JP4684828B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材に画像を形成する像形成手段と、記録材上の画像の加熱定着を行う定着手段と、を有する画像形成装置に関する。
上記のような画像形成装置としては、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの電子写真装置が挙げられる。
電子写真装置において、記録材上に形成されたトナー像を定着する定着装置としては、ヒートローラ方式の装置やフィルム加熱定着方式の装置が一般的である。
ヒートローラ方式の装置は、発熱体としてハロゲンランプ等を使用し、所定の温度範囲内に温度制御された加熱ローラと弾性体層を有する加圧ローラとにより、前記記録材を挟持搬送させる。そして、上記加熱ローラの熱を記録材を付与することで記録材上に形成されているトナー像を定着させるものである。
フィルム加熱定着方式の装置は、固定支持された加熱体(セラミックヒータ)と加熱体に対向圧接しつつ搬送される定着フィルムとからなるヒータユニットと、このヒータユニットに対し記録材を密着させる加圧部材とを有する。そして、上記加熱体の熱を定着フィルムを介して記録材を付与することで記録材上に形成されているトナー像を定着させるものである。
これらの定着装置にあっては、葉書・封筒などの紙幅の狭い記録材を連続通紙すると、記録材が通過する領域(通紙部領域)に対して、記録材が通過しない領域(非通紙部領域)は温度上昇する非通紙部昇温現象が発生する。そのため、加熱部材の非通紙部となる端部側に温度検知手段を配置して、加熱部材の非通紙部の温度が所定の許容温度以上にはならないように、加熱部材の制御温度や、記録材の搬送間隔を変えるという制御がおこなわれている(特許文献1、2)。
すなわち、定着装置においては、加熱部材の温度制御を行なうために、加熱体の温度検知手段を少なくとも1つ、加熱体に接触させて配置し、その出力を基に画像形成装置の制御手段により加熱体に対する温度制御が行なわれている。
前記加熱体に対する温度制御は、フォトセンサとフラッパー等から成る記録材の有無センサを画像形成装置の搬送路中に配置する。このセンサにより記録材の先端及び後端位置を検出し、記録材が定着ニップにある場合と無い場合とで制御温度を変える。あるいは、記録材が定着ニップに突入するタイミングに応じて制御温度を一定時間変化させる。あるいは、搬送路中、定着ニップ内等に記録材が残留した事を検知して紙詰まり警告を行なったりする。
また、定着装置には、通電制御回路の構成要素であるサーミスタ・リレー等の故障により加熱体が異常昇温する事故が発生した場合に、強制的に通電を遮断するサーモスイッチや温度ヒューズ等の安全装置が加熱体に近接、もしくは接触させて配置されている。
ここで、画像形成装置は、仮にA3サイズの記録材まで対応している装置であれば、A3サイズ以外に、B4、A4横、縦、A5横、縦、B5横、縦、洋形封筒、葉書等の各サイズの記録材を通紙可能としているのが一般的である。
そこで、前述した記録材の先後端を検知するためのセンサは、画像形成装置の長手位置において、通紙を保証する長手幅最小の記録材が確実に通過する位置に、記録材の搬送方向に沿って複数配設されるのが一般的である。
また、前記加熱体の温度検知手段は、加熱体の通紙部分の温度を検知するための通紙部温度検知手段を長手幅最小の記録材が確実に通過する領域に配置される。幅狭の記録材が通紙された場合に発熱体の端部が異常昇温する。これにより定着装置が熱損することを防止するための端部温度検知手段を、長手位置において長手幅最小の記録材が通過する領域外で且つ、長手幅最大の記録材が通過する領域内に配置されるのが一般的である。
また、前記安全装置も、温度制御回路が暴走して制御が正常に行えなくなった状態に限り動作するべく、長手位置において紙が通過する領域内に配置されるのが一般的である。
すなわち、記録材の先後端検知センサ、加熱体の通紙部温度センサ、安全装置の3つの素子は、通紙保証する長手幅最小の記録材が通過する領域内に置かれる。そして、加熱体の端部温度センサは、通紙保証する長手幅最小の記録材が通過する外側で、通紙保証する長手幅最大の記録材が通過する領域内に配置されるのが一般的である。
特開平03−18883号公報 特開2001−282036号公報
画像形成装置が記録材のサイズに応じて、幅規制板を任意に可変できるいわゆるマルチトレイ給紙構成を有する装置である場合は下記のような問題がある。
すなわち、通紙する記録材サイズが保証範囲内であっても、例えば封筒や葉書を記録材幅よりトレイの幅規制板が適正な幅より大きく開いている状態で、記録材を片側に寄せて通紙させる事態を生じ得る。この場合は、記録材が本来通過するべき長手位置から逸脱した位置を通過する。そのため記録材が温度検知手段を通過せず温度の制御が行えなくなるという問題があった。特に、温度検知手段が在る側に寄せて通紙されると、温度検知手段によって検出された温度は通紙領域の温度となり、本来検出すべき非通紙領域の温度が検出不能となる。
その結果、定着装置が熱的損傷を受けたり、定着装置内部に配置されたサーモスイッチが動作することで、それ以降、定着装置が使用不能となる等の問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされており、記録材が仮に片側寄せ通紙されたとしても、定着装置に熱損を生じる事態の発生を防止できる画像形成装置を提供しようというものである。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
記録材を、その幅方向中央を通紙位置基準に合わせて搬送するように設定されている画像形成装置であって、
給紙部と、
装置で通紙保証している最小幅寸法の記録材をその幅方向中央を前記通紙位置基準に合わせて搬送した場合の通過領域である最小サイズ記録材通過領域の内側に設けられており、前記給紙部から給紙される記録材の先端を検知するためのトップセンサと、
前記トップセンサの信号に応じて画像の書き出しタイミングを調整し記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
記録材に形成された未定着トナー像を記録材に加熱定着する定着部材と、前記最小サイズ記録材通過領域の内側の前記定着部材の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記最小サイズ記録材通過領域の外側の前記定着部材の温度を検知する第2の温度検知手段と、を有する定着部と、
前記第1の温度検知手段の検知温度が設定温度を維持するように前記定着部材へ供給する電力を制御する制御部と、
を有する画像形成装置において、
記録材を検知するための記録材検知手段が前記通紙位置基準を境に前記第2の温度検知手段が設けられた領域とは反対側の領域であって前記最小サイズ記録材通過領域の外側に設けられており、
前記トップセンサと前記記録材検知手段が設けられた位置を通過した記録材を前記定着部で定着処理する最中に前記第2の温度検知手段の検知温度が上昇する場合、または、前記トップセンサが設けられた位置は通過するが前記記録材検知手段が設けられた位置は通過しない記録材を前記定着部で定着処理する最中に前記第2の温度検知手段の検知温度が上昇しない場合、前記定着部材の非通紙領域の温度が許容温度以下になるように、前記定着部材の温度制御を行う、または記録材の搬送を制御することを特徴とする。
上記の画像形成装置構成によれば、記録材が片寄せ通紙されても、片寄せ通紙が検知されて対応制御されるので、定着手段に熱損を生じる事態の発生を防止できる。
(1)画像形成装置例
図1は本実施例における画像形成装置Aの概略構成図である。この画像形成装置Aは、電子写真プロセスを用いたカラーレーザープリンタである。このプリンタAにはパーソナルコンピュータやイメージリーダ等の不図示のホスト装置に接続してある。プリンタAはそのホスト装置から入力する画像情報をハードコピーとしてプリントアウトする。
Y・M・C・Bkはそれぞれイエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの色トナー画像を形成する4つの画像形成部であり、下から上に順にタンデム配列してある。各画像形成部は、それぞれ、像担持体である感光ドラム1、帯電手段2、現像手段3等を有している。
感光ドラム1に露光を行うことにより静電潜像を形成する光学系4が各画像形成部に対応して設けられている。光学系としては、レーザーダイオードやポリゴンミラー等を含むレーザー走査露光光学系を用いている。
各画像形成部において、帯電手段2により一様に帯電された感光ドラム1に対して光学系4より画像データに基づいたレーザー走査露光がなされる。これにより、感光ドラム表面に走査露光画像パターンに対応した静電潜像が形成される。
それらの静電潜像が現像手段3によりトナー画像として現像される。すなわち、イエローの画像形成部Yの感光ドラム1にはイエロートナー画像が形成される。マゼンタの画像形成部Mの感光ドラム1にはマゼンタトナー画像が形成される。シアンの画像形成部Cの感光ドラム1にはシアントナー画像が形成される。ブラックの画像形成部Kの感光ドラム1にはブラックトナー画像が形成される。
各画像形成部の感光ドラム1上に形成された上記の色トナー画像は各感光ドラム1の回転と同期して、略等速で回転する中間転写体5上へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されて一次転写される。これにより中間転写体5上に未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。本実施例においては、中間転写体5として、エンドレスの中間転写ベルトを用いている。このベルト5を、駆動ローラ6、二次転写対向ローラ7、テンションローラ8の3本のローラに巻きかけて張架してあり、駆動ローラ6によって駆動される。
各画像形成部の感光ドラム1上からベルト5上へのトナー画像の一次転写手段としては、一次転写ローラ9を用いている。一次転写ローラ9に対して不図示のバイアス電源よりトナーと逆極性の一次転写バイアスを印加する。これにより、各画像形成部の感光ドラム1上からベルト5に対してトナー画像が一次転写される。
上記工程を、ベルト5の回転に同調して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対して行い、ベルト5上に、各色の一次転写トナー画像を順次重ねて形成していく。
一方、カセット給紙モードが選択されているときは、記録材カセット10内の記録材(記録媒体、シート材)Pが、給送ローラ16により一枚分離給送されて、レジストローラ12へ搬送される。そして、記録材Pはレジストローラ12により所定のタイミングで、二次転写対向ローラ7に巻きかけられているベルト5部分と二次転写ローラ13との圧接部である二次転写ニップ部に搬送される。ベルト5上に形成された一次転写合成トナー画像は二次転写ニップ部において記録材P上に一括転写される。二次転写ローラ13には不図示のバイアス電源よりトナーと逆極性のバイアスが印加される。これにより、ベルト5上の一次転写合成トナー画像が記録材P上に静電転写される。
また、手差し給紙モードが選択されているときは、マルチトレイ14上に載置した記録材Pが給送ローラ11により一枚分離給送されて、レジストローラ12へ搬送される。そして、記録材Pはレジストローラ12により所定のタイミングで、二次転写ニップ部に搬送され、中間転写ベルト5上の一次転写合成トナー画像の一括転写を受ける。
以上が記録材に画像を形成する像形成手段である。
二次転写ニップ部を通過した記録材Pはベルト5から曲率分離して、搬送装置16により定着装置(定着手段)17へ搬送される。定着装置17は記録材P上のトナー画像を加圧、加熱溶融して固着画像として記録材面に定着する。そして定着処理を受けた記録材Pがフルカラープリントとして排紙パス18を通って排紙トレイ19上に排出される。
S1はトレイ14における記録材Pの有無を検知する記録材有無センサ(第2の記録材検知手段)である。このセンサS1はトレイ14の先端側で給紙ローラ16の手前側において通紙位置基準寄りに位置させて配設してある。幅の広い記録材(大サイズ記録材)も幅の狭い記録材(小サイズ記録材)もトレイ14上に通紙位置基準で正しく載置セットされることで、該センサS1により記録材有りの検知がなされる。このセンサS1による記録材有無検知情報がDCコントローラ34に入力する。手差し給紙が選択されている場合において、DCコントローラ34はこのセンサS1によりトレイ14上の記録材Pの有無を確認し、有りの場合は給紙操作を許可し、無しの場合はプリント動作を禁止して記録材無しの警告を表示部(不図示)に表示する。
S2は記録材Pの片側寄せを検知するための片寄せ検知センサ(第1の記録材検知手段)であり、レジストローラ12の記録材入口側に配設してある。
S3は画像書き出しタイミングを検知するためのトップセンサであり、レジストローラ12の記録材出口側に配設してある。DCコントローラ34(図4)はトップセンサS3から入力する記録材先端検知信号に基づいて、各画像形成部Y・M・C・Bkにおける感光ドラム1に対する画像書き出しタイミングを制御する。
(2)定着装置17
図2は定着装置17の要部の拡大横断面模型図である。図3はさらにその部分的拡大図である。本実施例の定着装置17は特開平4−44075号公報等に記載の加圧部材駆動式・フィルム加熱方式の加熱装置である。
ここで、以下の説明において、長手方向とは、記録材搬送路面内において記録材搬送方向に直交する方向に並行な方向である。また短手方向とは記録材搬送方向に並行な方向である。また記録材に関して、幅方向または幅とは記録材搬送方向に直交する方向、またはその方向の記録材寸法である。
21は加熱部材としてのヒータユニット、22は加圧部材としての弾性加圧ローラである。ヒータユニット21と加圧ローラ22はその長手方向(図面に垂直方向)の両端部側を装置フレーム(不図示)の手前側と奥側の側板間に保持させて、上下に並行に配列して、かつ圧接させて定着ニップ部Nを形成させている。
ヒータユニット21において、23は横断面略半円形樋型のフィルムガイド部材であり、PPS、液晶ポリマー等の耐熱樹脂成形部材である。このガイド部材23は図面に垂直方向を長手とする横長部材であり、その下面に長手に沿って設けた溝部に加熱体24を嵌入させて保持させてある。本実施例における加熱体24の構成等については後に詳述する。25はガイド部材23の内側に配設した横断面逆U字形の補強板金(ステイ)である。26は円筒状の定着フィルムであり、上記のガイド部材23と、加熱体24と、補強板金25のアセンブリに対してルーズに外嵌させてある。本実施例におけるフィルム26は、金属層を基層とし、弾性層を形成した、全体に可撓性を有するものである。具体的には、円筒形金属スリーブの外周表面に、シリコンゴム層、さらに離型層としてPTEFE・PFAなどから成るフッ素樹脂層が形成されたものである。
加圧ローラ22は、アルミ・鉄等からなる芯金22aに、シリコンゴム・フッ素ゴム等からなる弾性層22bを形成したものである。この加圧ローラ22は、芯金22aの長手両端部を装置フレームの手前側と奥側の側板間に軸受部材を介して回転可能に支持させてある。
そして、ヒータユニット21と加圧ローラ22を加圧ローラ2の弾性層22bの弾性に抗して不図示の加圧手段により加圧状態にする。これにより、加熱体24と加圧ローラ22とをフィルム26を挟んで圧接させて加熱加圧定着に必要な所定幅のニップ部Nを形成させてある。補強板金25は加圧力によるガイド部材23や加熱体24の変形を防止している。
加圧ローラ22は駆動手段Mにより記録材搬送方向である矢印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される(加圧部材駆動式)。この加圧ローラ22の回転駆動に伴い、該加圧ローラ22とフィルム26の外面とのニップ部Nにおける摩擦力でフィルム26に回転力が作用する。これにより、フィルム26がガイド部材23の外回りをニップ部Nにおいてフィルム内面が加熱体24の下向き面に密着して摺動しながら矢印の時計方向に従動回転する。フィルム26の内面とガイド部材23との間には摺動グリス(不図示)が塗布されており、フィルム26の摺動性を保っている。また、ガイド部材23によりフィルム26の回転安定性が保たれる。
上記のように、加圧ローラ22の回転駆動によるフィルム26の回転がなされる。また後述するように加熱体24に対する通電により該加熱体24が昇温して所定の目標温度に温調される。この状態において、ニップ部Nのフィルム26と加圧ローラ22との間に未定着トナー画像tを担持した記録材Pが導入される。そして、記録材Pはトナー画像担持面がフィルム26の外面に密着してフィルム26と一緒にニップ部Nを通過する。これにより、加熱体24の熱がフィルム26を介して記録材Pに付与され未定着トナー画像tが記録材Pの面に加熱加圧定着される。定着ニップ部Nを通った記録材Pはフィルム6の面から曲率分離して排出搬送される。
本実施例において上記の加熱体24はセラミックヒータを用いている。図4は用いたヒータ24の概略構成図である。
このヒータ24は、記録材Pの搬送路面において記録材搬送方向と直交する方向を長手とする横長の基板(絶縁基板)aを有する。この基板aはアルミナ・窒化アルミニウム・炭化ケイ素等の高絶縁性のセラミックスでできている。
基板aの表面側には通電発熱体(発熱抵抗体)bを有する。この通電発熱体bは、材料ペーストを、基板aの長手に沿ってスクリーン印刷等により、例えば、厚み10μm程度、幅1〜5mm程度の線状もしくは細帯状に塗工し、焼成して形成したものである。通電発熱体bは例えばAg/Pd(銀パラジウム:銀合金)、RuO、TaN等である。
通電発熱体bの長手方向両端部には、電気的に導通させて設けた、Ag/Pt(銀・白金)等で形成された電極部cを有する。
また、通電発熱体面を電気的に絶縁し、フィルム26との摺擦に耐えることが可能な薄層のガラスコートやフッ素樹脂コート等の絶縁保護層dを有する。
そして、基板aの裏面側には、通紙部サーミスタTH1(第1の温度検知手段)、端部サーミスタTH2(第2の温度検知手段)、サーモスイッチTH−SW(安全装置)をそれぞれ接触させて配置している。
上記のヒータ24は絶縁保護層dを設けた側が表面側であり、絶縁保護層dの面にフィルム26の内面が摺動する。このヒータ24を、ガイド部材23の下面に長手に沿って形成したヒータ嵌め込み溝部内にヒータ表面側を外側にして嵌め込んで耐熱性接着剤で接着して保持させてある(図3)。
31は給電用コネクタであり、ガイド部材23に固定支持させたヒータ24の電極部cの部分に嵌着され、電極部cにそれぞれコネクタ31側の電気接点が接触状態になる。32は商用電源(AC)、33はトライアック、34は制御回路(制御手段)であるDCコントローラである。ヒータ24は、商用電源32から、トライアック33を介して電極部cに給電されることで通電発熱体bの発熱で迅速急峻に昇温する。
通紙部サーミスタTH1は、ヒータ24の通紙部の温度を検知する。端部サーミスタTH2は、ヒータ24の端部の温度を検知する。その各サーミスタTH1・TH2の検知温度情報がDCコントローラ34へ入力する。DCコントローラ34は、通紙部サーミスタTH1から入力するヒータ検知温度が設定定着温度(本例では180℃)に維持されるようにトライアック33を制御する。すなわち、商用電源32から通電発熱体bへの通電を制御(電力供給制御)する。
サーモスイッチTH−SWはヒータ24の通電発熱体bに対する給電路(ACライン)に直列に介入させてある。本例において該サーモスイッチの作動温度は250℃である。ヒータ24が熱暴走して250℃以上に過熱すると該サーモスイッチが作動して、通電発熱体bに対する給電を遮断する。
(3)マルチトレイ14からの記録材Pの片寄せ通紙対策
[第1の実施形態]
図5は本発明の第1の実施形態における、通紙部サーミスタTH1、端部サーミスタTH2、サーモスイッチTH−SW、記録材有無センサS1、片寄せ検知センサS2、の5要素の配設位置と、推奨される記録材の搬送領域との関係を表す上面模式図である。
図6は本発明の第1の実施形態を適用した画像形成装置の記録材を推奨される通紙域からずらして搬送させた場合の第1の例における上記5要素と搬送領域との関係をあらわした図である。
図7は第1の実施形態を適用した画像形成装置の記録材を推奨される通紙域からずらして搬送させた場合の第2の例における上記5要素と搬送領域との関係をあらわした図である。
15Lと15Rはトレイ14上に配設した左右一対の給紙ガイド(サイド規制板)である。この給紙ガイド15L・15Rはトレイ14上において左右に並行にスライド移動操作可能である。すなわち、給紙ガイド15L・15Rは不図示の同期移動機構により、中央通紙基準から等距離位置に移動するようになっていて、一方の給紙ガイドを左右に移動させると、それに連動して他方の給紙ガイドも逆方向に移動する。これにより、該両給紙ガイド15L・15Rの間隔をセンタ基準で広狭調節することができる。給紙ガイド15L・15R間の間隔を広げた状態にしてその間のトレイ上に記録材Pを載置し、給紙ガイド15L・15Rを記録材Pの幅に合わせて寄せ移動する。これにより、記録材Pの左右の側面が給紙ガイド15L・15Rの内面間に規制されて記録材Pがトレイ14上に幅中心が、画像形成装置の記録材通紙位置基準(中央通紙基準線(仮想線))Oに一致した状態になってセットされる。
本画像形成装置の通紙は一点鎖線の中心線Oで示す通紙位置を基準とする中央通紙基準である。内側の二点鎖線は通紙保証を行う紙サイズの内、2L1で示す最小幅寸法の記録材の両端通過位置を表している。外側の二点鎖線は通紙保証を行う記録材サイズの内、2L2で示す最大幅寸法の記録材の両端通過位置を表している。
記録材有無センサS1と、トップセンサS3と、通紙部サーミスタTH1は、最小幅位置2L1内の画像印字面左側領域L1Lに配置される。
サーモスイッチTH−SWは、最小幅位置2L1内の画像印字面右側領域L1Rに配置される。
片寄せ検知センサS2は、最大幅位置2L2内の画像印字面左側領域L2Lであって、かつ最小幅位置2L1の外側領域に配置される。
端部サーミスタTH2は、最大幅位置2L2内の画像印字面右側領域L2Rであって、かつ最小幅位置2L1の外側領域に配置される。
更に、片寄せ検知センサS2は通紙位置基準OからL5の位置に、端部サーミスタTH2は通紙位置基準OからL4の位置に置かれ、L4≒L5、または、L4≦L5の関係となるように配置されている。
すなわち、本実施形態である中央通紙基準Oの画像形成装置において、幅サイズが通紙保証範囲内の記録材Pは、図5のように、トレイ14の給紙口に適正に配置されていれば、最小幅位置2L1をカバーして通過することになる。この場合、記録材Pの先後端は、定着装置17の上流側に位置するトップセンサS3により検知される。かつヒータ24の記録材通紙域における温度が通紙部サーミスタTH1により検知される。また、サーモスイッチTU−SWはヒータ24の記録材通紙域に接する事になる。
また、幅の狭い記録材、例えば最小幅位置2L1の幅の記録材が通紙されたとしても、端部サーミスタTH2がヒータ24の端部温度(非通紙部温度)を検知することが可能となる。そして、DCコントローラ34は、端部サーミスタTH2により非通紙部温度を検知してその温度が許容内に納まるように定着装置17の温度制御する。あるいは、記録材の搬送間隔を変えるという制御をする。その結果、定着装置17が熱的損傷を受けることを回避することができる。
図6は、本実施の形態の画像形成装置において、トレイ14上の左右の給紙ガイド15L・15Rを通紙しようとする記録材Pの幅より大きく開いた状態にしている。そして、オペレーターが記録材Pを右の給紙ガイド15Rに寄せた状態にして、すなわち画像印字面右側に寄せた状態で給紙させた場合の記録材通紙域と各センサとの位置関係を表した図である。
この場合、記録材Pは記録材有無センサS1を動作させる位置にあるため給紙され、端部サーミスタTH2は通紙領域L3にかかっているため端部サーミスタTH2とは逆側端部(本例では左側)の非通紙部の昇温を検知することができない。
しかしながら、片側寄せ検知センサS2が通紙領域L3よりも外側にあり、このセンサS2が通紙された記録材を検知しない。
DCコントローラ34は、記録材Pが給紙されたのち、片側寄せ検知センサS2から記録材検知信号が入力しないこと、端部サーミスタTH2から非通紙部昇温検知信号が入力しないこと、から記録材Pが右片側寄せ通紙されていると判別する。この場合、DCコントローラ34は、定着装置17が熱的損傷を受けないようにヒータ24の温度制御をする。あるいは、以後の記録材の送り出しを停止する等、記録材の搬送を制御する。DCコントローラ34は、表示部(不図示)にその旨の表示をする。
また、記録材Pが右の給紙ガイド15Rから記録材有無センサS1までの距離L6よりも小さい幅サイズの場合、トレイ14上の記録材有無センサS1を記録材Pが動作させることができない。そのため、DCコントローラ34は記録材無しを検知し、物理的に給紙することが不可能となる。
その結果、定着装置17がダメージを受けることを回避できる。
また、図7は本実施の形態の画像形成装置において、トレイ14上の左右の給紙ガイド15L・15Rを通紙しようとする記録材Pの幅より大きく開いた状態にしている。そして、オペレーターが記録材Pを左の給紙ガイド15Lに寄せた状態にして、すなわち画像印字面左側に寄せた状態で給紙させた場合の記録材通紙域と各センサとの位置関係を表した図である。
この場合、記録材Pは記録材有無センサS1を動作させる位置にあるため給紙され、片側寄せ検知センサS2も記録材Pを検知する。端部サーミスタTH2が通紙領域L7の外に位置するため、端部サーミスタTH2がヒータ24の端部昇温を検知する。
DCコントローラ34は、記録材Pが給紙されたのち、片側寄せ検知センサS2から記録材検知信号が入力すること、端部サーミスタTH2から非通紙部昇温検知信号が入力すること、から記録材Pが左片側寄せ通紙されていると判別する。この場合、DCコントローラ34は、定着装置17が熱的損傷を受けないようにヒータ24の温度制御をする。あるいは、以後の記録材の送り出しを停止する等、記録材の搬送を制御する。DCコントローラ34は、表示部にその旨の表示をする。
また、本実施形態では、トレイ14上の記録材有無センサS1、記録材Pの片側寄せを検知するための片側寄せ検知センサS2、通紙部サーミスタTH1は、画像印字面左側に配置され、端部サーミスタTH2は画像印字面右側に配置されている。しかし、記録材有無センサS1、片側寄せ検知センサ68、通紙部サーミスタTH1の3要素と、端部サーミスタTH2が、それぞれ逆側にありさえすればよい。上記3要素が画像印字面右側に、端部サーミスタTH2が画像印字面左側に配置されていたとしても、本発明の効果は同じである。
しかしながら、画像印字面左側を基準に文字を書くアラビア圏において、本構成のほうが、信頼性に関しては有利である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態にかかる最も特徴的な、第1および第2の記録材検知手段、第1および第2の温度検知手段、安全装置の5要素の構成について説明する。
図8、図9は本発明の第2の実施形態における記録材の端部を検知する記録材端部検知センサの動作原理を表す図である。図10は本発明の第2の実施形態を適用した画像形成装置の記録材を推奨される通紙域からずらして搬送させた場合の第1の例における上記5要素と搬送領域との関係をあらわした図である。図11は第2の実施形態を適用した画像形成装置の記録材を推奨される通紙域からずらして搬送させた場合の第2の例における上記5要素と搬送領域との関係をあらわした図である。
図8において、73は記録材Pの端部を検知する記録材端部検知センサ(第1の記録材検知手段)である。このセンサ73は、発光素子74が発する光を受光する受光素子がライン上に配列され、受光素子が受けた光量によって、記録材の幅方向端部、および記録材幅を検知している。
例えば、記録材Pの幅方向端部が図8の位置に在るとすると、記録材端部検知センサ73は検知した光量highと光量lowから閾値V1を演算して記録材端部位置L8を検知する。
同様に、記録材Pの幅寸法が図9のようであるとすると、記録材端部検知センサ73は演算した閾値V2より記録材端部L9と記録材幅L10を検知する。
図10、図11において、Oは本画像形成装置の通紙位置を基準とする中央通紙基準である。記録材有無センサS1(第2の記録材検知手段)、トップセンサS3、通紙部サーミスタTH1(第1の温度検知手段)、端部サーミスタTH2(第2の温度検知手段)、サーモスイッチTH−SW(安全装置)の配置関係は、第1の実施形態のものと同じである。
記録材端検知センサ73は、最小幅位置2L1内の画像印字面左側領域L1Lの内側の領域から、最大幅位置2L2内の画像印字面左側領域L2Lの外側の領域まで横断する状態で配置されている。
幅サイズが通紙保証範囲内の記録材Pは、トレイ14の給紙口に適正に配置されていれば、少なくとも最小幅位置2L1を通過することになる。この場合、記録材Pの先後端は、定着装置17の上流側に位置するトップセンサS3により検知される。かつヒータ24の記録材通紙域における温度が通紙部サーミスタTH1により検知される。また、サーモスイッチTU−SWはヒータ24の記録材通紙域に接する事になる。
また、幅の狭い記録材、例えば最小幅位置2L1の幅の記録材が通紙されたとしても、端部サーミスタTH2がヒータ24の端部の温度を検知することが可能となる。そして、DCコントローラ34は、端部サーミスタTH2により非通紙部温度を検知してその温度が許容内に納まるように定着装置17の温度制御する。あるいは、記録材の搬送間隔を変えるという制御をする。その結果、定着装置17が熱的損傷を受けることを回避することができる。
図10は、本実施の形態の画像形成装置において、トレイ14上の左右の給紙ガイド15L・15Rを通紙しようとする記録材Pの幅より大きく開いた状態にしている。そして、オペレーターが記録材Pを右の給紙ガイド15Rに寄せた状態にして、すなわち画像印字面右側に寄せた状態で給紙させた場合の記録材通紙域と各センサとの位置関係を表した図である。
この場合、記録材Pは記録材有無センサS1を動作させる位置にあるため給紙され、端部サーミスタTH2は通紙領域L3にかかっているため端部サーミスタTH2とは逆側端部(本例では左側)の非通紙部の昇温を検知することができない。
しかしながら、記録材端検知センサ73が記録材端位置を検知できることで、片側寄せや通紙された記録材が幅狭紙であることを検知することが出来る。
DCコントローラ34は、記録材Pが給紙されたのち、記録材端検知センサ73からの上記の入力信号と、端部サーミスタTH2から非通紙部昇温検知信号が入力しないこと、から記録材Pが右片側寄せ通紙されていると判別する。この場合、DCコントローラ34は、定着装置17が熱的損傷を受けないようにヒータ24の温度制御をする。あるいは、以後の記録材の送り出しを停止する等、記録材の搬送を制御する。DCコントローラ34は、表示部にその旨の表示をする。
また、記録材Pが右の給紙ガイド15Rから記録材有無センサS1までの距離L6よりも小さい幅サイズの場合、トレイ14上の記録材有無センサS1を記録材Pが動作させることができない。そのため、DCコントローラ34は記録材無しを検知し、物理的に給紙することが不可能となる。
その結果、定着装置17がダメージを受けることを回避できる。
また、図11は本実施の形態の画像形成装置において、トレイ14上の左右の給紙ガイド15L・15Rを通紙しようとする記録材Pの幅より大きく開いた状態にしている。そして、オペレーターが記録材Pを左の給紙ガイド15Lに寄せた状態にして、すなわち画像印字面左側に寄せた状態で給紙させた場合の記録材通紙域と各センサとの位置関係を表した図である。
この場合、記録材Pは記録材有無センサS1を動作させる位置にあるため給紙され、記録材端部検知センサ73も記録材Pを検知する。端部サーミスタTH2が通紙領域L7の外に位置するため、端部サーミスタTH2がヒータ24の端部昇温を検知する。
DCコントローラ34は、記録材Pが給紙されたのち、記録材端検知センサ73からの入力信号と、端部サーミスタTH2から非通紙部昇温検知信号が入力すること、から記録材Pが左片側寄せ通紙されていると判別する。この場合、DCコントローラ34は、定着装置17が熱的損傷を受けないようにヒータ24の温度制御をする。あるいは、以後の記録材の送り出しを停止する等、記録材の搬送を制御する。DCコントローラ34は、表示部にその旨の表示をする。
また、本実施形態も、第1の実施形態と同様に、記録材有無センサS1、記録材端検知センサ73、通紙部サーミスタTH1の3要素と、端部サーミスタTH2がそれぞれ逆側にありさえすればよい。上記3要素が画像印字面右側に、端部サーミスタTH2が画像印字面左側に配置されていたとしても、本発明の効果は同じである。しかし、画像印字面左側を基準に文字を書くアラビア圏において、本構成のほうが、信頼性に関しては有利である。
定着装置(定着手段)は、実施例のフィルム加熱方式に限られない。ヒートローラ方式の装置であってもよい。電磁誘導加熱方式の装置であってもよい。
記録材に対する像形成手段は、転写式の電子写真手段に限られない。直接方式の電子写真手段であってもよい。転写方式または直接方式の静電記録手段や磁気記録手段などであってもよい。
本発明の実施例に係るカラー画像形成装置本体全体の概略断面図である。 本発明の実施例に係る画像形成装置の定着装置の概略断面図である。 その部分的拡大図である。 加熱体としてのセラミックヒータの構成説明図である。 本発明の第1の実施形態例に係る画像形成装置の通紙領域と、温度検知手段、安全装置、片側寄せ検知手段、記録材有無検知手段の位置関係を表す上面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る片側寄せ通紙した場合の第1の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態例に係る片側寄せ通紙した場合の第2の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態例に係る画像形成装置における記録材端部検知センサの原理図を示す図である。 本発明の第2の実施形態例に係る画像形成装置における記録材幅検知センサの原理図を示す図である。 本発明の第2の実施形態例に係る片側寄せ通紙した場合の第1の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態例に係る片側寄せ通紙した場合の第2の例を示す図である。
符号の説明
A・・画像形成装置、14・・マルチトレイ、15L・15R・・マルチトレイサイド規制板、16・・給紙ローラ、S1・・マルチトレイ記録材有無センサ(第2の記録材検知手段)、S2・・片側寄せ検知センサ(第1の記録材検知手段)、S3・・トップセンサ、17・・定着装置(定着手段)、21・・ヒータユニット、22・・加圧ローラ、23・・フィルムガイド、24・・加熱体(ヒータ)、25・・フィルムガイド補強板金、26・・定着フィルム、TH1・・通紙部サーミスタ(第1の温度検知手段)、TH2・・端部サーミスタ(第2の温度検知手段)、TH−SW・・サーモスイッチ(安全装置)、73・・記録材端部検知センサまたは記録材幅検知センサ(第1の記録材検知手段)、74・・記録材端部検知センサ発光部、75・・記録材端部検知センサ受光部

Claims (3)

  1. 記録材を、その幅方向中央を通紙位置基準に合わせて搬送するように設定されている画像形成装置であって、
    給紙部と、
    装置で通紙保証している最小幅寸法の記録材をその幅方向中央を前記通紙位置基準に合わせて搬送した場合の通過領域である最小サイズ記録材通過領域の内側に設けられており、前記給紙部から給紙される記録材の先端を検知するためのトップセンサと、
    前記トップセンサの信号に応じて画像の書き出しタイミングを調整し記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    記録材に形成された未定着トナー像を記録材に加熱定着する定着部材と、前記最小サイズ記録材通過領域の内側の前記定着部材の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記最小サイズ記録材通過領域の外側の前記定着部材の温度を検知する第2の温度検知手段と、を有する定着部と、
    前記第1の温度検知手段の検知温度が設定温度を維持するように前記定着部材へ供給する電力を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置において、
    記録材を検知するための記録材検知手段が前記通紙位置基準を境に前記第2の温度検知手段が設けられた領域とは反対側の領域であって前記最小サイズ記録材通過領域の外側に設けられており、
    前記トップセンサと前記記録材検知手段が設けられた位置を通過した記録材を前記定着部で定着処理する最中に前記第2の温度検知手段の検知温度が上昇する場合、または、前記トップセンサが設けられた位置は通過するが前記記録材検知手段が設けられた位置は通過しない記録材を前記定着部で定着処理する最中に前記第2の温度検知手段の検知温度が上昇しない場合、前記定着部材の非通紙領域の温度が許容温度以下になるように、前記定着部材の温度制御を行う、または記録材の搬送を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録材検知手段はラインセンサであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着部材は、定着フィルムと、前記定着フィルムに接触するセラミックヒータと、前記定着フィルムを介して前記セラミックヒータと共に定着ニップ部を形成する加圧ローラと、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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