を用意する工程と、
    (b)前記複合粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)において、前記触媒層を堆積方向から見た場合に、単位面積当たりに、前記複合粉体の堆積量が凸部と比較して少ない凹部が前記ガス供給孔と前記ガス排出孔とを連通するように、前記複合粉体を、前記電解質膜と前記ガス拡散層とのうち、少なくとも一方に、不均一となるように堆積させることで前記触媒層を形成する膜電極接合体製造方法。
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