JP4684106B2 - 結合された磁石による発電 - Google Patents

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Description

本発明は、磁石の移動による発電に関する。
導電性のコイルを通過して磁石を移動させると、コイルの中に電流を生じさせる起電力が誘導される。この磁石が往復運動されると、コイルの中の電流の方向はそれぞれの連続的な移動によって反転し、AC(交流)電流が生じる。
1又は複数のコイルを通過して磁石を往復運動させることを利用する発電システムは、複数のものが考案されてきている。例えば、米国特許第4,260,901号では、水のかたまりにおける波動運動により浮きを上下に動かし、それによって、その経路の両端に固定された1対のコイルの間を磁石を往復運動させている。米国特許第5,347,186号では、希土酸化物の磁石とコイルとを、相互に対して往復運動するように配置している。磁石を固定してコイルを磁石に対して波動作用のように上下方向に移動させる、コイルを固定して空気の圧力によって磁石をコイルに対して移動させる、コイルの筐体をジョギングをする人の身体に装着させるなどして揺らせる又は振動させコイルに対して磁石を往復運動させることなどが可能である。この米国特許の図10Aには、1対の磁石を磁極が相互に対向するように、傾斜したブイ(浮標)の振り子アームの対向する側面に接続して、ブイが垂直方向にあるときにはコイルがそれぞれの磁石を超えて位置するように配置されている。ブイを前後に傾斜させる波動作用に応答して、アームは、ブイに対してピボット運動することにより、交互に対向しているコイルの中に磁石が出入りして、コイルの中に電流が生じることになる。この場合、それぞれの磁石は、対応するただ1つのコイルを通過する。
米国特許第5,818,132号では、移動する磁石は、少なくとも2つの相互に離間したコイルのそれぞれを通過する双方向のリニア(直線状)又はほぼリニアな移動に制限され、これは、長寿命のフラッシュライト、アラーム・システム、従来型の電源が使用できない場所に配置された通信装置、歩行又は走行の間に靴の踵にかかる力など比較的高出力で反復的な力などを提供する。この米国特許の図11Bは、米国特許第5,347,186号の図10Aと類似しており、これらの特許の発明者は同じである。この米国特許の図15には、移動する3つの磁石が管の中に吊り下げられており、相互に及び端部の磁石に対して極性が逆に配置され、複数のコイルが、管の外側に沿って離間して配置されている。ている。コイルは、それぞれが、コイルの出力を組み合わせてネットのDC(直流)出力を生じる1対の出力を有している。磁石は相互に接続されておらず、その反対の極性によって離間するように維持されている。
一般に、電気信号は、コイルの内部で磁場が変化する(コイルの軸に対して垂直に)ことに応答して生じる。伝統的な往復型の磁気発電機は効率が悪いのであるが、本発明の発明者らが認識しているその理由は、磁場の最大の勾配(グレイディアント)が磁石の端部近くに位置し、磁石の中央には僅かに小さな勾配しか存在しないか、又は、勾配が全く存在せず、従って、磁石がコイルを通過してもコイルの比較的小さな部分でしか有意的な発電が生じないからである。更に、任意の与えられた時刻においてほとんど又は全く勾配を有しないコイルの部分は、依然として、コイル全体のオーミック損失には寄与するのである。このようにして、コイルに対して磁石を移動させることに費やされるエネルギの多くは、有用な電気的出力を生じない。
本発明は、移動する磁石のエネルギのより多くの部分が電気的出力に変換されることを可能にする新規な発電システム及び方法を提供することを目的とする。この目的は、相互に離間した複数の磁石を少なくとも1つのコイルに対して、そして好ましくは複数のコイルに対して、共に移動するように制限することにより、交互に増減を繰り返す磁場が確立されコイルの中に電気信号を生じさせることによって、達成される。
ある特定の実施例では、共通の軸に沿った長さと間隔が実質的に等しく同数である磁石とコイルとが、用いられる。磁石が相互に磁性が対向する方向に向いていて同様の磁場を生じる場合には、軸に平行な磁場の成分は、磁石がコイルに対して移動する際に、連続する磁石の間の位置では相互に打ち消しあい、大きな磁場微分(magnetic field differentials)を生じ、結果的に高電圧の出力を生じる。ここのコイルからの出力が合成されて正味(ネット)の発電機の出力が生じる。
磁石は、往復運動する直線状の(リニアな)運動など、様々なタイプの運動をするように配列することができる。磁石と関連する支持構造との間に超低摩擦の境界を提供するためには、静摩擦係数が0.01未満であり粘度が10センチポアズ未満の磁性流体やそれ以外の潤滑剤を用いることができる。
この発電機は、電池充電器、セルラ電話(携帯電話)、環境センサ、信号送信機、フラッシュライトなど、様々なタイプの動作システムに給電するために用いることができる。この動作システムは、電池によって動作するものであり、発電機が電池を充電するか、又は、発電機によってリアルタイムで動作されることも可能である。
本発明の以上の及びそれ以外の特徴は、当業者には、以下の詳細な説明を添付の図面を参照して読むことによって、明らかになるはずである。
従来型の永久磁石2が図1に図解されており、N極及びS極はそれぞれN及びSとして示されている。この磁石は、磁石の外部にありそれぞれの極に隣接する領域4及び6において最大密度を有する磁場を生じ、その様子は、図1の磁力線で示されている。磁石の軸と平行に磁石が移動する線形(リニア)発電機を用いて発電を行うためには、磁場の作用部分は、磁石の軸に平行な成分である。
図2a−2eは、図3と共に、磁石12がその中を通過するコイル10において電気信号が生じる様子を図解している。コイル回路が閉じているときには、磁石がその中を通過すると、コイルに電圧が誘導され電流が生じる。誘導された電圧はコイルを通過する軸方向における磁束全体の変化率に比例し、軸方向の磁束の全体はその方向の磁場とコイルが占める面積とをコイルの長さにわたって積分することによって計算できる。
図2aでは、磁石12は、コイル10の左側の外部であって、その磁場の最も右側がコイルにちょうど入る位置にある様子が示されている。これは、磁石がコイルを通過する際のコイルにおける電圧をトレースしている図3における領域14に対応する。この地点では、電圧は、ほんの僅かに生じているか、又は、まったく生じていない。
図2bでは、磁石は右方向に移動しているが、まだこの位置では一部がコイルの外側にある。磁石がこの位置まで移動するにつれて、コイル内部における軸方向のネット(正味)の磁束ベクトルは電圧を誘導するように変化し、誘導される電圧は磁束の増加速度が最大になる位置で最大値をとる(図3の16)。その後では、磁石が右方向への移動を続けて図2cに示されたコイルの中央位置に至ると、磁石の対向する両端でのコイル内の磁束の変化率が相互に打ち消しあうため、生じた電圧は降下してゼロになる(図3の18)。磁石が右方向への移動を続け、図2dに図解されているように磁石が一部がコイルの内部にあり一部がコイルの右側外部に出ている位置に至ると、生じる電圧は負の値である最小値20まで降下する。この位置は、磁束の変化率の最大値に対応するが、ベクトルの向きは、図2bに示されている位置の場合とは逆である。最後に、磁石がコイルからその右側に出て図2eに示されている位置まで移動を続けると、磁束が完全にコイルから取り除かれた時点で、生じる電圧はゼロに戻る(図3の22)。
このタイプのリニア発電機からの出力電力Pは、Vを誘導電圧、Rをコイルの抵抗値として、P=V/Rという関係式に従う。しかし、ここで説明した発電機は、比較的効率が悪い。その理由は、磁束において有意の軸方向の微分を生じない磁石の断面の上にあるコイルの部分が、誘導電圧への寄与は十分でないにもかかわらず、コイルのオーミック損失には依然として寄与するからであり、また、磁石のこの断面を移動させるのと、有意の磁束微分を有する同じ重さの別の断面を移動させるのと、同じ電力入力が必要になるからである。
出願人らは、複数の磁石を相互に結合し、それらの磁石を複数のコイルの中を通過してタンデム(縦方向)に移動させ、磁石の移動と平行な時間に関するネットの磁束微分を増加させることによって、この問題に対処する。この新規なアプローチの1つの実現例が、図4a−4cに図解されている。この例では、単純化のために、2つの磁石と2つのコイルだけが示されている。主たる制約条件は空間的な制限であるが、通常は、より多くを用いるのが望ましい。図4aには、それぞれの長さが図2a−2eでの1つの磁石12の半分である1対の磁石24a及び24bが、2つのコイル26a及び26bを通過して移動し始める様子が示されている。ここで、コイル26a及び26bは、それぞれ、図2a−2eにおける1つのコイル10と比較すると、巻数及び長さが半分である。磁石24a及び24bは、その対向する両端にこれら2つの磁石が接着されている非磁性的なロッド(棒)28などを用いて相互に固定されている。ただし、多くのこれ以外の機械的な結合を用いることができる。磁石とコイルとは、好ましくは、長さが等しく、等しいギャップによって分離されている。望むのであれば、長さと分離の間隔とは等しくないことも可能であるが、その場合には、ここのコイルの出力が加算されそれらの誘導電圧が相互に同相でなければ、全体的な出力が低下する。
2つの磁石24a及び24bは、分極矢印30a及び30bによって指示されているように、N極が右側端部でS極が左側端部と、分極方向が同じである様子が示されている。図4aでは、磁石がコイル26a及び26bの左側にあってちょうど電圧が誘導され始める位置が示され、図4bでは、2つの磁石がコイルに対して整列した中央の位置にある様子が示され、図4cでは、2つの磁石が共にコイルの右側外部にあり生じた電圧がゼロにある位置が示されている。
図5には、離間した状態で結合され分極方向が同じ5つの磁石が1つのコイルを通過した場合にそのコイルに誘導される電圧が示されている。図3をプロットする際には、直径が2.54cmで長さが2.79cmの単一のセラミック製磁石であって、その磁石における磁気の強さが約975ガウスである磁石が、直径が4.45cmのコイルと共に用いられ、図5のプロットを得るためには、それぞれが同様の磁石と1つの同様のコイルとが用いられ、連続する磁石の間のギャップは2.54cmであった。極性の向きが同じである5つの磁石が、グラフの下側にある5つの箱32で概念的に示されており、それぞれの磁気分極矢印34は同じ方向を向いている。
結合された5つの磁石は、コイルを通過する際に、5つの正の及び5つの負の交代するピーク電圧を生じ、端部の電圧36及び38の絶対値は図3で得られたピークに相当し、中間にある複数のピークはより小さな絶対値を有している。
磁石の中の1つがコイルを超えて移動した場合でも、コイルの中に残る磁束の存在のために、全体の電力出力は抑制されると考えられる。これは、同じ分極ベクトルを有する連続的な磁石の結果であり、よって、磁石の間の軸に沿った方向では、1つの磁石のS極端部に入る磁束は、次の磁石のN極を出る磁束と同じ方向を有する。これら2つの磁石からの軸に平行な磁束成分はこの領域では加法的であるから、これらの磁石の間の軸に沿って非ゼロの磁束が生じ、これが、磁石がコイルを通過する際の全体の磁束微分を減少させ、従って、誘導されうる電圧を制限する。
この制限は、連続する磁石を相互に磁気的に逆の、分極の対向する方向に向けることによる本発明の別の実施例に従って克服される。そのようなシステムが図6a−6cに図解されているが、今回も2つの磁石及び2つのコイルだけの単純化された態様で示されている。これらの図での磁石40a及び40bは、図4a−4cの磁石24a及び24bと類似しているが、極性を示す矢印42a及び42bが対向していることで示されているように、磁性の方向が対向している。上述した場合と同じく、2つの磁石は、その対向する端部で非磁気的なロッド44を用いて接着されていることにより、タンデム状に移動するように結合されている。図4a−4cのコイル26a及び26bに相当する1対のコイル46a及び46bが提供され、今回もやはり、長さと相互の間の間隔は磁石の場合と等しいことが好ましい。結合された磁石がコイルの一方から他方を通過しての順に移動する様子は、図6a−6cに示されている。
図7aは、図5のトレースを生成するのに用いられたのと同様の5磁石型のシステムを用いて生成された電圧のトレースであるが、これらの5つの磁石は、連続する分極ベクトル50の対向する向きで示される磁石のシンボル48が指示しているように、相互の磁性方向が連続的に対向するようになっている。磁性方向がすべて同じ方向にある場合に5つの正の電圧ピークと5つの負の電圧ピークとが得られるのとは異なり、3つの正の電圧ピークと3つの負の電圧ピークとだけが得られている。左右の端にある電圧ピーク52及び54は、その大きさが、図5の磁性方向が共通のシステムでの最大の端部電圧ピークに相当する。しかし、中間のピークは、図5の場合よりも小さくはなく、より高い電圧レベルを示している。これは、連続する磁石の間の軸方向の磁束が対向する分極のために実質的にゼロに「リセット」され、磁石の間に残存磁束が残る磁性方向が共通の場合よりも、磁石がコイルを通過する際により大きな磁束微分を生じるからであると考えられる。2つの端部のピーク52及び54は最初のコイルに入る先頭の磁石と最後のコイルを出る最終の磁石とに対応し、他方で、中間にある4つのピークは連続する5つの磁石の間の4つの磁束リセット位置の結果である。図7aのシステムに対する最大電圧の値は図3及び図5のシステムの最大電圧をわずかに超えるだけであるが、出力電力は、電圧の2乗に従うことの結果として、著しくより大きな出力電力が生じるのである。
図7bは、図7aと同じシステムに対して得られた電圧出力を示しているが、連続する磁石の間のギャップを半分の1.27cmまで縮小した場合である。更に高い電圧レベルとそれに対応してより大きな電力出力が得られた。
連続する磁石の磁性方向を対向するように配列することで追加的に得られる効果は、図7bと同じシステムであるが連続する2つの磁石56及び58の磁性方向の極性ベクトルが異なるのではなく同じになっている図8において、劇的に図解されている。図7bの場合に匹敵する結果が得られているが、中間のピーク60は2つの分極が共通の磁石の間の面積に対応し、著しく低い値になっている。
分極の極性を対向させ磁石の数をより多くしてタンデム状に移動させる結果として得られる効果が図9に示されている。図9では、相対的な電力出力が、様々なシステムに対する磁石の数の関数としてプロットされている。それぞれのシステムでは、図3、5、7a、7b及び8の場合と等しい数の磁石と同じタイプのコイルとを用いた。結果のいくつかは測定され(測定)、いくつかは計算された(計算)。図に示されているように、磁石及びコイルの間のギャップとしては1.27cm及び2.54cmの両方が分極が対向している磁石(逆)に対して用いられ、磁石の磁性方向が共通又は平行(平行)なシステムと、そして、更に、同じ数の磁石が共通の方向で相互の間にギャップがない態様で用いられる「シングル・スタック」の場合と比較されている。単一磁石及び単一コイルの電力出力を基準として用いて、約37及び33の相対的な電力出力が、5つの磁石を用いてギャップがそれぞれ1.27cm及び2.54cmであり分極方向が対向しているシステムに対して測定され、他方で、約57及び52の相対的な電力出力が同じシステムではあるがそれぞれ6つの磁石を用いたシステムについて計算された。このようにして、分極方向を対向させ多くの磁石及びコイルを追加したシステムでは、ハードウェアを追加した場合と比較してはるかに多く電力出力を増加させることが見いだされた。
本発明は、多くの応用例を有しており、静止したコイルに対して磁石を移動させる場合や、静止した磁石に対してコイルを移動させる場合や、又はその両方の場合に用いることができる。後者の場合の相互システムが、遠隔送信能力を有するバッテリ給電式の環境センサとして、図10に図解されている。1対の永久磁石62及び64がタンデム状に移動するように磁気ロッド66によって相互に結合され、磁石は磁性方向が相互に逆に向けられている。磁石は、非磁性支持構造68の中に配置され、中空の管の対向する両端に端部磁石70及び72が隣接する可動磁石62及び64のそれぞれとは軸方向の極が逆になるように図解されている。相互に面している移動及び端部磁石の端部は、同じ磁極であるから、移動磁石の運動エネルギは、それが端部磁石に近づくにつれて位置エネルギに変換され、端部磁石から反発されるにつれて運動エネルギに戻る。磁石は、好ましくは、磁性流体などの潤滑剤の助けを用いて管に沿って移動する。磁性流体とは、液体キャリアの中に分散された微細に分割された磁性又は磁化可能な粒子の分散状態である。磁性流体の準備に関係する特許の概要は、米国特許第6,056,889号において提供されている。
管状の包囲物(tube enclosure)の内部の磁性流体は、当然、磁石62及び64の極に引き寄せられそれぞれの磁石の端部の極の周囲にビーズ74、76及び78、80を形成する。これにより、水平方向からの管の傾斜や水平方向の管の移動に応答して磁石62及び64が管の中で自由に移動することを可能にする超低摩擦の潤滑剤が得られる。
典型的には銅である1対の導電性コイル82及び84が管の周囲に巻かれ、磁石62及び64と同じ距離だけ分離される。管に対する磁石の移動は、既に説明した通り、コイルに電流を生じさせる。結合された磁石62及び64は、端部磁石70及び72の間で左右に往復運動して、コイル82及び84においてAC(交流)電流を生じさせる。図10に図解されている実施例では、電流とコイル82及び84とは、それぞれ、ブリッジ整流器86及び88によって整流され、電池90及び92がそれぞれ充電される。これらの電池は相互に接続されて、温度、圧力、気体、放射線などの1又は複数の環境条件を感知することができる環境センサ94のための電源を提供する。遠隔位置でこのセンサを確立するには、送信機96を用いて感知された条件に関する情報を送信し、この送信機は電池90及び92によって給電され動作するように構成する。あるいは、電池90及び92を用いることなく、センサ94及び送信機96を、直接にコイル82及び84又はブリッジ回路86及び88の出力から直接にリアルタイムで動作するようにも構成できる。
本発明のセルラ電話、フラッシュライト、浮遊装置への応用例が図11、12及び13にそれぞれ示されている。図11は、人のシャツのポケットやベルトクリップに配置することができるセルラ電話98を示している。図10に図解されているような発電機/電池充電器100が、セルラ電話98の内部に配置され、電話機がユーザのシャツのポケットの中に立てられた状態で配置されているか又はベルトクリップに保持されているときに、ほぼ水平方向になっている。歩行したり食事をしたりという通常の活動によって電話機が僅かに移動することにより、発電機の内部の磁石が往復運動をして、電話機を動作させるための内部電池を充電する。
図12は、ハンドヘルド型のフラッシュライト(懐中電灯)へ本発明を応用する例を図解している。上述したように結合された磁石、コイル及び端部磁石を管に内部に配置して構成される発電機102が、フラッシュライトの筐体104の内部に提供され、電球106が、一端で電球接点108に保持され、ネジ式に取外して電球にアクセスすることができる透明板110を通して光を発する。既に述べた他の実施例の場合と同じように、発電機102は、ブリッジ回路112によって整流され電球接点108と回路により接続された電池114を充電するAC出力を与える。この場合にも、フラッシュライトのリアルタイムでの動作を望む場合には電池を取り除くことが可能であるし、本発明の任意の応用例で、AC信号から直接に動作させることを望むのであれば、ブリッジ回路を取り除くことも可能である。
波状の作用によって動作される発電機に本発明を応用する例が図13に示されている。このシステムは、緊急用の送信機、水中ケーブルのための中継局、又は、他の場合には入手不可能な電源が必要なそれ以外の海洋での応用例に給電する際に有用である。図解されている実施例では、発電機は、水118の上に浮遊している浮遊リング116の形態で提供されている。このリングは、管状でありタンデム状に移動するように相互に結合された複数の磁石120、122、124を包囲しており、連続的な磁石の極の方向は相互に対向するように向けられている。オプションとして端部磁石126及び128を設けることも可能であり、あるいは、可動磁石120、122、124がリングの内部を妨害なく自由に移動するように構成することも可能である。図面を単純化するためにコイルは図示されていないが、移動する磁石の経路に沿って配分され、長さ及び間隔は磁石の場合と等しいのが好ましい。関連する整流回路、電池及び動作システム(図示せず)も提供することが可能であり、関連の装置は、磁石の移動に応答して生じる電気信号によって動作する。このリングは、空中に保持されるように構成して風の作用によって動作させることも可能である。
本発明の発電機の物理的な構成に関しては、多くの異なる変更が可能である。例えば、図14は、結合された磁石がコイルの内部ではなくて外部に配置されている場合を示している。環状に構成された複数の磁石130、132、134が、非磁性的な支柱136によって結合され、対応するコイル138、140、142の上を移動する。コイルはその断面が示されている。コイルは、その上を磁石がスライドする非磁性的な主軸の内部に巻き、相互に接続して集積された出力を提供するように構成できる。
本発明のための好適な磁性流体の潤滑剤は、実質的に10センチポアズ(cp)未満であり、実際には2cp未満の粘度を有し、0.0008−0.0012の範囲にある極めて低い静摩擦係数を達成する。この及びそれ以外の適切な磁性流体の構成は、”Electrical Generator with Ferrofluid Gearings”と題する2002年2月19日に出願され本発明の譲受人であるイノベイティブ・テクノロジー・ライセンシング(Innovative Technology Licensing, LLC)に譲渡された同時継続中の米国出願10/078,724号において論じられている。この米国特許出願の内容は、本出願において、援用する。
この構成は、米国フェロテック社(Ferrotec Corporation)のEFH1ライト・ミネラル・オイル(EFH1 light mineral oil)磁性流体1に対して、イソパラフィン酸を2から4の割合で24時間の間攪拌した混合物で構成される。イソパラフィン酸の適切なソースは、エクソン・モービル・ケミカル社(Exxon Mobil Chemical Corp)のイソパー(Isopar)6及びイソパーM炭化水素流体である。希釈されていないEFH1磁性流体を用いて非常に低い摩擦を達成することもできるし、水ベースの磁性流体であり静摩擦係数が約0.01で粘性が約5cpであるフェロテック社のEMG805などの、静摩擦係数が約0.02までの他の磁性流体を用いることもできる。
本発明の複数の実施例を以上で示して説明したが、当業者であれば、多くの変更や別の実施例を想到することができる。従って、本発明は、冒頭の特許請求の範囲の記載によってのみ画定される。
従来型の永久磁石の平面図であり、関連する磁力線を図解している。 図2a、2b、2c、2d及び2eは、磁石がコイルの中を移動する際のシーケンシャルな段階を示す単純化された断面図である。 図2a−2eの磁石の移動から生じる電圧出力を図解するグラフである。 図4a、4b及び4cは、共通の磁気分極を伴い相互に結合され本発明により1対のコイルの中を移動する1対の磁石のシーケンシャルな移動を図解する断面図である。 図4a−4cの磁石の移動によって生じる電圧出力を図解するグラフである。 図6a、6b及び6cは、磁気的に反対に相互に結合され1対のコイルの中を移動する1対の磁石のシーケンシャルな移動を図解する断面図である。 図7a及び7bは、磁石とコイルとの間の2つの異なる間隔に対し、図6a−6cの磁石の移動によって生じる電圧出力を図解するグラフである。 共通の分極と磁気的反発とが混合しており対応する数のコイルの中を5つの磁石が移動することにより生じる電圧出力を図解するグラフである。 用いられる磁石の数の関数として、複数の異なる移動する磁石の構成によって生じる相対的な電力出力を図解するグラフである。 本発明による発電機によって給電される電池充電器を伴う環境センサ/送信機の回路図である。 本発明によって給電されるセルラ電話の分解図である。 本発明によって給電されるフラッシュライトの分解図である。 本発明によって給電される浮遊装置の分解図である。 本発明の別の実施例の断面図であり、磁石がコイルを包囲している。

Claims (13)

  1. 共通の軸に沿って配分された相互に離間した複数の導体(82、84)と、
    磁石の少なくとも一部は前記複数の導体の磁気的な近傍において移動可能であり、前記軸に沿って前記導体に対して共に移動するように互いに結合された相互に離間した複数の磁石(62、64)であって、交互に増減する磁場が前記導体において確立され、前記軸に沿った前記導体に対する前記磁石の移動は前記導体において電気的信号を生じさせる、相互に離間した複数の磁石と、
    を備えており、前記軸に沿って連続する磁石は相互に磁性が対向する方向に向けられており、前記磁石と導体は、等しい長さ及び等しい間隔を有し、前記磁石は前記軸と平行な連続する磁石からの前記磁場は前記磁石の間の位置では相互に打ち消しあうように配列されていることを特徴とする発電機。
  2. 請求項1記載の発電機において、前記導体はコイルを含むことを特徴とする発電機。
  3. 請求項2記載の発電機において、前記磁石と前記コイルとは同数であることを特徴とする発電機。
  4. 請求項3記載の発電機において、前記磁石と前記コイルとは前記軸に沿って実質的に等しい長さを有することを特徴とする発電機。
  5. 請求項1記載の発電機において、前記磁石のための支持構造(68)と、前記磁石と前記支持構造との間に低摩擦の潤滑剤を提供する磁性流体(74、76、78、80)とを更に備えていることを特徴とする発電機。
  6. 請求項1記載の発電機において、前記磁石のための支持構造(68)と、前記磁石と前記支持構造との間にあり0.01未満の静摩擦係数と10センチポアズ未満の粘性とを有
    する潤滑剤(74、76、78、80)と、を更に備えていることを特徴とする発電機。
  7. 請求項1記載の発電機において、前記導体はその電気信号が合成されるように接続されていることを特徴とする発電機。
  8. 請求項1記載の発電機において、前記電気信号によって給電されるように接続された動作システム(86、88、90、92)を更に備えていることを特徴とする発電機。
  9. 請求項8記載の発電機において、前記動作システムは電池で動作され、前記電池(90、92)は前記電気信号によって再充電されるように接続されていることを特徴とする発電機。
  10. 相互に離間した複数の導体コイル(82、84)の内部に相互に磁性が反対の方向に向けられた複数の磁石(62、64)を有する連続する磁場(8)を確立するステップと、
    前記磁場を前記コイルに対してタンデム方式に直線的な往復路に沿って交互に増減して前記コイルに電流を生じさせるステップと、
    を含み、
    前記磁石とコイルは、等しい長さ及び等しい間隔を有し、前記磁石は前記軸と平行な連続する磁石からの前記磁場は前記磁石の間の位置では相互に打ち消しあうよう配列されていることを特徴とする発電方法。
  11. 請求項10記載の方法において、前記磁場は非ゼロの値と実質的にゼロの値との間で交代することを特徴とする方法。
  12. 請求項10記載の方法において、前記電流を合成するステップを更に含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項10記載の方法において、前記電流を用いて動作システム(86、88、90、92)を給電するステップを更に含むことを特徴とする方法。
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